「ダイゼンガー」を編集中
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{{登場メカ概要 | {{登場メカ概要 | ||
− | | 外国語表記 = [[外国語表記:: | + | | 外国語表記 = [[外国語表記::Dygenguar]] |
− | | 登場作品 = [[バンプレストオリジナル]] | + | | 登場作品 = [[バンプレストオリジナル]] |
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− | '''ダイゼンガー'''は『[[ | + | '''ダイゼンガー'''は『[[バンプレストオリジナル]]』の[[登場メカ]]であり、『[[第2次スーパーロボット大戦α]]』の主人公の一人である[[ゼンガー・ゾンボルト]]選択時の後半の主役メカ。 |
+ | 現在では[[サイバスター]]と肩を並べる[[バンプレストオリジナル]]のスーパーロボットと言えよう。 | ||
== 概要 == | == 概要 == | ||
− | [[ゼンガー・ゾンボルト]] | + | [[ゼンガー・ゾンボルト]]が操縦する巨大な鎧武者型の[[スーパーロボット|特機]]。巨大な刀『[[斬艦刀]]』一振りで戦う。 |
− | [[グルンガストシリーズ]]の後継プロジェクトとして[[アースクレイドル]]防衛用に開発された、[[ダイナミック・ゼネラル・ガーディアン]](略称は[[DGG]]、または[[ダブルG]])シリーズ全4機のうちの1号機。未完成の状態で[[テスラ・ライヒ研究所]]に保管されていた。'''ダイゼンガー''' | + | [[グルンガストシリーズ]]の後継プロジェクトとして[[アースクレイドル]]防衛用に開発された、[[ダイナミック・ゼネラル・ガーディアン]](略称は[[DGG]]、または[[ダブルG]])シリーズ全4機のうちの1号機。未完成の状態で[[テスラ・ライヒ研究所]]に保管されていた。'''ダイゼンガー'''と命名したのはゼンガー本人で、由来は『'''Dy'''namic '''Gen'''eral '''Guar'''dian』の略。『'''武神装攻'''』という別称もある。この別名はほとんどの場合ゼンガーしか使わないが、αシリーズにおいてはそこそこ認知されている模様。 |
− | 『[[スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION2]]』では、ダイゼンガー及び[[アウセンザイター]]は、[[ビアン・ゾルダーク]]博士が当初よりそれぞれゼンガー・ゾンボルトと[[エルザム・V・ブランシュタイン]] | + | 『[[スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION2]]』では、ダイゼンガー及び[[アウセンザイター]]は、[[ビアン・ゾルダーク]]博士が当初よりそれぞれゼンガー・ゾンボルトと[[エルザム・V・ブランシュタイン]]([[レーツェル・ファインシュメッカー]])の専用機として設計したとされている。 |
− | + | 操縦方式は、パイロットと機体の動作を一体化させたDML(ダイレクト・モーション・リンク)システムを採用。更に各部の動作伝達に人工筋肉を使用しており、巨大な全長と重量からは想像が付かないほど、柔軟かつ躍動的な動きを見せる。ちなみにコクピットはシステムの都合上立ち乗り式であり、右手にグリップ状の操縦桿を握ることで剣撃戦闘を自然感覚で行えるようになっている。 | |
この自然感覚で戦闘を行うために搭載されたOSは「JINKI-1(ジンキ-ワン)」という名称である。通常の[[TC-OS]]が「行動結果入力→OSが行動を組み立て」という流れを取るのに対し、こちらは「パイロットが動作→OSが最終結果を予測してモーション構築」という逆の流れを取っている。DMLの問題点として、人間の複雑な動作を機体に完全に反映させるのは著しく困難、という事項があった。しかし、ゼンガーのようにシンプルな行動パターンと思考を持つパイロットの場合システムの誤作動が減り、本機に最適であるという結論が出された。そのため、ビアンによってグルンガスト零式の戦闘データを元にこのOSが構築された。OG2のテスラ研にあったダイゼンガーはまだJINKI-1が換装されておらず、暫定的にPT仕様のOSを使用していたために行動不能に陥ってしまったのである。これらの事実からもわかるように、「'''人機一体'''」をもじったネーミングである。 | この自然感覚で戦闘を行うために搭載されたOSは「JINKI-1(ジンキ-ワン)」という名称である。通常の[[TC-OS]]が「行動結果入力→OSが行動を組み立て」という流れを取るのに対し、こちらは「パイロットが動作→OSが最終結果を予測してモーション構築」という逆の流れを取っている。DMLの問題点として、人間の複雑な動作を機体に完全に反映させるのは著しく困難、という事項があった。しかし、ゼンガーのようにシンプルな行動パターンと思考を持つパイロットの場合システムの誤作動が減り、本機に最適であるという結論が出された。そのため、ビアンによってグルンガスト零式の戦闘データを元にこのOSが構築された。OG2のテスラ研にあったダイゼンガーはまだJINKI-1が換装されておらず、暫定的にPT仕様のOSを使用していたために行動不能に陥ってしまったのである。これらの事実からもわかるように、「'''人機一体'''」をもじったネーミングである。 | ||
