「ネーナ・トリニティ」を編集中
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− | + | == ネーナ・トリニティ(Nena Trinity) == | |
− | + | *[[登場作品]]:[[ガンダムシリーズ]] | |
− | + | **[[機動戦士ガンダム00]] | |
− | * | + | *[[声優]]:釘宮理恵 |
− | + | *種族:地球人(試験管ベビー) | |
− | + | *性別:女 | |
− | + | *[[年齢]]:17歳(1stシーズン)→22歳(2ndシーズン) | |
− | + | *身長:151cm(1st)→156cm(2nd) | |
− | + | *体重:42kg(1st)→44kg(2nd) | |
+ | *血液型:B型 | ||
+ | *髪色:赤 | ||
+ | *髪型:ツーサイドアップ(1st)→サイドテール(2nd) | ||
+ | *所属:[[ソレスタルビーイング]]([[チームトリニティ]])(1st)→王家(エージェント)(2nd)→[[イノベイター]] | ||
+ | *キャラクターデザイン:高河ゆん(原案)、千葉道徳 | ||
− | + | === 概要 === | |
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「[[チームトリニティ]]」に所属する[[ガンダムマイスター]]。トリニティ兄妹の長女(末っ子)で、[[ガンダムスローネドライ]]のパイロット。 | 「[[チームトリニティ]]」に所属する[[ガンダムマイスター]]。トリニティ兄妹の長女(末っ子)で、[[ガンダムスローネドライ]]のパイロット。 | ||
自由奔放でわがまま、そして残忍で小癪な[[性格]](要するに、無邪気な子供のような性格と言える)。兄である[[ヨハン・トリニティ]]と[[ミハエル・トリニティ]]を'''「兄ぃ兄ぃ(にぃにぃ)ズ」'''と呼び慕う。 | 自由奔放でわがまま、そして残忍で小癪な[[性格]](要するに、無邪気な子供のような性格と言える)。兄である[[ヨハン・トリニティ]]と[[ミハエル・トリニティ]]を'''「兄ぃ兄ぃ(にぃにぃ)ズ」'''と呼び慕う。 | ||
− | + | 戦闘技量に関しては兄二人と比較すると劣っている節があり、またミハエル以上に感情のコントロールが出来ていない上に性格も戦場に立つには幼すぎるため、機体性能のアドバンテージがなくなって以降は、兄弟の中では一番手痛くやられている。ただし、トリニティの中では唯一微量ながらも[[脳量子波]]を扱うことができるため、[[ティエリア・アーデ|ティエリア]]程ではないが、[[ヴェーダ]]にアクセスした事もあった。 | |
=== 1stシーズン === | === 1stシーズン === | ||
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=== キャラクターの総評 === | === キャラクターの総評 === | ||
− | ネーナ・トリニティは声の担当が人気声優の釘宮理恵氏ということもあり、人気の高いキャラクターであるが、その人気は[[声優|声]] | + | ネーナ・トリニティは声の担当が人気声優の釘宮理恵氏ということもあり、人気の高いキャラクターであるが、その人気は[[声優|声]]と容姿という意見が大多数を占める。<ref>容姿が優れているのは公式のようで、外伝作品『機動戦士ガンダム00N』(SRW未参戦)の中では後年ネットワーク上にネーナの画像が流出し一部ユーザーに人気を博した(当然、スローネやガンダムの被害を受けていない第三者からであるが)というエピソードが存在する。</ref> |
− | + | その一方で、破壊や殺戮を心胆から楽しむ残忍性と小賢しさ、自分の行動を全く省みようとしない身勝手な言動と態度を(悪役としての評価はともかく)問題視する意見もある。実際、ネーナを演じた釘宮理恵氏本人も同様の感想を示唆するコメントをしている(詳しくは、[[#名台詞|名台詞]]の欄を参照)。 | |
