「神崎すみれ」を編集中
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{{登場人物概要 | {{登場人物概要 | ||
| 読み = [[読み::かんざき すみれ]] | | 読み = [[読み::かんざき すみれ]] | ||
− | | 外国語表記 = [[外国語表記::Sumire Kanzaki]] | + | | 外国語表記 = [[外国語表記::Sumire Kanzaki]] |
| 登場作品 = | | 登場作品 = | ||
*{{登場作品 (人物)|サクラ大戦}} | *{{登場作品 (人物)|サクラ大戦}} | ||
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| キャラクターデザイン = | | キャラクターデザイン = | ||
; サクラ | ; サクラ | ||
− | : {{キャラクターデザイン (登場作品別)|藤島康介|サクラ大戦}}(原案)<br/>{{キャラクターデザイン (登場作品別)|松原秀典|サクラ大戦}} | + | : {{キャラクターデザイン (登場作品別)|藤島康介|サクラ大戦}}(原案)<br/>{{キャラクターデザイン (登場作品別)|松原秀典|サクラ大戦}}(ビジュアル設定) |
; 新サクラ | ; 新サクラ | ||
: {{キャラクターデザイン (登場作品別)|久保帯人|新サクラ大戦}}<br/>{{キャラクターデザイン (登場作品別)|工藤昌史|新サクラ大戦}}(ビジュアル設定) | : {{キャラクターデザイン (登場作品別)|久保帯人|新サクラ大戦}}<br/>{{キャラクターデザイン (登場作品別)|工藤昌史|新サクラ大戦}}(ビジュアル設定) | ||
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| タイトル = プロフィール | | タイトル = プロフィール | ||
| 異名 = [[異名::帝劇のトップスタァ]] | | 異名 = [[異名::帝劇のトップスタァ]] | ||
− | | 種族 = | + | | 種族 = 地球人(日本人) |
| 性別 = [[性別::女]] | | 性別 = [[性別::女]] | ||
| 生年月日 = 1907年1月8日 | | 生年月日 = 1907年1月8日 | ||
− | | 年齢 = [[年齢::16]] | + | | 年齢 = [[年齢::16]]歳(1)<br/>[[年齢::18]]歳(2)<br/>[[年齢::19]]歳(3)<br/>[[年齢::20]]歳(4)<br/>[[年齢::34]]歳(新) |
| 身長 = [[身長::161 cm]] | | 身長 = [[身長::161 cm]] | ||
| 体重 = [[体重::50 kg]] | | 体重 = [[体重::50 kg]] | ||
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| 瞳の色 = 黒色 | | 瞳の色 = 黒色 | ||
| 出身 = [[日本]]・神奈川県[[横浜]] | | 出身 = [[日本]]・神奈川県[[横浜]] | ||
− | | 所属 = {{所属 (人物)|帝国華撃団}} | + | | 所属 = {{所属 (人物)|帝国華撃団}}(1~4)<br/>神崎重工(4以降~新開始前)<br/>{{所属 (人物)|帝国華撃団#帝国華撃団(新)|帝国華撃団}}(新) |
− | | 役職 = [[役職::帝国華撃団・花組隊員]] | + | | 役職 = [[役職::帝国華撃団・花組隊員]](1~4)<br/>[[役職::神崎重工・取締役]](4以降~新開始前)<br/>[[役職::帝国華撃団総司令]](新) |
}} | }} | ||
− | '''神崎すみれ'''は『[[サクラ大戦]] | + | '''神崎すみれ'''は『[[サクラ大戦]]』シリーズの[[ヒロイン]]の一人。 |
== 概要 == | == 概要 == | ||
− | + | 太正時代の日本有数の財閥である神崎財閥、その基幹企業となる神崎重工の社長を務める神崎重樹と銀幕スタァである神崎雛子との間に産まれた一人娘。帝国華撃団・花組隊員。特技の長刀は神崎家に代々伝わる神崎風塵流免許皆伝の腕前。 | |
− | 帝撃との関わりは古く、世界初の[[霊子甲冑]]「桜武」の起動実験に[[テストパイロット]] | + | 帝撃との関わりは古く、世界初の[[霊子甲冑]]「桜武」の起動実験に[[テストパイロット]]として参加している。参加した経緯は偶然が重なった結果だが、実験は成功。すみれ自身に霊力が備わっている事と、霊子甲冑の操縦者は霊力を持つ若い女性が適任である事が判明、帝国華撃団・花組の隊員が少女のみで構成される要因となった。その後、すみれの霊力特性に合わせて桜武を改良した丑型霊子甲冑、三色スミレの開発にも参加。帝撃で最初に運用された虎型霊子甲冑の光武は、三色スミレの起動データを基に開発されており、要するにすみれの存在なくして帝撃のその後の成功は有り得なかったのである。この事は本人も誇りに思っている。 |
