「エンジェル」を編集中
ナビゲーションに移動
検索に移動
この編集を取り消せます。 下記の差分を確認して、本当に取り消していいか検証してください。よろしければ変更を保存して取り消しを完了してください。
最新版 | 編集中の文章 | ||
1行目: | 1行目: | ||
{{登場人物概要 | {{登場人物概要 | ||
− | | 外国語表記 = [[外国語表記::Angel]] | + | | 外国語表記 = [[外国語表記::Angel]] |
| 登場作品 = | | 登場作品 = | ||
*{{登場作品 (人物)|THE ビッグオー}} | *{{登場作品 (人物)|THE ビッグオー}} | ||
*{{登場作品 (人物)|THE ビッグオー 2nd SEASON}} | *{{登場作品 (人物)|THE ビッグオー 2nd SEASON}} | ||
− | | 声優 = {{声優|篠原恵美 | + | | 声優 = {{声優|篠原恵美}} |
− | | | + | | 種族 = 地球人 |
− | | | + | | 性別 = 女 |
− | | | + | | 年齢 = 26歳 |
+ | | 身長 = 175cm | ||
+ | | 職業 = [[社長]]秘書 | ||
+ | | キャラクターデザイン = さとうけいいち | ||
}} | }} | ||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
== 概要 == | == 概要 == | ||
− | [[ロジャー・スミス]] | + | [[ロジャー・スミス]]に幾度か接触して利用したりする正体不明の女。[[メモリー]]を探しに来た異国の同盟「[[ユニオン (ビッグオー)|ユニオン]]」の[[スパイ]]。 |
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | + | 「ケイシー・ジェンキンズ」「パトリシア・ラブジョイ」など、いくつもの[[偽名]]を持つが、本人は「[[天使]](エンジェル)」と自称している。しかし、その行動から[[ロジャー・スミス|ロジャー]]に「堕天使」と呼ばれる。また、背中に天使の羽のような傷がある。 | |
− | + | 物語の後半で重大な秘密が明かされ物語の鍵となる。その正体はメモリーそのものであり、[[ゴードン・ローズウォーター|ゴードン]]曰く'''[[パラダイムシティ]]という名の舞台を演出する存在'''であるという。『THE ビッグオー』の舞台となったシティが演劇の舞台、いわば虚構であるならば、エンジェルはその中にあって'''「現実」にもっとも近い、あるいは「現実」の住人だった可能性がある'''。Act:24で示唆された情報からすると、彼女のメモリーを元にしてパラダイムシティが構築された可能性があるが、誰が、何のために行ったのかは不明。 | |
− | |||
− | |||
== 登場作品と役柄 == | == 登場作品と役柄 == | ||
=== [[Zシリーズ]] === | === [[Zシリーズ]] === | ||
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦Z]] |
:原作再現が行われたため、必然的に出番も増えた。『Z』世界において最大級の鍵を握る人物の一人。 | :原作再現が行われたため、必然的に出番も増えた。『Z』世界において最大級の鍵を握る人物の一人。 | ||
:シナリオ終盤において先行きの見えない多元世界への絶望から[[ザ・ビッグ]]の軍団を降臨させてしまうが、ロジャーの一世一代のネゴシエイションにより希望を取り戻す。まだビッグヴィヌスが登場していないので非戦闘員であり、ザ・ビッグの軍団をかいくぐってロジャーを特定のポイントに到達させれば良い。 | :シナリオ終盤において先行きの見えない多元世界への絶望から[[ザ・ビッグ]]の軍団を降臨させてしまうが、ロジャーの一世一代のネゴシエイションにより希望を取り戻す。まだビッグヴィヌスが登場していないので非戦闘員であり、ザ・ビッグの軍団をかいくぐってロジャーを特定のポイントに到達させれば良い。 | ||
− | ; | + | ;[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇]] |
:声が付いた。第32話「忘却の霧の中」で登場。[[アサキム・ドーウィン|アサキム]]との接触、そしてロジャーとの交渉を経て世界の真実に至ったらしく、シティの中でただ一人メモリーを保持している。その後、第54話「The Show Must Go On」(通常ルート)もしくは第53話「永遠という幻想」(ifルート)において[[ビッグヴィヌス]]のパイロットとして登場する。 | :声が付いた。第32話「忘却の霧の中」で登場。[[アサキム・ドーウィン|アサキム]]との接触、そしてロジャーとの交渉を経て世界の真実に至ったらしく、シティの中でただ一人メモリーを保持している。その後、第54話「The Show Must Go On」(通常ルート)もしくは第53話「永遠という幻想」(ifルート)において[[ビッグヴィヌス]]のパイロットとして登場する。 | ||
