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| [[ソレスタルビーイング]]に所属する[[ガンダムキュリオス]]の[[ガンダムマイスター]]。<br />かつて、[[人類革新連盟]]の特別施設「超人機関技術研究所」で生み出された「超兵」と呼ばれる兵隊で、認識ナンバーは「被検体E-57」。「脳量子波」と呼ばれる特殊な念波を感じ取ることができる。そして、彼自身の最大の秘密は人体実験の影響で誕生した「ハレルヤ」という別人格が潜んでいることである。 | | [[ソレスタルビーイング]]に所属する[[ガンダムキュリオス]]の[[ガンダムマイスター]]。<br />かつて、[[人類革新連盟]]の特別施設「超人機関技術研究所」で生み出された「超兵」と呼ばれる兵隊で、認識ナンバーは「被検体E-57」。「脳量子波」と呼ばれる特殊な念波を感じ取ることができる。そして、彼自身の最大の秘密は人体実験の影響で誕生した「ハレルヤ」という別人格が潜んでいることである。 |
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− | 普段は温厚なアレルヤだが、「ハレルヤ」が発現すると攻撃的で口調も変わり、パイロットのしての技量も飛躍的に向上する。
| + | 主人格の「アレルヤ」は温厚だが、「ハレルヤ」が発現すると攻撃的で口調も変わり、パイロットとしての技量も飛躍的に向上する。 |
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| 超兵の真価は常識を超えた反応速度と思考速度の融合なのだが、実際のところこれを単身で実現した被検体はおらず、ピーリスは思考能力が追い付いていなかった。 | | 超兵の真価は常識を超えた反応速度と思考速度の融合なのだが、実際のところこれを単身で実現した被検体はおらず、ピーリスは思考能力が追い付いていなかった。 |
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| イノベイターとの決戦後はソレスタルビーイングを一時降り、生きる理由と意味を確かめるためにマリーと共に自分の故郷へ赴く旅に出た。小説版にて、その経緯としてヴェーダと一体化したティエリアがアレルヤの故郷のデータを送った事が明かされている。 | | イノベイターとの決戦後はソレスタルビーイングを一時降り、生きる理由と意味を確かめるためにマリーと共に自分の故郷へ赴く旅に出た。小説版にて、その経緯としてヴェーダと一体化したティエリアがアレルヤの故郷のデータを送った事が明かされている。 |
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| + | ちなみに「アレルヤ」とは劇中でマリーが言及した通り、神への感謝を表す言葉。 |
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| === ハレルヤ === | | === ハレルヤ === |
− | アレルヤの中に潜む別人格。主人格のアレルヤとは対照的に凶暴かつ好戦的な性格で、ただ敵を倒すだけではなく、より残虐な手段をあえて用いて殺すこともある。そのためアレルヤとは徹底的に意見が合わない。
| + | アレルヤの中に潜む別人格。超人機関での実験がもとで偶発的に生み出された存在。主人格のアレルヤとは対照的に凶暴かつ好戦的な性格で、ただ敵を倒すだけではなく、より残虐な手段をあえて用いて殺すこともある。そのためアレルヤとは徹底的に意見が合わない。 |
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| 機関脱走後に宇宙を漂流していた際、奪取した輸送船の備蓄と酸素が尽きかけるという緊急事態に見舞われたのだが、この時ハレルヤは自身が生き延びるためにアレルヤから主導権を奪い、命乞いをする仲間達を笑いながら皆殺しにしている。この一件は他ならぬアレルヤに深いトラウマとなって残っており、対立の一因ともなっている。 | | 機関脱走後に宇宙を漂流していた際、奪取した輸送船の備蓄と酸素が尽きかけるという緊急事態に見舞われたのだが、この時ハレルヤは自身が生き延びるためにアレルヤから主導権を奪い、命乞いをする仲間達を笑いながら皆殺しにしている。この一件は他ならぬアレルヤに深いトラウマとなって残っており、対立の一因ともなっている。 |
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− | 迷いを抱えがちなアレルヤとは異なり、「どんな手段を使おうとも、敵を倒して生き残る」という唯一目的を持って戦っている。またパイロットとしての技量は明らかにハレルヤの方が上。出自が出自だけに超人機関や人革連には激しい敵意を向けているが、反面「超兵」としての自分の力には絶対の自信を持っており、アレルヤと自分が連携して「真の超兵」の力を発揮すれば無敵だとすら確信している。表面化している時は変形機構をフル活用したトリッキーな接近戦闘を行う。
