「アトールV」を編集中
ナビゲーションに移動
検索に移動
この編集を取り消せます。 下記の差分を確認して、本当に取り消していいか検証してください。よろしければ変更を保存して取り消しを完了してください。
最新版 | 編集中の文章 | ||
3行目: | 3行目: | ||
| 登場作品 = {{登場作品 (メカ)|重戦機エルガイム}} | | 登場作品 = {{登場作品 (メカ)|重戦機エルガイム}} | ||
| デザイン = {{メカニックデザイン|永野護}} | | デザイン = {{メカニックデザイン|永野護}} | ||
− | | 初登場SRW = | + | | 初登場SRW = [[スーパーロボット大戦F]] |
| SRWでの分類 = [[機体]] | | SRWでの分類 = [[機体]] | ||
}} | }} | ||
24行目: | 24行目: | ||
}} | }} | ||
'''アトールV'''は『[[重戦機エルガイム]]』の登場メカ。 | '''アトールV'''は『[[重戦機エルガイム]]』の登場メカ。 | ||
− | |||
== 概要 == | == 概要 == | ||
[[13人衆]]の一人である[[マフ・マクトミン]]が乗るカスタム[[ヘビーメタル]]。またの名を「'''アトールV マクトミンビルト'''」と言う。 | [[13人衆]]の一人である[[マフ・マクトミン]]が乗るカスタム[[ヘビーメタル]]。またの名を「'''アトールV マクトミンビルト'''」と言う。 | ||
30行目: | 29行目: | ||
アトールVは[[アトール]]をコアにして色々な[[HM]]の部品(武器やバインダー)を寄せ集めて作られた継ぎ接ぎHMであるが、ベースとなった機体の高出力とパイロットの腕前もあって戦闘力は高い。 | アトールVは[[アトール]]をコアにして色々な[[HM]]の部品(武器やバインダー)を寄せ集めて作られた継ぎ接ぎHMであるが、ベースとなった機体の高出力とパイロットの腕前もあって戦闘力は高い。 | ||
− | + | また、独自装備のフロッガーが三連装に強化されており、つま先が長くなっているという特徴も持つ。アトールVは「ムーバブルフレームに装甲と機能を付加していく事で機体を構成する、着せ替え兵器」というヘビーメタルの特性をある意味一番体現していると言える。 | |
− | |||
− | |||
=== 機体名について === | === 機体名について === | ||
原作を知っている人には言うまでも無い事であるが、アトールVは「'''アトールファイブ'''」と読む。しかし、原作を知らない状態でSRWで本機体を初めて知った人は、大抵「[[コン・バトラーV|アトールブイ]]」と読んでしまう事も少なくない。まるで、どこかの[[ボルテスV|超電磁マシーン]]と同じである。 | 原作を知っている人には言うまでも無い事であるが、アトールVは「'''アトールファイブ'''」と読む。しかし、原作を知らない状態でSRWで本機体を初めて知った人は、大抵「[[コン・バトラーV|アトールブイ]]」と読んでしまう事も少なくない。まるで、どこかの[[ボルテスV|超電磁マシーン]]と同じである。 | ||
− | + | ついでに、「ファイブ」の由来は[[アトール]]、[[バッシュ]]、[[グルーン]]、[[アシュラテンプル]]、[[オージェ]]の五種類のA級[[ヘビーメタル]]のパーツを用いて作られている為。マクトミンとしては、さらに[[アモンデュール・スタック]]のブースターを装備したかったらしい。 | |
− | + | 余談だが、機体名の元ネタは本家と同様にフランスのプログレバンド「Atoll」から取られているが、「V」にも意味がある。…というのも、『重戦機エルガイム』本編放映時にこのバンドは4枚のアルバムを出しており、「V」には「5枚目のアルバムを希望する」という意味合いが込められているのだとか(なお、その後念願叶って無事5枚目もリリースされている)。 | |
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
== 登場作品と操縦者 == | == 登場作品と操縦者 == | ||
=== [[旧シリーズ]] === | === [[旧シリーズ]] === | ||
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦F]] |
