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;「おや、もうお終いですか。では、あなたに一つ耳寄りな情報をお教えしましょう」<br />「実は今回、プレイ中にセーブを行った回数によってゲームの難易度が変わるようになっているのです」<br />「及び腰でセーブを行えば行うほど、後々の面が難しくなっていく…フッ…もう取り返しがつきませんよ」<br />「無論、冗談です……フフフ……」
 
;「おや、もうお終いですか。では、あなたに一つ耳寄りな情報をお教えしましょう」<br />「実は今回、プレイ中にセーブを行った回数によってゲームの難易度が変わるようになっているのです」<br />「及び腰でセーブを行えば行うほど、後々の面が難しくなっていく…フッ…もう取り返しがつきませんよ」<br />「無論、冗談です……フフフ……」
 
:『[[スーパーロボット大戦OG ORIGINAL GENERATIONS|OGs]]』中断メッセージにて。この時のシュウは妙に深刻そうに言うため、洒落にならない冗談である。
 
:『[[スーパーロボット大戦OG ORIGINAL GENERATIONS|OGs]]』中断メッセージにて。この時のシュウは妙に深刻そうに言うため、洒落にならない冗談である。
;「ま、どうしてもというのなら私は相手を務めても構いませんよ。一切手加減はしませんがね……ククク」
  −
:『魔装機神III』中断メッセージにて、喧嘩を売ってきたエランに対して。……ネオ・グランゾンでフルボッコにする気満々である。これにはエランも即座に心をへし折られた。同作のネオ・グランゾンは本領を発揮できていないのだが、純粋な一対一ではやはり分が悪い様子(キャンペーンマップ「最強とは」にて、マサキとエランが共闘してようやく打倒可能なレベル)。
  −
;「エラン……ああ、いや、考えてみれば、そういう自慢もしたがる年頃ですか。あっ、ちなみに私は王族出身ですよ」
  −
:上記の台詞の後、今度は家柄を自慢してきたエランに対して。エランを残念なヤツ扱いしつつ、自分の家柄をアピール。忘れがちだがシュウの元々のミドルネームは「グラン」、王族の出である。
  −
;(なるほど……義理の妹ですか。確かにそれは強力無比ですね)
  −
:上記の台詞の後、最終的に「家柄が良いわけではなく、メイドもいないがプレシアがいる」というマサキの発言に絶叫しながら逃げ帰ったエランを尻目に、'''しみじみと義理の妹属性について語る'''。[[ファング・ザン・ビシアス|もっと酷い奴]]がいるので相対的にまともに見えるが、シュウも中断メッセージという事で相当キャラがぶっ壊れている(ちなみに[[エイタ・ナダカ|どこぞのメガネ]]も第2次OG'''本編'''で義理の妹持ちのマサキを羨ましがっている)。
   
;シュウ「残念ですが、マサキ……今回、あなたは脇役です」<br />マサキ「へっ、そんなわけねえだろ!ふざけんのも大概にしやがれ!」<br />シュウ「では、あなたにこの言葉を贈りましょう」<br />「『いつまでもあると思うな、主役の座』。フフフフ」
 
;シュウ「残念ですが、マサキ……今回、あなたは脇役です」<br />マサキ「へっ、そんなわけねえだろ!ふざけんのも大概にしやがれ!」<br />シュウ「では、あなたにこの言葉を贈りましょう」<br />「『いつまでもあると思うな、主役の座』。フフフフ」
 
:『[[スーパーロボット大戦OG ダークプリズン|OGDP]]』中断メッセージにて、マサキに痛烈な一撃を喰らわせる。…ROE以降、ルートによって異なるが[[プレシア・ゼノサキス|他の]][[ホワン・ヤンロン|キャ]][[テュッティ・ノールバック|ラに]][[エラン・ゼノサキス|主役]][[ファング・ザン・ビシアス|の座]]を奪われているケースが多くなってきており、こちらも洒落になっていない。
 
