「ギルバート・デュランダル」を編集中
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;「[[ガーティ・ルー|ボギーワン]]か……本当の名は何と言うのだろうね? あの艦の」<br />「名はその存在を示すものだ。だが、もしそれが偽りだったとしたら?」<br />「もしそれが偽りだったとしたら、それはその存在そのものも偽り……という事になるのかな? アレックス…いや、アスラン・ザラ君?」 | ;「[[ガーティ・ルー|ボギーワン]]か……本当の名は何と言うのだろうね? あの艦の」<br />「名はその存在を示すものだ。だが、もしそれが偽りだったとしたら?」<br />「もしそれが偽りだったとしたら、それはその存在そのものも偽り……という事になるのかな? アレックス…いや、アスラン・ザラ君?」 | ||
:[[第1次連合・プラント大戦]]以降、[[偽名]]を使って行動していた[[アスラン・ザラ|アスラン]]を一発で見抜いてのセリフ。名前を4つも持っていた[[シャア・アズナブル|シャア]]の声でこう言われると、考えさせられるものである。ちなみに、スペシャルエディション版では「アレックス」が「[[アレックス・ディノ]]」とフルネームに変更されている。 | :[[第1次連合・プラント大戦]]以降、[[偽名]]を使って行動していた[[アスラン・ザラ|アスラン]]を一発で見抜いてのセリフ。名前を4つも持っていた[[シャア・アズナブル|シャア]]の声でこう言われると、考えさせられるものである。ちなみに、スペシャルエディション版では「アレックス」が「[[アレックス・ディノ]]」とフルネームに変更されている。 | ||
− | ; | + | ;「ではアスラン、私からも尋ねよう。想いが同じだというのなら、何故彼らは我々の元に来なかった?機会がなかったわけではあるまい。グラディス艦長も投降を呼び掛けたと聞いた。なのに何故彼らは我々の元に来ず、戦ったのだ?」 |
:アスランからアークエンジェル討伐の命令を下した理由を尋ねられたときの返答。ラクスが暗殺されかけ、その直後からラクスの偽者であるミーアが表舞台に登場したため、キラたちがそのミーアを手元に置いているデュランダルを信用するはずがないことをアスランは理解している。そのことを知っていながら堂々とこの言葉を述べるデュランダルに憤るが、事情を知らないシンが一緒にいるため、反論できず、傍にいるミーアに視線を向けるが・・・ | :アスランからアークエンジェル討伐の命令を下した理由を尋ねられたときの返答。ラクスが暗殺されかけ、その直後からラクスの偽者であるミーアが表舞台に登場したため、キラたちがそのミーアを手元に置いているデュランダルを信用するはずがないことをアスランは理解している。そのことを知っていながら堂々とこの言葉を述べるデュランダルに憤るが、事情を知らないシンが一緒にいるため、反論できず、傍にいるミーアに視線を向けるが・・・ | ||
;「ふ、ラクスだってこうして共に戦おうとしてくれているのに…」 | ;「ふ、ラクスだってこうして共に戦おうとしてくれているのに…」 | ||
:[[アークエンジェル]]の行動を否定したデュランダルが、自分の元にいる[[ラクス・クライン|ラクス]]が[[偽物|影武者]]の[[ミーア・キャンベル|ミーア]]である事実をアスランが知っているのを分かっていながら、彼に発した台詞。 | :[[アークエンジェル]]の行動を否定したデュランダルが、自分の元にいる[[ラクス・クライン|ラクス]]が[[偽物|影武者]]の[[ミーア・キャンベル|ミーア]]である事実をアスランが知っているのを分かっていながら、彼に発した台詞。 | ||
:デュランダルがただ単に平和を求める政治家ではないことを見せ始めたシーンであるが、アスランは激しても、一緒にいた[[シン・アスカ|シン]]やミーアには分らないでいた。ここに来てようやく、アスランはデュランダルを疑っていたキラ達が正しかったと己の浅はかさを痛感した。 | :デュランダルがただ単に平和を求める政治家ではないことを見せ始めたシーンであるが、アスランは激しても、一緒にいた[[シン・アスカ|シン]]やミーアには分らないでいた。ここに来てようやく、アスランはデュランダルを疑っていたキラ達が正しかったと己の浅はかさを痛感した。 | ||
− | ; | + | ;「アークエンジェル、いや君の友人のキラ・ヤマト君に限って言っても、そうだな、私は実に彼は不幸だったと思う。気の毒に思っているよ」<br />「あれだけの資質、力だ。彼は本来戦士なのだ。モビルスーツで戦わせたら当代彼に敵う者はないと言うほどの腕の」 |
− | :アークエンジェルを一方的に討つことを命じた事に反発するアスランに対して、デュランダルが発した[[キラ・ヤマト|キラ]] | + | :アークエンジェルを一方的に討つことを命じた事に反発するアスランに対して、デュランダルが発した[[キラ・ヤマト|キラ]]に対する考え。だが、デュランダルが不幸としているのは「他者の欲望によって生み出され翻弄されたキラ自身の人生」ではなく、「彼が自分の遺伝子の中にある才能に気付かなかったこと」、何より「'''その力が自身の役に立たず、無駄になったこと'''」である。 |