− | + | しかしながら、ネーナ自身だけでなくチームトリニティそのものが、[[アレハンドロ・コーナー]]や[[ラグナ・ハーヴェイ]]などが世論のソレスタルビーイングへの反感を煽り、計画を加速させる為だけに造り出した「捨て駒」であった。そのあまりに残虐な性格は、敢えて「世間から憎まれるような」残虐行為をとるように教育された為であり、ただ人から憎まれる為だけに生み出され、製造者の目論み通り人から憎まれるしかなかった点では、非常に哀れな境遇であったとも言える。 | |
− | + | ちなみに『[[劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-|劇場版]]』では、ネーナに酷似したキャラクター「[[ミーナ・カーマイン]]」が登場している。こちらもネーナ同様奔放(というか'''肉食系''')な性格ではあるが残忍ではない。そもそも、ミーナの職業は宇宙物理学者であり、[[モビルスーツ]]パイロットですらない。この様な相違点からも、ネーナの残虐な性格は生来のものではなかった事が示唆されている。 | |
− | + | なお、[[チームトリニティ]]はキャラクターデザインの高河ゆん氏のお気に入りだったようで、アートワークスでは「色々と楽しい人達だったけど、最後は残念です」とコメントしている。さらに、ガンダムスローネシリーズのメカニックデザインの鷲尾直広氏にとっても、ネーナはお気に入りのキャラクターである(詳しくは、[[#余談|余談]]の蘭を参照)。 | |
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== 登場作品と役柄 == | == 登場作品と役柄 == | ||
=== [[Zシリーズ]] === | === [[Zシリーズ]] === | ||
− | ; | + | ;[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇]] |
− | : | + | :初登場作。当初は味方側の[[NPC]]で登場し、その後は敵となる(もっとも、味方NPCとしての参戦も自軍を邪魔しにきたも同然の登場の仕方な上、ユニットとしても[[経験値]]&[[資金]]泥棒になりやすい)。 |
− | :[[民間人]]への発砲も平然と行うなどの傍若無人の振る舞いぶりや、無法ぶり、身勝手さはある意味原作以上であり、[[刹那・F・セイエイ|刹那]]ら原作でのキャラはもちろん、他作品のキャラにも多くの遺恨を残す。[[ルイス・ハレヴィ|ルイス]] | + | :[[民間人]]への発砲も平然と行うなどの傍若無人の振る舞いぶりや、無法ぶり、身勝手さはある意味原作以上であり、[[刹那・F・セイエイ|刹那]]ら原作でのキャラはもちろん、他作品のキャラにも多くの遺恨を残す。[[ルイス・ハレヴィ|ルイス]]との因縁を作った発砲事件は、パーティーの主催者である[[ドラゴンズハイヴ]]のメンバーを標的にしたミッションという事に改変されており、この時はルイスはおろか同行していた[[沙慈・クロスロード|沙滋]]や[[刹那・F・セイエイ|刹那]]達、他作品のキャラ達をも巻き添えにした為、完全に敵視される事になる。 |
− | : | + | :敵パイロットとして見ると搭乗機の武装の少なさからあまり強くはないが、パイロット[[カットイン]]があるのは彼女だけであるという点ではトリニティの中では優遇されているほうかもしれない。[[アリー・アル・サーシェス|サーシェス]]に[[ヨハン・トリニティ|ヨハン]]と[[ミハエル・トリニティ|ミハエル]]を殺されてからは登場しない。ちなみに、原作で刹那を救ったシーンは、[[ヒイロ・ユイ|ヒイロ]]の[[自爆]]によりカットされている。 |
− | ; | + | ;[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇]] |
− | :『2nd』の設定でイベント扱いでの登場。本作では成長時の収録はなかった([[チート]] | + | :『2nd』の設定でイベント扱いでの登場。本作では成長時の収録はなかった([[チート]]を使って無理やり自軍で運用しても戦闘シーンでの戦闘台詞が無く、メッセージウインドウ自体も空欄のまま)。『第2次Z破界篇』に比べると出番はかなり少なく、自軍と戦う機会や他作品キャラクターとの絡みも全くない。 |