:『[[スーパーロボット大戦OG ダークプリズン|OGDP]]』中断メッセージにて、マサキに痛烈な一撃を喰らわせる。…ROE以降、ルートによって異なるが[[プレシア・ゼノサキス|他の]][[ホワン・ヤンロン|キャ]][[テュッティ・ノールバック|ラに]][[エラン・ゼノサキス|主役]][[ファング・ザン・ビシアス|の座]]を奪われているケースが多くなってきており、こちらも洒落になっていない。
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; シュウ「ええ、始めからそのつもりですよ。未必の故意という言葉を知っていますか?」<br />エラン「そうなるかもしれないと思いながら、起こったならそれはそれで仕方ない……過失に近い、故意を表す法律用語だ。それがどうかしたのか?」<br />シュウ「気の長い人がそれをやった場合、それは、ほぼ故意になると思いませんか?」
 
; シュウ「ええ、始めからそのつもりですよ。未必の故意という言葉を知っていますか?」<br />エラン「そうなるかもしれないと思いながら、起こったならそれはそれで仕方ない……過失に近い、故意を表す法律用語だ。それがどうかしたのか?」<br />シュウ「気の長い人がそれをやった場合、それは、ほぼ故意になると思いませんか?」
 
:IIIラングランルート#41「シュウの指す行方」にて、エランに情報を求められてこう返した。
 
:IIIラングランルート#41「シュウの指す行方」にて、エランに情報を求められてこう返した。
:例えば低確率で引っかかる罠を仕掛けても故意になるとは限らないが、引っかかるまで待ち続けられる人間がいればそれは故意同然ということ(たとえば第2次OGで[[アルテウル・シュタインベック|身分を隠して]]暗躍した[[ユーゼス・ゴッツォ|ユーゼス]]はこれにあたるだろう。一番近いのはデモンベインの[[ナイア]]だが)。回りくどい為、エランはここで話を切ってしまったがシュウ曰く「本質的な話」。つまり、誰かがそれをやっているという事だろうか。
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:ちなみに「未必の故意」とは、例えば低確率で引っかかる罠を仕掛けても故意になるとは限らないが、引っかかるまで待ち続けられる人間がいればそれは故意同然ということ(たとえば第2次OGで[[アルテウル・シュタインベック|身分を隠して]]暗躍した[[ユーゼス・ゴッツォ|ユーゼス]]はこれにあたるだろう。一番近いのはデモンベインの[[ナイア]]だが)。回りくどい為、エランはここで話を切ってしまったがシュウ曰く「本質的な話」。つまり、誰かがそれをやっているという事だろうか。
    
=== [[スーパーロボット大戦αシリーズ|αシリーズ]] ===
 
=== [[スーパーロボット大戦αシリーズ|αシリーズ]] ===
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=== [[OGシリーズ]] ===
 
=== [[OGシリーズ]] ===
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==== OGs ====
 
;「そんな戦艦で、私達の目を誤魔化そうとしても無駄ですよ」
 
;「そんな戦艦で、私達の目を誤魔化そうとしても無駄ですよ」
 
:南極事件でフーレをいきなり攻撃した際の戦闘台詞。ゲストのことはお見通しだったようだが、どうやらシュウはゾヴォーク内部に独自の情報網を持っているらしい。
 
:南極事件でフーレをいきなり攻撃した際の戦闘台詞。ゲストのことはお見通しだったようだが、どうやらシュウはゾヴォーク内部に独自の情報網を持っているらしい。
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;「どうですか、あなた方の技術提供を受けて作られたグランゾンの力は?」
 
;「どうですか、あなた方の技術提供を受けて作られたグランゾンの力は?」
 
:『[[スーパーロボット大戦OG ジ・インスペクター|ジ・インスペクター]]』第24話「白き魔星へ」にて。[[ウユダーロ級制圧砲艦|ディアウス]]を撃沈させ、[[ヴィガジ]]を戦慄させた台詞。この台詞によりグランゾンに[[ゾヴォーク]]の技術が使用されていることを暗示している。
 
