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:シナリオ面では原作以上に地位や権力を利用して序盤から暗躍しており、各作品における軍事組織の非道な作戦の実行役や協力者の立場を一手に担っている。また、他作品とのクロスオーバーも多く『[[リーンの翼 (OVA)|リーンの翼]]』のエメリス・マキャベル司令(SRW未登場)のポジションも兼任している(後述)。
 
:シナリオ面では原作以上に地位や権力を利用して序盤から暗躍しており、各作品における軍事組織の非道な作戦の実行役や協力者の立場を一手に担っている。また、他作品とのクロスオーバーも多く『[[リーンの翼 (OVA)|リーンの翼]]』のエメリス・マキャベル司令(SRW未登場)のポジションも兼任している(後述)。
 
:最終的には、第3部終盤の[[バジュラ本星]]近海での戦いで、[[ジョウ・マヤ|ジョウ]]と[[イルボラ・サロ|イルボラ]]によるダブル忍者殺法により誅滅された。
 
:最終的には、第3部終盤の[[バジュラ本星]]近海での戦いで、[[ジョウ・マヤ|ジョウ]]と[[イルボラ・サロ|イルボラ]]によるダブル忍者殺法により誅滅された。
:小ネタ的な部分に目を向けると[[スキルパーツ]]として'''「ハザード愛用水虫薬」'''が入手できたり、[[中断メッセージ]]で[[ドッグ・タック]]との掛け合い([[次回予告]]のパロディ)が披露されている。青野武氏が既に鬼籍に入っているためライブラリ出演となっているが、見事に会話が成立しており全く違和感がない(なお、ドッグ役の谷口節氏も本作発売前に鬼籍に入っている)。
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:小ネタ的な部分に目を向けると[[スキルパーツ]]として'''「ハザード愛用水虫薬」'''が入手できたり、[[中断メッセージ]]で[[ドッグ・タック]]との掛け合い([[次回予告]]のパロディ)が披露されている。青野武氏が既に鬼籍に入っているためライブラリ出演となっているが、見事に会話が成立しており全く違和感がない(なお、ドッグ役の谷口節氏も本作発売前に鬼籍に入っている)。そのため、特殊戦闘台詞はジョウ、イルボラに対するものしかなく、他にはアスランに対してのみ(しかもこれはドッグの方で、応じるハザードの方は汎用の戦闘台詞)。
    
== UXにおけるハザードの暗躍 ==
 
== UXにおけるハザードの暗躍 ==
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:第39話「蒼穹-そら-」のIMにて、[[フェストゥム]]の手中に渡った[[皆城総士|総士]]を奪還するべく、UXが単独で北極海[[ミール]]に向かったことを知ったハザードは、核を発射する時間稼ぎとしてUXの足止めを[[イルボラ・サロ|イルボラ]]に命じる。
 
:第39話「蒼穹-そら-」のIMにて、[[フェストゥム]]の手中に渡った[[皆城総士|総士]]を奪還するべく、UXが単独で北極海[[ミール]]に向かったことを知ったハザードは、核を発射する時間稼ぎとしてUXの足止めを[[イルボラ・サロ|イルボラ]]に命じる。
 
:[[フェストゥム]]諸共UXを核で葬ろうと目論み、なおかつ「'''フェストゥムが相手だから'''」という理由で、人道をまるっきり無視した作戦を正当化させようとする発言から、彼の醜悪な人間性が読み取れる。しかも前話で大いに怒りを買ったにも拘らず、UXを平然と消そうとしているのだから、尚更そう感じてしまう。
 
:[[フェストゥム]]諸共UXを核で葬ろうと目論み、なおかつ「'''フェストゥムが相手だから'''」という理由で、人道をまるっきり無視した作戦を正当化させようとする発言から、彼の醜悪な人間性が読み取れる。しかも前話で大いに怒りを買ったにも拘らず、UXを平然と消そうとしているのだから、尚更そう感じてしまう。
:実際、イルボラは非人道的な作戦を平然と提案するハザードの正気を疑い、心の中で「'''下衆'''」と吐き捨てていた。
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:実際、イルボラは非人道的な作戦を平然と提案するハザードの正気を疑い、心の中で「'''下衆め!'''」と吐き捨てていた。
 
;「あー、あー。[[アルティメット・クロス]]の諸君、大変ご苦労だった」<br/>「いや、勇敢なる君達の戦いぶりに敬意を表し、最後の挨拶をと思ってなぁ」<br/>「UXに告ぐ。これより我々は敵のせん滅に向け、核攻撃を敢行する」<br/>「全ては人類の未来のためだ。君たちの尊い犠牲を、我々は永遠に忘れないだろう」<br/>「さらば、UX。残りわずか3分の命ではあるが、最後の時を楽しんでくれ」<br/>「うわーっはっはっは!」
 