− | :2ndシーズンでの数少ない活躍も幾つもカットされており、最期はフジサン([[ゼロレクイエム]]ルート)、または[[超合集国]]([[黒の騎士団]]ルート)での戦いに乱入し[[王留美|留美]] | + | :2ndシーズンでの数少ない活躍も幾つもカットされており、最期はフジサン([[ゼロレクイエム]]ルート)、または[[超合集国]]([[黒の騎士団]]ルート)での戦いに乱入し[[王留美|留美]]と紅龍を殺害後(ゼロレクイエムルートでは原作と違いこの時点では留美は[[ルルーシュ・ランペルージ|ルルーシュ]]に助けられているので死んでいない)、[[ルイス・ハレヴィ|ルイス]]に撃墜され(戦闘シーンも撃墜されるこの場面のみ)リタイアする。 |
:ほぼ原作通りの末路をたどることになるが、ルイスにトドメを刺された手段が、原作に比べてややマイルドなものになっている(詳しくは、[[#名台詞|名台詞]]の欄を参照)。 | :ほぼ原作通りの末路をたどることになるが、ルイスにトドメを刺された手段が、原作に比べてややマイルドなものになっている(詳しくは、[[#名台詞|名台詞]]の欄を参照)。 | ||
=== 単独作品 === | === 単独作品 === | ||
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦Card Chronicle]] |
: | : | ||
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− | == | + | == パイロットステータス設定の傾向 == |
+ | <!-- === [[能力|能力値]] === | ||
=== [[精神コマンド]] === | === [[精神コマンド]] === | ||
− | + | === [[特殊技能]](特殊スキル) === --> | |
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− | === | + | === エースボーナス === |
− | ; | + | ;サーシェスへの与ダメージ1.5倍 |
− | : | + | :『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]』で設定されているが、習得以前にそもそも戦う機会が無い。仮に交戦機会があったところで、[[ガンダムスローネドライ]]自体が旧式なので、勝ち目が無いだろう。 |
− | == | + | == パイロット[[BGM]] == |
− | ; | + | ;「DAYBREAK'S BELL」 |
− | + | :1stシーズンOPテーマ。 | |
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== 人間関係 == | == 人間関係 == | ||
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:次兄。彼から溺愛されておりネーナも慕っている様子。 | :次兄。彼から溺愛されておりネーナも慕っている様子。 | ||
;[[ハロ #機動戦士ガンダム00|HARO]] | ;[[ハロ #機動戦士ガンダム00|HARO]] | ||
− | :スローネドライのサポート[[AI]]。しかし、アレハンドロが仕込んだ[[スパイ]]メカであり、リボンズに利用される道具だった。ネーナ死亡後、[[宇宙]] | + | :スローネドライのサポート[[AI]]。しかし、アレハンドロが仕込んだ[[スパイ]]メカであり、リボンズに利用される道具だった。ネーナ死亡後、[[宇宙]]に浮いたままで行方不明となったが…。 |
;[[刹那・F・セイエイ]] | ;[[刹那・F・セイエイ]] | ||