− | + | :初登場作品。オージェに次ぐ高耐久、バスターランチャー装備といったA級HMらしい特長を持つ。一方でパワーランチャーの射程が短く何故か全HM中唯一弾数制・妙に低い[[限界反応]]といった、つぎはぎ故の弊害を思わせる独特な短所も持つ。この頃は、撃破時の獲得[[資金]]が十分高い。([[飛行要塞グール]]と同等。) | |
− | + | ;[[スーパーロボット大戦F完結編]] | |
− | : | ||
− | ; | ||
:[[ギワザ・ロワウ|ギワザ]]が[[オルドナ・ポセイダル|ポセイダル]]に反乱を起こす際に、ギワザ側につく。『F』に比べて、耐久面を中心に性能が大きく上がっているが、限界反応が大して改善されておらず折角高めた[[運動性]]がまるで役に立っていない。パワーランチャーの短い射程も据え置き。更に何故か獲得資金額もそのままで、分厚い[[装甲]](+シールド)を貫き、25000もの[[HP]]を削り切る手間に到底見合っていない。実質大きく弱体化したばかりか、変にちゃちな印象まで着いてしまった。 | :[[ギワザ・ロワウ|ギワザ]]が[[オルドナ・ポセイダル|ポセイダル]]に反乱を起こす際に、ギワザ側につく。『F』に比べて、耐久面を中心に性能が大きく上がっているが、限界反応が大して改善されておらず折角高めた[[運動性]]がまるで役に立っていない。パワーランチャーの短い射程も据え置き。更に何故か獲得資金額もそのままで、分厚い[[装甲]](+シールド)を貫き、25000もの[[HP]]を削り切る手間に到底見合っていない。実質大きく弱体化したばかりか、変にちゃちな印象まで着いてしまった。 | ||
=== COMPACTシリーズ === | === COMPACTシリーズ === | ||
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦COMPACT]] |
:性能は高いが、味方が強いので実感は無い。何機か量産されている。 | :性能は高いが、味方が強いので実感は無い。何機か量産されている。 | ||
=== 単独作品 === | === 単独作品 === | ||
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦GC]]([[スーパーロボット大戦XO|XO]]) |
:今までの事を考えると、かなり高い[[HP]]を誇る。バスターランチャーは無いが武器も強い。その代わりと言っては何だが、獲得資金もそれなりに高額になっている。 | :今までの事を考えると、かなり高い[[HP]]を誇る。バスターランチャーは無いが武器も強い。その代わりと言っては何だが、獲得資金もそれなりに高額になっている。 | ||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
=== 関連作品 === | === 関連作品 === | ||
+ | ;[[バトルコマンダー 八武衆、修羅の兵法]] | ||
+ | :日出族の[[指揮官]]の一人として登場。武衆はナイト。 | ||
+ | :パワーランチャー、バスターランチャーという2大マップ兵器を持つ。 | ||
+ | :関連作品を含めれば初出演作品。なお通常のアトールは出演していない。 | ||
+ | ;[[バトルロボット烈伝]] | ||
+ | :SRWに先駆けての出演。やはり通常のアトールは出演せず。 | ||
+ | :画面の半分以上という巨大なロボット用画像表示領域を活かして、その機体のゴテゴテっ振りが余す所無く表現されている。 | ||
+ | :当時のスパロボでは何故か端折られる事の多かったトリプルフロッガーも装備。パイロットの[[マフ・マクトミン|マクトミン]]と共に、このゲームのビジュアル面における仕様の恩恵を存分に受けている。 | ||
+ | :パイロット共々弱くはないが、いつも単機で出てくるので数で押せばいい。 | ||
;[[リアルロボット戦線]] | ;[[リアルロボット戦線]] | ||
:やはりマクトミンの専用機。アトールと共演しているが、あちらとは異なり味方が使用することはできない。 | :やはりマクトミンの専用機。アトールと共演しているが、あちらとは異なり味方が使用することはできない。 | ||
79行目: | 69行目: | ||
=== 武装・[[必殺武器]] === | === 武装・[[必殺武器]] === | ||
