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=== 人物 ===
 
=== 人物 ===
幼少期はやんちゃで乱暴者な性格であったが、自らの浅はかな行動によって日本がブリタニアの制圧下に置かれてしまったのを機に、「間違ったやり方で何かを得ても意味がない」という考えに至り、結果より過程を重んじ、性格も温厚かつ生真面目になった。ただし、その振る舞いは、[[ゼロ (コードギアス)|ゼロ]]を演じる[[ルルーシュ・ランペルージ|ルルーシュ]]の様に、ある意味で「仮面を被った演技」とも言え、物語が進んでいくにつれ、本来の苛烈な面が見える様になっていった。
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幼少期はやんちゃで乱暴者な[[性格]]であったが、自らの浅はかな行動によって日本がブリタニアの制圧下に置かれてしまったのを機に、「間違ったやり方で何かを得ても意味がない」という考えに至り、結果より過程を重んじ、性格も温厚かつ生真面目になった。<br />ただし、その振る舞いは、[[ゼロ (コードギアス)|ゼロ]]を演じる[[ルルーシュ・ランペルージ|ルルーシュ]]の様に、ある意味で「仮面を被った演技」とも言え、物語が進んでいくにつれ、本来の苛烈な面が見える様になっていった。
    
人死にを嫌いながらも人を殺さない訳にはいかない軍隊に所属しているという矛盾を持っており、[[ロイド・アスプルンド|ロイド]]からも指摘されたことがある。さらに「ブリタニアを内部から変える」と言っているが、まったくそれを成し遂げていないうちから本人はすぐに自分を死に追いやろうとすることも矛盾の一つといえる。また、過剰なまでに自分の決めた理念に拘り、それを時には他人にまで強制する事もあるが、スザク自身は[[紅月カレン|カレン]]に反発されるまで気付けなかった。
 
人死にを嫌いながらも人を殺さない訳にはいかない軍隊に所属しているという矛盾を持っており、[[ロイド・アスプルンド|ロイド]]からも指摘されたことがある。さらに「ブリタニアを内部から変える」と言っているが、まったくそれを成し遂げていないうちから本人はすぐに自分を死に追いやろうとすることも矛盾の一つといえる。また、過剰なまでに自分の決めた理念に拘り、それを時には他人にまで強制する事もあるが、スザク自身は[[紅月カレン|カレン]]に反発されるまで気付けなかった。
   −
同胞である日本人からはブリタニア側についたことにより裏切り者として、ブリタニア人からは元イレブンという理由で軽蔑の対象になっている。その後、ユーフェミアの騎士に任命されたことでブリタニアに恭順する日本人には希望の象徴になり、ブリタニア人からも一目置かれる存在になっているが、ブリタニアを憎む日本人からは「枢木のやっていることは奴隷の平和だ」と批判されてもいる。<br />R2では虐殺を引き起こした[[ユーフェミア・リ・ブリタニア|ユフィ]]の騎士だったということから彼女に媚を売って従っていたと誤解され、さらに[[ゼロ (コードギアス)|ゼロ]]を皇帝に引き渡して[[ナイトオブラウンズ]]に出世したのでますます日本人からは敵視されるようになり、暗殺もされかかっている。さらに、ナイトオブラウンズへの出世後は非情で手段を選ばない面も見せるようになり、捕虜となったカレンにリフレインを使用してルルーシュがゼロであるのかを吐かせようとした事もあり、本人に自覚は無かったが、ブリタニアの思想に染まりつつあった節がある。<br />しかし、他者から非難されても仕方のない手段をとってまでもブリタニアで自身の出世を図った理由は、後述のR2編での来歴にもあるとおり、[[シャルル・ジ・ブリタニア|ブリタニア皇帝]]から[[エリア11]]を賜って[[日本]]を解放するためでもあった。
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同胞である日本人からはブリタニア側についたことにより「裏切り者」として、ブリタニア人からは元[[イレヴン]]という理由で軽蔑の対象になっている。その後、ユーフェミアの騎士に任命されたことでブリタニアに恭順する日本人には希望の象徴になり、ブリタニア人からも一目置かれる存在になっているが、ブリタニアを憎む日本人からは「枢木のやっていることは奴隷の平和だ」と批判されてもいる。<br />R2では虐殺を引き起こした[[ユーフェミア・リ・ブリタニア|ユフィ]]の騎士だったということから彼女に媚を売って従っていたと誤解され、さらに[[ゼロ (コードギアス)|ゼロ]]を皇帝に引き渡して[[ナイトオブラウンズ]]に出世したのでますます日本人からは敵視されるようになり、[[暗殺]]されかかったこともあった。さらに、ナイトオブラウンズへの出世後は非情で手段を選ばない面も見せるようになり、捕虜となったカレンにリフレインを使用してルルーシュがゼロであるのかを吐かせようとした事もあり、本人に自覚は無かったが、ブリタニアの思想に染まりつつあった節がある。<br />しかし、他者から非難されても仕方のない手段を取ってまでもブリタニアで自身の出世を図った理由は、後述のR2編での来歴にもあるとおり、[[シャルル・ジ・ブリタニア|ブリタニア皇帝]]から[[エリア11]]を賜って[[日本]]を解放するためであった。
   −
ルルーシュが基本的に結果を重視しているのに対し、スザクは模範的で過剰なまでに過程に拘るなど、親友同士でありながらも、ルルーシュとは対極的な位置にある存在である。また、ルルーシュは後方から[[指揮官|指揮]]する軍師タイプであることに対し、スザクが前線で戦う戦士タイプであること。ルルーシュが作戦立案能力には優れていても予想外の出来事に致命的に対応できないことに対して、スザクがいかなる戦場でも臨機応変に戦えるが常時は優柔不断な性格が垣間見えることなども、二人が真逆な存在であることを更に強調している(ただし、やることなす事が裏目に出やすいのはルルーシュと同じと言える)。能力上、ルルーシュはナイトメアに乗って活躍する事が少ない半面、スザクは超人的な身体能力(ドラマCDの[[セシル・クルーミー|セシル]]の回想では'''ランスロットの足を素手で持ち上げていた''')と卓越したKMF操縦能力を持ち、ナイトメアで戦場を駆け回る事が非常に多い。
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ルルーシュが基本的に結果を重視しているのに対し、スザクは模範的で過剰なまでに過程に拘るなど、親友同士でありながらも、ルルーシュとは対極的な位置にある存在である。また、ルルーシュは後方から[[指揮官|指揮]]する軍師タイプであることに対し、スザクが前線で戦う戦士タイプであること。ルルーシュが作戦立案能力には優れていても予想外の出来事に致命的に対応できないことに対して、スザクがいかなる戦場でも臨機応変に戦えるが常時は優柔不断な性格が垣間見えることなども、二人が真逆な存在であることを更に強調している(ただし、やることなす事が裏目に出やすいのはルルーシュと同じと言える)。能力上、ルルーシュはナイトメアに乗って活躍する事が少ない半面、スザクは超人的な身体能力([[ドラマCD]]の[[セシル・クルーミー|セシル]]の回想では'''ランスロットの足を素手で持ち上げていた''')と卓越したKMF操縦能力を持ち、ナイトメアで戦場を駆け回る事が非常に多い。
    
ちなみに、基本的にスザクの使う一人称・二人称は「僕」「君」だが、感情が高ぶるか怒りに駆られると「俺」「お前」になる。
 
ちなみに、基本的にスザクの使う一人称・二人称は「僕」「君」だが、感情が高ぶるか怒りに駆られると「俺」「お前」になる。
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=== 来歴 ===
 
=== 来歴 ===
 
==== 無印編 ====
 
==== 無印編 ====
幼少期はブリタニア人の事を嫌っていたが、父親によって日本に送り込まれたルルーシュ、ナナリーの兄弟と出会った事で彼らと友人関係になる。しかし、日本がブリタニアの侵攻を受けてルルーシュ達と離れ離れになり、この後、ブリタニアへの徹底抗戦を唱えていた内閣総理大臣の父・枢木ゲンブを殺害してしまう。それによってブリタニアと日本が戦う事は無くなると信じていたが、その浅はかな考えと行動は、日本がブリタニアの猛攻を受けて完全支配下に置かれるという、最悪の結果を招いてしまった(但しこれについては「スザクがゲンブを殺していなかったら、もっと酷い事態になっていた」という見方もある)。この事に責任を感じたスザクは、内部からブリタニアを変える為に、名誉ブリタニア人としてブリタニア軍に入隊する。
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幼少期はブリタニア人の事を嫌っていたが、父親によって日本に送り込まれたルルーシュ、ナナリーの兄弟と出会った事で彼らと友人関係になる。しかし、日本がブリタニアの侵攻を受けてルルーシュ達と離れ離れになり、この後、ブリタニアへの徹底抗戦を唱えていた内閣総理大臣の父・枢木ゲンブを殺害してしまう。それによってブリタニアと日本が戦う事は無くなると信じていたが、その浅はかな考えと行動は、日本がブリタニアの猛攻を受けて完全支配下に置かれるという、最悪の結果を招いてしまった(ただし、これについては「スザクがゲンブを殺していなかったら、もっと酷い事態になっていた」という見方もある)。この事に責任を感じたスザクは、内部からブリタニアを変える為に、名誉ブリタニア人としてブリタニア軍に入隊する。
特派配属後も、第三皇女である[[ユーフェミア・リ・ブリタニア]]の専属騎士に本人から任命されるなど、[[ナンバーズ]]及び[[名誉ブリタニア人]]としては極めて異例な出世を遂げていく事になる。階級も最初は一等兵だったのが、ランスロットの専属パイロットで准尉、ユーフェミア専属騎士で少佐と、驚異的な昇進をしている。<br />しかし、行政特区日本の記念式典当日、ユーフェミア自身がギアスに支配されたことで日本人の虐殺を実行してしまった後、ゼロにユーフェミアを殺害されてしまったことでそれまでのゼロの行為に対する憤りは憎悪と怒りへと変わった。そして、V.V.から聞かされたギアスの存在と事実を知る。神根島にて、[[紅月カレン|カレン]]の前でゼロがルルーシュである事を暴露し、流体サクラダイトの脅しにも屈する事無く、ゼロの存在そのものを否定して捕縛する。
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特派配属後も、第三皇女である[[ユーフェミア・リ・ブリタニア]]の専属騎士に本人から任命されるなど、[[ナンバーズ]]及び[[名誉ブリタニア人]]としては極めて異例な出世を遂げていく事になる。階級も最初は一等兵だったのが、ランスロットの専属パイロットで准尉、ユーフェミア専属騎士で少佐と、驚異的な昇進をしている。<br />しかし、[[行政特区日本]]の記念式典当日、ユーフェミア自身がギアスに支配されたことで日本人の虐殺を実行してしまった後、ゼロにユーフェミアを殺害されてしまったことでそれまでのゼロの行為に対する憤りは憎悪と怒りへと変わった。そして、V.V.から聞かされたギアスの存在と事実を知る。神根島にて、[[紅月カレン|カレン]]の前でゼロがルルーシュである事を暴露し、流体サクラダイトの脅しにも屈する事無く、ゼロの存在そのものを否定して捕縛する。
 
