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:テンプテーションを見に宇宙港へ行った時、鉢合わせた[[ティターンズ]]の士官である[[ジェリド・メサ]]に「女の名前なのに……なんだ、男か」と気にしている自分の名前を馬鹿にされたカミーユは、一緒について来たファに自分の荷物を預け、ファの静止も聞かずゲートに歩み寄りながら叫んだ。そして……。
:テンプテーションを見に宇宙港へ行った時、鉢合わせた[[ティターンズ]]の士官である[[ジェリド・メサ]]に「女の名前なのに……なんだ、男か」と気にしている自分の名前を馬鹿にされたカミーユは、一緒について来たファに自分の荷物を預け、ファの静止も聞かずゲートに歩み寄りながら叫んだ。そして……。
;「カミーユが男の名前で何で悪いんだ! 俺は男だよ!!」
;「カミーユが男の名前で何で悪いんだ! 俺は男だよ!!」
:自分の名前を馬鹿にしたジェリドに鉄拳をかまし、さらに止めようとした軍人も殴っている。この行動が、二人の間に後々まで続く因縁を生んだのであった。
:自分の名前を馬鹿にしたジェリドに鉄拳をかまし、さらに止めようとした軍人も殴っている。この行動が、2人の間に後々まで続く因縁を生んだのであった。
:アニメ史における初の「キレる若者」が主人公になった瞬間。
:アニメ史における初の「キレる若者」が主人公になった瞬間。
:[[スーパーロボット大戦α|α]]では[[DVE]]で収録されている。そして[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|第3次Z時獄篇]]でも('''劇場版設定かつ原作終了後であるにもかかわらず''')DVEで登場した。
:[[スーパーロボット大戦α|α]]では[[DVE]]で収録されている。そして[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|第3次Z時獄篇]]でも('''劇場版設定かつ原作終了後であるにもかかわらず''')DVEで登場した。
:ビルの外に鍵が挿さったまま放置されていたエレカに飛び乗ってそれを奪い、MS工場に潜入するべく検問を強行突破、橋の手前でエレカから飛び降りて転げながら呟いた台詞。ようやく冷静になったのか、自分のしでかした事の重大さに気付いたようである。しかし、そのタイミングがあまりにも遅く、もはや後戻りも出来なくなってしまっていた……。
:ビルの外に鍵が挿さったまま放置されていたエレカに飛び乗ってそれを奪い、MS工場に潜入するべく検問を強行突破、橋の手前でエレカから飛び降りて転げながら呟いた台詞。ようやく冷静になったのか、自分のしでかした事の重大さに気付いたようである。しかし、そのタイミングがあまりにも遅く、もはや後戻りも出来なくなってしまっていた……。
;「許せないな、あの軍人たち」
;「許せないな、あの軍人たち」
:2話で、自分を袋叩きにしたマトッシュに復讐するため、ティターンズのMSドッグへ向かいMk-IIを奪うべくを基地周辺の藪の中を駆け抜けながら呟いた台詞。元々ティターンズに良い感情を抱いていなかった上に、嫌っている両親がティターンズ絡みの仕事をしていただけでなく、ジェリドやマトッシュにもプライドを傷つけられてついに爆発した様子である。この時のカミーユの頭の中は、ティターンズの軍人たちに仕返ししたいという気持ちでいっぱいなのだろう。
:2話で、自分を袋叩きにしたマトッシュに復讐するため、ティターンズのMSドッグへ向かいMk-IIを奪うべくを基地周辺の藪の中を駆け抜けながら呟いた台詞。
:元々ティターンズに良い感情を抱いていなかった上に、嫌っている両親がティターンズ絡みの仕事をしていただけでなく、ジェリドやマトッシュにもプライドを傷つけられてついに爆発した様子である。この時のカミーユの頭の中は、ティターンズの軍人たちに仕返ししたいという気持ちでいっぱいなのだろう。