:初登場時は彼のピンチを救う。「無茶ばかりやるパイロット」として興味を持ち、初対面時には[[キスシーン|キス]]までしているが、刹那からは「俺に触れるな!」と拒否された。そして以後も刹那からは「貴様はガンダムではない」と敵視されている。 | :初登場時は彼のピンチを救う。「無茶ばかりやるパイロット」として興味を持ち、初対面時には[[キスシーン|キス]]までしているが、刹那からは「俺に触れるな!」と拒否された。そして以後も刹那からは「貴様はガンダムではない」と敵視されている。 | ||
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:留美の実兄であり、2ndシーズンで妹を庇ってネーナに殺害された。再世篇では、兄妹もろともネーナに殺害される。なお、ゼロレクイエムルートに進んだ場合は紅龍だけ死亡する。 | :留美の実兄であり、2ndシーズンで妹を庇ってネーナに殺害された。再世篇では、兄妹もろともネーナに殺害される。なお、ゼロレクイエムルートに進んだ場合は紅龍だけ死亡する。 | ||
;[[アリー・アル・サーシェス]] | ;[[アリー・アル・サーシェス]] | ||
− | : | + | :二人の兄を手にかけた仇。2nd以降は彼を殺すために暗躍するも、叶うことはなかった。もっとも、百戦錬磨の戦争屋が相手では、性能頼りの戦いをしていたネーナが実際戦っても勝ち目は無いだろうが。 |
;[[アレハンドロ・コーナー]]、[[ラグナ・ハーヴェイ]] | ;[[アレハンドロ・コーナー]]、[[ラグナ・ハーヴェイ]] | ||
:直属の上司的存在。 | :直属の上司的存在。 | ||
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:『[[機動戦士ガンダム00|00]]』の完結編である『[[劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-|劇場版]]』に登場する人物。彼女の先祖がある人物に遺伝子データを提供し、そこからネーナが作られた為か容姿や[[声優|声]]は瓜二つである。 | :『[[機動戦士ガンダム00|00]]』の完結編である『[[劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-|劇場版]]』に登場する人物。彼女の先祖がある人物に遺伝子データを提供し、そこからネーナが作られた為か容姿や[[声優|声]]は瓜二つである。 | ||
:育った環境の違いのためかミーナは倫理観がありまともな人物ではあるが、表面上では好きになった男性に積極的なところなど似たところもある。 | :育った環境の違いのためかミーナは倫理観がありまともな人物ではあるが、表面上では好きになった男性に積極的なところなど似たところもある。 | ||
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== 他作品との人間関係 == | == 他作品との人間関係 == | ||
;[[エイーダ・ロッサ]] | ;[[エイーダ・ロッサ]] | ||
− | :『[[ | + | :『[[第2次スーパーロボット大戦破界篇|第2次Z破界篇]]』にて一時チームトリニティと共闘していたが、ネーナは非協力的な上に、自分の邪魔をする事もある彼女を嫌悪しており、チャンスがあれば潰そうと考えていた。 |
:なお、パーティー会場を襲撃した際、軽度ながらもエイーダに対して傷を負わせていた模様。 | :なお、パーティー会場を襲撃した際、軽度ながらもエイーダに対して傷を負わせていた模様。 | ||
;[[ランカ・リー]]、[[シェリル・ノーム]] | ;[[ランカ・リー]]、[[シェリル・ノーム]] | ||
:『第2次Z破界篇』にて、歌で[[テムジン]]達のクーデターを阻止したランカと、彼女の傍に駆けつけたシェリルを(自分の性格や言動を棚にあげて)'''「チャラチャラしててムカツク」'''という理由だけで殺そうとした。 | :『第2次Z破界篇』にて、歌で[[テムジン]]達のクーデターを阻止したランカと、彼女の傍に駆けつけたシェリルを(自分の性格や言動を棚にあげて)'''「チャラチャラしててムカツク」'''という理由だけで殺そうとした。 | ||
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== 名台詞 == | == 名台詞 == | ||
