「クォヴレー・ゴードン」を編集中
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:素体となった人物。 | :素体となった人物。 | ||
;[[ゼオラ・シュバイツァー]] | ;[[ゼオラ・シュバイツァー]] | ||
− | : | + | :最も親しい戦友の一人。部隊内では一応直轄の部下なのだが、「αナンバーズでは俺の方が後輩だ」との理由でアラド共々対等に。序盤、記憶を失って間もないクォヴレーとコンビを組むことになった。パートナーであるアラドが行方不明になり、その身を案じていたが、その彼女の一途な心はクォヴレーにも伝わった。お互いのピンチにも真っ先に駆けつけるなど、パートナーとして信頼関係を築いていった。 |
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;[[アラド・バランガ]] | ;[[アラド・バランガ]] | ||
− | : | + | :最も親しい戦友の一人。ゼオラの本来のパートナーで、その連携攻撃はクォヴレーも舌を巻くほど。ゼオラとともにパートナーとして信頼関係を築いていった。しかし彼曰く「お前の言う事は難しくてわけわかんねえ……」とのこと。 |
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;[[イングラム・プリスケン]] | ;[[イングラム・プリスケン]] | ||
− | :クォヴレー達[[バルシェム]] | + | :クォヴレー達[[バルシェム]]の基になった存在、オリジネイター。本来心を持たぬアイン・バルシェムにクォヴレーとしての自我を得る機会を作った張本人であると同時に、クォヴレーに自身の存在について苦悩させることになった原因でもある。クォヴレーの危機には意識の底から語りかけ、導いていた。逆に、DWやOGSではOG世界に来られないクォヴレーが夢の中に現れてイングラムの自我の覚醒を促す描写があり、DWではさらに直接の対話の後、それぞれ別の世界へ去っていく描写がある。 |
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:この事から、現在では因果の鎖において「導く者」と「導かれる者」という関係性が成立したと考えられる。 | :この事から、現在では因果の鎖において「導く者」と「導かれる者」という関係性が成立したと考えられる。 | ||
;[[キャリコ・マクレディ]] | ;[[キャリコ・マクレディ]] | ||
− | :クォヴレーの[[バルシェム]] | + | :クォヴレーの[[バルシェム]]時代の指揮官。クォヴレーの中に潜むイングラムの意思を抹消し、自分が新たなオリジネイターとなるために幾度となくクォヴレーに戦いを挑んできた。 |
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;[[スペクトラ・マクレディ]] | ;[[スペクトラ・マクレディ]] | ||
− | : | + | :キャリコ同様バルシェム時代の上官。一時的にフーレに彼を捕らえた際には「おかえり」と一言発した。 |
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;[[アルマナ・ティクヴァー]] | ;[[アルマナ・ティクヴァー]] | ||
− | :[[ゼ・バルマリィ帝国]] | + | :[[ゼ・バルマリィ帝国]]の姫。バルマー艦からの脱走時以来の縁。色々あって恋愛フラグが立つが、クォヴレーがフラグ・クラッシャーであった為にフラグ自体が消失した。さすがに恋愛は早かったかもしれないが、何気に彼は彼女を「可愛い女の子」と認識している。 |
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;[[ルアフ・ガンエデン]] | ;[[ルアフ・ガンエデン]] | ||
− | : | + | :他のキャラクターとの戦闘前会話では常に冷笑を浮かべて相手を見下す態度を崩さない彼が、クォヴレー(というよりは、ディス・アストラナガン)相手では完全に動揺していた。 |
;[[ケイサル・エフェス (人物)|ケイサル・エフェス]] | ;[[ケイサル・エフェス (人物)|ケイサル・エフェス]] | ||
− | : | + | :負の無限力を操る真なる霊帝。平行世界の番人としての使命を受け継いだクォヴレーにとっては討つべき宿敵にして、無限の旅の最初の関門。[[ディス・アストラナガン]]に搭載されているディス・レヴとクォヴレーの持つ強念の力に興味を持ち、クォヴレーに軍門に下るよう語りかけたが、[[αナンバーズ]]で生命の尊さを知った彼は拒否。負の無限力同士の対決を演じた。 |
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;[[エルマ]] | ;[[エルマ]] | ||
− | : | + | :スペシャルシナリオで共演。自身の生き様に感動され、「次は人間として生まれ変わる」と誓うエルマにはさすがのクォヴレーも困惑していた。 |
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;[[リュウセイ・ダテ]] | ;[[リュウセイ・ダテ]] | ||
− | :[[αナンバーズ]] | + | :[[αナンバーズ]]での戦友。彼が自分とイングラムを同一視する事を嫌がっていたが、最終的に冗談でイングラムのふりをするくらいには吹っ切れたようだ。DWでは彼に[[ディス・アストラナガン]]の力を授ける。 |
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;[[ヴィレッタ・バディム]] | ;[[ヴィレッタ・バディム]] | ||
− | : | + | :イングラムのデータをもとに調整された初期型唯一のバルシェム。ある意味ではイングラムのコピーに当たるバルシェムシリーズの元となった存在である。 |
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;[[シヴァー・ゴッツォ]] | ;[[シヴァー・ゴッツォ]] | ||
− | : | + | :バルシェムとしての創造主。イングラムを縛る因果の鎖に、他ならぬ自身が、そしてクォヴレーが組み込まれていることを言及している。 |