:一人の少年が軍人を「許せない」と思うのは、幾多の戦乱を起こしてきた宇宙世紀という時代の歪みを象徴しているのかもしれない。これらの体験によるティターンズに対しての怒りが原動力となり、戦争に偶然か必然か巻き込まれてゆく第一歩になったのは、カミーユの運命だったのかもしれない。
:一人の少年が軍人を「許せない」と思うのは、幾多の戦乱を起こしてきた宇宙世紀という時代の歪みを象徴しているのかもしれない。これらの体験によるティターンズに対しての怒りが原動力となり、戦争に偶然か必然か巻き込まれてゆく第一歩になったのは、カミーユの運命だったのかもしれない。
;「ティターンズだなんて言ったって、地球生まればかりを使う軍隊に、何ができるんだ」
;「ティターンズだなんて言ったって、地球生まればかりを使う軍隊に、何ができるんだ」
:上記の台詞に続けた台詞。地球に住むアースノイド(俗に言う「地球の重力に魂を引かれた人間」)が、宇宙に住むスペースノイドを「宇宙人」と見下すように、同じくスペースコロニーに住むスペースノイドたちもアースノイドたちに対して「地球生まれは何も出来ないボンボン」という偏見と差別意識を持っているのがわかる。このアニメのスケールの大きさと、世界観を象徴する一言である。
:上記の台詞に続けた台詞。地球に住むアースノイド(俗に言う「地球の重力に魂を引かれた人間」)が、宇宙に住むスペースノイドを「宇宙人」と見下すように、同じくスペースコロニーに住むスペースノイドたちもアースノイドたちに対して「地球生まれは何も出来ないボンボン」という偏見と差別意識を持っているのがわかる。
:このアニメのスケールの大きさと、世界観を象徴する一言である。
;「そこのMP! 一方的に殴られる痛さと怖さを教えてやろうか!」
;「そこのMP! 一方的に殴られる痛さと怖さを教えてやろうか!」
:奪ったMk-IIでマトッシュに復讐しようとした時の台詞。流石に殺すまでには至らなかったが、生身の人間に対してバルカンを乱射したり踏み潰そうとしたりし、逃げ惑う彼を見て「ははははは、ざまあないぜ!」と嘲笑するなど、仮にもTVアニメの主人公の取る態度としては放送当時では衝撃的、現在でもかなり異端的なシーン。これには近くで見ていたシャアも開いた口が塞がらなかった。
:奪ったMk-IIでマトッシュに復讐しようとした時の台詞。流石に殺すまでには至らなかったが、生身の人間に対してバルカンを乱射したり踏み潰そうとしたりし、逃げ惑う彼を見て「ははははは、ざまあないぜ!」と嘲笑するなど、仮にもTVアニメの主人公の取る態度としては放送当時では衝撃的、現在でもかなり異端的なシーン。これには近くで見ていたシャアも開いた口が塞がらなかった。
:家庭そっちのけで仕事に没頭して、いつも自分をほったらかしにしていた癖に、こういうところで首を突っ込んでくる。「母さん」と呼ばなかったのは、「何故ちゃんと母親をやってくれなかったんだ」という思いが込められている。
:家庭そっちのけで仕事に没頭して、いつも自分をほったらかしにしていた癖に、こういうところで首を突っ込んでくる。「母さん」と呼ばなかったのは、「何故ちゃんと母親をやってくれなかったんだ」という思いが込められている。
;「これで若い恋人とうまくいくね。マルガリータとかってさ」
;「これで若い恋人とうまくいくね。マルガリータとかってさ」
:4話で、眼前で母を殺され、怒りのあまりカプセルを銃撃した[[ジェリド・メサ|ジェリド]]の[[ハイザック]]に殴りかかり、[[クワトロ・バジーナ|クワトロ]]と[[エマ・シーン|エマ]]の計らいでMk-IIごと[[アレキサンドリア]]に連行され、対面した父フランクリンに向かって。