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なお、搭乗者のゼンガーは右利きであり、DMLシステムを採用している関係から、本機も右手で斬艦刀を保持するのが当然なのだが、OGS以前の作品では全て左手で保持して右手を補助に使い、そのまま攻撃に移っている。しかし日本の剣道の観点から考えると『左手で刀を持ち、右手は添えるだけ』なので、あながち不自然とも言えない。 | なお、搭乗者のゼンガーは右利きであり、DMLシステムを採用している関係から、本機も右手で斬艦刀を保持するのが当然なのだが、OGS以前の作品では全て左手で保持して右手を補助に使い、そのまま攻撃に移っている。しかし日本の剣道の観点から考えると『左手で刀を持ち、右手は添えるだけ』なので、あながち不自然とも言えない。 | ||
− | 本機と[[アウセンザイター]] | + | 本機と[[アウセンザイター]]には『'''プフェールト・モード'''』と呼ばれる特殊モードが搭載されている。これを両機でオンにすると、アウセンザイターがレーツェルの愛馬[[トロンベ]]を模した馬形態となり、ダイゼンガーが乗馬可能になる。ダイゼンガーに可変機構は存在しない為、プフェールト・モードへの変更によって乗馬戦闘用にプログラム等を最適化していると推測される。本機がプフェールト・モードを搭載している事は、OGシリーズ・第3次αとも、アウセンザイターの初登場シナリオで確認できる。 |
=== 武装について === | === 武装について === | ||
− | + | 前述の通り、鎧武者のようなデザインとなっているが、当初の予定ではグルンガストシリーズ本来の路線を受け継いだ『ダイナミック・ナックル』『ゼネラル・ブラスター』『ガーディアンズ・ソード』を内蔵武器とし、更に『G・インパクトステーク』『ネオ・チャクラムシューター』等を装備した機体となるはずであった(後者の二つはOG2以後、[[PT]]サイズにダウンサイジングされた物が[[換装武器]]として登場)。 | |
+ | ちなみに武器名の頭を並べると「ダイナミック・ゼネラル・ガーディアン」になるのは有名な話。 | ||
しかし、初戦時にテスラ研での調整が不十分なまま出撃し、その直後に機体が停止。ゼンガーが気合で再起動したものの、内蔵武器のほとんどが使用不可となってしまったが、[[斬艦刀|参式斬艦刀]]の装備に成功して難を免れた。OG2では、[[ウォーダン・ユミル]]の[[スレードゲルミル]]から投げられた参式斬艦刀を装備した後に[[フィリオ・プレスティ]]が機体OSを剣撃戦闘用に直接書き換え、即座に反撃に移っている。その後剣撃戦闘用として本格的に改修され、参式斬艦刀が本機の主力武装となった。 | しかし、初戦時にテスラ研での調整が不十分なまま出撃し、その直後に機体が停止。ゼンガーが気合で再起動したものの、内蔵武器のほとんどが使用不可となってしまったが、[[斬艦刀|参式斬艦刀]]の装備に成功して難を免れた。OG2では、[[ウォーダン・ユミル]]の[[スレードゲルミル]]から投げられた参式斬艦刀を装備した後に[[フィリオ・プレスティ]]が機体OSを剣撃戦闘用に直接書き換え、即座に反撃に移っている。その後剣撃戦闘用として本格的に改修され、参式斬艦刀が本機の主力武装となった。 | ||
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== 登場作品と操縦者 == | == 登場作品と操縦者 == | ||
− | いずれの作品でも[[ゼンガー・ゾンボルト]] | + | いずれの作品でも[[ゼンガー・ゾンボルト]]専用機体。[[第2次スーパーロボット大戦α]]でゼンガーの後期ユニットとして初登場した。[[第3次スーパーロボット大戦α]]では第2次αを踏襲しており、[[スーパーロボット大戦 ORIGINAL GENERATION2]]でもαシリーズとほぼ同じ設定で登場する。 |
=== [[αシリーズ]] === | === [[αシリーズ]] === | ||
;{{参戦作品 (メカ)|第2次スーパーロボット大戦α}} | ;{{参戦作品 (メカ)|第2次スーパーロボット大戦α}} | ||
− | : | + | :第31話途中で乗り換えるが、即内蔵武器を破壊される悲劇の機体。31話インターミッションから[[斬艦刀]]メインの機体となる。パイロットであるゼンガーの小隊長能力と相まって、他のユニットと一線を画する脅威の攻撃力を誇るが、全体攻撃が出来なくなり雑魚を減らすには不向き。なお、31話でダイゼンガーが行動不能状態の時にゼンガーに援護攻撃を習得させていれば、援護時に限りダイナミック・ナックルを使用できる。ただし戦闘グラフィックは用意されていないため、戦闘アニメをONにするとフリーズしてしまう。しなかった場合、無挙動のまま相手に近づいてダメージだけ与える(背景はバグる)という旧作のような場面がみられる。 |
