「デビルマン」を編集中
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{{登場人物概要 | {{登場人物概要 | ||
+ | | 外国語表記 = [[外国語表記::Devil Man]] | ||
| 登場作品 = {{登場作品 (人物)|デビルマン (原作漫画版)}} | | 登場作品 = {{登場作品 (人物)|デビルマン (原作漫画版)}} | ||
| 声優 = {{声優|速水奨|SRW=Y}}(OVA版・SRW)<br />武田真治(AMON)<br />{{声優 (登場作品別)|内山昂輝|デビルマン (原作漫画版)}}(crybaby) | | 声優 = {{声優|速水奨|SRW=Y}}(OVA版・SRW)<br />武田真治(AMON)<br />{{声優 (登場作品別)|内山昂輝|デビルマン (原作漫画版)}}(crybaby) | ||
| キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン|永井豪}} | | キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン|永井豪}} | ||
| 初登場SRW = {{初登場SRW (人物)|スーパーロボット大戦DD}} | | 初登場SRW = {{初登場SRW (人物)|スーパーロボット大戦DD}} | ||
− | | SRWでの分類 = [[機体]]<br />[[パイロット]] | + | | SRWでの分類 = [[機体]]<br />[[パイロット]]([[不動明]]を参照) |
}} | }} | ||
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==概要== | ==概要== | ||
− | [[不動明]] | + | [[不動明]]が「デーモン族屈指の勇者」と称される悪魔・アモンと合体し、変身した姿。 |
本来、デーモンに[[合体]]された人間は意識をデーモンに乗っ取られてしまうが、強い精神力を持った人間であれば、逆にデーモンの意識を押し込め、デーモンの体を乗っ取る事が出来る。さらに変身していない状態でも怪力や超能力などが使えるようになる。明もその例外の一人であり、物語後半では、自身の他に、同じように人間の心を持ったまま悪魔の体を得た人間たち―デビルマンが存在することを知り、彼らを集めて「デビルマン軍団」を結成し、デーモンたちとの戦いに備えた。 | 本来、デーモンに[[合体]]された人間は意識をデーモンに乗っ取られてしまうが、強い精神力を持った人間であれば、逆にデーモンの意識を押し込め、デーモンの体を乗っ取る事が出来る。さらに変身していない状態でも怪力や超能力などが使えるようになる。明もその例外の一人であり、物語後半では、自身の他に、同じように人間の心を持ったまま悪魔の体を得た人間たち―デビルマンが存在することを知り、彼らを集めて「デビルマン軍団」を結成し、デーモンたちとの戦いに備えた。 | ||
− | + | ベルトなどが描かれたヒーロー然としたデザインであるTVアニメ版とは異なり、漫画版は体毛で覆われた下半身や尻尾など、生物としての姿を強調しており、体色もTV版の青緑ではなく肌色となっている<ref>媒体やフィギュアなどによってはTV版と同じ青緑で描かれたものもある。</ref>。 | |
− | アモンと合体した直後は「地獄の野獣」という[[異名]] | + | アモンと合体した直後は「地獄の野獣」という[[異名]]に相応しい獰猛さを発揮してデーモンの殺戮に酔いしれていたが、戦いを重ねる内に明の理性がアモンの凶暴性を抑え込むようになり、対ジンメン戦以降は宛ら哲学者の如き佇まいで物思いに耽る姿も垣間見せていた。 |
− | == | + | == 登場作品 == |
=== 単独作品 === | === 単独作品 === | ||
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦DD}} | ;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦DD}} | ||
− | : | + | :初登場作品。原作漫画設定で、声はOVA版の速水奨氏。 |
− | : | + | :序章ワールド1より参戦。攻撃&回避タイプ。ワールド1は地上戦しかないので問題にならないが、宇宙の地形適応がB。SSR必殺技パーツを装備して初めてAになる。 |
