「ヒルダ (クロスアンジュ)」を編集中

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{{登場人物概要
 
{{登場人物概要
 
| タイトル = ヒルダ
 
| タイトル = ヒルダ
| 外国語表記 = [[外国語表記::Hilda]]<ref>[http://crossange.com/character/hilda/ CHARACTER]、クロスアンジュ 天使と竜の輪舞、2022年2月13日閲覧。</ref>
+
| 外国語表記 = [[外国語表記::Hilda]]
 
| 登場作品 = {{登場作品 (人物)|クロスアンジュ 天使と竜の輪舞}}
 
| 登場作品 = {{登場作品 (人物)|クロスアンジュ 天使と竜の輪舞}}
| 声優 = {{声優|田村ゆかり|SRW=Y}}
+
| 声優 = {{声優|田村ゆかり}}
| キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン|小野早香}}
+
| 本名 = ヒルデガルト・シュリーフォークト<ref>BD/DVD第3巻封入特典ブックレットでは「ヒルデガル'''ド'''」となっている。</ref>
| 初登場SRW = {{初登場SRW (人物)|スーパーロボット大戦V}}
+
| 種族 = 地球人(ノーマ)
| SRWでの分類 = [[パイロット]]
+
| 性別 = 女
}}
+
| 年齢 = 17歳
 
 
{{登場人物概要
 
| タイトル = プロフィール
 
| 本名 = [[本名::ヒルデガルト・シュリーフォークト]]<ref>第9話でのセリフより。BD/DVD第3巻封入特典ブックレットでは「ヒルデガル'''ド'''」となっている。</ref>
 
| 種族 = [[種族::地球人]](ノーマ)
 
| 性別 = [[別名::]]
 
| 年齢 = [[年齢::17]]歳
 
 
| 髪色 = 赤
 
| 髪色 = 赤
 
| 髪型 = ツーテール
 
| 髪型 = ツーテール
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| パーソナルカラー = 赤
 
| パーソナルカラー = 赤
 
| 出身 = エンデラント連合
 
| 出身 = エンデラント連合
| 所属 = {{所属 (人物)|アルゼナル}}
+
| 所属 = アルゼナル
| 役職 = パラメイル第一中隊突撃兵→第一中隊副隊長→第一中隊隊長代理→アルゼナル総司令→パラメイル隊戦闘員
+
| 役職 = パラメイル第一中隊突撃兵→第一中隊副隊長→第一中隊隊長代理
 +
| キャラクターデザイン = 小野早香
 
}}
 
}}
'''ヒルダ'''は『[[クロスアンジュ 天使と竜の輪舞]]』の登場人物。
 
  
 
== 概要 ==
 
== 概要 ==
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かつてはエンデラント連合で、ノーマでありながらも母親のインゲと共に幸せな日々を送っていたが、ノーマ管理法によってアルゼナルへと強制的に連行されてしまっている。しかし、母の事を諦めきれなかったヒルダは、必死に[[メイルライダー]]としての腕を磨いて生き延び、いずれアルゼナルを脱走して故郷に帰る機会を虎視眈々と狙っていた。
 
かつてはエンデラント連合で、ノーマでありながらも母親のインゲと共に幸せな日々を送っていたが、ノーマ管理法によってアルゼナルへと強制的に連行されてしまっている。しかし、母の事を諦めきれなかったヒルダは、必死に[[メイルライダー]]としての腕を磨いて生き延び、いずれアルゼナルを脱走して故郷に帰る機会を虎視眈々と狙っていた。
  
マーメイドフェスタの際、マナの能力が使える[[モモカ・荻野目|モモカ]]を強引に協力させ、自身と同じく事情を抱えていたアンジュと共にアルゼナルからの脱走を画策。一度は自身の目論見で命を落としかけた仕返しに見捨てられそうになるも、母親に会いたいという必死の願いを聞き届けたアンジュに助けられ、これを機に彼女と和解する。しかし、その先に待っていたのは残酷すぎる現実で、インゲは生まれてきた妹に自分と同じ名前を付けた上、自分の存在自体を無かった事にしようとしており、挙句の果てには「あんたなんて生まれて来なければよかった」と拒絶までされ、絶望のどん底に陥りながら検疫官達にリンチされた上で拘束され、アルゼナルに強制送還される。その時には完全に自暴自棄となり、ロザリーやクリスとの関係も破綻しかけていたが、それでも運命に屈しようとしなかったアンジュの姿に救われ、『世界をぶっ壊す』大業に最初に賛同する人物となった。
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マーメイドフェスタの際、マナの能力が使える[[モモカ・荻野目]]を強引に協力させ、自身と同じく事情を抱えていたアンジュと共にアルゼナルからの脱走を画策。一度は自身の目論見で命を落としかけた仕返しに見捨てられそうになるも、母親に会いたいという必死の願いを聞き届けたアンジュに助けられ、これを機に彼女と和解する。しかし、その先に待っていたのは残酷すぎる現実で、インゲは生まれてきた妹に自分と同じ名前を付けた上、自分の存在自体を無かった事にしようとしており、挙句の果てには「あんたなんて生まれて来なければよかった」と拒絶までされ、絶望のどん底に陥りながら検疫官達にリンチされた上で拘束され、アルゼナルに強制送還される。その時には完全に自暴自棄となり、ロザリーやクリスとの関係も破綻しかけていたが、それでも運命に屈しようとしなかったアンジュの姿に救われ、『世界をぶっ壊す』大業に最初に賛同する人物となった。
  
 
[[ミスルギ皇国]]によるアルゼナルの襲撃後は、残党勢力の中でも中核の一人となり、ロザリーやモモカと共に行動していた。アルゼナルの跡地でアンジュと再会するも、彼女に対しては本格的に惚れ込んでいる様子を見せ(後に『王子様』と評している)、行動を共にしていた[[タスク]]に対してもどこか対抗心にも似た嫉妬を抱いていた程。彼女が[[ドラゴン]]やノーマ達を使い捨てにしようとしたジルと決別してダイヤモンドローズ騎士団に連行されてしまった後、エンブリヲに依存しているかの様なジルの寝言を聞いてしまい、それを切っ掛けにかつてのリベルタス失敗の原因の発覚と、ジルの更迭処分が先代指令であるジャスミンの意向によって決定し、自身はジルに代わる司令官に就任。アンジュとの縁で接触してきた[[アウラの民]]の代表である[[サラマンディーネ]]との会見の末、ドラゴンと同盟を結ぶ事になり、無事にエンブリヲの元から生還したアンジュとも合流する。なお司令官の立場は「やっぱりあたしは鉄砲持って切り込む方が向いている」という理由からアンジュに譲っている。
 
