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− ==他作品との関係==
− G記には「影舞乱夢(エイブラム)」が三璃紗の最初の国家であると記されており、また南方はインド風の国家「赤流火隠([[アルビオン]])」がかつて存在していた地域とされている。この二国は「SD戦国伝」シリーズに登場する国と同じ名前である。このことから、『三国伝』は『戦国伝』の未来の話とされている。また、『戦神決闘編』には東方の国として「蓬莱」という地域の存在が触れられるが、SD戦国伝の主な舞台である「天宮(アーク)」との関連、およびSD戦国伝からどれほどの年月が経過しているのかは定かではない。
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− なお、新SD戦国伝では影舞乱夢をかつて治めていた王の名が「龍帝」とされているが、これは『三国伝』における三侯の名と同一である。これについては龍帝の魂を受け継いでいる劉邦のことを指していると考えれば、『三国伝』の400年前に劉邦が作った統一王朝が影舞乱夢だったとみなせる。また、新SD戦国伝に出てくる白龍頑駄無は後に影舞乱夢の国主となるが、『三国伝』の時代にはこの白龍頑駄無が歴史上の偉人として語られている。さらには霊帝ガンダムの演者はこの白龍頑駄無である。
− 三璃紗において最も重要なのが、玉璽と呼ばれるアイテムである。玉璽は「世界を統べる力を与えるもの」とされ、代々皇帝が持つものとされているが、実はこれを正しく使えるのは四神の魂を継ぐもののみであり、それ以外のものが玉璽を持つと闇の力を引き出してしまう。+
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− ;[[翔]](ショウ) / [[劉備軍]]+
− :三国志演義の蜀に対応する。『戦神決闘編』で劉備の仲間たちが益州に建国。建国前までしか描かれないアニメ版では「劉備軍」や「劉備の仲間たち」などと呼ばれている。
− :アニメ版での劉備軍は武将と軍師はいても一般兵はおらず、その為にアニメ版での劉備軍は本当の意味での「軍」と呼べるようなものではなかった。しかし、少数精鋭ゆえに、どんな場所にも駆けつけられるフットワークの軽さを持てたといえる。
− :翔に属する武将たちの演者(モチーフとなったモビルスーツ)のほとんどは、宇宙世紀を舞台にするガンダムシリーズで主役を飾った[[ガンダムタイプ]]たちで構成されている。
− ;[[機駕]](ギガ) / [[曹操軍]]
− :三国志演義の魏に対応する。『戦神決闘編』で曹操の領土を引き継いだ曹丕が、新たに国号を改めることで建国された。建国前までしか描かれないアニメ版では「曹操軍」や「曹操の仲間たち」などと呼ばれている。
− :曹操支配下にあった時代から、経済力・軍事力とも最強の勢力であった。『戦神決闘編』では敵役にされてしまったが、『BBW』ではそこまで話が進まなかった為、憎むべき敵というよりライバルとして描かれた。
− :機駕に属する武将たちの演者は、『[[機動新世紀ガンダムX]]』の主役級と他作品に出てくる敵モビルスーツで構成されている。
− ;[[轟]](ゴウ) / [[孫権軍]]
− :三国志演義の呉に対応する。『英雄激突篇』で孫一族が江東を開拓して地方領主となり、『戦神決闘編』で正式に国として名乗りを上げる。建国前までしか描かれないアニメ版では「孫権軍」や「孫権の仲間たち」などと呼ばれている。
− :演義の呉と同様、水軍が強い国。アニメ版では一番目立っていた勢力で、主人公が劉備でなく孫権と揶揄されることもしばしば。
− :轟に属する武将たちの演者は、OVA作品に登場したモビルスーツが主体である。特に孫一族はGPシリーズで固められている。