==== R2編 ====
 
==== R2編 ====
 
ルルーシュを捕獲した功績をもとにナイトオブラウンズへの加入を要求し、ナイトオブセブンに任命される。その目論見はナイトオブワンに昇格し、その権限である「任意のエリア一つの支配権」を得る事で日本を解放することである。そのため世界各国の紛争に積極的に介入する。搭乗機である[[ランスロット・コンクエスター]]と合わせて、「ブリタニアの白き死神」として、内外で恐れられるようになった。<br />
 
ルルーシュを捕獲した功績をもとにナイトオブラウンズへの加入を要求し、ナイトオブセブンに任命される。その目論見はナイトオブワンに昇格し、その権限である「任意のエリア一つの支配権」を得る事で日本を解放することである。そのため世界各国の紛争に積極的に介入する。搭乗機である[[ランスロット・コンクエスター]]と合わせて、「ブリタニアの白き死神」として、内外で恐れられるようになった。<br />
後にナナリーの補佐役としてエリア11へ赴任した。同じくラウンズである[[ジノ・ヴァインベルグ|ジノ]]と[[アーニャ・アールストレイム|アーニャ]]と行動を共にする。復活したゼロ=ルルーシュではないかと疑っていたが、周到な隠蔽工作のおかげで確信できなかった。その後ルルーシュが自らゼロであることを明かし、恥も外聞も捨ててまでナナリーを守ってくれと懇願する姿に心を動かされ、和解しかける。だが、シュナイゼルの介入によって罠を仕掛けたと誤解され、完全に決裂してしまう。
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後にナナリーの補佐役として[[エリア11]]へ赴任した。同じくラウンズである[[ジノ・ヴァインベルグ|ジノ]]と[[アーニャ・アールストレイム|アーニャ]]と行動を共にする。復活したゼロ=ルルーシュではないかと疑っていたが、周到な隠蔽工作のおかげで確信できなかった。その後ルルーシュが自らゼロであることを明かし、恥も外聞も捨ててまでナナリーを守ってくれと懇願する姿に心を動かされ、和解しかける。だが、シュナイゼルの介入によって罠を仕掛けたと誤解され、完全に決裂してしまう。
    
直後に起きた第2次トウキョウ決戦ではカレンの駆る聖天八極式に追い詰められ、無印編でルルーシュがかけた「生きろ」のギアスの力で、半ば暴走してしまう形でニーナがコンクエスターに搭載していたフレイヤを発射してしまう。結果トウキョウ租界は焦土と化し、大勢の犠牲者を出してしまった。そのため、自らが出した犠牲に見合う結果を出さねばならない、という強迫観念にとりつかれ、「必要なものは過程ではない、結果だ」と、以前の信念を捨てる決意をする(奇しくもこれはルルーシュの信念と同じ)。そしてシュナイゼルのクーデター計画に乗ってナイトオブワンになるべくシャルル暗殺に向かう。<br />
 
直後に起きた第2次トウキョウ決戦ではカレンの駆る聖天八極式に追い詰められ、無印編でルルーシュがかけた「生きろ」のギアスの力で、半ば暴走してしまう形でニーナがコンクエスターに搭載していたフレイヤを発射してしまう。結果トウキョウ租界は焦土と化し、大勢の犠牲者を出してしまった。そのため、自らが出した犠牲に見合う結果を出さねばならない、という強迫観念にとりつかれ、「必要なものは過程ではない、結果だ」と、以前の信念を捨てる決意をする(奇しくもこれはルルーシュの信念と同じ)。そしてシュナイゼルのクーデター計画に乗ってナイトオブワンになるべくシャルル暗殺に向かう。<br />
 
だが、向かった先の神根島でシャルルのアーカーシャの剣を使った計画の全容とルルーシュの戦いの切っ掛けとなったマリアンヌ暗殺事件の真相を知り、その場にいたルルーシュと共に計画を阻止する。そして混乱しきった世界に収拾をつけるためにルルーシュの立案した「[[ゼロレクイエム]]」計画に協力を決意する。
 
だが、向かった先の神根島でシャルルのアーカーシャの剣を使った計画の全容とルルーシュの戦いの切っ掛けとなったマリアンヌ暗殺事件の真相を知り、その場にいたルルーシュと共に計画を阻止する。そして混乱しきった世界に収拾をつけるためにルルーシュの立案した「[[ゼロレクイエム]]」計画に協力を決意する。
   −
ラウンズ以上の権限を持った皇帝ルルーシュの専任騎士「ナイトオブゼロ」となったスザクは、最新型のKMF[[ランスロット・アルビオン]]を駆り、自らを「ルルーシュ皇帝の剣」と称した。更に「生きろ」のギアスの効果を「生きるためにあらゆる手段を尽くす」と捉えて、超人的な反射神経・動体視力を発揮する手段とし、それに基づく戦術とアルビオンの圧倒的性能により、反旗を翻した[[ビスマルク・ヴァルトシュタイン]]率いる[[ナイトオブラウンズ]]も単機で壊滅。<br />ダモクレス攻防戦では、[[黎星刻]]の[[神虎]]に深手を負わせ、[[藤堂鏡志朗|藤堂]]の[[斬月]]も撃墜。ダモクレスにてジノの[[トリスタン・ディバイダー]]も撃墜し、カレンの[[紅蓮聖天八極式]]と壮絶な激突を繰り広げ大破に追い込む。しかしカレンの攻撃がコックピットに直撃して自機も爆散して公式には「ダモクレス攻防戦で自機の爆発に巻き込まれて戦死」となった(劇中では墓標が建てられている)。
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ラウンズ以上の権限を持った皇帝ルルーシュの専任騎士「ナイトオブゼロ」となったスザクは、最新型のKMF[[ランスロット・アルビオン]]を駆り、自らを「ルルーシュ皇帝の剣」と称した。更に「生きろ」のギアスの効果を「生きるためにあらゆる手段を尽くす」と捉えて、超人的な反射神経・動体視力を発揮する手段とし、それに基づく戦術とアルビオンの圧倒的性能により、反旗を翻した[[ビスマルク・ヴァルトシュタイン]]率いる[[ナイトオブラウンズ]]も単機で壊滅。<br />[[ダモクレス要塞|ダモクレス]]攻防戦では、[[黎星刻]]の[[神虎]]に深手を負わせ、[[藤堂鏡志朗|藤堂]]の[[斬月]]も撃墜。ダモクレスにてジノの[[トリスタン・ディバイダー]]も撃墜し、カレンの[[紅蓮聖天八極式]]と壮絶な激突を繰り広げ大破に追い込む。しかし、カレンの攻撃がコックピットに直撃して自機も爆散して公式記録では「枢木スザクは、ダモクレス攻防戦にて自機の爆発に巻き込まれて戦死」となった(劇中では彼の墓標が建てられている)。
   −
実際には脱出していたスザクは「ゼロレクイエム」の仕上げとして、ゼロに扮装して「世界の憎しみを背負った独裁者ルルーシュ」を殺害。ルルーシュの最後のギアス(願い)を涙ながらに承り、新たなブリタニアの代表となったナナリーの補佐となって、新しい世界をゼロとして導いていくことになった。
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実際には脱出していたスザクは「ゼロレクイエム」の仕上げとして、ゼロに扮装して「世界の憎しみを背負った独裁者ルルーシュ」を討つ。ルルーシュの最後のギアス(願い)を涙ながらに承り、新たなブリタニアの代表となったナナリーの補佐となって、新しい世界をゼロとして導いていくことになった。
 
==== その他 ====
 
==== その他 ====
 
ドラマCD「枢木の里・悪霊の宿・本当にあった怖いギアス」では適当な儀式で呼び出した悪霊にジノ達共々ナイトメアで突っ込んで速攻で撃破され、挙句ルルーシュと女性陣に忘れ去られたまま助けに来てもらえなかったというあまりにも悲惨すぎる(原作も大概だが)結末を迎えるハメになっている。またDSゲーム版では選択次第では「仲間になれ」というギアスをかけられる事となる。
 
ドラマCD「枢木の里・悪霊の宿・本当にあった怖いギアス」では適当な儀式で呼び出した悪霊にジノ達共々ナイトメアで突っ込んで速攻で撃破され、挙句ルルーシュと女性陣に忘れ去られたまま助けに来てもらえなかったというあまりにも悲惨すぎる(原作も大概だが)結末を迎えるハメになっている。またDSゲーム版では選択次第では「仲間になれ」というギアスをかけられる事となる。
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=== [[Zシリーズ]] ===
 
=== [[Zシリーズ]] ===
 
;[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇]]
 
;[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇]]
:初登場作。立場上、基本的に全編通して敵として登場。序盤に味方としてスポット参戦するほか、30話から33話まで自軍に参加。改造費は帰ってくるので削り役としては優秀。離脱時点で撃墜数が一定量に達していれば[[強化パーツ]]を貰えるため、雑魚掃除やサブオーダーである程度は撃墜数を重ねておきたい。<br />48話では再び敵として登場するが、[[ユーフェミア・リ・ブリタニア|ユフィ]]を殺された恨みからか[[性格]]が「超強気」になり、レベル9の[[底力]]と[[Eセーブ]]が追加されているなど、かなりの強敵となっている(ついでに言えば、[[カットイン]]も凶暴な顔つきになっている)。今作ではちょっと長いスポット参戦程度の扱い。
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:初登場作。立場上、基本的に全編通して敵として登場。序盤に味方として[[スポット参戦]]するほか、30話から33話まで自軍に参加。改造費は帰ってくるので削り役としては優秀。離脱時点で撃墜数が一定量に達していれば[[強化パーツ]]を貰えるため、雑魚掃除やサブオーダーである程度は撃墜数を重ねておきたい。<br />48話では再び敵として登場するが、[[ユーフェミア・リ・ブリタニア|ユフィ]]を殺された恨みからか[[性格]]が「超強気」になり、レベル9の[[底力]]と[[Eセーブ]]が追加されているなど、かなりの強敵となっている(ついでに言えば、[[カットイン]]も凶暴な顔つきになっている)。今作ではちょっと長いスポット参戦程度の扱い。
 
;[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇]]
 