=== 1st === | === 1st === | ||
;「大丈夫してる? エクシアのパイロット君!」 | ;「大丈夫してる? エクシアのパイロット君!」 | ||
− | : | + | :第16話におけるネーナの初登場時シーンより。[[アグリッサ]]の攻撃から[[ガンダムエクシア|エクシア]]を救った時の台詞。 |
− | ;「君ね、無茶ばかりする | + | ;「君ね、無茶ばかりする[ガンダムマイスター|マイスター]]は。そういうとこ、すごく好みね」 |
− | : | + | :第17話より。[[プトレマイオス]]クルーと接触し、[[刹那・F・セイエイ|刹那]]と対面した際に強引に[[キスシーン|キス]]をする。当然、彼から強く拒絶されてしまった。 |
;「あたしを怒らせたら、ダメよ…」 | ;「あたしを怒らせたら、ダメよ…」 | ||
:その後、静かな怒りを出しつつ刹那にこう忠告した。この辺りからネーナの本性が見え始める。 | :その後、静かな怒りを出しつつ刹那にこう忠告した。この辺りからネーナの本性が見え始める。 | ||
;「アッハハハハハハ! もぉ~たまんなぁ~い!」 | ;「アッハハハハハハ! もぉ~たまんなぁ~い!」 | ||
− | : | + | :第18話より。自分たちの攻撃で壊滅した[[AEU]]の基地を見て。どう見ても戦争根絶をする気があるようには見えないが、この後ネーナはさらに信じ難い行動を起こす。 |
;「何それ!? こっちは必死でお仕事やってんのに、能天気に遊んじゃってさぁ!」<br />「あんたらわかってないでしょう? 世界は変わろうとしてるんだよ…」<br />「死んじゃえばいいよ♪」 | ;「何それ!? こっちは必死でお仕事やってんのに、能天気に遊んじゃってさぁ!」<br />「あんたらわかってないでしょう? 世界は変わろうとしてるんだよ…」<br />「死んじゃえばいいよ♪」 | ||
:任務からの帰還時に偶然目に入ったパーティー会場に向けて'''ただムカついただけで[[ビーム兵器|ビーム]]を発射する'''直前の台詞。ネーナの異常性が全面的に現れていると言っても良い。 | :任務からの帰還時に偶然目に入ったパーティー会場に向けて'''ただムカついただけで[[ビーム兵器|ビーム]]を発射する'''直前の台詞。ネーナの異常性が全面的に現れていると言っても良い。 | ||
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;ヨハン「ネーナ、何をしている!」<br />ネーナ「ごめーん、スイッチ間違えちゃって!」<br />ミハエル「作戦続きで疲れてんだろ」<br />ヨハン「勝手な行動は慎め!」<br />ネーナ「はーい! ……てへっ♪」 | ;ヨハン「ネーナ、何をしている!」<br />ネーナ「ごめーん、スイッチ間違えちゃって!」<br />ミハエル「作戦続きで疲れてんだろ」<br />ヨハン「勝手な行動は慎め!」<br />ネーナ「はーい! ……てへっ♪」 | ||
− | :直後に軽い態度で[[ヨハン・トリニティ|ヨハン]]と[[ミハエル・トリニティ|ミハエル]] | + | :直後に軽い態度で[[ヨハン・トリニティ|ヨハン]]と[[ミハエル・トリニティ|ミハエル]]にこう返した。ネーナの残虐さと非道さ、ここに極まれりといった感のある台詞である(さらに、妹をロクに咎めようとしない兄二人の態度もまた問題がある)。 |
:この件を機に、刹那ら[[プトレマイオス]]チームは[[チームトリニティ]]を「紛争幇助者」と断定、敵対する事になり、バラバラだったメンバーが結束していく事になる。 | :この件を機に、刹那ら[[プトレマイオス]]チームは[[チームトリニティ]]を「紛争幇助者」と断定、敵対する事になり、バラバラだったメンバーが結束していく事になる。 | ||
− | + | :ちなみにネーナ・トリニティを演じた釘宮理恵氏は、インタビューで上記のパーティー襲撃のエピソードについて'''「実際にTVで見た時は、後の兄達が殺されたシーンよりもショックだった」'''と語っている。 | |
