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| ;ウォ・ランドン | | ;ウォ・ランドン |
| :フェラリオ達の住む水の国にして、天空に浮かぶ海。「[[オージ]]」「インテラン」「ワーラーカーレーン」。 | | :フェラリオ達の住む水の国にして、天空に浮かぶ海。「[[オージ]]」「インテラン」「ワーラーカーレーン」。 |
− | :これのさらに上層には「バイストン・ウェルの宇宙」があり、その果てに「[[重戦機エルガイム|エルガイム]]」「[[ガンダムシリーズ|ガンダム]]」の世界があるとも言う。 | + | :これのさらに上層には「バイストン・ウェルの[[宇宙]]」があり、その果てに「[[重戦機エルガイム|エルガイム]]」「[[ガンダムシリーズ|ガンダム]]」の世界があるとも言う。 |
| ;コモン界 | | ;コモン界 |
| :コモンの住まう世界で、中世ヨーロッパに似た世界。主にここが舞台となる。「クスタンガ」「コモン」「フェンダ・パイル」。 | | :コモンの住まう世界で、中世ヨーロッパに似た世界。主にここが舞台となる。「クスタンガ」「コモン」「フェンダ・パイル」。 |
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| == 主な国家 == | | == 主な国家 == |
| ;[[アの国]] | | ;[[アの国]] |
− | :バイストン・ウェルの西方に位置する国家。国王はフラオン・エルフであったが、バイストン・ウェル制覇の野望を抱く地方領主[[ドレイク・ルフト]]の下剋上により彼が新たな国王となる。 | + | :バイストン・ウェルの西方に位置する国家。国王はフラオン・エルフであったが、バイストン・ウェル制覇の野望を抱く地方領主[[ドレイク・ルフト]]の下克上により彼が新たな国王となる。 |
| ;[[クの国]] | | ;[[クの国]] |
| :アの国の西にある国家。国王は[[ビショット・ハッタ]]。 | | :アの国の西にある国家。国王は[[ビショット・ハッタ]]。 |
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| ;[[オーラバトラー]] | | ;[[オーラバトラー]] |
| :バイストン・ウェルで開発されたオーラ力を動力源とする人型の戦闘用ロボット。生物的な外見が特徴である。 | | :バイストン・ウェルで開発されたオーラ力を動力源とする人型の戦闘用ロボット。生物的な外見が特徴である。 |
− | :また、人型のオーラバトラーおよび人型ではないオーラ力を動力源とする機械類も総称して[[オーラマシン]]とも言う。 | + | :また、人型のオーラバトラーおよびオーラ力を動力源とする人型ではない機械類を総称して[[オーラマシン]]と言う。 |
| ;強獣 | | ;強獣 |
| :甲殻のある怪獣のような生物。甲殻がオーラマシンの装甲材として使われる。 | | :甲殻のある怪獣のような生物。甲殻がオーラマシンの装甲材として使われる。 |
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| ==バイストン・ウェルが登場する作品== | | ==バイストン・ウェルが登場する作品== |
− | バイストン・ウェルは『聖戦士ダンバイン』のために富野由悠季が考案した世界観ではあるが、『ダンバイン』以外の幾つかの作品でも舞台装置として使われている。それは「人々がバイストン・ウェルの物語を忘れないように、[[ミ・フェラリオ]]が物語を語る」というテーマの体言なのかもしれない。
| + | バイストン・ウェルは『聖戦士ダンバイン』のために富野由悠季氏が考案した世界観ではあるが、『ダンバイン』以外の幾つかの作品でも舞台装置として使われている。それは「人々がバイストン・ウェルの物語を忘れないように、[[ミ・フェラリオ]]が物語を語る」というテーマの体言なのかもしれない。 |