:4話で、眼前で母を殺され、怒りのあまりカプセルを撃ったジェリドの[[ハイザック]]に殴りかかり、クワトロと[[エマ・シーン]]の計らいでMk-IIごと[[アレキサンドリア]]に連行され、対面した父フランクリンに向かって。
:父に対する精一杯の皮肉であり、カミーユがいかに酷い家庭環境で育ったかが想像できる。しかし、この直後フランクリンからは「言うな!」とビンタを食らわされる。
:父に対する精一杯の皮肉であり、カミーユがいかに酷い家庭環境で育ったかが想像できる。しかし、この直後フランクリンからは「言うな!」とビンタを食らわされる。
;「そうだな。軍人の宿命だものな。軍人は事態の善悪などわからずに上官の命令に従うんだものな。許してやるよ」<br />「僕はあなたの操るハイザックを抑えてみせた。それでもこうなってしまったのは、軍という組織の性だ。そういう組織を憎むことを、僕は今日覚えたんだ!」
;「そうだな。軍人の宿命だものな。軍人は事態の善悪などわからずに上官の命令に従うんだものな。許してやるよ」<br />「僕はあなたの操るハイザックを抑えてみせた。それでもこうなってしまったのは、軍という組織の性だ。そういう組織を憎むことを、僕は今日覚えたんだ!」
:連行されている途中で、知らなかったとは言え母を殺してしまったジェリドに、罪悪感からの裏返しなのか「まだおっぱいが恋しい年頃だったんだものな」と挑発された時に返した台詞。17歳とは思えないくらいに正論であるが、言われたジェリドにはこの上ない屈辱であったであろう。挑発に素直に応じてやらないカミーユの態度に、この作品の底意地の悪さが伺えるシーンである。
:連行されている途中で、知らなかったとは言え母を殺してしまったジェリドに、罪悪感からの裏返しなのか「まだおっぱいが恋しい年頃だったんだものな」と挑発された時に返した台詞。
:17歳とは思えないくらいに正論であるが、言われたジェリドにはこの上ない屈辱であったであろう。挑発に素直に応じてやらないカミーユの態度に、この作品の底意地の悪さが伺えるシーンである。
;「いけませんか、こんな事言って! でもね、僕は両親に親をやってほしかったんですよ。そう言っちゃいけないんですか、子供が!? ……父は、前から愛人を作っていたし、母は父が愛人を作っていたって、仕事で満足しちゃって、そんな父を見向きもしなかったんです。軍の仕事ってそんなに大切なんですか!? エゥーゴだ、ティターンズだってそんな事じゃないんです。子供が無視されちゃたまんないんですよ!!」
;「いけませんか、こんな事言って! でもね、僕は両親に親をやってほしかったんですよ。そう言っちゃいけないんですか、子供が!? ……父は、前から愛人を作っていたし、母は父が愛人を作っていたって、仕事で満足しちゃって、そんな父を見向きもしなかったんです。軍の仕事ってそんなに大切なんですか!? エゥーゴだ、ティターンズだってそんな事じゃないんです。子供が無視されちゃたまんないんですよ!!」
:5話にて、フランクリンも名誉・地位・手柄欲しさにクワトロのリック・ディアスを強奪し勝手極まりない愚行に走った末に、宇宙の藻屑となった。戦闘が終わった後のアーガマの一室で、カミーユは本音を吐露する。が、その場にいたクワトロもエマも[[レコア・ロンド|レコア]]も人の親になった事がないから、理解してはもらえなかった。この場に2児の父親であるブライトがいれば、話は別だっただろうが……。
:5話にて、フランクリンも名誉・地位・手柄欲しさにクワトロのリック・ディアスを強奪し勝手極まりない愚行に走った末に、宇宙の藻屑となった。戦闘が終わった後のアーガマの一室で、カミーユは本音を吐露する。が、その場にいたクワトロもエマも[[レコア・ロンド|レコア]]も人の親になった事がないから、理解してはもらえなかった。この場に2児の父親であるブライトがいれば、話は別だっただろうが……。