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;[[バラン・ドバン]] | ;[[バラン・ドバン]] | ||
:クォヴレー曰く、「わかりやすい男」。 | :クォヴレー曰く、「わかりやすい男」。 | ||
;[[ユーゼス・ゴッツォ]] | ;[[ユーゼス・ゴッツォ]] | ||
− | : | + | :αの時点で既に因果地平の彼方へと行ったため、直接出会ってはいない。因果律の番人となった後はその存在を強く警戒しているが、ユーゼス側も自身に因果を持つ存在としてクォヴレーを警戒している。 |
− | : | + | :ちなみに、OGのユーゼスは、自身に因縁を持つ存在のひとつとしてクォヴレーとディス・アストラナガンを挙げている。実際に、クォヴレーのオリジネイターはイングラムであり、イングラムのオリジネイターは「SHO」のユーゼスであるため、ユーゼスなくしてクォヴレーは存在しえないことになる。 |
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− | |||
:なお、α世界の若き日の彼と顔が似ているという。 | :なお、α世界の若き日の彼と顔が似ているという。 | ||
;[[イーグレット・イング]] | ;[[イーグレット・イング]] | ||
− | : | + | :OG世界におけるクォヴレーの立ち位置を担当していた人物。OGMDにおいて「因子」だったことが判明。 |
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== 版権作品との人間関係 == | == 版権作品との人間関係 == | ||
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:同じような力を持つ相手。ムゲ帝王はクォヴレーの力とその本質についても知っていた様子。 | :同じような力を持つ相手。ムゲ帝王はクォヴレーの力とその本質についても知っていた様子。 | ||
− | == | + | == 名台詞 == |
=== 戦闘時 === | === 戦闘時 === | ||
イングラム・ヴィレッタがよく使うフレーズを引用したものが多い。 | イングラム・ヴィレッタがよく使うフレーズを引用したものが多い。 | ||
;「デッド・エンド・シュート!!」 | ;「デッド・エンド・シュート!!」 | ||
− | : | + | :アキシオン・バスター、アイン・ソフ・オウル使用時。やっぱりこのフレーズがあった。バリエーションとして「マキシマム・シュート!」がある。意味について考えてはいけない。 |
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;「ヴィレッタ、後は任せろ」 | ;「ヴィレッタ、後は任せろ」 | ||
:ヴィレッタへの援護台詞。イングラムを思わせる言いまわし。一応階級上は上官のはずなのだが、彼女に対しては常にタメ口のクォヴレーである。 | :ヴィレッタへの援護台詞。イングラムを思わせる言いまわし。一応階級上は上官のはずなのだが、彼女に対しては常にタメ口のクォヴレーである。 | ||
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=== αシリーズ === | === αシリーズ === | ||
;「!?」 | ;「!?」 | ||
− | : | + | :初期のクォヴレーといえばこの台詞と、キョトンとした表情。人格が形成されたばかりの彼にとっては、周囲の人間にとっては常識の行動も初めて経験する事ばかりである。 |
− | + | ;(クォヴレー……クォヴレー・ゴードン……それが俺の名か……) | |
− | ; | + | :「虚空からの転生」にて、ブライトからの呼びかけを受けての反芻。これがきっかけで、記憶喪失の人形はクォヴレーという人間へと変わり始める。 |
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− | : | ||
;「任務のためには手段を選ばんというわけか。当然の判断だな」<br />「ここは多少の犠牲を払っても、ストライクとアークエンジェルを守るべきだ」 | ;「任務のためには手段を選ばんというわけか。当然の判断だな」<br />「ここは多少の犠牲を払っても、ストライクとアークエンジェルを守るべきだ」 | ||
− | : | + | :「崩壊の大地」におけるザフトの猛攻を前に。この時点では価値観がバルシェム時代とさほど変わらず、最優先目標の達成のみを考えている。 |
− | + | ;(やはり、コーディネイターだったか…だが、彼は普通のコーディネイターじゃない。そんな気がする) | |
− | ; | + | :「崩壊の大地」にて、キラがコーディネイターであることを知って。確かにキラは通常のコーディネイターとは一線を画する存在だが、ほぼ初対面でそこまで勘づくのはさすがを通り越して脅威。初期のクォヴレーと言えば、予知レベルでのこのカンの良さも特徴の一つ。 |
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;「消えるのは…お前の方だ…キャリコ・マクレディ…!」 | ;「消えるのは…お前の方だ…キャリコ・マクレディ…!」 | ||
− | : | + | :第8話「誘う声」クリア時のイベントにて。キャリコに圧倒される中でイングラムの意識が覚醒、ガン・スレイヴで撃退。なお、この時点での内なる存在は顔見せ。 |
− | + | ;(あの時、ベルグバウが動かなかった理由…もしかしたら、俺がゼオラを助ける必要がなかったからかも知れんな)<br />(いや…それはさすがに考え過ぎか) | |
− | ; | + | :第11話「君と戦場で」エンドデモにて、ゼオラの危機に突然操縦不能に陥っていたベルグバウに関して。ある意味、ディス・アストラナガンよりも謎が多い前半搭乗機だが、実はいまだにその大半が明かされておらず、この不自然な挙動もその一つである。 |
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;「俺はクォヴレー・ゴードン! αナンバーズの兵士だ!」 | ;「俺はクォヴレー・ゴードン! αナンバーズの兵士だ!」 | ||