;[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇]]
:プロローグで破界篇終盤仕様で現れた後、『R2』の設定込みで参戦。今作でも敵として登場し、序盤からブリタニアや[[アロウズ]]の走狗として出てくる。最速の登場はクメンルート7話「暗転」。乗機や自身の能力もあり、侮れない敵。<br />仲間になる前は連邦の掲げる歪みきった恒久和平に染まっており、その為か原作以上に非情で偽善的ともとれる面を見せ、[[沙慈・クロスロード|沙慈]]を黒の騎士団員では無いかと疑ったり(更にこの時点で「世界の平和に必要なら不正も見逃す」(意訳)と、'''自分の信念すら捻じ曲がっている'''有様)、[[ルルーシュ・ランペルージ|ルルーシュ]]が[[ゼロ (コードギアス)|ゼロ]]であるのかを確かめる為に、テロリストに傷付けられそうになった[[シャーリー・フェネット|シャーリー]]を見過ごそうとする場面もあった(ルルーシュがシャーリーを身を挺して庇った事で、何とか事無きを得た)。<br />終盤で自軍に加入するが、ゼロ・レクイエムルートでは原作通りに敵として登場し、ギアスシナリオ終了後の57話に入ってくるのでラスト3話しか使えず非常に遅い。黒の騎士団ルートでは世界の情勢を顧みず、私情に任せて敵対するが、自身もその行為に迷いを抱えていたため敗北。[[シャルル・ジ・ブリタニア|シャルル]]と[[マリアンヌ・ヴィ・ブリタニア|マリアンヌ]]封印後もその態度を変えず、和解せずに[[プトレマイオス2]]の独房に入れられてしまう(黒の騎士団に、「日本の裏切り者」としてスザクのことを恨んでいる多くの日本人との衝突を避ける為、「イカルガに置いていくわけにはいかない」というゼロの判断でもある)。が、次のステージで[[ミスター・ブシドー|ブシドー]]と[[ルイス・ハレヴィ|ルイス]]を迎撃するため[[スメラギ・李・ノリエガ|スメラギ]]に釈放され(彼との戦いにて「ナイトオブゼロ(ここでは国も主君も何もない騎士の意)」を名乗る)、そのまま自軍参入。<br />EDでは原作同様表向きは死んだことにされ、ゼロとして生きることになったルルーシュと共に行動している。世界を変えるためとは言え、最終的には親友を殺すことになった原作と比べ(一応、ノベライズ版でルルーシュが生きているともとれる描写がある)、ルルーシュと和解でき、更に騎士団ルートではユフィも生還し、トランザムバーストでルルーシュの考えと想いを理解することで完全に和解する、と、ZRルートと比較してかなり救いのある結末となっている。エンディングではゼロレクイエムルートでは表向き死亡、黒の騎士団ルートでは行方不明ということになり、いざ危機が訪れればナイトオブゼロとして起つことを決意している。<br />ルルーシュが[[ヒイロ・ユイ|ヒイロ]]や[[張五飛|五飛]]、[[トレーズ・クシュリナーダ|トレーズ]]など『ガンダムW』勢とよく絡むのに対し、スザクはブシドーやルイス、沙慈など『00』勢とよく絡む。また前作では穏やかな表情や笑顔の顔グラが用意されていたが、本作ではそういった表情の顔グラが殆どなく(何と一つだけ)、基本は常に険しい表情の顔グラが多い。
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:プロローグで破界篇終盤仕様で現れた後、『R2』の設定込みで参戦。今作でも敵として登場し、序盤からブリタニアや[[アロウズ]]の走狗として出てくる。最速の登場はクメンルート7話「暗転」。乗機や自身の能力もあり、侮れない敵。<br />仲間になる前は[[地球連邦政府 (00)|地球連邦]](アロウズ)の掲げる歪みきった恒久和平に染まっており、その為か原作以上に非情な面を見せ、[[沙慈・クロスロード|沙慈]]を黒の騎士団員では無いかと疑ったり(更にこの時点で「世界の平和に必要なら不正も見逃す」(意訳)と、'''自分の信念すら捻じ曲げている'''有様)、[[ルルーシュ・ランペルージ|ルルーシュ]]が[[ゼロ (コードギアス)|ゼロ]]であるのかを確かめる為に、テロリストに傷付けられそうになった[[シャーリー・フェネット|シャーリー]]を見過ごそうとする場面もあった(ルルーシュがシャーリーを身を挺して庇った事で、何とか事無きを得た)。<br />終盤で自軍に加入するが、[[ゼロレクイエム]]ルートでは原作通りに敵として登場し、ギアスシナリオ終了後の57話に入ってくるのでラスト3話しか使えず非常に遅い。また、[[黒の騎士団]]ルートでは世界の情勢を顧みず、私情に任せて敵対するが、自身もその行為に迷いを抱えていたため敗北。[[シャルル・ジ・ブリタニア|シャルル]]と[[マリアンヌ・ヴィ・ブリタニア|マリアンヌ]]封印後もその態度を変えず、和解せずに[[プトレマイオス2]]の独房に入れられてしまう(黒の騎士団に、「日本の裏切り者」としてスザクのことを恨んでいる多くの日本人との衝突を避ける為、「[[斑鳩|イカルガ]]に置いていくわけにはいかない」というゼロの判断でもある)。が、次のステージで[[ミスター・ブシドー|ブシドー]]と[[ルイス・ハレヴィ|ルイス]]を迎撃するため[[スメラギ・李・ノリエガ|スメラギ]]に釈放され(彼との戦いにて「ナイトオブゼロ(ここでは国も主君も何もない騎士の意)」を名乗る)、そのまま自軍参入。<br />EDでは原作同様表向きは死んだことにされ、ゼロとして生きることになったルルーシュと共に行動している。世界を変えるためとは言え、最終的には親友を殺すことになった原作と比べ(一応、ノベライズ版でルルーシュが生きているともとれる描写がある)、ルルーシュと和解でき、更に騎士団ルートではユフィも生還し、トランザムバーストでルルーシュの考えと想いを理解することで完全に和解する、と、ZRルートと比較してかなり救いのある結末となっている。エンディングではゼロレクイエムルートでは表向き死亡、黒の騎士団ルートでは行方不明ということになり、いざ危機が訪れればナイトオブゼロとして起つことを決意している。<br />ルルーシュが[[ヒイロ・ユイ|ヒイロ]]や[[張五飛|五飛]]、[[トレーズ・クシュリナーダ|トレーズ]]など『ガンダムW』勢とよく絡むのに対し、スザクはブシドーやルイス、沙慈など『00』勢とよく絡む。また前作では穏やかな表情や笑顔の顔グラが用意されていたが、本作ではそういった表情の顔グラが殆どなく(何と一つだけ)、基本は常に険しい表情の顔グラが多い。
    
=== 単独作品 ===
 
=== 単独作品 ===
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:再世篇での参入前はこれ。周回プレイをすると18話のスポット参戦時に習得している。
 
:再世篇での参入前はこれ。周回プレイをすると18話のスポット参戦時に習得している。
 
;「ギアスの呪縛」が常時発動状態になる
 
;「ギアスの呪縛」が常時発動状態になる
:正式参戦後はこちら。結果的に攻撃力が下がってしまっているのが痛いが、同時発動の底力L9もあるので上手くHPを減らそう。<br />なお、[[スパロボOGネットラジオ うますぎWAVE|ラジオ]]にて、杉田智和から'''再世篇で一番使えないエースボーナス'''の烙印を押されてしまった(その理由として、「'''普通に気力上げる'''」と発言している。実際、終盤故に[[熱血]][[熱気バサラ|突撃ラブハート]]一発で発動してしまう)。
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:正式参戦後はこちら。結果的に攻撃力が下がってしまっているのが痛いが、同時発動の底力L9もあるので上手くHPを減らそう。<br />なお、[[スパロボOGネットラジオ うますぎWAVE|ラジオ]]にて、杉田智和氏から'''再世篇で一番使えないエースボーナス'''の烙印を押されてしまった(その理由として、「'''普通に気力上げる'''」と発言している。実際、終盤故に[[熱血]][[熱気バサラ|突撃ラブハート]]一発で発動してしまう)。
 
;攻撃(気力130以上で攻撃+20%)
 
;攻撃(気力130以上で攻撃+20%)
 
:OEのもの。
 
:OEのもの。
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== 人間関係 ==
 
== 人間関係 ==
 
;[[ルルーシュ・ランペルージ]]([[ゼロ (コードギアス)|ゼロ]])
 
;[[ルルーシュ・ランペルージ]]([[ゼロ (コードギアス)|ゼロ]])
:親友。役職上、お互いに正体を知らずに対峙する事も多い。初めて殺した人物が肉親であるという共通点がある。彼の場合は義兄の[[クロヴィス・ラ・ブリタニア|クロヴィス]]。終盤までは最大の仇敵として戦い続けるが、真意を知った後は彼の剣として「[[ゼロレクイエム]]」を遂行。涙ながらに彼を「ゼロ」として討ち、託された思いを胸に生きていく事になる。<br />再世篇黒の騎士団ルートではユフィの生存によって確執の最大の原因がなくなり、トランザムバーストで真意を互いに理解したことで関係が完全に修復される。
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:親友。役職上、お互いに正体を知らずに対峙する事も多い。「初めて殺した人物が肉親である」という共通点がある。彼の場合は義兄の[[クロヴィス・ラ・ブリタニア|クロヴィス]]。終盤までは最大の仇敵として戦い続けるが、真意を知った後は彼の剣として「[[ゼロレクイエム]]」を遂行。涙ながらに彼を「ゼロ」として討ち、託された思いを胸に生きていく事になる。<br />再世篇黒の騎士団ルートではユフィの生存によって確執の最大の原因がなくなり、トランザムバーストで真意を互いに理解したことで関係が完全に修復される。
 
;[[ナナリー・ランペルージ]]
 
;[[ナナリー・ランペルージ]]
 
:親友の妹。幼少期は彼女とも仲良くなっており、スザクの生存を知った時は喜んでいた。ナナリー自身はスザクを異性として思いを寄せているが、スザク自身はその事に気づいていない。<br />『R2』では、新総督になったナナリーの補佐を務める事になるも、彼女に協力する意思の無いローマイヤとは対立する事が多く、思うように補佐が出来ないでいた。最終的には、「ゼロ」として新たなブリタニアの代表となったナナリーを支えていく事になる。
 
:親友の妹。幼少期は彼女とも仲良くなっており、スザクの生存を知った時は喜んでいた。ナナリー自身はスザクを異性として思いを寄せているが、スザク自身はその事に気づいていない。<br />『R2』では、新総督になったナナリーの補佐を務める事になるも、彼女に協力する意思の無いローマイヤとは対立する事が多く、思うように補佐が出来ないでいた。最終的には、「ゼロ」として新たなブリタニアの代表となったナナリーを支えていく事になる。
 
;[[ロイド・アスプルンド]]
 
;[[ロイド・アスプルンド]]
:ランスロット開発メンバーの一員であり実質上官。絵に描いたようなマッドサイエンティストであり、スザクを実験対象として扱うような素振りを見せることもあるが、時にはありがたい忠告も。
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:ランスロット開発メンバーの一員であり実質上官。絵に描いたようなマッドサイエンティストであり、スザクを実験対象として扱うような素振りを見せることもあるが、時にはありがたい忠告も。後にゼロレクイムの同志となる。
 
;[[セシル・クルーミー]]
 
;[[セシル・クルーミー]]
:[[ランスロット]]開発メンバーの一員。ロイドと違い、スザクには優しく接している。
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:[[ランスロット]]開発メンバーの一員。ロイドと違い、スザクには優しく接している。後にゼロレクイエムの同志となる。
 
;[[ユーフェミア・リ・ブリタニア]]
 
;[[ユーフェミア・リ・ブリタニア]]
 
:ブリタニア帝国第3皇女。偶然出会い、後に彼女の騎士となり、やがて互いに惹かれあっていく。しかし、2人には悲劇が待っていた。<br />なお、再世篇黒の騎士団ルートでは敵味方とはいえ再会が実現。
 