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− | なお、全てのバイストン・ウェル関連作は一種のパラレルワールドとして扱われており、互いに矛盾する設定が数多くある。
| + | なお、全てのバイストン・ウェル関連作は一種の[[パラレルワールド]]として扱われており、互いに矛盾する設定が数多くある。 |
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| ;[[聖戦士ダンバイン]] | | ;[[聖戦士ダンバイン]] |
| :1983年~1984年に放映されたTVアニメ。バイストン・ウェルの物語はここから始まった。 | | :1983年~1984年に放映されたTVアニメ。バイストン・ウェルの物語はここから始まった。 |
| ;リーンの翼(小説版) (SRW未参戦) | | ;リーンの翼(小説版) (SRW未参戦) |
− | :『聖戦士ダンバイン』のアニメ放映開始と同時に富野由悠季が執筆を始めた戦記ファンタジー。[[オーラマシン]]がまだ存在していない頃のバイストン・ウェルを舞台とする。1983年~1986年に『野生時代』(角川書店)で連載された。 | + | :『聖戦士ダンバイン』のアニメ放映開始と同時に富野由悠季氏が執筆を始めた戦記ファンタジー。[[オーラマシン]]がまだ存在していない頃のバイストン・ウェルを舞台とする。1983年~1986年に『野生時代』(角川書店)で連載された。 |
| :剣と魔法の中世風ファンタジー世界に召還される主人公が「[[シンジロウ・サコミズ|第二次世界大戦中の日本の特攻隊員]]」という独特の設定は、ファンタジーが量産された今の時代でさえ特異性が際立っている。 | | :剣と魔法の中世風ファンタジー世界に召還される主人公が「[[シンジロウ・サコミズ|第二次世界大戦中の日本の特攻隊員]]」という独特の設定は、ファンタジーが量産された今の時代でさえ特異性が際立っている。 |
| ;ファウ・ファウ物語 (SRW未参戦) | | ;ファウ・ファウ物語 (SRW未参戦) |
− | :[[ミ・フェラリオ]]のファウ・ファウと小学生のエミコとの触れあいを描いた富野由悠季のメルヘン小説。1985年~1986年に『ニュータイプ』(角川書店)で連載。血生臭いものが多いバイストン・ウェル関連作の中では異色。 | + | :ミ・フェラリオのファウ・ファウと小学生のエミコとの触れあいを描いた富野由悠季氏のメルヘン小説。1985年~1986年に『ニュータイプ』(角川書店)で連載。血生臭いものが多いバイストン・ウェル関連作の中では異色。 |
| ;オーラバトラー戦記 (SRW未参戦) | | ;オーラバトラー戦記 (SRW未参戦) |
− | :『聖戦士ダンバイン』のノベライズ版。富野由悠季自らが執筆。1986年~1992年に『野生時代』(角川書店)で連載された。富野ノベライズの定番として、アニメ版とは名前が同じでも外見・性格が全く違うキャラクターが数多く出てきて、ストーリー展開も後半になるほどアニメ版からは大きく外れていく。主人公はショウ・ザマではなく城毅(じょう・たけし)。 | + | :『聖戦士ダンバイン』のノベライズ版。富野由悠季氏自らが執筆。1986年~1992年に『野生時代』(角川書店)で連載された。富野ノベライズの定番として、アニメ版とは名前が同じでも外見・性格が全く違うキャラクターが数多く出てきて、ストーリー展開も後半になるほどアニメ版からは大きく外れていく。主人公はショウ・ザマではなく城毅(じょう・たけし)。 |
| ;[[聖戦士ダンバインOVA|New Story of Aura Battler DUNBINE]] | | ;[[聖戦士ダンバインOVA|New Story of Aura Battler DUNBINE]] |
| :『聖戦士ダンバイン』の700年後を描いた後日談のOVA。1988年発売。 | | :『聖戦士ダンバイン』の700年後を描いた後日談のOVA。1988年発売。 |
| ;ガーゼィの翼 (SRW未参戦) | | ;ガーゼィの翼 (SRW未参戦) |