:クワトロは「よくわかる話だが」と一見理解を示す風に言っているが、その実同情もしていないし慰めもせず、やるべき事をやれとカミーユに言う。こういう事は経験しなければ分からないのだし、身も蓋もない言い方をしてしまえば、クワトロたちにとってはカミーユの家庭事情などは所詮他人事なのである。
:クワトロは「よくわかる話だが」と一見理解を示す風に言っているが、その実同情もしていないし慰めもせず、やるべき事をやれとカミーユに言う。こういう事は経験しなければ分からないのだし、身も蓋もない言い方をしてしまえば、クワトロたちにとってはカミーユの家庭事情などは所詮他人事なのである。
;「死んだ両親の事は言うなと言うのですか?」
;「死んだ両親の事は言うなと言うのですか?」
:クワトロの「よくわかる話だが」に対して返した台詞。カミーユ自身、薄々そういう返事が返ってくるのを予想していた事が伺える。それでも、こんな状況下なら言わずにはいられなかった。理解してほしかった。しかし、それは結局は現実の前に叶う事はなかった。この時、願望と言えるものを遮られたカミーユは何を感じたのだろうか……。
:クワトロの「よくわかる話だが」に対して返した台詞。カミーユ自身、薄々そういう返事が返ってくるのを予想していた事が伺える。
:それでも、こんな状況下なら言わずにはいられなかった。理解してほしかった。しかし、それは結局は現実の前に叶う事はなかった。この時、願望と言えるものを遮られたカミーユは何を感じたのだろうか……。
;「一人で組織に対抗しようとして敗れた、馬鹿な人です」
;「一人で組織に対抗しようとして敗れた、馬鹿な人です」
:「クワトロ・バジーナ」の偽名を使っていた[[シャア・アズナブル]]本人に、「シャア・アズナブルを知っているか」と問われた時の返答。全く持ってその通りな手厳しい評論だが、シャアは特に気にしていなかったようだ。ただ、TV版終盤の事を考えるとカミーユも割と人の事は言えない。
:「クワトロ・バジーナ」の偽名を使っていた[[シャア・アズナブル]]本人に、「シャア・アズナブルを知っているか」と問われた時の返答。
:全く持ってその通りな手厳しい評論だが、シャアは特に気にしていなかったようだ。ただ、TV版終盤の事を考えるとカミーユも割と人の事は言えない。
;「大尉、貴方は逆上しすぎている!」
;「大尉、貴方は逆上しすぎている!」
:7話で、サイド1の30バンチで[[ライラ・ミラ・ライラ]]と交戦して。Mk-IIのパイロットがニュータイプとは言え子供だと分かった途端、コンプレックスからか焦りと苛立ちを募らせ、普段では考えられないような行動に出るライラにこう言い放つ。
:7話で、サイド1の30バンチで[[ライラ・ミラ・ライラ]]と交戦して。
:Mk-IIのパイロットがニュータイプとは言え子供だと分かった途端、コンプレックスからか焦りと苛立ちを募らせ、普段では考えられないような行動に出るライラにこう言い放つ。
;「自分だけが特別だと思うな! あの人が喜ぶものかよ、生き返るのかよ!」
;「自分だけが特別だと思うな! あの人が喜ぶものかよ、生き返るのかよ!」
:8話で、ライラを殺されたジェリドに対しての台詞。
:8話で、ライラを殺されたジェリドに対しての台詞。
:カミーユの声を演じた飛田氏も放送当時、本作を監督した富野由悠季氏から「キャラクターの生死は、演じるあなたたちのオーラにかかっています」という趣旨の発言を出演者全員に言われた時には、この言葉を心の中で何度も唱えながら必死で演じたとの事である。なお、毎回台本を開いてカミーユが生きている事を知ったときはホッとしたとの事である。
:カミーユの声を演じた飛田氏も放送当時、本作を監督した富野由悠季氏から「キャラクターの生死は、演じるあなたたちのオーラにかかっています」という趣旨の発言を出演者全員に言われた時には、この言葉を心の中で何度も唱えながら必死で演じたとの事である。なお、毎回台本を開いてカミーユが生きている事を知ったときはホッとしたとの事である。
