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== グルンガストシリーズ(Grungust Series) ==
 
== グルンガストシリーズ(Grungust Series) ==
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本項では、『[[第4次スーパーロボット大戦]]』を初出とする、[[特機]]・[[グルンガスト]]に端を発する、『'''グルンガスト'''』の名を冠する機動兵器の総称として取り扱う。また、[[グルンガスト参式]]が『マシンセル』によって自己進化した『[[スレードゲルミル]]』や、グルンガストシリーズに縁の有る機体についても簡潔に説明する。詳しい概要はリンク先参照のこと。
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本項では、『[[第4次スーパーロボット大戦]]』を初出とする、[[特機]]・[[グルンガスト]]に端を発する、『'''グルンガスト'''』の名を冠する機動兵器の総称として取り扱う。また、[[グルンガスト参式]]が『マシンセル』によって自己進化した『[[スレードゲルミル]]』や、グルンガストシリーズに縁の有る機体についても簡潔に説明する。
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=== 解説 ===
 
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スーパーロボット大戦シリーズのオリジナルを代表するスーパーロボット。いずれのシリーズでも、腕部を分離させての直接攻撃(所謂ロケットパンチ)、胸部から放つ大出力のエネルギー放出攻撃、刀剣を用いての必殺技を有しているのが特徴。
グルンガストという名前は、『グルンと回ってガスっと変形』というのが由来とされている。ただし、グルンガストシリーズ全体を見ると、可変機構を有していない機体も多い。いずれのシリーズでも、腕部を分離させての直接攻撃(所謂ロケットパンチ)、胸部から放つ大出力のエネルギー放出攻撃、刀剣を用いての必殺技を有しているのが特徴。
      
プラズマ・リアクターやTGCジョイント(関節部の負荷を重力制御技術で軽減)……と、巨躯での戦闘を可能とする最新EOT技術が詰め込まれている。また、形状記憶合金であるVG合金が使われており、剣戟戦闘のバリエーションの多様化や構造上の制約をある程度無視した[[変形]]に一役買っている。
 
プラズマ・リアクターやTGCジョイント(関節部の負荷を重力制御技術で軽減)……と、巨躯での戦闘を可能とする最新EOT技術が詰め込まれている。また、形状記憶合金であるVG合金が使われており、剣戟戦闘のバリエーションの多様化や構造上の制約をある程度無視した[[変形]]に一役買っている。
    
== グルンガストシリーズ一覧 ==
 
== グルンガストシリーズ一覧 ==
   
=== [[グルンガスト零式]] ===
 
=== [[グルンガスト零式]] ===
グルンガストシリーズの試作機。後続の機体とは異なり、変形機能を有していない純粋な人型ロボット。[[ゼンガー・ゾンボルト]]の搭乗機として登場した。後にゼンガーの師である[[リシュウ・トウゴウ]]が搭乗している。<br />詳しくは、[[グルンガスト零式]]の項を参照。
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:グルンガストシリーズの試作機。後続の機体とは異なり、変形機能を有していない純粋な人型ロボット。機体より巨大な実体剣「零式斬艦刀」を武器とする。
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:[[ゼンガー・ゾンボルト]]の搭乗機として登場した。後にゼンガーの師である[[リシュウ・トウゴウ]]が搭乗している。
    
=== [[グルンガスト]] ===
 
=== [[グルンガスト]] ===
いわゆる『壱式』。戦闘機形態・『ウィングガスト』、重戦車形態・『ガストランダー』への可変機構を有する。頭部のバリエーションは『星型、獅子型、龍型、虎型、鷹型』の5種類が存在する。単に『グルンガスト』と言った場合、星型の頭部を採用し、青いカラーリングを施したものを指す。<br />詳しくは、[[グルンガスト]]の項を参照。
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:いわゆる『壱式』。戦闘機形態・『ウィングガスト』、重戦車形態・『ガストランダー』への可変機構を有する。大剣「計都羅喉剣」を装備する。
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:頭部のバリエーションは『星型、獅子型、龍型、虎型、鷹型』の5種類が存在する。単に『グルンガスト』と言った場合、星型の頭部を採用し、青いカラーリングを施したものを指す。
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;[[グルンガスト|1号機]]
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;;[[グルンガスト|1号機]]
:星型の頭部を採用した青いカラーリングのグルンガスト。第4次に登場したグルンガストに当たる。OGシリーズでは[[イルムガルト・カザハラ]]がデフォルトのパイロット。
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::星型の頭部を採用した青いカラーリングのグルンガスト。第4次に登場したグルンガストに当たる。OGシリーズでは[[イルムガルト・カザハラ]]がデフォルトのパイロット。
:詳しくは、[[グルンガスト]]の項を参照。
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;;[[グルンガスト2号機|2号機]]
;[[グルンガスト2号機|2号機]]
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::獅子型の頭部を採用した赤いカラーリングのグルンガスト。作品によっては、3号機がこのデザインで登場する事も。[[T-LINKシステム]]を搭載しているのが特徴。
:獅子型の頭部を採用した赤いカラーリングのグルンガスト。作品によっては、3号機がこのデザインで登場する事も。[[T-LINKシステム]]を搭載しているのが特徴。
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;;3号機
:詳しくは、[[グルンガスト2号機]]の項を参照。
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::デザイン上は1号機と同じ。上述の通り、作品によっては2号機と同一のデザインで登場する事もある。[[OGシリーズ]]では行方不明になっており、[[αシリーズ]]では開発そのものがされていない。
;3号機
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:デザイン上は1号機と同じ。上述の通り、作品によっては2号機と同一のデザインで登場する事もある。[[OGシリーズ]]では行方不明になっており、[[αシリーズ]]では開発そのものがされていない。
      