:ブリタニア帝国第3皇女。偶然出会い、後に彼女の騎士となり、やがて互いに惹かれあっていく。しかし、2人には悲劇が待っていた。<br />なお、再世篇黒の騎士団ルートでは敵味方とはいえ再会が実現。
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:親戚同士にあたる。幼少期には婚約者でもあったが、現在は解消。ブリタニア軍に入隊した事が原因で嫌われている。
 
:親戚同士にあたる。幼少期には婚約者でもあったが、現在は解消。ブリタニア軍に入隊した事が原因で嫌われている。
 
;[[藤堂鏡志朗]]
 
;[[藤堂鏡志朗]]
:幼少期に藤堂道場の門下生として通っていた。しかし成長してからは敵対することに。
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:幼少期に藤堂道場の門下生として通っていた。しかし、成長してからは敵対することに。
 
;[[紅月カレン]]
 
;[[紅月カレン]]
:同じ学園に通う生徒同士でありながら敵対関係、という緊張感漂う間柄。本編では彼女の駆る[[紅蓮弐式]]と幾度となく激闘を繰り広げる。神根島で一度邂逅しており、その時に自分自身の矛盾を痛烈に批判される。ゼロ・レクイエムでは彼女と[[紅蓮聖天八極式]]に、相打ちに近い形で敗れる。
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:同じ学園に通う生徒同士でありながら敵対関係、という緊張感漂う間柄。本編では彼女の駆る[[紅蓮弐式]]と幾度となく激闘を繰り広げる。神根島で一度邂逅しており、その時に自分自身の矛盾を痛烈に批判される。ゼロレクイエムでは彼女と[[紅蓮聖天八極式]]に、相打ちに近い形で敗れる。
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:原作においては両者が分かりあう展開はなかった。だが、再世篇終盤のルートによっては彼女と共闘が実現する。
 
;[[ミレイ・アッシュフォード]]、[[シャーリー・フェネット]]、[[リヴァル・カルデモンド]]
 
;[[ミレイ・アッシュフォード]]、[[シャーリー・フェネット]]、[[リヴァル・カルデモンド]]
:アッシュフォード学園生徒会メンバー。「イレヴン」であるスザクにも、分け隔てなく接する。
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:[[アッシュフォード学園]]生徒会メンバー。「イレヴン」であるスザクにも、分け隔てなく接する。
 
;[[ニーナ・アインシュタイン]]
 
;[[ニーナ・アインシュタイン]]
:アッシュフォード学園生徒会メンバー。メンバーの中では唯一スザク(というよりイレヴン全体)に対して怯えていた。
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:アッシュフォード学園生徒会メンバー。メンバーの中では唯一スザク(というよりイレヴン全体)に対して怯えていた。しかし、後に紆余曲折を経てゼロレクイエムにおける同志となる。
 
;[[ジェレミア・ゴットバルト]]
 
;[[ジェレミア・ゴットバルト]]
:スザクを[[クロヴィス・ラ・ブリタニア|クロヴィス]]殺害の容疑者に仕立て上げる。尤もその後、ルルーシュら黒の騎士団の活躍により事なきを得るのだが。その後粛清されそうになった彼を救うのがいかにもスザクらしい。『R2』最終話では[[ゼロレクイエム]]を完遂させるため彼に'''全力で見逃される'''。
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:スザクを[[クロヴィス・ラ・ブリタニア|クロヴィス]]殺害の容疑者に仕立て上げる。尤もその後、ルルーシュら黒の騎士団の活躍により事なきを得るのだが。その後粛清されそうになった彼を救うのが、いかにもスザクらしい。
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:紆余曲折の末に彼とは、ゼロレクイエムの同志となる。そして『R2』最終話では、[[ゼロレクイエム]]を完遂させるため彼に'''全力で見逃される'''。
 
;[[アーサー]]
 
;[[アーサー]]
 
:後に生徒会で飼われる事になる野良猫。何故かスザクに対して容赦なく牙を剥く。スザク自身は彼(?)と仲良くなりたいと思っているようだが…。<br />最終話では公式記録上戦死したことになったので建てられたスザクの墓標の前に佇んでいた。
 
:後に生徒会で飼われる事になる野良猫。何故かスザクに対して容赦なく牙を剥く。スザク自身は彼(?)と仲良くなりたいと思っているようだが…。<br />最終話では公式記録上戦死したことになったので建てられたスザクの墓標の前に佇んでいた。
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:謎の少年。ユーフェミアの死後、何故彼女が虐殺命令を出したのか理解できず部屋でうなだれていた際にスザクと接触し、[[ギアス]]の存在と事の真相を伝える。
 
:謎の少年。ユーフェミアの死後、何故彼女が虐殺命令を出したのか理解できず部屋でうなだれていた際にスザクと接触し、[[ギアス]]の存在と事の真相を伝える。
 
;[[ジノ・ヴァインベルグ]]
 
;[[ジノ・ヴァインベルグ]]
:ラウンズとなってからの同僚。分け隔てることはなくスザクと接している。
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:ラウンズとなってからの同僚。人懐っこい性格で、イレヴンという出自で差別することはなくスザクと接している。
 
;[[アーニャ・アールストレイム]]
 
;[[アーニャ・アールストレイム]]
 
:ラウンズとなってからの同僚。絡みは少ないが、彼女が何故ルルーシュが写った写真を所持していたのか疑問に思っていた。
 
:ラウンズとなってからの同僚。絡みは少ないが、彼女が何故ルルーシュが写った写真を所持していたのか疑問に思っていた。
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=== [[ガンダムシリーズ]] ===
 
=== [[ガンダムシリーズ]] ===
 
;[[ゼクス・マーキス]]
 
;[[ゼクス・マーキス]]
:[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇|第2次Z 破界篇]]では彼と共に[[サンクキングダム]]に向かい、[[ZEXIS]]と合流。そのまま[[新帝国インペリウム|インペリウム]]との戦闘に突入する。再世篇原作ルートでもルルーシュの命によって、彼と共に対イノベイドの決戦に参加する。
+
:[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇|第2次Z 破界篇]]では彼と共に[[サンクキングダム]]に向かい、[[ZEXIS]]と合流。そのまま[[新帝国インペリウム|インペリウム]]との戦闘に突入する。再世篇原作ルートでもルルーシュの命によって、彼と共に対[[イノベイド]]の決戦に参加する。
 
;[[リリーナ・ドーリアン]]
 
;[[リリーナ・ドーリアン]]
:[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇|第2次Z 破界篇]]では彼女もアッシュフォード学園の生徒会メンバー。シャーリーの父親が死んだ後、原作どおりスザクはゼロと黒の騎士団の行為を否定するが、彼女にブリタニアに虐げられるナンバーズの人々はどうすればいいのかと問われ、明確に答えることができなかった。
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:[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇|第2次Z 破界篇]]では彼女もアッシュフォード学園の生徒会メンバー。
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:シャーリーの父親が死んだ後、原作どおりスザクはゼロと黒の騎士団の行為を否定するが、彼女に「ブリタニアに虐げられるナンバーズの人々はどうすればいいのか?」と問われ、明確に答えることができなかった。
 
;[[デュオ・マックスウェル]]
 
;[[デュオ・マックスウェル]]
:第2次Z 破界篇で彼にゼロに正義があると思うかどうかを問いかけ、無いと答えた彼になぜゼロに協力するのかをさらに問うが、正義が無いのはブリタニアも同じだと断言される。
+
:第2次Z 破界篇で彼にゼロに正義があると思うかどうかを問いかけ、無いと答えた彼になぜゼロに協力するのかをさらに問うが、「正義が無いのはブリタニアも同じだ」と断言される。
 
;[[グラハム・エーカー]]([[ミスター・ブシドー]])
 
;[[グラハム・エーカー]]([[ミスター・ブシドー]])
:[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇|第2次Z 破界篇]]では彼やゼクスの凛とした佇まいが、武道の精神に通ずるものがあると評し、敬意を払っている。[[第2次スーパーロボット大戦Z 再世篇|第2次Z 再世篇]]でも同僚だが黒の騎士団ルートでは対峙する事になり、彼の「武士道」と激突する。<br />ちなみにこちらのルートでは「ナイトオブゼロ」の呼び名をつけたのは彼。原作では「ラウンズ(=最高位がナイトオブワン)を超えるラウンズ」という意味だったが、こちらでは「国も主君も、『何もない』騎士」という意味らしい。
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:[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇|第2次Z 破界篇]]では彼やゼクスの凛とした佇まいが、武道の精神に通ずるものがあると評し、敬意を払っている。[[第2次スーパーロボット大戦Z 再世篇|第2次Z 再世篇]]でも同僚だが黒の騎士団ルートでは対峙する事になり、彼の「[[武士道]]」と激突する。<br />ちなみにこちらのルートでは「ナイトオブゼロ」の呼び名をつけたのは彼。原作では「ラウンズ(=最高位がナイトオブワン)を超えるラウンズ」という意味だったが、こちらでは「国も主君も、『何もない』騎士」という意味らしい。
 
;[[シン・アスカ]]
 
;[[シン・アスカ]]
:[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇|第2次Z 破界篇]]で中盤に[[ZEXIS]]に編入され、居心地が悪そうな様子だったスザクを気遣いコミュニケーションを図る。後にスザクが[[ZEXIS]]と敵対した際には、彼はスザクに対して[[ZEXIS]]に刃を向ける理由を必死に問うがユフィを殺されゼロに対する憎しみに心を支配されたスザクは聞く耳を持っていなかった。その時のスザクの姿は、まさにかつて[[スーパーロボット大戦Z|前作]]で[[ステラ・ルーシェ|ステラ]]が[[キラ・ヤマト|キラ]]に討たれた事で、キラへの憎しみに心を支配されてしまった時の彼の姿と同じだった。[[第2次スーパーロボット大戦Z 再世篇|第2次Z 再世篇]]でも彼は何かとスザクを気遣っており、序盤に対峙した際にはスザクも彼に投降するように説得するなど、お互い友情を感じている描写が見られる。
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:[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇|第2次Z 破界篇]]で中盤に[[ZEXIS]]に編入され、居心地が悪そうな様子だったスザクを気遣いコミュニケーションを図る。後にスザクが[[ZEXIS]]と敵対した際には、彼はスザクに対して[[ZEXIS]]に刃を向ける理由を必死に問うがユフィを殺されゼロに対する憎しみに心を支配されたスザクは聞く耳を持っていなかった。その時のスザクの姿は、まさにかつて[[スーパーロボット大戦Z|前作]]で[[ステラ・ルーシェ|ステラ]]が[[キラ・ヤマト|キラ]]に討たれた事で、キラへの憎しみに心を支配されてしまった時の彼の姿と同じだった。
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:[[第2次スーパーロボット大戦Z 再世篇|第2次Z 再世篇]]でも、シンは何かとスザクを気遣っており、序盤に対峙した際にはスザクもまたシンに投降するように説得するなど、お互い友情を感じている描写が見られる。
 
;[[刹那・F・セイエイ]]
 
;[[刹那・F・セイエイ]]
 