− | : | + | : 第12話「ディーンの火」にて。キャリコに自分が帝国監察軍の兵器に過ぎないことを知らされて狼狽し、危機に陥ってしまうものの、駆けつけたゼオラやアラド、ヒイロたちαナンバーズの仲間たちに激励され、[[αナンバーズ]]こそが自分の寄る辺となるべき場所であると再認識し、この台詞で反撃のための啖呵を切った。 |
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;「状況が見えていないようだな」<BR/>「今、地球圏は星間連合だけでなく、原種や地底帝国の攻撃を受けている…」<BR/>「辛い体験をしているのは、お前達だけじゃない」 | ;「状況が見えていないようだな」<BR/>「今、地球圏は星間連合だけでなく、原種や地底帝国の攻撃を受けている…」<BR/>「辛い体験をしているのは、お前達だけじゃない」 | ||
− | : | + | :第22話「発動する力、無限大」で、地球連邦政府に地球圏追放を下され、αナンバーズに反抗的になる[[ユウキ・コスモ|コスモ]]と[[イムホフ・カーシャ|カーシャ]]に対して。正論だが考慮に欠けているため、コスモをかえって怒らせることになる。 |
− | + | ;(そうだな…俺は、彼のあの力の発現が気になる)<BR/>(キラ、お前が何者なのか…見極めさせてもらうぞ) | |
− | ; | + | :「強襲、砂漠の虎」にて。前のステージでも発動した、キラの[[SEED]]について勘付いている様子。 |
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;「テトラクテュス・グラマトン…! ディス・レヴ、フルドライブ…!我が手に還れ、ディス・アストラナガン…!」 | ;「テトラクテュス・グラマトン…! ディス・レヴ、フルドライブ…!我が手に還れ、ディス・アストラナガン…!」 | ||
− | :第35話「THE GUN OF DIS」にて。 | + | :第35話「THE GUN OF DIS」にて。[[ディス・レヴ]]を組み込まれ、禍々しく変貌してしまった愛機の中で、己が内に潜むイングラムの意思と改めて対話するクォヴレー。対話の後、クォヴレーはディス・レヴの力を己の物とする為に「悪魔王の名を冠した銃神」の真の名を呼ぶ。 |
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;「来い、キャリコ。お前の望んだアストラナガンの力を見せてやる……!」 | ;「来い、キャリコ。お前の望んだアストラナガンの力を見せてやる……!」 | ||
− | : | + | :そして、その力に戦慄するキャリコに対して。新たな器と力、そして主を得て新生した銃神……漆黒の天使から、悪魔達の王へと生まれ変わったアストラナガンが、かつての主の現身に牙を剥く。 |
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;「イングラム…イングラム…お前もキャリコと同じく、奴の呪縛に囚われているのか…!」 | ;「イングラム…イングラム…お前もキャリコと同じく、奴の呪縛に囚われているのか…!」 | ||
− | : | + | :43話「人形達の宴」より。逃亡したキャリコを「イングラムのコピーである」という理由で追おうとするリュウセイに対して。 |
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;「イングラムなどいない!」<br />「イングラム・プリスケンはもうこの世界にいないんだ…!ここにいるのは…俺だ…」 | ;「イングラムなどいない!」<br />「イングラム・プリスケンはもうこの世界にいないんだ…!ここにいるのは…俺だ…」 | ||
− | : | + | :上記の台詞のあと、「どう言う意味だ!?」と怒鳴ったリュウセイに、ついに怒りが爆発した瞬間。「自己」を手に入れたクォヴレーにとって、既に死んだイングラムを自分に重ねる彼らの行動・言動は耐えがたいものであった。 |
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;クォヴレー「それで、最後の力で俺を取り込みに来たか…」<br/>イングラム「その通りだ……と言ったら、どうする?」<br/>クォヴレー「決まっている…俺は……イングラム・プリスケンではない…クォヴレー・ゴードンだ!俺の存在を脅かす者は、例え何者であろうと排除する…!!」<br/>イングラム「いいだろう。ならば、全力で抗うがいい。虚ろな人形よ……お前の命の力、見せてもらうぞ!」<br/>クォヴレー「消えろ、イングラム! 俺は俺だ!」 | ;クォヴレー「それで、最後の力で俺を取り込みに来たか…」<br/>イングラム「その通りだ……と言ったら、どうする?」<br/>クォヴレー「決まっている…俺は……イングラム・プリスケンではない…クォヴレー・ゴードンだ!俺の存在を脅かす者は、例え何者であろうと排除する…!!」<br/>イングラム「いいだろう。ならば、全力で抗うがいい。虚ろな人形よ……お前の命の力、見せてもらうぞ!」<br/>クォヴレー「消えろ、イングラム! 俺は俺だ!」 | ||
− | : | + | :「鋼の戦神」IMにて。様々な世界の光景を見せ、自らを取り込もうとするイングラムの意識に抗うクォヴレー。イングラムはクォヴレーの意思の強さを確認すると、取り込むのではなく因果律の番人の使命を託し、彼の心の最果てに消えていった…。 |
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:なお、書籍・アニメにおけるOGのIF展開では、イングラムが本気で取り込みに来たため、全力で拒絶。互いの搭乗機で死闘を繰り広げた挙句、イングラムはホワイトスターのバルシェムチャンバーへ、クォヴレーはαナンバーズの許へ弾かれ、それぞれの物語を歩むことになった。 | :なお、書籍・アニメにおけるOGのIF展開では、イングラムが本気で取り込みに来たため、全力で拒絶。互いの搭乗機で死闘を繰り広げた挙句、イングラムはホワイトスターのバルシェムチャンバーへ、クォヴレーはαナンバーズの許へ弾かれ、それぞれの物語を歩むことになった。 | ||
;「そのどちらでもあり、どちらでもない…。だが、お前達が知っているクォヴレー・ゴードンであることに変わりはない」<br />「数ある世界の中で、今、ここに俺が存在し…そしてお前達と出会った奇跡に感謝したい」 | ;「そのどちらでもあり、どちらでもない…。だが、お前達が知っているクォヴレー・ゴードンであることに変わりはない」<br />「数ある世界の中で、今、ここに俺が存在し…そしてお前達と出会った奇跡に感謝したい」 | ||
