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| 一見すると年齢に不相応な達観した印象を与えるが、後述もあるように不器用さを見せたり、エッチな話になると何も言っていないのに「何だ!?」と聞いてくるという、ムッツリながらも歳相応に興味を持つ思春期の男子らしい反応をする事も。 | | 一見すると年齢に不相応な達観した印象を与えるが、後述もあるように不器用さを見せたり、エッチな話になると何も言っていないのに「何だ!?」と聞いてくるという、ムッツリながらも歳相応に興味を持つ思春期の男子らしい反応をする事も。 |
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− | 終盤、フェストゥムによって[[北極]]に連れ去られるも[[蒼穹作戦]]の決行によって救出されるが、既にかなり[[同化]]が進んでしまっており、島に帰る前にその肉体は消滅してしまった。<br>肉体が砕け散る最後の瞬間に、いつか必ず帰ってくると一騎と約束しており、それが劇場版『[[蒼穹のファフナー HEAVEN AND EARTH]]』の布石になっている。 | + | 終盤、フェストゥムによって[[北極]]に連れ去られるも[[蒼穹作戦]]の決行によって救出されるが、既にかなり[[同化]]が進んでしまっており、島に帰る前にその肉体は消滅してしまった。<br>肉体が砕け散る最後の瞬間に「いつか必ず帰ってくる」と一騎と約束しており、それが劇場版『[[蒼穹のファフナー HEAVEN AND EARTH]]』の[[伏線|布石]]になっている。 |
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− | TV版第1話から第11話まで、その回の締めくくり(EDの直前)は毎回彼のモノローグ(別名「'''ポエム'''」)が入る形になっていた。脚本に冲方丁が参加し始めた第12話以降は打って変わって無くなるが(後に発売されたCD-BOXには後半のモノローグが収録されている)、最終話で再びモノローグが入る。『RIGHT OF LEFT』や劇場版でも受け継がれており、本作のお約束の一つと言える。 | + | TV版第1話から第11話まで、その回の締めくくり(EDの直前)は毎回彼のモノローグ(別名「'''ポエム'''」)が入る形になっていた。脚本に冲方丁氏が参加し始めた第12話以降は打って変わって無くなるが(後に発売されたCD-BOXには後半のモノローグが収録されている)、最終話で再びモノローグが入る。なお、総士のモノローグは『RIGHT OF LEFT』や劇場版でも受け継がれており、本作のお約束の一つと言える。 |
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| == 登場作品と役柄 == | | == 登場作品と役柄 == |
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| ;[[スーパーロボット大戦UX]] | | ;[[スーパーロボット大戦UX]] |
− | :ジークフリードシステムの仕様はKと同様。今回はストーリー上での扱いは原作通り。[[DVE]]も豊富で、名場面もきっちり再現される。が、それ故に蒼穹作戦前後での離脱が響く。最初の頃こそ戦術指揮の効果は命中・回避が5%アップという微々たるものであるが、第47話終了後に'''[[連続ターゲット補正]]無効'''という[[孔明リ・ガズィ|孔明先生]]の戦術指揮に勝るとも劣らない強力な指揮効果を引っ提げて帰ってきてくれる。ただし、'''復帰してもジークフリードシステムは使用できない'''。代わりのクロッシングシステムも十分強力だが、おかげで終盤は[[加速]]不足に悩まされることになる。 | + | :担当声優の喜安氏は同作がスパロボ初参加。ジークフリードシステムの仕様はKと同様。今回はストーリー上での扱いは原作通り。[[DVE]]も豊富で、名場面もきっちり再現される。だが、それ故に蒼穹作戦前後での離脱が響く。 |