− | + | ;{{参戦作品 (メカ)|第3次スーパーロボット大戦α}} | |
− | ;{{参戦作品 (メカ)|第3次スーパーロボット大戦α | + | :スポット参戦が数話あり、途中から本格的に合流する。今回は合体攻撃がなかった第2次α同様、単機でも高い火力を誇る。ちなみにクスハ編のみブリットの特訓相手として敵に回る。歴代唯一の「ダイゼンガーに乗ったゼンガー」と戦える作品。本作から雷光斬り・雲耀の太刀にフィニッシュ演出が追加。 |
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=== [[OGシリーズ]] === | === [[OGシリーズ]] === | ||
− | ;{{参戦作品 (メカ)| | + | ;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦 ORIGINAL GENERATION2}} |
− | : | + | :第30話途中で乗り換えるが、そのマップでゼンガーが敵を撃墜しなければ隠し武器が手に入る為、本格的な活躍は第31話以降になる事が多い。 |
− | : | + | :合体攻撃の存在ゆえか、単機での最終的な火力は参式に劣る。しかも武器の改造効率の問題で'''最大改造だとアウセンザイターのシュツルム・アングリフにCT率以外の全要素で負ける'''という事態が発生。 |
− | : | + | :ガーディアンズ・ソードの存在は本作で判明。 |
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦OG ORIGINAL GENERATIONS}} | ;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦OG ORIGINAL GENERATIONS}} | ||
:OG2シナリオから登場。シナリオ上での扱い・性能傾向はOG2と同じ。使用不可能な内蔵武器にも内部データとして戦闘アニメがあるが、ゼンガーの内蔵武器用の台詞は収録されていない。 | :OG2シナリオから登場。シナリオ上での扱い・性能傾向はOG2と同じ。使用不可能な内蔵武器にも内部データとして戦闘アニメがあるが、ゼンガーの内蔵武器用の台詞は収録されていない。 | ||
− | ;{{参戦作品 (メカ)| | + | ;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦 OG外伝}} |
:遂に内蔵武器が[[換装]]扱いで開放された。斬艦刀系の技は何一つ使えないが最大火力以外の全てにおいて斬艦刀モードを上回る使い勝手を持つ他、全ての武器にバリア貫通の効果が付加されているので使い易い。 | :遂に内蔵武器が[[換装]]扱いで開放された。斬艦刀系の技は何一つ使えないが最大火力以外の全てにおいて斬艦刀モードを上回る使い勝手を持つ他、全ての武器にバリア貫通の効果が付加されているので使い易い。 | ||
− | :今回は[[ | + | :今回は[[レーツェル・ファインシュメッカー|レーツェル]]が[[クロガネ]]の艦長を務める期間がある為か合体攻撃無しでも高い火力を誇り、第3次αの仕様に近くなった。また、今回のみ運動性もアウセンザイターと同値まで増加している。 |
:雲曜の太刀の攻撃力が大幅に増加しており、改造ボーナスを含めれば単体攻撃力TOP5位まで昇格した。その影響で竜巻斬艦刀の威力も天上天下一擊必殺砲を除いて総合3位レベルの攻撃力に上昇。 | :雲曜の太刀の攻撃力が大幅に増加しており、改造ボーナスを含めれば単体攻撃力TOP5位まで昇格した。その影響で竜巻斬艦刀の威力も天上天下一擊必殺砲を除いて総合3位レベルの攻撃力に上昇。 | ||
:雷光斬りのEN消費が30に減少。その変わり基礎威力も少し低下。 | :雷光斬りのEN消費が30に減少。その変わり基礎威力も少し低下。 | ||
:現状、ガーディアンズ・ソードをまっとうな手段で使用可能な唯一の作品。 | :現状、ガーディアンズ・ソードをまっとうな手段で使用可能な唯一の作品。 | ||
;{{参戦作品 (メカ)|第2次スーパーロボット大戦OG}} | ;{{参戦作品 (メカ)|第2次スーパーロボット大戦OG}} | ||
− | : | + | :今回は序盤から参戦。ただでさえ射程が短かったのに'''電光石火が無くなった'''為、最大射程が大車輪と雷光斬りの'''3'''になってしまった。 |
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:その変わりに斬艦刀・牙壊が追加。射程は短いが、気力100から射程1に対して良燃費高威力の攻撃ができるようになった。 | :その変わりに斬艦刀・牙壊が追加。射程は短いが、気力100から射程1に対して良燃費高威力の攻撃ができるようになった。 | ||
:隠し条件を満たすと斬艦刀はそのまま内蔵武器が追加され、遠近対応で全体攻撃持ちの隙の無いスーパーロボットとなりうる。 | :隠し条件を満たすと斬艦刀はそのまま内蔵武器が追加され、遠近対応で全体攻撃持ちの隙の無いスーパーロボットとなりうる。 | ||