上記の経歴故に帝撃の有力な隊員候補だったのだが、財閥の令嬢という立場もあって初期メンバーとはならなかった。ある事件で祖父にして神崎財閥の総帥である神崎忠義との間に軋轢が生まれ、半ば家を飛び出す形で帝撃に入隊した。 | 上記の経歴故に帝撃の有力な隊員候補だったのだが、財閥の令嬢という立場もあって初期メンバーとはならなかった。ある事件で祖父にして神崎財閥の総帥である神崎忠義との間に軋轢が生まれ、半ば家を飛び出す形で帝撃に入隊した。 | ||
− | 花組入隊後、隊長の[[大神一郎]]や他の隊員と苦節を共にし[[東京|帝都]]防衛の任務にあたるが、葵叉丹との死闘後に祖父・忠義に騙される形で実家へと一時戻り、更には黒鬼会側の根回しによって財界からの資金援助を打ち切られてしまった帝国華撃団に援助する事を盾に結婚を強いられそうになるが、大神と[[桐島カンナ]]を始めとする帝国華撃団の仲間達に助けられ復帰する。その後も華撃団団員の一人として様々な戦いを潜り抜けるが、自身の霊力低下と神崎家の跡取りとしての立場に期するところがあり、1927年の黄金蒸気事件解決後に引退を発表。帝国華撃団並びに帝国歌劇団を去り、神崎重工の取締役に就いた。ただし、後に発売されたDSソフト『君あるがため』や『[[サクラ大戦# | + | 花組入隊後、隊長の[[大神一郎]]や他の隊員と苦節を共にし[[東京|帝都]]防衛の任務にあたるが、葵叉丹との死闘後に祖父・忠義に騙される形で実家へと一時戻り、更には黒鬼会側の根回しによって財界からの資金援助を打ち切られてしまった帝国華撃団に援助する事を盾に結婚を強いられそうになるが、大神と[[桐島カンナ]]を始めとする帝国華撃団の仲間達に助けられ復帰する。その後も華撃団団員の一人として様々な戦いを潜り抜けるが、自身の霊力低下と神崎家の跡取りとしての立場に期するところがあり、1927年の黄金蒸気事件解決後に引退を発表。帝国華撃団並びに帝国歌劇団を去り、神崎重工の取締役に就いた。ただし、後に発売されたDSソフト『君あるがため』や『[[サクラ大戦#余談|歌謡ショウ]]』と呼ばれる舞台版、更に各種ソーシャルゲームでは「緊急事態」として一時復帰しており、変わらぬ実力を発揮している。 |
性格は非常にプライドが高く、一言でいえば高飛車。母親が女優という事もあって、こと舞台に関しては「'''帝劇のトップスタァ'''」を[[異名|自負]]している。だが、その自負は決して伊達では無く、可憐なる主演女優は勿論、悪役の首魁、はたまたはヒーロー活劇「少年レッド」の敵戦闘員その一と幅広い役を演じており、名実共に帝国歌劇団の屋台骨となっている看板女優である。更に自らが持って生まれた美貌と才能にかまける事も無く、帝劇地下プールで練習用の機雷を浮かべて特訓をしたり、舞台の稽古では台本を完璧に覚えて臨んだりする程の努力家でもある<ref>『1』の頃にはさくらに「……NGなら、すみれさんが一番多いですけど。」と指摘される一幕がある。</ref>。ただし、自らが努力している姿を他人に見られるのは嫌がり、仮に指摘されたとしても素知らぬ顔で振る舞うあまのじゃくな一面も。 | 性格は非常にプライドが高く、一言でいえば高飛車。母親が女優という事もあって、こと舞台に関しては「'''帝劇のトップスタァ'''」を[[異名|自負]]している。だが、その自負は決して伊達では無く、可憐なる主演女優は勿論、悪役の首魁、はたまたはヒーロー活劇「少年レッド」の敵戦闘員その一と幅広い役を演じており、名実共に帝国歌劇団の屋台骨となっている看板女優である。更に自らが持って生まれた美貌と才能にかまける事も無く、帝劇地下プールで練習用の機雷を浮かべて特訓をしたり、舞台の稽古では台本を完璧に覚えて臨んだりする程の努力家でもある<ref>『1』の頃にはさくらに「……NGなら、すみれさんが一番多いですけど。」と指摘される一幕がある。</ref>。ただし、自らが努力している姿を他人に見られるのは嫌がり、仮に指摘されたとしても素知らぬ顔で振る舞うあまのじゃくな一面も。 | ||
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:2019年3月の復刻ガシャの際にパイロットパーツが用意された。 | :2019年3月の復刻ガシャの際にパイロットパーツが用意された。 | ||
:2020年12月には『[[新サクラ大戦]]』が期間限定参戦したが、すみれは他隊員のセリフで名前が挙がるのみで、登場することはなかった。 | :2020年12月には『[[新サクラ大戦]]』が期間限定参戦したが、すみれは他隊員のセリフで名前が挙がるのみで、登場することはなかった。 | ||
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== パイロットステータス == | == パイロットステータス == | ||
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;[[米田一基]] | ;[[米田一基]] | ||
:上司。かつては自身の処遇について不満を持ち陰で米田に対する暴言を吐いたりもしたが、後に花組を本当の娘のように愛する彼の親心を理解するまでになった。 | :上司。かつては自身の処遇について不満を持ち陰で米田に対する暴言を吐いたりもしたが、後に花組を本当の娘のように愛する彼の親心を理解するまでになった。 | ||
− | : | + | :奇しくも互いの引退時期が重なるという結果になったが皮肉な運命はそれだけに留まらず、「ただ1人取り残されてしまった者」という米田が背負っていた十字架を、『新』ではすみれが背負う事になる<ref>すみれの担当声優である富沢美智恵氏も『新』発売に向けて組まれたファミ通.comの特別企画で[https://www.famitsu.com/matome/shin-sakura/special01.html それについて言及している。]</ref>。 |