− | : | + | :サイズSSのお陰でスピードがかなり速く、自身の行動に回りやすい利点があり、あまりの速さでたまに行動終了後もう一度デビルマンのターンが回ってくる擬似的な[[2回行動]]のような現象が起きるが[[集中]]等が直ぐに効果が切れる欠点にもなっている。 |
− | + | :今のところスピードを改造・底上げできる方法が無いのでデビルマンだけの強みと言える。 | |
− | : | + | :攻撃力も自軍の中で上位なのだがサイズのせいで平均的な火力に収まっている。精神コマンドの直撃を覚えているのでこれでフォロー可能。 |
=== 関連作品 === | === 関連作品 === | ||
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:TV版での参戦だが、デザインは漫画版となっている。 | :TV版での参戦だが、デザインは漫画版となっている。 | ||
− | == | + | == 身体機能 == |
− | === | + | === 技・[[必殺武器|必殺技]] === |
TV版デビルマンでは昭和ヒーロー然とした多彩な技を有しているが、漫画版とは出自や詳細が異なるため必然的に技の名称や説明にも差異が存在する。『[[スーパーロボット大戦DD|DD]]』ではTV版のOPから技の名前を引用している。 | TV版デビルマンでは昭和ヒーロー然とした多彩な技を有しているが、漫画版とは出自や詳細が異なるため必然的に技の名称や説明にも差異が存在する。『[[スーパーロボット大戦DD|DD]]』ではTV版のOPから技の名前を引用している。 | ||
− | |||
;格闘 | ;格闘 | ||
:[[生身ユニット|生身の身体]]であるが故に肉弾戦が必然的に多い。牙や爪で相手の体を引き裂くほか、肘にはデーモンの身体を切り裂ける刃がある。 | :[[生身ユニット|生身の身体]]であるが故に肉弾戦が必然的に多い。牙や爪で相手の体を引き裂くほか、肘にはデーモンの身体を切り裂ける刃がある。 | ||
:;デビルチョップ | :;デビルチョップ | ||
::OP曰く「デビルチョップは'''パンチ力'''」。もちろん視聴者からはネタにされた。 | ::OP曰く「デビルチョップは'''パンチ力'''」。もちろん視聴者からはネタにされた。 | ||
− | :: | + | ::『DD』では通常攻撃。 |
:;デビルキック | :;デビルキック | ||
::「デビルキックは破壊力」。 | ::「デビルキックは破壊力」。 | ||
− | :: | + | ::『DD』ではR必殺技に採用。メインアビリティは「危険察知I」で、気力120以上の時、敵ユニットのアクション時のみ回避率が増加する。サブアビリティは「ダメージアップI(打撃)」。 |
;尻尾 | ;尻尾 | ||
:これで相手を突き刺す等の攻撃を行っている。 | :これで相手を突き刺す等の攻撃を行っている。 | ||
;触覚 | ;触覚 | ||
:こちらでも相手を突き刺す、首を引きちぎる等の攻撃を行っている。 | :こちらでも相手を突き刺す、首を引きちぎる等の攻撃を行っている。 | ||
− | ; | + | :;デビルアロー |
− | : | + | ::触覚から放つ電撃状のビーム。「デビルアローは超音波」なのは主にアニメ版の描写(ただしそちらでも電撃を放ったことはある)。 |
− | : | + | ::OVA『デビルマン 妖鳥死麗濡編』では不動明の姿でも眉毛を変化させた触覚から低出力の物を発射している。[[ゲームボーイアドバンス|GBA]]のゲーム『レジェンド オブ ダイナミック 豪翔伝』では「デビルサンダー」と表記。 |
− | : | + | ::『DD』ではSSR必殺技。メインアビリティは「悪魔の力」で、攻撃力・運動性が増加する。HP50%以下の時は更に運動性が増加する。サブアビリティは「ダメージアップIII(特殊)」。SSR必殺技の共通の特徴として、地上だけではなく宇宙も地形適応がSになっている。 |
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;熱線 | ;熱線 | ||
− | : | + | :両方の掌から熱線を放射する。 |
− | : | + | :『DD』ではSR必殺技として登場。前に突き出した右腕から放射して続けて左腕からも放射する一連の流れは『妖鳥死麗濡編』での[[ゲルマー]]戦の再現となっている。こちらも変身前の姿で使用している。 |
− | : | + | :メインアビリティは「高機動II」で、気力120以上の時、運動性が増加する。サブアビリティは「攻撃力・運動性アップII」。 |
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;デビルファイヤー / ヘルファイヤー | ;デビルファイヤー / ヘルファイヤー | ||