− | : | + | :コンビネーション攻撃がまさかの「雷光斬り」であるため、固まった敵に対する殲滅力も高い。外伝で減少したENもそのままで非常に強力。その反面雲耀の太刀の消費は悪化。 |
:戦闘演出が全体的にジ・インスペクターのアニメ演出の再現になっている。 | :戦闘演出が全体的にジ・インスペクターのアニメ演出の再現になっている。 | ||
:パーツスロットが1しかなく、状態異常にも弱いのでツイン精神かアビリティ[[特殊能力|フルブロック]]でフォローしよう(ちなみに[[アウセンザイター|相棒]]も同じ弱点を持っている) | :パーツスロットが1しかなく、状態異常にも弱いのでツイン精神かアビリティ[[特殊能力|フルブロック]]でフォローしよう(ちなみに[[アウセンザイター|相棒]]も同じ弱点を持っている) | ||
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;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ}} | ;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ}} | ||
:第16話から参戦。今回は無条件で内蔵武器が解禁されており、最初から遠近共に隙の無い性能を誇る。戦闘デモは変化なし。 | :第16話から参戦。今回は無条件で内蔵武器が解禁されており、最初から遠近共に隙の無い性能を誇る。戦闘デモは変化なし。 | ||
− | ; | + | ;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦OG ジ・インスペクター}} |
− | :第15話で「武神装攻ダイゼンガー」で、ゲームと同じ登場。JINKI-1起動直後に[[ガルガウ]] | + | :第15話で「武神装攻ダイゼンガー」で、ゲームと同じ登場。JINKI-1起動直後に[[ガルガウ]]のアイアンクローを真剣白刃取りし直後に「斬艦刀・雲耀の太刀」で一刀両断したり、[[ノイ・レジセイア]]を「斬艦刀・逸騎刀閃」でバラバラに切り裂いたりと要所で大活躍していた…が、'''まだ[[ベーオウルフ]]戦が残っているのにそこを最後に出番がなくなる'''。 |
:上記の通り、本作での演出が第2次OG以降のアニメに流用されている。 | :上記の通り、本作での演出が第2次OG以降のアニメに流用されている。 | ||
+ | ;[[無限のフロンティアEXCEED スーパーロボット大戦OGサーガ]] | ||
+ | :特典ドラマCD『無限の扉絵』で[[コウタ・アズマ|コウタ]]、[[アクセル・アルマー|アクセル]]、[[アインスト・アルフィミィ|アルフィミィ]]が次元の扉に飲み込まれた際にアルフィミィによって海面に叩き落とされた[[マッドネット|謎の生命体]]に雲耀の太刀を撃ち込んだ。 | ||
− | === | + | === 単独作品 === |
− | ;[[ | + | ;[[スーパーロボット大戦X-Ω]] |
− | : | + | :2017年12月11日の「鋼の年末スパロボ感謝祭&忘年会」にて発表。Ωスキル搭載大器型SSRアタッカーで、初のノーマル大器が存在しない単独Ωユニットでもある。 |
+ | :基本ステータス・アビリティラインナップともに高スペックで纏まった実装時点における最強クラスのユニットとなっている。 | ||
+ | :アリーナでも確定反撃、攻撃ヒット時HP回復など[[アルトアイゼン・リーゼ]]に近い性能を持つが、こちらは単機でも十全に性能を発揮できる。必殺スキルの雲耀の太刀も火力・範囲は申し分なく、Ω化は必要だが特殊装甲無効付与まで持ち、分身無効は持たないもののゼンガーが[[直撃]]を持つためさほど問題ないなど攻撃面では上位互換に近い。反面、特殊装甲やバリアは一切持たないため防御面ではアルトより脆い部分も。 | ||
+ | :2018年8月のイベント「激闘のバーニングPT!」の報酬ユニットとしてSSRディフェンダーが登場。 | ||
+ | :2019年10月にXΩスキル対応化(パートナーは[[アウセンザイター]][Ω])。 | ||
− | === | + | === その他 === |
;[[アイドルマスター シンデレラガールズ]] | ;[[アイドルマスター シンデレラガールズ]] | ||
:OGシリーズとのコラボイベント「スーパーロボット大戦CG-奏鳴の銀河へ-」にて登場。同作品の登場アイドル達が搭乗する<ref>ゲーム的には装備アイテムに相当する扱いなので誰でも「搭乗」させることができる。</ref>。 | :OGシリーズとのコラボイベント「スーパーロボット大戦CG-奏鳴の銀河へ-」にて登場。同作品の登場アイドル達が搭乗する<ref>ゲーム的には装備アイテムに相当する扱いなので誰でも「搭乗」させることができる。</ref>。 | ||
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高い装甲とHPを誇る、典型的な[[スーパーロボット]]。機体[[サイズ]]はL。空陸両用。[[特機]]なので、[[換装武器]]の概念があるOGシリーズにおいて、換装武器を装備させる事は出来ない。 | 高い装甲とHPを誇る、典型的な[[スーパーロボット]]。機体[[サイズ]]はL。空陸両用。[[特機]]なので、[[換装武器]]の概念があるOGシリーズにおいて、換装武器を装備させる事は出来ない。 | ||
