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*前:[[スーパーロボット大戦α for Dreamcast]](DC)
 
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*次:[[スーパーロボット大戦COMPACT for WSC]](WSC)
 
*次:[[スーパーロボット大戦COMPACT for WSC]](WSC)
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== 概要 ==
 
== 概要 ==
 
バンプレストの[[ゲームボーイアドバンス]]参入第1弾ソフト。[[信頼補正]]やサポートなどの新要素や、[[合体攻撃]]などの要素を積極的に取り込んでいる。[[スーパーロボット大戦リンクバトラー]]を除く携帯機作品で、初めて画面がカラーになった。
 
バンプレストの[[ゲームボーイアドバンス]]参入第1弾ソフト。[[信頼補正]]やサポートなどの新要素や、[[合体攻撃]]などの要素を積極的に取り込んでいる。[[スーパーロボット大戦リンクバトラー]]を除く携帯機作品で、初めて画面がカラーになった。
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なお本項の記述は、特に補足がない限りオリジナルのGBA版を基準とする。
 
なお本項の記述は、特に補足がない限りオリジナルのGBA版を基準とする。
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=== 新システム ===
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== 新システム ==
 
;サポート
 
;サポート
 
:他作品の[[援護攻撃]]や[[援護防御]]に相当するシステム。1ターンにユニットのサポート回数だけ、'''サポートアタック'''と'''サポートガード'''が可能(回数は両者で共通、フェイズごとに全回復)。ただし、サポート対象や武器の自由選択は不可能。後述の信頼度によって大きな影響を受けるのが特徴。
 
:他作品の[[援護攻撃]]や[[援護防御]]に相当するシステム。1ターンにユニットのサポート回数だけ、'''サポートアタック'''と'''サポートガード'''が可能(回数は両者で共通、フェイズごとに全回復)。ただし、サポート対象や武器の自由選択は不可能。後述の信頼度によって大きな影響を受けるのが特徴。
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:2周目以降は全機体の改造段階が15段階、[[強化パーツ]]スロットが4つとなる。更に、周回ごとに[[資金]]の基礎獲得値が50%ずつ増加していく(5周目の3倍で打ち止め)。
 
:2周目以降は全機体の改造段階が15段階、[[強化パーツ]]スロットが4つとなる。更に、周回ごとに[[資金]]の基礎獲得値が50%ずつ増加していく(5周目の3倍で打ち止め)。
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=== 難易度 ===
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== 難易度 ==
 
旧シリーズの流れを組んだシステムとなっており、終盤戦では命中・回避率・耐久力の高いユニットが相手となる。信頼補正や技能ポイントなど、長期に渡って同じパイロットを運用しないと活用しづらいシステムもあり、事前に最終主力となるユニットとキャラクターを集中的に鍛えなければ、最悪の場合には詰む可能性がある。幸いなのは、総ターン数が絡む[[隠し要素]]や[[熟練度]]が一切無い事。
 
旧シリーズの流れを組んだシステムとなっており、終盤戦では命中・回避率・耐久力の高いユニットが相手となる。信頼補正や技能ポイントなど、長期に渡って同じパイロットを運用しないと活用しづらいシステムもあり、事前に最終主力となるユニットとキャラクターを集中的に鍛えなければ、最悪の場合には詰む可能性がある。幸いなのは、総ターン数が絡む[[隠し要素]]や[[熟練度]]が一切無い事。
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分岐ルート選択で難易度が大きく変動する場合もあり、特に1周目は攻略情報を知らないと、かなりの苦戦を強いられる可能性がある。
 
分岐ルート選択で難易度が大きく変動する場合もあり、特に1周目は攻略情報を知らないと、かなりの苦戦を強いられる可能性がある。
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=== 演出面 ===
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== 演出面 ==
 
戦闘アニメは[[スーパーロボット大戦α]]以前の作品に近く、アニメパターンは少ない。ただし[[ボルテスV]]の天空剣Vの字斬りなど、一部の武器では機体が大きく[[アニメーション]]する。また主役級のパイロットや機体には、[[カットイン]]が用意されている。
 
戦闘アニメは[[スーパーロボット大戦α]]以前の作品に近く、アニメパターンは少ない。ただし[[ボルテスV]]の天空剣Vの字斬りなど、一部の武器では機体が大きく[[アニメーション]]する。また主役級のパイロットや機体には、[[カットイン]]が用意されている。
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=== 話題 ===
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== 話題 ==
 
