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| 連邦軍([[ティターンズ]])所属の青年将校。 | | 連邦軍([[ティターンズ]])所属の青年将校。 |
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− | 第1話で同僚のカクリコンとエマをグリーンノア1の宇宙港で迎えた際、偶然来ていた[[カミーユ・ビダン]]の名前を女性と間違えて呟いた一言がカミーユの逆鱗に触れて殴られ、[[ティターンズ]]様の顔を傷つけたと捕らえたのが切欠となり、カミーユとは長きにわたるライバル関係となる。
| + | 第1話で同僚のカクリコンと[[エマ・シーン|エマ]]をグリーンノア1の宇宙港で迎えた際、偶然来ていた[[カミーユ・ビダン]]の名前を女性と間違えて呟いた一言がカミーユの逆鱗に触れて殴られ、[[ティターンズ]]様の顔を傷つけたと捕らえたのが切欠となり、カミーユとは長きにわたるライバル関係となる。 |
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− | エリートとしてのプライドが高く、いずれはティターンズのトップにのし上がるという野望を持った上昇志向を持つ人間であるが、ティターンズ軍人にありがちなエリートを鼻にかけた故の高慢で嫌味な面がある。長身かつ端整な顔立ちで黙っていればいい男なのだが、口を開けばかなり子供っぽく、自分を殴ったカミーユを仲間とリンチ同然に平然と蹴り返す等、大人気無い面が強い。その為に軍人としては未熟で失態も多く、「出戻りのジェリド中尉」と馬鹿にされる事もあったが、友情を大切にする仲間思いな一面もあり、傲慢なだけの人物という訳では無い。
| + | エリートとしてのプライドが高く、いずれはティターンズのトップにのし上がるという野望を持った上昇志向を持つ人間であるが、ティターンズ軍人にありがちなエリートを鼻にかけた故の高慢で嫌味な面がある。長身かつ端整な顔立ちで黙っていればいい男なのだが、口を開けばかなり子供っぽく、自分を殴ったカミーユを仲間とリンチ同然に平然と蹴り返す等、大人気無い面が強い。その為に軍人としては未熟で失態も多く、「出戻りのジェリド中尉」と馬鹿にされる事もあったが、[[友情]]を大切にする仲間思いな一面もあり、傲慢なだけの人物という訳では無い。 |
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− | 宇宙戦のいろはを教えてくれた[[ライラ・ミラ・ライラ]]や友人の[[カクリコン・カクーラー]]を撃墜された事、そして自身の度重なる敗北により、執拗にカミーユを追い回す。特に相思相愛の恋人だった[[マウアー・ファラオ]]をカミーユとの戦いで失った後はカミーユ抹殺のためにますます暴走していくようになった。 | + | 宇宙戦のいろはを教えてくれた[[ライラ・ミラ・ライラ]]や友人の[[カクリコン・カクーラー]]を撃墜された事、そして自身の度重なる敗北により、執拗にカミーユを追い回す。特に、相思相愛の恋人だった[[マウアー・ファラオ]]をカミーユとの戦いで失った後はカミーユ抹殺のためにますます暴走していくようになった。 |
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− | 作中では[[ガンダムMk-II]]の強奪事件以降、数多くのティターンズの軍事作戦に参加し、失態も少なくなかったとはいえ、後半はジャミトフの護衛に選ばれたりと出世し、戦闘面でもカミーユを圧倒する事があったりと着実に成長していた面はあった。しかしながらカミーユを倒す事はついにできず、最終的にはカミーユの攻撃で機体が動かなくなった際に、爆発寸前の[[ラーディッシュ|艦船]]に巻き込まれて死亡した。 | + | 作中では[[ガンダムMk-II]]の強奪事件以降、数多くのティターンズの軍事作戦に参加し、失態も少なくなかったとはいえ、後半は[[ジャミトフ・ハイマン|ジャミトフ]]の護衛に選ばれたりと出世し、戦闘面でもカミーユを圧倒する事があったりと着実に成長していた面はあった。しかしながら、カミーユを倒す事はついにできず、最終的にはカミーユの攻撃で機体が動かなくなった際に、爆発寸前の[[ラーディッシュ|艦船]]に巻き込まれて死亡した。 |
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| 『[[機動戦士ガンダム]]』の[[アムロ・レイ|アムロ]]と[[シャア・アズナブル|シャア]]みたいな関係になると思われたが、それにしては物語当初からジェリドの能力、キャラクター性が足りずに[[ヤザン・ゲーブル|ヤザン]]や[[パプテマス・シロッコ|シロッコ]]にいいところを奪われてしまった。 | | 『[[機動戦士ガンダム]]』の[[アムロ・レイ|アムロ]]と[[シャア・アズナブル|シャア]]みたいな関係になると思われたが、それにしては物語当初からジェリドの能力、キャラクター性が足りずに[[ヤザン・ゲーブル|ヤザン]]や[[パプテマス・シロッコ|シロッコ]]にいいところを奪われてしまった。 |
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− | カミーユと因縁を作ってしまった事が彼の不幸の始まりと良く評されるが、[[ティターンズ]]の所業と末路を考えれば仮にカミーユを倒せたとしても破滅は必定であり、むしろティターンズに所属してしまった事が最大の不幸なのかも知れない。あるいはただの民間人だったカミーユを戦争に巻き込み、結果ティターンズに多大な被害をもたらした一要因とも言える。 | + | カミーユと因縁を作ってしまった事が彼の不幸の始まりと良く評されるが、[[ティターンズ]]の所業と末路を考えれば仮にカミーユを倒せたとしても破滅は必定であり、むしろ「ティターンズに所属してしまった事が、ジェリドにとって最大の不幸」なのかも知れない。あるいはただの[[民間人]]だったカミーユを戦争に巻き込み、結果的にティターンズに多大な被害をもたらした一要因とも言える。 |
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− | 作中では「'''汚名挽回'''」の迷言を残した。彼の場合出る度に失態を重ねるため、本当の意味で汚名「挽回」になってしまっているのが哀れである。
| + | 作中では'''「汚名挽回」'''の迷言を残した。彼の場合出る度に失態を重ねるため、本当の意味で汚名「挽回」になってしまっているのが哀れである。 |
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| 以上のように大変に残念なキャラクターであると言える彼だが、監督の富野由悠季氏は旧作のZの中で、「ジェリドというバカしか覚えていない」とコメントをしている。氏の中では主人公のカミーユやシャア、強大な敵であるシロッコなどを差し置いて、作品中最も印象のあるキャラクターとしての立ち位置を残したようだ。 | | 以上のように大変に残念なキャラクターであると言える彼だが、監督の富野由悠季氏は旧作のZの中で、「ジェリドというバカしか覚えていない」とコメントをしている。氏の中では主人公のカミーユやシャア、強大な敵であるシロッコなどを差し置いて、作品中最も印象のあるキャラクターとしての立ち位置を残したようだ。 |