:『[[スーパーロボット大戦OG ジ・インスペクター|ジ・インスペクター]]』第24話「白き魔星へ」にて。[[ウユダーロ級制圧砲艦|ディアウス]]を撃沈させ、[[ヴィガジ]]を戦慄させた台詞。この台詞によりグランゾンに[[ゾヴォーク]]の技術が使用されていることを暗示している。
;「ク、ククク……」<BR/>「ククク……私はこれを……この時を待っていたのですよ……」
+
==== 第2次OG以降 ====
:『[[スーパーロボット大戦OG ダークプリズン|OGDP]]』第20話「ダークプリズン」にて。サフィーネを救出した直後、ヴォルクルスは次の矛先をシュウに向けた。波動を受け苦しむシュウ、再び操られるのではと警戒する仲間たち。そんな中グランゾンに変化が起き始め……
+
===== 第2次スーパーロボット大戦OG =====
;「今こそ……今一度、私のグランゾンは……」<BR/>「真の姿に……」
  −
:この言葉とともに、ネオ・グランゾンがその姿を現す。主人公でありながら、ヴォルクルスさえも霞むほどの威圧感を放つ瞬間である。
  −
;「私は賭けに勝ちましたよ、ヴォルクルス」<BR/>「あなたは、完全な状態になった後で私とグランゾンを支配する気だと思っていました」<BR/>「目には目を、歯には歯を……そして、ヴォルクルスを倒すにはヴォルクルスの力を……」<BR/>「私はあえて羈絏を排除せず、利用し……ヴォルクルスから力を引き出しつつ、操ることに成功しました」<BR/>「つまり……このネオ・グランゾンは今、完全に私の物となったのですよ」
  −
:操られたかに思われたシュウだったが、この解説によってはっきりとヴォルクルスへの反抗の意思を示す。
  −
;「もはや、あなたの羈絏は私を縛る枷ではなく……あなたを倒すための剣となりました」<BR/>「例え、神であろうと私を操り、利用したことを許すわけにはいきません」<BR/>「私は、あなたによって堕とされた暗獄から脱し、自由を得るために……あなたを倒します……!」
  −
:そして……シュウは蘇生した当初からの目的であった、ヴォルクルスへの復讐を開始する。
  −
;「この時をどれほど待ち望んだか……今こそ私の手であなたを屠り、呪縛を完全に断ち切ります」<BR/>「これは、私にとって新生の儀式……そして、あなたはその生け贄なのです」
  −
:ヴォルクルスとの戦闘前会話。破壊神に対してこう豪語する。
  −
;(ここへ来る前から怪しいと思っていましたが……どうやら、あの者にとっては想定内の出来事だったようですね)
  −
:ヴォルクルス打倒後、全て終わったと言うサフィーネの言葉をシュウは肯定せず、こう振り返っている。
  −
;チカ「あわわわ……」<BR/>シュウ「どうしました、チカ?」<BR/>チカ「ごごごごご、ご主人様って、あたしが思ってたより、ずーっと凄いですね。あのヴォルクルスを倒しちゃうんだから」<BR/>シュウ「フッ……私一人の力で成し遂げたことではありませんよ」
  −
:驚くチカに、シュウは微笑みながらこう答える。仲間を大切にする彼の一面が垣間見えるシーンだが、実のところヴォルクルス打倒に際してはネオ・グランゾン一機でも何とかなってしまったりする点をプレイヤーからは突っ込まれることもある。せっかくなので、件のトロフィー獲得後の周回ではマキシマムブレイクで倒してみるのもいいだろう。
  −
;ルスラン「それじゃ、今回の情報料金は口止め料込みで3割増しな」<BR/>シュウ「口止め料?」<BR/>ルスラン「あんたが動いてるってこと、連邦軍や鋼龍戦隊に知られたくないだろ?」<BR/>シュウ「別に構いませんよ。後者とはいずれ出会うことになりますから」<BR/>「それに、あなたは私を敵に回すほど愚かではないでしょう?」<BR/>ルスラン「まあ、そうだが……2割増しでどうよ?」<BR/>シュウ「1割ですね」<BR/>ルスラン「さっき、金に糸目は付けねえとか言ってなかったか?……1割5分だ」<BR/>シュウ「フッ……いいでしょう」<BR/>ルスラン「なら、いつもの口座に頼むぜ。輸送機が手配できたら、連絡する。じゃあな」
  −
:『OGDP』第21話「扉の外」のエンドデモにおけるルスランとのやり取り。有体に言えば'''情報代の値切り交渉'''であり、チカの守銭奴に通じる部分が垣間見える。
  −
;チカ「……あいつ、ご主人様に吹っ掛けてくるなんていい根性してますねぇ」<BR/>シュウ「一癖ありますが、信用できる人物ですよ。[[レーツェル・ファインシュメッカー|鋼龍]][[ギリアム・イェーガー|戦隊]][[リルカーラ・ボーグナイン|絡みの者]]ともつながりを持っていますが、私に関する情報を漏洩したことはありませんし」<BR/>チカ「それで口止め料を要求してきたんですか? がめついなぁ」<BR/>サフィーネ「あんた、他人のことを偉そうに言えるの?」
  −
:チカに話したルスランに対する評価。結構前から繋がりがあったようだ。
   
