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| [[パラダイムシティ]]の一切を取り仕切る、パラダイム社の現社長。[[ビッグ・ファウ]]の[[ドミュナス]]。 | | [[パラダイムシティ]]の一切を取り仕切る、パラダイム社の現社長。[[ビッグ・ファウ]]の[[ドミュナス]]。 |
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− | 自社やドーム内を第一に考えており、一種の選民思想の持ち主。それらの発展のためには、平気で人を消すこともできる冷酷非道な人間。特にドームの外の人間の生死や被害などには無頓着。 | + | 自社やドーム内を第一に考えており、一種の選民思想の持ち主。それらの発展のためには、平気で人を消すこともできる冷酷非道な人間。特にドームの外の人間の生死や被害などには無頓着。<br/> |
− | | + | その反面子供のような自己中心的な行動や発言が目立つ。公的な場での一人称は「私」だが、私的な場での一人称は「僕」、父親に対しては「パパ」と呼ぶ。パラダイム社を起こし、今の地位を築き上げた父親を尊敬しながらも、偉大な父と自らを比較して強いコンプレックスを抱えている。要するにファザコン。<br/> |
− | その反面子供のような自己中心的な行動や発言が目立つ。公的な場での一人称は「私」だが、私的な場での一人称は「僕」、父親に対しては「パパ」と呼ぶ。パラダイム社を起こし、今の地位を築き上げた父親を尊敬しながらも、偉大な父と自らを比較して強いコンプレックスを抱えている。要するにファザコン。こういった中年男性のファザコンは珍しい。
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| この性格に関しては、父親とされる[[ゴードン・ローズウォーター]]がアレックスを40年前の[[メモリー]]を復活させるためのトマト([[クローン]]人間)の一人としてしかアレックスを扱わず、一人の息子として接してこなかったことなどが主な要因と考えられる。物語終盤で彼も数多くのトマト、ゴードンにとっての「子供達」の一人でしかなかったことが言及された。 | | この性格に関しては、父親とされる[[ゴードン・ローズウォーター]]がアレックスを40年前の[[メモリー]]を復活させるためのトマト([[クローン]]人間)の一人としてしかアレックスを扱わず、一人の息子として接してこなかったことなどが主な要因と考えられる。物語終盤で彼も数多くのトマト、ゴードンにとっての「子供達」の一人でしかなかったことが言及された。 |
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| しかし、[[ビッグ・ファウ]]に[[ドミュナス]]であることを否定され、機関として取り込まれてしまう。<br /> | | しかし、[[ビッグ・ファウ]]に[[ドミュナス]]であることを否定され、機関として取り込まれてしまう。<br /> |
| その後、封じたはずの[[ビッグ・オー]]の復活、垣間見た世界の真実から自棄になり、自身を完全に[[ビッグ・ファウ]]の機関とする。<br /> | | その後、封じたはずの[[ビッグ・オー]]の復活、垣間見た世界の真実から自棄になり、自身を完全に[[ビッグ・ファウ]]の機関とする。<br /> |
− | 最終的にファイナルステージを浴びながらも生き残ったが、直後現れた第四の[[ザ・ビッグ]]により消滅させられている。
| + | 最終的にファイナルステージを浴びながらも生き残ったが、直後現れた[[ビッグ・ヴィヌス|第四のザ・ビッグ]]により消滅する最期を迎えた。 |
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| ちなみに彼の周囲の物品は車やスーツ等、[[ビッグ・ファウ]]も含めて白が多い。これは、黒に強いこだわりを持つ[[ロジャー・スミス|ロジャー]]と対極に位置するということ表すための演出だと思われる。 | | ちなみに彼の周囲の物品は車やスーツ等、[[ビッグ・ファウ]]も含めて白が多い。これは、黒に強いこだわりを持つ[[ロジャー・スミス|ロジャー]]と対極に位置するということ表すための演出だと思われる。 |
