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| 天秤を模した形状をしており、支点部分には通常は瞳を閉じている人の顔があり、その上部には内部に人の形をした存在がいる緑色のクリスタルが嵌っている。 | | 天秤を模した形状をしており、支点部分には通常は瞳を閉じている人の顔があり、その上部には内部に人の形をした存在がいる緑色のクリスタルが嵌っている。 |
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− | ラスフィトートの行動原理は平和を乱す存在を破壊することであり、ヴォルクルスと行動原理が全く同じである。唯一の相違点はヴォルクルスは「破壊による恐怖と死を与える」のに対し、ラスフィトートは「破壊することで平和と調和が生まれる」という点である。故に、シュウは『ラフィストートがもたらすのは死の静寂』と評している。
| + | ラスフィトートの行動原理は平和を乱す存在を破壊することであり、ヴォルクルスと行動原理が全く同じである。唯一の相違点はヴォルクルスは「破壊による恐怖と死を与える」のに対し、ラスフィトートは「破壊することで平和と調和が生まれる」という点である。故に、シュウは『ラスフィトートがもたらすのは死の静寂』と評している。 |
| + | 要するにこの邪神は、「'''争いを嫌う⇒生きる者は争う⇒みんな死ねば争わない'''」というロジックで行動しているのである。グラギオスはグラギオスで、現在ある世界を破壊してから新しく創る神であるため、結局のところ三邪神は「今ある命を全て滅ぼす」という点が全く同じなのである(ヴォルクルスは滅ぼすこと自体が、ラスフィトートは滅びによる平安が、グラギオスは滅びた後の創造が目的)。 |
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| 過去のラングラン紀元においてゼノサキス一族によって封印された。その存在は年月が過ぎることで人々からも忘れ去られてしまい、現在においては存在自体が確認されなかった。 | | 過去のラングラン紀元においてゼノサキス一族によって封印された。その存在は年月が過ぎることで人々からも忘れ去られてしまい、現在においては存在自体が確認されなかった。 |
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| :序盤戦では分身体の「ラスフィトート」と、終盤の分岐による本体の「R・ラスフィトート」が登場。本体は南部ルート([[ホワン・ヤンロン|ヤンロン]]ルートとも)における「終末の黙示」に登場。同時に出現する[[ヴォルクルス|S・ヴォルクルス]]と相手にする。攻撃手段は分身体も本体も全く同じで、違う点は耐久力と回避率、スキルの差である。なお、ヴォルクルスと違い、本体でも分身体でも口調は変わらない。 | | :序盤戦では分身体の「ラスフィトート」と、終盤の分岐による本体の「R・ラスフィトート」が登場。本体は南部ルート([[ホワン・ヤンロン|ヤンロン]]ルートとも)における「終末の黙示」に登場。同時に出現する[[ヴォルクルス|S・ヴォルクルス]]と相手にする。攻撃手段は分身体も本体も全く同じで、違う点は耐久力と回避率、スキルの差である。なお、ヴォルクルスと違い、本体でも分身体でも口調は変わらない。 |
| ;[[スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神III PRIDE OF JUSTICE]] | | ;[[スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神III PRIDE OF JUSTICE]] |
− | :登場自体はしないが、作中ではその力を取り込んで不可侵結界を張るために使われたりなどしている。前作まで実在を疑われるほどの存在だったはずだが、「'''グラギオスに比べれば儀式が簡単'''」などと言われてしまっている(確かにグラギオスよりは人に知られているが)。これに関しては、前作で封印が解けかけたことでその力を引き出しやすくなっているからだと思われる。またグラギオスの復活には大量の精霊の力が必要なため、精霊の力を扱うノウハウが欠けているヴォルクルス教団にとって難しいという意味かもしれない。 | + | :登場自体はしないが、作中ではその力を取り込んで不可侵結界を張るために使われたりなどしている。前作まで実在を疑われるほどの存在だったはずだが、「'''グラギオスに比べれば儀式が簡単'''」などと言われてしまっている。グラギオスの復活に必要なのは「'''死を迎えてなお消えぬ強い希望'''」であるため、絶望と死と破壊を教義とするヴォルクルス教団からすれば、確かに「グラギオスよりは」簡単であろう。 |
| ;[[スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神F COFFIN OF THE END]] | | ;[[スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神F COFFIN OF THE END]] |
− | : | + | :ヴァールニーヤ、及びフーム・ラカーブの手駒として召喚される。今回は「三邪神の一柱」という扱いで、クローズアップはされない。 |
| + | :地味にROEから戦闘アニメが作り直されている。 |
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| == 装備・機能 == | | == 装備・機能 == |
| ;仲裁の手 | | ;仲裁の手 |
− | :クリスタル内の人型より光線を放つ。 | + | :クリスタル内の人型より光線を放つ。ROEではかざした手から十字の光が迸ったのに対し、COEではシンプルなビームになっている。 |
| ;謐かなる平衡(しずかなるへいこう) | | ;謐かなる平衡(しずかなるへいこう) |
− | :天秤に羽根と攻撃対象の魂と思しき光体を乗せて対象を有罪判定した後、複数の魔法陣を描き、魔法陣からプラーナを放出する。 | + | :天秤に羽根と攻撃対象の魂と思しき光体を乗せて対象を有罪判定した後、ぐるりと一回転。遠心力で横を向いた天秤の皿を、軌道に沿って六つ複製。それを本体の前で裏返して魔法陣に変換、ビームを正射する。 |
| :ちなみに、羽根と魂を天秤にかける、というのはエジプト神話におけるアヌビスの裁判をモチーフとしていると思われる。作中においてヒンドゥー神話のシヴァ神の正体がヴォルクルスだとされていることからすると、設定的には逆かもしれないが。 | | :ちなみに、羽根と魂を天秤にかける、というのはエジプト神話におけるアヌビスの裁判をモチーフとしていると思われる。作中においてヒンドゥー神話のシヴァ神の正体がヴォルクルスだとされていることからすると、設定的には逆かもしれないが。 |
| + | :COEでは有罪判定の演出が消滅。代わりに合掌した手を発火させ、その白い炎を六つに分割して空間に沈め、そこから天秤の皿を出現。そこから魔法陣を描いてビーム、という流れ。地味に皿を展開する場所が本体の前から周囲に変わっているほか、本体も「仲裁の手」で攻撃するようになった。 |
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| === [[特殊能力]] === | | === [[特殊能力]] === |
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| ;「なぜ……こうまでして戦う?全てを我に委ねれば、争いのない世界になるというのに……」 | | ;「なぜ……こうまでして戦う?全てを我に委ねれば、争いのない世界になるというのに……」 |
| :シナリオ「終末の黙示」におけるラスフィトートの最期の台詞。 | | :シナリオ「終末の黙示」におけるラスフィトートの最期の台詞。 |
| + | ;「戦いはムダだ。全てを我に委ねればよいのだ」 |
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| == 相対関係 == | | == 相対関係 == |