− | + | 対単体攻撃において非常に高い攻撃力を有し、ボス敵や戦艦タイプの敵に絶大な強さを発揮する。だが、EN消費が激しい為、複数の敵を相手取るのが苦手でザコ戦には不向き。その圧倒的な攻撃力を活かす為、ENと武器を早めに[[改造]]しておきたい所。 | |
=== 武装・[[必殺武器]] === | === 武装・[[必殺武器]] === | ||
==== 武装 ==== | ==== 武装 ==== | ||
;ダイナミック・ナックル | ;ダイナミック・ナックル | ||
− | :[[ | + | :[[グルンガスト]]シリーズのブーストナックルと同様の武装で、ATS(自動追跡システム)を搭載し、手動操作も可能。推進力を発生させるスラスターは肘部分に存在する。 |
− | : | + | :0G外伝では無消費かつバリア貫通持ちなので雑魚はこれ一本でほぼ戦える。第二次OGではENを消費するが、それ以外は斬艦刀・大車輪の上位互換なので引き続き雑魚戦での主力となる。 |
;ゼネラル・ブラスター | ;ゼネラル・ブラスター | ||
:[[グルンガスト零式]]と同様の原理で、重力場による仮想砲身から熱線砲を発射する。両肩部の外装の下に超大型のレンズが見て取れる。 | :[[グルンガスト零式]]と同様の原理で、重力場による仮想砲身から熱線砲を発射する。両肩部の外装の下に超大型のレンズが見て取れる。 | ||
− | : | + | :初出の第2次αでは[[小隊攻撃]]に設定され、消費EN65と異常に燃費が悪い謎の仕様になっていた。しかしそもそも使用さえできないためただの飾りデータ。 |
− | : | + | :OG外伝では消費EN20で射程3~7のALL武器という凄まじい高効率武装となった。アウセンザイターのランツェ・カノーネWと射程が合致しており、ツインを組めば遠距離から殲滅できるようになる。 |
− | : | + | :OG2ndではさすがに全ての面で弱体化したが射程は健在。 |
− | : | + | :OGMDでは気力をあまり貯めていない段階から使えるバリア貫通効果が対フューリー戦で重要になる。 |
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;ガーディアンズ・ソード | ;ガーディアンズ・ソード | ||
:本機が本来所持するはずだった実体剣。取り回しを考えてか、斬艦刀よりもやや小振りな片刃が採用されている。何気に刀身の返しが「G」の形になっている。 | :本機が本来所持するはずだった実体剣。取り回しを考えてか、斬艦刀よりもやや小振りな片刃が採用されている。何気に刀身の返しが「G」の形になっている。 | ||
− | : | + | :OG外伝では[[グルンガスト参式|参式獅子王刀]]同様、相手を滅多打ちにしてから両断する。 |
− | : | + | :雷光斬りと比較して燃費はそのまま威力・射程・命中補正・CT補正・気力制限の全てにおいて優れる。さすがに雲耀の太刀と比較すると威力は劣るし合体攻撃も使えないが、そんな事は気にならないぐらい総合性能が高い。 |
− | : | + | :OG2ndでは、既に斬艦刀があるのでこれだけ装備されない。 |
+ | <!-- :次作では斬艦刀との二刀流は実現するだろうか…? --> | ||
;[[斬艦刀|参式斬艦刀]] | ;[[斬艦刀|参式斬艦刀]] | ||
− | :[[グルンガスト参式]] | + | :[[グルンガスト参式]](ゼンガー機)から受け継がれた、ダイゼンガーのメイン武器。材質は形状記憶型の液体金属。通常は日本刀の様であるが、機体からエネルギーを供給する事で、技に応じた形状及び大きさに変化・形状固定する。 |
− | + | :ちなみに「龍王逆襲」では参式斬艦刀が長期の使用で機能不具合を起こし、一時的にスレードゲルミルの斬艦刀を使用した事がある(スレードはもう片方を使っていた)。尚、一時的に[[ソロシップ]]に帰艦した際に修理を行ったため再出撃時に返還している。 | |
:;日本刀形態 | :;日本刀形態 | ||
− | :: | + | ::もっともコンパクトな基本形態で、この状態で携帯する。普通に武器として使用できるが、第2次OGまで武装として採用されなかった。 |
:;曲刀形態 | :;曲刀形態 | ||
::刀身をククリ刀のように変化させた形態。斬艦刀・大車輪で投擲用に使用。 | ::刀身をククリ刀のように変化させた形態。斬艦刀・大車輪で投擲用に使用。 | ||
:;大剣形態 | :;大剣形態 | ||
− | :: | + | ::展開して100m以上の長さとなる両刃の巨大剣。斬艦刀・雷光斬り、斬艦刀・雲耀の太刀で使用。 |
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==== 必殺技 ==== | ==== 必殺技 ==== | ||
;斬艦刀・電光石火(ざんかんとう・でんこうせっか) | ;斬艦刀・電光石火(ざんかんとう・でんこうせっか) | ||