[[ミスルギ皇国]]によるアルゼナルの襲撃後は、残党勢力の中でも中核の一人となり、ロザリーやモモカと共に行動していた。アルゼナルの跡地でアンジュと再会するも、彼女に対しては本格的に惚れ込んでいる様子を見せ(後に『王子様』と評している)、行動を共にしていた[[タスク]]に対してもどこか対抗心にも似た嫉妬を抱いていた程。彼女が[[ドラゴン]]やノーマ達を使い捨てにしようとしたジルと決別してダイヤモンドローズ騎士団に連行されてしまった後、エンブリヲに依存しているかの様なジルの寝言を聞いてしまい、それを切っ掛けにかつてのリベルタス失敗の原因の発覚と、ジルの更迭処分が先代指令であるジャスミンの意向によって決定し、自身はジルに代わる司令官に就任。アンジュとの縁で接触してきた[[アウラの民]]の代表である[[サラマンディーネ]]との会見の末、ドラゴンと同盟を結ぶ事になり、無事にエンブリヲの元から生還したアンジュとも合流する。なお司令官の立場は「やっぱりあたしは鉄砲持って切り込む方が向いている」という理由からアンジュに譲っている。
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== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
=== VXT三部作 ===
+
=== 単独作品 ===
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦V}}
+
;[[スーパーロボット大戦V]]
:初登場作品。第14話「血塗られた白き翼」より登場。担当声優の田村ゆかり氏は『[[第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ|第3次α]]』から11年ぶりのシリーズ出演。
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:初登場作品。第14話「血塗られた白き翼」より登場。担当声優の田村ゆかり氏は『[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]』から11年ぶりのシリーズ出演。
 
:その性格ゆえか他作品の人物にも容赦なく噛み付く描写が多いが、シナリオが進むにつれてそのような面は薄まり(逆に、[[アマノ・ヒカル|'''自分のアンジュへの感情に食いついてくる人物''']]が出てきたりするが)、アンジュへの絡みが徐々に増えていく。
 
:その性格ゆえか他作品の人物にも容赦なく噛み付く描写が多いが、シナリオが進むにつれてそのような面は薄まり(逆に、[[アマノ・ヒカル|'''自分のアンジュへの感情に食いついてくる人物''']]が出てきたりするが)、アンジュへの絡みが徐々に増えていく。
 
:原作前半にあったアンジュへの憎悪は控えめに演出されている一方、原作後半にあったアンジュへの憧れの気持ちが初期から出ているため、ちょっとツンデレっぽいキャラになっている。そしてアンジュへの告白は大胆にも'''他の仲間たちの前で行う'''。
 
:原作前半にあったアンジュへの憎悪は控えめに演出されている一方、原作後半にあったアンジュへの憧れの気持ちが初期から出ているため、ちょっとツンデレっぽいキャラになっている。そしてアンジュへの告白は大胆にも'''他の仲間たちの前で行う'''。
 
:脱走の件は経緯が大きくアレンジされており、原作と異なって[[モモカ・荻野目|モモカ]]を強引に協力させるのではなく、自分から普通に「あたしにも会いに行かなきゃいけない人がいる」という理由でアンジュとモモカの二人に協力を持ち掛けるというものになっている。
 
:脱走の件は経緯が大きくアレンジされており、原作と異なって[[モモカ・荻野目|モモカ]]を強引に協力させるのではなく、自分から普通に「あたしにも会いに行かなきゃいけない人がいる」という理由でアンジュとモモカの二人に協力を持ち掛けるというものになっている。
 
:能力的には後継機も含めて最強武器は格闘なので格闘、回避を養成すると良い。アタッカーやダッシュを付ければ切り込み役にもなれる。原作と違い[[アーキバス ヒルダ・カスタム]]が大破した直後に[[テオドーラ]]に乗り換えている。
 
:能力的には後継機も含めて最強武器は格闘なので格闘、回避を養成すると良い。アタッカーやダッシュを付ければ切り込み役にもなれる。原作と違い[[アーキバス ヒルダ・カスタム]]が大破した直後に[[テオドーラ]]に乗り換えている。
:エーストークでは[[ナイン]]に『愛』について問われた際に赤面したり口籠ったりしているが、周回プレイで最初からエースになっている場合でも'''14話終了の時点でこのパターンである'''。
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:エーストークでは[[ナイン]]に『愛』について問われた際に赤面したり口籠ったりしているが、周回プレイで最初からエースになっている場合でも'''14話終了時点でもこのパターンである'''。
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦X}}
 
:第14話創界山ルートにて参入。今作ではアンジュ達が脱走している間に、自身も母に会いに行くために脱走したことが語られる(結果は原作やVと同様に残酷なものに終わってしまっている)。
 
:それ故、他の第一中隊のメンバーと違い自軍メンバーとの交流を避けていたが、第19話でアンジュと打ち解けてからはその壁を取り払っている。
 
:また、今作ではサリア共々本名で呼ばれるシーンがある。
 
 
 
=== 単独作品 ===
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦X-Ω}}
 
:『クロスアンジュ』参戦時からNPCとして登場していたが、ユニットとしては2018年5月のイベント「翻弄される少女」の報酬にて初実装。本作では最初から[[テオドーラ]]に搭乗。
 
  
 
== パイロットステータス ==
 
== パイロットステータス ==
 
<!-- === [[能力]]値 === -->
 
<!-- === [[能力]]値 === -->
 
=== [[精神コマンド]] ===
 
=== [[精神コマンド]] ===
;[[スーパーロボット大戦V|V]]、[[スーパーロボット大戦X|X]]
+
;[[スーパーロボット大戦V|V]]
 
:'''[[不屈]]、[[必中]]、[[鉄壁]]、[[気合]]、[[友情]]、[[愛]]'''
 
:'''[[不屈]]、[[必中]]、[[鉄壁]]、[[気合]]、[[友情]]、[[愛]]'''
 
:見事にスーパー系のラインナップ。不屈と鉄壁はもしもの被弾に有難いが、乗機と噛み合わないのが残念。性別を超える友情の次に来るのはもちろん「愛」。[[アンジュ|誰]]に向けてのものかが気になる。
 
:見事にスーパー系のラインナップ。不屈と鉄壁はもしもの被弾に有難いが、乗機と噛み合わないのが残念。性別を超える友情の次に来るのはもちろん「愛」。[[アンジュ|誰]]に向けてのものかが気になる。
 
:余談だが、パラメイル第一中隊で「愛」を覚えるのはヒルダとアンジュのみ。理由は、原作を視聴した者ならば解ることだろう。
 
:余談だが、パラメイル第一中隊で「愛」を覚えるのはヒルダとアンジュのみ。理由は、原作を視聴した者ならば解ることだろう。
;[[スーパーロボット大戦X-Ω|X-Ω]]
 
:'''[[必中]]、[[鉄壁]]、[[愛]]'''
 
:;パイロットパーツ装備時
 
::'''[[不屈]]、[[絆]]+、[[魂]]'''
 
  
=== [[特殊スキル]] ===
+
=== [[特殊技能]](特殊スキル) ===
;[[スーパーロボット大戦V|V]]、[[スーパーロボット大戦X|X]]
+
;[[スーパーロボット大戦V|V]]
 