− | :担当声優の喜安氏は同作がスパロボ初参加となった。今作の総士は、エンディングのトリを務める大役を担っている。 | + | :最初の頃こそ戦術指揮の効果は命中・回避が5%アップという微々たるものであるが、第47話終了後に'''[[連続ターゲット補正]]無効'''という[[孔明リ・ガズィ|孔明先生]]の戦術指揮に勝るとも劣らない強力な指揮効果を引っ提げて帰ってきてくれる。ただし、'''復帰してもジークフリードシステムは使用できない'''。代わりのクロッシングシステムも十分強力だが、おかげで終盤は[[加速]]不足に悩まされることになる。 |
| + | :なお、今作の総士はエンディングのトリを務める大役を担っている。 |
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| == パイロットステータスの傾向 == | | == パイロットステータスの傾向 == |
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| ===[[戦術指揮]]=== | | ===[[戦術指揮]]=== |
| ;命中率5%上昇、回避率5%上昇、連続ターゲット無効 | | ;命中率5%上昇、回避率5%上昇、連続ターゲット無効 |
− | :'''連続ターゲット無効を取得するまで異様に効果がショボイ'''。ファフナーパイロット達とクロッシングしつつ戦術指揮というのはさすがに総士でも無茶だったか。とはいうものの、読心能力で異様な命中・回避率を持つフェストゥムに対して多少は有効な効果を自軍全体に与えていると考えると、さすがというべきだろう。復帰後はクロッシングする必要がなくなって本領を発揮するのか凄まじい指揮能力で皆を統率する。天才症候群の面目躍如、といったところか。 | + | :'''連続ターゲット無効を取得するまで異様に効果がショボイ'''。ファフナーパイロット達とクロッシングしつつ戦術指揮をするというのはさすがに総士でも無茶だったか。とはいうものの、読心能力で異様な命中・回避率を持つフェストゥムに対して多少は有効な効果を自軍全体に与えていると考えると、さすがというべきだろう。 |
| + | :なお、復帰後はクロッシングする必要がなくなって本領を発揮するのか凄まじい指揮能力で皆を統率する。天才症候群の面目躍如、といったところか。 |
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| == 人間関係 == | | == 人間関係 == |
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| ;「これが甲洋の、自分で招いた結果だ。おかげで[[ファフナー]]を失った。感傷に浸る間はない」 | | ;「これが甲洋の、自分で招いた結果だ。おかげで[[ファフナー]]を失った。感傷に浸る間はない」 |
| :[[春日井甲洋|甲洋]]が[[同化]]した後の台詞。その直後、[[遠見真矢|真矢]]に平手打ちをされてしまう。序盤の総士はこのように一見冷徹なように思える発言が多く、またその真意を語ることもなかったため、これらの積み重なりが一騎の脱走の原因となった。 | | :[[春日井甲洋|甲洋]]が[[同化]]した後の台詞。その直後、[[遠見真矢|真矢]]に平手打ちをされてしまう。序盤の総士はこのように一見冷徹なように思える発言が多く、またその真意を語ることもなかったため、これらの積み重なりが一騎の脱走の原因となった。 |
− | :[[K]]ではこの場面でカガリにもこの非情な一言を咎められて平手打ちされ、彼女と同様に総士の真意を理解できていなかったミストには内心嫌悪されてしまう。 | + | :なお、[[K]]ではこの場面でカガリにもこの非情な一言を咎められて平手打ちされ、彼女と同様に総士の真意を理解できていなかったミストには内心嫌悪されてしまう。 |
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| ;「クロッシングの為に機体を登録する…5秒待て! 直ぐに済む…」 | | ;「クロッシングの為に機体を登録する…5秒待て! 直ぐに済む…」 |
− | :第16話「朋友」にて、竜宮島に帰還した一騎の搭乗する[[マークザイン]]の機体登録を完了した。ちなみに登録自体は一瞬で済んだため、5秒はどちらかというと総士の苦しみを理解した一騎の言葉を受けて出た涙をぬぐって気持ちを切り替えるため。実際測ってみると、5秒キッカリで総士は気持ちを切り替えている。 | + | :第16話「朋友」にて、[[竜宮島]]に帰還した一騎の搭乗する[[マークザイン]]の機体登録を完了した。ちなみに登録自体は一瞬で済んだため、5秒はどちらかというと総士の苦しみを理解した一騎の言葉を受けて出た涙をぬぐって気持ちを切り替えるため。実際測ってみると、5秒キッカリで総士は気持ちを切り替えている。 |