;「あの計画の主幹だった人物の動向……彼の有していた技術知識の程度を知るための手段……取引材料といったところでしょうか」<BR/>「覚えがない記憶……夢の話とでも言っておきましょうか」
 
;「あの計画の主幹だった人物の動向……彼の有していた技術知識の程度を知るための手段……取引材料といったところでしょうか」<BR/>「覚えがない記憶……夢の話とでも言っておきましょうか」
 
:[[SRX計画]]に[[オリハルコニウム]]を提供した理由。どうやらイングラムの出方や彼の持つ技術がどのレベルのものなのかを探ろうとしていたらしい。下段の台詞はその「知りたかった情報」について。どうやら本当に知りたい情報は得られなかったようだが、シュウの虚憶はαシリーズのものであり、そこでイングラム、SRX計画、オリハルコニウムと来ると、どうも[[アストラナガン]]を引きずり出そうとしていた節がある。
 
:[[SRX計画]]に[[オリハルコニウム]]を提供した理由。どうやらイングラムの出方や彼の持つ技術がどのレベルのものなのかを探ろうとしていたらしい。下段の台詞はその「知りたかった情報」について。どうやら本当に知りたい情報は得られなかったようだが、シュウの虚憶はαシリーズのものであり、そこでイングラム、SRX計画、オリハルコニウムと来ると、どうも[[アストラナガン]]を引きずり出そうとしていた節がある。
513行目: 492行目:  
;「ガイアセイバーズの急成長ぶりからして、あなた達の存在をよく思っていない者は、連邦議会や連邦軍上層部に少なからずいるはず……そして、疑念が醜聞を生み、それが衝撃的であればあるほど、世間の耳目を引きます。そうなれば、あなた達の政敵だけでなく、事なかれ主義の方々にも影響を及ぼすでしょう」<br />「ですが、鋼龍戦隊が主張したように、大統領の死があなた達による作為的なものだとしたら? あなたに押し通され、しかるべき場所での査問を握りつぶそうとしたことが判明したら? ガイアセイバーズ設立を擁護した者は、足元をすくわれかねない。そして、保身のための根回しが始まり、それがあなたの政敵と結びつく。かつてのDCのような反乱を恐れる人々は、対抗戦力の一つとして、鋼龍戦隊を存続させようとするでしょう」
 
;「ガイアセイバーズの急成長ぶりからして、あなた達の存在をよく思っていない者は、連邦議会や連邦軍上層部に少なからずいるはず……そして、疑念が醜聞を生み、それが衝撃的であればあるほど、世間の耳目を引きます。そうなれば、あなた達の政敵だけでなく、事なかれ主義の方々にも影響を及ぼすでしょう」<br />「ですが、鋼龍戦隊が主張したように、大統領の死があなた達による作為的なものだとしたら? あなたに押し通され、しかるべき場所での査問を握りつぶそうとしたことが判明したら? ガイアセイバーズ設立を擁護した者は、足元をすくわれかねない。そして、保身のための根回しが始まり、それがあなたの政敵と結びつく。かつてのDCのような反乱を恐れる人々は、対抗戦力の一つとして、鋼龍戦隊を存続させようとするでしょう」
 