:'''[[メイルライダー]]、[[底力]]L7、[[闘争心]]L1、[[ガード]]L2'''
 
:'''[[メイルライダー]]、[[底力]]L7、[[闘争心]]L1、[[ガード]]L2'''
 
:精神コマンドと相まって、見事に[[スーパー系]]なラインナップ。メインで使うなら乗機に合わせて早めのエースボーナス取得か[[見切り]]くらいは付けたいところ。
 
:精神コマンドと相まって、見事に[[スーパー系]]なラインナップ。メインで使うなら乗機に合わせて早めのエースボーナス取得か[[見切り]]くらいは付けたいところ。
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=== [[エースボーナス]] ===
 
=== [[エースボーナス]] ===
 
;出撃時の気力+10、最終命中率+10%、最終回避率+10%。
 
;出撃時の気力+10、最終命中率+10%、最終回避率+10%。
:『[[スーパーロボット大戦V|V]]』『[[スーパーロボット大戦X|X]]』で採用。「鉄砲持って切り込む方が向いてる」という言葉通り、最初からガンガン切り込んでいけるようになる。エース共通の気力上昇ボーナス、[[闘争心]]と合わせて、[[開幕]]の時点で気力が高いので、[[気力限界突破]]を覚えさせて気力の上限値を引き上げると良いだろう。
+
:『[[スーパーロボット大戦V|V]]』で採用。「鉄砲持って切り込む方が向いてる」という言葉通り、最初からガンガン切り込んでいけるようになる。
  
 
== 人間関係 ==
 
== 人間関係 ==
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;[[アンジュ]]
 
;[[アンジュ]]
 
:来たばかりの彼女の挙動から「痛姫(いたひめ)」と名付ける。アンジュが頭角を現してきた事から敵視し様々な嫌がらせを画策するなど犬猿の仲になるが、その後とある事件を切っ掛けに距離を一気に縮める。結果的に戦友であり親友であり悪友でもある間柄に。
 
:来たばかりの彼女の挙動から「痛姫(いたひめ)」と名付ける。アンジュが頭角を現してきた事から敵視し様々な嫌がらせを画策するなど犬猿の仲になるが、その後とある事件を切っ掛けに距離を一気に縮める。結果的に戦友であり親友であり悪友でもある間柄に。
:絶望を味わった間柄だが、傷を舐め合ったり共依存になることなく自分で道を進んでいく。そして中盤以降はヒルダ自身がアンジュに本気で惚れ込んでいくようになる。アンジュもヒルダからの想い自体は満更でもないようで、少々大胆な愛情表現を交えたスキンシップを嫌がる様子もなく受け入れている。ヒルダ曰く、アンジュは絶望のどん底にいた自分を助けてくれた『王子様』とのこと。
+
:絶望を味わった間柄だが、傷を舐め合ったり共依存になることなく自分で道を進んでいく。そして中盤以降はヒルダ自身がアンジュに本気で惚れ込んでいくようになる。ヒルダ曰く、アンジュは絶望のどん底にいた自分を助けてくれた『王子様』とのこと。
 
;[[サリア]]
 
;[[サリア]]
 
:部隊長。彼女の忠告を聞かず、対立する事が多い。だが次元の狭間での最終決戦では息の合ったコンビネーションでラグナメイルを撃墜している。
 
:部隊長。彼女の忠告を聞かず、対立する事が多い。だが次元の狭間での最終決戦では息の合ったコンビネーションでラグナメイルを撃墜している。
:イメージカラーや体格、性格などが鏡合わせの様に対照的なのも特徴。
 
 
;[[ヴィヴィアン]]
 
;[[ヴィヴィアン]]
:同僚。お互い、幼い頃に離れ離れになった母親がいるが再会した時のそれぞれの母親の反応は真逆であった(ヒルダは長年、母に会おうと願っていたのに拒絶される。一方、ヴィヴィアンは幼すぎたために母の記憶を忘れてしまい、会おうという気持ちはなかったが、思わぬ形で母と再会した際、感激の涙を流しながら抱きつかれた)。
+
:同僚。
 
;[[エルシャ]]
 
;[[エルシャ]]
 
:同僚。彼女から行動を咎められる事も多い。
 
:同僚。彼女から行動を咎められる事も多い。
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:当のヒルダはそれなりにゾーラに対して尊敬心こそ持っていたものの、彼女との関係はある目的のための打算に過ぎなかったため、内心好き好んではいなかった様子。
 
:当のヒルダはそれなりにゾーラに対して尊敬心こそ持っていたものの、彼女との関係はある目的のための打算に過ぎなかったため、内心好き好んではいなかった様子。
 
;[[タスク]]
 
;[[タスク]]
:アンジュを横取りしようとしている(と、ヒルダは思っている)ため、[[三角関係|目の敵にする]]がそこまで露骨な嫉妬をすることはない。同時にアンジュに相応しい男かどうか見定め、最終的には二人の仲をしっかり認めている(ただし、アンジュのことを諦めたわけではなく、タスクがアンジュの恋人として相応しくないと判断すればいつでも寝取る用意がある様子)。またジルとの対立でアンジュが再び離れた際は真っ先にタスクに協力を持ち掛ける(やや色仕掛けも入っていたが)などなんだかんだ関係は良好。
+
:アンジュを横取りしようとしている(と、ヒルダは思っている)ため、[[三角関係|目の敵にする]]がそこまで露骨な嫉妬をすることはない。同時にアンジュに相応しい男かどうか見定め、最終的には二人の仲をしっかり認めている。またジルとの対立でアンジュが再び離れた際は真っ先にタスクに協力を持ち掛ける(やや色仕掛けも入っていたが)などなんだかんだ関係は良好。
 
;[[ジル]]
 
;[[ジル]]
 
:上官。アルゼナル崩壊後も忠実に従っていたが、彼女とアンジュが対立したことで再びアンジュが離れた事、更に「エンブリヲ様」というジルの寝言を偶然聞いてしまったことで不信感を持つに至る(エンブリヲへの未練が残っていた、とヒルダは解釈している)。直後ジルが単身エンブリヲの元へ向かおうとした所を仲間と共に取り押さえたことで事実上決別。彼女の過去の過ちを聞かされた後、司令官の座を託される。
 
:上官。アルゼナル崩壊後も忠実に従っていたが、彼女とアンジュが対立したことで再びアンジュが離れた事、更に「エンブリヲ様」というジルの寝言を偶然聞いてしまったことで不信感を持つに至る(エンブリヲへの未練が残っていた、とヒルダは解釈している)。直後ジルが単身エンブリヲの元へ向かおうとした所を仲間と共に取り押さえたことで事実上決別。彼女の過去の過ちを聞かされた後、司令官の座を託される。
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;インゲ
 