;「あー、あー。[[アルティメット・クロス]]の諸君、大変ご苦労だった」<br/>「いや、勇敢なる君達の戦いぶりに敬意を表し、最後の挨拶をと思ってなぁ」<br/>「UXに告ぐ。これより我々は敵のせん滅に向け、核攻撃を敢行する」<br/>「全ては人類の未来のためだ。君たちの尊い犠牲を、我々は永遠に忘れないだろう」<br/>「さらば、UX。残りわずか3分の命ではあるが、最後の時を楽しんでくれ」<br/>「うわーっはっはっは!」
 
:蒼穹作戦の最中に[[フェイ・イェンHD|フェイ]]の歌によってフェストゥムと対話、和解できるチャンスが訪れようとした矢先に'''「核攻撃を行う」通信を入れる、という悪い意味で見事過ぎるタイミング'''。勿論[[中島宗美|宗美]]、[[海動剣|海動]]は憤りをあらわにする。[[竜宮島]]の[[皆城乙姫|乙姫]]の心情や決意が描写され、北極海にいる自軍メンバーも奮い立っている中に「In the Blue Sky」をぶった切って割り込んで来るのが余計小憎らしい。おそらく、これで気勢を削がれたプレイヤーも少なくないはず。
 
:蒼穹作戦の最中に[[フェイ・イェンHD|フェイ]]の歌によってフェストゥムと対話、和解できるチャンスが訪れようとした矢先に'''「核攻撃を行う」通信を入れる、という悪い意味で見事過ぎるタイミング'''。勿論[[中島宗美|宗美]]、[[海動剣|海動]]は憤りをあらわにする。[[竜宮島]]の[[皆城乙姫|乙姫]]の心情や決意が描写され、北極海にいる自軍メンバーも奮い立っている中に「In the Blue Sky」をぶった切って割り込んで来るのが余計小憎らしい。おそらく、これで気勢を削がれたプレイヤーも少なくないはず。
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==== 第三部 ====
 
==== 第三部 ====
;「フン、島に接近するフェストゥムに対抗するつもりか…」<br/>「もっとも、奴らの場合は『対話』という馬鹿げたマネをするだろうがな」
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;「フン、島に接近するフェストゥムに対抗するつもりか…」<br/>「もっとも、奴らの場合は『対話』という馬鹿げたマネをするのだろうがな」
:第47話「HEAVEN AND EARTH」にて、UXが地球に帰還し[[アルヴィス]]のもとに合流したとき。『異種との対話』を「馬鹿げたマネ」と嘲笑しているが、その異種を己の野望の道具に仕立て上げようとする当人に言われてはさぞかし心外だろう。
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:第47話「HEAVEN AND EARTH」にて、UXが地球に帰還し[[アルヴィス]]のもとに合流したとの報を聞いて。『異種との対話』を「馬鹿げたマネ」と嘲笑しているが、その異種を己の野望の道具に仕立て上げようとする当人に言われてはさぞかし心外だろう。
 
:この後、[[ショット・ウェポン|ショット]]に[[ドクターミナミ|ある人物]]の研究データを引き継がせたが、それが[[トラウマイベント|悲劇]]の始まりになろうとは…。
 
:この後、[[ショット・ウェポン|ショット]]に[[ドクターミナミ|ある人物]]の研究データを引き継がせたが、それが[[トラウマイベント|悲劇]]の始まりになろうとは…。
 
;「気に入ってくれたかね、UXの諸君!」<br/>「そいつらはアルカトラズを脱獄した囚人どもでな」<br/>「生きていても仕方のない、生かしておいては、人のため世のためにもならないクズどもだ」<br/>「なあに、遠慮はいらん。 これは新天地を目指すワシらからの、ささやかな祝福だ」<br/>「ありがたく受け取ってくれたまえ! ぐわーっはっはっは!」
 
;「気に入ってくれたかね、UXの諸君!」<br/>「そいつらはアルカトラズを脱獄した囚人どもでな」<br/>「生きていても仕方のない、生かしておいては、人のため世のためにもならないクズどもだ」<br/>「なあに、遠慮はいらん。 これは新天地を目指すワシらからの、ささやかな祝福だ」<br/>「ありがたく受け取ってくれたまえ! ぐわーっはっはっは!」
 
:第2次蒼穹作戦において、自軍との触れ合いによって変わった[[来主操|操]]が「神様」である小ミールを説得して[[フェストゥム]]との戦いを終えたその後に突如現れた奇械島の連中が[[特攻]]した後にこの通信を入れてきた。
 
:第2次蒼穹作戦において、自軍との触れ合いによって変わった[[来主操|操]]が「神様」である小ミールを説得して[[フェストゥム]]との戦いを終えたその後に突如現れた奇械島の連中が[[特攻]]した後にこの通信を入れてきた。
 
:己の利権のためにあらゆる非道を重ねた挙句、自らも[[アルカトラズ刑務所]]を脱獄した当人が言える立場ではない(そもそも「生きていても仕方のない~」の台詞は'''必殺仕事人ネタ'''であり、'''元ネタにおいてはハザード自身がその対象となる台詞'''である)。そして彼らを脱獄させた上に、下段の台詞で断じているのだから尚更であろう。
 
