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本編中でのガドライトは、セカンド・ステージからサード・ステージへの移行段階(まだ反作用を受けている)であり、励起されていたのは「自らの無力に対する諦観」だと考えられる。「いがみ合う双子」はその属性の関係から、二つの感情が常に釣り合っていないと稼動を停止してしまう。言い換えれば、励起されたマイナスの感情に対して、それに釣り合うほどのプラスの感情を保たないと「いがみ合う双子」の力を使うことは出来ないのである。
 
本編中でのガドライトは、セカンド・ステージからサード・ステージへの移行段階(まだ反作用を受けている)であり、励起されていたのは「自らの無力に対する諦観」だと考えられる。「いがみ合う双子」はその属性の関係から、二つの感情が常に釣り合っていないと稼動を停止してしまう。言い換えれば、励起されたマイナスの感情に対して、それに釣り合うほどのプラスの感情を保たないと「いがみ合う双子」の力を使うことは出来ないのである。
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ガドライトの場合は諦めの感情を怒りで釣り合わせていたが、大本が「サイデリアルに勝てない自分の無力に対する諦め」であるため、必然的に怒りのむく方向は別の何かになる。アオの星に監視任務を受けてやって来たことで、同じサイデリアルに目を付けられながら、ジェミナイと違って守られるアオの星に怒りが向き、その結果行動は完全な八つ当たりとなった……ということだと考えられる。
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ガドライトの場合、サイデリアルに敗北したことで無力感を覚え、それによってサイデリアルに勝てないという諦観が芽生えたのだが、これによってサード・ステージに移行したことが問題だった。というのは、「いがみ合う双子」は「相反する感情の衝突を力とする⇒'''二つの感情が釣り合わないと停止する'''」ため、そのリアクターであるガドライトはサイデリアルに向き合った場合、怒りが諦観を凌駕する=スフィアが停止することになるため戦おうにも戦えない、という状態に陥っていた。
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その状態でアオの星に監視任務を受けてやって来たことで、同じサイデリアルに目を付けられながら、ジェミナイと違って守られるアオの星に(サイデリアルに向けられない)怒りが向き、その結果行動は完全な八つ当たりとなった……ということだと考えられる。
    
また、このような性質を持つがゆえに「偽りの黒羊」に弱いことがわかる(「いがみ合う双子」はその属性から「己の感情に向き合う」ことが求められるが、「偽りの黒羊」は「向き合わずに逃げる」ことが力になる)。
 
また、このような性質を持つがゆえに「偽りの黒羊」に弱いことがわかる(「いがみ合う双子」はその属性から「己の感情に向き合う」ことが求められるが、「偽りの黒羊」は「向き合わずに逃げる」ことが力になる)。
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