;インゲ
 
:母親。ヒルダにとっては優しい母であり、ヒルダがノーマと発覚し検疫官によって連行された時も抵抗しており、母の存在はヒルダの心の支えの一つだった。
 
:母親。ヒルダにとっては優しい母であり、ヒルダがノーマと発覚し検疫官によって連行された時も抵抗しており、母の存在はヒルダの心の支えの一つだった。
:彼女に会うためアルゼナルを一度脱走したが、既にマナ人類の娘を産んでいた彼女から汚い言葉で拒絶され、心に深い傷を負うことになる。劇中に登場した母親たちの中では最もわが子に酷い振る舞いをしてしまっている。
+
:彼女に会うためアルゼナルを一度脱走したが、既にマナ人類の娘を産んでいた彼女から汚い言葉で拒絶され、心に深い傷を負うことになる。
:その後の去就は不明だが、恐らく娘共々世界の崩壊と運命を共にしたと思われる。
+
:世界が崩壊した後の去就は不明。
 
;ヒルダ(妹)
 
;ヒルダ(妹)
 
:血縁上の妹。ヒルダ本人と全く同じ名前で、彼女と違いマナ人類。ノーマである姉を見て怯えていた。
 
:血縁上の妹。ヒルダ本人と全く同じ名前で、彼女と違いマナ人類。ノーマである姉を見て怯えていた。
;[[サラマンディーネ]]
 
:物語後半にて、シンギュラーを潜って転移してきた彼女たちと同盟を結ぶ。ヒルダは'''ドラ姫'''と呼んでいる。
 
 
;[[エンブリヲ]]
 
;[[エンブリヲ]]
:原作では個人的に絡むことはないがヒルダは「クソみたいな男」と評している。
+
:原作では個人的に絡むことはないがヒルダは「クソみたいな男」と評している。『V』ではテオドーラに乗り換えた直後に交戦すると彼から誘惑されるが、構うことなく一蹴している。また交戦した際に特殊台詞からわかるようにエンブリヲの方もヒルダが自分になびかないことに苛立っている。
:『V』ではテオドーラに乗り換えた直後に交戦すると彼から誘惑されるが、構うことなく一蹴している。また交戦した際に特殊台詞からわかるようにエンブリヲの方もヒルダが自分になびかないことに苛立っている。
 
  
 
== 他作品との人間関係 ==
 
== 他作品との人間関係 ==
 
;[[シン・アスカ]]
 
;[[シン・アスカ]]
:『V』の序盤では彼に辛辣な言葉をぶつけることも多かったが、それでも彼は当初からヒルダに対し真摯に仲間として向き合い続けている。
+
:『V』の序盤では彼に辛辣な言葉をぶつけることも多かった。
 
;[[アマノ・ヒカル]]
 
;[[アマノ・ヒカル]]
 
:『V』では自身の'''アンジュに対する性別を越えた感情'''を彼女に強く反応されていた。
 
:『V』では自身の'''アンジュに対する性別を越えた感情'''を彼女に強く反応されていた。
 
;[[テンカワ・アキト]]
 
;[[テンカワ・アキト]]
:『V』では脱走後、母親に拒絶された後に原作通り警官に暴行を受けていたところを彼に助けられ、保護されており、その後にアンジュと共に営倉入りさせられた際、彼から諭されると共に励まされている。
+
:『V』では脱走後、母親に拒絶された後に原作通り警官に暴行を受けていたところを彼に助けられ、保護された。
 
;[[クルツ・ウェーバー]]、[[タカスギ・サブロウタ]]、[[叢雲総司]]
 
;[[クルツ・ウェーバー]]、[[タカスギ・サブロウタ]]、[[叢雲総司]]
:『V』の中盤、ヒルダの「心に決めた人がいる」という発言に真っ先に反応した彼らに「対象外だ」と一蹴している(ヒルダは「心に決めた人」とは言っても'''男とは一言も言っていない''')。
+
:『V』の中盤、ヒルダの「心に決めた人がいる」という発言に真っ先に反応した彼らに「対象外だ」と一蹴している。
:一方で、クルツが惑星フェルディナの崩壊から生還した際には、(フェルディナ崩壊前後の状況もあってか)タスク共々驚愕していた。
 
;[[松原いずみ]]
 
:『V』では、[[旋風寺裕次郎|裕次郎]]が主宰するパーティーに招待された時に、彼の大好物である納豆を彼女から勧められるが、変な匂いがするという理由で断っている。
 
;[[戦部ワタル]]
 
:『X』では序盤から彼の純粋さに毒気を抜かれかけており、ヒルダも彼には比較的素直な態度で接している。
 
;[[ネーナ・トリニティ]]
 
:『X-Ω』のイベント「翻弄される少女」では当初は彼女がタスクに気があると思い、自身がアンジュと結ばれたいがために彼女とタスクの仲を後押ししようと持ち掛けており、彼女にもアンジュへの想いを気付かれている。
 
;[[アナ・メダイユ]]
 
:『X-Ω』のイベント「未練を振り切って」では彼女の優しさと母性に魅了される事に。
 
  
 
== 名台詞 ==
 
== 名台詞 ==
 
=== 1~7話 ===
 
=== 1~7話 ===
 
この時点ではひたすらにキツイ言動が多く目立つ。
 
この時点ではひたすらにキツイ言動が多く目立つ。
;「身の程を弁えな、イタ姫様…!」
 
:第2話より。アンジュと顔を合わせた際に「これ、全部ノーマなんですか」とモノ扱いされた事に対して、アンジュの足を踏みつけながら放った一言。これ以降ヒルダはアンジュの事を'''「痛姫」'''と呼ぶようになる。
 
:このように、二人のファーストコンタクトは最悪の印象で始まった。
 
 
;「おや、これはこれはイタ姫様」<br />「あら…あれだけなんでも出来ちゃうお方が好き嫌い?」
 
;「おや、これはこれはイタ姫様」<br />「あら…あれだけなんでも出来ちゃうお方が好き嫌い?」
:同上。食堂にて昼食に手を付けていないアンジュに対して嫌味を浴びせる。
+
:第2話より。食堂にて昼食に手を付けていないアンジュに対して嫌味を浴びせる。これ以降ヒルダはアンジュの事を'''「痛姫」'''と呼ぶようになる。
 
;「イタ姫様、ひとつ忠告しといたげる。ここはもうアンタが居た世界じゃない」<br />「はやく気が付かないと…死ぬよ?」
 
;「イタ姫様、ひとつ忠告しといたげる。ここはもうアンタが居た世界じゃない」<br />「はやく気が付かないと…死ぬよ?」
:同上。排他的な態度を取り続けるアンジュに対して。ヒルダの忠告した通りに自らの立場を自覚しなかったアンジュは取り返しのつかない事態を招くことになる。
+
:同上。侮蔑的な態度を取り続けるアンジュに対して。ヒルダの忠告した通りに自らの立場を自覚しなかったアンジュは取り返しのつかない事態を招くことになる。
;「ゾーラァァァッ!!」
 