| + | 迷いを抱えがちなアレルヤとは異なり、「どんな手段を使おうとも、敵を倒して生き残る」という唯一目的を持って戦っている。またパイロットとしての技量は明らかにハレルヤの方が上。出自が出自だけに超人機関や人革連には激しい敵意を向けているが、反面「超兵」としての自分の力には絶対の自信を持っており、アレルヤと自分が連携して「真の超兵」の力を発揮すれば無敵だとすら確信している。表面化している時は変形機構と高機動をフル活用したトリッキーな接近戦闘を行う。 |
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| 国連軍との決戦の際、アレルヤが頭部に傷を受けたことで脳量子波を失い、同時にそれに依存していたハレルヤ自身の存在も消滅した。 | | 国連軍との決戦の際、アレルヤが頭部に傷を受けたことで脳量子波を失い、同時にそれに依存していたハレルヤ自身の存在も消滅した。 |
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− | しかし、実際にはアレルヤの意識の底に落ちて主導権を失っていただけであり、2nd中盤のダブルオーライザーの起動実験の際、脳量子波への干渉によって強引に表に引きずり出され、再登場を果たした。この時の彼は「無理やりたたき起こされた」と表現している通り、一つのアクシデント的な目覚めであり、起動実験終了と共にまたアレルヤの意識の底に戻ってしまっている上、アレルヤはこの事を知らなかった。なお記憶の共有についてはハレルヤ側は全く問題なく行われており、マリーの一件についても頭に入っていたが、アレルヤ側はハレルヤが出てきた事に気付いていなかったため、記憶の共有が行われていないようである(なお外伝作品「機動戦士ガンダム00I」ではアレルヤが眠っている時、ハレルヤが脳量子波によるイノベイターの呼びかけに反応する場面がある。つまりアレルヤの意識が無い時は主導権を握れるらしい)。
| + | しかし、実際にはアレルヤの意識の底に落ちて主導権を失っていただけであり、2nd中盤のダブルオーライザーの起動実験の際、脳量子波への干渉によって強引に表に引きずり出され、再登場を果たした。この時の彼は「無理やりたたき起こされた」と表現している通り、一つのアクシデント的な目覚めであり、起動実験終了と共にまたアレルヤの意識の底に戻ってしまっている上、アレルヤはこの事を知らなかった。なお記憶の共有についてはハレルヤ側は全く問題なく行われており、マリーの一件についても頭に入っていたが、アレルヤ側はハレルヤが出てきた事に気付いていなかったため、記憶の共有は一方的にしか行われていないようである(なお外伝作品「機動戦士ガンダム00I」ではアレルヤが眠っている時、ハレルヤが脳量子波によるイノベイターの呼びかけに反応する場面がある。つまりアレルヤの意識が無い時は主導権を握れるらしい)。 |
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| その後は同様の状況下……つまりGN粒子や脳量子波が強く干渉する場面で何度か顔を出した後、イノベイターとの決戦で刹那が起こしたトランザムバーストを受けて完全復活。アレルヤとの同調による「反射と思考の融合」を再び実現し、対峙していたヒリングを瞬殺した。この時期のハレルヤは長く眠っていたためか、あるいはアレルヤとの人格の融合を行った影響か(アレルヤはハレルヤと人格の融合を繰り返すとハレルヤ側の性格に引き込まれると明言されているが、そうならばハレルヤ側にも同じ事が起こっても不思議ではない)、残虐性や凶暴性がなりを潜めており、劇場版では入れ替わる際にアレルヤに断りを入れるなどコンビネーションが良好化している。 | | その後は同様の状況下……つまりGN粒子や脳量子波が強く干渉する場面で何度か顔を出した後、イノベイターとの決戦で刹那が起こしたトランザムバーストを受けて完全復活。アレルヤとの同調による「反射と思考の融合」を再び実現し、対峙していたヒリングを瞬殺した。この時期のハレルヤは長く眠っていたためか、あるいはアレルヤとの人格の融合を行った影響か(アレルヤはハレルヤと人格の融合を繰り返すとハレルヤ側の性格に引き込まれると明言されているが、そうならばハレルヤ側にも同じ事が起こっても不思議ではない)、残虐性や凶暴性がなりを潜めており、劇場版では入れ替わる際にアレルヤに断りを入れるなどコンビネーションが良好化している。 |
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| === [[能力|能力値]] === | | === [[能力|能力値]] === |
− | [[格闘]]、[[射撃]]共に卒なくこなせる。[[回避]]はマイスター内で最も高く、特殊技能やエースボーナスも回避に特化している。 | + | [[格闘]]、[[射撃]]共に卒なくこなせるが、格闘は刹那、射撃はロックオンがいるので若干霞みがち。[[回避]]はマイスター内で最も高く、特殊技能やエースボーナスも回避に特化している。 |