;神崎重樹 | ;神崎重樹 | ||
:父。『2』では親ばか気味な描写が目立ったが、TV版では一転して厳格な父親として描かれており、最終回直前のエピソードもすみれと重樹の絆を巡る話となっている。SRW未登場。 | :父。『2』では親ばか気味な描写が目立ったが、TV版では一転して厳格な父親として描かれており、最終回直前のエピソードもすみれと重樹の絆を巡る話となっている。SRW未登場。 | ||
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;宮田恭青 | ;宮田恭青 | ||
:神崎家に長年仕える執事。帝国華撃団の事も知っており、帝国華撃団自体への嫌悪はないが、すみれがその一員として戦い続ける事には内心反対しており、一人の女性としての幸せを掴んで欲しいと思っている。SRW未登場。 | :神崎家に長年仕える執事。帝国華撃団の事も知っており、帝国華撃団自体への嫌悪はないが、すみれがその一員として戦い続ける事には内心反対しており、一人の女性としての幸せを掴んで欲しいと思っている。SRW未登場。 | ||
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;[[神山誠十郎]] | ;[[神山誠十郎]] | ||
:『新』の時代における部下。海軍特務艦艦長を務めていた彼の能力を見出し、帝国華撃団・花組隊長に任命した。 | :『新』の時代における部下。海軍特務艦艦長を務めていた彼の能力を見出し、帝国華撃団・花組隊長に任命した。 | ||
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:『1』にて、地下プールでの水泳の特訓を他の隊員に秘密にする理由を大神に問われた際の返答。 | :『1』にて、地下プールでの水泳の特訓を他の隊員に秘密にする理由を大神に問われた際の返答。 | ||
:美しくある為には努力が必要だがそれを他人が知る必要はないという、帝劇のトップスタァであるすみれらしい台詞。 | :美しくある為には努力が必要だがそれを他人が知る必要はないという、帝劇のトップスタァであるすみれらしい台詞。 | ||
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;「きゃ~~~っ!!ク、ク、ク、クモぉ~~~!!はひ、はひ、クモ、クモ、……」<br/>「きゃ~~!死ぬ~~!あ~~もう、いや、近くに寄らないで わぁ、いやぁ~~~!!」 | ;「きゃ~~~っ!!ク、ク、ク、クモぉ~~~!!はひ、はひ、クモ、クモ、……」<br/>「きゃ~~!死ぬ~~!あ~~もう、いや、近くに寄らないで わぁ、いやぁ~~~!!」 | ||
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:タイトル通り、次のエピソードは大神が花組の隊長に抜擢される経緯が描かれる重要な回なのだが、すみれの大暴走により予告の体をなしてしない。シリアスなTV版における数少ないギャグ要素。 | :タイトル通り、次のエピソードは大神が花組の隊長に抜擢される経緯が描かれる重要な回なのだが、すみれの大暴走により予告の体をなしてしない。シリアスなTV版における数少ないギャグ要素。 | ||
:尤も、花組メンバーの休日が描かれる話でもあるので、全くの的外れという訳でもない。因みに、20分の次回予告が実現する事は勿論なかった。 | :尤も、花組メンバーの休日が描かれる話でもあるので、全くの的外れという訳でもない。因みに、20分の次回予告が実現する事は勿論なかった。 | ||
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;「おだまりなさい!」 | ;「おだまりなさい!」 | ||
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== 余談 == | == 余談 == | ||
− | * | + | *ナンバリングタイトルでは『4』を最後に花組を去るすみれだが、実の所『4』本編ではすみれの引退シーンは描かれていない。これは引退の直接的な理由が、『4』製作中に富沢氏の『歌謡ショウ』への出演が難しくなった為であり、『4』発売後に『歌謡ショウ』ですみれの引退公演が行われ、ドラマCDと[[OVA]]ですみれの引退を扱った作品が作られる事でゲームの補完が行われた。その後、富沢氏の事情が変わり『歌謡ショウ』及びライブにおいてすみれが普通に出演可能な状態になったのだが、「霊力低下で霊子甲冑に乗れなくなり実家に戻った」という作品上の引退理由は変えようがない為、概要に書かれている通り『4』以降の時系列でのすみれの登場は全てのメディアで一時復帰という扱いになっていた。前述の通り引退そのものがなくなったのは『X−Ω』が初めてである。 |
− | + | *2020年冬に公開された『新サクラ』舞台版では、すみれ役を片山萌美女史が演じた。富沢美智恵女史以外の人物が演じるのはこれが初となる。 | |
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== 脚注 == | == 脚注 == |