*スパロボでは旧シリーズ以後、[[兜甲児]]が[[剣鉄也]]を「さん」付けで呼ぶのが定着していた。しかし本作のみ、原作通り「くん」付けで呼ぶ(それどころか喧嘩別れした後の場面では「'''剣鉄也の野郎'''」と呼び捨て)。
 
*スパロボでは旧シリーズ以後、[[兜甲児]]が[[剣鉄也]]を「さん」付けで呼ぶのが定着していた。しかし本作のみ、原作通り「くん」付けで呼ぶ(それどころか喧嘩別れした後の場面では「'''剣鉄也の野郎'''」と呼び捨て)。
   
*本作の主人公機のデザインや名称は、[[スーパーロボット大戦64]]との関連性を匂わせるものが多い。ただし、公式な関連性は明言されていない。
 
*本作の主人公機のデザインや名称は、[[スーパーロボット大戦64]]との関連性を匂わせるものが多い。ただし、公式な関連性は明言されていない。
   
*'''[[ゲシュペンストMk-III]]'''や[[レモン・ブロウニング|レモン・'''ブロウニング''']]など過去に発売されたスパロボ作品と共通の単語が使われているが、本作のプロデューサーである森住惣一郎氏は何も考えずに使ったと証言しており、寺田Pはそのせいで[[OGシリーズ]]でこじつけるのに苦労したと語っている。
 
*'''[[ゲシュペンストMk-III]]'''や[[レモン・ブロウニング|レモン・'''ブロウニング''']]など過去に発売されたスパロボ作品と共通の単語が使われているが、本作のプロデューサーである森住惣一郎氏は何も考えずに使ったと証言しており、寺田Pはそのせいで[[OGシリーズ]]でこじつけるのに苦労したと語っている。
   
*OGシリーズへの出演頻度が高い作品で、[[スーパーロボット大戦 ORIGINAL GENERATION2]]への出演を皮切りにほぼ常連となっている。
 
*OGシリーズへの出演頻度が高い作品で、[[スーパーロボット大戦 ORIGINAL GENERATION2]]への出演を皮切りにほぼ常連となっている。
 
**OGシリーズでは本作の設定が変更・あるいは更に掘り下げられたり、新しい機体やキャラが登場している。そのためAの設定を知るには原作版Aだけでなく、OGシリーズ等での追加設定も把握する必要性が生じている。
 
**OGシリーズでは本作の設定が変更・あるいは更に掘り下げられたり、新しい機体やキャラが登場している。そのためAの設定を知るには原作版Aだけでなく、OGシリーズ等での追加設定も把握する必要性が生じている。
 
**A PORTABLEでは、OGシリーズで追加・変更された設定のいくらかがフィードバックされている。
 
**A PORTABLEでは、OGシリーズで追加・変更された設定のいくらかがフィードバックされている。
 
**後に展開された[[無限のフロンティア]]シリーズとも、設定面で深い関連性を持つ。
 
**後に展開された[[無限のフロンティア]]シリーズとも、設定面で深い関連性を持つ。
   
*GBA版のみ、[[ニンテンドーDS]]のスパロボシリーズに搭載されている[[Wスロットシステム]]に対応。
 
*GBA版のみ、[[ニンテンドーDS]]のスパロボシリーズに搭載されている[[Wスロットシステム]]に対応。
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=== 登場メカ(オリジナル) ===
 
=== 登場メカ(オリジナル) ===
;'''主人公機'''
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;主人公機
 
:本作では'''主人公機の後継機が存在しない'''為、最初に選んだ機体で最後まで戦い抜く事になる。その分いずれの機体もスペックが高め。また全機体共通で、主人公のレベルが20以上になると最強武器が解禁される。これらの機体は全て[[シャドウミラー]]の運用兵器であり、選ばなかった機体はライバル、レモン、シャドウミラー兵が乗り込み敵として登場する。
 
:本作では'''主人公機の後継機が存在しない'''為、最初に選んだ機体で最後まで戦い抜く事になる。その分いずれの機体もスペックが高め。また全機体共通で、主人公のレベルが20以上になると最強武器が解禁される。これらの機体は全て[[シャドウミラー]]の運用兵器であり、選ばなかった機体はライバル、レモン、シャドウミラー兵が乗り込み敵として登場する。
 
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:{| class="wikitable"
{| class="wikitable"
   
