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189 バイト追加 、 2014年7月5日 (土) 04:58
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実際には負の感情を失くしてしまったわけではないのだが、マザーの滅亡や仲間内の殺し合いといった過酷な出来事によるショックから、そのような感情が自覚できなくなってしまったという背景がある。彼の主観の中では悪意は無く、善意だけで行動しており、それ故に彼の善の部分にのみ触れた人間の多くはその理想に心酔することになる。
 
実際には負の感情を失くしてしまったわけではないのだが、マザーの滅亡や仲間内の殺し合いといった過酷な出来事によるショックから、そのような感情が自覚できなくなってしまったという背景がある。彼の主観の中では悪意は無く、善意だけで行動しており、それ故に彼の善の部分にのみ触れた人間の多くはその理想に心酔することになる。
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しかし前述の通り、無自覚に殺人を犯した上に都合のよい理屈で正当化を行ったり、謝罪や悲嘆にくれてみせる一方で殺した相手を忘れている、さらに人の意思を無視し自分の『夢』以外の『夢』は全て矮小と捉える、「[[幸せの時]]」を推し進めるために結果的に多くの不幸の種をばらまくなど、結局のところ、自分の理想のために他人を顧みないで行動する極度のエゴイストであるといえる。
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しかし前述の通り、無自覚に殺人を犯した上に都合のよい理屈で正当化を行ったり、謝罪や悲嘆にくれてみせる一方で殺した相手を忘れている、さらに人の意思を無視し自分の『夢』以外の『夢』は全て矮小と捉える、「[[幸せの時]]」を推し進めるために結果的に多くの不幸の種をばらまくなど、結局のところ、自分の理想のために他人を顧みないで行動する極度のエゴイストであるといえる。海外の有名な諺に'''「地獄への道は善意で舗装されている」'''というものがあるが、彼の言動はまさにこの諺そのものであると言ってよい。
    
実は、E.I.での初めての友である医者の手により百年単位の延命治療を受けたが、物語開始時点ではすでに延命措置が限界に達しており、死期が迫っている。  
 
実は、E.I.での初めての友である医者の手により百年単位の延命治療を受けたが、物語開始時点ではすでに延命措置が限界に達しており、死期が迫っている。  
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