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362 バイト追加 、 2014年6月23日 (月) 17:47
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== 人間関係 ==
 
== 人間関係 ==
 
;[[司馬懿サザビー]]
 
;[[司馬懿サザビー]]
:曹操軍の筆頭軍師。七星剣は彼から受け取る。漫画版では、どんな野心家であろうと有能ならば取り立てる曹操の大器を利用され、曹操軍、ひいては機駕を彼の『使命』に利用されることになってしまう。
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:曹操軍の筆頭軍師。七星剣は彼から受け取る。漫画版では、どんな野心家であろうと有能ならば取り立てる曹操の大器を利用され、曹操軍、ひいては機駕を彼の『使命』に利用されることになり、最終的には彼は曹操にとっても倒すべき最大の敵となる。
 
;夏侯惇ギロス
 
;夏侯惇ギロス
 
:古参の将であり、副将。曹操の右腕的存在で、最も信頼する武将の一人である。呂布との戦いで左目を失い、以降は眼帯をつけるようになる。
 
:古参の将であり、副将。曹操の右腕的存在で、最も信頼する武将の一人である。呂布との戦いで左目を失い、以降は眼帯をつけるようになる。
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:いずれも元は敵の武将だったが、後に曹操軍に加わる。張遼は呂布隊、徐晃は董卓軍、張郃は袁紹軍に属していた。
 
:いずれも元は敵の武将だったが、後に曹操軍に加わる。張遼は呂布隊、徐晃は董卓軍、張郃は袁紹軍に属していた。
 
;程昱ワイズワラビー、郭嘉ヴァサーゴ、賈詡アシュタロン、荀彧ガンダム  
 
;程昱ワイズワラビー、郭嘉ヴァサーゴ、賈詡アシュタロン、荀彧ガンダム  
:軍師。荀彧のみ外伝に登場。また賈詡はBBW版では曹操軍に参入していない。
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:軍師。荀彧のみ外伝に登場。また賈詡はBBW版では曹操軍に参入しておらず、『戦神決闘編』では彼に引導を渡す。。
 
;許褚ガンダム、楽進ガンダム、于禁ガンダム  
 
;許褚ガンダム、楽進ガンダム、于禁ガンダム  
 
:配下。いずれも外伝に登場。
 
:配下。いずれも外伝に登場。
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:妻(正室)。曹丕の実母でもある。『BBW創世記』によると、出会いは曹操達の行きつけの酒場の模様。
 
:妻(正室)。曹丕の実母でもある。『BBW創世記』によると、出会いは曹操達の行きつけの酒場の模様。
 
;[[龍装劉備ガンダム|劉備ガンダム]]
 
;[[龍装劉備ガンダム|劉備ガンダム]]
:宿命のライバルにして同じ三侯の魂を継ぐ者。共に三璃紗の平和を目指しながらも、その為の手段などの是非を巡り対立する。彼の大器を早くから見抜いており、袁術軍の侵攻で徐州を失った劉備軍を一時的に保護し、その際に彼らを配下に加えようとするなど、同志として迎えることを強く望んでいた。
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:宿命のライバルにして同じ三侯の魂を継ぐ者。共に三璃紗の平和を目指しながらも、その為の手段などの是非を巡り対立、赤壁の戦いにて全面対決を迎えるコトになる。彼の大器を早くから見抜いており、袁術軍の侵攻で徐州を失った劉備軍を一時的に保護し、その際に彼らを配下に加えようとするなど、同志として迎えることを強く望んでいた。
 
;[[猛虎装孫権ガンダム|孫権ガンダム]]
 
;[[猛虎装孫権ガンダム|孫権ガンダム]]
:同じ三侯の魂を継ぐ者。赤壁の戦いでは劉備同様に対立する。
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:同じ三侯の魂を継ぐ者。赤壁の戦いにて劉備同様に激突する。
 
;[[鬼牙装関羽ガンダム|関羽ガンダム]]
 
;[[鬼牙装関羽ガンダム|関羽ガンダム]]
 
:袁紹軍との戦いの際に、一時的に曹操軍に加わる。
 
:袁紹軍との戦いの際に、一時的に曹操軍に加わる。
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*紛れもなく「英雄」である曹操だが、当時の後漢の皇帝(献帝)を蔑ろにして国の権力をふるい、曹操を危険視して抹殺しようと企んだ皇族や漢の重臣達の陰謀を暴いては容赦なく処断し、孔子の子孫の孔融をはじめとした儒者たちとも徹底的に対立し(孔融は曹操に処刑された)、曹操の死後に息子の曹丕が漢王朝から天下を簒奪して魏王朝を開いた事、父の曹嵩が徐州で殺された際には徐州に侵攻し徐州の民の大量虐殺を敢行した事等、人々を恐怖に陥れ、後世にも多大な悪名を残す所業も幾度も行ったため、『三国志演義』では「漢王朝復興を掲げ、民をも救わんとする正義の劉備」に対する「天下を漢王朝から奪わんとし、野望のためには非情な所業も厭わない悪役の曹操」として描かれ、「神」となった関羽、「物語」となった劉備や諸葛亮に対し、曹操は千年以上の長い間において、「物語」の中でも、歴史の中でも、人々から悪役としての扱いを受ける事となってしまった(曹操の冷徹なまでの合理主義は儒教を重んじる中国の民衆にとって受け入れがたい面も少なからずあった)。
 