:第3話より。恐怖に駆られるあまり、ゾーラのアーキバスに組み付くアンジュのグレイブ。身動きが取れないゾーラ機に迫るドラゴンに気が付き叫ぶも、すでに遅く…
 
:『V』での凍結バレットのカットインはこのシーンが元になっている。
 
 
;「…痛すぎだよ、アンタ…!」
 
;「…痛すぎだよ、アンタ…!」
:同上。負傷し運ばれてきた[[アンジュ]]が[[ゾーラ]]を死に追いやった事でクリスから罵倒された際にアンジュが'''「ノーマは人ではありません」'''と呟いた事で明確に敵視。彼女の肩にかかと落としを見舞った。
+
:第3話より。負傷し運ばれてきた[[アンジュ]]が[[ゾーラ]]を死に追いやった事でクリスから罵倒された際にアンジュが'''「ノーマは人間ではありません」'''と呟いた事で明確に敵視。彼女の腹部にかかと落としを見舞った。
 
;「…好きだったよ、ゾーラ…」
 
;「…好きだったよ、ゾーラ…」
 
:第4話より。買い取ったゾーラの部屋にて、彼女の形見である義眼を海に投げ捨てる。
 
:第4話より。買い取ったゾーラの部屋にて、彼女の形見である義眼を海に投げ捨てる。
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;「…ママ…ひどいよ……」
 
;「…ママ…ひどいよ……」
 
:同上。土下座しながら帰るよう懇願した母親を見て、呆然と呟いた。
 
:同上。土下座しながら帰るよう懇願した母親を見て、呆然と呟いた。
:これまでの経緯を考えるとこのような台詞が出て当然である。直後激昂したインゲから「'''あんたなんか生まれて来なければよかったのよ!'''」と罵声を浴びせられ心に深い傷を負ってしまう。
+
:これまでの経緯を考えるとこのような台詞が出て当然である。直後激昂したインゲから「'''あんたなんか生まれて来なければよかったのよ!'''」と罵声を浴びせられ心に深い傷を負ってしまう…ヒルダはふらふらとその場から立ち去るが、玄関先でこらえきれなくなり、慟哭した…。
:ヒルダはふらふらとその場から立ち去るが、玄関先でこらえきれなくなり、慟哭した…。
 
 
;「[[シルヴィア・斑鳩・ミスルギ|妹]]に会えたかな…アンジュ…」
 
;「[[シルヴィア・斑鳩・ミスルギ|妹]]に会えたかな…アンジュ…」
 
:同上。アルゼナルを抜け出してまで逢いたかった母親に自身を否定され、更には通報を受けた警官数人に暴行を受けた際に絶望の中、呟いた言葉。
 
:同上。アルゼナルを抜け出してまで逢いたかった母親に自身を否定され、更には通報を受けた警官数人に暴行を受けた際に絶望の中、呟いた言葉。
:自分が絶望の中にいながら、他人の状況を心配している事から、彼女の根は極めて善良である事が分かる。
 
 
:一方、そのアンジュの方はヒルダと同じくらいに悲惨な目に遭っていた。
 
:一方、そのアンジュの方はヒルダと同じくらいに悲惨な目に遭っていた。
 
;「…50人にボコられた。全員、再起不能にしてやったけどね」<br />アンジュ「その割には、ずいぶんやられたのね」<br />「…るせぇ」
 
;「…50人にボコられた。全員、再起不能にしてやったけどね」<br />アンジュ「その割には、ずいぶんやられたのね」<br />「…るせぇ」
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;「へっ…気付くの遅っ! 思ってねえよ、最初から友達だなんて。うまくやっていくためにあんた達に合わせてやってただけだっての!」
 
;「へっ…気付くの遅っ! 思ってねえよ、最初から友達だなんて。うまくやっていくためにあんた達に合わせてやってただけだっての!」
 
:同上。回想シーンより。アルゼナルへと帰され反省房へ面会に来たロザリーとクリスに対して強がりを言う。「友達と思っていない」の部分は上記の8話の台詞と矛盾するので母に自身を否定されて自暴自棄になっており、母親を知らない2人には脱走に至った動機は説明しても理解できないと感じて自棄になって言ったのであろうが、この言葉が結果的にクリスとの溝を深めてしまう事となる。
 
:同上。回想シーンより。アルゼナルへと帰され反省房へ面会に来たロザリーとクリスに対して強がりを言う。「友達と思っていない」の部分は上記の8話の台詞と矛盾するので母に自身を否定されて自暴自棄になっており、母親を知らない2人には脱走に至った動機は説明しても理解できないと感じて自棄になって言ったのであろうが、この言葉が結果的にクリスとの溝を深めてしまう事となる。
;「あーあ…何にもなくなっちゃったなぁ…部屋も金も無い、生きてる理由もなーんにも無い…いっそ殺してくんないかなぁ」<br />アンジュ「ダメよ。…死ぬのはダメ」<br />「生きろって…?…ハハハッ!さすがは元皇女サマ!言う事が違うね!…こんなクソッタレのどん底なのに、まだ生きろってワケ?希望だけは捨てずにって、ねぇ!」<br />アンジュ「…臭うでしょ、死んだら。やめてよ、こんな狭い所で」<br />「…それだけ?」<br />アンジュ「それだけよ」<br />「…ハハッ、どこまで自己中なんだよクソッタレ!」
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;「あーあ…何にもなくなっちゃったなぁ…部屋も金も無い、生きてる理由もなーんにも無い…いっそ殺してくんねぇかなぁ」<br />アンジュ「ダメよ。…死ぬのはダメ」<br />「生きろって…?…ハハハッ!さすがは元皇女サマ!言う事が違うね!…こんなクソッタレのどん底なのに、まだ生きろってワケ?希望だけは捨てずにって、ねぇ!」<br />アンジュ「…臭うでしょ、死んだら。やめてよ、こんな狭い所で」<br />「…それだけ?」<br />アンジュ「それだけ」<br />「…ハハッ、どれだけ自己中なんだよクソッタレ!」
 
:同上。反省房内で自暴気味に寝転がるヒルダ。資産もすべて没収され、生きる気力を削がれ半ばやけっぱちになるが、アンジュから返ってきた答えに毒気を抜かれた様子を見せる。
 
:同上。反省房内で自暴気味に寝転がるヒルダ。資産もすべて没収され、生きる気力を削がれ半ばやけっぱちになるが、アンジュから返ってきた答えに毒気を抜かれた様子を見せる。
 
;「ハハッ…!いいねぇ。協力してやってもいいよ。あたしにもブッ壊したい物があるからね…!」
 
;「ハハッ…!いいねぇ。協力してやってもいいよ。あたしにもブッ壊したい物があるからね…!」
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;「人間たちには恨みも憎しみもある。反旗を翻すにはいい機会さ」
 
