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=== 旧ジオン軍の残党 ===

=== 旧ジオン軍の残党 ===

一年戦争終結によってジオン公国が降伏し共和制に移行した後も、各地で旧公国再興を掲げる残党勢力……所謂「'''旧ジオン軍'''」が[[地球連邦政府|地球連邦]]に抵抗し、「'''デラーズ紛争'''」を始めとする混乱を地球圏に巻き起こし、[[地球連邦政府|地球連邦]]内にて[[ティターンズ]]が専横を極める要因になった。

一年戦争終結によってジオン公国が降伏し共和制に移行した後も、各地で旧公国再興を掲げる残党勢力……所謂「'''旧ジオン軍'''」が[[地球連邦政府|地球連邦]]に抵抗し、「'''デラーズ紛争'''」を始めとする混乱を地球圏に巻き起こしている。この結果、[[地球連邦政府|地球連邦]]内にも腐敗が悪化していく事になり、「ジオン残党狩り」を名目に結成された[[ティターンズ]]が、発言権を強めるのと同時に専横を極めていく要因にもなっている。

第1次ネオ・ジオン戦争が巻き起こった際には、一部の残党達がネオ・ジオンに合流しているが、残党の多くは一年戦争の時から戦っていたプライドの強い者や[[ギレン・ザビ]]を信奉する者も多く、[[ミネバ・ラオ・ザビ]]を傀儡も同然にしている[[ハマーン・カーン]]や、一年戦争後に軍に入隊した者が多いネオ・ジオンそのものに反感を抱き、彼らと足並みを揃えようとしない者も多かった。<br/>

第1次ネオ・ジオン戦争が巻き起こった際には、主に地球に潜伏していた一部の残党達がネオ・ジオンに合流しているが、一年戦争の時から戦っていたプライドの強い者や[[ギレン・ザビ]]を信奉する者が多く、ザビ家の遺児である[[ミネバ・ラオ・ザビ]]を傀儡も同然にしている[[ハマーン・カーン]]や、一年戦争後に軍に入隊した者が多いネオ・ジオンそのものに反感を抱き、あまり彼らと足並みを揃えようとはしなかった。この為、ネオ・ジオン側にとっても、旧ジオン軍の残党達の殆どは、雑魚の相手をさせる為の露払い程度としてしか扱われていなかった。<br/>

[[デザート・ロンメル]]が、その代表格といっても良く、自分達が猛威を振るったのが過去の事に過ぎない事を自覚できなかったロンメルは、相手となった[[ジュドー・アーシタ]]を中心とするガンダムチームとの圧倒的な機体の性能差を把握し切れなかった為に、自滅に近い形で敗北している。また、[[シュツルム・ディアス]]を受領したサトー率いる部隊も、自らの立場を弁えようとしない振る舞いから[[マシュマー・セロ]]の不興を買い、[[イリア・パゾム]]によってサトーが謀殺される事となった。

[[デザート・ロンメル]]が、その代表格といっても良く、自分達が猛威を振るったのが過去の事に過ぎない事を自覚できなかったロンメルは、相手となった[[ジュドー・アーシタ]]を中心とするガンダムチームとの圧倒的な機体の性能差を把握し切れなかった為に、自滅に近い形で敗北している。また、[[シュツルム・ディアス]]を受領したサトー率いる部隊も、自らの立場を弁えようとしない振る舞いから[[マシュマー・セロ]]の不興を買い、作戦中にも忠告を無視した事で、[[イリア・パゾム]]によってサトーが謀殺される事になり、部下達も混乱の中で全員が死亡した。

残党の一部の中には、火星にまで逃れた勢力も存在し、一年戦争終結から実に40年近くも経った後の宇宙世紀0135年にて、[[ザク]]や[[グフ]]といった一年戦争で活躍した機体をリファインさせたMSを使い、決起を起こしており、連邦は旧型機を近代化させたMSを使用するジオン公国軍の残党を「'''オールズモビル'''」と呼称。後に「'''オールズモビル戦役'''」と呼ばれる戦いを引き起こしている（漫画『[[機動戦士ガンダムF90]]』）。

 

残党の一部の中には、火星にまで逃れた勢力も存在し、一年戦争終結から実に40年近くも経った後の宇宙世紀0120年にて、[[ザク]]や[[グフ]]といった一年戦争で活躍した機体をリファインさせたMSを使い、決起を起こしている。旧型機を近代化させたMSを使用するジオン公国軍の残党は、連邦から「'''オールズモビル'''」と呼称され、後に「'''オールズモビル戦役'''」と呼ばれる十年近くの戦いを引き起こしている（漫画『[[機動戦士ガンダムF90]]』）。

 

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