;パワーランチャー | ;パワーランチャー | ||
− | : | + | :左肩に取り付けられた[[オージェ]]のバインダーに装備されているものと、背面に取り付けられた[[アシュラテンプル]]のサーカスバインダーのもの。 |
− | |||
− | |||
;Sマイン | ;Sマイン | ||
:左腕に装備された[[バッシュ]]のバインダーに装備されている。 | :左腕に装備された[[バッシュ]]のバインダーに装備されている。 | ||
;セイバー | ;セイバー | ||
− | : | + | :基本装備。 |
;ロングスピア | ;ロングスピア | ||
− | : | + | :[[グルーン]]の装備している者と同一。 |
;トリプルフロッガー | ;トリプルフロッガー | ||
− | : | + | :[[アトール]]の特徴的な武装である電磁鞭「フロッガー」を三連装にしたもの。歴代SRWではあまり採用されない武装である。 |
;バスターランチャー | ;バスターランチャー | ||
:A級[[ヘビーメタル]]の寄せ集め機体の為、当然使用可能。バッシュの物が使用される。 | :A級[[ヘビーメタル]]の寄せ集め機体の為、当然使用可能。バッシュの物が使用される。 | ||
;バインダー | ;バインダー | ||
− | : | + | :左肩に装備されたオージェの防御兵装。 |
;サーカスバインダー | ;サーカスバインダー | ||
:背部にサブアームと共に取り付けられたアシュラテンプルの防御兵装。 | :背部にサブアームと共に取り付けられたアシュラテンプルの防御兵装。 | ||
− | |||
=== [[特殊能力]] === | === [[特殊能力]] === | ||
;剣装備、盾装備 | ;剣装備、盾装備 | ||
:[[切り払い]]、[[シールド防御]]を発動。 | :[[切り払い]]、[[シールド防御]]を発動。 | ||
− | ;[[ | + | ;[[対ビームコーティング]] |
− | + | : | |
− | |||
− | : | ||
=== 移動タイプ === | === 移動タイプ === | ||
113行目: | 98行目: | ||
;M | ;M | ||
: | : | ||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
== 対決・名場面 == | == 対決・名場面 == | ||
;対[[エルガイムMk-II]] | ;対[[エルガイムMk-II]] | ||
− | :[[ダバ・マイロード|ダバ]]、[[フル・フラット]]、[[オルドナ・ポセイダル|ミアン]]の三者が対峙する中にいきなり割って入る。ポセイダルに逃げられたダバは[[マフ・マクトミン|マクトミン]] | + | :[[ダバ・マイロード|ダバ]]、[[フル・フラット]]、[[オルドナ・ポセイダル|ミアン]]の三者が対峙する中にいきなり割って入る。ポセイダルに逃げられたダバは[[マフ・マクトミン|マクトミン]]を非難するが…。 |
== 余談 == | == 余談 == | ||
*『[[重戦機エルガイム]]』放送当時、アトールVはおろか通常の[[アトール]]ですらプラモデルが発売されなかった。 | *『[[重戦機エルガイム]]』放送当時、アトールVはおろか通常の[[アトール]]ですらプラモデルが発売されなかった。 | ||
**その一方で[[オージェ]]、[[グルーン]]、[[バッシュ]]、[[アシュラテンプル]]の4機は発売されていたのだが、肝心のアトールが発売されなかった為、[[V2アサルトバスターガンダム]]の様にプラモデルを買い集めてアトールVを作り出す事も不可能だった。 | **その一方で[[オージェ]]、[[グルーン]]、[[バッシュ]]、[[アシュラテンプル]]の4機は発売されていたのだが、肝心のアトールが発売されなかった為、[[V2アサルトバスターガンダム]]の様にプラモデルを買い集めてアトールVを作り出す事も不可能だった。 | ||
− | ** | + | **しかし、2000年代に入って、ようやくアトールのプラモデルがHG仕様で発売された為、旧キットの4機(厳密言えば、HGアトールのキットにバッシュ用のバインダーが同梱されてるので、オージェ、グルーン、アシュラテンプルの合計3機)を合わせることでアトールVを制作できるようになった。 |
− | |||
== 商品情報 == | == 商品情報 == |