− | :ちなみにネーナ・トリニティを演じた釘宮理恵氏は、インタビューで上記のパーティー襲撃のエピソードについて''' | ||
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;「ヨハ兄ぃ…ミハ兄ぃ…あたし…」 | ;「ヨハ兄ぃ…ミハ兄ぃ…あたし…」 | ||
− | : | + | :第23話より。[[アリー・アル・サーシェス|サーシェス]]の襲撃から一人生き残り、逃亡する際に呟いた台詞。 |
− | : | + | ;「あはははっ 逃げてく」<br />「通信が途絶したぐらいで情けないじゃない!」<br />「ほらほらぁ」<br />「はやく逃げないと殺しちゃうぞ」 |
+ | :ガンダムスローネシリーズのメカニックデザイナーである鷲尾直広氏が[[チームトリニティ]]の視点で描いた読み切り[[漫画]]作品より。 | ||
+ | :任務終了で撤退する際、同じく撤退しようとした敵機体を先回りして撃ち落とした時の台詞である。こちらも、ネーナの異常性と性格が全面的に現れていると言える。 | ||
=== 2nd === | === 2nd === | ||
;「わかりました、お嬢様」 | ;「わかりました、お嬢様」 | ||
− | : | + | :第2話より。[[王留美|留美]]の指示を受けた時の返答。彼女に対して従順であるように見えたのだが…。 |
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;(兄ィ兄ィズを殺した奴らに協力している女が…!) | ;(兄ィ兄ィズを殺した奴らに協力している女が…!) | ||
− | : | + | :第11話より。留美が兄達を殺害したサーシェスの雇い主である[[リボンズ・アルマーク|リボンズ]]に協力していることを知り、内心ではとても腹立だしく思っていた。 |
;(お嬢様、女の嫉妬も見苦しいんじゃない? あんたの思い通りになんかさせてあげないんだから) | ;(お嬢様、女の嫉妬も見苦しいんじゃない? あんたの思い通りになんかさせてあげないんだから) | ||
− | : | + | :第13話より。留美が気に食わないので、彼女の[[資金]]提供の元で完成した[[アロウズ]]の大量破壊兵器「[[メメントモリ]]」の弱点部分を記載したデータを[[ソレスタルビーイング]]([[プトレマイオス2]])へ送信する際に。この行動が切っ掛けで、ソレスタルビーイングはメメントモリの破壊に成功した。 |
− | : | + | :1st第18話においてネーナの気まぐれによる凶行でハレヴィ家の親族が犠牲になった事を思うと、同じく彼女の気まぐれによってメメントモリの破壊に成功した事は、皮肉めいた展開であると言えよう。 |
;「何でも持ってるくせに、もっともっと欲しがって…。そのくせ、中身はからっぽ。私ね、そんなアンタがずーっと嫌いだったの! だからさ…死んじゃえばいいよ!」 | ;「何でも持ってるくせに、もっともっと欲しがって…。そのくせ、中身はからっぽ。私ね、そんなアンタがずーっと嫌いだったの! だからさ…死んじゃえばいいよ!」 | ||
− | : | + | :第19話で留美に反旗を翻した際の台詞。この台詞と共に乗機の[[ガンダムスローネドライ]]が禍々しく展開していく。 |
− | : | + | :その後、ネーナはスローネドライで留美達が搭乗するトリニティ艦に砲撃を加えて爆発四散させた…が、2nd第21話において留美達が無傷で再登場した場面を鑑みると、彼女達はその時に辛うじて脱出に成功した模様である。 |
;「アッハハハハハッ、フフフフフフ! 木端微塵ね、さんざん人を物のように扱ってきた罰よ!」<br />「あたしは生きるためなら何でもやるの。あたしが幸せになるためならね」<br />「そうよ…イノベイターに従っているのもそのため。兄ィ兄ィズの仇だって討っちゃいないんだから…!!」<br />「その時が来たら、盛大に喉元食いちぎってやるから!」 | ;「アッハハハハハッ、フフフフフフ! 木端微塵ね、さんざん人を物のように扱ってきた罰よ!」<br />「あたしは生きるためなら何でもやるの。あたしが幸せになるためならね」<br />「そうよ…イノベイターに従っているのもそのため。兄ィ兄ィズの仇だって討っちゃいないんだから…!!」<br />「その時が来たら、盛大に喉元食いちぎってやるから!」 | ||
