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| ==== [[F]] ==== | | ==== [[F]] ==== |
| 初参戦であったが、この時はまだシナリオが重要視されておらず、特殊エンディングが存在するものの無限力はあまり大きく取り上げられていない。精々そのぶっ飛んだ火力(威力9999)で流石[[イデ]]と言われた程度である。<br /> | | 初参戦であったが、この時はまだシナリオが重要視されておらず、特殊エンディングが存在するものの無限力はあまり大きく取り上げられていない。精々そのぶっ飛んだ火力(威力9999)で流石[[イデ]]と言われた程度である。<br /> |
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| + | ==== [[MX]] ==== |
| + | 「イデオン」は未参戦だが、[[ガデス]]や[[渚カヲル]]により、MX世界が「'''無限力による輪廻'''」に囚われていることが明言されている。第2次OGで明かされた各作品の時系列関係と、αシリーズと本作の関連を鑑みると、設定上この世界にもイデは存在していた模様。本作では「多元世界補完計画」に加えて「調律」という大きな事象が発生していたため、これを乗り切れるかどうかがαに繋がるか否かの別れ目となった様子。 |
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| ==== [[第3次α]] ==== | | ==== [[第3次α]] ==== |
− | 次に参戦した[[第3次α]]においてはクロスオーバーを交えてシナリオ面でも大きく取り上げられており、元ネタである[[イデ]]だけでなく、 [[ゲッター線]]、[[ビムラー]]や[[ザ・パワー]]やGストーンなど他作品に置ける超エネルギーをも内包した強大な力として描かれている。設定は主にイデオンのそれに準拠しており、知的生命体の意志集合体であるとともに、「'''運命そのもの'''」でもある。非常に強大な力であり、ひとつの宇宙を思いのままに操るのみならず、並行世界・異次元・異世界にさえも影響を及ぼすことができ、「神の力」「絶対運命」「アカシックレコード」などとも呼ばれる。真理に辿り着いた(いわば「成仏」した)霊の集合体でもあり、「あの世」のようなものとも言える。また[[ゲッター線]]や[[ビムラー]]側の性質として、進化を求め進める力であるという設定が加えられている。進化の目的は自身の元になるにふさわしい「善き知的生命体」を創造することにあるらしく、それ自体には問題はないのだが、進化を進めると同時に「失敗作」とみなした生命を淘汰してもいる([[アポカリュプシス]])ため、生者からは抗うべき災厄の力とみなされてる。ただし無限力の中でもどのように進化を進めるかについて意見や役割の相違はあるらしく、イデが積極的にアポカリュプシスを進めているのに対し(ゲーム中ではアポカリュプシスに対してはイデが発動しない場面がある)、ゲッター線、ビムラー、ザ・パワー、Gストーンなどはアポカリュプシスに反対・ないしは中立的な立場を取っている。また[[人類補完計画]]に対しても見解が分かれている。 | + | 次に参戦した[[第3次α]]においてはクロスオーバーを交えてシナリオ面でも大きく取り上げられており、元ネタである[[イデ]]だけでなく、 [[ゲッター線]]、[[ビムラー]]や[[ザ・パワー]]やGストーンなど他作品に置ける超エネルギーをも内包した強大な力として描かれている。設定は主にイデオンのそれに準拠しており、知的生命体の意志集合体であるとともに、「'''運命そのもの'''」でもある。非常に強大な力であり、ひとつの宇宙を思いのままに操るのみならず、並行世界・異次元・異世界にさえも影響を及ぼすことができ、「神の力」「絶対運命」「アカシックレコード」などとも呼ばれる。真理に辿り着いた(いわば「成仏」した)霊の集合体でもあり、「あの世」のようなものとも言える。 |
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| + | また[[ゲッター線]]や[[ビムラー]]側の性質として、進化を求め進める力であるという設定が加えられている。進化の目的は自身の元になるにふさわしい「善き知的生命体」を創造することにあるらしく、それ自体には問題はないのだが、進化を進めると同時に「失敗作」とみなした生命を淘汰してもいる([[アポカリュプシス]])ため、生者からは抗うべき災厄の力とみなされてる。ただし無限力の中でもどのように進化を進めるかについて意見や役割の相違はあるらしく、イデが積極的に「死と再生」たるアポカリュプシスを進めているのに対し(ゲーム中ではアポカリュプシスに対してはイデが発動しない場面がある)、ゲッター線、ビムラー、ザ・パワー、Gストーンなどはアポカリュプシスに反対・ないしは中立的な立場を取っている。また[[人類補完計画]]に対しても見解が分かれている。 |