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| == 登場作品と役柄 == | | == 登場作品と役柄 == |
| + | === [[Zシリーズ]] === |
| ;[[スーパーロボット大戦Z]] | | ;[[スーパーロボット大戦Z]] |
| :比較的早いうちから登場するが所謂、全てを知っている傍観者ポジションであり終盤まで目立った活躍はしない。終盤になって自軍と戦闘になるのだが、一応、『[[ビッグ・オー]]』のラスボスポジションにも関わらず能力が物凄くしょぼく、周りの[[オーバーデビル]]の方が厄介といわれるくらいの悲しい戦闘力でさっくりと倒せてしまう。[[ビッグ・ファウ]]は強いのに。まさかとは思うがアレックス自身が原因だろうか? | | :比較的早いうちから登場するが所謂、全てを知っている傍観者ポジションであり終盤まで目立った活躍はしない。終盤になって自軍と戦闘になるのだが、一応、『[[ビッグ・オー]]』のラスボスポジションにも関わらず能力が物凄くしょぼく、周りの[[オーバーデビル]]の方が厄介といわれるくらいの悲しい戦闘力でさっくりと倒せてしまう。[[ビッグ・ファウ]]は強いのに。まさかとは思うがアレックス自身が原因だろうか? |
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| :再びビッグ・オーと対峙する際に。この台詞を受けた後、メモリーが砂時計のような向きに変わり、緑色の発光箇所が赤く光り、コークスクリューパンチが魚雷のごとくビッグ・オーに向けて放たれた。 | | :再びビッグ・オーと対峙する際に。この台詞を受けた後、メモリーが砂時計のような向きに変わり、緑色の発光箇所が赤く光り、コークスクリューパンチが魚雷のごとくビッグ・オーに向けて放たれた。 |
| ;「フッフッフッフ…甘いなぁ、ロジャー・スミス。所詮貴様は、ネゴシエイターだ!死ねえっ!!」 | | ;「フッフッフッフ…甘いなぁ、ロジャー・スミス。所詮貴様は、ネゴシエイターだ!死ねえっ!!」 |
− | :ビッグ・オー・ファイナルステージを紙一重でかわし、左半身を失いながらも反撃する際に。しかし、この台詞の直後、ビッグ・ヴィヌスが舞い降りて機体ごと無に還されてしまうのだった…。 | + | :ビッグ・オー・ファイナルステージを紙一重でかわし、左半身を失いながらも反撃する際に。しかし、この台詞の直後、ビッグ・ヴィヌスが舞い降りて機体ごと無に還されてしまった。 |
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| == スパロボシリーズでの名台詞 == | | == スパロボシリーズでの名台詞 == |
| ;「ここは静かな街だ…。あのネゴシエイターが出て行ってからは何のトラブルも起きない」<br />「まるで物語の本筋から外れて作者に忘れられたかのようにね」 | | ;「ここは静かな街だ…。あのネゴシエイターが出て行ってからは何のトラブルも起きない」<br />「まるで物語の本筋から外れて作者に忘れられたかのようにね」 |
− | :Zの中盤にて。[[アラン・ゲイブリエル|アラン]]じゃないが、何かの例え話なのかと勘ぐりたくなる台詞である。メタ視点を含めて考えると、「THE ビッグオー」の主人公であるロジャーが、同作の「舞台」を降りてZEUTHに合流し、「スーパーロボット大戦Z」という別の舞台に立っている以上、主役を失ったパラダイムシティには何も起こりようがない。物語の本筋は主役が中心となるのだから、ある意味当然であるが。 | + | :Zの中盤にて。[[アラン・ゲイブリエル|アラン]]じゃないが、何かの例え話なのかと勘ぐりたくなる台詞である。 |
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| + | :メタ視点を含めて考えると、『THE ビッグオー』の主人公であるロジャーが、同作の「舞台」を降りてZEUTHに合流し、『スーパーロボット大戦Z』という別の舞台に立っている以上、主役を失ったパラダイムシティには何も起こりようがない。物語の本筋は主役が中心となるのだから、ある意味当然であるが。 |
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