;「人間たちには恨みも憎しみもある。反旗を翻すにはいい機会さ」
 
:第13話。侵攻してきた[[神聖ミスルギ皇国]]を前に反抗作戦「リベルタス」を発動させたジルに乗じる。
 
:第13話。侵攻してきた[[神聖ミスルギ皇国]]を前に反抗作戦「リベルタス」を発動させたジルに乗じる。
;クリス「もう駄目だよ、私達、死ぬんだ…」<br />「死の第一中隊が、こんな事でくたばってたまるかってんだ!」<br />クリス「今さら隊長ヅラしないで!」<br />「はいはい…ッ!? 危ないッ!!」
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;「誰も死なないし、死なせない…! それが、あたしら第一中隊だろ…!?」
:同上。格納庫内にて、兵士達相手に銃撃戦を展開するヒルダ達。絶望的な状況に弱音を吐くクリスを鼓舞するが、クリスを狙う背後の狙撃兵に気付いたヒルダは…。
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:同上。銃撃戦の中、クリスを庇って。脱走以後ギクシャクしていたクリスとの仲が修復しかけたに見えたが…。
;「がっ…! くそったれぇぇぇーっ!!」<br />クリス「ヒルダ…どうして…?」<br />「誰も死なないし、死なせない…! それが、あたしら第一中隊でしょ…!?」
 
:同上。兵士の銃撃からクリスを庇い、倍返しとばかりに兵士をマシンガンで蜂の巣にする。
 
 
;「意気込みは解るけど…ガチ過ぎてちょっと引くわ」
 
;「意気込みは解るけど…ガチ過ぎてちょっと引くわ」
 
:第18話。アルゼナル脱出後、身の上など全てを話してノーマたちを引き連れていったジルを評して。事実、この時期のジルはエンブリヲと顔を合わせたためか、問題のある言動が多く見られていた。
 
:第18話。アルゼナル脱出後、身の上など全てを話してノーマたちを引き連れていったジルを評して。事実、この時期のジルはエンブリヲと顔を合わせたためか、問題のある言動が多く見られていた。
 
;「おかえり…アンジュ」
 
;「おかえり…アンジュ」
:同上。[[シャワーシーン|シャワー]]中にアンジュの帰還を祝して。…直前までセクハラめいた行動をやってはいたが(後述)。
+
:同上。[[入浴|シャワー]]中にアンジュの帰還を祝して。…直前までセクハラめいた行動をやってはいたが(後述)。
;「リベルタス…まだ終わってませんよ」<br />「アンジュを助けに行くべきです」
 
:第20話アバン。独房内でタスクを暴行するジルに対してアンジュの救出を進言するが、ジルには「奴はもう私の言う事など聞かん」と突っぱねられてしまう。
 
;「あたしに協力して、タスク。アンジュを助けに行きたい」<br />タスク「えぇっ?」<br />「うちの司令、なんかおかしくてさ…どうにも信用できないんだよ」<br />タスク「アレクトラが…?」
 
:第20話。独房に立ち入り、タスクに協力を持ちかける。前話ラストに偶然聞いてしまったジルのうわ言は、彼女の不信感を増大させるには十分であり、タスクもただならぬ気配を感じてそれに応じる。しかし最初に立ち入った際には…(後述)
 
 
;「あーら司令、お出かけ?気合入れておめかししちゃってさぁ」<br />「エンブリヲ様んとこにでも行くつもり?…聞いちゃったんだよね、司令が寝言でうなされてるところ。エンブリヲ様…ってさ」
 
;「あーら司令、お出かけ?気合入れておめかししちゃってさぁ」<br />「エンブリヲ様んとこにでも行くつもり?…聞いちゃったんだよね、司令が寝言でうなされてるところ。エンブリヲ様…ってさ」
:同上。[[アウローラ]]の隔壁が次々に閉鎖される中、パラメイル格納庫にライダースーツ姿のジルが現れる。しかしそこにはヒルダ[[ロザリー|達]][[ヴィヴィアン|4]][[タスク|人]]が待ち構えていた。
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:第20話。アウローラの隔壁が次々に閉鎖される中、パラメイル格納庫にライダースーツ姿のジルの姿があった。しかしそこにはヒルダ達4人が待ち構えていた。
:抱いた疑念を確かめてやると言わんばかりに皮肉を利かせてカマをかけるが、ジルからの返答は一発の銃弾であった。それを図星と捉えたヒルダはロザリー達と協力してジルを取り押さえにかかる。
+
:抱いた疑念を確かめてやると言わんばかりに皮肉を利かせてカマをかけるが、ジルからの返答は一発の銃弾であった。それを図星と捉えたヒルダはロザリー達と協力してジルを取り押さえる。
  
 
===21話以降===
 
===21話以降===
この辺りになると完全にアンジュに対してはデレており、強い信頼関係や愛情をうかがい知る事ができる。後半に進むにつれ迷走して行ったサリアとは対照的である。
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この辺りになると完全にアンジュに対してはデレており、強い信頼関係や愛情をうかがい知る事ができる。後半に行くにつれ迷走して行ったサリアとは対照的である。
 
;「それが今更何だって?」
 
;「それが今更何だって?」
 
:第21話。幼少期の些細な出来事を蒸し返したクリスに向けて。両者の間に明確な温度差があることが解る。
 
:第21話。幼少期の些細な出来事を蒸し返したクリスに向けて。両者の間に明確な温度差があることが解る。
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;「ザマァねぇな!自分から友達だって名乗る奴が、本当の友達な訳ねーだろ!騙されやがって、バカが!!」<br />「ぐだぐだ文句ばっか言いやがって!いい加減にしろ、この根暗ブス!」
 
;「ザマァねぇな!自分から友達だって名乗る奴が、本当の友達な訳ねーだろ!騙されやがって、バカが!!」<br />「ぐだぐだ文句ばっか言いやがって!いい加減にしろ、この根暗ブス!」
 
:第24話。エンブリヲに捨てられ自暴自棄になったクリスのテオドーラと鍔迫り合いながら罵倒交じりの説得をぶつける。言い方こそきついがやはりクリスを見捨てる気はないことがわかる。
 
:第24話。エンブリヲに捨てられ自暴自棄になったクリスのテオドーラと鍔迫り合いながら罵倒交じりの説得をぶつける。言い方こそきついがやはりクリスを見捨てる気はないことがわかる。
;「タスク、あんたがやりな」<br />「…悔しいけど、アンジュとはあんたが一番強く繋がってるんだ」
 
:最終話。「ラグナメイルは人の想いに応えてくれる」とアウラからの声が響く。それを受けたヒルダは、タスクにヴィルキスを託す。世界を、アンジュを救う「鍵」を。
 
;「そんな卑怯な男にコマされるアンジュじゃねえっての!」
 
:同上。「恥ずかしい男ですね」とエンブリヲを糾弾するサラマンディーネに追従して叫ぶ。機体こそ操られているが、ヒルダの心は折れていない。そして…
 
 
;「あたしも、クソみたいな男の思い通りにはならねえっ!!」
 
;「あたしも、クソみたいな男の思い通りにはならねえっ!!」
:同上。サリアの「もう誰の支配も受けない」という言葉を受けてヒルダも吼える。それに呼応するかのようにテオドーラのボディが紅く染まっていく。ヒルダの想いに応え、ミカエル・モードを発動させたテオドーラは、遂にエンブリヲのコントロールから解き放たれた。
+
:最終話。サリアの「もう誰の支配も受けない」という言葉を受けてヒルダも上記の台詞と共にテオドーラの真の力を引き出すことに成功する。
 