*紛れもなく「英雄」である曹操だが、当時の後漢の皇帝(献帝)を蔑ろにして国の権力をふるい、曹操を危険視して抹殺しようと企んだ皇族や漢の重臣達の陰謀を暴いては容赦なく処断し、孔子の子孫の孔融をはじめとした儒者たちとも徹底的に対立し(孔融は曹操に処刑された)、曹操の死後に息子の曹丕が漢王朝から天下を簒奪して魏王朝を開いた事、父の曹嵩が徐州で殺された際には徐州に侵攻し徐州の民の大量虐殺を敢行した事等、人々を恐怖に陥れ、後世にも多大な悪名を残す所業も幾度も行ったため、『三国志演義』では「漢王朝復興を掲げ、民をも救わんとする正義の劉備」に対する「天下を漢王朝から奪わんとし、野望のためには非情な所業も厭わない悪役の曹操」として描かれ、「神」となった関羽、「物語」となった劉備や諸葛亮に対し、曹操は千年以上の長い間において、「物語」の中でも、歴史の中でも、人々から悪役としての扱いを受ける事となってしまった(曹操の冷徹なまでの合理主義は儒教を重んじる中国の民衆にとって受け入れがたい面も少なからずあった)。
 
**しかし、20世紀の中頃から再評価運動が広く行われ、現代では名実共に「英雄」としての評価を確固たるものとしており、劉備にも勝るとも劣らない人気と支持を得ている。日本においてもその人気は高く、曹操が悪役として描かれる『演義』をベースにした『吉川三国志』を読んで曹操のファンになった人も少なくなく、作者の吉川英治氏自身も作品を執筆しながら「曹操に魅力を感じていた」と認めている。近年では『モーニング』にて連載されていた漫画作品『蒼天航路』(原作・原案:李學仁、漫画:王欣太)をはじめ、曹操を主人公として描く三国志の創作作品も少なくない。
 
**しかし、20世紀の中頃から再評価運動が広く行われ、現代では名実共に「英雄」としての評価を確固たるものとしており、劉備にも勝るとも劣らない人気と支持を得ている。日本においてもその人気は高く、曹操が悪役として描かれる『演義』をベースにした『吉川三国志』を読んで曹操のファンになった人も少なくなく、作者の吉川英治氏自身も作品を執筆しながら「曹操に魅力を感じていた」と認めている。近年では『モーニング』にて連載されていた漫画作品『蒼天航路』(原作・原案:李學仁、漫画:王欣太)をはじめ、曹操を主人公として描く三国志の創作作品も少なくない。
**また、日本では、曹操と同様に苛烈・非情な恐ろしい面も持ちつつも旧時代を徹底的に破壊し、新しい時代を切り拓いた英雄である織田信長と対比されて語られることも多い。
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**また、日本では、曹操と同様に苛烈・非情な所業も行ったがために人々からも恐れられながらも、その覇道で旧時代を徹底的に破壊し、新しい時代を切り拓いた英雄である織田信長と対比されて語られることも多い。
    
== 余談 ==
 
== 余談 ==
 
*曹操ガンダムを演じた声優の乃村健次氏は『機動戦士ガンダムAGE(SRW未参戦)』にて、イワーク・ブライアを演じた。イワークが発した「'''強いられているんだ!'''」という台詞は一部で話題を呼んでおり、UXにて曹操が何度か「強いられている」と発言するのはこれが元ネタ……かもしれない。
 
*曹操ガンダムを演じた声優の乃村健次氏は『機動戦士ガンダムAGE(SRW未参戦)』にて、イワーク・ブライアを演じた。イワークが発した「'''強いられているんだ!'''」という台詞は一部で話題を呼んでおり、UXにて曹操が何度か「強いられている」と発言するのはこれが元ネタ……かもしれない。
*乃村氏の版権スパロボ参加はUXが初となる。それ以前は[[スーパーロボット大戦OG ディバイン・ウォーズ]]及び[[第2次スーパーロボット大戦OG]]にて[[ユーゼス・ゴッツォ]]を演じているが、曹操とはまさに対照的な小物である。
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*乃村氏の版権スパロボ参加はUXが初となる。それ以前は『[[スーパーロボット大戦OG ディバイン・ウォーズ]]』及び『[[第2次スーパーロボット大戦OG]]』にてアニメ版の曹操同様にラスボス的立ち位置のキャラクターである[[ユーゼス・ゴッツォ]]を演じているが、OGシリーズ版ユーゼスは曹操とはまさに対照的な小物である。
    
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