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| [[ティターンズ]]が連邦の一組織である事を最も明確に体現したキャラであり、場合によっては[[NPC]]として共闘する事もある。ただし、敵対的な感情を抱いている事は揺るぎ無く、最終的には敵対し、戦う事になる。 | | [[ティターンズ]]が連邦の一組織である事を最も明確に体現したキャラであり、場合によっては[[NPC]]として共闘する事もある。ただし、敵対的な感情を抱いている事は揺るぎ無く、最終的には敵対し、戦う事になる。 |
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− | これまでのシリーズでは[[スーパーロボット大戦EX|EX]]とZSPDにおいて味方として使用できるが、どちらにしてもその後は原作同様の最期を迎えており、本格的に救済された作品は今のところ無い。 | + | これまでのシリーズでは[[スーパーロボット大戦EX|EX]]と[[スーパーロボット大戦Z スペシャルディスク|ZSPD]]において味方として使用できるが、どちらにしてもその後は原作同様の最期を迎えており、本格的に救済された作品は今のところ無い。 |
− | (GGENE DSでは原作と違った道をいきカミーユとも和解しているが……) | + | (GGENE DSでは、原作と違った道をいきカミーユとも和解しているが……) |
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| == 登場作品と役柄 == | | == 登場作品と役柄 == |
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| :マラサイ、[[ギャプラン]]、[[ガブスレイ]]に乗る。序盤から中盤にかけての数シナリオで登場し、そこそこ存在感はあるが、二度目の宇宙から全く姿を見かけなくなる。 | | :マラサイ、[[ギャプラン]]、[[ガブスレイ]]に乗る。序盤から中盤にかけての数シナリオで登場し、そこそこ存在感はあるが、二度目の宇宙から全く姿を見かけなくなる。 |
| ;[[スーパーロボット大戦EX]] | | ;[[スーパーロボット大戦EX]] |
− | :マサキの章では敵として登場。[[サイバスター]]のサイフラッシュを警戒するイベントがある。また、シュウの章で説得で味方にできる。さすがにシュウやクワトロには及ばないが、それでも慢性人員不足のシュウの章では主力級の活躍ができる。 | + | :マサキの章では敵として登場。[[サイバスター]]のサイフラッシュを警戒するイベントがある。また、[[シュウ・シラカワ|シュウ]]の章で説得で味方にできる。さすがにシュウやクワトロには及ばないが、それでも慢性人員不足のシュウの章では主力級の活躍ができる。 |
| ;[[第4次スーパーロボット大戦]] | | ;[[第4次スーパーロボット大戦]] |
− | :DCから[[ティターンズ]]に鞍替え。最初はNPCの味方だが後半敵対する。[[バイアラン]]、[[ドーベン・ウルフ]]に乗る。 | + | :DCから[[ティターンズ]]に鞍替え。最初は[[NPC]]の味方だが後半敵対する。[[バイアラン]]、[[ドーベン・ウルフ]]に乗る。 |
| ;[[第4次スーパーロボット大戦S]] | | ;[[第4次スーパーロボット大戦S]] |
− | :第4次と役割は同じ。ジェリドと同じ声優のヤンロンは喋るのに、彼は仲間にならない為に喋らない…… | + | :第4次と役割は同じ。ジェリドと同じ声優の[[ホワン・ヤンロン|ヤンロン]]は喋るのに、彼は仲間にならない為に喋らない…… |
| ;[[スーパーロボット大戦F]] | | ;[[スーパーロボット大戦F]] |
− | :今回から声が入った。[[ティターンズ]]所属。本作では顔見せ程度で、味方とは戦闘にならない。 | + | :今回から声が入った。ティターンズ所属。本作では顔見せ程度で、味方とは戦闘にならない。 |
| ;[[スーパーロボット大戦F完結編]] | | ;[[スーパーロボット大戦F完結編]] |
− | :[[ティターンズ]]が敵対するので戦うことになる。何故かオールドタイプの中では最強クラスの能力を持っており、ヤザン達とは結構な能力の開きがある。2回行動も早く、妙に高性能な[[バイアラン]]に乗って現れることも多いので、あまりなめてかからないほうが良いかもしれない。ルートによっては[[ジ・O]]に乗って後半のシナリオで活躍する。 | + | :ティターンズが敵対するので戦うことになる。何故か[[オールドタイプ]]の中では最強クラスの能力を持っており、ヤザン達とは結構な能力の開きがある。2回行動も早く、妙に高性能なバイアランに乗って現れることも多いので、あまりなめてかからないほうが良いかもしれない。ルートによっては[[ジ・O]]に乗って後半のシナリオで活躍する。 |
| ;[[スーパーロボット大戦コンプリートボックス]] | | ;[[スーパーロボット大戦コンプリートボックス]] |
| :基本的な位置付けは旧作と同じ。顔グラフィックはFと同じものだが、戦闘時のものが複数用意されている。 | | :基本的な位置付けは旧作と同じ。顔グラフィックはFと同じものだが、戦闘時のものが複数用意されている。 |
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| :序盤に[[ヤザン・ゲーブル]]と共に登場。 | | :序盤に[[ヤザン・ゲーブル]]と共に登場。 |
| ;[[スーパーロボット大戦IMPACT]] | | ;[[スーパーロボット大戦IMPACT]] |
− | :今回は[[グリプス戦役]]後も生存という設定で登場。シロッコが既に死亡しているためなんと[[ジ・O]]に乗ってくる。未だにカミーユを殺す事にこだわり、本人曰く「全てのプライドを捨てた」との事。そのため今回は[[ネオ・ジオン]]所属という珍しい設定での登場(なお、彼に限らず今回のティターンズ兵・[[ヤザン・ゲーブル|ヤザン]]もネオ・ジオン所属)。カミーユを出撃させると[[逆恨み]]技能で火力がとんでもなく上昇するので注意。第1部終盤で撃墜された際に撤退しているが、第3部に登場することはなかった。カミーユ達の見立てではジ・Oはかなり損傷していたらしく撤退途中に誘爆して戦死した可能性もある。撤退する際ロール達から『できれば完全に倒してしまいたかった』『あの手のタイプはしつこい』と散々言われた挙句、総じて実際に登場するのはたったの1話だけな上、明確な死亡の描写すらないまま退場といういつものことながら扱いが悪い。 | + | :今回は[[グリプス戦役]]後も生存という設定で登場。シロッコが既に死亡しているためなんとジ・Oに乗ってくる。未だにカミーユを殺す事にこだわり、本人曰く「全てのプライドを捨てた」との事。そのため今回は[[ネオ・ジオン]]所属という珍しい設定での登場(なお、彼に限らず今回のティターンズ兵・[[ヤザン・ゲーブル|ヤザン]]もネオ・ジオン所属)。カミーユを出撃させると[[逆恨み]]技能で火力がとんでもなく上昇するので注意。 |
| + | :第1部終盤で撃墜された際に撤退しているが、第3部に登場することはなかった。カミーユ達の見立てではジ・Oはかなり損傷していたらしく撤退途中に誘爆して戦死した可能性もある。撤退する際ロール達から『できれば完全に倒してしまいたかった』『あの手のタイプはしつこい』と散々言われた挙句、総じて実際に登場するのはたったの1話だけな上、明確な死亡の描写すらないまま退場といういつものことながら扱いが悪い。 |
| ;[[スーパーロボット大戦COMPACT3]] | | ;[[スーパーロボット大戦COMPACT3]] |