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! 機体名 !! 初登場 !! 備考
 
! 機体名 !! 初登場 !! 備考
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| [[ラーズアングリフ]] || 本作 || リアル系
 
| [[ラーズアングリフ]] || 本作 || リアル系
 
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;敵勢力機([[シャドウミラー]])
;'''敵勢力機([[シャドウミラー]])'''
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:『A PORTABLE』では、レモンの乗機が『[[スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATIONS]]』で登場した[[ヴァイスセイヴァー]]となるが、GBA版の時点では未登場。
:A PORTABLEでは、レモンの乗機が[[スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATIONS]]で登場した[[ヴァイスセイヴァー]]となるが、GBA版の時点では未登場。
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:{| class="wikitable"
 
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! 機体名 !! 初登場 !! 備考
 
! 機体名 !! 初登場 !! 備考
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本作では主要オリジナルキャラに、[[ニュータイプ]]の[[特殊技能]]が設定されている(ラミアのみ[[強化人間]])。この設定は、以後の出演作品には基本として採用されていない。
 
本作では主要オリジナルキャラに、[[ニュータイプ]]の[[特殊技能]]が設定されている(ラミアのみ[[強化人間]])。この設定は、以後の出演作品には基本として採用されていない。
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;'''主人公'''
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;主人公
 
:2人のうちどちらか1人を選択。選択しなかった方のキャラクターは[[ライバル]]となり、味方にはならない。
 
:2人のうちどちらか1人を選択。選択しなかった方のキャラクターは[[ライバル]]となり、味方にはならない。
 
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:{| class="wikitable"
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! 人物名 !! 初登場
 
! 人物名 !! 初登場
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| [[ラミア・ラヴレス]] || 本作
 
| [[ラミア・ラヴレス]] || 本作
 
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;敵勢力([[シャドウミラー]])
;'''敵勢力([[シャドウミラー]])'''
   
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! 人物名 !! 初登場
 
! 人物名 !! 初登場
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:『[[機甲戦記ドラグナー]]』に登場する、[[量産型]]ドラグナー。こちらの世界では[[ゲシュペンストMk-II]]と次世代量産機を争い、その座を手に入れた。ヴィンデルは、汎用性・発展性に劣る[[ドラグーン]]を制式採用させ、こちらの世界の連邦軍の弱体化を狙ったのだが、[[ケーン・ワカバ]]達の活躍で予想以上の高性能機になってしまった。
 
:『[[機甲戦記ドラグナー]]』に登場する、[[量産型]]ドラグナー。こちらの世界では[[ゲシュペンストMk-II]]と次世代量産機を争い、その座を手に入れた。ヴィンデルは、汎用性・発展性に劣る[[ドラグーン]]を制式採用させ、こちらの世界の連邦軍の弱体化を狙ったのだが、[[ケーン・ワカバ]]達の活躍で予想以上の高性能機になってしまった。
 
;[[ナナフシ]]
 
;[[ナナフシ]]
:『[[機動戦艦ナデシコ]]』に登場する、[[木連]]の兵器。一台で制空権を確保できる無限機動砲。ゲッターロボ等の[[飛行]]可能なユニットが空中に上がった瞬間、問答無用で撃墜されるその威力は、シリーズ中屈指。これの登場するマップでは『[[機動戦士ガンダム 第08MS小隊]]』の[[シロー・アマダ]]が隊長を務めるなど、色々と珍しいマップだった。
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:『[[機動戦艦ナデシコ]]』に登場する、[[木連]]の兵器。一台で制空権を確保できる無限機動砲。ゲッターロボ等の[[飛行]]可能なユニットが空中に上がった瞬間、問答無用で撃墜されるその威力は、シリーズ中屈指。これが登場するマップは『[[機動戦士ガンダム 第08MS小隊]]』の[[シロー・アマダ]]が隊長を務めるなど、色々と珍しい内容。
 
;デビル機動要塞
 
;デビル機動要塞
 
:[[機甲戦記ドラグナー]]に登場するギガノス機動要塞が、[[機動武闘伝Gガンダム]]に登場する[[デビルガンダム]]に侵食されて誕生。別作品同士の要素が絡み合う、本作オリジナルの軍事施設。
 
:[[機甲戦記ドラグナー]]に登場するギガノス機動要塞が、[[機動武闘伝Gガンダム]]に登場する[[デビルガンダム]]に侵食されて誕生。別作品同士の要素が絡み合う、本作オリジナルの軍事施設。
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=== ゲーム本体 ===
 
=== ゲーム本体 ===
;'''[[ゲームボーイアドバンス]]'''
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;[[ゲームボーイアドバンス]]
 
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<amazon>B00005QF5S</amazon>
 
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