:本作で唯一[[キャラクター事典]]で二つのページを持つ登場人物で、二つ目の物は説明に3行の追加が有る事と、表情の四つ目にビッグヴィヌス時の物が有る事である。 | :本作で唯一[[キャラクター事典]]で二つのページを持つ登場人物で、二つ目の物は説明に3行の追加が有る事と、表情の四つ目にビッグヴィヌス時の物が有る事である。 | ||
:パイロット時は顔グラフィックがビッグヴィヌスのもので固定されるが、[[ボン太くん]]と戦わせると羽の痣が見える状態のグラフィックが出る。また、内部にはビッグヴィヌス時のカラーリング無反転版が存在。 | :パイロット時は顔グラフィックがビッグヴィヌスのもので固定されるが、[[ボン太くん]]と戦わせると羽の痣が見える状態のグラフィックが出る。また、内部にはビッグヴィヌス時のカラーリング無反転版が存在。 | ||
− | ; | + | ;[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇]] |
− | : | + | :時獄篇の終盤にパラダイムシティを抜け出していたが([[アクシズ]]落としの際、地球上にいるのが確認できる)、本人曰く「メトロポリスを預かった代償としてシティの行く末を見届ける役目」を請け負ったとして、シティに戻っていた。また、[[ジェイソン・ベック|ベック]]にメトロポリスを見せた事で[[御使い]]の存在を彼に教え、[[Z-BLUE]]への参加を決意させた。 |
:エンディングではロジャーに依頼を持ち掛けていた。 | :エンディングではロジャーに依頼を持ち掛けていた。 | ||
=== 携帯機シリーズ === | === 携帯機シリーズ === | ||
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦D]] |
:初登場。ロジャーに因縁を持つ謎の女性、と言った立ち位置で、物語には深く関わって来ない。終盤では[[トレーズ・クシュリナーダ|トレーズ]]の秘書として立ち振る舞い、そこで得た情報から[[ルイーナ]]の脅威と[[ブルー・スウェア]]の作戦を知り、ロジャーに[[シュバルツ・バルト|シュバルツ]]の正体を伝えた上で忠告すると先んじて宇宙に避難している。 | :初登場。ロジャーに因縁を持つ謎の女性、と言った立ち位置で、物語には深く関わって来ない。終盤では[[トレーズ・クシュリナーダ|トレーズ]]の秘書として立ち振る舞い、そこで得た情報から[[ルイーナ]]の脅威と[[ブルー・スウェア]]の作戦を知り、ロジャーに[[シュバルツ・バルト|シュバルツ]]の正体を伝えた上で忠告すると先んじて宇宙に避難している。 | ||
− | == | + | == パイロットステータス設定の傾向 == |
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
=== [[能力|能力値]] === | === [[能力|能力値]] === | ||
[[回避]]以外は全能力が非常に高い…のだが、特殊規定により1回戦闘すると消滅させられてしまうため、実質意味がない。 | [[回避]]以外は全能力が非常に高い…のだが、特殊規定により1回戦闘すると消滅させられてしまうため、実質意味がない。 | ||
71行目: | 53行目: | ||
== 人間関係 == | == 人間関係 == | ||
;[[ロジャー・スミス]] | ;[[ロジャー・スミス]] | ||
− | : | + | :お互いに利用したり[[信頼]]する関係。2ndシーズンでは協力しあうことが多く、最終的に彼を恋愛対象として意識するようになる。 |
;[[R・ドロシー・ウェインライト]] | ;[[R・ドロシー・ウェインライト]] | ||
:2ndシーズンではロジャーを巡る[[三角関係]]を演じる事になる。 | :2ndシーズンではロジャーを巡る[[三角関係]]を演じる事になる。 | ||
77行目: | 59行目: | ||
:彼の社長秘書として働くが、後に解雇される。 | :彼の社長秘書として働くが、後に解雇される。 | ||
;ヴェラ・ロンシュタット | ;ヴェラ・ロンシュタット | ||
− | : | + | :2ndシーズンで登場する彼女の上司。 |
== 他作品との人間関係 == | == 他作品との人間関係 == | ||
132行目: | 114行目: | ||
:ロジャーに「今日は銃はないのかね?」と言われた時の反論。エンジェルのこの台詞を言われた彼は「おやおや、叱られてしまった」と苦笑するのだった。 | :ロジャーに「今日は銃はないのかね?」と言われた時の反論。エンジェルのこの台詞を言われた彼は「おやおや、叱られてしまった」と苦笑するのだった。 | ||
;「殺しを楽しむような奴よ! 丸腰でどうしようって言うの、ロジャー・スミス!?」 | ;「殺しを楽しむような奴よ! 丸腰でどうしようって言うの、ロジャー・スミス!?」 | ||
− | :パラダイム本社で[[アラン・ゲイブリエル]] | + | :パラダイム本社で[[アラン・ゲイブリエル]]と遭遇した際に。ロジャーはエンジェルの制止も聞かず彼の挑発に乗ってしまい、社内電車に乗ってしまうが…。 |