| :[[ティターンズ]]の残党として登場し、最期は[[バイストン・ウェル]]で死亡する。 | | :[[ティターンズ]]の残党として登場し、最期は[[バイストン・ウェル]]で死亡する。 |
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| :[[ティターンズ]]所属。原作通りカミーユにちょっかいを出したおかげで悲惨な道をたどることになる…。戦闘時の顔グラはヘルメットバージョン。搭乗機は[[ガンダムMk-II (黒)]]、[[バイアラン]]、[[ガブスレイ]](MA)、[[バウンド・ドック]](MA)。彼が登場する最後のマップは、[[惣流・アスカ・ラングレー|アスカ]]が1人で戦うマップ。<br />アスカを育成していない場合を想定しているのか、レベルは高いが搭乗機に恵まれない。その為、簡単に撃墜される。<br />カミーユが出撃しないマップで前座的な扱いであっさりと退場するという不遇極まりない展開には同情すら覚えるだろう。<br />ちなみにスーパー系主人公の場合ルート進行によってはそこでしか登場しない。哀れすぎる。 | | :[[ティターンズ]]所属。原作通りカミーユにちょっかいを出したおかげで悲惨な道をたどることになる…。戦闘時の顔グラはヘルメットバージョン。搭乗機は[[ガンダムMk-II (黒)]]、[[バイアラン]]、[[ガブスレイ]](MA)、[[バウンド・ドック]](MA)。彼が登場する最後のマップは、[[惣流・アスカ・ラングレー|アスカ]]が1人で戦うマップ。<br />アスカを育成していない場合を想定しているのか、レベルは高いが搭乗機に恵まれない。その為、簡単に撃墜される。<br />カミーユが出撃しないマップで前座的な扱いであっさりと退場するという不遇極まりない展開には同情すら覚えるだろう。<br />ちなみにスーパー系主人公の場合ルート進行によってはそこでしか登場しない。哀れすぎる。 |
| ;[[スーパーロボット大戦α for Dreamcast]] | | ;[[スーパーロボット大戦α for Dreamcast]] |
− | :新規EDルートにて追加された[[ティターンズ]]との決戦においてマウアーなどと共に[[バウンド・ドック]](MS)に乗ってくる。戦力の肥大化が頂点に達しているロンド・ベルに中堅クラスのMSで挑んでくるその姿は涙を誘う。ただ、マウアーを先に撃墜すると[[奇跡]]を使ってくるため倒す順序には注意が必要。 | + | :新規EDルートにて追加されたティターンズとの決戦においてマウアーなどと共にバウンド・ドック(MS)に乗ってくる。戦力の肥大化が頂点に達している[[ロンド・ベル]]に中堅クラスのMSで挑んでくるその姿は涙を誘う。ただ、マウアーを先に撃墜すると[[奇跡]]を使ってくるため倒す順序には注意が必要。 |
| ;[[スーパーロボット大戦α外伝]] | | ;[[スーパーロボット大戦α外伝]] |
− | :[[ティターンズ]]所属。ストーリー序盤の敵として登場。αシリーズでの出番は本作で終了。<br />前作での扱いに加えて、今回は序盤で退場・・・と、αシリーズでの彼の扱いは不遇である。第2次αでは僅かながらにカミーユの口からジェリドの名前が出ているが、ライバルとしての立場は第2次α以降も生き残ったヤザンに奪われている。今回は序盤で[[ティターンズ]]が壊滅しながらも短い間に[[バイアラン]]、[[ガンダムMk-II]]、[[ガブスレイ]](極東ルートのみ)、[[バウンド・ドック]]と乗り換える。一応特殊戦闘台詞は多く収録されている。 | + | :[[ティターンズ]]所属。ストーリー序盤の敵として登場。αシリーズでの出番は本作で終了。<br />前作での扱いに加えて、今回は序盤で退場・・・と、αシリーズでの彼の扱いは不遇である。第2次αでは僅かながらにカミーユの口からジェリドの名前が出ているが、ライバルとしての立場は第2次α以降も生き残ったヤザンに奪われている。今回は序盤で[[ティターンズ]]が壊滅しながらも短い間にバイアラン、[[ガンダムMk-II]]、ガブスレイ(極東ルートのみ)、バウンド・ドックと乗り換える。一応特殊戦闘台詞は多く収録されている。 |
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| === [[Zシリーズ]] === | | === [[Zシリーズ]] === |
| ;[[スーパーロボット大戦Z]] | | ;[[スーパーロボット大戦Z]] |
− | :[[COMPACT3]]以来久しぶりの登場。今回は『Zガンダム』がジェリドが未参戦だった[[SC2]]に引き続き劇場版設定という事で、ジェリドも劇場版設定での登場となったが、彼は劇場版でもTV版と比べてさほど大きな設定変更も無いので、活躍は過去作と比べても大きな変化はない。第3軍で登場し、形としては自軍部隊と共闘するという非常に珍しいステージもある。なお、原作では搭乗していない[[アッシマー]]に乗った彼も見れる。井上和彦氏による追加の戦闘ボイスも新規収録された。 | + | :[[COMPACT3]]以来久しぶりの登場。今回は『Zガンダム』がジェリドが未参戦だった[[SC2]]に引き続き劇場版設定という事で、ジェリドも劇場版設定での登場となったが、彼は劇場版でもTV版と比べてさほど大きな設定変更も無いので、活躍は過去作と比べても大きな変化はない。 |
| + | :第3軍で登場し、形としては自軍部隊と共闘するという非常に珍しいステージもある。なお、原作では搭乗していない[[アッシマー]]に乗った彼も見れる。井上和彦氏による追加の戦闘ボイスも新規収録された。 |
| ;[[スーパーロボット大戦Z スペシャルディスク]] | | ;[[スーパーロボット大戦Z スペシャルディスク]] |
− | :一部シナリオで味方として使える。[[013特命部隊]]のシナリオでは[[主人公]]に近い扱いであり、仲間達を気遣い、思いやるなど、好漢の一面を見せる場面も多く見られた。スパロボシリーズではやや不遇な彼が優遇されている数少ない作品の一つなので、ファンならフル改造して無双させる唯一のチャンス。 | + | :一部シナリオで味方として使える。'''[[013特命部隊]]のシナリオでは[[主人公]]'''に近い扱いであり、仲間達を気遣い、思いやるなど、好漢の一面を見せる場面も多く見られた。スパロボシリーズではやや不遇なジェリドが優遇されている数少ない作品の一つなので、ファンならフル改造して無双させる唯一のチャンス。 |
| ;[[第2次スーパーロボット大戦Z 再世篇]] | | ;[[第2次スーパーロボット大戦Z 再世篇]] |
− | :Zで死亡したので当然登場しないが、中盤のルーク・アダモン戦でカミーユが過去を吹っ切って攻撃を仕掛ける際に彼の名前を口にする(おそらくフォウが生存しているため)。 | + | :Zで死亡したので当然登場しないが、中盤の[[人造次元獣ルーク・アダモン]]戦でカミーユが過去を吹っ切って攻撃を仕掛ける際に彼の名前を口にする(おそらくフォウが生存しているため)。 |
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| === 単独作品 === | | === 単独作品 === |
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| :スパロボ未登場。第3話で、ティターンズの人質としてカプセルに入れられた彼女を、ジャマイカンに騙された形で殺害する。ジェリドの方はカプセルの中に人が入っている事は知らず、その事実を知ったときには罪悪感も感じていた。 | | :スパロボ未登場。第3話で、ティターンズの人質としてカプセルに入れられた彼女を、ジャマイカンに騙された形で殺害する。ジェリドの方はカプセルの中に人が入っている事は知らず、その事実を知ったときには罪悪感も感じていた。 |