:[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇|第2次Z 破界篇]]では遠まわしに立場上、孤立化しているスザクに対してZEXISメンバーが溶け込もうとしていることを告げる。[[第2次スーパーロボット大戦Z 再世篇|第2次Z 再世篇]]ではエクシアリペアに搭乗している彼を撃墜しようとした場面も。黒の騎士団ルートでは彼の起こしたトランザムバーストのおかげで、ルルーシュと完全に和解する事に。
 
:[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇|第2次Z 破界篇]]では遠まわしに立場上、孤立化しているスザクに対してZEXISメンバーが溶け込もうとしていることを告げる。[[第2次スーパーロボット大戦Z 再世篇|第2次Z 再世篇]]ではエクシアリペアに搭乗している彼を撃墜しようとした場面も。黒の騎士団ルートでは彼の起こしたトランザムバーストのおかげで、ルルーシュと完全に和解する事に。
165行目: 169行目:  
:破界篇終盤で国連軍の一員としてZEXISに敵対行動を取るスザクの真意が分からず、憤りの表情を見せた。
 
:破界篇終盤で国連軍の一員としてZEXISに敵対行動を取るスザクの真意が分からず、憤りの表情を見せた。
 
;[[カール・リヒテン・シュバルツ]]
 
;[[カール・リヒテン・シュバルツ]]
:[[OE]]にて、盗賊団に襲われた村を守るために彼と共闘し、戦闘後は彼の部下とな<!--り、第三章のラストでは彼の名を受けコネクト・フォースに出向す-->る。余談だが、スザクの声優は「[[ゾイド -ZOIDS-]]」のラスボスであるヒルツと同じ櫻井氏である。  
+
:[[OE]]にて、盗賊団に襲われた村を守るために彼と共闘し、戦闘後は彼の部下とな<!--り、第三章のラストでは彼の名を受けコネクト・フォースに出向す-->る。余談だが、スザクの[[声優]]は「[[ゾイド -ZOIDS-]]」のラスボスであるヒルツと同じ櫻井氏である。  
 
;[[バン・フライハイト]]
 
;[[バン・フライハイト]]
 
:[[OE]]にて、最初は敵対していたがルルーシュや彼と共に共闘し、[[デスザウラー]]にとどめを刺した彼に驚愕する。
 
:[[OE]]にて、最初は敵対していたがルルーシュや彼と共に共闘し、[[デスザウラー]]にとどめを刺した彼に驚愕する。
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=== 無印 ===
 
=== 無印 ===
 
;「間違った方法で手に入れた結果に、意味は無いと思うから…」
 
;「間違った方法で手に入れた結果に、意味は無いと思うから…」
:ゼロ(ルルーシュ)からの誘いを拒絶し、みずから死刑を受けいれると言った時の台詞。スザクの性格や考えを象徴する台詞。しかし、後にゼロにこの価値観の根幹を追及され、動揺する。
+
:ゼロ(ルルーシュ)からの誘いを拒絶し、みずから死刑を受けいれると言った時の台詞。スザクの[[性格]]や考えを象徴する台詞。しかし、後にゼロにこの価値観の根幹を追及され、動揺する。
;スザク「ゼロは僕の父と同じだ。世界は自分を中心に存在していると思っている。だから、多くの人の血が流されることを承知で…」<br />カレン「だから今を受け入れろって? そんなのが平和なの? 命より大事なものってあるでしょ!」<br />スザク「諦めろと言うつもりはないよ。でもね、僕は知っているんだ。間違った方法で得た結果が何を残すか。行き場のない虚しさと後悔だけだって」
+
;スザク「ゼロは僕の父と同じだ。世界は自分を中心に存在していると思っている。だから、多くの人の血が流されることを承知で…」<br />カレン「だから今を受け入れろって? そんなのが平和なの? 命より大事なものってあるでしょ!」<br />スザク「諦めろと言うつもりはないよ。でもね、僕は知っているんだ。間違った方法で得た結果が何を残すか。行き場のない虚しさと後悔だけだって」
 
:スザクが神根島で邂逅したカレンに言った、ゼロ批判の会話。しかし、その後自らの矛盾も指摘される。
 
:スザクが神根島で邂逅したカレンに言った、ゼロ批判の会話。しかし、その後自らの矛盾も指摘される。
;「うるさい! 知ったことか、そんなもの! 俺は生きなきゃいけないんだ!」
+
;「うるさい! 知ったことか、そんなもの! 俺は生きなきゃいけないんだ!」
:ゼロに「生きろ!」という[[ギアス]]を掛けられ、命令を無視して離脱した際の言葉。「そんなもの」とは「ゼロと共に死ね」と言っている等しい命令のこと。ルールを破るよりは死んだほうがいいとまで言っていた彼にとっては到底有り得ない発言であり、記憶に残っていないこの発言を音声記録で聞かされた際は唖然としていた。なお、命令を下した式根島の司令官はR2終盤にルルーシュにギアスをかけられ、皇帝に反逆を行なってしまったため、そのまま戦死したか処刑されたものと思われる。
+
:ゼロに「生きろ!」という[[ギアス]]を掛けられ、命令を無視して離脱した際の言葉。「そんなもの」とは「ゼロと共に死ね」と言っている等しい命令のこと。ルールを破るよりは死んだほうがいいとまで言っていた彼にとっては到底有り得ない発言であり、記憶に残っていないこの発言を音声記録で聞かされた際は唖然としていた。
;「ユフィ、行政特区は……大成功だ! みんなとても喜んでいたよ、日本に……」
+
:なお、命令を下した式根島の司令官はR2終盤にルルーシュにギアスをかけられ、皇帝に反逆を行なってしまったため、そのまま戦死したか処刑されたものと思われる。
:瀕死のユフィに行政特区はどうなったか、自分はうまくやれたかを聞かれての返答。救おうとしていた日本人を逆に殺めてしまった上にそのことを覚えてすらいないユフィに真実を伝えられるはずもなくスザクは咄嗟に嘘をついたのだった。その後ユフィは息を引き取り、直後スザクはある人物によって真実を知ることに…。
+
;「ユフィ、行政特区は……大成功だ! みんなとても喜んでいたよ、日本に……」
 +
:瀕死のユフィに「[[行政特区日本]]はどうなったか? 自分はうまくやれたか?」を聞かれての返答。救おうとしていた日本人を逆に殺めてしまった上にそのことを覚えてすらいないユフィに真実を伝えられるはずもなくスザクは咄嗟に嘘をついたのだった。
 +
:その後ユフィは息を引き取り、直後スザクは[[V.V.|ある人物]]によって真実を知ることに…。
 
;スザク「ルルーシュ。君は殺したいほど憎い人がいるかい?」<br />ルルーシュ「ああ。いる」<br />スザク「そんな風に考えてはいけないと思っていた。ルールに従って戦わなければそれは只の人殺しだって。でも、今僕は憎しみに支配されている。人を殺すために戦おうとしている。みんながいるトウキョウの空の上で、人殺しを。だから!」
 
;スザク「ルルーシュ。君は殺したいほど憎い人がいるかい?」<br />ルルーシュ「ああ。いる」<br />スザク「そんな風に考えてはいけないと思っていた。ルールに従って戦わなければそれは只の人殺しだって。でも、今僕は憎しみに支配されている。人を殺すために戦おうとしている。みんながいるトウキョウの空の上で、人殺しを。だから!」
:[[ブラックリベリオン]]直前にルルーシュと通話しているときの言葉。それまでは治安や規律を守るために戦っているのであって、ルールを破ってまで敵と戦ったり積極的に殺したりはしないスザクだったが、ユーフェミアを無残に殺されたことでそうした理性はなくなりかけていた。この言葉を言っている際にかつて自分を銃弾から守ってくれた父の懐中時計を銃弾で命を失ったユフィの遺体にささげていることを視聴者に映像で示した。皮肉にも親友のルルーシュがゼロとして戦っているときの感情をかつての彼と同じ心境に陥ったことで理解したと言える。この後、ルルーシュは「憎めばいい」と返答した。
+
:[[ブラックリベリオン]]直前にルルーシュと通話しているときの言葉。それまでは治安や規律を守るために戦っているのであって、ルールを破ってまで敵と戦ったり積極的に殺したりはしないスザクだったが、ユーフェミアを無残に殺されたことでそうした理性はなくなりかけていた。
;「ゼロはどこだぁぁッ!? 俺はゼロをぉぉぉぉッ!!」<br />「みんな馬鹿だ!! 君も日本人もあんな男に騙されてっ!!」
+
:この言葉を言っている際に、かつて自分を銃弾から守ってくれた父の懐中時計を銃弾で命を失ったユフィの遺体にささげていることを視聴者に映像で示した。皮肉にも親友のルルーシュがゼロとして戦っているときの感情をかつての彼と同じ心境に陥ったことで理解したと言える。この後、ルルーシュは「憎めばいい」と返答した。
 +
;「ゼロはどこだぁぁッ!? 俺はゼロをぉぉぉぉッ!!」<br />「みんな馬鹿だ!! 君も日本人もあんな男に騙されてっ!!」
 
:上は[[ブラックリベリオン]]にて戦場に現れた際の、下は戦場で遭遇したカレンに対しての台詞。事前にV.V.から真相を聞かされたスザクはユーフェミアを虐殺者に仕立て上げた上に彼女を殺したゼロに激しい憎しみを抱いている。そして、真相を知らずにゼロを英雄視し、ユーフェミアを虐殺者として憎悪するようになったカレンや日本人たちにやり場のない怒りもぶつけている。
 
:上は[[ブラックリベリオン]]にて戦場に現れた際の、下は戦場で遭遇したカレンに対しての台詞。事前にV.V.から真相を聞かされたスザクはユーフェミアを虐殺者に仕立て上げた上に彼女を殺したゼロに激しい憎しみを抱いている。そして、真相を知らずにゼロを英雄視し、ユーフェミアを虐殺者として憎悪するようになったカレンや日本人たちにやり場のない怒りもぶつけている。
;「ここから先の事はお前には関係ない!!」<br />「お前の存在が間違っていたんだ!! お前は世界から弾き出されたんだ!! ナナリーは俺がっ!!」
+
;「ここから先の事はお前には関係ない!!」<br />「お前の存在が間違っていたんだ!! お前は世界から弾き出されたんだ!! ナナリーは俺がっ!!」
:ユフィを始めとして多くの人々を死なせる惨事を引き起こしておきながら後悔する素振りも詫びることもせず、自分に共闘や取引を持ち掛けてくるルルーシュに激昂して。もっともルルーシュは、自らのしてしまった事が詫びる程度では済まされない事を知っていたが故に、そういう素振りを見せようとしなかったのであって、本心では罪悪感を感じている。しかし、さすがにこの言葉は、ルルーシュがユフィを不本意な形で死なせても決して捨てなかった信念も否定するものだったため、ルルーシュも激昂する。
+
:ユフィを始めとして多くの人々を死なせる惨事を引き起こしておきながら後悔する素振りも詫びることもせず、自分に共闘や取引を持ち掛けてくるルルーシュに激昂して。
 +
:もっともルルーシュは、自らのしてしまった事が詫びる程度では済まされない事を知っていたが故に、そういう素振りを見せようとしなかったのであって、本心では罪悪感を感じている。しかし、さすがにこの言葉は、ルルーシュがユフィを不本意な形で死なせても決して捨てなかった信念も否定するものだったため、ルルーシュも激昂する。
 
