「グフカスタム」を編集中
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{{登場メカ概要 | {{登場メカ概要 | ||
+ | | 外国語表記 = [[外国語表記::Gouf Custom]] | ||
| 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]] | | 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]] | ||
*{{登場作品 (メカ)|機動戦士ガンダム 第08MS小隊}} | *{{登場作品 (メカ)|機動戦士ガンダム 第08MS小隊}} | ||
− | | 初登場SRW = | + | | 初登場SRW = [[スーパーロボット大戦COMPACT2第1部]] |
| SRWでの分類 = [[機体]] | | SRWでの分類 = [[機体]] | ||
}} | }} | ||
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}} | }} | ||
'''グフカスタム'''は『[[機動戦士ガンダム 第08MS小隊]]』の[[登場メカ]]。 | '''グフカスタム'''は『[[機動戦士ガンダム 第08MS小隊]]』の[[登場メカ]]。 | ||
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== 概要 == | == 概要 == | ||
− | [[ジオン公国軍]]の開発した[[量産型]][[モビルスーツ]] | + | [[ジオン公国軍]]の開発した[[量産型]][[モビルスーツ]]。「'''B3グフ'''」とも呼ばれる。 |
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− | + | MS-07[[グフ]]を運用し易い様に再設計しており、運用に問題点のあったフィンガーバルカンを廃し、射撃兵装をオプション装備に変更する事で汎用性と射撃戦能力を高めている。また、グフの代名詞とも言える装備であるヒートロッドもワイヤータイプに変更されている。 | |
− | + | 劇中では、[[ラサ]]にあるジオン軍秘密基地における戦闘で[[ノリス・パッカード]]が本機に搭乗しており、宇宙への脱出を図る病院船ケルゲレンの援護の為に出撃。量産型[[ガンタンク]]部隊を護衛する[[第08MS小隊]]と交戦している。その際、地形を大いに利用した戦い方で08小隊を翻弄しており、[[陸戦型ガンダム]]2機を手玉に取りつつ量産型ガンタンク3機のうちの2機を撃墜している。更に[[シロー・アマダ]]の[[ガンダムEz-8]]を機能停止に陥らせているが、最後は再起動したEz-8の攻撃を受けながらも残る1機の量産型ガンタンクを撃破し、自らもコクピットを両断されて大破した。この結果にシローは自らが敗北した事を認め、本機の残骸に向かって敬礼していた。 | |
− | + | ちなみに、公式での表記は「'''グフ・カスタム'''」である。 | |
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== 登場作品と操縦者 == | == 登場作品と操縦者 == | ||
=== COMPACTシリーズ === | === COMPACTシリーズ === | ||
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦COMPACT2第1部]] |
− | : | + | :第1話からノリスが乗っている。彼を[[説得]]するともれなく入手。燃費のいいヒートロッドが、主力としても援護でも使える。[[ジオン兵]]の搭乗した機体も複数登場。 |
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦COMPACT2第3部]] |
− | + | :仲間にしたデータが引き継がれれば第3部でも登場する。地上戦に特化したMSのため宇宙B。愛がなければ活躍は厳しいか。 | |
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦IMPACT]] |
− | + | :第1部終盤の一部を除き[[グフ]]に入れ替わっており、ノリス機以外の出番は減っている。『COMPACT2』同様にノリスを仲間にすると一緒に手に入る。ヒートロッドの使い勝手が良く、手を入れればかなりの戦果を期待出来る。 | |
− | : | ||
=== 携帯機シリーズ === | === 携帯機シリーズ === | ||
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦A]] |
− | :序盤は敵として登場。[[ランバ・ラル]] | + | :序盤は敵として登場。[[ランバ・ラル]]もこれに乗る。28話でノリスを撃墜しないでおくとノリスと共に自軍参入、その時には既に5割改造済。 |
− | :; | + | :;[[スーパーロボット大戦A PORTABLE]] |
::入手方法は『A』と同じ。やはり半分改造済な上に、宇宙適応がAだったり、フル改造ボーナスで[[分身]]が付いたりと、とても陸戦用の[[モビルスーツ]]とは思えない代物になっている。パーツスロットも4つあり、大金を注ぎ込まずとも強くできるユニットだが、元のパイロットであるノリスのエースボーナス(消費ENマイナス50%)との相性が悪いのが悩ましい。 | ::入手方法は『A』と同じ。やはり半分改造済な上に、宇宙適応がAだったり、フル改造ボーナスで[[分身]]が付いたりと、とても陸戦用の[[モビルスーツ]]とは思えない代物になっている。パーツスロットも4つあり、大金を注ぎ込まずとも強くできるユニットだが、元のパイロットであるノリスのエースボーナス(消費ENマイナス50%)との相性が悪いのが悩ましい。 | ||
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=== Scramble Commanderシリーズ === | === Scramble Commanderシリーズ === | ||
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦Scramble Commander]] |