− | : | + | :第21話より。遂に留美を殺害した直後の台詞。ネーナは留美はおろか、リボンズにも反旗を翻そうとしていたがこの台詞は[[ハロ #機動戦士ガンダム00|HARO]]を通してリボンズに丸聞こえだった。 |
:もっとも、言わずともリボンズには脳量子波でネーナの[[読心|思考を読み取る事が出来る]]のだが。 | :もっとも、言わずともリボンズには脳量子波でネーナの[[読心|思考を読み取る事が出来る]]のだが。 | ||
;「『裁く者』ですって…? まさか…あいつが? 面白い…! 兄ィ兄ィズの仇を!」 | ;「『裁く者』ですって…? まさか…あいつが? 面白い…! 兄ィ兄ィズの仇を!」 | ||
:HAROごしにリボンズから「君を裁く者が現れるよ」と伝えられた際に。 | :HAROごしにリボンズから「君を裁く者が現れるよ」と伝えられた際に。 | ||
:この時、ネーナはサーシェスが現れるのではないかと思い込んでいたようだが、ネーナの前に現れたのは、かつて彼女の気まぐれで起こした凶行によって運命を狂わされた女性であった。 | :この時、ネーナはサーシェスが現れるのではないかと思い込んでいたようだが、ネーナの前に現れたのは、かつて彼女の気まぐれで起こした凶行によって運命を狂わされた女性であった。 | ||
− | ;「家族の敵? アタシにだっているわよ! 自分だけ不幸ぶってぇっ! | + | ;「家族の敵? アタシにだっているわよ! 自分だけ不幸ぶってぇっ! あたしは造られて、戦わされて、こんなところで…死ねるかぁぁぁっ!!」 |
− | :[[ルイス・ハレヴィ|ルイス]]の[[レグナント]] | + | :[[ルイス・ハレヴィ|ルイス]]の[[レグナント]]と交戦して。上記の台詞の後、「そうね…死にたくないね。でも、ママとパパは…そんな言葉すら言えなかった!!」と激昂したルイスのレグナントによってコクピットを直撃される。<ref>なお、この直前にGNファングによって[[ガンダムスローネドライ]]はダルマにされており、ネーナにとっては真の絶望状態だったのだろう。</ref>乗機のスローネドライは大破し、ネーナは最期まで反省心が芽生える事も無く、'''「ち…ちくしょォォォォォォォッ!!」'''と呪詛の言葉を吐き無惨な死を遂げた。 |
− | :なお、角川スニーカー文庫の[[小説|小説版]] | + | :なお、角川スニーカー文庫の[[小説|小説版]]第4巻では、文章媒体だけに、ネーナの最期を描くシーンはアニメ本編以上に凄惨に描写されており、'''コクピットごとクローで貫かれ、上半身と下半身が筋繊維で辛うじて繋がった状態'''という非常に惨たらしい場面となっている。自業自得ではあるものの、彼女自身の境遇と直後のルイスの慟哭と合わさり後味は非常に悪い。 |
− | : | + | :『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]』では、上記の描写とは逆に「レグナントのビームキャノンの直撃を食らって撃墜される」とマイルドなものになっている。 |
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− | + | == スパロボシリーズの名台詞 == | |
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− | ==スパロボシリーズの名台詞 | ||
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;「だって、こっちは仕事だってのにあそこにいる奴等、馬鹿みたいにはしゃいでてムカついたんだもん」 | ;「だって、こっちは仕事だってのにあそこにいる奴等、馬鹿みたいにはしゃいでてムカついたんだもん」 | ||