− ;董卓軍
− :第一部『風雲豪傑編』の敵勢力。董卓ザクとその配下によって構成される。配下としては呂布トールギスが率いる呂布隊と、張兄弟率いる黄巾隊がいるが、『BBW』では黄巾隊は董卓軍とは無関係となっており、黄巾賊とされた。
− :演者は『[[新機動戦記ガンダムW]]』の敵モビルスーツが目立つ。
− ;袁術軍
− :『BBW』での敵勢力。袁術ズサとその配下たち。
− :演者は『[[機動戦士ガンダムΖΖ]]』の敵モビルスーツが目立つ。
− ;袁昭軍
− :第二部『英雄激突篇』の中盤の敵勢力。袁術の兄である袁昭バウとその配下たち。
− :演者は袁術軍同様に『[[機動戦士ガンダムΖΖ]]』の敵モビルスーツが目立つ。
− ;西涼軍
− :第三部『戦神決闘編』序盤の主人公視点の勢力。後に翔の五誇将となる馬超ブルーディスティニーの故郷だが、機駕の侵攻を受ける。
− :演者は『[[機動戦士ガンダム外伝 THE BLUE DESTINY]]』での登場をメインとする宇宙世紀の陸戦型モビルスーツ。
− ;南方軍
− :第三部『戦神決闘編』中盤の敵勢力。三国志演義の南蛮に相当し、孟獲ガンダムが治める。闇の支配から脱した後、主人公側と共闘。
− :演者は『[[機動武闘伝Gガンダム]]』のモビルファイター。
− == 登場作品 ==+
− ;[[スーパーロボット大戦UX]]+
− :プロローグで主要キャラクターたちが「こちらの世界」に飛ばされ、三璃紗自体は最後まで舞台にならない。
− :当初、この世界は並列世界かと思われていたが、実際には[[ラドリオ星]]と同様に'''未来の地球'''であることが終盤にて判明する。
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編集の要約なし
[[SDガンダムシリーズ]]に出てくる架空の地名や組織名は、本家の[[ガンダムシリーズ]]に出てくるなんらかの単語を拝借するのが伝統になっているが、「三璃紗」の名前も『[[∀ガンダム]]』の[[ミリシャ]]からとられている。ただしこれはあくまで名前の元ネタというだけであり、『[[∀ガンダム]]』をモチーフとしたキャラクターばかりが主役級に扱われているようなことはない。三国志つながりで「三」という漢字を使える単語が採用されたという側面もあったと思われる。
[[SDガンダムシリーズ]]に出てくる架空の地名や組織名は、本家の[[ガンダムシリーズ]]に出てくるなんらかの単語を拝借するのが伝統になっているが、「三璃紗」の名前も『[[∀ガンダム]]』の[[ミリシャ]]からとられている。ただしこれはあくまで名前の元ネタというだけであり、『[[∀ガンダム]]』をモチーフとしたキャラクターばかりが主役級に扱われているようなことはない。三国志つながりで「三」という漢字を使える単語が採用されたという側面もあったと思われる。
==住人たち==
== 登場作品 ==
;[[スーパーロボット大戦UX]]
:プロローグで主要キャラクターたちが「こちらの世界」に飛ばされ、三璃紗自体は最後まで舞台にならない。
:当初、この世界は並列世界かと思われていたが、実際には[[ラドリオ星]]と同様に'''未来の地球'''であることが終盤にて判明する。
== 住人たち ==
この世界は擬人化されたSDモビルスーツたちが知的種族として文化を作り上げているが、人間の存在は確認されていない。SDガンダムシリーズの例に漏れず、彼らはロボットではなく「機械の身体をもった生物」として扱われる。畑を耕し、作物を口から食し、結婚して子供を授かるなど、人間となんら変わらない生活サイクルが送られている。