− | : | + | :日本刀形態の斬艦刀のまま、剣先にゾル・オリハルコニウム製の刀身の形状を固定する為のエネルギーを集中させ放つ技。斬艦刀の形状そのものは変化しないものの、形状固定用のエネルギーを放出する事で、斬艦刀の特性を利用した技である。 |
− | : | + | :斬艦刀を使う技の中では最も射程が長く、攻撃力が低い。 |
− | : | + | :OG2ndでは牙壊と入れ替わる形でオミット。 |
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;斬艦刀・大車輪(ざんかんとう・だいしゃりん) | ;斬艦刀・大車輪(ざんかんとう・だいしゃりん) | ||
− | : | + | :曲刀形態の斬艦刀をブーメランのように投擲し、目標を両断する技。無駄に熱すぎる'''「大! 車! りぃぃぃぃん!」'''は必聴。 |
− | : | + | :αシリーズとOG外伝では無消費で使い勝手が抜群。ちなみに零式や参式でも理屈の上では出来る。第2次OGではF属性でありマキシマムブレイク使用時に一本しかないはずなのに2回投げ、演出上あらぬところへ飛ぶという突っ込みどころの多い武器になっている。 |
− | : | + | :OG2ndではダイナミック・ナックルに多くの点で負けてしまうため、入手以降は使う機会が大幅に減る。 |
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;斬艦刀・牙壊(ざんかんとう・がかい) | ;斬艦刀・牙壊(ざんかんとう・がかい) | ||
− | : | + | :OG2ndで電光石火と入れ替わりに追加された技。日本刀形態の斬艦刀のまま相手とすれ違いざまに斬る。シリーズ初の日本刀形態での直接斬撃。 |
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;斬艦刀・雷光斬り(ざんかんとう・らいこうぎり) | ;斬艦刀・雷光斬り(ざんかんとう・らいこうぎり) | ||
− | : | + | :大剣形態に変形させた斬艦刀で2度斬りつける技。夕日を背に突撃し、斬撃の際に桜が飛び散る戦闘エフェクトは必見。この時点での攻撃モーションは斬り上げ→横薙ぎ。 |
− | : | + | :OGS・外伝では雷雲と雷鳴をバックに崖の上から斬りかかるという演出に変わり、攻撃モーションが横薙ぎ→斬り下ろしに変化。 |
− | + | :OG2ndではαシリーズを彷彿とさせる夕日と桜の演出に戻った。ただし攻撃モーションは横薙ぎ→斬り上げに再度変更。 | |
− | : | + | :威力に対して燃費・射程のバランスが良い中堅技。耐久力の高い中ボスや戦艦には主にこれを使っていく事になる。 |
− | : | + | ;斬艦刀・雲耀の太刀(ざんかんとう・うんようのたち) |
− | + | :ダイゼンガー単体で使用できる最強技。大剣形態の斬艦刀を構えて背のスラスターで跳躍し(アニメでは斬艦刀を大地に打ち付けた反動を加えて)、落下の勢いを合わせて相手を一刀両断するシンプルな攻撃。 | |
− | + | :ジ・インスペクター以降の演出では特に顕著だが、所謂大張監督による[[マイトガイン|縦一文字斬り]]の系譜。戦闘エフェクト・台詞共に熱い。 | |
− | ; | + | :第3次αではフィニッシュデモが追加されたが、後に発売されたOGシリーズに比べても非常に派手でインパクトがある([[スレードゲルミル]]を彷彿とさせるモノクロの咆哮カットイン+ボイス演出、攻撃後に機体のバストアップ)。 |
− | : | + | :OGSでは機体やフィニッシュの描写は控えめになったものの、その分ゼンガーが桜吹雪舞う中で静かに刀を抜く全身カットインが入っており、異なる所で演出に力が入っている。 |
− | : | + | :OG2ndではまたも演出が変更されており、全身カットインの代わりに斬艦刀の展開を強調したリアルカットインが入り、〆は刀を構える横顔のアップに雲の切れ間から陽光が差す中「我が斬艦刀に断てぬものなし」の文字カットが入る……要するに'''ジ・インスペクターの初陣エピソードの演出'''が再現されている。ちなみにこの傾向は竜巻斬艦刀も同じ。 |
− | : | + | :装備性能としては悪燃費と[[射程]]1が玉に瑕。第2次αでは単体火力としては[[真・ゲッター1|ストナーサンシャイン]]に次ぐ最上位クラスではあったが、OG2・外伝では上記で記載した通り燃費に対して威力が低めなのがとにかくネック。加えて個別改造システムの時代であっても[[改造]]費が高いが、竜巻斬艦刀の攻撃力に影響するためある程度手をつけておきたい。 |
− | : | + | :ちなみにこの技名は薩摩示現流の奥義の1つ「雲耀(うんよう)」に由来する。鋭く研ぎ澄ました錐が薄紙の裏へ突き抜けるまでの時間、要するに「眼にも留まらない一瞬」のスピードで振り下ろされた斬撃の剣圧で遠距離の相手すら倒すという技であり、まさに'''「我に断てぬものなし!」'''である。 |
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=== [[合体攻撃]] === | === [[合体攻撃]] === | ||