;「ぼ、暴力はいけない……」
;「ぼ、暴力はいけない……」
:正式に[[エゥーゴ]]のパイロットになってまだ日が浅い原作9話にて。ミーティングに遅刻して言い訳しまくったため、[[ウォン・リー]]に気絶するまでカンフーでボコボコにされてノックアウト寸前での一言。直前に自分から殴りかかって返り討ちにあったため、説得力がない。
:正式に[[エゥーゴ]]のパイロットになってまだ日が浅い原作9話にて。
:ミーティングに遅刻して言い訳しまくったため、[[ウォン・リー]]に気絶するまでカンフーでボコボコにされてノックアウト寸前での一言。直前に自分から殴りかかって返り討ちにあったため、説得力がない。
;「僕の力があったから、アーガマはここまで来られたんでしょ!」
;「僕の力があったから、アーガマはここまで来られたんでしょ!」
:ウォンにボコボコにされ気を失い、更衣室で意識を取り戻した後も、クワトロたちに作戦には行かないとぐずり、「今日まで生きてこられたのは、あなた一人の力ではないのよ」というエマの言葉にもこう返した。
:ウォンにボコボコにされ気を失い、更衣室で意識を取り戻した後も、クワトロたちに作戦には行かないとぐずり、「今日まで生きてこられたのは、あなた一人の力ではないのよ」というエマの言葉にもこう返した。
:12話で、大気圏を突破し[[ジャブロー]]上空を降りながら。カミーユにとっては地球は初めてだったので、人工的なコロニーの重力とは違う本物に戸惑いを隠せない。
:12話で、大気圏を突破し[[ジャブロー]]上空を降りながら。カミーユにとっては地球は初めてだったので、人工的なコロニーの重力とは違う本物に戸惑いを隠せない。
;「出てこなければ、やられなかったのに!」
;「出てこなければ、やられなかったのに!」
:ゲームでも戦闘でよく聞く台詞の一つ。ジャブロー付近の河川に降り立ったものの、防衛のために出てきたのは旧式のセイバーフィッシュやTINコッドなど、MSが主流となった現在では時代遅れのロートル戦闘機ばかり。はっきり言えば雑魚であり、カミーユでなくてもこう思いたくもなる。
:ゲームでも戦闘でよく聞く台詞の一つ。
:ジャブロー付近の河川に降り立ったものの、防衛のために出てきたのは旧式のセイバーフィッシュやTINコッドなど、MSが主流となった現在では時代遅れのロートル戦闘機ばかり。はっきり言えば雑魚であり、カミーユでなくてもこう思いたくもなる。
;「抵抗すると無駄死にをするだけだって、なんでわからないんだ!」
;「抵抗すると無駄死にをするだけだって、なんでわからないんだ!」
:フライングアーマーで基地防衛の[[モビルスーツ|MS]]や戦闘機を撃墜しながら。かなり、MSパイロットとしての自信がついてきたのであろう。ゲームでもかなり有名な台詞の一つである。
:フライングアーマーで基地防衛のMSや戦闘機を撃墜しながら。かなりパイロットとしての自信がついてきたのであろう。
:ゲームでも戦闘でよく聞く台詞の一つ。
;「もし、そうならそれは卑怯ですよ! シャア・アズナブル、名乗った方がスッキリします!」
;「もし、そうならそれは卑怯ですよ! シャア・アズナブル、名乗った方がスッキリします!」
:13話で、ケネディ・スペースポートにおいて[[カイ・シデン]]からの手紙を受け取った[[ハヤト・コバヤシ]]が正体を明かすよう詰め寄っても「私はクワトロ・バジーナ大尉です」の一点張りをするクワトロに対して、割り込んで放った台詞。
:13話で、ケネディ・スペースポートにおいて[[カイ・シデン]]からの手紙を受け取った[[ハヤト・コバヤシ]]が正体を明かすよう詰め寄っても「私はクワトロ・バジーナ大尉です」の一点張りをするクワトロに対して、割り込んで放った台詞。