− | :通常空間復帰後、ヴィレッタに「あなたはクォヴレー…? | + | :通常空間復帰後、ヴィレッタに「あなたはクォヴレー…? それともイングラム…?」と尋ねられて。ただの人形として生まれたクォヴレーが、アインではなく、イングラムでもなく、バルマーに与えられた「クォヴレー・ゴードン」という仮面でもない、ようやく確固たる己を確立した瞬間である。 |
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;「いや…そうしたのは奴の方だった…奴は俺に自我が目覚めたことを知ると、俺を取り込むのではなく俺に何かを伝えようとしてきた…奴は言っていた…。目的のためなら手段を選ばないやり方は過ちの繰り返しだと…」<br />「俺は奴と対峙することで初めて知った…奴の使命の重さとその悲しみと怒りを…」 | ;「いや…そうしたのは奴の方だった…奴は俺に自我が目覚めたことを知ると、俺を取り込むのではなく俺に何かを伝えようとしてきた…奴は言っていた…。目的のためなら手段を選ばないやり方は過ちの繰り返しだと…」<br />「俺は奴と対峙することで初めて知った…奴の使命の重さとその悲しみと怒りを…」 | ||
:イングラムとの対話について。「目的のためなら手段を選ばないやり方」というのはユーゼスのことだろうか? | :イングラムとの対話について。「目的のためなら手段を選ばないやり方」というのはユーゼスのことだろうか? | ||
;「調整槽から生まれた俺には見るもの全てがまぶしい…人が生き、そして死に…誰かが喜び、誰かが悲しむ…俺は生命溢れるこの世界を守りたい…俺の生命で全てを守りたいと願った時、イングラムは全てを俺に託した…」 | ;「調整槽から生まれた俺には見るもの全てがまぶしい…人が生き、そして死に…誰かが喜び、誰かが悲しむ…俺は生命溢れるこの世界を守りたい…俺の生命で全てを守りたいと願った時、イングラムは全てを俺に託した…」 | ||
− | : | + | :「鋼の戦神」のエンドデモにて、イングラムとの対話の結果をヴィレッタに語る。ついに見出したクォヴレーの戦いは「命を守る」という原始的な、しかしもっとも大きな衝動。その答えを受けたイングラムは、自分が歩くことの出来なくなった使命の道を明け渡した。かくして、ここに「因果律の番人」もまた再誕を遂げた。 |
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;「リュウセイ・ダテ…よくやったな」<br />「俺が見込んだお前の力…ついに目覚めたようだな」<br/>「…と、イングラムなら言うんだろうな」 | ;「リュウセイ・ダテ…よくやったな」<br />「俺が見込んだお前の力…ついに目覚めたようだな」<br/>「…と、イングラムなら言うんだろうな」 | ||
− | : | + | :ハザル撃破後、帰還しての会話。イングラムそのものの台詞に絶句するリュウセイだが、クォヴレーならではの冗談だった。オリジネイターの呪縛を振り切った証である。 |
− | + | ;(帰るべき場所か…ディス・アストラナガン…もう少しだけ、この温もりに浸らせてくれ…その日が来るまで…) | |
− | + | :仲間たちが帰還を喜ぶ中、一人心の中で呟く。虚空の使者となった彼を待つのは、果てなき戦いの旅。それを知りながらも、彼はαナンバーズであることを選ぶ。 | |
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;「それがどうかしたのか?」<br />「年齢が加算されるということは喜ぶべきものなのか?」 | ;「それがどうかしたのか?」<br />「年齢が加算されるということは喜ぶべきものなのか?」 | ||
− | : | + | :「悪夢の突入作戦」にて、ミレーヌの誕生パーティに招待されたことを聞いて。久々の天然ボケ発動である。まあ、そう問いたくなる気持ちもわかるが。 |
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;「驚くほどのことじゃない。教本通りに正確に針と糸を操れば出来ることだ」 | ;「驚くほどのことじゃない。教本通りに正確に針と糸を操れば出来ることだ」 | ||
− | : | + | :で、その誕生パーティでミレーヌにゼオラが渡した刺繍入りハンカチ(作:クォヴレー)について。普通はそれが難しいから誰しも悩むのだが……何かとイングラム関連の背景や常識はずれの愛機がクローズアップされがちなクォヴレーの、「人間」としての意外な一面である。 |
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;「EVAを中心に集まるもの…これは人の意志…!?ディーン・レヴともディス・レヴとも違う…これは人が肉を失っていく過程か…!」 | ;「EVAを中心に集まるもの…これは人の意志…!?ディーン・レヴともディス・レヴとも違う…これは人が肉を失っていく過程か…!」 | ||
− | :「世界の中心でアイを叫んだけもの」にて、EVA初号機(セフィロト) | + | :「世界の中心でアイを叫んだけもの」にて、EVA初号機(セフィロト)との戦闘前台詞。何でもない台詞のようだが、実は劇中詳細不明に終わった[[ディーン・レヴ]]の正体に関する手掛かりの一つとなっている。 |
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;クォヴレー「急ぎ過ぎたな、碇ゲンドウ」<BR/>ゲンドウ「そうでもない。時計の針はもうすぐ満ちる」<BR/>クォヴレー「ならば、俺も急ごう。お前とは別のやり方で……」 | ;クォヴレー「急ぎ過ぎたな、碇ゲンドウ」<BR/>ゲンドウ「そうでもない。時計の針はもうすぐ満ちる」<BR/>クォヴレー「ならば、俺も急ごう。お前とは別のやり方で……」 | ||
− | : | + | :同ステージ後半、ゲンドウとのやり取り。迫る銀河の終焉を前に、虚空からの使者のとる手段は唯一つ。抗うこと、それだけなのだ。 |
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;「…哀れだな、キャリコ…」<br/>「既にイングラムは存在しない…。それでもお前はオリジネイターの陰に怯えるか…ならば、キャリコ! お前の業…俺とディス・アストラナガンが払ってやる!それが俺にしてやれること全てだ!!」 | ;「…哀れだな、キャリコ…」<br/>「既にイングラムは存在しない…。それでもお前はオリジネイターの陰に怯えるか…ならば、キャリコ! お前の業…俺とディス・アストラナガンが払ってやる!それが俺にしてやれること全てだ!!」 | ||