;竜巻斬艦刀 / 竜巻斬艦刀・逸騎刀閃(たつまきざんかんとう・いっきとうせん) | ;竜巻斬艦刀 / 竜巻斬艦刀・逸騎刀閃(たつまきざんかんとう・いっきとうせん) | ||
− | :[[レーツェル・ファインシュメッカー]]の乗る[[アウセンザイター]] | + | :[[レーツェル・ファインシュメッカー]]の乗る[[アウセンザイター]]との合体攻撃。<br />両機のモードを『プフェールト』に設定する事で、ダイゼンガーが馬に変形したアウセンザイターに騎乗し'''『刃馬一体』'''となって突撃、敵を大剣形態の斬艦刀で一刀の下に斬り捨てる。GBA版での初登場時は疾駆の勢いで打ち上げ、アウセンザイターごと飛び上がって真上から両断、というかなり強引なものだった。OG2ndではこの両方を複合した上で「OGIN」の演出が加わり、落下の勢いで両断し(大気圏から落下なので初撃でクレーターができるほど)の敵を斬艦刀に引っかけたまま高速回転させて竜巻で吹っ飛ばし、トドメにアウセンザイターが最大出力で跳び上がり、その勢いで斬り捨てる。ダイゼンガーのリアル等身カットインでの雄叫びがちょっと怖い。トドメは背中合わせで「我らに断てぬものなし」。<br />2機で行う攻撃だけに戦闘エフェクト・台詞も倍以上熱い。なおダイゼンガー側から始動すると見た目通り格闘攻撃だが、アウセンザイター側から始動すると射撃攻撃となる。「逸騎刀閃」はαシリーズのみの表記だが、実質的な技名は同じ。 |
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==== その他の作品 ==== | ==== その他の作品 ==== | ||
+ | ;逸騎加勢・十文字竜巻斬艦刀(いっきかせい・じゅうもんじたつまきざんかんとう) | ||
+ | :「龍王逆襲」で披露された竜巻斬艦刀の強化版で、未来世界から転移して来たスレードゲルミルを加えた大技。この時はダイゼンガーの斬艦刀が使用不可能になっているため両機体共にスレードゲルミルの斬艦刀を使っている。 | ||
;斬艦刀・逸刀入魂(ざんかんとう・いっとうにゅうこん)<br />斬艦刀・仁刀逸閃(ざんかんとう・にとういっせん) | ;斬艦刀・逸刀入魂(ざんかんとう・いっとうにゅうこん)<br />斬艦刀・仁刀逸閃(ざんかんとう・にとういっせん) | ||
:シャッフルバトラーにおけるスレードゲルミルとの合体攻撃。前者は斬艦刀なし、後者はありの場合。一体どのような技なのか、相手が相手だけに内容が気になる所。 | :シャッフルバトラーにおけるスレードゲルミルとの合体攻撃。前者は斬艦刀なし、後者はありの場合。一体どのような技なのか、相手が相手だけに内容が気になる所。 | ||
208行目: | 176行目: | ||
=== [[特殊能力]] === | === [[特殊能力]] === | ||
;剣装備 | ;剣装備 | ||
− | : | + | :OGシリーズでは、[[切り払い]]が実装されていないので未搭載。 |
;[[換装]] | ;[[換装]] | ||
− | : | + | :OG外伝のみ内蔵武器と[[斬艦刀]]との改装が可能。 |
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=== 移動タイプ === | === 移動タイプ === | ||
222行目: | 189行目: | ||
=== カスタムボーナス === | === カスタムボーナス === | ||
+ | GBA版OG2以降のOGシリーズのみ。 | ||
;格闘武器の攻撃力+200 | ;格闘武器の攻撃力+200 | ||
− | : | + | :高い攻撃力がさらに高くなる。アウセンザイターには射撃武器に対してのボーナスがあるため、ボスキラーの役割に磨きがかかる。 |
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;格闘武器の攻撃力+100、武器「ゼネラル・ブラスター」にダブルアタック属性追加 | ;格闘武器の攻撃力+100、武器「ゼネラル・ブラスター」にダブルアタック属性追加 | ||
− | : | + | :OGMD。攻撃力の上昇値が半分になった代わりに待望のダブルアタック武器を得る。 |
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== 機体BGM == | == 機体BGM == | ||
;「剣・魂・一・擲」 | ;「剣・魂・一・擲」 | ||
:ダイゼンガーのメインテーマ。デフォルト[[BGM]]。四字熟語の「乾坤一擲(けんこんいってき)」に別の漢字を当てている。この手法は森住氏が多用しており、スパロボでは定番となっている。元々、乾坤一擲は一か八かという意味合い=一回きりのチャンスという意味で、剣・魂・一・擲は弐の太刀いらずの示現流を如実に表しているとも言える。 | :ダイゼンガーのメインテーマ。デフォルト[[BGM]]。四字熟語の「乾坤一擲(けんこんいってき)」に別の漢字を当てている。この手法は森住氏が多用しており、スパロボでは定番となっている。元々、乾坤一擲は一か八かという意味合い=一回きりのチャンスという意味で、剣・魂・一・擲は弐の太刀いらずの示現流を如実に表しているとも言える。 | ||