| :序盤では一騎とすれ違うことの多かった二人だが、ここにきてようやく理解しあえるようになった。のだが、戦闘を終えた後、一騎と改めて話をするために自室に招待したものの…(以下、迷台詞の項へ) | | :序盤では一騎とすれ違うことの多かった二人だが、ここにきてようやく理解しあえるようになった。のだが、戦闘を終えた後、一騎と改めて話をするために自室に招待したものの…(以下、迷台詞の項へ) |
| :ファンの間では名場面の一つとして挙げられる事が多く、ファフナーを見た視聴者アンケートの一つ「好きな台詞は?」においてこの台詞が'''第1位に選ばれた'''。UXでは[[DVE]]になった他、その時の顔グラの上半分が暗くかかるという特殊な演出となっている。 | | :ファンの間では名場面の一つとして挙げられる事が多く、ファフナーを見た視聴者アンケートの一つ「好きな台詞は?」においてこの台詞が'''第1位に選ばれた'''。UXでは[[DVE]]になった他、その時の顔グラの上半分が暗くかかるという特殊な演出となっている。 |
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| ;「僕はここにいる…。いつか再び、出会うまで……」 | | ;「僕はここにいる…。いつか再び、出会うまで……」 |
− | :最終回にて。一騎に再会の約束をし、この言葉を残して[[ジークフリードシステム]]ごと砕け散る。 | + | :最終回にて。一騎に[[伏線|再会の約束]]をし、この言葉を残して[[ジークフリードシステム]]ごと砕け散る。 |
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| ;「今ならわかる。たとえ苦しみに満ちた生でも、僕は、存在を選ぶだろう…… もう一度、お前と出会うために…… お前が信じてくれる限り、いつか必ず帰る。お前がいる場所に……」 | | ;「今ならわかる。たとえ苦しみに満ちた生でも、僕は、存在を選ぶだろう…… もう一度、お前と出会うために…… お前が信じてくれる限り、いつか必ず帰る。お前がいる場所に……」 |
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| ;「世界に満ちる果てしない痛み。そのすべてに、帰る場所があるのだろうか」<br />「今は信じたい。帰り着く場所にある、最善の安らぎを…」<br />「そのために、僕らはここにいるのだと…」 | | ;「世界に満ちる果てしない痛み。そのすべてに、帰る場所があるのだろうか」<br />「今は信じたい。帰り着く場所にある、最善の安らぎを…」<br />「そのために、僕らはここにいるのだと…」 |
− | :劇場版での〆。人やフェストゥムにも[[祝福]]があり、同じだけの安らぎがある。フェストゥムの元で再生した彼は、まだ果たされぬ共存を信じ続ける。UXのエンディングのトリを飾るDVEとなっている。 | + | :[[蒼穹のファフナー HEAVEN AND EARTH|劇場版]]での〆。人やフェストゥムにも[[祝福]]があり、同じだけの安らぎがある。フェストゥムの元で再生した彼は、まだ果たされぬ共存を信じ続ける。 |
| + | :ちなみに、UXではこの台詞がエンディングのトリを飾るDVEとなっている。 |
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| == 迷台詞 == | | == 迷台詞 == |
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| ;「そこまでだ! みんな、戦闘に集中しろ!」<br/>孫尚香「ちょっと、アンタねぇ…! こんな時ぐらい…!」<br/>「こんな時だからこそさ。再会を喜ぶのは後でもできる」<br/>「生きて…生きていてくれたんだから! そうだろ、一騎!」 | | ;「そこまでだ! みんな、戦闘に集中しろ!」<br/>孫尚香「ちょっと、アンタねぇ…! こんな時ぐらい…!」<br/>「こんな時だからこそさ。再会を喜ぶのは後でもできる」<br/>「生きて…生きていてくれたんだから! そうだろ、一騎!」 |