:口から灼熱の炎を吐く。デビルマンの怒りの象徴。 | :口から灼熱の炎を吐く。デビルマンの怒りの象徴。 | ||
:名称は『[[コンパチヒーローシリーズ|バトルドッジボールII]]』では「デビルファイヤー」、『豪翔伝』では「ヘルファイヤー」と表記。同ゲームでは「ゲヘナの炎」という技も存在する。 | :名称は『[[コンパチヒーローシリーズ|バトルドッジボールII]]』では「デビルファイヤー」、『豪翔伝』では「ヘルファイヤー」と表記。同ゲームでは「ゲヘナの炎」という技も存在する。 | ||
− | ; | + | ;デビルウイング |
− | : | + | :背中から生える蝙蝠のような翼。「デビルウイングは空をとび」、振り回して[[マジンガーZ|敵を切り裂いたり]]、電撃を放ったりできる。 |
− | : | + | :『DD』では打撃属性<ref>デビルマンが戦闘セリフで「切り裂いてやる!」と言っているが斬撃属性ではない。</ref>のSSR必殺技。翼を広げ強襲し、2回すれ違い様に鋭い翼で敵を切り裂く。 |
− | : | + | :メインアビリティは「悪魔の翼」で、必殺技威力が増加する。さらに反撃命中時、確率で2アクションの間、敵の防御力を減少させる。サブアビリティは「攻撃力・運動性アップIII」。 |
− | ; | + | ;超能力 |
− | : | + | :メディアによって使用の有無は異なるが超能力も数多く持つ。 |
− | : | + | :原作ではテレパシーを用いて各地のデビルマン軍団と交信したり、捕らえられたミーコを助ける際に念動力でガラスを割っている。OVAではシレーヌの発生させた核爆発からテレポートで逃れており、TV版では「デビルイヤーは地獄耳」「デビルアイなら透視力」と歌われる超能力も使用した。 |
+ | :またどちらかというと身体能力に近いが、サイボーグ009VSでは加速装置を使用した009の動きを本能で見切り、またその速度に対応できる程の動きを見せ反撃している。 | ||
− | === | + | === 移動タイプ === |
− | ;[[ | + | ;[[空]]、[[陸]] |
− | : | + | : |
− | |||
=== [[サイズ]] === | === [[サイズ]] === | ||
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: | : | ||
<!--== 機体BGM ==--> | <!--== 機体BGM ==--> | ||
− | + | == 名台詞 == | |
− | == | + | ;(フッフッフ。おれは、手にいれたぞ)<br />「悪魔のからだを手に入れたぞ!」<br />「おれは! おれは! 悪魔人間(デビルマン)だ!!」 |
− | <! | + | :デビルマンとしての第一声。 |
− | + | == スパロボシリーズの名台詞 == | |
− | + | ;「やっとくたばりやがったか。俺達の世界なら、速攻でデーモンに取り憑かれそうな奴だったぜ」 | |
− | : | + | :1章Part11「イントゥ・ザ・ブルー」にて、[[ガウルン]]の[[プラン1058 コダールi|コダール]]を撃墜した際に。原作的には、寧ろ彼同様にデーモンを乗っ取りそうだが…。 |
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== 対決・名場面 == | == 対決・名場面 == | ||
;サバト | ;サバト | ||
− | : | + | :飛鳥了からデーモンの存在を知らされた不動明は、デーモンへと対抗するためデビルマンになる事を決意。多くの人間たちが踊り狂う宴「サバト」に参加する中、突如人間たちがデーモンへと姿が変わっていく。デーモンによる恐怖と混乱の中、理性が飛び本能だけで動いていた明にも異変が起きる。だが、明は正義の心によりデーモンを押さえつけ、逆にデーモン族の勇者アモンの身体を乗っ取る事に成功する。驚愕するデーモンたちへ向け不動明――デビルマンは叫ぶ。「'''アモンではない! おまえたちデーモン族をひとり残らず地上から消すために生まれた悪魔。デビルマンだ!!'''」。 |
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== スパロボシリーズの名場面 == | == スパロボシリーズの名場面 == | ||
;サバト(Ver.DD) | ;サバト(Ver.DD) | ||
:『[[スーパーロボット大戦DD|DD]]』ワールド1第5話「デビルマン誕生」より。 | :『[[スーパーロボット大戦DD|DD]]』ワールド1第5話「デビルマン誕生」より。 | ||
