「アウセンザイター」を編集中
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4機あるDGGのうち(※現在まで4号機の詳細は不明)、現状のDGGでは唯一DMLが搭載されておらず、通常の操縦系統となっている。コクピットに関しては[[ヴァルシオン]]に使用されたものと同じだが、『ジ・インスペクター』ではバイクに跨るような形となっており、コンソールにはブランシュタインの紋章が刻まれている。 | 4機あるDGGのうち(※現在まで4号機の詳細は不明)、現状のDGGでは唯一DMLが搭載されておらず、通常の操縦系統となっている。コクピットに関しては[[ヴァルシオン]]に使用されたものと同じだが、『ジ・インスペクター』ではバイクに跨るような形となっており、コンソールにはブランシュタインの紋章が刻まれている。 | ||
− | + | 最大の特徴は馬への変形機構「'''プフェールト・モード'''」が搭載されており、機能をオンにするとレーツェルの愛馬トロンベを模した形態へと変形する。この形態ではランツェ・カノーネが前後に分離し前脚と後脚を形成、機体本体は前後に大きく展開し、ダイゼンガーの3倍ほどのサイズになる。この形態を指してレーツェル本人が冗談交じりに「'''ダイトロンベ'''」と言った事も。 | |
− | + | 更にダイゼンガー側のプフェールト・モードをオンにすることで、ダイゼンガーを乗馬させての活動が可能になる。「単独戦闘が不可能となる馬形態への変形機構」「ダイゼンガーを騎乗させての戦闘」といった実戦運用での実用度に疑問の残るギミックをあえて採用したのは、ビアン博士がレーツェル(エルザム)の「トロンベと共に戦場を駆けたい」という思いを汲んでいた事と、敵軍に視覚的・精神的な衝撃や動揺を与える為である。これはヴァルシオンの開発計画である「[[ヴァルシオンシリーズ|プロジェクトUR]]」に基づく思想でもある。この試みは、機動性に欠けるダイゼンガーの短所を補う、という意味では確かに成功している。 | |
− | + | ダイゼンガーには可変機能は存在しない為、向こう側のプフェールト・モードは馬形態のアウセンザイターへの騎乗戦闘用にプログラムを最適化している状態と推測される。なお、プフェールト・モードの時は、本機のマントはダイゼンガーが羽織る。 | |
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− | + | アウセンザイターは英語で言えば「アウトサイダー」。直訳なら「部外者」で、主人公達とは離れたところで活動するレーツェルの立場を示唆するものと取れる。更に馬に対して使う場合、番狂わせを意味する'''穴馬'''(一般的には'''ダークホース'''を使用することが多いが)になる。姿形と驚愕の戦闘方法の「意外性」やその黒いボディ色への示唆も感じさせるなど、いろいろと解釈できる名前である。ちなみに命名したのは乗り手のレーツェル自身だが、彼の搭乗機の例に違わずやはり「'''トロンベ'''」と通称される。ただし、他の「トロンベカスタム」と違い、'''乗り手が付けた正式名称があるのに、そっちではほとんど呼んで貰えない'''。正式名称で呼ばれたことが、登場から2014年現在までの7年間でなんとたったの3回しかない(OG2「武神装攻ダイゼンガー」、第3次α「駆け抜ける竜巻」、第2次OG「黒き迅雷」)。初登場時の名乗りを除けば'''たった1回だけ'''である。 | |
− | + | ちなみにジンライ以前の3機では、唯一敵にまわった事がない(大雷鳳は雷鳳の時に暴走、ダイゼンガーはクスハ編でブリットの特訓相手になったことがある)。 | |
== 登場作品と操縦者 == | == 登場作品と操縦者 == |