;「お前の存在など彼女には!!」
 
;「お前の存在など彼女には!!」
:小説版では上記の台詞の最後にこれが加わる。直前のモノローグでもナナリーやユフィにルルーシュの存在は必要ないと断言しているほどルルーシュの存在を全否定している。
+
:小説版では上記の台詞の最後にこれが加わる。直前のモノローグでも、ナナリーやユフィにルルーシュの存在は必要ないと断言しているほどルルーシュの存在を全否定している。
;「'''ルルーシュゥゥッ!!'''」
+
;「ルルーシュゥゥッ!!」
 
:第一期最終話ラストの叫び。ルルーシュの存在を否定し、銃口を向ける。ルルーシュも同様に「'''スザァァァク!!'''」と吼える。この場面と響く銃声を最後に物語は『R2』へと続く。
 
:第一期最終話ラストの叫び。ルルーシュの存在を否定し、銃口を向ける。ルルーシュも同様に「'''スザァァァク!!'''」と吼える。この場面と響く銃声を最後に物語は『R2』へと続く。
 
;(憎い憎い憎い憎い憎い…)
 
;(憎い憎い憎い憎い憎い…)
 
:小説版における神根島におけるルルーシュとの対峙時におけるスザクの心の声。ユフィの死を肯定したルルーシュの発言からの流れであり、この時、スザクの前にいたのはただの「仇敵」。そこには憎しみしかなかった……。
 
:小説版における神根島におけるルルーシュとの対峙時におけるスザクの心の声。ユフィの死を肯定したルルーシュの発言からの流れであり、この時、スザクの前にいたのはただの「仇敵」。そこには憎しみしかなかった……。
 
=== R2 ===
 
=== R2 ===
;「こいつはルルーシュだ! 日本人を、君を利用した男だ!! そんな男を守りたいのか、君はっ!!」
+
;「こいつはルルーシュだ! 日本人を、君を利用した男だ!! そんな男を守りたいのか、君はっ!!」
 
:正体を知っても尚、ルルーシュを「ゼロ」として守ろうとしたカレンを遮って言い放った言葉、事実が事実である為に、ゼロを最も信奉していたカレンですらも、混乱のあまりゼロを見捨ててしまった。
 
:正体を知っても尚、ルルーシュを「ゼロ」として守ろうとしたカレンを遮って言い放った言葉、事実が事実である為に、ゼロを最も信奉していたカレンですらも、混乱のあまりゼロを見捨ててしまった。
;「違う! 強いから守るんだ! そうじゃないと僕は……ゼロになる……」
+
;「違う! 強いから守るんだ! そうじゃないと僕は……ゼロになる……」
 
:
 
:
 
;「いや、流石は陛下だ。僕に相応しいよ。大勢殺して、裏切って……」
 
;「いや、流石は陛下だ。僕に相応しいよ。大勢殺して、裏切って……」
:ピクチャードラマにて、戦場でのスザクの働きをシャルルが「鬼神の如し」と評したことを聞いて。この時の彼は自分が討った兵士の娘から怒りをぶつけられており、そちらの意味での「鬼」と取ったのだろう。
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:ピクチャードラマにて、戦場でのスザクの働きをシャルルが「鬼神の如し」と評したことを聞いて。この時の彼は自分が討った兵士の娘から怒りをぶつけられており、そちらの意味での「[[鬼]]」と取ったのだろう。
 
;「僕に助けられたと知ったら、彼女は僕を憎むこともできなくなる。憎めるだけでも、救われると思うから……」
 
;「僕に助けられたと知ったら、彼女は僕を憎むこともできなくなる。憎めるだけでも、救われると思うから……」
 
:去り際にセシルに対して。懸命にゼロの在り方から遠ざかろうとしているが、皮肉にもその考えは根の部分がゼロに似ていた。
 
:去り際にセシルに対して。懸命にゼロの在り方から遠ざかろうとしているが、皮肉にもその考えは根の部分がゼロに似ていた。
218行目: 226行目:  
;「この、惨劇……僕が…やったのか…?」
 
;「この、惨劇……僕が…やったのか…?」
 
:フレイヤを撃ってしまい、一部のトウキョウ租界を壊滅させ、大勢の犠牲者を出してしまったスザク。何もなくなった租界のクレーターの中、擱座したランスロット・コンクエスターから這い出して呟く。そして…。
 
:フレイヤを撃ってしまい、一部のトウキョウ租界を壊滅させ、大勢の犠牲者を出してしまったスザク。何もなくなった租界のクレーターの中、擱座したランスロット・コンクエスターから這い出して呟く。そして…。
;「フフフ…ハハハ…ハッハハハハ! ハッハハハハハハハ……!!」
+
;「フフフ…ハハハ…ハッハハハハ! ハッハハハハハハハ……!!」
 
: 何もかもを否定するように、あるいは肯定するように哄笑する。そこにいたのは、かつて他ならぬスザク当人が誰より憎んだゼロと同じ「殺戮者」だった……。
 
: 何もかもを否定するように、あるいは肯定するように哄笑する。そこにいたのは、かつて他ならぬスザク当人が誰より憎んだゼロと同じ「殺戮者」だった……。
 
;「人を殺めるということが自分の業ならば、ジノ、僕はこれを認めよう……」<br />「必要なのは……結果だ!」
 
;「人を殺めるということが自分の業ならば、ジノ、僕はこれを認めよう……」<br />「必要なのは……結果だ!」
224行目: 232行目:  
;スザク「こんな事は誰も……ユフィも望んではいなかった!」<br />マリアンヌ「ユフィと話をさせてあげるために助けたのに!」<br />スザク「それを押し付けというんだ!」
 
;スザク「こんな事は誰も……ユフィも望んではいなかった!」<br />マリアンヌ「ユフィと話をさせてあげるために助けたのに!」<br />スザク「それを押し付けというんだ!」
 
:アーカーシャの剣にて、ルルーシュが集合無意識にギアスをかけている最中に邪魔しようとしたマリアンヌに対しての台詞。他人の意思を無視して、自分達だけの都合や考えで世界を作り変えようとしていたのを「善意」のつもりでいるシャルルやマリアンヌの傲慢さには、スザクもルルーシュと同様、我慢がならなかったと思われる。
 
:アーカーシャの剣にて、ルルーシュが集合無意識にギアスをかけている最中に邪魔しようとしたマリアンヌに対しての台詞。他人の意思を無視して、自分達だけの都合や考えで世界を作り変えようとしていたのを「善意」のつもりでいるシャルルやマリアンヌの傲慢さには、スザクもルルーシュと同様、我慢がならなかったと思われる。
;ルルーシュ「スザク。予定通り、この映像は世界中に流している」<br />スザク「ああ、ゼロレクイエムのためにも……負けるわけにはいかない!」<br />ルルーシュ「'''だからお前は、生きろ!'''」<br />スザク「イエス! ユア・マジェスティ!」
+
;ルルーシュ「スザク。予定通り、この映像は世界中に流している」<br />スザク「ああ、ゼロレクイエムのためにも……負けるわけにはいかない!」<br />ルルーシュ「だからお前は、生きろ!」<br />スザク「イエス! ユア・マジェスティ!」
 
:対ビスマルク戦にて。「未来を読む」ギアスの前に思わぬ苦戦を強いられたスザクだったが、このやり取りでギアスの呪縛を逆用し、予知を超えた高速戦闘でギャラハッドを両断。皇帝ルルーシュの絶対性証明を成し遂げ、ゼロレクイエムは第二段階へ進む……。
 
:対ビスマルク戦にて。「未来を読む」ギアスの前に思わぬ苦戦を強いられたスザクだったが、このやり取りでギアスの呪縛を逆用し、予知を超えた高速戦闘でギャラハッドを両断。皇帝ルルーシュの絶対性証明を成し遂げ、ゼロレクイエムは第二段階へ進む……。
;「ルルーシュ……!」<br />「戦略目的は変わらない……ナナリーが生きていたからと言って、立ち止まることは出来ない!! 何のためのゼロレクイエムだ!?」<br />「約束を思い出せ……!」
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;「ルルーシュ……!」<br />「戦略目的は変わらない……ナナリーが生きていたからと言って、立ち止まることは出来ない!! 何のためのゼロレクイエムだ!?」<br />「約束を思い出せ……!」
 
:ナナリーを擁するシュナイゼルからの宣戦布告を受け、狼狽するルルーシュに対して。立ち上がらせた彼を投げつけるようにして放り出し、部屋を後にする。
 
:ナナリーを擁するシュナイゼルからの宣戦布告を受け、狼狽するルルーシュに対して。立ち上がらせた彼を投げつけるようにして放り出し、部屋を後にする。
 
;「僕は彼の剣だ……彼の敵も弱さも、僕が排除する」<br />「だからC.C.。君は盾になってくれ。守るのは君の役目だ」<br />「ルルーシュは君の共犯者なんだろう……?」
 
;「僕は彼の剣だ……彼の敵も弱さも、僕が排除する」<br />「だからC.C.。君は盾になってくれ。守るのは君の役目だ」<br />「ルルーシュは君の共犯者なんだろう……?」
 
:追って来たC.C.に対して。
 
:追って来たC.C.に対して。
;「届かない……!? ギアスの呪いを使っているのに……カレン、何て強さだ……!!」
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;「届かない……!? ギアスの呪いを使っているのに……カレン、何て強さだ……!!」
 
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;「いや……届いているよ、カレン……」
 
;「いや……届いているよ、カレン……」
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;「その[[ギアス|願い]]……確かに受け取った……!」
 
;「その[[ギアス|願い]]……確かに受け取った……!」
 
:最終話でルルーシュを殺害した際、ゼロで在り続けることを託されて。
 
:最終話でルルーシュを殺害した際、ゼロで在り続けることを託されて。
;「ルルーシュ……君もどこかで見てるんだろう? 一緒に上げようって言ったのに、また嘘をついて……」<br />「でも、ナナリーが笑ってる。カレンも、みんなも……これは、君がくれた『明日』そのものだ」<br />「だから……」
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;「ルルーシュ……君もどこかで見てるんだろう? 一緒に上げようって言ったのに、また嘘をついて……」<br />「でも、ナナリーが笑ってる。カレンも、みんなも……これは、君がくれた『明日』そのものだ」<br />「だから……」
 
:ピクチャードラマにて、ゼロとしてアッシュフォードを訪れた際に、約束の花火が打ち上がるのを見て。この台詞に続き、ルルーシュやC.C.、ロロ、シャーリー、ユーフェミアも加えた集合写真が映り、「反逆のルルーシュ」は幕を閉じた。なお、この一幕では「ゼロ」としてキャスティングされている。
 
:ピクチャードラマにて、ゼロとしてアッシュフォードを訪れた際に、約束の花火が打ち上がるのを見て。この台詞に続き、ルルーシュやC.C.、ロロ、シャーリー、ユーフェミアも加えた集合写真が映り、「反逆のルルーシュ」は幕を閉じた。なお、この一幕では「ゼロ」としてキャスティングされている。
 