− | :デビルマンがSRWに参戦する上で、上記の「サバト」は他作品とクロスオーバーさせるには余りに過激な描写であり、シナリオ面での再現がどうなるかファンの間で話題となっていたが、なんと'''「[[ハニワ幻人]]に襲撃されてパニックを起こした一般人が理性を失い暴動を起こすのを待ち、それを原作のサバトの代用とする」''' | + | :デビルマンがSRWに参戦する上で、上記の「サバト」は他作品とクロスオーバーさせるには余りに過激な描写であり、シナリオ面での再現がどうなるかファンの間で話題となっていたが、なんと'''「[[ハニワ幻人]]に襲撃されてパニックを起こした一般人が理性を失い暴動を起こすのを待ち、それを原作のサバトの代用とする」'''という、他の作品を巻き込みつつ原作にも劣らぬ狂気の宴が描かれる。人類の守護者たる[[ディド]]にお前は何者だ?と問われた了は叫ぶ。'''「そうだ!人間を守るために…俺たちは人間を捨てるのだぁぁっ!!」'''。 |
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== 余談 == | == 余談 == | ||
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**派生作品も数多いが『デビルマンサーガ』では鎧を纏って悪魔の力を手にした不動明が、『闘神デビルマン』では人間・神代慶の精神力に驚嘆したアモンが共存して二人で一人の、『デビルマンG』では不動明を乗っ取ったアモンがデビルマンのふりをする、という形でデビルマンとなっている。 | **派生作品も数多いが『デビルマンサーガ』では鎧を纏って悪魔の力を手にした不動明が、『闘神デビルマン』では人間・神代慶の精神力に驚嘆したアモンが共存して二人で一人の、『デビルマンG』では不動明を乗っ取ったアモンがデビルマンのふりをする、という形でデビルマンとなっている。 | ||
*TV版においては、漫画版のデビルマンのデザインを元にした「妖獣ゴッド」が物語のラスボスとして登場している。使用する技もゴッドカッターやゴッドアローなどデビルマンを彷彿とさせるものだった。 | *TV版においては、漫画版のデビルマンのデザインを元にした「妖獣ゴッド」が物語のラスボスとして登場している。使用する技もゴッドカッターやゴッドアローなどデビルマンを彷彿とさせるものだった。 | ||
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*漫画『[[マジンガーエンジェル]]』にもTV版に準拠した設定・デザインで登場している<ref>ただし漫画版のデザインも'''女湯のオブジェ'''として登場している。</ref>。一方OVA『サイボーグ009VSデビルマン』ではTV版のように肌は緑だがデザインは漫画版が基本となっている。 | *漫画『[[マジンガーエンジェル]]』にもTV版に準拠した設定・デザインで登場している<ref>ただし漫画版のデザインも'''女湯のオブジェ'''として登場している。</ref>。一方OVA『サイボーグ009VSデビルマン』ではTV版のように肌は緑だがデザインは漫画版が基本となっている。 | ||
*漫画版では特定の動作を行わなくとも変身が可能だが、TV版では胸の前で両腕を交差させ、「デビール!!」と叫ぶ動作をしないと変身できない弱点が有る。 | *漫画版では特定の動作を行わなくとも変身が可能だが、TV版では胸の前で両腕を交差させ、「デビール!!」と叫ぶ動作をしないと変身できない弱点が有る。 | ||
− | * | + | *TV版では巨大化する能力が有るが、漫画版では使用していない。また戦いの舞台も地上のみだった。 |
**ただ後日談の一つになる漫画版『デビルマンレディー』では、巨大化能力は地獄に堕とされる前から使っていたようでデビルマン軍団の一人がそのことに言及している。また宇宙で活動できないという訳では無い様子。 | **ただ後日談の一つになる漫画版『デビルマンレディー』では、巨大化能力は地獄に堕とされる前から使っていたようでデビルマン軍団の一人がそのことに言及している。また宇宙で活動できないという訳では無い様子。 | ||
− | ** | + | **また派生作品『デビルマンG』ではアモンの切り札として、一切超能力を持たないかわりに溜め込んだ精神力を相手に叩きつける事で、巨大化したかのような幻影を見せて恐怖による殺害する『毘所の毒煙、棚引くは四劫の果て(シルキュイ・アンテルディット)』という技がある。その際の掛け声は'''「デビール!!!!」'''である。 |
== 脚注 == | == 脚注 == |