− | : | + | :第55話後半ステージでキャリコと戦闘させた時。 |
;「キャリコ……俺はクォヴレー・ゴードンだ。最後までオリジネイターの影に怯えたお前に既に未来はなかった……」 | ;「キャリコ……俺はクォヴレー・ゴードンだ。最後までオリジネイターの影に怯えたお前に既に未来はなかった……」 | ||
− | : | + | :同ステージでキャリコを撃破した際の独り言。最後の最後までいなくなったイングラムに怯え、己を確立できなかった「同類」を哀れむように、人形だった人間は呟く。自分が自分を認められなかったからお前は終わったのだ、と。 |
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;「俺の命はここで尽きるのか…因果の鎖を断ち切ることも出来ずに…!!」 | ;「俺の命はここで尽きるのか…因果の鎖を断ち切ることも出来ずに…!!」 | ||
− | : | + | :「銀河に君と」での戦闘前台詞。受け継いだ使命を果たす前に、運命もろとも虚空の使者は消え去って行く…。 |
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:この台詞を裏返すと、「因果律の番人」の目的の中に「因果の鎖の切断」が含まれていることがわかる。 | :この台詞を裏返すと、「因果律の番人」の目的の中に「因果の鎖の切断」が含まれていることがわかる。 | ||
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;「俺は違うようだがな……」 | ;「俺は違うようだがな……」 | ||
− | : | + | :57話「憎しみの環の中で」より。ルウをあやしつつ「みんな最初は赤ちゃんだった」という話題で盛り上がる一同の中、ゼオラに対してこう呟いた。直後に「気にするな。過去がなくても未来は作ることが出来る」と立ち直っているが、この時の表情はかなり寂しげだった。自身が人造人間であるという事実は、乗り越えたとはいえ紛れもない事実。彼にとって一番重いのは、「自分が仲間達とは違う」という一点に尽きるのだ…。 |
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;「俺に生きる事を教えてくれたあいつらが、俺より先に死ぬはずがない……!」<br />「だから、俺は俺の任務を遂行する……!」 | ;「俺に生きる事を教えてくれたあいつらが、俺より先に死ぬはずがない……!」<br />「だから、俺は俺の任務を遂行する……!」 | ||
− | : | + | :宇宙怪獣ルート58話「死闘、未来を賭けて」より。αナンバーズの別働隊が壊滅した報を受けてなお、彼らの生存を信じて戦う。仲間に対する絶対の信頼が垣間見られると同時に、クォヴレーがどこまでも「兵士」であることを理解できる名台詞。 |
− | + | ;(いよいよ明日か……)<br />(もし、アポカリュプシスを乗り越えたとしても、その先にあるのは…やめよう…今考えるのは明日のことだけでいい……) | |
− | + | :59話「果てしなき流れの果てに」でのモノローグ。破滅を乗り越えた先にあるものを思い、一人問いかける。 | |
− | + | ;「待っていろ、虚空の破壊神…お前達を一匹残らず虚空の彼方へ葬り去ってやる…!そして、その後に…」 | |
− | + | :59話「果てしなき流れの果てに」より。この時点で、戦いの果てに自分がどうするのかを心に決めていたようだ。 | |
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;「霊帝ケイサル・エフェス……お前の存在は許されない……全ての世界からお前を抹消する……」 | ;「霊帝ケイサル・エフェス……お前の存在は許されない……全ての世界からお前を抹消する……」 | ||
− | : | + | :真の霊帝を前にして、静かに呟く。まるでイングラムの、「虚空からの使者」のようなその姿に、ヴィレッタは絶句する。 |
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;「俺にとっての安らぎは俺自身が見つけるものだ…そんなものがこの宇宙にあればの話だがな」<br />「そうか。…では、お前を消去して、それを探しに行くとしよう」 | ;「俺にとっての安らぎは俺自身が見つけるものだ…そんなものがこの宇宙にあればの話だがな」<br />「そうか。…では、お前を消去して、それを探しに行くとしよう」 | ||
− | : | + | :真の霊帝からの誘いを一蹴して。この際の表情はイングラムを彷彿とさせる冷笑だった。因果律の番人たる彼にとっては、この戦いも所詮、果てしなき戦いの前哨戦でしかない。 |
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;「なんとでも言うがいい。俺の生き方を決めるのは俺だ」 | ;「なんとでも言うがいい。俺の生き方を決めるのは俺だ」 | ||
− | : | + | :誘いを一蹴され、「愚か」と評した霊帝に対しての啖呵。確たる己を、折れぬ使命を手に入れたクォヴレーに、もはや迷いはない。さらにこの後、全ての因果律を手にすると宣言した霊帝に対して「お前に出来るならな」と不敵に言い放つ。αシリーズの黒幕を歯牙にもかけぬこの態度は流石。最早豪胆の域にある。因果律の番人たる貫禄は十分である。 |
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;「やはり、お前は悪霊だ。命の意味をわかってはいない…!ひとつしかない生命だから人はそれに想いを込めるんだ…!」 | ;「やはり、お前は悪霊だ。命の意味をわかってはいない…!ひとつしかない生命だから人はそれに想いを込めるんだ…!」 | ||
− | : | + | :霊帝とのイベント前の戦闘前会話にて。単なる「人形」でしかなかった彼が、自己を得、仲間を得、使命を得、一人の「人間」として霊帝に挑む。 |
− | + | ;「約束は出来んな……」<br />「だが、待っていろ。俺は俺の任務を遂行する……」 | |
− | + | :「終焉の銀河」より、アルマナに対しての返答。虚空の使者となっても、やはり彼は彼である。 | |