この世界は擬人化されたSDモビルスーツたちが知的種族として文化を作り上げているが、人間の存在は確認されていない。SDガンダムシリーズの例に漏れず、彼らはロボットではなく「機械の身体をもった生物」として扱われる。畑を耕し、作物を口から食し、結婚して子供を授かるなど、人間となんら変わらない生活サイクルが送られている。
この世界の科学技術や文化はあくまで古代中国の域を出るものではない。兵器としては銃火器などは当然存在せず、弓矢や槍などが主流である。しかし、武将たちはモチーフとなった[[モビルスーツ]]の特徴的な武装を再現した固有武器を有している。弾丸射出や飛行能力などあきらかなオーバーテクノロジーの産物であるのだが、これらはあくまで「身体能力」の延長として捉えられているようだ。
この世界の科学技術や文化はあくまで古代中国の域を出るものではない。兵器としては銃火器などは当然存在せず、弓矢や槍などが主流である。しかし、武将たちはモチーフとなった[[モビルスーツ]]の特徴的な武装を再現した固有武器を有している。弾丸射出や飛行能力などあきらかなオーバーテクノロジーの産物であるのだが、これらはあくまで「身体能力」の延長として捉えられているようだ。
== 主な勢力 ==
;[[翔]](ショウ) / [[劉備軍]]
:三国志演義の蜀に対応する。『戦神決闘編』で劉備の仲間たちが益州に建国。建国前までしか描かれないアニメ版では「劉備軍」や「劉備の仲間たち」などと呼ばれている。
:アニメ版での劉備軍は武将と軍師はいても一般兵はおらず、その為にアニメ版での劉備軍は本当の意味での「軍」と呼べるようなものではなかった。しかし、少数精鋭ゆえに、どんな場所にも駆けつけられるフットワークの軽さを持てたといえる。
:翔に属する武将たちの演者(モチーフとなったモビルスーツ)のほとんどは、宇宙世紀を舞台にするガンダムシリーズで主役を飾った[[ガンダムタイプ]]たちで構成されている。
;[[機駕]](ギガ) / [[曹操軍]]
:三国志演義の魏に対応する。『戦神決闘編』で曹操の領土を引き継いだ曹丕が、新たに国号を改めることで建国された。建国前までしか描かれないアニメ版では「曹操軍」や「曹操の仲間たち」などと呼ばれている。
:曹操支配下にあった時代から、経済力・軍事力とも最強の勢力であった。『戦神決闘編』では敵役にされてしまったが、『BBW』ではそこまで話が進まなかった為、憎むべき敵というよりライバルとして描かれた。
:機駕に属する武将たちの演者は、『[[機動新世紀ガンダムX]]』の主役級と他作品に出てくる敵モビルスーツで構成されている。
;[[轟]](ゴウ) / [[孫権軍]]
:三国志演義の呉に対応する。『英雄激突篇』で孫一族が江東を開拓して地方領主となり、『戦神決闘編』で正式に国として名乗りを上げる。建国前までしか描かれないアニメ版では「孫権軍」や「孫権の仲間たち」などと呼ばれている。
:演義の呉と同様、水軍が強い国。アニメ版では一番目立っていた勢力で、主人公が劉備でなく孫権と揶揄されることもしばしば。
:轟に属する武将たちの演者は、OVA作品に登場したモビルスーツが主体である。特に孫一族はGPシリーズで固められている。
;董卓軍
:第一部『風雲豪傑編』の敵勢力。董卓ザクとその配下によって構成される。配下としては呂布トールギスが率いる呂布隊と、張兄弟率いる黄巾隊がいるが、『BBW』では黄巾隊は董卓軍とは無関係となっており、黄巾賊とされた。
:演者は『[[新機動戦記ガンダムW]]』の敵モビルスーツが目立つ。
;袁術軍
:『BBW』での敵勢力。袁術ズサとその配下たち。
:演者は『[[機動戦士ガンダムΖΖ]]』の敵モビルスーツが目立つ。
;袁昭軍
:第二部『英雄激突篇』の中盤の敵勢力。袁術の兄である袁昭バウとその配下たち。
:演者は袁術軍同様に『[[機動戦士ガンダムΖΖ]]』の敵モビルスーツが目立つ。
;西涼軍