| ;[[ライラ・ミラ・ライラ]] | | ;[[ライラ・ミラ・ライラ]] |
− | :劇場版では同じティターンズ所属。当初は馬鹿にされた事に反発しながらも彼女の言葉と実力を認めて宇宙戦の師匠となる予定だった女性であったが、カミーユに撃墜され、カミーユへの怒りの一因となる。TV版では彼女に期待されていたが、劇場版では勉強だけできるバカな子と陰で軽んじられている面もあった。 | + | :劇場版では同じティターンズ所属。当初は馬鹿にされた事に反発しながらも、彼女の言葉と実力を認めている。ジェリドにとって宇宙戦の師匠となる予定だった女性であったが、カミーユに撃墜され、カミーユへの怒りの一因となる。 |
| + | :なお、TV版ではジェリドを[[期待]]していたが、劇場版では「勉強だけできるバカな子」と陰で彼を軽んじている面もあった。 |
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| === [[エゥーゴ]] === | | === [[エゥーゴ]] === |
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| :ZSPDでは[[013特命部隊]]で行動を共にする。Zの序盤ではネオ同様に彼らにも軽んじられていたようだが、彼らに対して偉ぶる事無く、よき先輩として接していた。 | | :ZSPDでは[[013特命部隊]]で行動を共にする。Zの序盤ではネオ同様に彼らにも軽んじられていたようだが、彼らに対して偉ぶる事無く、よき先輩として接していた。 |
| ;[[ネオ・ロアノーク]] | | ;[[ネオ・ロアノーク]] |
− | :ZSPDでは[[013特命部隊]]で行動を共にする。Zの序盤では軽んじられていたが、[[013特命部隊]]においては彼のよき部下として活躍した。彼に自身の悩みを打ち明け、相談する一幕も。 | + | :ZSPDでは013特命部隊で行動を共にする。Zの序盤では軽んじられていたが、[[013特命部隊]]においては彼のよき部下として活躍した。彼に自身の悩みを打ち明け、相談する一幕も。 |
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| === リアル系 === | | === リアル系 === |
| ;[[バーン・バニングス]] | | ;[[バーン・バニングス]] |
− | :EXのシュウの章にて共闘。彼もまた、ジェリドと同じく「[[ショウ・ザマ|ライバル]]を倒さないと前に進めなくなってしまった者」である。 | + | :EXのシュウの章にて共闘。彼もまた、ジェリドと同じ[[富野作品]]における「[[ショウ・ザマ|ライバル]]を倒さないと前に進めなくなってしまった者」である。 |
| ;[[ジョウ・マヤ]] | | ;[[ジョウ・マヤ]] |
− | :COMPACT2におけるジェリドの最期には、彼と同じように[[イルボラ・サロ|復讐に取り憑かれた者]]を相手にする彼にとって何ともいえない虚しさを感じさせた。余談だが、ジェリドとジョウは声が共に井上さんである。 | + | :COMPACT2におけるジェリドの最期には、彼と同じように[[イルボラ・サロ|復讐に取り憑かれた者]]を相手にする彼にとって、何ともいえない虚しさを感じさせた。 |
| + | :余談だが、ジェリドとジョウを演じる[[声優]]は、共に井上和彦氏である。 |
| ;[[ユルゲンス]] | | ;[[ユルゲンス]] |
| :ZSPDでは[[013特命部隊]]で行動を共にする。Zの序盤では彼はエリートである事を鼻にかけるジェリド達を疎んでいたが(ジェリドも当時は彼を疎んでいた)、[[多元世界]]に揉まれて威張る事に虚しさを覚えたジェリドの成長を認めていた。 | | :ZSPDでは[[013特命部隊]]で行動を共にする。Zの序盤では彼はエリートである事を鼻にかけるジェリド達を疎んでいたが(ジェリドも当時は彼を疎んでいた)、[[多元世界]]に揉まれて威張る事に虚しさを覚えたジェリドの成長を認めていた。 |
| ;[[アネモネ]] | | ;[[アネモネ]] |
− | :ZSPDでは[[013特命部隊]]で行動を共にする。マウアーと共に彼女を心配し、彼女を気遣う場面も。彼女に限らず、ZSPDではジェリドが仲間を気遣う場面が多い。 | + | :ZSPDでは013特命部隊で行動を共にする。マウアーと共に彼女を心配し、彼女を気遣う場面も。彼女に限らず、ZSPDではジェリドが仲間を気遣う場面が多い。 |
| ;[[ドミニク・ソレル]] | | ;[[ドミニク・ソレル]] |
− | :ZSPDでは[[013特命部隊]]で行動を共にする。献身的にアネモネの世話をする彼の気苦労を察し、気遣っていた。 | + | :ZSPDでは013特命部隊で行動を共にする。献身的にアネモネの世話をする彼の気苦労を察し、気遣っていた。 |
| ;[[キッド・ホーラ]] | | ;[[キッド・ホーラ]] |
− | :ZSPDでは[[013特命部隊]]で行動を共にする。彼は色々とジェリドと似た側面を持った人物である。 | + | :ZSPDでは013特命部隊で行動を共にする。彼は色々とジェリドと似た側面を持った人物である。 |
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| === スーパー系 === | | === スーパー系 === |
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| ;「ティターンズらしくなって、よく来てくれた」 | | ;「ティターンズらしくなって、よく来てくれた」 |
| :第1話で初登場した際の最初の台詞。地球から[[グリーンノア]]へ赴任してきた同僚である[[カクリコン・カクーラー|カクリコン]]と[[エマ・シーン|エマ]]を宇宙港へ迎えに来ていたのである。この後、ジェリドの人生を悪い意味で転落人生に変えてしまった、空手部をサボって[[ブライト・ノア|ブライト]]に会いに来た最大の敵となる[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]と運命(?)の出会う事になるとは、このときの彼は知る由もなかった…。<br />しかし、このときジェリドの言う「ティターンズらしさ」とは一体何を指すのか、気になるところである。 | | :第1話で初登場した際の最初の台詞。地球から[[グリーンノア]]へ赴任してきた同僚である[[カクリコン・カクーラー|カクリコン]]と[[エマ・シーン|エマ]]を宇宙港へ迎えに来ていたのである。この後、ジェリドの人生を悪い意味で転落人生に変えてしまった、空手部をサボって[[ブライト・ノア|ブライト]]に会いに来た最大の敵となる[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]と運命(?)の出会う事になるとは、このときの彼は知る由もなかった…。<br />しかし、このときジェリドの言う「ティターンズらしさ」とは一体何を指すのか、気になるところである。 |
− | ;「女の名前なのに・・・なんだ男か」 | + | ;「女の名前なのに…なんだ男か」 |