:捏造のスキャンダルを流した狙い。「スパロボのジョーカー」の名に恥じぬ先見の明と常に先を読む思考をこれでもかと発揮した事例であり、その気になれば高い政治力をも発揮することがわかる。
 
:捏造のスキャンダルを流した狙い。「スパロボのジョーカー」の名に恥じぬ先見の明と常に先を読む思考をこれでもかと発揮した事例であり、その気になれば高い政治力をも発揮することがわかる。
;「この感じは……」<BR/>(ヴォルクルスほどではありませんが、強いプレッシャー……)<BR/>(だが、その向こうにあるのは邪念や怨念の類ではない……むしろ、その逆……)<BR/>(そして、記憶の底をくすぐられるようなこの感覚は……もしや、私の[[虚憶]]と何か関係が……?)
  −
:OGDP「白い福音」にて[[カナフ]]の存在を感知した際に。ニュータイプもびっくりの直感である。
  −
:なお、クストースが初登場した第2次αの時点では'''既にシュウは死亡しており'''、その後生還したとしても地上には出て来ていない。
  −
;「…………」
  −
:カナフと対面した際の意味深な沈黙。この後、サフィーネに心当たりを訊かれた際にも、やはり意味深な間を置きつつ否定しているが……。
   
;「待っていましたよ、この時を。あなたが追い詰められ、あがきながら滅びゆくこの時を」<br/>「そう……悔いなさい、この私を利用したことを。そして、死ぬのです」
 
;「待っていましたよ、この時を。あなたが追い詰められ、あがきながら滅びゆくこの時を」<br/>「そう……悔いなさい、この私を利用したことを。そして、死ぬのです」
 
:ゼゼーナンに対する戦闘前会話([[ゼラニオ]]搭乗時)。ヴォルクルス同様、自らを利用したゼゼーナンに死の鉄槌を振り下ろしにかかる。正に積年の恨みといった風なのでかなり怖い。というか、仮にも味方側のキャラの台詞とは思えない。
 
:ゼゼーナンに対する戦闘前会話([[ゼラニオ]]搭乗時)。ヴォルクルス同様、自らを利用したゼゼーナンに死の鉄槌を振り下ろしにかかる。正に積年の恨みといった風なのでかなり怖い。というか、仮にも味方側のキャラの台詞とは思えない。
532行目: 506行目:  
;「……神の呪縛から解かれましたか……」
 
;「……神の呪縛から解かれましたか……」
 
:『第2次OG』最終話「古の忌憶」において、[[ククル]]の死を見届けて。形こそ全く違えど、「神に呪縛されていた」という点においてはシュウもククルも同様だったといえる。それゆえに、ガンエデンの力で永らえ、そしてそれから解放されて黄泉の国へと舞い戻っていくククルに対して、何か思うところがあったのだろう…。
 