;「あたしは、あんたと一緒に行くよ。どこだってさ」
 
;「あたしは、あんたと一緒に行くよ。どこだってさ」
 
:同上。『ドラゴンも人間も関係ない、厳しくて当たり前の国を作る』というアンジュの考えに賛同しての台詞。戦いを乗り越えて大きく成長したヒルダもまた最愛のアンジュや生き残った仲間たちと本来の地球で生きていく決意を固めるのだった。
 
:同上。『ドラゴンも人間も関係ない、厳しくて当たり前の国を作る』というアンジュの考えに賛同しての台詞。戦いを乗り越えて大きく成長したヒルダもまた最愛のアンジュや生き残った仲間たちと本来の地球で生きていく決意を固めるのだった。
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;「…分かってねぇんだよ、サリアの奴」<br />「元ネタのプリティ・リリアンってのはさ、どんなに大変な事があっても逃げ出さず、輝く笑顔で、皆を笑顔にしていくんだ。そのパワーが眩しくて、悪のパワーは退散しちまうのさ」<br />エルシャ「ふぅん…詳しいのねぇ」<br />「ガキの頃、ママが漫画を読ませてくれたんだ…マナの使えないあたしの為にね…」
 
;「…分かってねぇんだよ、サリアの奴」<br />「元ネタのプリティ・リリアンってのはさ、どんなに大変な事があっても逃げ出さず、輝く笑顔で、皆を笑顔にしていくんだ。そのパワーが眩しくて、悪のパワーは退散しちまうのさ」<br />エルシャ「ふぅん…詳しいのねぇ」<br />「ガキの頃、ママが漫画を読ませてくれたんだ…マナの使えないあたしの為にね…」
 
:[[ドラマCD]]『プリティ・サリアン、危機一髪!』より。浴場にて「プリティ・サリアン、やるしかないのかしらね」と呟くエルシャに対して。
 
:[[ドラマCD]]『プリティ・サリアン、危機一髪!』より。浴場にて「プリティ・サリアン、やるしかないのかしらね」と呟くエルシャに対して。
:外の世界にいた故に本物を知っているヒルダと、伝聞でしか作品を知らないサリア…と、ここでも対照的な面が出てきている。
+
:本ドラマの時系列は明確ではないが、本編で起こるor起こったであろうヒルダへの出来事を考えると、どこか哀しい空気を感じるシーンである。
:本編にてサリアが「秘密の趣味」がバレ、ヒルダに笑われる光景を想像して震えていたが、それが杞憂であった事がこのシーンで分かる。
 
:…これから本編で起こるであろうヒルダへの出来事を考えると、どこか哀しい空気を感じるシーンである。
 
  
 
== 迷台詞 ==
 
== 迷台詞 ==
 
;「別料金だぞ、バカ姫!」
 
;「別料金だぞ、バカ姫!」
:第11話。ヴィルキスに乗り換えるためにサリアを無理やり放り出したアンジュに対して。自分が降りる時は「アンタらしい」とノっていたが、さすがに放り出されたサリアを受け取る羽目になった事には愚痴も言いたくなった様子。
+
:第11話。ヴィルキスに乗り換えるためにサリアを無理やり降ろしたアンジュに対して。自分が降りる時は「アンタらしい」と乗っていたが、さすがにサリアを降ろし、それを受け取る羽目になった事には愚痴も言いたくなった様子。
 
;「…お、アンジュと全然違う感触…」
 
;「…お、アンジュと全然違う感触…」
 
:同上、拾ったサリアがもたれかかってきた事に対して。その後サリアから「臭い」と感想を貰った。
 
:同上、拾ったサリアがもたれかかってきた事に対して。その後サリアから「臭い」と感想を貰った。
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;アンジュ「私太ってなんかないからね」<br />「ちょ、それに怒って大脱走したのかよ? まさかあたしまた出番無くなる? オイ、あたしも連れてけよ!」<br />アンジュ「太ったって言うからこうなるのよ。バーカバーカバーカ!」<br />「ヒルダ、泣いちゃう…」
 
;アンジュ「私太ってなんかないからね」<br />「ちょ、それに怒って大脱走したのかよ? まさかあたしまた出番無くなる? オイ、あたしも連れてけよ!」<br />アンジュ「太ったって言うからこうなるのよ。バーカバーカバーカ!」<br />「ヒルダ、泣いちゃう…」
 
:同話の予告。'''ごらんの有様である'''。出番がなくなってしまうから連れて行けと懇願するも、10話予告の意趣返しを喰らうのだった。
 
:同話の予告。'''ごらんの有様である'''。出番がなくなってしまうから連れて行けと懇願するも、10話予告の意趣返しを喰らうのだった。
;「ねぇ、出してあげようか?」<br />「その代わり、手伝ってほしい事があるんだ…アンジュとは、まだなんだろ?」<br />「上手くいったら、あたしがサせてやるからさ…」
+
;「アンジュの股間に顔突っ込みまくりって聞いたけど?」
:第20話より。タスクが収監されている独房に立ち入り、タスクに'''下着姿で迫りながら'''。二段目の後半からはタスクの顔を自分の胸にうずめながらの台詞であり、完全に色仕掛けである。
+
:第20話より。タスクが収監されている反省房の中にて、突然の事に戸惑うタスクに迫りながら。
;「アンジュの股間に顔突っ込みまくりって聞いたけど?」<br />タスク「そっ、それは誤解で!あれは事故で、俺はやましい事なんて何にも…」<br />「要はただのヘタレって事?」<br />「…アッハッハッハッハ!…ふぅん、アンジュの騎士か…」
 
:同上。しかしタスクは狼狽えながらも「俺はアンジュの騎士だ」と色仕掛けを突っぱねる。予想外の反応に虚を突かれるも三段目の台詞でバッサリ切り返す。
 
:タスクは身も蓋もない言われように項垂れてしまうも、ひとしきり笑い飛ばした後、ヒルダはタスクの一途さを認めるように笑みを浮かべて呟くのだった。そして…(前述)
 