| :カミーユを一目見た際に言い放った台詞。この一言で彼の運命が決まってしまった…… | | :カミーユを一目見た際に言い放った台詞。この一言で彼の運命が決まってしまった…… |
| ;「そうか。そういうこと。なら男らしく扱ってやるよ!」 | | ;「そうか。そういうこと。なら男らしく扱ってやるよ!」 |
| :カミーユが自身を殴った理由を知った際、この言葉を述べて取り押さえられたカミーユの顔面を蹴る。ジェリドの傲慢さと大人げなさが表れているが、小説版ではまだ大人としてやや手加減している。 | | :カミーユが自身を殴った理由を知った際、この言葉を述べて取り押さえられたカミーユの顔面を蹴る。ジェリドの傲慢さと大人げなさが表れているが、小説版ではまだ大人としてやや手加減している。 |
| ;「こりゃ始末書じゃ済まんかな」 | | ;「こりゃ始末書じゃ済まんかな」 |
− | :カミーユに殴られてからというものの、どうも調子が出ないジェリドは[[ガンダムMk-II]]でコロニー内では禁止されている、超低空飛行を行い死傷者を多数出した挙句、ティターンズの本部ビルに突っ込んでしまった時の台詞。本来なら、始末書なんてものではなく除隊ものである。しかし、この後ジェリドがこの事で特に処分を受けていなかったところから、ティターンズがとんでもない特権部隊である事を窺わさせる。しかし、このビルの取調室で尋問を受けていたカミーユに脱走させるきっかけを作ってしまい…。 | + | :カミーユに殴られてからというものの、どうも調子が出ないジェリドは[[ガンダムMk-II]]でコロニー内では禁止されている、超低空飛行を行い死傷者を多数出した挙句、ティターンズの本部ビルに突っ込んでしまった時の台詞。 |
− | ;エマ「ジェリド・メサ中尉、無理な行動がこういう結果につながる事は十分にわかっていたはずです」<br />「次のティターンズのパイロットも来りゃ焦りもするさ。それに俺はバスク大佐の言う通り、即戦力になるために…」<br />エマ「だからといって禁止されている超低空飛行を居住区でやることはないでしょう?」<br />「エマ中尉はオレの上官か?違うだろ。」<br />エマ「我々は自力でMSの回収をする力を付ける訓練だって」<br />「Mk-IIは壊しちゃいない」<br />エマ「だからといって建物を壊していい訳はないでしょう?」<br />「民間人の家は避けて無理をしたからこうなったんだ」 | + | :本来なら、始末書なんてものではなく除隊ものである。しかし、この後ジェリドがこの事で特に処分を受けていなかったところから、ティターンズがとんでもない特権部隊である事を窺わさせる。しかし、このビルの取調室で尋問を受けていたカミーユに脱走させるきっかけを作ってしまい…。 |
| + | ;エマ「ジェリド・メサ中尉、無理な行動がこういう結果につながる事は十分にわかっていたはずです」<br />「次のティターンズのパイロットも来りゃ焦りもするさ。それに俺はバスク大佐の言う通り、即戦力になるために…」<br />エマ「だからといって禁止されている超低空飛行を居住区でやることはないでしょう?」<br />「エマ中尉はオレの上官か? 違うだろ」<br />エマ「我々は自力でMSの回収をする力を付ける訓練だって」<br />「Mk-IIは壊しちゃいない」<br />エマ「だからといって建物を壊していい訳はないでしょう?」<br />「民間人の家は避けて無理をしたからこうなったんだ」 |
| :第2話で、Mk-IIでティターンズの本部ビルに突っ込んでしまった事を、エマに非難された時のやり取り。ああ言えばこう言う、こう言えばああ言う。要するに逃れ口上であり、言い返せないとなるとこれであり、ジェリドの情けない一面が強調されている。言い逃れのできない事をしたのだから、もっと反省するべきである。 | | :第2話で、Mk-IIでティターンズの本部ビルに突っ込んでしまった事を、エマに非難された時のやり取り。ああ言えばこう言う、こう言えばああ言う。要するに逃れ口上であり、言い返せないとなるとこれであり、ジェリドの情けない一面が強調されている。言い逃れのできない事をしたのだから、もっと反省するべきである。 |
| ;「出てきやがった。よくもまぁ、ぬけぬけと」 | | ;「出てきやがった。よくもまぁ、ぬけぬけと」 |
| :グリーンノアから脱出しようとする[[クワトロ・バジーナ|クワトロ]]達の[[リック・ディアス]]隊と、奪われたカミーユの乗るMk-II3号機を[[ハイザック]]で追いかける場面での台詞。意気揚々と意気込むのは結構だが、その割には行動が伴っていないのが、ジェリドの情けないところである。 | | :グリーンノアから脱出しようとする[[クワトロ・バジーナ|クワトロ]]達の[[リック・ディアス]]隊と、奪われたカミーユの乗るMk-II3号機を[[ハイザック]]で追いかける場面での台詞。意気揚々と意気込むのは結構だが、その割には行動が伴っていないのが、ジェリドの情けないところである。 |
− | ;「くそ!うぉ!?こっちが当たらずに、なんで相手のほうが!?」 | + | ;「くそ! うぉ!? こっちが当たらずに、なんで相手のほうが!?」 |
− | :クワトロの[[リック・ディアス (クワトロ専用)|リック・ディアス]]に、ハイザックの足を撃ち抜かれたときの台詞。相手は7年前の[[一年戦争]]で[[ジオン軍|ジオン]]の「赤い彗星」の異名をとった[[ニュータイプ]]のエースであるため、実力が違いすぎるのは必然である。それがジェリドにはわからないようでは、まだまだ半人前だといえる。 | + | :クワトロの[[リック・ディアス (クワトロ専用)|リック・ディアス]]に、ハイザックの足を撃ち抜かれたときの台詞。相手は7年前の[[一年戦争]]で[[ジオン軍|ジオン]]の「[[赤い彗星]]」の異名をとった[[ニュータイプ]]の[[エース]]であるため、実力が違いすぎるのは必然である。それがジェリドにはわからないようでは、まだまだ半人前だといえる。 |
− | ;「なんだ!いったいなんだというのだ、この不愉快さは!」 | + | ;「なんだ! いったいなんだというのだ、この不愉快さは!」 |
− | :3話にて、バスクの命令でカミーユの母のカプセルを狙撃した後の台詞。ニュータイプの素質が感じられる。ジェリドは中に人間が乗せられていたことを知らず、爆弾か何かかと思っていた。 | + | :3話にて、[[バスク・オム|バスク]]の命令でカミーユの母のカプセルを[[狙撃]]した後の台詞。ニュータイプの素質が感じられる。ジェリドは中に人間が乗せられていたことを知らず、爆弾か何かかと思っていた。 |
− | ;「母さん…母さんかい?俺は知らなかったんだ。あのカプセルの中に君のお袋さんがいたなんて。まだオッパイが恋しい年頃だったんだもんな」<br />「殴ってもいいんだぜ。いつかの空港のときみたいにな」 | + | ;「母さん…母さんかい? 俺は知らなかったんだ。あのカプセルの中に君のお袋さんがいたなんて。まだオッパイが恋しい年頃だったんだもんな」<br />「殴ってもいいんだぜ。いつかの空港のときみたいにな」 |
− | :第4話で、知らなかったとは言えカミーユの母であるヒルダ・ビダンの入ったカプセルを半ば騙された形で撃ち抜いて射殺してしまい、錯乱しアレキサンドリアにMk-II3号機ごと連行されたカミーユに吐き捨てた台詞。流石のジェリドも、今回ばかりは良心が痛んだのか罪悪感を感じていたのだろう。しかし、この男どうも素直になれないのかこのように挑発して、殴っててくれれば少しは自分の心も晴れるだろうと考えて起こした行動である。人に頭を下げた事のないジェリドには、これが最大限の誠意だったのだ。しかし、この後カミーユに「僕はあなたのハイザックを抑えてみせた」と言い負かされる事に。 | + | :第4話で、知らなかったとは言えカミーユの母であるヒルダ・ビダンの入ったカプセルを半ば騙された形で撃ち抜いて射殺してしまい、錯乱しアレキサンドリアにMk-II3号機ごと連行されたカミーユに吐き捨てた台詞。流石のジェリドも、今回ばかりは良心が痛んだのか罪悪感を感じていたのだろう。 |