:[[スーパーロボット大戦α|α]]でも、51話で「クワトロとして応える」を選んでしまうと原作通りの流れとなり、飛田氏と池田氏の[[DVE]]が流れる。
:[[スーパーロボット大戦α|α]]でも、51話で「クワトロとして応える」を選んでしまうと原作通りの流れとなり、飛田氏と池田氏の[[DVE]]が流れる。
;「どんな事情があるか知らないけど……どんな事情があるか知らないけど!」
;「どんな事情があるか知らないけど……どんな事情があるか知らないけど!」
:クワトロを殴り倒してなお、詰め寄った台詞。カミーユからしてみれば、クワトロが何故シャアである事をいつまでも認めようとしないのか、不思議で仕方がなかったのかもしれない。それが原因で、クワトロが卑怯者に見えたのであろう。クワトロにはクワトロなりの事情があるのかも知れないが、カミーユにとってはそんな事情は関係ないのである。そして、クワトロに自分はシャアであるという事を認めて貰いたかった。尊敬していたシャアが、一体こんなところで何をやっているんだという、希望と失望が入り混じった思いが強かったのであろう……。
:クワトロを殴り倒してなお、詰め寄った台詞。
この直後、[[ブラン・ブルターク]]少佐率いる連邦軍部隊が急襲をかけ、この事は有耶無耶になる。
:カミーユからしてみれば、クワトロが何故シャアである事をいつまでも認めようとしないのか、不思議で仕方がなかったのかもしれない。それが原因で、クワトロが卑怯者に見えたのであろう。クワトロにはクワトロなりの事情があるのかも知れないが、カミーユにとってはそんな事情は関係ないのである。そして、クワトロに自分はシャアであるという事を認めて貰いたかった。尊敬していたシャアが、一体こんなところで何をやっているんだという、希望と失望が入り混じった思いが強かったのであろう……。
:この直後、[[ブラン・ブルターク]]少佐率いる連邦軍部隊が急襲をかけ、この事は有耶無耶になる。
;「知りませんよ。傷を舐め合うような男と女なんて」
;「知りませんよ。傷を舐め合うような男と女なんて」
:18話で、エレカに同乗した[[フォウ・ムラサメ]]から、人目も気にせずいちゃつく[[アムロ・レイ]]と[[ベルトーチカ・イルマ]]について「あの恋人たちとお知り合いなの?」と尋ねられた言葉に対しての返答。
:18話で、エレカに同乗した[[フォウ・ムラサメ]]から、人目も気にせずいちゃつく[[アムロ・レイ]]と[[ベルトーチカ・イルマ]]について「あの恋人たちとお知り合いなの?」と尋ねられた言葉に対しての返答。
:この時はまだ、アムロやベルトーチカに対して何かと気に入らない印象があるので、苦々しさを感じていたが、ここまで言い切るところを見ると半端なレベルではない上に、自分が2人のように出来る状況じゃない事から嫉妬も混ざっているのであろう。しかし、後のカミーユとフォウもその「傷を舐め合うような男と女」の関係になるとは、この時の2人は知る由もなかった。
:この時はまだ、アムロやベルトーチカに対して何かと気に入らない印象があるので、苦々しさを感じていたが、ここまで言い切るところを見ると半端なレベルではない上に、自分が2人のように出来る状況じゃない事から嫉妬も混ざっているのであろう。しかし、後のカミーユとフォウもその「傷を舐め合うような男と女」の関係になるとは、この時の2人は知る由もなかった。
;「好きさ。自分の名前だもの!」
;「好きさ。自分の名前だもの!」
:20話で、[[サイコガンダム]]のコクピットの中で、死の間際のフォウに「今でも自分の名前が嫌いか」と言われて。第1話からこの名前のせいでコンプレックスを抱えていたりと、自分の名前を嫌っていたカミーユだったが、フォウとの出会いで成長した。コンプレックスを乗り越え、受け入れた瞬間。
:20話で、[[サイコガンダム]]のコクピットの中で、死の間際のフォウに「今でも自分の名前が嫌いか」と言われて。