:第三部『戦神決闘編』序盤の主人公視点の勢力。後に翔の五誇将となる馬超ブルーディスティニーの故郷だが、機駕の侵攻を受ける。
:演者は『機動戦士ガンダム外伝 THE BLUE DESTINY』での登場をメインとする宇宙世紀の陸戦型モビルスーツ。
;南方軍
:第三部『戦神決闘編』中盤の敵勢力。三国志演義の南蛮に相当し、孟獲ガンダムが治める。闇の支配から脱した後、主人公側と共闘。
:演者は『[[機動武闘伝Gガンダム]]』のモビルファイター。
== 歴史 ==
== 歴史 ==
===神話の時代===
=== 神話の時代 ===
世界の始まりの時代は、大いなる闇である蚩尤(しゆう)のみが存在していた。そこに[[ガンダム]]の姿を持つ四柱の神々が天より降り立った。彼らの名を、龍帝(りゅうてい)、雀瞬(じゃくしゅん)、虎暁(こぎょう)、武義(ぶぎ)と呼ぶ。
世界の始まりの時代は、大いなる闇である蚩尤(しゆう)のみが存在していた。そこに[[ガンダム]]の姿を持つ四柱の神々が天より降り立った。彼らの名を、龍帝(りゅうてい)、雀瞬(じゃくしゅん)、虎暁(こぎょう)、武義(ぶぎ)と呼ぶ。
この連合軍の結成により、[[劉備ガンダム]]、[[曹操ガンダム]]、[[孫権ガンダム]]の三人の「三候の魂を継ぐもの」がはじめて集合する。董卓の部下の[[呂布トールギス]]は連合軍と何度も対決し、この三人との因縁を深めた。この四将が後の時代のキーパーソンとなる。
この連合軍の結成により、[[劉備ガンダム]]、[[曹操ガンダム]]、[[孫権ガンダム]]の三人の「三候の魂を継ぐもの」がはじめて集合する。董卓の部下の[[呂布トールギス]]は連合軍と何度も対決し、この三人との因縁を深めた。この四将が後の時代のキーパーソンとなる。
===英雄激突編===
=== 英雄激突編 ===
『三国伝』の第二部にあたる時代。三国志演義で言うところの徐州侵攻から赤壁の戦いまでが描かれる。
『三国伝』の第二部にあたる時代。三国志演義で言うところの徐州侵攻から赤壁の戦いまでが描かれる。
官渡の戦いを征した曹操は真の平和を築くためには三璃紗統一が必要と強く確信し、孫権が治める江東地方への侵攻を開始する。曹操の覇道に異を唱える劉備は孫権と手を組み、曹操から江東を防衛する戦いに参戦した。最終的には「赤壁」にて、劉備、孫権、曹操の三人が三候の力を覚醒させて激突。ぶつかりあうパワーが爆ぜた後、曹操の姿はどこにもなかった。大将が行方不明になったことから曹操軍は撤退。赤壁の戦いは江東側の勝利に終わった。BBWはここで完結するが、旧シリーズでは劉備も行方不明となり『戦神決闘編』へ続く。また、袁術編はBBWオリジナルの展開だった。
官渡の戦いを征した曹操は真の平和を築くためには三璃紗統一が必要と強く確信し、孫権が治める江東地方への侵攻を開始する。曹操の覇道に異を唱える劉備は孫権と手を組み、曹操から江東を防衛する戦いに参戦した。最終的には「赤壁」にて、劉備、孫権、曹操の三人が三候の力を覚醒させて激突。ぶつかりあうパワーが爆ぜた後、曹操の姿はどこにもなかった。大将が行方不明になったことから曹操軍は撤退。赤壁の戦いは江東側の勝利に終わった。BBWはここで完結するが、旧シリーズでは劉備も行方不明となり『戦神決闘編』へ続く。また、袁術編はBBWオリジナルの展開だった。
===戦神決闘編===
=== 戦神決闘編 ===
『三国伝』の第三部にあたる時代。三国志演義からはかけ離れたオリジナル展開となっている。
『三国伝』の第三部にあたる時代。三国志演義からはかけ離れたオリジナル展開となっている。
三璃紗そのものを闇に沈めようとする司馬懿に対し、三候の魂を継ぐ劉備、曹操、孫権が力を合わせる。さらに神話の時代に蚩尤と相打ちになっていた四神の「武義」の魂を受け継ぐ者だった呂布も参戦。「五丈原」の戦いで司馬懿は敗れ去った。『戦神決闘編』の物語自体はここで終わる。