;「ああ、くるくるキックのこと?」
 
;「ああ、くるくるキックのこと?」
 
:「キセキの誕生日」でカレンと組んでテロリストを撃退した際、回し蹴りについて「ランスロットに乗ってる時もやってた」と言われて。まさかの「スザクキック」の名称判明。ちなみに名付け親は藤堂だったらしい。
 
:「キセキの誕生日」でカレンと組んでテロリストを撃退した際、回し蹴りについて「ランスロットに乗ってる時もやってた」と言われて。まさかの「スザクキック」の名称判明。ちなみに名付け親は藤堂だったらしい。
;「礼は言わないよ、ルルーシュ。君には……それだけの罪がある。だけど、今日は……」<br />「'''誕生日おめでとう、ルルーシュ'''」
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;「礼は言わないよ、ルルーシュ。君には……それだけの罪がある。だけど、今日は……」<br />「誕生日おめでとう、ルルーシュ」
 
:「キセキの誕生日」を締めくくった一言。親友が最後に起こした「奇跡」を見送り、「ゼロ」は明日へと進む。
 
:「キセキの誕生日」を締めくくった一言。親友が最後に起こした「奇跡」を見送り、「ゼロ」は明日へと進む。
 
== 迷台詞 ==
 
== 迷台詞 ==
 
;「似合うじゃない、カレ~ン!」
 
;「似合うじゃない、カレ~ン!」
:ピクチャードラマの男女逆転祭りにて、応援団の格好をしたカレンに(スザク当人はセーラー服+カチューシャ)。妙にノリノリで楽しそうなのが印象に残る。ちなみにあっさり順応した理由は「軍隊の余興でやらされたんです~」とのこと。
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:ピクチャードラマの男女逆転祭りにて、応援団の格好をしたカレンに(スザク当人はセーラー服+カチューシャ)。妙にノリノリで楽しそうなのが印象に残る。ちなみにあっさり[[順応]]した理由は「軍隊の余興でやらされたんです~」とのこと。
;「酷い! 女の子にブスだなんて!」<br />「ルル子、三股かけるなんてよくないわ!」
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;「酷い! 女の子にブスだなんて!」<br />「ルル子、三股かけるなんてよくないわ!」
 
:そしてルルーシュを巡ってノリにノる面々の中で。カットインした絵では涙目になっており、完全に入り込んでいる。本編のシリアスさはどこへ……。
 
:そしてルルーシュを巡ってノリにノる面々の中で。カットインした絵では涙目になっており、完全に入り込んでいる。本編のシリアスさはどこへ……。
;「神楽耶って言うんだ。いつも僕ん家に遊びに来た。『将来はお兄様の妻になって差し上げますわ!』なんていってたっけ…いろいろあったけど、それでも楽しかった」<br />(中略) <br /> 「それは、ある年の正月、『羽子板の羽が木に引っかかっちゃったんです。取って下さいます?』なんて頼まれた。僕は快く木に登ったよ。すると、『ひっかりりましたわね、お兄様! ほほーっほ! ほほーっほ!』次の瞬間、下から水風船がバンバン飛んできたんだ。真冬だよ? ちょっ、やめて神楽耶! 石とか混じってるし!」<br />「駄目だよ神楽耶! 金ダライにおもりを入れて落としちゃ、アーッ! 鉄アレイは許して! え? え? 僕を木に縛り付けてスズメバチの巣に石を投げるのはどうしてだい!? ほどいて! アーッ! 来るよ! 誰か! 誰かぁぁぁぁ!」
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;「神楽耶って言うんだ。いつも僕ん家に遊びに来た。『将来はお兄様の妻になって差し上げますわ!』なんていってたっけ…いろいろあったけど、それでも楽しかった」<br />(中略) <br /> 「それは、ある年の正月、『羽子板の羽が木に引っかかっちゃったんです。取って下さいます?』なんて頼まれた。僕は快く木に登ったよ。すると、『ひっかりりましたわね、お兄様! ほほーっほ! ほほーっほ!』次の瞬間、下から水風船がバンバン飛んできたんだ。真冬だよ? ちょっ、やめて神楽耶! 石とか混じってるし!」<br />「駄目だよ神楽耶! 金ダライにおもりを入れて落としちゃ、アーッ! 鉄アレイは許して! え? え? 僕を木に縛り付けてスズメバチの巣に石を投げるのはどうしてだい!? ほどいて! アーッ! 来るよ! 誰か! 誰かぁぁぁぁ!」
 
:CDドラマ「おでん屋ナナちゃん」にて、帰ってきたルルーシュを泣き落としにかかろうとした時の台詞。一応この話はパラレルワールドなのだが、本編の幼少期を描いた「戻らない夏の日」でほぼ同等の仕打ちを受けている。だが、この世界のスザクには相当のトラウマになっていたらしく、水風船のことを話し始めてからうっかり自らのトラウマを刺激して自爆、カレンに制止されるまでかなりやばいことになっていた。
 
:CDドラマ「おでん屋ナナちゃん」にて、帰ってきたルルーシュを泣き落としにかかろうとした時の台詞。一応この話はパラレルワールドなのだが、本編の幼少期を描いた「戻らない夏の日」でほぼ同等の仕打ちを受けている。だが、この世界のスザクには相当のトラウマになっていたらしく、水風船のことを話し始めてからうっかり自らのトラウマを刺激して自爆、カレンに制止されるまでかなりやばいことになっていた。
 
== スパロボシリーズの名台詞 ==
 
== スパロボシリーズの名台詞 ==
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;「プリンセス・リリーナ……同じ学び舎で過ごした身として、不敬を承知で述べさせていただきます」<br />「これが世界の現実なのです」
 
;「プリンセス・リリーナ……同じ学び舎で過ごした身として、不敬を承知で述べさせていただきます」<br />「これが世界の現実なのです」
 
:「戦士たちの叫び」にて、アザディスタン焼き討ちを伝えた際にリリーナに対して。完全平和主義の考えは理解しつつも、今の世界でそれを語るのは不可能であると、言外に言い切る。<br />この言葉自体には一片の理も無いわけではないものの、かく言う彼もアザディスタン焼き討ちを[[ZEXIS]]の犯行に仕立ててマッチポンプを画策する[[アロウズ]]の作戦に自ら一枚噛んでいる(スザク自身も作戦内容を理解している旨の発言をカレンとの[[戦闘前会話]]で発している)ため、説得力がまるで無い。
 
:「戦士たちの叫び」にて、アザディスタン焼き討ちを伝えた際にリリーナに対して。完全平和主義の考えは理解しつつも、今の世界でそれを語るのは不可能であると、言外に言い切る。<br />この言葉自体には一片の理も無いわけではないものの、かく言う彼もアザディスタン焼き討ちを[[ZEXIS]]の犯行に仕立ててマッチポンプを画策する[[アロウズ]]の作戦に自ら一枚噛んでいる(スザク自身も作戦内容を理解している旨の発言をカレンとの[[戦闘前会話]]で発している)ため、説得力がまるで無い。
;「手段を選んでいる猶予はない! これで世界が平和になるのなら…!」
+
;「手段を選んでいる猶予はない! これで世界が平和になるのなら…!」
:上記のやり取りのあと、ZEXISをアザディスタン焼き討ちの犯人に仕立てて殲滅させようと企むアロウズの作戦に参加し、カレンからの戦闘前会話で「それがあんたの信じる正義か」と詰られて。このやりとりから、前述の通りスザクがアザディスタン焼き討ちの真相をある程度事前に知っていたことがわかる。<br />…また、'''「間違った方法で手に入れた結果は無意味」という自分の信念を完全に見失っている'''事を示す台詞でもある。これでは薄っぺらな偽善者と詰られても文句は言えない(アロウズの歪みきった恒久和平に染まっている面も少なからず影響しているので、スザクもアロウズの犠牲者と言えなくはないが)。
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:上記のやり取りのあと、ZEXISをアザディスタン焼き討ちの犯人に仕立てて殲滅させようと企むアロウズの作戦に参加し、カレンからの戦闘前会話で「それがあんたの信じる正義か」と詰られて。このやりとりから、前述の通りスザクがアザディスタン焼き討ちの真相をある程度事前に知っていたことがわかる。<br />…また、'''「間違った方法で手に入れた結果は無意味」という自分の信念を完全に見失っている'''事を示す台詞でもある。これでは、他のキャラクターから自身の言動を非難されるのもやむを得ないだろう(もっとも、アロウズの歪みきった恒久和平に染まっている面も少なからず影響しているので、スザクもアロウズの犠牲者と言えなくはないが)。
 
==== 黒の騎士団ルート ====
 
==== 黒の騎士団ルート ====
;「これまでの俺は甘かったんだ」<br />「結果より手段と言いながら、自分が大事にしていたのは理想や美学だった……」<br />「その結果がこれだ! トウキョウを壊滅させ、ナナリーを失った!」<br />「俺は戦いを……戦いを生み出すものを許さない! ルルーシュを……ZEXISを……そして、皇帝陛下を!」<br />「俺は全てを倒す! 人を殺めるということが自分の業ならば、ジノ、俺はこれを認めよう……」<br />「必要なものは結果だ!」<br/>「俺は結果を出して見せる! このランスロット・アルビオンで!!」
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;「これまでの俺は甘かったんだ」<br />「結果より手段と言いながら、自分が大事にしていたのは理想や美学だった……」<br />「その結果がこれだ! トウキョウを壊滅させ、ナナリーを失った!」<br />「俺は戦いを……戦いを生み出すものを許さない! ルルーシュを……ZEXISを……そして、皇帝陛下を!」<br />「俺は全てを倒す! 人を殺めるということが自分の業ならば、ジノ、俺はこれを認めよう……」<br />「必要なものは結果だ!」<br/>「俺は結果を出して見せる! このランスロット・アルビオンで!!」
 
:黒の騎士団ルート「超合集国決議第壱号」において増援で現れた際に、迷うジノに対して。原作での台詞や心情をアレンジした台詞。罪の意識に潰されつつあるスザクは、自分が本来何のために戦っていたのか……それを見失い、信念すら曲げてなおも戦う。そのためか、このステージのスザク&アルビオンはZRルートほどの強さはない。<br />…それ以前に、本作では先に述べているように、終盤どころか'''序盤の時点で'''「結果より手段」が瓦解している(但し当人は無自覚の可能性もある)わけだが…。
 
:黒の騎士団ルート「超合集国決議第壱号」において増援で現れた際に、迷うジノに対して。原作での台詞や心情をアレンジした台詞。罪の意識に潰されつつあるスザクは、自分が本来何のために戦っていたのか……それを見失い、信念すら曲げてなおも戦う。そのためか、このステージのスザク&アルビオンはZRルートほどの強さはない。<br />…それ以前に、本作では先に述べているように、終盤どころか'''序盤の時点で'''「結果より手段」が瓦解している(但し当人は無自覚の可能性もある)わけだが…。
 
;(何故だ……何故、ZEXISはゼロの正体を知りながら彼を受け入れているんだ……!?)<br />(彼らも既にギアスの支配下にあるのか……!?)
 