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| === [[精神コマンド]] === | | === [[精神コマンド]] === |
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| ;[[集中]]、[[根性]]、[[加速]]、[[直感]]、[[信頼]]、[[熱血]] | | ;[[集中]]、[[根性]]、[[加速]]、[[直感]]、[[信頼]]、[[熱血]] |
| :破界篇。CBルート8話でスポット参戦するアレルヤは根性が[[ド根性]]に差し替えられ、48話の覚醒モードでは信頼が[[友情]]に、熱血が[[魂]]に変化する。 | | :破界篇。CBルート8話でスポット参戦するアレルヤは根性が[[ド根性]]に差し替えられ、48話の覚醒モードでは信頼が[[友情]]に、熱血が[[魂]]に変化する。 |
− | ;集中、根性、加速、直感、熱血、[[愛]] | + | ;集中、根性、加速、直感、熱血、[[愛]]/[[魂]] |
| :再世篇。「愛」は[[ソーマ・ピーリス|マリー]]に対するものなのだろうか。融合時は愛は魂に差し替えられる。 | | :再世篇。「愛」は[[ソーマ・ピーリス|マリー]]に対するものなのだろうか。融合時は愛は魂に差し替えられる。 |
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| :チームメイト。彼もまた強い信頼関係と絆で結ばれている。 | | :チームメイト。彼もまた強い信頼関係と絆で結ばれている。 |
| ;[[ロックオン・ストラトス (2代目)]] | | ;[[ロックオン・ストラトス (2代目)]] |
− | : | + | :2ndでのチームメイト。事前に聞いていたにも関わらず、ニールとうり二つの容姿を見てやはり驚いていた。 |
| ;[[ティエリア・アーデ]] | | ;[[ティエリア・アーデ]] |
| :チームメイト。当初は彼にマイスターとして疑問視されていたが、徐々に信頼関係を構築し、4年後にはティエリアのほうからも仲間として信頼関係を築いている。 | | :チームメイト。当初は彼にマイスターとして疑問視されていたが、徐々に信頼関係を構築し、4年後にはティエリアのほうからも仲間として信頼関係を築いている。 |
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| ;「それはもう戦争でもない…ただの虐殺だ」 | | ;「それはもう戦争でもない…ただの虐殺だ」 |
| :第2次Z 破界篇後半で[[ユーフェミア・リ・ブリタニア|ユフィ]]が引き起こしたナンバーズ虐殺事件の惨状を知り、怒りを露にする。もっともその裏に隠された真相を、アレルヤをはじめとする[[ZEXIS]]メンバーは知る由も無かったが…。 | | :第2次Z 破界篇後半で[[ユーフェミア・リ・ブリタニア|ユフィ]]が引き起こしたナンバーズ虐殺事件の惨状を知り、怒りを露にする。もっともその裏に隠された真相を、アレルヤをはじめとする[[ZEXIS]]メンバーは知る由も無かったが…。 |
| + | ;「そんな……ソーマ・ピーリスがマリーだったなんて……」<br />「知っていたのか、ハレルヤ!」 |
| + | :「夜明けの鐘」にて、コクピットから覗いたピーリスの姿を見て。事実を知っていたらしい相方に叫ぶが、ハレルヤからは冷徹に言い返される。 |
| ;「戦うんだ!託された想いの為にも!」 | | ;「戦うんだ!託された想いの為にも!」 |
| :[[ガイオウ]]との[[戦闘前会話]]で、彼の言葉に一瞬躊躇った刹那を鼓舞する。 | | :[[ガイオウ]]との[[戦闘前会話]]で、彼の言葉に一瞬躊躇った刹那を鼓舞する。 |
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| ==== [[Zシリーズ]] ==== | | ==== [[Zシリーズ]] ==== |
| + | ;「知ったら、お前はもう戦えねえ。死ぬだけだ」 |
| + | :「夜明けの鐘」にて、アレルヤからピーリスのことを知っていたのかと問われて。早い段階でピーリス=マリーと気づいていたハレルヤは、この事実をアレルヤが知れば戦意を喪失するとの確信から、あえてこれを伏せていたらしい。 |
| ;ハレルヤ「久々だぜ、この感触……行くぜ、アレルヤ!」<br />アレルヤ「反射と思考の融合……!」<br />ハレルヤ「これが真の超兵って奴よ!」 | | ;ハレルヤ「久々だぜ、この感触……行くぜ、アレルヤ!」<br />アレルヤ「反射と思考の融合……!」<br />ハレルヤ「これが真の超兵って奴よ!」 |
| :「戦士達の叫び」にて、融合後の戦闘前台詞。原作から大幅に前倒しされた復活を果たし、相方と共にアロウズに襲い掛かる。 | | :「戦士達の叫び」にて、融合後の戦闘前台詞。原作から大幅に前倒しされた復活を果たし、相方と共にアロウズに襲い掛かる。 |