:ノリスが死亡済みなので、[[アイナ・サハリン]]が搭乗。自軍では唯一の接近戦重視型MSであり、連続ヒットしスタン効果もあるヒートロッドが強力。また遠距離戦ではガトリングシールドは威力は低いものの連射が効くので足止めなどのサポートにも向いている。ただ[[スーパーロボット]]に比べると耐久力は低いため注意。 | :ノリスが死亡済みなので、[[アイナ・サハリン]]が搭乗。自軍では唯一の接近戦重視型MSであり、連続ヒットしスタン効果もあるヒートロッドが強力。また遠距離戦ではガトリングシールドは威力は低いものの連射が効くので足止めなどのサポートにも向いている。ただ[[スーパーロボット]]に比べると耐久力は低いため注意。 | ||
=== 単独作品 === | === 単独作品 === | ||
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦GC]]([[スーパーロボット大戦XO|XO]]) |
:今回ノリスは仲間にならないが、中盤から一般兵が乗ってくるので[[捕獲]]で入手可能。本家グフの欠点であった射程の短さをガトリングシールドで補っており、遠距離戦もある程度可能となったほか、運動性など機体性能も上がっている。自軍で運用する場合、グフよりも遥かに使いやすい機体であるため、改造次第で十分戦力として使っていける。 | :今回ノリスは仲間にならないが、中盤から一般兵が乗ってくるので[[捕獲]]で入手可能。本家グフの欠点であった射程の短さをガトリングシールドで補っており、遠距離戦もある程度可能となったほか、運動性など機体性能も上がっている。自軍で運用する場合、グフよりも遥かに使いやすい機体であるため、改造次第で十分戦力として使っていける。 | ||
== 装備・機能 == | == 装備・機能 == | ||
=== 武装・[[必殺武器]] === | === 武装・[[必殺武器]] === | ||
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;ヒートロッド | ;ヒートロッド | ||
:右腕に内蔵された武装で、別名「ヒートワイヤー」。材質が改良されており、形状がワイヤー状の物に変更された事で小型化とロッドの延長が可能となった他、先端がアンカーとなっており、ロープ部分を巻き付けずとも敵機や建物などに引っ掛けて固定することが可能。熱溶断機能はオミットされているが、その分敵機の拘束や障害物に引っ掛けてのトリッキーな立体機動を支援する補助武装としての機能に特化している。電流を流して敵機を行動不能にする機能も健在で、先述の改良点はこちらを効率的に運用する上でも有利になっている。 | :右腕に内蔵された武装で、別名「ヒートワイヤー」。材質が改良されており、形状がワイヤー状の物に変更された事で小型化とロッドの延長が可能となった他、先端がアンカーとなっており、ロープ部分を巻き付けずとも敵機や建物などに引っ掛けて固定することが可能。熱溶断機能はオミットされているが、その分敵機の拘束や障害物に引っ掛けてのトリッキーな立体機動を支援する補助武装としての機能に特化している。電流を流して敵機を行動不能にする機能も健在で、先述の改良点はこちらを効率的に運用する上でも有利になっている。 | ||
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:シールドの裏側に格納される武装。劇中では単なる実剣として使われているが、これには『エネルギー消耗を抑えるため』『ヒート化できない中古品』という二つの俗説が存在する。 | :シールドの裏側に格納される武装。劇中では単なる実剣として使われているが、これには『エネルギー消耗を抑えるため』『ヒート化できない中古品』という二つの俗説が存在する。 | ||
:「Gジェネ」シリーズでは赤熱化させている演出も見られるが、スパロボシリーズ・特に前述のAPでのノリスのエースボーナスは前者の俗説を元にしているともとれる。 | :「Gジェネ」シリーズでは赤熱化させている演出も見られるが、スパロボシリーズ・特に前述のAPでのノリスのエースボーナスは前者の俗説を元にしているともとれる。 | ||
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=== [[合体攻撃]] === | === [[合体攻撃]] === | ||
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;[[グフ]] | ;[[グフ]] | ||
:開発の元となった機体。 | :開発の元となった機体。 | ||
− | ;[[ | + | ;グフフライトタイプ |
− | + | :アプサラスと並行して開発が進められていた同型機。型式番号はMS-07H8。グフ飛行試験型で頓挫したMS航空戦力化の計画を再利用、グフカスタムを新たなベース機とすることで完成した機体で、グフ飛行試験型よりも格段に安定した単独飛行を実現している。しかし、航続距離が短い上に飛行中の機動力も低く、専らその滞空性能を活かした空襲や立体機動戦闘を得意とする。武装はヒートロッドとヒートサーベルを装備していない事以外はグフカスタムと同じ。劇中では[[アプサラスIII]]の護衛機として2機が登場していた。小説版ではノリスも乗っている。SRW未登場。 | |
== 余談 == | == 余談 == | ||
*『第08MS小隊』の制作以前である1993年に発売されたRPG『[[ヒーロー戦記 プロジェクトオリュンポス]]』に、グフの上位のザコ敵として「グフカスタム」という名称の敵が登場していた。当然ながら名前が同じだけの別物。 | *『第08MS小隊』の制作以前である1993年に発売されたRPG『[[ヒーロー戦記 プロジェクトオリュンポス]]』に、グフの上位のザコ敵として「グフカスタム」という名称の敵が登場していた。当然ながら名前が同じだけの別物。 | ||
− | * | + | *本機(ノリス)の活躍はランバ・ラルという屈指の人気キャラの乗機でありながらザク、ゲルググ等に比べ今一エースキャラの搭乗機会に恵まれなかったり、さらに同じく地上用の機体であるドムの存在から雑魚としても微妙な立ち位置にいたグフという機体の存在感を一気に高めた。以後グフ、特にグフカスタムは様々な外伝作品でエース級の専用機として扱われる事が多くなった。 |
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== 商品情報 == | == 商品情報 == |