:第1話から呼ばれるのを嫌がるほど自分の名前を嫌っていたカミーユだったが、フォウとの出会いで成長した。コンプレックスを乗り越え、受け入れた瞬間。
;「トーレスの奴、トーストにしてやる」
;「トーレスの奴、トーストにしてやる」
:21話で、色々とうるさい指示を出す[[トーレス]]に対しての不満が入った独り言だが、トーレスに聞かれる羽目に。この後不満が収まらないカミーユはトーレスと[[サエグサ]]に喧嘩をふっかけて殴り合いに発展、ブライトに[[修正]]を喰らって3人まとめて自習室入りとなり、エマにも釘を差されるという散々な目に。
:21話で、色々とうるさい指示を出す[[トーレス]]に対しての不満が入った独り言だが、トーレスに聞かれる羽目に。
:この後不満が収まらないカミーユはトーレスと[[サエグサ]]に喧嘩をふっかけて殴り合いに発展、ブライトに[[修正]]を喰らって3人まとめて自習室入りとなり、エマにも釘を差されるという散々な目に。
:もっとも、フォウと別れて寂しいからといって、関係のない人間に当たり散らす行動を取ったカミーユが原因ではあるが。
:もっとも、フォウと別れて寂しいからといって、関係のない人間に当たり散らす行動を取ったカミーユが原因ではあるが。
;「迂闊だった。新型が2機も出るなんて、これが甘えだと言うのか…」<br />「戦場で役にも立てず、俺はこんなところで窒息死して、俺は親のところへ逝くのか…」
;「迂闊だった。新型が2機も出るなんて、これが甘えだと言うのか…」<br />「戦場で役にも立てず、俺はこんなところで窒息死して、俺は親のところへ逝くのか…」
:36話で、必死の呼びかけの末にフォウがサイコガンダムのサイコウェーブから解放され、正気を取り戻したのを見て安堵しながら呼びかけた台詞。ところが、カミーユはこの時フォウに気を取られすぎて、心に油断が生まれてしまった。
:36話で、必死の呼びかけの末にフォウがサイコガンダムのサイコウェーブから解放され、正気を取り戻したのを見て安堵しながら呼びかけた台詞。ところが、カミーユはこの時フォウに気を取られすぎて、心に油断が生まれてしまった。
;「サイコガンダムのコクピットにいてはいけない。早く!」
;「サイコガンダムのコクピットにいてはいけない。早く!」
:正気を取り戻したフォウが「カミーユ、あなたなの?」という呼びかけに対して、悪魔のマシーンであるサイコガンダムから早く降りるよう促した台詞。やっとの事で彼女が自分を取り戻したのだから、早く降ろさないとまた元の状態になってしまうのではないかという危惧と、一刻も早くフォウを救いたいという気持ちでカミーユの心は占められていた。この2つの気持ちが、カミーユから戦場における注意力を奪ってしまい、後ろから迫るジェリドに気付く事が出来なかったのである。
:正気を取り戻したフォウが「カミーユ、あなたなの?」という呼びかけに対して、悪魔のマシーンであるサイコガンダムから早く降りるよう促した台詞。
:やっとの事で彼女が自分を取り戻したのだから、早く降ろさないとまた元の状態になってしまうのではないかという危惧と、一刻も早くフォウを救いたいという気持ちでカミーユの心は占められていた。この2つの気持ちが、カミーユから戦場における注意力を奪ってしまい、後ろから迫るジェリドに気付く事が出来なかったのである。
;「フォウ、目を開けろよ。嘘だろ? こんなの嘘だろ!? 目を開けてくれよ、フォウ!! うわあああああっ!!!」
;「フォウ、目を開けろよ。嘘だろ? こんなの嘘だろ!? 目を開けてくれよ、フォウ!! うわあああああっ!!!」
:それも束の間、背後から迫ってきた復讐に燃えるジェリドの[[バイアラン]]の攻撃からカミーユを庇って、投げ出された雪原で腕の中で息絶えたフォウを抱きかかえた時に叫んだ慟哭(ちなみに、原作30話でマウアーをカミーユに殺されたジェリドの時とは正反対となっている)。