==== [[グルンガスト改]] ====
 
==== [[グルンガスト改]] ====
グルンガストの改造機。[[スーパーロボット大戦α]]と[[第2次スーパーロボット大戦OG]]で設定が大幅に異なる。<br />詳しくは、[[グルンガスト改]]の項を参照。
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:グルンガストの改造機。[[スーパーロボット大戦α]]と[[第2次スーパーロボット大戦OG]]で設定が大幅に異なる。
    
=== [[グルンガスト弐式]] ===
 
=== [[グルンガスト弐式]] ===
グルンガストの量産試作機。飛行形態・『Gホーク』への可変機構を有する。総合的な戦闘力は壱式に劣るが、[[T-LINKシステム]]を内蔵している。<br />詳しくは、[[グルンガスト弐式]]の項を参照。
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:グルンガストの量産試作機。飛行形態・『Gホーク』への可変機構を有する。刃の厚みが原子一つ分しかない「計都瞬獄剣」を装備。総合的な戦闘力は壱式に劣るが、[[T-LINKシステム]]を内蔵している。
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;1号機
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;;1号機
:αシリーズではスーパー系主人公かリアル系パートナー、OGシリーズでは[[クスハ・ミズハ]]の搭乗機。
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::αシリーズではスーパー系主人公かリアル系パートナー、OGシリーズでは[[クスハ・ミズハ]]の搭乗機。
;2号機
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;;2号機
:OGシリーズのみ登場。カラーリングは壱式2号機同様の赤で、基本性能は1号機と変わらないが、新たなアタックモーションパターン「計都瞬獄剣・本命殺」が登録されている。
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::OGシリーズのみ登場。カラーリングは壱式2号機同様の赤で、基本性能は1号機と変わらないが、新たなアタックモーションパターン「計都瞬獄剣・本命殺」が登録されている。
;3号機
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;;3号機
:詳細不明
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::詳細不明
    
==== [[量産型グルンガスト弐式]] ====
 
==== [[量産型グルンガスト弐式]] ====
[[グルンガスト弐式]]の[[量産型]]である。<br />詳しくは、[[量産型グルンガスト弐式]]の項を参照。
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:[[グルンガスト弐式]]の[[量産型]]である。
    
=== [[グルンガスト参式]] ===
 
=== [[グルンガスト参式]] ===
戦闘機・『Gラプター』と重戦車・『Gバイソン』の2機への分離機能を持つ2人乗りの機体。<br />詳しくは、[[グルンガスト参式]]の項を参照。
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:戦闘機・『Gラプター』と重戦車・『Gバイソン』の2機への分離機能を持つ2人乗りの機体。
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;1号機
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;;1号機
:破壊され、[[龍虎王]]([[虎龍王]])に吸収された機体。
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::破壊され、[[龍虎王]]([[虎龍王]])に吸収された機体。
;2号機
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;;2号機
:[[ゼンガー・ゾンボルト|ゼンガー]]が搭乗した機体。後に破壊されるも、武器の『参式斬艦刀』は[[ダイゼンガー]]へと受け継がれた。
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::[[ゼンガー・ゾンボルト|ゼンガー]]が搭乗した機体。後に破壊されるも、武器の『参式斬艦刀』は[[ダイゼンガー]]へと受け継がれた。
;3号機
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;;3号機
:[[ブルックリン・ラックフィールド|ブリット]]と[[クスハ・ミズハ|クスハ]]の2人が、ペトロパブロフスク・カムチャツキーへと向かう際に与えられた機体。[[テスラ・ドライブ]]を搭載し、飛行可能になっている。武器は本来1号機が使用するはずだった、特機サイズのシシオウブレード・『参式獅子王刀』である。
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::[[ブルックリン・ラックフィールド|ブリット]]と[[クスハ・ミズハ|クスハ]]の2人が、ペトロパブロフスク・カムチャツキーへと向かう際に与えられた機体。[[テスラ・ドライブ]]を搭載し、飛行可能になっている。武器は本来1号機が使用するはずだった、特機サイズのシシオウブレード・『参式獅子王刀』である。
    