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− | ;「約束は出来んな……」<br /> | ||
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;「ケイサル・エフェス……お前の存在は許されない…俺はある男から、存在するすべての世界を歪める悪意の塊…お前の存在を知らされた」<br />「そして、俺はその男の使命を受け継いだ…愛すべき世界と愛すべき者達…そのすべてを俺の手で守るためにな!」<br />「そう、それを果たすのも…この俺だ!!」 | ;「ケイサル・エフェス……お前の存在は許されない…俺はある男から、存在するすべての世界を歪める悪意の塊…お前の存在を知らされた」<br />「そして、俺はその男の使命を受け継いだ…愛すべき世界と愛すべき者達…そのすべてを俺の手で守るためにな!」<br />「そう、それを果たすのも…この俺だ!!」 | ||
− | :対[[ケイサル・エフェス]] | + | :対[[ケイサル・エフェス]]戦で。イングラムから受け継いだ使命、それを果たすための最初の一歩として、彼の宿敵たる悪意の塊を倒すべく、ディスの銃神が吼える。台詞回しこそ[[ユーゼス・ゴッツォ|ユーゼス]]だが、ニュアンスとしては、αにおけるイングラムの対ユーゼス戦の「いいだろう…ユーゼス・ゴッツォを倒すのは、この世界でも俺の役目だ」という台詞に対するオマージュだと思われる。 |
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;「無限力…アカシック・レコード…俺の生き方は俺が決める…!運命だろうと俺の行く手を阻むことは許さない!!」 | ;「無限力…アカシック・レコード…俺の生き方は俺が決める…!運命だろうと俺の行く手を阻むことは許さない!!」 | ||
− | : | + | :「今遙か遠い彼方……」より、自立行動を始めたイデオンに対して。ここまで来ると[[シュウ・シラカワ|この人]]や[[キリコ・キュービィー|この男]]レベルである。 |
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;「アラド…ゼオラ…αナンバーズのみんな…俺も旅に出よう…。あの男から受け継いだ使命を果たす為に…虚空の使者としてディス・アストラナガンと共に全ての並行世界を守るための戦いの旅に………」<br/>「……また会おう…。アラド、ゼオラ…俺の愛すべき友たちよ…」 | ;「アラド…ゼオラ…αナンバーズのみんな…俺も旅に出よう…。あの男から受け継いだ使命を果たす為に…虚空の使者としてディス・アストラナガンと共に全ての並行世界を守るための戦いの旅に………」<br/>「……また会おう…。アラド、ゼオラ…俺の愛すべき友たちよ…」 | ||
− | : | + | :EDの最後の場面、オービットベースにて。帰還を果たしていた彼だが、仲間達の前に現れることはなかった。終わりなき使命を果たすため、一人[[平行世界]]へと旅立つクォヴレー。再びアラドやゼオラと出会える日は来るのだろうか……? 後半部分はSHOのエンディングにおけるイングラムの台詞の引用。形は違えどイングラムは仲間達と再会した。ならば、彼もいつかは…。 |
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− | ==== | + | ==== 人格変位時(イングラム・プリスケンの台詞) ==== |
この状態のボイスは泰氏の声に加工をかけてイングラム役の古澤氏らしくしたもの。 | この状態のボイスは泰氏の声に加工をかけてイングラム役の古澤氏らしくしたもの。 | ||
;「コード入力…テトラクテュス・グラマトン… ディーン・レヴ…アキシオン・バスター、起動… さあ、ベルグバウよ…お前の力を…俺に示せ」 | ;「コード入力…テトラクテュス・グラマトン… ディーン・レヴ…アキシオン・バスター、起動… さあ、ベルグバウよ…お前の力を…俺に示せ」 | ||
− | : | + | :第12話「ディーンの火」にて。ヴィレッタやゼンガー、レーツェルらの加勢もあり、戦局はこちらに傾くが、クォヴレーの内に潜む存在に執着するキャリコの猛攻により、再び窮地に追い込まれるクォヴレー。しかし、ここで謎の声と共にクォヴレーの髪が蒼色に染まり、その意識も内なる存在に取って替わられる。そして、上記台詞と共に[[ベルグバウ]]の封印されていた武装「アキシオン・バスター」が発動する…。 |
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:[[αシリーズ]]内でも強烈な存在感を放つキャラクターである[[イングラム・プリスケン]]の意思が初登場するこのイベントは、クォヴレーシナリオの中でも盛り上がるイベントの一つに数えられる。 | :[[αシリーズ]]内でも強烈な存在感を放つキャラクターである[[イングラム・プリスケン]]の意思が初登場するこのイベントは、クォヴレーシナリオの中でも盛り上がるイベントの一つに数えられる。 | ||
;アラド「ヘ、ヘッキシオン!?」<br />クォヴレー「アキシオン・バスターだ。それは…ベルグバウの新たな力…」 | ;アラド「ヘ、ヘッキシオン!?」<br />クォヴレー「アキシオン・バスターだ。それは…ベルグバウの新たな力…」 | ||
:同上。さらっとアラドにツッコミを入れているのがミソ。 | :同上。さらっとアラドにツッコミを入れているのがミソ。 | ||
;「フッ……フフフ……」 | ;「フッ……フフフ……」 | ||
− | : | + | :イングラムの人格が表面化した際の汎用台詞の一つ。この状態の顔グラフィックは、全編通してこの台詞でしか見られないレアなもの。実はOG2ndでアッシュに乗り換えた際のイングの第一声もこれ。 |
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;「シヴァー……俺を思い通りに出来ると思うな」<br />「消滅しろ、シヴァー……」<br />「俺の枷と共に……!」 | ;「シヴァー……俺を思い通りに出来ると思うな」<br />「消滅しろ、シヴァー……」<br />「俺の枷と共に……!」 | ||