:『第2次OG』最終話「古の忌憶」において、[[ククル]]の死を見届けて。形こそ全く違えど、「神に呪縛されていた」という点においてはシュウもククルも同様だったといえる。それゆえに、ガンエデンの力で永らえ、そしてそれから解放されて黄泉の国へと舞い戻っていくククルに対して、何か思うところがあったのだろう…。
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===== [[スーパーロボット大戦OG ダークプリズン|OGDP]] =====
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;「ク、ククク……」<BR/>「ククク……私はこれを……この時を待っていたのですよ……」
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:『[[スーパーロボット大戦OG ダークプリズン|OGDP]]』第20話「ダークプリズン」にて。サフィーネを救出した直後、ヴォルクルスは次の矛先をシュウに向けた。波動を受け苦しむシュウ、再び操られるのではと警戒する仲間たち。そんな中グランゾンに変化が起き始め……
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;「今こそ……今一度、私のグランゾンは……」<BR/>「真の姿に……」
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:この言葉とともに、ネオ・グランゾンがその姿を現す。主人公でありながら、ヴォルクルスさえも霞むほどの威圧感を放つ瞬間である。
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;「私は賭けに勝ちましたよ、ヴォルクルス」<BR/>「あなたは、完全な状態になった後で私とグランゾンを支配する気だと思っていました」<BR/>「目には目を、歯には歯を……そして、ヴォルクルスを倒すにはヴォルクルスの力を……」<BR/>「私はあえて羈絏を排除せず、利用し……ヴォルクルスから力を引き出しつつ、操ることに成功しました」<BR/>「つまり……このネオ・グランゾンは今、完全に私の物となったのですよ」
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:操られたかに思われたシュウだったが、この解説によってはっきりとヴォルクルスへの反抗の意思を示す。
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;「もはや、あなたの羈絏は私を縛る枷ではなく……あなたを倒すための剣となりました」<BR/>「例え、神であろうと私を操り、利用したことを許すわけにはいきません」<BR/>「私は、あなたによって堕とされた暗獄から脱し、自由を得るために……あなたを倒します……!」
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:そして……シュウは蘇生した当初からの目的であった、ヴォルクルスへの復讐を開始する。
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;「この時をどれほど待ち望んだか……今こそ私の手であなたを屠り、呪縛を完全に断ち切ります」<BR/>「これは、私にとって新生の儀式……そして、あなたはその生け贄なのです」
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:ヴォルクルスとの戦闘前会話。破壊神に対してこう豪語する。
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;(ここへ来る前から怪しいと思っていましたが……どうやら、あの者にとっては想定内の出来事だったようですね)
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:ヴォルクルス打倒後、全て終わったと言うサフィーネの言葉をシュウは肯定せず、こう振り返っている。
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;チカ「あわわわ……」<BR/>シュウ「どうしました、チカ?」<BR/>チカ「ごごごごご、ご主人様って、あたしが思ってたより、ずーっと凄いですね。あのヴォルクルスを倒しちゃうんだから」<BR/>シュウ「フッ……私一人の力で成し遂げたことではありませんよ」
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:驚くチカに、シュウは微笑みながらこう答える。仲間を大切にする彼の一面が垣間見えるシーンだが、実のところヴォルクルス打倒に際してはネオ・グランゾン一機でも何とかなってしまったりする点をプレイヤーからは突っ込まれることもある。せっかくなので、件のトロフィー獲得後の周回ではマキシマムブレイクで倒してみるのもいいだろう。
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;ルスラン「それじゃ、今回の情報料金は口止め料込みで3割増しな」<BR/>シュウ「口止め料?」<BR/>ルスラン「あんたが動いてるってこと、連邦軍や鋼龍戦隊に知られたくないだろ?」<BR/>シュウ「別に構いませんよ。後者とはいずれ出会うことになりますから」<BR/>「それに、あなたは私を敵に回すほど愚かではないでしょう?」<BR/>ルスラン「まあ、そうだが……2割増しでどうよ?」<BR/>シュウ「1割ですね」<BR/>ルスラン「さっき、金に糸目は付けねえとか言ってなかったか?……1割5分だ」<BR/>シュウ「フッ……いいでしょう」<BR/>ルスラン「なら、いつもの口座に頼むぜ。輸送機が手配できたら、連絡する。じゃあな」
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:『OGDP』第21話「扉の外」のエンドデモにおけるルスランとのやり取り。有体に言えば'''情報代の値切り交渉'''であり、チカの守銭奴に通じる部分が垣間見える。
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;チカ「……あいつ、ご主人様に吹っ掛けてくるなんていい根性してますねぇ」<BR/>シュウ「一癖ありますが、信用できる人物ですよ。[[レーツェル・ファインシュメッカー|鋼龍]][[ギリアム・イェーガー|戦隊]][[リルカーラ・ボーグナイン|絡みの者]]ともつながりを持っていますが、私に関する情報を漏洩したことはありませんし」<BR/>チカ「それで口止め料を要求してきたんですか? がめついなぁ」<BR/>サフィーネ「あんた、他人のことを偉そうに言えるの?」
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:チカに話したルスランに対する評価。結構前から繋がりがあったようだ。
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;「この感じは……」<BR/>(ヴォルクルスほどではありませんが、強いプレッシャー……)<BR/>(だが、その向こうにあるのは邪念や怨念の類ではない……むしろ、その逆……)<BR/>(そして、記憶の底をくすぐられるようなこの感覚は……もしや、私の[[虚憶]]と何か関係が……?)
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:OGDP「白い福音」にて[[カナフ]]の存在を感知した際に。ニュータイプもびっくりの直感である。
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:なお、クストースが初登場した第2次αの時点では'''既にシュウは死亡しており'''、その後生還したとしても地上には出て来ていない。
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;「…………」
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:カナフと対面した際の意味深な沈黙。この後、サフィーネに心当たりを訊かれた際にも、やはり意味深な間を置きつつ否定しているが……。
 