== グルンガストシリーズの関連機 ==
 
== グルンガストシリーズの関連機 ==
   
=== [[スレードゲルミル]] ===
 
=== [[スレードゲルミル]] ===
詳しくは[[スレードゲルミル]]の項を参照。参式が[[マシンセル]]によって自己進化した姿である。初出は[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]]で、ゼンガーが搭乗した。OGシリーズでは[[ウォーダン・ユミル|ウォーダン]]が搭乗し、ゼンガーの駆る[[ダイゼンガー]]と死闘を繰り広げた。
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:参式が[[マシンセル]]によって自己進化した姿である。初出は[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]]で、ゼンガーが搭乗した。OGシリーズでは[[ウォーダン・ユミル|ウォーダン]]が搭乗し、ゼンガーの駆る[[ダイゼンガー]]と死闘を繰り広げた。
    
=== 超機人 ===
 
=== 超機人 ===
;[[龍虎王]]/[[虎龍王]]
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;;[[龍虎王]]/[[虎龍王]]
:詳しくは[[龍虎王]]、[[虎龍王]]の項を参照。[[グルンガスト参式|参式]]の1号機を取り込んだ機体で、本来は搭載していなかった[[T-LINKシステム]]を有する。
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::[[グルンガスト参式|参式]]の1号機を取り込んだ機体で、本来は搭載していなかった[[T-LINKシステム]]を有する。
;[[龍人機]]
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;;[[龍人機]]
:詳しくは[[龍人機]]の項を参照。グルンガストシリーズのパーツを使って[[龍王機]]を改修した機体。αシリーズでは[[グルンガスト|壱式]]は2機製造され、その内1機は[[グルンガスト改]]に改修されている為、もう一方のグルンガストのパーツを使っているものと思われる。
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::グルンガストシリーズのパーツを使って[[龍王機]]を改修した機体。αシリーズでは[[グルンガスト|壱式]]は2機製造され、その内1機は[[グルンガスト改]]に改修されている為、もう一方のグルンガストのパーツを使っているものと思われる。
    
=== [[鋼機人]](ヒューマシン) ===
 
=== [[鋼機人]](ヒューマシン) ===
詳しくは[[鋼機人]]及び[[轟龍改]]、[[雷虎改]]の項を参照。グルンガストシリーズのノウハウと、第2次αにて負傷した龍王機にグルンガスト系のパーツを組み合わせて龍人機に改造したときのノウハウを元に設計・開発された。なお、頭部の形状が、グルンガストの頭部バリエーションとして採用される予定だった『龍型』と『虎型』に一致しているが、関連は不明である。
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:グルンガストシリーズのノウハウと、第2次αにて負傷した龍王機にグルンガスト系のパーツを組み合わせて龍人機に改造したときのノウハウを元に設計・開発された。
;[[轟龍改]]
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:なお、頭部の形状が、グルンガストの頭部バリエーションとして採用される予定だった『龍型』と『虎型』に一致しているが、関連は不明である。
:鋼機人の先行量産型・轟龍の改良型。
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;;[[轟龍改]]
;[[雷虎改]]
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::鋼機人の先行量産型・轟龍の改良型。
:鋼機人の先行量産型・雷虎の改良型。
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;;[[雷虎改]]
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::鋼機人の先行量産型・雷虎の改良型。
    
=== [[ダイゼンガー]] ===
 
=== [[ダイゼンガー]] ===
詳しくは[[ダイゼンガー]]の項を参照。参式斬艦刀を受け継いだ機体。また、内蔵武器のコンセプトが[[グルンガスト零式|零式]]の武装の影響を受けている。
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:参式斬艦刀を受け継いだ機体。また、内蔵武器のコンセプトが[[グルンガスト零式|零式]]の武装の影響を受けている。
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== 余談 ==
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*グルンガストという名前は、『グルンと回ってガスっと変形』というのが由来とされている。ただし、グルンガストシリーズ全体を見ると、可変機構を有していない機体も多い。
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{{DEFAULTSORT:くるんかすとしりいす}}
 
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[[Category:戦略・戦術兵器]]
 
[[Category:戦略・戦術兵器]]
 
[[Category:OGシリーズ]]
 
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