;(何故だ……何故、ZEXISはゼロの正体を知りながら彼を受け入れているんだ……!?)<br />(彼らも既にギアスの支配下にあるのか……!?)
284行目: 292行目:  
;スザク「全てを失った、空っぽの君と僕……」<br/>ゼロ「だが、俺達にも残されたものはある。それは大切な人たちの願いだ」<br/>「ナナリーとユフィの望んだ世界……そのために戦う」<br/>スザク「いいだろう、ゼロ。その日が来るまで君と僕は同志だ」
 
;スザク「全てを失った、空っぽの君と僕……」<br/>ゼロ「だが、俺達にも残されたものはある。それは大切な人たちの願いだ」<br/>「ナナリーとユフィの望んだ世界……そのために戦う」<br/>スザク「いいだろう、ゼロ。その日が来るまで君と僕は同志だ」
 
:その続き。ユーフェミアとナナリーが望んだ世界のために、ゼロを同志として戦うことを決意する。そして、そのユフィとは思わぬ形で再開することになろうとは…。
 
:その続き。ユーフェミアとナナリーが望んだ世界のために、ゼロを同志として戦うことを決意する。そして、そのユフィとは思わぬ形で再開することになろうとは…。
;「しっかりしろ、ゼロ! お前の戦いの目的は変わらないはずだ!」<br />「ナナリーが生きていたからといって、立ち止まることは許されない! 何のためのZEXISだ!」<br />「頭を冷やして来い。すぐに一週間後の決戦に向けてのミーティングを始めるぞ」
+
;「しっかりしろ、ゼロ! お前の戦いの目的は変わらないはずだ!」<br />「ナナリーが生きていたからといって、立ち止まることは許されない! 何のためのZEXISだ!」<br />「頭を冷やして来い。すぐに一週間後の決戦に向けてのミーティングを始めるぞ」
 
:「決死のエンドゲーム」にて、ナナリーが敵に回ったことを知って動揺するゼロを叱咤する。原作での台詞のIF版だが、立場が立場だけに救いが残るのが違い。
 
:「決死のエンドゲーム」にて、ナナリーが敵に回ったことを知って動揺するゼロを叱咤する。原作での台詞のIF版だが、立場が立場だけに救いが残るのが違い。
 
;「ジノ、どうしても戦うというのなら……!」
 
;「ジノ、どうしても戦うというのなら……!」
298行目: 306行目:  
;スザク「…今、わかったよ。君の心の全てが」<br />ゼロ「俺もだ」
 
;スザク「…今、わかったよ。君の心の全てが」<br />ゼロ「俺もだ」
 
:黒の騎士団ルートにて。トランザムバーストの粒子を浴び、互いの想いを理解しあったスザクとゼロは笑顔と共に互いを許し、子供の頃まで遡って再び友人となった。
 
:黒の騎士団ルートにて。トランザムバーストの粒子を浴び、互いの想いを理解しあったスザクとゼロは笑顔と共に互いを許し、子供の頃まで遡って再び友人となった。
;「ゼロ! 僕も君と共に戦おう!」
+
;「ゼロ! 僕も君と共に戦おう!」
 
: 最終話におけるゼロとガイオウの戦闘前会話にて。憎しみも蟠りも超え、同志として戦うその姿に、かつての迷いはもはやない。
 
: 最終話におけるゼロとガイオウの戦闘前会話にて。憎しみも蟠りも超え、同志として戦うその姿に、かつての迷いはもはやない。
 
;スザク「ゼロ……このハンカチを使いなよ」<br />ゼロ「す、すまん、スザク…」
 
;スザク「ゼロ……このハンカチを使いなよ」<br />ゼロ「す、すまん、スザク…」
 
:黒の騎士団ルートEDにて、飲み物を飲む姿をからかわれてむせるゼロに対して。苦笑しつつハンカチを渡す姿に、かつての怒りはもはやない。<br />…ところで、この時のゼロは仮面が外せないために最終的にむせたのだが、ハンカチを渡してしまったらますます仮面を外さなければならなくなるような…
 
:黒の騎士団ルートEDにて、飲み物を飲む姿をからかわれてむせるゼロに対して。苦笑しつつハンカチを渡す姿に、かつての怒りはもはやない。<br />…ところで、この時のゼロは仮面が外せないために最終的にむせたのだが、ハンカチを渡してしまったらますます仮面を外さなければならなくなるような…
 
=== OE ===
 
=== OE ===
;「プロイツェン!国をまとめるために、お前のような人間が必要な時もある!」<br />「だからこそ、ルドルフ殿下はお前に実権を与え、国のために力を振るようにしたのだ!」<br />「その御心を台無しにしたお前は政治家としても、一人の大人としても最低だ!」
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;「プロイツェン! 国をまとめるために、お前のような人間が必要な時もある!」<br />「だからこそ、ルドルフ殿下はお前に実権を与え、国のために力を振るようにしたのだ!」<br />「その御心を台無しにしたお前は政治家としても、一人の大人としても最低だ!」
:OEでの3章の終盤におけるプロイツェンとの戦闘会話。性根の真っ直なスザク(プロイツェンも正直すぎると発言している)からは私利私欲に満ちた悪の独裁者であるプロイツェンは許せない敵であった。
+
:OEでの3章の終盤におけるプロイツェンとの戦闘前会話。性根の真っ直なスザク(プロイツェンも正直すぎると発言している)から見て、私利私欲に満ちた悪の独裁者であるプロイツェンは許せない敵であった。
    
== スパロボシリーズの迷台詞 ==
 
== スパロボシリーズの迷台詞 ==
316行目: 324行目:  
:ランスロットに飛行ユニットを追加した機体。
 
:ランスロットに飛行ユニットを追加した機体。
 
;[[ランスロット・コンクエスター]]
 
;[[ランスロット・コンクエスター]]
:エアキャヴァルリーのパワーアップ機体。火力を高めた結果機動性が落ちたという本末転倒気味な機体だがポテンシャルは高い。
+
:エアキャヴァルリーのパワーアップ機体。火力を高めた結果機動性が落ちたという本末転倒気味な機体だが、ポテンシャルは高い。
 
;[[ランスロット・アルビオン]]
 
;[[ランスロット・アルビオン]]
 
:第九世代KMFであり、ランスロットの後継機。ナイトオブゼロとなったスザクの最後の愛機で、今まで得たデータを基に一から造り上げたランスロットである。二丁のスーパーヴァリスとエナジーウィングによる超高速飛行、MVSによる斬撃といった遠近戦闘を自在にこなす戦闘力は作中最強に食い込む。
 
:第九世代KMFであり、ランスロットの後継機。ナイトオブゼロとなったスザクの最後の愛機で、今まで得たデータを基に一から造り上げたランスロットである。二丁のスーパーヴァリスとエナジーウィングによる超高速飛行、MVSによる斬撃といった遠近戦闘を自在にこなす戦闘力は作中最強に食い込む。
324行目: 332行目:  
*ランスロット搭乗時に多用する蹴りは視聴者から「'''スザクキック'''」の俗称で呼ばれているが、当人は「'''くるくるキック'''」と呼んでいる。本来は藤堂譲りの武術で「陽昇流誠壱式旋風脚(ひのぼりりゅう まこといちしき せんぷうきゃく)」という名前なのだが、「子供には言いづらい」との理由でこうなった。当時は「枢木スザクのくるくるキック」だったらしい。
 
*ランスロット搭乗時に多用する蹴りは視聴者から「'''スザクキック'''」の俗称で呼ばれているが、当人は「'''くるくるキック'''」と呼んでいる。本来は藤堂譲りの武術で「陽昇流誠壱式旋風脚(ひのぼりりゅう まこといちしき せんぷうきゃく)」という名前なのだが、「子供には言いづらい」との理由でこうなった。当時は「枢木スザクのくるくるキック」だったらしい。
 
**この蹴りの1フレームや、[[篠崎咲世子|再世篇でも1枚絵で再現された咲世子扮するルルーシュの奇行]]や、[[シャルル・ジ・ブリタニア|消滅直前にロケットのごとくルルーシュに迫ったシャルル]]を素材としたコラ画像が出回っている。
 
**この蹴りの1フレームや、[[篠崎咲世子|再世篇でも1枚絵で再現された咲世子扮するルルーシュの奇行]]や、[[シャルル・ジ・ブリタニア|消滅直前にロケットのごとくルルーシュに迫ったシャルル]]を素材としたコラ画像が出回っている。
*枢木スザク役の櫻井孝宏氏は、R2最終話のエンドカードのイラストを描いている。
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*枢木スザク役の[[声優]]の櫻井孝宏氏は、R2最終話のエンドカードのイラストを描いている。
 
*ゲーム「テイルズオブグレイセス F」にて櫻井氏が演じるアスベル・ラントの衣装としてスザクの衣装がダウンロード配信された(1キャラ500円。他のメインキャラに着せられるゼロ、C.C.、カレンの衣装も配信され、勝利台詞でキャラを意識したセリフを喋る)。ちなみにスザクとアスベルには「幼少のころに王族と友達になる」など、ユーザーからいろいろ共通点を指摘される。というか容姿も性格も似ているため、あまり違和感がない。それゆえか某動画サイトでスザクが撃墜された時にアスベルの戦闘不能台詞である「マモレナカッタ…」が書き込まれることが多い。
 
*ゲーム「テイルズオブグレイセス F」にて櫻井氏が演じるアスベル・ラントの衣装としてスザクの衣装がダウンロード配信された(1キャラ500円。他のメインキャラに着せられるゼロ、C.C.、カレンの衣装も配信され、勝利台詞でキャラを意識したセリフを喋る)。ちなみにスザクとアスベルには「幼少のころに王族と友達になる」など、ユーザーからいろいろ共通点を指摘される。というか容姿も性格も似ているため、あまり違和感がない。それゆえか某動画サイトでスザクが撃墜された時にアスベルの戦闘不能台詞である「マモレナカッタ…」が書き込まれることが多い。
 
**そのゲームには[[ロロ・ランペルージ|ロロ]]役の水島大宙氏が演じるヒューバート・オズウェル(アスベルの'''実の弟''')もいるが、ギアス関連の衣装は配信されなかった。
 
**そのゲームには[[ロロ・ランペルージ|ロロ]]役の水島大宙氏が演じるヒューバート・オズウェル(アスベルの'''実の弟''')もいるが、ギアス関連の衣装は配信されなかった。
 
**ゲーム「テイルズオブエクシリア2」にもギアス関連の衣装がダウンロード配信され(1キャラ300円)、グレイセスの時とは違いパーティーキャラ全員分用意されているが、スザクの服装を割り当てられたのはジュード・マティスである(櫻井氏は演じていない)。
 
**ゲーム「テイルズオブエクシリア2」にもギアス関連の衣装がダウンロード配信され(1キャラ300円)、グレイセスの時とは違いパーティーキャラ全員分用意されているが、スザクの服装を割り当てられたのはジュード・マティスである(櫻井氏は演じていない)。
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== 商品情報 ==
 
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