;「……この戦いを長引かせるつもりはありません。それに、今の鋼龍戦隊には、ここに来て戦う力が残っていませんから……」<BR/>「切り札を使うことにしましょうか」<BR/>「クェパロク・ナーモ、あなたにお見せしましょう……グランゾンの真の姿を」<BR/>「マハーカーラ解放……オン・マケイシヴァラヤ・ソワカ」
 
;「……この戦いを長引かせるつもりはありません。それに、今の鋼龍戦隊には、ここに来て戦う力が残っていませんから……」<BR/>「切り札を使うことにしましょうか」<BR/>「クェパロク・ナーモ、あなたにお見せしましょう……グランゾンの真の姿を」<BR/>「マハーカーラ解放……オン・マケイシヴァラヤ・ソワカ」
 
:『OGDP』最終話「知られざる決戦」より。封印戦争終結後、ゴライクンルと戦う仲間達のもとに駆け付けたシュウの前には、圧倒的戦力差を以って攻め込む戦争商人の姿。その者が怨敵・ゼゼーナンの共謀者であったことを知り、疲弊した鋼龍戦隊を動かすことなく事態を収拾すべく、彼は切り札の発動を決断。破壊神の真言により、蒼き重力の魔神が真の姿となって再臨する……。
 
:『OGDP』最終話「知られざる決戦」より。封印戦争終結後、ゴライクンルと戦う仲間達のもとに駆け付けたシュウの前には、圧倒的戦力差を以って攻め込む戦争商人の姿。その者が怨敵・ゼゼーナンの共謀者であったことを知り、疲弊した鋼龍戦隊を動かすことなく事態を収拾すべく、彼は切り札の発動を決断。破壊神の真言により、蒼き重力の魔神が真の姿となって再臨する……。
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=== [[ヒーロー戦記 プロジェクトオリュンポス|ヒーロー戦記]] ===
 
=== [[ヒーロー戦記 プロジェクトオリュンポス|ヒーロー戦記]] ===
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;シュウ「なるほど…よく分かりました。ではキーはあなたの命よりも大切な物なのですね?」<br />マ・クベ「う?…そ、そう…だ…」<br/>シュウ「では、あなたが命を失えばキーは大切な物では無くなりますね?」<br />マ・クベ「そ…う…だ…」<br/>シュウ「…あなたは既に死んでいます。あなたが気づかないだけでね。その証拠に、ほら、もう何も聞こえないし、何も見えません」<br />マ・クベ「う…何も…見えない…聞こえない…私は…死んでいる…」<br/>シュウ「そうです。ですからそのキーはもう必要無いのです。こちらに渡してください」<br/>マ・クベ「キーは…必要ない…渡す…」
 +
:マ・クベを廃人にした催眠術の全文。OGで使われなくて本当によかったというべきか。この後、マ・クベに話しかけても「'''私は…死んでいる…'''」としか言わなくなる。
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== 迷台詞 ==
 
;「…実はパーソナル転送装置を何者かに盗まれてしまいましてね。取り返そうとしてこんな所に落とされてしまいました」
 
;「…実はパーソナル転送装置を何者かに盗まれてしまいましてね。取り返そうとしてこんな所に落とされてしまいました」
 
:初登場時にダンジョンの中でシャアから「こんなところで何をしているのか」と聞かれた際の台詞。パーソナル転送装置を盗まれた('''つまりグランゾンを盗まれたも同然である''')挙句、落とし穴に落ちるという、シュウ史上空前絶後の大失態である。同じく落とし穴に落ちたアムロやシャアは転送装置をちゃんと持っているのに'''シュウだけが先に盗まれている'''というのも謎。まだ設定がちゃんと固まっていないのか、この時期のシュウはマサキ共々キャラが迷走気味。
 