− | :浪人生の千秋クリストファーが乱世のバイストン・ウェルに召喚され、「ガーゼィの翼」を持つ聖戦士として戦う戦記ファンタジー。1995年~1997年に『ログアウト』(アスペクト、現エンターブレイン)で富野由悠季の執筆により連載された。小説版『リーンの翼』とテーマが酷似しているが、主人公の迫水が持つ「旧日本軍人のメンタリティ」が重要な要素であったリーンに対して、ガーゼィの主人公は「平和ボケした日本で育った平成の青年」と完全に対極となっており、両作の雰囲気はかなり異なる。 | + | :浪人生の千秋クリストファーが乱世のバイストン・ウェルに召喚され、「ガーゼィの翼」を持つ聖戦士として戦う戦記ファンタジー。1995年~1997年に『ログアウト』(アスペクト、現エンターブレイン)で富野由悠季氏の執筆により連載された。小説版『リーンの翼』とテーマが酷似しているが、主人公の迫水が持つ「旧日本軍人のメンタリティ」が重要な要素であったリーンに対して、ガーゼィの主人公は「平和ボケした日本で育った平成の青年」と完全に対極となっており、両作の雰囲気はかなり異なる。 |
| :小説を元にしたOVA版、PCゲーム版も存在する。 | | :小説を元にしたOVA版、PCゲーム版も存在する。 |
| ;聖戦士ダンバイン 聖戦士伝説 | | ;聖戦士ダンバイン 聖戦士伝説 |
− | :「リの国」を率いる地上人の主人公「シュンジ・イザワ」となり、オーラ・バトラーを開発・強化しながら、TVシリーズのifが体験するSRPG。2000年3月4日発売。マルチエンディング制であり、[[ニー・ギブン|ニー]]達に味方するロウルートと[[ドレイク・ルフト|ドレイク]]と手を結ぶカオスルートの大きく2種類のルートがある他、行動次第でアニメ本編のキャラクターの生死や動向が変化する。 | + | :「リの国」を率いる地上人の主人公「シュンジ・イザワ」となり、オーラ・バトラーを開発・強化しながら、TVシリーズのifが体験するSRPG。2000年3月4日発売。 |
| + | :マルチエンディング制であり、[[ニー・ギブン|ニー]]達に味方するロウルートと[[ドレイク・ルフト|ドレイク]]と手を結ぶカオスルートの大きく2種類のルートがある他、行動次第でアニメ本編のキャラクターの生死や動向が変化する。 |
| ;[[リーンの翼 (OVA)|リーンの翼]] (アニメ版) | | ;[[リーンの翼 (OVA)|リーンの翼]] (アニメ版) |
− | :小説版『リーンの翼』の後日談として作成されたアニメ。2005年~2006年にバンダイチャンネルで配信された。小説版とアニメ版は厳密にはパラレルワールドであり両者の繋がりには矛盾もある。<br>アニメ版の設定に合わせて小説版の内容を改変した『リーンの翼 完全版』も、アニメ展開から数年後に発売されている。 | + | :小説版『リーンの翼』の後日談として作成されたアニメ。2005年~2006年にバンダイチャンネルで配信された。小説版とアニメ版は厳密にはパラレルワールドであり両者の繋がりには矛盾もある。<br>'''アニメ版の設定に合わせて小説版の内容を改変した『リーンの翼 完全版』'''も、アニメ展開から数年後に発売されている。 |
− | :なお、小説版『リーンの翼』は『聖戦士ダンバイン』の過去の話と解釈することは一応可能だったが、アニメ版『リーンの翼』は『聖戦士ダンバイン』の間とでは致命的に矛盾が発生する(どちらの作品も、地上の軍隊がオーラマシンと戦ったのは今回が初めてという世界観になっているため)。 | + | :なお、小説版『リーンの翼』は『聖戦士ダンバイン』の過去の話と解釈することは一応可能だったが、アニメ版『リーンの翼』は『聖戦士ダンバイン』の間とでは致命的に矛盾が発生する(どちらの作品も「地上の軍隊がオーラマシンと戦ったのは今回が初めて」という世界観になっているため)。 |
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| == 余談 == | | == 余談 == |