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| ネオ・ジオン残党軍「[[袖付き]]」が開発したニュータイプ専用モビルスーツで、NZ-000[[クィン・マンサ]]の後継機。頭部はツインアイから[[ゲルググ]]に似たモノアイに変わっている。 | | ネオ・ジオン残党軍「[[袖付き]]」が開発したニュータイプ専用モビルスーツで、NZ-000[[クィン・マンサ]]の後継機。頭部はツインアイから[[ゲルググ]]に似たモノアイに変わっている。 |
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− | クィン・マンサのスペックを維持したままでの小型化を目的として作られ、コックピット周辺の構造素材への[[サイコフレーム]]使用・様々な技術の蓄積により、オリジナルの火力と性能をほぼ同等に維持したまま20m級までの小型化に成功している。中でも特徴的なのは複数の機能を集約した4基の大型バインダーで、連邦軍からは「四枚羽」の通称で呼ばれている。ただしUC0096年時のネオ・ジオン軍にはサイコフレームの予備が無く、新たに製造する余地もないため、追加生産はおろか整備もままならないワン・アンド・オンリーの機体となった。また、サイコミュ搭載機としてパイロットに複雑な操縦能力を課する点は変わりが無く、『袖付き』内では[[強化人間]]である[[マリーダ・クルス]]の専用機として扱われる。 | + | クィン・マンサのスペックを維持したままでの小型化を目的として作られ、コックピット周辺の構造素材への[[サイコフレーム]]使用・様々な技術の蓄積により、オリジナルの火力と性能をほぼ同等に維持したまま20m級までの小型化に成功している。中でも特徴的なのは複数の機能を集約した4基の大型バインダーで、[[地球連邦軍]]からは'''「四枚羽」'''の通称で呼ばれている。<br />ただし、UC0096年時のネオ・ジオン軍にはサイコフレームの予備が無く、新たに製造する余地もないため、追加生産はおろか整備もままならないワン・アンド・オンリーの機体となった。また、[[サイコミュ]]搭載機としてパイロットに複雑な操縦能力を課する点は変わりが無く、『袖付き』内では[[強化人間]]である[[マリーダ・クルス]]の専用機として扱われる。 |
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| 機体名は古代インドのバラモン教社会におけるヴァルナ(階級)の第二位である王族・武人階級を意味し、頂点たるバラモン=[[シナンジュ]]に次ぐ機体であることを示している。 | | 機体名は古代インドのバラモン教社会におけるヴァルナ(階級)の第二位である王族・武人階級を意味し、頂点たるバラモン=[[シナンジュ]]に次ぐ機体であることを示している。 |
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| === [[Zシリーズ]] === | | === [[Zシリーズ]] === |
| ;[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇]] | | ;[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇]] |
− | :初登場作品。最初は敵として登場するが、41話から45話までマリーダと共に自軍として参加するが、46話で離脱する(条件を満たすと本機のみ入手し、マリーダだけが離脱する)。Zシリーズのネオ・ジオン軍には十分な戦力、余力があるために補給や整備も受けられるようで、原作のように破損個所を応急処置していくといったことはない。 | + | :初登場作品。最初は敵として登場するが、第41話から第45話まで[[マリーダ・クルス|マリーダ]]と共に自軍として参加するが、第46話で離脱する(条件を満たすと本機のみ入手し、マリーダだけが離脱する)。Zシリーズの[[ネオ・ジオン]]軍には十分な戦力、余力があるために補給や整備も受けられるようで、原作のように破損個所を応急処置していくといったことはない。 |
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| == 装備・機能 == | | == 装備・機能 == |
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| ==== 格闘兵装 ==== | | ==== 格闘兵装 ==== |
| ;[[ビームサーベル]] | | ;[[ビームサーベル]] |
− | :両手首に内蔵。収納時はビームガンとして使用可能。ビーム刃の色は一般的なネオ・ジオン系MSにみられる黄色ではなく、緑色。 | + | :両手首に内蔵。収納時はビームガンとして使用可能。なお、ビーム刃の色は一般的なネオ・ジオン系MSにみられる黄色ではなく、緑色。 |
| ;サブアーム | | ;サブアーム |
| :4枚のバインダーに1本ずつ格納された、いわゆる隠し腕。ユニコーンガンダムを拘束するほどのパワーがあり、ビームサーベルを使用できる。また、敵機のビームサーベルを奪い使用するなど器用さにも優れている。背後から接近されても、この武装により機体を旋回させることなく対応できる。 | | :4枚のバインダーに1本ずつ格納された、いわゆる隠し腕。ユニコーンガンダムを拘束するほどのパワーがあり、ビームサーベルを使用できる。また、敵機のビームサーベルを奪い使用するなど器用さにも優れている。背後から接近されても、この武装により機体を旋回させることなく対応できる。 |
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| :クシャトリヤの元になったかつてネオ・ジオン軍([[アクシズ]])が開発した機体。クシャトリヤと外見が似ている部分がある。 | | :クシャトリヤの元になったかつてネオ・ジオン軍([[アクシズ]])が開発した機体。クシャトリヤと外見が似ている部分がある。 |
| ;クシャトリヤ・ベッセルング | | ;クシャトリヤ・ベッセルング |
− | :ユニコーンガンダムとの戦闘で破損したクシャトリヤを応急処置的に修復したもの。ベッセルングはドイツ語で「回復」の意。 | + | :ユニコーンガンダムとの戦闘で破損したクシャトリヤを応急処置的に修復したもの。ベッセルングは[[ドイツ語]]で「回復」の意。 |
| :4基あったバインダーの2基を損失。残った左部分のバインダーと右足はフレームのままの状態になっており、ファンネルは全機喪失。胸部メガ粒子砲も使用不可。頭部フレームやコクピットブロックはむき出しの状態と火力・防御面共に不安が残る。 | | :4基あったバインダーの2基を損失。残った左部分のバインダーと右足はフレームのままの状態になっており、ファンネルは全機喪失。胸部メガ粒子砲も使用不可。頭部フレームやコクピットブロックはむき出しの状態と火力・防御面共に不安が残る。 |
| :なお、時獄編においては上記の通り余裕が有ったためか完全修復され、この状態の機体が登場することはなかった。 | | :なお、時獄編においては上記の通り余裕が有ったためか完全修復され、この状態の機体が登場することはなかった。 |
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| == 余談 == | | == 余談 == |
− | *この機体はOVAではユニコーンガンダムとの戦闘で大破ともいえる状態まで破損したが、小説版ではほぼ元の状態まで修復可能な程度の破損で済んでいる(その為時獄編の自軍参入時に近い状態)。これは当初3話の戦闘を最後にクシャトリアは出番終了の予定だった為に派手に壊したという事情がある為。ただ再び小説同様にクシャトリアをその後も出す事が決まった為、急遽デザインされたのが上記のベッセルングである。 | + | *この機体は[[OVA]]版ではユニコーンガンダムとの戦闘で大破ともいえる状態まで破損したが、[[小説]]版ではほぼ元の状態まで修復可能な程度の破損で済んでいる(その為時獄編の自軍参入時に近い状態)。これは当初OVA第3巻の戦闘を最後にクシャトリヤは出番終了の予定だったので、派手に壊したという事情がある為。しかし、再び小説同様にクシャトリヤをその後も出す事が決まった為、急遽デザインされたのが上記のベッセルングである。 |
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| {{DEFAULTSORT:くしやとりや}} | | {{DEFAULTSORT:くしやとりや}} |