− | ; | + | ;「悪を断つ剣」 |
:ゼンガーのデフォルトBGM。BGMセレクトを除けば、ここぞというイベントで流れる場合が多い。OGシリーズはデフォルトだとパイロットが優先されるため、こちらを聞く機会が多い。 | :ゼンガーのデフォルトBGM。BGMセレクトを除けば、ここぞというイベントで流れる場合が多い。OGシリーズはデフォルトだとパイロットが優先されるため、こちらを聞く機会が多い。 | ||
247行目: | 213行目: | ||
:参式の「参式斬艦刀」が、ダイゼンガーの手に渡る。 | :参式の「参式斬艦刀」が、ダイゼンガーの手に渡る。 | ||
;[[アウセンザイター]] | ;[[アウセンザイター]] | ||
− | :[[DGG]] | + | :「刃馬一体」による最強の連携攻撃を主とした、[[DGG]]2号機。 |
;[[雷鳳]] | ;[[雷鳳]] | ||
:脚撃を主とした[[DGG]]3号機として制作されたが、DGGとしての登録は抹消されている。 | :脚撃を主とした[[DGG]]3号機として制作されたが、DGGとしての登録は抹消されている。 | ||
− | + | ;[[大雷鳳]] | |
− | + | :雷鳳の強化型。正式に[[DGG]]3号機としての承認を受けた。 | |
;[[ジンライ]] | ;[[ジンライ]] | ||
:DGG3号機の初期の姿。DGGを破壊するためのDGGである。 | :DGG3号機の初期の姿。DGGを破壊するためのDGGである。 | ||
== 余談 == | == 余談 == | ||
− | * | + | *[[スタッフ:寺田貴信|寺田プロデューサー]]が5秒で命名した機体である。 |
− | * | + | *もちろん名前の由来は「大きなゼンガー」なのであるが、ゼンガーの綴りは「Sanger(北米版OGではSaenger)」であり、本機のアルファベット表記「Dygenguar」とは著しく違う。そのため、実は日本語表記でないと全く意味が通じなくなっている。 |
− | * | + | *「ダイナミックゼネラルガーディアン」の略で「ダイゼンガー」なので、[[アウセンザイター]]を始めとするDGG系列の機体は全て「ダイゼンガー」という事になる。アウセンザイターについてはレーツェルがそれを認めている。 |
− | * | + | *『[[無限のフロンティア]] スーパーロボット大戦OGサーガ パーフェクトバイブル(エンターブレイン刊)』の[[スタッフ]]インタビューによると、別名の『武神装攻』と言う名を考えたのは[[スタッフ:森住惣一郎|森住氏]]。寺田氏が普通に『装甲』と書いた所に、'''そうじゃなく攻撃の『攻』で、出来たら赤く塗ってください'''と注文を付けたらしい。 |
**このような命名法は、[[ドイツ語]]と並ぶ森住氏の定番パターン。 | **このような命名法は、[[ドイツ語]]と並ぶ森住氏の定番パターン。 | ||
− | * | + | *OG2(GBA版の時点から)では、[[リュウセイ・ダテ]]が本機の略称を[[ライディース・F・ブランシュタイン|ライ]]版として『'''ダイライオー'''』と言う場面がある。後に寺田氏によって、これが次回作以後に登場するスパロボオリジナル機名の伏線だったことが仄めかされる。第3次αで実際に同じDGG系の機体『'''[[大雷鳳]]'''('''だいらいおう''')』が登場した。 |
*αシリーズ、OGシリーズ共に初登場時には毎回とにかく派手で手が込んだ演出が用意され、さらに戦闘アニメの演出にも毎回力が入っており、バンプレストオリジナルの機体の中でも特に製作スタッフの思い入れの強さを感じさせる機体である。 | *αシリーズ、OGシリーズ共に初登場時には毎回とにかく派手で手が込んだ演出が用意され、さらに戦闘アニメの演出にも毎回力が入っており、バンプレストオリジナルの機体の中でも特に製作スタッフの思い入れの強さを感じさせる機体である。 | ||
− | *[[スタッフ:大張正己|大張正己]] | + | *[[スタッフ:大張正己|大張正己]]監督の描くロボット(いわゆる「バリメカ」)をイメージしてデザインされており、寺田プロデューサーを初めとするスタッフは大張監督に怒られると戦々恐々していたが、当の大張監督はダイゼンガーをとても気に入っており、機会ができたら自分に描かせて欲しいとまでねだった微笑ましいエピソードがある。 |
− | **さらには後に『ジ・インスペクター』にて大張氏がアニメの総監督を担当したばかりか、ダイゼンガー初登場の第15話では''' | + | **さらには後に『ジ・インスペクター』にて大張氏がアニメの総監督を担当したばかりか、ダイゼンガー初登場の第15話では'''ダイゼンガーの絵コンテを大張氏自身が手掛けた'''ほど御墨付きである。曰く、「動かしやすい」とのこと。 |
== 話題 == | == 話題 == | ||
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== 商品情報 == | == 商品情報 == | ||
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== 脚注 == | == 脚注 == |