− | :同話にて、翔子が無事だったことに歓喜する[[要咲良|咲良]]と真矢を制して。尚香はこれに怒ってしまうが、総士は指揮官として冷静に戦いに集中するように的確に指示していた | + | :同話にて、翔子が無事だったことに歓喜する[[要咲良|咲良]]と[[遠見真矢|真矢]]を制して。[[孫尚香ガーベラ|孫尚香]]はこれに怒ってしまうが、総士は[[指揮官]]として冷静に戦いに集中するように的確に指示した。 |
− | :しかし、自分が救えなかったと思っていた仲間が思わぬ形で生還し、今「ここにいた」ということに喜びを隠せないでいた。 | + | :しかし、自分が救えなかったと思っていた仲間が思わぬ形で生還し、今「ここにいた」ということに年頃の少年らしく喜びを隠せないでいた。 |
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| ;「氷漬けの大地が白く照らされる。やがて紅蓮の炎が空を包み、全ては無へ還る…」<br/>「間に合わなかった想い、届かなかった誓い」<br/>「そして、僕らはいなくなった…」 | | ;「氷漬けの大地が白く照らされる。やがて紅蓮の炎が空を包み、全ては無へ還る…」<br/>「間に合わなかった想い、届かなかった誓い」<br/>「そして、僕らはいなくなった…」 |
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| :UX第26話での[[ダゴン]]と対峙した際、総士は妙な感覚を味わってしまう。この時、咲良が慌てて濡れたままシナジェティック・スーツを着ていたため、クロッシングを通じてそれを体感する羽目になった…。 | | :UX第26話での[[ダゴン]]と対峙した際、総士は妙な感覚を味わってしまう。この時、咲良が慌てて濡れたままシナジェティック・スーツを着ていたため、クロッシングを通じてそれを体感する羽目になった…。 |
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− | ;「ありえない…。民間人が戦術指揮を執るなんて前代未聞だ」 | + | ;「ありえない…。[[民間人]]が[[戦術指揮]]を執るなんて前代未聞だ」 |
| :UX第26話シナリオエンドデモにて、[[チャム・ファウ|ミ・]][[エレボス|フェラリオ]]はおろか、[[リナ・デイヴィス|民間人]]すら戦術指揮官に任命した[[覇道瑠璃|瑠璃]]と[[ウィンフィールド]]の人事に[[刹那・F・セイエイ|刹那]]共々頭を抱えて。 | | :UX第26話シナリオエンドデモにて、[[チャム・ファウ|ミ・]][[エレボス|フェラリオ]]はおろか、[[リナ・デイヴィス|民間人]]すら戦術指揮官に任命した[[覇道瑠璃|瑠璃]]と[[ウィンフィールド]]の人事に[[刹那・F・セイエイ|刹那]]共々頭を抱えて。 |
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| :かつてはファフナー候補生だった彼も搭乗経験がある。負傷した左目が見えてしまうため一体化できず搭乗を断念。 | | :かつてはファフナー候補生だった彼も搭乗経験がある。負傷した左目が見えてしまうため一体化できず搭乗を断念。 |
| ;リンドブルム | | ;リンドブルム |
− | :ファフナー用の支援航空機。ファフナー本体および各種装備の輸送以外にもミサイルや火砲などの武装も備えており空戦もこなす。通常はジークフリードシステムを通した彼の遠隔操作によって運用されるが、直接人が乗って操縦することも可能である。UXで[[マークドライ]]が装備した。 | + | :ファフナー用の支援航空機。ファフナー本体および各種装備の輸送以外にもミサイルや火砲などの武装も備えており空戦もこなす。通常は[[ジークフリードシステム]]を通した彼の遠隔操作によって運用されるが、直接人が乗って操縦することも可能である。UXで[[マークドライ]]が装備した。 |
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| == 商品情報 == | | == 商品情報 == |