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| + | ただし、これ自体は[[因果律]]の枠を超えるほどのものではなく、あくまでも「因」、それもきっかけを生み出す存在でしかない。そのため、何らかの存在に対し、存在した事実自体を抹消するほどの力はない。 |
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| ==== 負の無限力 ==== | | ==== 負の無限力 ==== |
| バンプレストオリジナル。「反イデ」とされる力を指す。[[第3次α]]世界においては意志集合体であるイデ・無限力が力を持つのと同じく、悪霊や怨霊などの意志集合体も無限力に匹敵する力をもつものとされ、前者(正の無限力)に対して後者を「負の無限力」と呼んでいる。(ただし作中では単に「悪霊の力」と呼ばれることが多く、「負の無限力」と呼ばれることはあまりない。単に無限力というと「正の無限力」の方を指す)。負の無限力は主に過去の[[アポカリュプシス]]によって滅ぼされた者達の集合体であるため、正の無限力とは対立関係にある。しかしこちらもまた生命の味方というわけではなく、むしろ正の無限力と形は違えど生命にとっての災厄である。[[ディス・レヴ]]、[[ムゲ・ゾルバドス]]、[[ケイサル・エフェス]]などの力の源となっている。またその有り様は[[ダークブレイン]]や[[ペルフェクティオ]]にも類似している。 | | バンプレストオリジナル。「反イデ」とされる力を指す。[[第3次α]]世界においては意志集合体であるイデ・無限力が力を持つのと同じく、悪霊や怨霊などの意志集合体も無限力に匹敵する力をもつものとされ、前者(正の無限力)に対して後者を「負の無限力」と呼んでいる。(ただし作中では単に「悪霊の力」と呼ばれることが多く、「負の無限力」と呼ばれることはあまりない。単に無限力というと「正の無限力」の方を指す)。負の無限力は主に過去の[[アポカリュプシス]]によって滅ぼされた者達の集合体であるため、正の無限力とは対立関係にある。しかしこちらもまた生命の味方というわけではなく、むしろ正の無限力と形は違えど生命にとっての災厄である。[[ディス・レヴ]]、[[ムゲ・ゾルバドス]]、[[ケイサル・エフェス]]などの力の源となっている。またその有り様は[[ダークブレイン]]や[[ペルフェクティオ]]にも類似している。 |
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| + | ただし、このうち[[ディス・レヴ]]はこの力を直接動力に転用しているわけではなく、封入した怨霊と負の無限力を反応させ、それを輪廻の輪へ導く=正の無限力へと転化させることで、その際に発生する無限エネルギーを動力としている。 |
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| + | こちらもやはり[[因果律]]の「因」に相当する力だが、怨念という性質故に積極的に干渉・歪曲させようとする。その最たる者が霊帝ことケイサル・エフェスであり、イングラム本来の使命は彼を討ち、負の無限力による運命の歪曲を是正することにあった。 |
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| == 関わりがある存在 == | | == 関わりがある存在 == |
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| ;[[オリジン・ユニット]] | | ;[[オリジン・ユニット]] |
| :[[SC2]]世界の[[鳥の人]]に搭載されていた、感情からエネルギーを生成するオーパーツ。最終的には[[シュウイチロウ・ユキムラ]]の手に渡り[[アゾエーブ]]に搭載され、ユキムラの狂気によって生成され放たれた「破滅の波導」によって'''全並行世界の滅亡というスパロボ史上最大最悪の惨事を引き起こした'''。 | | :[[SC2]]世界の[[鳥の人]]に搭載されていた、感情からエネルギーを生成するオーパーツ。最終的には[[シュウイチロウ・ユキムラ]]の手に渡り[[アゾエーブ]]に搭載され、ユキムラの狂気によって生成され放たれた「破滅の波導」によって'''全並行世界の滅亡というスパロボ史上最大最悪の惨事を引き起こした'''。 |
| + | ;[[太極]] |
| + | :Zシリーズにおける、恐らくはほぼ同種の存在。現在では何らかの理由により砕け散って失われ、その欠片は12の鍵ことスフィアと、幾多の叡知こと[[黒の英知]]に分かれている。 |
| ;[[スフィア]] | | ;[[スフィア]] |
| :[[Zシリーズ]]におけるアカシック・レコード、「太極」の欠片。12種類存在している。 | | :[[Zシリーズ]]におけるアカシック・レコード、「太極」の欠片。12種類存在している。 |