+ | :シンやミーアには、デュランダルが本気でキラを憐れんでいると思っていたようだが、アスランにはキラの心情を無視した傲慢な主張にしか受け取れなかっただろう。実際、要約すると「キラがMSパイロットとして最強の才能を有しながら、自分のその才能に気付く事なくその人生を歩まずに只の学生であった」事を不幸と断じている傲慢極まりない話であり、地球連合軍が[[ブーステッドマン]]や[[エクステンデッド]]を戦闘兵器としている視点と大差はない。キラ自身の争いを好まない性格や殺したくない意志などが最初から含まれていないために、アスランはミーアの事実と合わせデュランダルが始めから相容れない者だったと悟る。 | ||
+ | :なお、『THE EDGE』ではシンとミーアがいないため、さらに「人々の希望でありながらその役目を放棄したラクス・クライン」という言葉が加わっている。 | ||
;「ザフト軍最高責任者として私はあんなわけの分からない強大な力を、ただ野放しにしておくことは出来ない。だから討てと命じたのだ。それは仕方のないことだろう?」 | ;「ザフト軍最高責任者として私はあんなわけの分からない強大な力を、ただ野放しにしておくことは出来ない。だから討てと命じたのだ。それは仕方のないことだろう?」 | ||
:デュランダルがアークエンジェルの討伐を命令した理由をアスランに語った台詞。立場的に彼の主張は妥当なものであるが、捉え方によっては、「自分に従わない強大な力を持つ存在は排除するしかない」という事にもなる。ちなみに、小説版ではこの時アスランから「それでは連合やロゴスと同じではないのか?」と思われている。 | :デュランダルがアークエンジェルの討伐を命令した理由をアスランに語った台詞。立場的に彼の主張は妥当なものであるが、捉え方によっては、「自分に従わない強大な力を持つ存在は排除するしかない」という事にもなる。ちなみに、小説版ではこの時アスランから「それでは連合やロゴスと同じではないのか?」と思われている。 | ||
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;「彼もまた戦士でしかないというのにな、余計なことを考えすぎるんだ。」<br/>「キラ・ヤマトのせいかな?彼と出会ったのが不幸だったということだろう、アスランもまた。」 | ;「彼もまた戦士でしかないというのにな、余計なことを考えすぎるんだ。」<br/>「キラ・ヤマトのせいかな?彼と出会ったのが不幸だったということだろう、アスランもまた。」 | ||
:レイとの密会でアスランがもう自分の駒として機能しないと判断し、彼がそうなったのはキラのせいで、キラと出会ったことが不幸と断じた。聞き耳を立てていたミーアはアスランが失脚する危機程度にしか見ていなかったが、それを聞いたアスランは直前にキラを『不幸』と断じたことも含め、デュランダルが始めから敵であったと痛感し、後にキラとカガリを殺す側になった自分自身の行動の浅はかさに対する後悔もしていた。 | :レイとの密会でアスランがもう自分の駒として機能しないと判断し、彼がそうなったのはキラのせいで、キラと出会ったことが不幸と断じた。聞き耳を立てていたミーアはアスランが失脚する危機程度にしか見ていなかったが、それを聞いたアスランは直前にキラを『不幸』と断じたことも含め、デュランダルが始めから敵であったと痛感し、後にキラとカガリを殺す側になった自分自身の行動の浅はかさに対する後悔もしていた。 | ||
− | : | + | :分かりやすくいえば、『アスランはMSパイロットであることが一番幸せで、それ以外は必要ない。キラやカガリはその能力を阻害する不要な存在。』といっており、人をただの歯車もしくはシステムの一部程度にしか見ていない。同時に遺伝子の専門家故に人を遺伝子でしか見ない彼の本質を表している。 |
;「そうか分かった。君の判断を信じよう。撃墜を許可する」 | ;「そうか分かった。君の判断を信じよう。撃墜を許可する」 | ||
:第37話より。アスランが[[メイリン・ホーク]]を連れて、[[グフイグナイテッド]]を強奪し、シンとレイが追跡している際に、レイから撃墜の許可を求められた際に。タリアからは抗議されるが、デュランダルは逆に冷たい眼でにらめ返して黙らせてしまう。 | :第37話より。アスランが[[メイリン・ホーク]]を連れて、[[グフイグナイテッド]]を強奪し、シンとレイが追跡している際に、レイから撃墜の許可を求められた際に。タリアからは抗議されるが、デュランダルは逆に冷たい眼でにらめ返して黙らせてしまう。 | ||
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:デュランダルが本心では彼等を完全に「戦いに利用する存在」としてみなしていることをはっきりさせており、「彼」というのは他でもないアスランのこと。 | :デュランダルが本心では彼等を完全に「戦いに利用する存在」としてみなしていることをはっきりさせており、「彼」というのは他でもないアスランのこと。 | ||