:己の利権のためにあらゆる非道を重ねた挙句、自らも[[アルカトラズ刑務所]]を脱獄した当人が言える立場ではない(そもそも「生きていても仕方のない~」の台詞は'''必殺仕事人ネタ'''であり、'''元ネタにおいてはハザード自身がその対象となる台詞'''である)。そして彼らを脱獄させた上に、下段の台詞で断じているのだから尚更であろう。
:しかも、その「[[祝福]]」とは'''特攻兵器に仕立て上げた[[キバの輩]]と[[ガラン軍兵士]]を次々と自軍に向けて特攻させ、その上に上に核で小[[ミール]]ごとUXを葬る'''という作中においてハザードが行った非道の中で'''最も卑劣にして残酷な部類'''である(ある意味、[[無敵超人ザンボット3]]において[[ガイゾック]]の行った[[人間爆弾]]を彷彿させるが、ガイゾックと違い「人間が同じ人間に対して」そのような仕打ちをするこのハザードのやり口は、それすらも上回るレベルであろう)。…実の所、UX世界では'''[[量産イノベイド|同じ]][[ガガ|手段]]を用いた[[リボンズ・アルマーク|者]]がハザード以前に存在していた'''のだが、あちらは自意識が希薄なイノベイドをぶつけていたのに対し、こちらは自意識が残っている状態でぶつけているのでなおさら悲惨な事になっている。
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:しかも、その「[[祝福]]」とは'''特攻兵器に仕立て上げた[[キバの輩]]と[[ガラン軍兵士]]を次々と自軍に向けて特攻させ、その上に上に核で小[[ミール]]ごとUXを葬る'''という作中においてハザードが行った非道の中でも'''最も卑劣にして残酷な部類'''である(ある意味、[[無敵超人ザンボット3]]において[[ガイゾック]]の行った[[人間爆弾]]を彷彿させるが、ガイゾックと違い「人間が同じ人間に対して」そのような仕打ちをするこのハザードのやり口は、それすらも上回るレベルであろう)。…実の所、UX世界では'''[[量産イノベイド|同じ]][[ガガ|手段]]を用いた[[リボンズ・アルマーク|者]]がハザード以前に存在していた'''のだが、あちらは自意識が希薄なイノベイドをぶつけていたのに対し、こちらは自意識が残っている状態でぶつけているのでなおさら悲惨な事になっている。
 
:彼らが[[特攻]]によって死の恐怖を叫びながら非業の死を遂げる光景に[[ジョセフ・カーター・ジョーンズ|ショックを]][[九条美海|受け]]、あまりにも悪辣な行為を平然とやってのけるハザードに[[飛鷹葵|声を荒らげて糾弾し]]、中には義憤の余り[[真上遼|絶叫を]][[シンジロウ・サコミズ|上げる者達]]もいた。
 
:彼らが[[特攻]]によって死の恐怖を叫びながら非業の死を遂げる光景に[[ジョセフ・カーター・ジョーンズ|ショックを]][[九条美海|受け]]、あまりにも悪辣な行為を平然とやってのけるハザードに[[飛鷹葵|声を荒らげて糾弾し]]、中には義憤の余り[[真上遼|絶叫を]][[シンジロウ・サコミズ|上げる者達]]もいた。
 
:幸いにも核の方は[[来主操|操]]によって阻止されたが、それと引き換えに彼が犠牲になってしまう…。
 
:幸いにも核の方は[[来主操|操]]によって阻止されたが、それと引き換えに彼が犠牲になってしまう…。
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;ハザード「な、何をしている! さっさとやっつけろ!」<br/>ドッグ「バンクス部隊を急いでこちらに回せ!」
 
;ハザード「な、何をしている! さっさとやっつけろ!」<br/>ドッグ「バンクス部隊を急いでこちらに回せ!」
 
;ハザード「ひゃああ~!」<br/>ドッグ「長官、ご安心ください。既に手は打ってあります」
 
;ハザード「ひゃああ~!」<br/>ドッグ「長官、ご安心ください。既に手は打ってあります」
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;ハザード「ま、まさか!?」<BR/>ドッグ「いいえ、長官。どうやら直撃だけは免れたようです」
 
;ハザード「は、話し合おう! な! な!」<br/>ドッグ「困りますな、長官がそのような弱気におなりでは…!」
 
;ハザード「は、話し合おう! な! な!」<br/>ドッグ「困りますな、長官がそのような弱気におなりでは…!」
 
;ハザード「俺を見下すんじゃない!」<br/>ドッグ「私がそうはさせません。ご安心下さい、長官!」
 
;ハザード「俺を見下すんじゃない!」<br/>ドッグ「私がそうはさせません。ご安心下さい、長官!」
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