− | :『[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇|第2次Z破界篇]] | + | :『[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇|第2次Z破界篇]]』中盤でパーティー会場を攻撃した後、その理由を兄達に話した時の台詞。 |
− | ; | + | ;「ざ~んねん。そんな事なら、もう2、3発ビームぶち込んどけば良かったね」 |
− | : | + | :『第2次Z破界篇』でパーティー会場にいた[[エイーダ・ロッサ|エイーダ]]が無事だった事を知り、サラリと発した残酷な台詞。幼児性と残虐性が同居するネーナの性格を端的に表したものである。 |
− | ; | + | ;「ヨハン兄…ミハ兄…! きっと…仇は討つからね…!」 |
− | : | + | :『第2次Z破界篇』の中盤で原作通りに[[ヨハン・トリニティ|ヨハン]]と[[ミハエル・トリニティ|ミハエル]]を[[アリー・アル・サーシェス|サーシェス]]に殺害されて、逃亡する際に呟いた台詞。原作と比べると前向きではあるが…。 |
;「べ、別にあんたがいなくなって寂しいとか、そういうんじゃないんだからねっ!」 | ;「べ、別にあんたがいなくなって寂しいとか、そういうんじゃないんだからねっ!」 | ||
:[[中断メッセージ/第2次Z破界篇|『第2次Z破界篇』の中断メッセージ]]での「ツンデレ」な一言。ネーナのキャラではなく[[声優ネタ|中の人の十八番をネタ]]にしたものである。 | :[[中断メッセージ/第2次Z破界篇|『第2次Z破界篇』の中断メッセージ]]での「ツンデレ」な一言。ネーナのキャラではなく[[声優ネタ|中の人の十八番をネタ]]にしたものである。 | ||
− | ; | + | ;(アリー・アル・サーシェス…。ヨハン兄とミハ兄を殺した男…)<br />(奴を監視しろっていうお嬢様の命令がなければ、すぐにでも殺してやるのに…!) |
− | + | :『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]』の中盤でアザディスタンを焼き払ったサーシェスを遠くから監視していた時のモノローグ。仮に戦っても、おそらく返り討ちが関の山だろう。 | |
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== 搭乗機体・関連機体 == | == 搭乗機体・関連機体 == | ||
;[[ガンダムスローネドライ]] | ;[[ガンダムスローネドライ]] | ||
− | : | + | :ネーナの愛機。破界篇では戦闘することができる。 |
− | ; | + | ;リィアン |
− | : | + | :2ndシーズンに登場した[[モビルアーマー]]。その正体はスローネドライを偽装した姿である。なお、『第2次Z再世篇』ではアイコンのみの登場で、[[ロボット大図鑑]]にも記録されない。 |
− | + | ;アルケーガンダムドライ | |
− | ; | + | :公式外伝『機動戦士ガンダム00V戦記』に登場するスローネドライの発展機。対[[アルケーガンダム]]用としてネーナが搭乗する予定だったが、実際に搭乗した記録は残されていない(搭乗する前にネーナが死亡してしまった為)。SRW未登場。 |
− | :公式外伝『機動戦士ガンダム00V戦記』に登場するスローネドライの発展機。対[[アルケーガンダム]] | ||
== 余談 == | == 余談 == | ||
− | * | + | *ガンダムスローネシリーズのメカニックデザインの鷲尾直広氏は、ネーナの大ファンである。鷲尾氏は自身の手掛けたイラスト等にネーナを描いている。 |
**ちなみに、鷲尾氏は「G-ROOMS」(『[[機動戦士ガンダム00]]』のメカニックデザイナー達が作品に登場する機体を描く企画)の第11回において、お題の機体であるスローネ艦(SRW未登場)を画面の奥側に描き、'''ネーナを画面の手前側に描いている'''。 | **ちなみに、鷲尾氏は「G-ROOMS」(『[[機動戦士ガンダム00]]』のメカニックデザイナー達が作品に登場する機体を描く企画)の第11回において、お題の機体であるスローネ艦(SRW未登場)を画面の奥側に描き、'''ネーナを画面の手前側に描いている'''。 | ||