:それも束の間、背後から迫ってきた復讐に燃えるジェリドの[[バイアラン]]の攻撃からカミーユを庇って、投げ出された雪原で腕の中で息絶えたフォウを抱きかかえた時に叫んだ慟哭(ちなみに、原作30話でマウアーをカミーユに殺されたジェリドの時とは正反対となっている)。
:劇場版では同じシーンでも、台詞がまったく違う。
:劇場版では同じシーンでも、台詞がまったく違う。
;「貴様! 人が死んだんだぞ! いっぱい人が死んだんだぞ!?」<br />「遊びでやってんじゃないんだよーッ!!」<br />「生命は、生命は力なんだ! 生命は、この宇宙を支えているものなんだ! それを、それを!」<br />「こうも簡単に失っていくのは、それは……それは、酷い事なんだよ!!」
;「貴様! 人が死んだんだぞ! いっぱい人が死んだんだぞ!?」<br />「遊びでやってんじゃないんだよーッ!!」<br />「生命は、生命は力なんだ! 生命は、この宇宙を支えているものなんだ! それを、それを!」<br />「こうも簡単に失っていくのは、それは……それは、酷い事なんだよ!!」
49話にて、戦闘を狩猟のように楽しむ[[ヤザン・ゲーブル]]を断罪する叫び。同時にカミーユとZがピンク色に光り出してハイパー化を始め、ハイパー・ビーム・サーベルでヤザンの[[ハンブラビ]]を両断するのだった。
:49話にて、戦闘を狩猟のように楽しむ[[ヤザン・ゲーブル]]を断罪する叫び。同時にカミーユとZがピンク色に光り出してハイパー化を始め、ハイパー・ビーム・サーベルでヤザンの[[ハンブラビ]]を両断するのだった。
:ついにニュータイプとしての力がZガンダムを通して具現化し始める。
:ついにニュータイプとしての力がZガンダムを通して具現化し始める。
:ゲームでは2行目の部分が戦闘台詞でも採用されている他、[[スーパーロボット大戦GC|GC]]・[[スーパーロボット大戦XO|XO]]ではジュドーたちを[[修正]]する際にも言う。
:ゲームでは2行目の部分が戦闘台詞でも採用されている他、[[スーパーロボット大戦GC|GC]]・[[スーパーロボット大戦XO|XO]]ではジュドーたちを[[修正]]する際にも言う。
:まさに全身全霊をかけてシロッコを打倒したカミーユであったが、これまでの精神的な疲弊とシロッコ最後のあがきを喰らい、ついに精神が崩壊した。カミーユはニュータイプとして最高の能力を持っていたが、人の死や悲しみ、怒りといった感情を敏感に受け止めすぎた結果、精神がついていけなくなってしまったのだ。
:まさに全身全霊をかけてシロッコを打倒したカミーユであったが、これまでの精神的な疲弊とシロッコ最後のあがきを喰らい、ついに精神が崩壊した。カミーユはニュータイプとして最高の能力を持っていたが、人の死や悲しみ、怒りといった感情を敏感に受け止めすぎた結果、精神がついていけなくなってしまったのだ。
:まるで無邪気な幼子のようになってしまったその姿に、ファは顔面蒼白となり、ブライトに「カミーユが、カミーユが……」と漏らした。
:まるで無邪気な幼子のようになってしまったその姿に、ファは顔面蒼白となり、ブライトに「カミーユが、カミーユが……」と漏らした。
:なお、カミーユを演じた飛田氏は、前述の通り富野総監督から「この作品のキャラクターの生死は演じる役者のオーラにかかっている」と言われた中で、この台詞が一番楽に喋れた台詞だったと語っている。
:なお、カミーユを演じた飛田氏は、前述の通り富野由悠季氏から「キャラクターの生死は、演じるあなたたちのオーラにかかっています」と言われた中で、この台詞が一番楽に喋れた台詞だったと語っている。
==== 劇場版 ====
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