− | : | + | :シヴァーに対して「アイン・ソフ・オウル」を使用した場合の特殊戦闘台詞。αにおけるイングラムの悲劇にシヴァーが関わっていたことがわかる。イングラムを縛る「ゴッツォの枷」とは、ユーゼスに限ったものではないのだろうか……? 物語と共にαの宇宙も終焉を迎えた今、全ての真相はOGシリーズに託されている。 |
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==== スペシャルステージ ==== | ==== スペシャルステージ ==== | ||
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:ゼオラの恋人扱いされて本気で驚くアラドに対して。クォヴレーから見てもそう見えるか。 | :ゼオラの恋人扱いされて本気で驚くアラドに対して。クォヴレーから見てもそう見えるか。 | ||
;「俺という存在はここにはいないが、どこにでもいる……ただ、それだけだ」 | ;「俺という存在はここにはいないが、どこにでもいる……ただ、それだけだ」 | ||
− | : | + | :スペシャルステージにて、アラドの「何でここにいるの?」に対して。ステージの雰囲気やアラドの反応でわかりづらいが、これはクォヴレーもまた、イングラム同様「全ての世界に存在するが、その全てにおいてかりそめの存在にすぎない」者となったことを示している。 |
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;「ここは俺に任せろ」 | ;「ここは俺に任せろ」 | ||
− | : | + | :同じくスペシャルステージにて、クスハの栄養ドリンクを渡されて。アラドの代わりに飲み干したが、あえなくダウンすることとなる……。全編通してもかなり珍しいコミカルなシーンである。ちなみに、OGでの代役・イングはきっちり飲み干した上に「噂と違って美味でした」と言って退けた。 |
− | : | + | :(ただし、スペシャルステージの物は'''[[ミナキ・トオミネ|ミナキ]]が手伝った為にレーツェルですら飲むことを拒んだ代物'''でイングが飲んだ物は'''[[ミチル・ハナテン|ミチル]]が飲んでも苦いだけで済んだ代物'''と大きく違う) |
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;「何も気にすることはない。今の俺は人間として生きている」<br />「生まれがどうあれ、今の俺は俺でしかない」 | ;「何も気にすることはない。今の俺は人間として生きている」<br />「生まれがどうあれ、今の俺は俺でしかない」 | ||
− | : | + | :スペシャルステージでの戦闘前会話にて。完全に自我を確立した彼ならではの名台詞である。この台詞の重みはαシリーズよりOGシリーズで出た方が強いかも知れない。 |
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;「あ、ああ……頑張ってくれ……」 | ;「あ、ああ……頑張ってくれ……」 | ||
− | : | + | :上記の台詞の後、「ボクも来世は人間として生まれ変わります!」と言ってのけたエルマに対して。さすがの彼もこれには絶句するしかなかったようだ。 |
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;「諦めるのはまだ早い」<br />「現に俺達はこうして共にいる。この世界が存在する限り、神と言えどその事実を消せはしない」 | ;「諦めるのはまだ早い」<br />「現に俺達はこうして共にいる。この世界が存在する限り、神と言えどその事実を消せはしない」 | ||
− | : | + | :アイビスの戦闘前会話にて。これに続くようにレーツェルが「'''我々は我々の物語、オリジナルジェネレーションを作ればいい'''」と続くのだが、それが現実になりつつある…。 |
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;「心配はいらない」<br />「死は輪廻転生への一歩に過ぎず、生は死後の魂がどうあるかを決める道のようなもの…」<br />「ディス・レヴはその狭間の力を使っているに過ぎない。ただ、それだけだ…」 | ;「心配はいらない」<br />「死は輪廻転生への一歩に過ぎず、生は死後の魂がどうあるかを決める道のようなもの…」<br />「ディス・レヴはその狭間の力を使っているに過ぎない。ただ、それだけだ…」 | ||
− | : | + | :ディス・レヴはまつろわぬ霊たちを集めて力にするが、消費されてしまうのではなく輪廻転生の流れに還り新たな生へと繋がるようだ。イングラムの言を借りれば、元々アストラナガンも、「繰り返される死と再生」と「まつろわぬ霊たち」の狭間に立つ因果律の番人である。<br />しかし、やっぱりアラドには「わけわかんねぇ」だった。 |
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;「悪夢再びか……!」 | ;「悪夢再びか……!」 | ||
− | : | + | :スペシャルステージクリア時、帰還後にミナキの料理とクスハの栄養ドリンクが待っている事を知らされて。彼にとってもあれは「悪夢」らしい。 |
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=== OGシリーズ === | === OGシリーズ === | ||
==== ゲーム ==== | ==== ゲーム ==== | ||
;「枷を……解くんだ……」<br />「ゴッツォの枷を……解かなければ……お前はまた……」<br />「今の俺は…そちらには行けない…因子が足りない…だから…彼らに任せるしかない…[[第3次スーパーロボット大戦α|“あの世界”]]で出会った…俺の…」 | ;「枷を……解くんだ……」<br />「ゴッツォの枷を……解かなければ……お前はまた……」<br />「今の俺は…そちらには行けない…因子が足りない…だから…彼らに任せるしかない…[[第3次スーパーロボット大戦α|“あの世界”]]で出会った…俺の…」 | ||