| + | :しかし、この男どうも素直になれないのか、このように挑発して「殴っててくれれば少しは自分の心も晴れるだろう」と考えて起こした行動である。人に頭を下げた事のないジェリドには、これが最大限の誠意だったのだ。そして、この後カミーユに「僕はあなたのハイザックを抑えてみせた」と言い負かされる事に。 |
| ;「大佐、ガンダムMk-IIを使わせていただけるのならば、自分が汚名挽回をしたく」 | | ;「大佐、ガンダムMk-IIを使わせていただけるのならば、自分が汚名挽回をしたく」 |
| :第4話でのバスクとの会話で登場するが、本来なら名誉挽回か汚名返上というべきなのに汚名挽回という間違った使い方をしている(その後のバスクの返事から見ると「名誉挽回」のつもりだったようだ)。結果的には間違ってないともいえる結果に…。<br />さすがに劇場版では「汚名返上」に直され、『[[スーパーロボット大戦Z]]』では、劇場版準拠の直されたセリフが一言セリフモードに登録されている。 | | :第4話でのバスクとの会話で登場するが、本来なら名誉挽回か汚名返上というべきなのに汚名挽回という間違った使い方をしている(その後のバスクの返事から見ると「名誉挽回」のつもりだったようだ)。結果的には間違ってないともいえる結果に…。<br />さすがに劇場版では「汚名返上」に直され、『[[スーパーロボット大戦Z]]』では、劇場版準拠の直されたセリフが一言セリフモードに登録されている。 |
− | ;「貴様だけが特別なんじゃない!俺だってティターンズだ!!」 | + | ;「貴様だけが特別なんじゃない! 俺だってティターンズだ!!」 |
| :TV版8話で、フル装備にチューンナップした[[ガルバルディβ]]の性能テストと、アーガマの潜伏場所を確認するために出撃したのだが、師匠である[[ライラ・ミラ・ライラ|ライラ]]の仇を討つべく、本来の任務を忘れてカミーユのMk-IIと月面で対決した時に。相手が子供とは言え、[[ニュータイプ]]であっても自分だって連邦のエリートであるティターンズのメンバーに抜擢されるまでに、相当な努力を重ね選ばれた事の、彼の自負や矜持が伺える。彼にだって男の意地があるのだ。<br />なお、カミーユが月面戦闘に慣れておらずライラを殺した事に苦悩して迷いがある事もあるが、今回は気合が違うのか珍しくジェリドがカミーユを追い詰めていた。 | | :TV版8話で、フル装備にチューンナップした[[ガルバルディβ]]の性能テストと、アーガマの潜伏場所を確認するために出撃したのだが、師匠である[[ライラ・ミラ・ライラ|ライラ]]の仇を討つべく、本来の任務を忘れてカミーユのMk-IIと月面で対決した時に。相手が子供とは言え、[[ニュータイプ]]であっても自分だって連邦のエリートであるティターンズのメンバーに抜擢されるまでに、相当な努力を重ね選ばれた事の、彼の自負や矜持が伺える。彼にだって男の意地があるのだ。<br />なお、カミーユが月面戦闘に慣れておらずライラを殺した事に苦悩して迷いがある事もあるが、今回は気合が違うのか珍しくジェリドがカミーユを追い詰めていた。 |
| ;「ニュータイプだってスーパーマンじゃないんだ!」 | | ;「ニュータイプだってスーパーマンじゃないんだ!」 |
− | :上記の戦闘中においてカミーユのMk-IIに吹き飛ばされながらも体勢を立て直して発した台詞。宇宙世紀になってもスーパーマンは知られているのであろうか。 | + | :上記の戦闘中においてカミーユのMk-IIに吹き飛ばされながらも体勢を立て直して発した台詞。[[宇宙世紀]]になってもスーパーマンは知られているのであろうか。 |
| ;「ここで会ったが百年目ってね」 | | ;「ここで会ったが百年目ってね」 |
| :12話で、降下した[[ジャブロー]]でカミーユのMk-IIと出くわした時に言った台詞。彼の執念深さが現れている。 | | :12話で、降下した[[ジャブロー]]でカミーユのMk-IIと出くわした時に言った台詞。彼の執念深さが現れている。 |
| ;「力のない者は死あるのみ、力のない者は…」 | | ;「力のない者は死あるのみ、力のない者は…」 |
− | :カミーユに負け[[マラサイ]]を失ってしまい、明らかに定員オーバーの脱出用のシャトルに乗り込むべく、タラップに溢れかえってる他の兵を殴って押し退けながら、自分を必死で鼓舞する台詞。勝利は生きてこそ掴めるものであり、その為ならば他人を蹴落とし泥を啜って汚名に塗れても、生き延びてやるという執念は立派だが、ジェリドにとっては人生最大の屈辱であろう。この後、後に恋人関係となる[[マウアー・ファラオ|マウアー]]と出会う。 | + | :カミーユに負け[[マラサイ]]を失ってしまい、明らかに定員オーバーの脱出用のシャトルに乗り込むべく、タラップに溢れかえってる他の兵を殴って押し退けながら、自分を必死で鼓舞する台詞。 |
| + | :勝利は生きてこそ掴めるものであり、その為ならば他人を蹴落とし泥を啜って汚名に塗れても、生き延びてやるという執念は立派だが、ジェリドにとっては人生最大の屈辱であろう。この後、後に恋人関係となる[[マウアー・ファラオ|マウアー]]と出会う。 |
| ;「たいした威力だ。これならば一撃でガンダムMk-IIを討てる!」 | | ;「たいした威力だ。これならば一撃でガンダムMk-IIを討てる!」 |
| :21話にて、恋仲になったマウアーと共に[[パプテマス・シロッコ|シロッコ]]の下で配属となり、彼の設計した新型MS[[ガブスレイ]]の性能テストを兼ねた模擬戦を終えたときの台詞。久々の登場であり、ジャブローでの生き恥を乗り越えマウアーという恋人を得ただけでなく新型機も手に入れた今、男として一層磨きがかかったようにも見える。だが、カミーユのMk-IIに執着しているあたりは全然変わっていない。 | | :21話にて、恋仲になったマウアーと共に[[パプテマス・シロッコ|シロッコ]]の下で配属となり、彼の設計した新型MS[[ガブスレイ]]の性能テストを兼ねた模擬戦を終えたときの台詞。久々の登場であり、ジャブローでの生き恥を乗り越えマウアーという恋人を得ただけでなく新型機も手に入れた今、男として一層磨きがかかったようにも見える。だが、カミーユのMk-IIに執着しているあたりは全然変わっていない。 |
| ;「こいつだけは他のマシンとは違う…なぶり殺しにしてやる!!」 | | ;「こいつだけは他のマシンとは違う…なぶり殺しにしてやる!!」 |
− | :アーガマのMS隊と交戦する最中にシロッコの命令で、援護に来たマウアーの[[ガブスレイ]]と共に[[エマ・シーン|エマ]]の[[リック・ディアス]]を撃破し、カミーユのMk-IIを追い詰め羽交い絞めにした時にマウアーから「ジェリド、何を躊躇っている?キャノンを使え!」と言われた時に返した台詞。マウアーからしてみたら、リック・ディアスは普通に撃破したのに、Mk-IIにやたらと拘りさっさと撃破しようとしない、彼の行動に疑問を持ったのだろう。ライラやカクリコンを殺したカミーユだけは、死ぬほどの苦しみを味あわせて殺さないと腹の虫が収まらないのだ。圧倒的に有利な状況ゆえに、彼の底意地の悪さが伺える。<br />何気に最終決戦の時のフラグにもなっている。 | + | :アーガマのMS隊と交戦する最中にシロッコの命令で、援護に来たマウアーの[[ガブスレイ]]と共に[[エマ・シーン|エマ]]の[[リック・ディアス]]を撃破し、カミーユのMk-IIを追い詰め羽交い絞めにした時にマウアーから「ジェリド、何を躊躇っている? キャノンを使え!」と言われた時に返した台詞。 |