三璃紗そのものを闇に沈めようとする司馬懿に対し、三候の魂を継ぐ劉備、曹操、孫権が力を合わせる。さらに神話の時代に蚩尤と相打ちになっていた四神の「武義」の魂を受け継ぐ者だった呂布も参戦。「五丈原」の戦いで司馬懿は敗れ去った。『戦神決闘編』の物語自体はここで終わる。
===三璃紗統一===
=== 三璃紗統一 ===
『戦神決闘編』のエピローグで語られる歴史によると、蚩尤復活の際に生贄に捧げられていた司馬炎ザクIIが助けられ、それまでの記憶を全て失っていたことから翔の武将である姜維ガンダムF91の養子となり、この司馬炎が後に三璃紗統一をなし、「真」という国家が誕生する、ということになっている。
『戦神決闘編』のエピローグで語られる歴史によると、蚩尤復活の際に生贄に捧げられていた司馬炎ザクIIが助けられ、それまでの記憶を全て失っていたことから翔の武将である姜維ガンダムF91の養子となり、この司馬炎が後に三璃紗統一をなし、「真」という国家が誕生する、ということになっている。
また、この「真」の統一までの期間に起こった出来事として、弟三部の後日談が「BB戦士三国伝 LEGEND BB」として展開されており(2013年現在)、蚩尤の欠片から生まれた新たな脅威「四凶」との戦いの話となっている。
また、この「真」の統一までの期間に起こった出来事として、弟三部の後日談が「BB戦士三国伝 LEGEND BB」として展開されており(2013年現在)、蚩尤の欠片から生まれた新たな脅威「四凶」との戦いの話となっている。
== 玉璽 ==
== 玉璽 ==
三璃紗において最も重要なのが、玉璽(ぎょくじ)と呼ばれるアイテムである。玉璽は「世界を統べる力を与えるもの」とされ、代々皇帝が持つものとされているが、実はこれを正しく使えるのは四神の魂を継ぐもののみであり、それ以外のものが玉璽を持つと闇の力を引き出してしまう。
玉璽の正体は過去からの人間の思いの結晶体とされ、その中には善も悪もないまぜになっている。
玉璽の正体は過去からの人間の思いの結晶体とされ、その中には善も悪もないまぜになっている。
:武義の魂を継ぐ者が召喚した場合の形態。玄武の姿を象った搭乗型。四形態の中で唯一モチーフがないが、ファンの間では色々と由来について語られている。
:武義の魂を継ぐ者が召喚した場合の形態。玄武の姿を象った搭乗型。四形態の中で唯一モチーフがないが、ファンの間では色々と由来について語られている。
== 主な勢力 ==
== 他作品との関係 ==
G記には「影舞乱夢(エイブラム)」が三璃紗の最初の国家であると記されており、また南方はインド風の国家「赤流火隠([[アルビオン]])」がかつて存在していた地域とされている。この二国は「SD戦国伝」シリーズに登場する国と同じ名前である。このことから、『三国伝』は『戦国伝』の未来の話とされている。また、『戦神決闘編』には東方の国として「蓬莱」という地域の存在が触れられるが、SD戦国伝の主な舞台である「天宮(アーク)」との関連、およびSD戦国伝からどれほどの年月が経過しているのかは定かではない。
なお、新SD戦国伝では影舞乱夢をかつて治めていた王の名が「龍帝」とされているが、これは『三国伝』における三侯の名と同一である。これについては龍帝の魂を受け継いでいる劉邦のことを指していると考えれば、『三国伝』の400年前に劉邦が作った統一王朝が影舞乱夢だったとみなせる。また、新SD戦国伝に出てくる白龍頑駄無は後に影舞乱夢の国主となるが、『三国伝』の時代にはこの白龍頑駄無が歴史上の偉人として語られている。さらには霊帝ガンダムの演者はこの白龍頑駄無である。
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