;「シュバルツがばらまいたチラシが印刷されたのは、[[ビッグデュオ]]で暴れる前だったの」<br />「東の砂漠の向こうにある海岸、そこで死体が発見されたわ。シュバルツ…マイクル・ゼーバッハは、とっくにこの世からいなくなっていた」 | ;「シュバルツがばらまいたチラシが印刷されたのは、[[ビッグデュオ]]で暴れる前だったの」<br />「東の砂漠の向こうにある海岸、そこで死体が発見されたわ。シュバルツ…マイクル・ゼーバッハは、とっくにこの世からいなくなっていた」 | ||
:Act:17ラスト、メガワームを破壊したロジャーとドロシーの前に現れたエンジェルは、[[シュバルツ・バルト]]の全身を包んでいた包帯の一部を手に彼の去就を語る。 | :Act:17ラスト、メガワームを破壊したロジャーとドロシーの前に現れたエンジェルは、[[シュバルツ・バルト]]の全身を包んでいた包帯の一部を手に彼の去就を語る。 | ||
:もし、エンジェルの言葉が正しければ、シュバルツ・バルトは果たして…? | :もし、エンジェルの言葉が正しければ、シュバルツ・バルトは果たして…? | ||
;「…フフ、アッハハハハハ、滑稽よロジャー・スミス。あなたは…まさか、あなたは…あの、いつだって不機嫌そうなアンドロイドを…?」<br />「下らないわよ、本当に……」 | ;「…フフ、アッハハハハハ、滑稽よロジャー・スミス。あなたは…まさか、あなたは…あの、いつだって不機嫌そうなアンドロイドを…?」<br />「下らないわよ、本当に……」 | ||
− | : | + | : |
;「ほんの一瞬だけど、私は『このアンドロイドがこのまま壊されてしまえ』、そう思った」<br />「許せないのよ…私は私を…! あなたに理解できることなのかどうかわからない、でも…」 | ;「ほんの一瞬だけど、私は『このアンドロイドがこのまま壊されてしまえ』、そう思った」<br />「許せないのよ…私は私を…! あなたに理解できることなのかどうかわからない、でも…」 | ||
:Act:22より、雨にずぶ濡れの状態でひとりスミス邸に来訪、ドロシーの前で。 | :Act:22より、雨にずぶ濡れの状態でひとりスミス邸に来訪、ドロシーの前で。 | ||
;「こんな所に、もう…居たくない…。早くメモリーを探して、ママの所に帰る…」<br />「ママ…また、ママに会えるのかしら…? 私を、天使と呼んでくれたのは…ママだけなのよ…」 | ;「こんな所に、もう…居たくない…。早くメモリーを探して、ママの所に帰る…」<br />「ママ…また、ママに会えるのかしら…? 私を、天使と呼んでくれたのは…ママだけなのよ…」 | ||
− | :Act:24、[[アレックス・ローズウォーター|アレックス]]の追っ手を逃れ、[[パラダイムシティ]] | + | :Act:24、[[アレックス・ローズウォーター|アレックス]]の追っ手を逃れ、[[パラダイムシティ]]の地下深くに逃げ込んだエンジェルは幼い過去を思い出しながら、この台詞を呟く。何者かの気配を感じ、銃を構えメモリーの光に向かい走るエンジェルの目に映ったものは…… |
;「[[ゴードン・ローズウォーター]]…確かにあなたは、このトリックだらけの街・パラダイムシティの王様だわ」 | ;「[[ゴードン・ローズウォーター]]…確かにあなたは、このトリックだらけの街・パラダイムシティの王様だわ」 | ||
:Act:25より。 | :Act:25より。 | ||
148行目: | 130行目: | ||
== スパロボシリーズの名台詞 == | == スパロボシリーズの名台詞 == | ||
− | ; | + | ;「思い出が詰まっているこの家を、シュバルツに破壊させるつもり?」<br />「それに大丈夫よ。太陽が昇る」 |
− | : | + | :[[スーパーロボット大戦Zスペシャルディスク|ZSPD]]で、サーストン家の鼻先に出現した[[ビッグデュオ]]を目の当たりにして腰を抜かす[[ドミニク・ソレル|ドミニク]]へ、[[ダイターン3|救援]]が来る事を仄めかし脱出を促す。 |
== 搭乗機体 == | == 搭乗機体 == | ||
;[[ビッグヴィヌス]] | ;[[ビッグヴィヌス]] | ||
:エンジェルが搭乗する最後の[[ザ・ビッグ]]。エンジェルと同じく翼を失った痕があるのが特徴である。 | :エンジェルが搭乗する最後の[[ザ・ビッグ]]。エンジェルと同じく翼を失った痕があるのが特徴である。 | ||
− | ;[[ビッグファウ | + | ;[[ビッグファウ]] |
:漫画版ではこの機体に搭乗する。 | :漫画版ではこの機体に搭乗する。 | ||
== 余談 == | == 余談 == | ||
− | * | + | *エンジェルとパラダイムシティの関係は「一人の人間の存在が作中の世界観を造り上げている」という特殊な物だが、類例としてはGBゲーム「ゼルダの伝説 夢を見る島」の舞台となる島と「かぜのさかな」の関係性が近い(このゲームの舞台は「かぜのさかな」が見ている夢が具現化した作り物)。 |
− | |||
− | |||
− | |||
{{DEFAULTSORT:えんしえる}} | {{DEFAULTSORT:えんしえる}} | ||
[[Category:登場人物あ行]] | [[Category:登場人物あ行]] | ||
[[Category:THE ビッグオー]] | [[Category:THE ビッグオー]] |