− | ;「カミーユ!死ねぇ!!」 | + | :マウアーからしてみたら、リック・ディアスは普通に撃破したのに、Mk-IIにやたらと拘りさっさと撃破しようとしない、彼の行動に疑問を持ったのだろう。ライラやカクリコンを殺したカミーユだけは、死ぬほどの苦しみを味あわせて殺さないと腹の虫が収まらないのだ。圧倒的に有利な状況ゆえに、彼の底意地の悪さが伺える。<br />何気に最終決戦の時のフラグにもなっている。 |
| + | ;「カミーユ! 死ねぇ!!」 |
| :バックパックからビームサーベルを抜こうとしたカミーユのMk-IIの左腕を、肩部メガ粒子砲で吹き飛ばして。この後駆けつけた[[アポリー・ベイ|アポリー]]の乗る[[Ζガンダム]]にやられてしまう…。マウアーが来てくれなかったら、間違いなく死んでいたであろう。 | | :バックパックからビームサーベルを抜こうとしたカミーユのMk-IIの左腕を、肩部メガ粒子砲で吹き飛ばして。この後駆けつけた[[アポリー・ベイ|アポリー]]の乗る[[Ζガンダム]]にやられてしまう…。マウアーが来てくれなかったら、間違いなく死んでいたであろう。 |
| ;「俺はカミーユを倒さない限り一歩も進めない人間になっちまった。あいつは俺にとって壁なんだ!」 | | ;「俺はカミーユを倒さない限り一歩も進めない人間になっちまった。あいつは俺にとって壁なんだ!」 |
| :マウアーの前でカミーユにこだわる理由を話したとき。 | | :マウアーの前でカミーユにこだわる理由を話したとき。 |
| ;ジェリド「もし長い戦争になれば、コロニーの100や200が沈むだろう。一つのコロニーの犠牲で、エゥーゴが降服をしてくれるのならば、神様だってこの作戦を許してくれる」<br />マウアー「「しかし、ガスの使用は国際条約で禁止されています」<br />ジェリド「みんな、早く故郷に帰りたいのだ。連邦軍もティターンズとなれば、過去の条約は無いに等しい」 | | ;ジェリド「もし長い戦争になれば、コロニーの100や200が沈むだろう。一つのコロニーの犠牲で、エゥーゴが降服をしてくれるのならば、神様だってこの作戦を許してくれる」<br />マウアー「「しかし、ガスの使用は国際条約で禁止されています」<br />ジェリド「みんな、早く故郷に帰りたいのだ。連邦軍もティターンズとなれば、過去の条約は無いに等しい」 |
− | :自分が指揮することになった毒ガス作戦の前の一言。毒ガス攻撃と言う非人道的な作戦を正当化するにはあまりにも無茶苦茶な理論だが、こうでも言わなければ自分達の士気を維持できないと思っていたのだろう。後にジェリドは作戦を阻止しようと現れたカミーユに対して「貴様がいなければ、こんな嫌な作戦はやらないで済んだんだぞ!」と漏らしており、彼自身も毒ガス作戦を嫌がっていたことが分かる。 | + | :自分が[[指揮]]することになった毒ガス作戦の前の一言。毒ガス攻撃と言う非人道的な作戦を正当化するにはあまりにも無茶苦茶な理論だが、こうでも言わなければ自分達の士気を維持できないと思っていたのだろう。 |
− | ;「ティターンズは力だ!力があってこそ全てを制するんだ!」 | + | :後にジェリドは作戦を阻止しようと現れたカミーユに対して「貴様がいなければ、こんな嫌な作戦はやらないで済んだんだぞ!」と漏らしており、彼自身も毒ガス作戦を嫌がっていたことが分かる。 |
− | :クワトロが演説している[[ダカール]]の議会を攻撃しようする自分の目の前に立ち塞がり、「ティターンズが正しいのなら、議会で証明すべきだろ!」と主張する味方の[[アッシマー]]に対して。激昂したジェリドは議会への攻撃を強行するが、これがティターンズの非道さを裏付ける証拠となってしまい、ティターンズは求心力を失ってしまう。力で何でも押し通そうとするジェリド、そしてティターンズの姿勢が、結局は自身の破滅を招く原因になってしまったのである。 | + | ;「ティターンズは力だ! 力があってこそ全てを制するんだ!」 |
− | ;「グワダンを叩け! モビルスーツは後でどうにでもなる!」 | + | :クワトロが[[ダカール演説|演説]]している[[ダカール]]の議会を攻撃しようする自分の目の前に立ち塞がり、「ティターンズが正しいのなら、議会で証明すべきだろ!」と主張する味方の[[アッシマー]]に対して。 |
− | :第44話「ゼダンの門」にて、グワダンからの集中砲火に晒されながらも動揺すること無く味方に言い放った台詞。ガザCを蹴散らしながらグワダンに迫る様子は[[ハマーン・カーン|ハマーン]]がプレッシャーを感じるほどであった。 | + | :激昂したジェリドは議会への攻撃を強行するが、これがティターンズの非道さを裏付ける証拠となってしまい、ティターンズは求心力を失ってしまう。力で何でも押し通そうとするジェリド、そしてティターンズの姿勢が、結局は自身の破滅を招く原因になってしまったのである。 |
− | ;「どこからでも来い!近づく奴はみんな灰にしてやる!」 | + | ;「グワダンを叩け! モビルスーツは後でどうにでもなる!」 |
| + | :第44話「ゼダンの門」にて、[[グワダン]]からの集中砲火に晒されながらも動揺すること無く味方に言い放った台詞。[[ガザC]]を蹴散らしながらグワダンに迫る様子は[[ハマーン・カーン|ハマーン]]がプレッシャーを感じるほどであった。 |
| + | ;「どこからでも来い! 近づく奴はみんな灰にしてやる!」 |
| :第45話「天から来るもの」での登場時の台詞。 | | :第45話「天から来るもの」での登場時の台詞。 |
| ;「これが戦争だろうが!」 | | ;「これが戦争だろうが!」 |
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| :カミーユと最後に対峙した際の台詞。 | | :カミーユと最後に対峙した際の台詞。 |
| ;「カミーユ、貴様は俺のぉぉぉ!!」 | | ;「カミーユ、貴様は俺のぉぉぉ!!」 |
− | :死に際にジェリドが叫んだ台詞。「俺の」の続きが何なのかは諸説あり、現在では「全てを奪った」が有力。劇場版では別の台詞になっているが、Zでは撃墜と死亡イベントに入っている。『[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]]』の[[スティング・オークレー]]も似たような台詞を言いながら死んでいる。 | + | :死に際にジェリドが叫んだ台詞。「俺の」の続きが何なのかは諸説あり、現在では「全てを奪った」が有力。劇場版では別の台詞になっているが、Zでは撃墜と死亡イベントに入っている。 |
| + | :なお、『[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]]』の[[スティング・オークレー]]もジェリドと似たような台詞を言いながら死んでいる。 |
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| === 劇場版 === | | === 劇場版 === |
| ;「うわぁぁぁぁぁぁっ!!」 | | ;「うわぁぁぁぁぁぁっ!!」 |
− | :劇場版での最期のセリフ。TV版とは違いあまりにもあっけなさすぎる最期であった… | + | :劇場版での最期のセリフ。TV版とは違い、あまりにもあっけなさすぎる最期であった… |