  
== スパロボシリーズの名(迷)台詞 ==
+
== スパロボシリーズの名台詞 ==
 
=== 戦闘台詞 ===
 
=== 戦闘台詞 ===
;「クリス、ロザリー! あんたらの想いもぶつける!」
+
;「クリス、ロザリー!あんたらの想いもぶつける!」
 
:[[テオドーラ]]の能力開放使用時のセリフパターンの一つ。
 
:[[テオドーラ]]の能力開放使用時のセリフパターンの一つ。
 
=== 中断メッセージ ===
 
=== 中断メッセージ ===
 
;「プレイヤーのみんな、そういうわけで、あたし達は席を外すぜ」<br />「絶対に覗くんじゃねえぞ。ここからはあたしとアンジュの世界だからな」
 
;「プレイヤーのみんな、そういうわけで、あたし達は席を外すぜ」<br />「絶対に覗くんじゃねえぞ。ここからはあたしとアンジュの世界だからな」
:[[中断メッセージ]]'''「ヒルダとアンジュ(2)」'''より。アンジュに喧嘩を売るが、'''何か雰囲気がおかしい'''。
+
:『[[スーパーロボット大戦V|V]]』[[中断メッセージ]]'''「ヒルダとアンジュ(2)」'''より。アンジュに喧嘩を売るが、'''何か雰囲気がおかしい'''。
 
;「マジすげーじゃん! 3倍になったら、アンジュにも負けないくらい活躍できるぜ!」<br />「そしたらアンジュを守ってやって、アンジュもあたしを…。その後は二人で…」
 
;「マジすげーじゃん! 3倍になったら、アンジュにも負けないくらい活躍できるぜ!」<br />「そしたらアンジュを守ってやって、アンジュもあたしを…。その後は二人で…」
:同じく中断メッセージ'''「赤い女戦士」'''より。[[サラマンディーネ]]から[[シャア・アズナブル|赤は通常の]][[フル・フロンタル|3倍の力を出せる色]]と言われて。こちらも序盤の対立が嘘のようなデレデレっぷりである。
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:同じく『V』の中断メッセージ'''「赤い女戦士」'''より。[[サラマンディーネ]]から[[シャア・アズナブル|赤は通常の]][[フル・フロンタル|3倍の力を出せる色]]と言われて。こちらも序盤の対立が嘘のようなデレデレっぷりである。
:ところでいつの間に速度から性能に変わったのだろうか?ただ単に表現を変えただけか、[[トランザム|それとも…。]]
 
  
 
=== 本編 ===
 
=== 本編 ===
;「ハ! 笑わせてくれるよ、シン。あんた。[[アスラン・ザラ|アスラン]]や[[ソレスタルビーイング]]の連中と殺し合いをやってたって聞いたよ」<br />「あんただけじゃないよ。外の世界の連中は、事ある毎に戦争してたんだろ? そんな連中にあたし達のやる事をとやかく言われたくないね」
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;「ハ! 笑わせてくれるよ、シン。あんた。[[アスラン・ザラ|アスラン]]や[[ソレスタルビーイング]]の連中と殺し合いをやってたって聞いたよ」<br />「あんただけじゃないよ。外の世界の連中は、事ある毎に戦争してたんだろ? そんな連中にあたし達のやる事をとやかく言われたくないね」
:『V』第17話アンジュ捜索ルート「舞い降りる翼」より。アンジュと対立する様子に見かねた[[シン・アスカ|シン]]に「仲間だし、仲良くしたらどうだ?」と言われるが、彼がかつてアスランと対立していた事を指摘。これにはシンも口をつぐんでしまう。
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:『V』第17話アルゼナルルートより。
;「ば、馬鹿…! あんまり言うな!」
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:アンジュと対立する様子に見かねた[[シン・アスカ|シン]]に「仲間だし、仲良くしたらどうだ?」と言われるが、彼がかつてアスランと対立していた事を指摘。これにはシンも口をつぐんでしまう。
:『V』第30話西暦世界ルート「裏切りの故郷」より。アンジュから「お母さんに会えるといいね、ヒルダ」と言われて。一瞬だけ'''デレ顔'''になるのが印象深い。
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;「ば、馬鹿…! あんまり言うな!」
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:『V』第30話西暦世界ルートにて、アンジュから「お母さんに会えるといいね」と言われて。一瞬だけ'''デレ顔'''になるのが印象深い。
 
:だが、アンジュとヒルダを待っていたのはやはり原作同様にあまりにも残酷な結果だった…。
 
:だが、アンジュとヒルダを待っていたのはやはり原作同様にあまりにも残酷な結果だった…。
;「…だからって…一度言っちまった事はもう…取り消せねえよ…」
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;「だからって…一度言っちまった事はもう…取り消せねえよ…」
:同上。シナリオエンドデモより。原作同様反省房に入れられ自暴自棄となりロザリーとクリスに暴言を言ってしまった後、アキトから「お前の心は泣いている」と指摘されて。内心では後悔している事が伺える。
+
:同話エンドデモ。原作同様反省房に入れられ自暴自棄となりロザリーとクリスに暴言を言ってしまった後、アキトから「お前の心は泣いている」と指摘されて。内心では後悔している事が伺える。
;「クリス! 友達への好きとアンジュへの好きは別なんだよ!」
 
:『X』第36話「決戦、ミスルギ皇国」にてクリスの「だって二人共、あたしよりもアンジュの方が好きで…」という言葉への返し。……'''どういう意味かはお察しください'''。
 
:取り敢えず'''子供が知るには(色んな意味で)危険なモノ'''を知ろうとした[[戦部ワタル|ワタル]]に対してカレンが強い剣幕で遮ったのは確かだが。
 
;「駄目だ! みんな、見るな!!」
 
:『X』第44話対ドアクダー部隊ルート「真実の黙示録」より。'''エンブリヲに全裸にされたアンジュの姿を間に当たりにして'''。これは、ワタルや虎王に対する配慮も含まれた台詞と思われる。
 
;「要するに、こいつはゴキブリと同じでしぶとさが売りなんだよ!」
 
:『X』第46話「新たなる皇帝」に於けるアンジュとエンブリヲの[[戦闘前会話]]より。エンブリヲのしぶとさをこの言葉で酷評し、ヴィヴィアン、ロザリー、クリス、エルシャも同意している。
 
;「やるよ!ミス・エクスクロスになれば、あたしも胸を張って姫になれる!」
 
;「そうしたら、その場でアンジュにプロポーズだ!」
 
:『X』DLC「強く正しく美しく」より。ホープスから「月とスッポン」呼ばわりされて落ち込むが、セシリーの励ましで立ち直ることに成功。
 
:なお、優勝したらアンジュに告白するあたり、彼女に付けられたキャッチが「'''美しき百合の[[花]]'''」なのもある意味納得だが、それだけアンジュに対する想いが人一倍強いのも確か……であろう。
 
;「嬉しいだろ? こんな美人に囲まれて」
 
:で、ミス・エクスクロスを茶番だと評したホープスに対して(アマリが主人公の場合)。
 
:一見するとにこやかだが、上述の決意を踏み躙られたに等しいものなので、彼女がホープスに対してどれほどキレているのかは推して図るべし。
 
  
 
== 搭乗機体 ==
 
== 搭乗機体 ==

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