− | :OGSのOG1シナリオ、「鋼の巨神」エンドデモ及び「作戦コードS・R・W」開始デモにて、イングラムの意識の中で。 | + | :OGSのOG1シナリオ、「鋼の巨神」エンドデモ及び「作戦コードS・R・W」開始デモにて、イングラムの意識の中で。[[OGシリーズ]]でまだ登場できない理由。ゆえに、銀河大戦の世界における仲間達に任せる、という意味合い。ただし、OG1の面子の中で彼が確実に知っているのは、SRXチームとゼンガー、エルザム。イングラムがOG1で死亡している事を考えると、今後の伏線とも取れる。「枷を解かなければまた同じことの繰り返しになる」とも言及しており、OG1でイングラムの枷が解かれたのは死に際(ついでに言うと、αでイングラムがスポット参戦しない場合もそうなる)。この警告は結果的に果たされなかったことになるのだが、果たしてイングラムは何処に行ってしまったのか…。 |
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==== DW ==== | ==== DW ==== | ||
;「そして数多の世界を彷徨えと言うのか! 多くのものを失って!!」 | ;「そして数多の世界を彷徨えと言うのか! 多くのものを失って!!」 | ||
− | : | + | :DW冒頭、イングラムに対する反駁。「鋼の戦神」と異なり、こちらの展開では真っ向からイングラムを拒絶している。 |
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;「唱えよ…テトラクテュス・グラマトン…!」 | ;「唱えよ…テトラクテュス・グラマトン…!」 | ||
− | : | + | :DW25話にてリュウセイの前に姿を現して。 |
;「世界の終焉を導く因子達が集結しつつある…」 | ;「世界の終焉を導く因子達が集結しつつある…」 | ||
− | : | + | :DW第26話でのイングラムとの邂逅。TVアニメはここで終わったが、[[OGシリーズ|OG世界]]が様々な異世界からの干渉を受けつつあることを指している。その後、[[シャドウミラー|現実に]][[デュミナス|様々な]][[ダークブレイン|異なる]][[コンパチブルカイザー|世界]][[アインスト|からの]][[修羅|勢力]]がOG世界へと集結している。ちなみに終焉を導く因子という単語は[[ギリアム・イェーガー|ギリアム]]もOG2にて使用しており、DWと似て非なる異世界であるゲーム版OG世界の事を指す伏線になっている可能性も…。クォヴレーの知る「世界の終焉」と言えば[[アポカリュプシス|ひとつ]]しかないのだが……。 |
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==== RoA ==== | ==== RoA ==== | ||
;「枷を解くんだ」<br/>「奴に力を利用されるぞ」 | ;「枷を解くんだ」<br/>「奴に力を利用されるぞ」 | ||
− | :Record of | + | :Record of ATXにおけるイングラムへの警告。が、この警告も虚しく、直後にイングラムは[[ユーゼス・ゴッツォ|奴]]に完全に人格を乗っ取られてしまう。 |
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== 搭乗機体 == | == 搭乗機体 == | ||
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== メモ == | == メモ == | ||
*上記のようにイングラムの人格はイベントのみの登場だが、没データとしてシヴァーやバルシェムへの戦闘台詞が存在する。これは本来、イングラムの人格は特殊技能の演出として用意されていたためであるが、実装した場合、主人公がクォヴレーというキャラクターである意味がほとんどなくなるため、差し替えられたものと思われる。 | *上記のようにイングラムの人格はイベントのみの登場だが、没データとしてシヴァーやバルシェムへの戦闘台詞が存在する。これは本来、イングラムの人格は特殊技能の演出として用意されていたためであるが、実装した場合、主人公がクォヴレーというキャラクターである意味がほとんどなくなるため、差し替えられたものと思われる。 | ||
− | * | + | *ディス・レヴ及びディーン・レヴの制御コードとして設定され、ルアフやシヴァー、後にユーゼスも使用した言葉「テトラクテュス・グラマトン」だが、これの原語は「テトラグラマトン」と言い、旧約聖書にヘブライ語で記された、唯一神ヤハウェを示す神聖四文字の呼称。クォヴレー以外は全員「神の力」を使う際に口にしているのが何とも興味深い。 |
− | ** | + | **この単語はディス・アストラナガンの力を引き出すためのキーコードでもあるらしく、そのような場面では必ず挙げられる。 |
− | * | + | **テトラグラマトンは現在日本語のインターネット上にはあまり良い情報源がない。まずテトラグラマトンは"YHWH"の他に"EHYH"も存在し、こちらは女性版のテトラグラマトンであるとされている。つまりテトラグラマトンの方が"YHWH"よりも広い概念である("EHYH"が念頭に置かれることはほぼ無いのでテトラグラマトンを"YHWH"と読み替えることにあまり問題はないが)。また中世以降においてテトラグラマトンの意味を知らない著述家たちによって様々な解釈が与えられた。あるものはこれを強力な悪魔の名前だとし、またある者は悪魔を従えるために用いる神の名前だとした(まるでエロイムエッサイムだ)。神秘主義者たちはカバラにおいてテトラグラマトンを非常に重視し、自然のあらゆる力を含んでいると考えた。また"YHWH"は神が母なるイブを失ったことを示していると解釈し、宇宙の平和達成はイブの回復が必要であるとした。これは『第3次α』におけるナシム・ガンエデンの再登場という形で表現されたのかもしれない。こうした後の世の解釈こそがバルマー系のパイロットの使用するテトラグラマトンであろう。 |
− | + | *「アッシャー」を冠する武器を使う際に口にする「数価変換、ゲマトリア修正」という台詞だが、これはモチーフである数秘術に関わってくる。ゲマトリアとはカバラ主義で使われる技法で、簡単に言うと、アルファベットを一文字一文字数に変換し、その総数を計算することで、言葉の持つ真の意味を読み解く方法。これらの武装を使用する時にクォヴレーが何をしているのか、というのは宗教に疎いユーザーの間で疑問視されていたが、要するにエネルギー集束・照準補正、ターゲットの策定や解析などをゲマトリアを用い、全て数字に変換して行っていることになる。冷静に考えると途轍もない神業である。 | |
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== 余談 == | == 余談 == |