:初登場時にダンジョンの中でシャアから「こんなところで何をしているのか」と聞かれた際の台詞。パーソナル転送装置を盗まれた('''つまりグランゾンを盗まれたも同然である''')挙句、落とし穴に落ちるという、シュウ史上空前絶後の大失態である。同じく落とし穴に落ちたアムロやシャアは転送装置をちゃんと持っているのに'''シュウだけが先に盗まれている'''というのも謎。まだ設定がちゃんと固まっていないのか、この時期のシュウはマサキ共々キャラが迷走気味。
 
;「財宝? 私はただ気晴らしにモンスター退治をやっていただけですよ。いいお金と経験値稼ぎになりますからね」
 
;「財宝? 私はただ気晴らしにモンスター退治をやっていただけですよ。いいお金と経験値稼ぎになりますからね」
 
:アムロ達と合流した際の台詞。ジュドーからは「ゲームみたいなこと言うんだな」と言われており、一種のメタ発言であるが、後々の事を考えると、'''シュウはヒーロー戦記の世界の成り立ちに気付いている'''とも解釈できる。
 
:アムロ達と合流した際の台詞。ジュドーからは「ゲームみたいなこと言うんだな」と言われており、一種のメタ発言であるが、後々の事を考えると、'''シュウはヒーロー戦記の世界の成り立ちに気付いている'''とも解釈できる。
;シュウ「なるほど…よく分かりました。ではキーはあなたの命よりも大切な物なのですね?」<br />マ・クベ「う?…そ、そう…だ…」<br/>シュウ「では、あなたが命を失えばキーは大切な物では無くなりますね?」<br />マ・クベ「そ…う…だ…」<br/>シュウ「…あなたは既に死んでいます。あなたが気づかないだけでね。その証拠に、ほら、もう何も聞こえないし、何も見えません」<br />マ・クベ「う…何も…見えない…聞こえない…私は…死んでいる…」<br/>シュウ「そうです。ですからそのキーはもう必要無いのです。こちらに渡してください」<br/>マ・クベ「キーは…必要ない…渡す…」
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;「ま、どうしてもというのなら私は相手を務めても構いませんよ。一切手加減はしませんがね……ククク」
:マ・クベを廃人にした催眠術の全文。OGで使われなくて本当によかったというべきか。この後、マ・クベに話しかけても「'''私は…死んでいる…'''」としか言わなくなる。
+
:『魔装機神III』中断メッセージにて、喧嘩を売ってきたエランに対して。……ネオ・グランゾンでフルボッコにする気満々である。これにはエランも即座に心をへし折られた。同作のネオ・グランゾンは本領を発揮できていないのだが、純粋な一対一ではやはり分が悪い様子(キャンペーンマップ「最強とは」にて、マサキとエランが共闘してようやく打倒可能なレベル)。
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;「エラン……ああ、いや、考えてみれば、そういう自慢もしたがる年頃ですか。あっ、ちなみに私は王族出身ですよ」
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:上記の台詞の後、今度は家柄を自慢してきたエランに対して。エランを残念なヤツ扱いしつつ、自分の家柄をアピール。忘れがちだがシュウの元々のミドルネームは「グラン」、王族の出である。
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;(なるほど……義理の妹ですか。確かにそれは強力無比ですね)
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:上記の台詞の後、最終的に「家柄が良いわけではなく、メイドもいないがプレシアがいる」というマサキの発言に絶叫しながら逃げ帰ったエランを尻目に、'''しみじみと義理の妹属性について語る'''。[[ファング・ザン・ビシアス|もっと酷い奴]]がいるので相対的にまともに見えるが、シュウも中断メッセージという事で相当キャラがぶっ壊れている(ちなみに[[エイタ・ナダカ|どこぞのメガネ]]も第2次OG'''本編'''で義理の妹持ちのマサキを羨ましがっている)。
    
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