:このことから、デュランダルはアスランも同様の存在と見なしていた節がある。 | :このことから、デュランダルはアスランも同様の存在と見なしていた節がある。 | ||
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;「彼がアムロ・レイ…。[[シャア・アズナブル]]の宿敵か」 | ;「彼がアムロ・レイ…。[[シャア・アズナブル]]の宿敵か」 | ||
:Zの[[メサイア]]攻防戦での[[アムロ・レイ]]の[[戦闘前会話]]。 | :Zの[[メサイア]]攻防戦での[[アムロ・レイ]]の[[戦闘前会話]]。 | ||
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=== 携帯機シリーズ === | === 携帯機シリーズ === | ||
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;「レクイエムやジェネシスもある。侵略者など恐るるに足らん…。地球圏は平和になるよ…!」 | ;「レクイエムやジェネシスもある。侵略者など恐るるに足らん…。地球圏は平和になるよ…!」 | ||
:『[[スーパーロボット大戦K|K]]』第19話後編「星の扉、運命の扉・後編」より。 | :『[[スーパーロボット大戦K|K]]』第19話後編「星の扉、運命の扉・後編」より。 | ||
370行目: | 368行目: | ||
:メサイア内部にて[[キラ・ヤマト|キラ]]との問答の場に割って入り自身に怒りの言葉をぶつけてきた[[ミスト・レックス|ミスト]]に対して、彼の言葉を論破した反論。 | :メサイア内部にて[[キラ・ヤマト|キラ]]との問答の場に割って入り自身に怒りの言葉をぶつけてきた[[ミスト・レックス|ミスト]]に対して、彼の言葉を論破した反論。 | ||
:作中におけるミストの振る舞いや言動<ref name="独善"/>を考えると、強烈な皮肉ともとれる発言である。論破されたことで対するミストも「そんなの…!」と苦し紛れに返すのみで、デュランダルに対して何一つ具体的な反論をぶつける事は出来なかった。 | :作中におけるミストの振る舞いや言動<ref name="独善"/>を考えると、強烈な皮肉ともとれる発言である。論破されたことで対するミストも「そんなの…!」と苦し紛れに返すのみで、デュランダルに対して何一つ具体的な反論をぶつける事は出来なかった。 | ||
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;「そしてもうひとつ、皆さんに知っておいていただきたい事があります」 | ;「そしてもうひとつ、皆さんに知っておいていただきたい事があります」 | ||
:『[[スーパーロボット大戦L|L]]』第18話「奪還への想い」より。 | :『[[スーパーロボット大戦L|L]]』第18話「奪還への想い」より。 | ||
:ロゴスの存在を暴露した演説の際の台詞。[[クワトロ・バジーナ|グラサンかけた同声優のキャラ]]が[[シャア・アズナブル|正体]]を明かす際の前口上のパロディである。 | :ロゴスの存在を暴露した演説の際の台詞。[[クワトロ・バジーナ|グラサンかけた同声優のキャラ]]が[[シャア・アズナブル|正体]]を明かす際の前口上のパロディである。 | ||
:この台詞の後、デュランダルは[[高蓋然性世界]]の面々が異世界から来たことを公表した。 | :この台詞の後、デュランダルは[[高蓋然性世界]]の面々が異世界から来たことを公表した。 | ||
− | ; | + | ;(…猿渡氏の様子、まさかな…) |
:『L』第20話ミネルバの支援メンバーへルート「舞い降りる天使達」より。 | :『L』第20話ミネルバの支援メンバーへルート「舞い降りる天使達」より。 | ||
:[[ヘブンズベース]]攻略戦中に物騒極まりない発言をした[[猿渡ゴオ|ゴオ]]の様子を見た際の台詞。 | :[[ヘブンズベース]]攻略戦中に物騒極まりない発言をした[[猿渡ゴオ|ゴオ]]の様子を見た際の台詞。 | ||
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;「ほう…最前線であのカラーリングとはなかなか度胸がある」 | ;「ほう…最前線であのカラーリングとはなかなか度胸がある」 | ||
:『L』第27話「戦うべき敵」より。 | :『L』第27話「戦うべき敵」より。 | ||
− | : | + | :増援に現れた[[アカツキ]]を見て。 |
:言うまでもなく、かつて[[百式|金色のMS]]を駆った[[声優ネタ|中の人ネタ]]。 | :言うまでもなく、かつて[[百式|金色のMS]]を駆った[[声優ネタ|中の人ネタ]]。 | ||
;「LOTUSを懐柔するために送り込んだ[[ミネルバ]]が逆に取り込まれるとはな。彼らは…特に[[シン・アスカ|シン]]は私の考えに共感してくれると思っていたのだがね…」 | ;「LOTUSを懐柔するために送り込んだ[[ミネルバ]]が逆に取り込まれるとはな。彼らは…特に[[シン・アスカ|シン]]は私の考えに共感してくれると思っていたのだがね…」 |