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| == スパロボシリーズの名台詞 == | | == スパロボシリーズの名台詞 == |
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| :EXにて[[サイバスター]]に遭遇し、カクリコンに注意をうながした時の台詞。 | | :EXにて[[サイバスター]]に遭遇し、カクリコンに注意をうながした時の台詞。 |
| ;「ああ、けどな、オレはこれで満足してるぜ」 | | ;「ああ、けどな、オレはこれで満足してるぜ」 |
− | :第4次でのティターンズとロンド・ベルの決戦シナリオである「栄光の落日」での台詞。ただ、決着を付けるべきカミーユはここでのロンド・ベルのメンバーにいないのでこのシナリオでは満足できない事になる。 | + | :第4次でのティターンズと[[ロンド・ベル]]の決戦シナリオである「栄光の落日」での台詞。ただ、決着を付けるべきカミーユはここでのロンド・ベルのメンバーにいないのでこのシナリオでは満足できない事になる。 |
| ;「マウアー…今そっちへ…」 | | ;「マウアー…今そっちへ…」 |
− | :F完結編でシャピロ搭乗の[[ヴァルシオン改]]に[[ジ・O]]で特攻した際の最期の台詞。ジェリド[[特攻]]はスパロボシリーズにおける数少ない見せ場である。 | + | :F完結編で[[シャピロ・キーツ|シャピロ]]搭乗の[[ヴァルシオン改]]に[[ジ・O]]で特攻した際の最期の台詞。ジェリド[[特攻]]はスパロボシリーズにおける数少ない見せ場である。 |
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| ==== COMPACTシリーズ ==== | | ==== COMPACTシリーズ ==== |
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| ==== [[Zシリーズ]] ==== | | ==== [[Zシリーズ]] ==== |
− | ;「看板だけで戦えるほどこの世界は甘くない…!その事は嫌という程、学んできた!」<br />「俺は前に進むんだ!こんな所でやらせるかよ!」 | + | ;「看板だけで戦えるほどこの世界は甘くない…! その事は嫌という程、学んできた!」<br />「俺は前に進むんだ! こんな所でやらせるかよ!」 |
− | :ZSPDにて、黒のカリスマと対峙して。ジェリドの確かな成長をうかがい知る事ができる台詞。しかし、後のジェリドの結末は、黒のカリスマの言う通り、あまりにも哀しいものだった。 | + | :[[スーパーロボット大戦Z スペシャルディスク|ZSPD]]にて、[[黒のカリスマ]]と対峙して。ジェリドの確かな成長をうかがい知る事ができる台詞である。 |
| + | :しかし、後のジェリドの結末は、黒のカリスマの言う通り、あまりにも哀しいものだった…。 |
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| == 関連機体 == | | == 関連機体 == |
| ;[[ガンダムMk-II (黒)|ガンダムMk-II]] | | ;[[ガンダムMk-II (黒)|ガンダムMk-II]] |
− | :作中で最初に搭乗した機体。テストパイロットという立場ではあったが、墜落事故を起こして基地を破壊し、多数の死傷者を出す失態を犯している。 | + | :作中で最初に搭乗した機体。[[テストパイロット]]という立場ではあったが、墜落事故を起こして基地を破壊し、多数の死傷者を出す失態を犯している。 |
| ;[[ハイザック]] | | ;[[ハイザック]] |
− | :2話から6話まで、カミーユに乗機であるMk-IIを奪われてからは、カクリコンと共に搭乗。 | + | :2話から6話まで、[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]に乗機であるMk-IIを奪われてからは、[[カクリコン・カクーラー|カクリコン]]と共に搭乗。 |
| ;[[ガルバルディβ]] | | ;[[ガルバルディβ]] |
− | :8話にて、師匠であるライラの仇を討つべくフルチューンした機体で搭乗。 | + | :8話にて、師匠である[[ライラ・ミラ・ライラ|ライラ]]の仇を討つべくフルチューンした機体で搭乗。 |
| ;[[マラサイ]] | | ;[[マラサイ]] |
| :ジャブロー攻略戦の際、カクリコンと共に搭乗。 | | :ジャブロー攻略戦の際、カクリコンと共に搭乗。 |
| ;[[ガブスレイ]] | | ;[[ガブスレイ]] |
− | :宇宙に戻った後、マウアーと同じくこの機体に搭乗。 | + | :宇宙に戻った後、[[マウアー・ファラオ|マウアー]]と同じくこの機体に搭乗。 |
| ;[[バイアラン]] | | ;[[バイアラン]] |
| :キリマンジャロ攻略以後に搭乗。 | | :キリマンジャロ攻略以後に搭乗。 |
| ;[[バウンド・ドック]] | | ;[[バウンド・ドック]] |
− | :最後の機体。本編で搭乗していたのはロザミア機と同じカラーリングであるが、設定上は黄色のカラーリングである専用機も存在する。 | + | :最後の機体。本編で搭乗していたのは[[ロザミア・バダム|ロザミア]]機と同じカラーリングであるが、設定上は黄色のカラーリングである専用機も存在する。 |
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| == 余談 == | | == 余談 == |
− | ジェリドを演じた井上和彦氏は『SEED ASTRAYシリーズ』の[[叢雲劾]]以外にもガンダム作品の出演が多く、スパロボ未参戦の『機動戦士ガンダムF90』でシド・アンバー(Gジェネシリーズ)を、同じく未参戦の『機動戦士ガンダムAGE』でフリット・アスノ(第二部以降)、ナレーターの声優を担当している。シドとフリットの両者ともに、ガンダムと深い関わりを持つ人物である。<br />特に、フリットはジェリドと同様に大切な人達の命を奪った存在に対し強い復讐心を抱いているという共通点があるが(ジェリドの場合はカミーユ個人なのに対しフリットの場合は'''ヴェイガンという敵対勢力全体'''という違いがある)、最終話にて息子と孫、そして過去に亡くした大切な人達の幻に(そして小説版では過去の自分自身の幻にも)諭されたことで自身の過ちをも認めてヴェイガンを許し、彼らを救うために尽力するというジェリドとは正反対の顛末を迎えている。
| + | *ジェリド・メサを演じた井上和彦氏は『SEED ASTRAYシリーズ』の[[叢雲劾]]以外にもガンダム作品の出演が多く、スパロボ未参戦の『機動戦士ガンダムF90』でシド・アンバー(Gジェネシリーズ)を、同じく未参戦の『機動戦士ガンダムAGE』でフリット・アスノ(第二部以降)、[[ナレーション]]を担当している。シドとフリットの両者ともに、ガンダムと深い関わりを持つ人物である。 |
| + | **特に、フリットはジェリドと同様に大切な人達の命を奪った存在に対し強い復讐心を抱いているという共通点があるが(ジェリドの場合はカミーユ個人なのに対しフリットの場合は'''ヴェイガンという敵対勢力全体'''という違いがある)、最終話にて息子と孫、そして過去に亡くした大切な人達の幻に(そして小説版では過去の自分自身の幻にも)諭されたことで自身の過ちをも認めてヴェイガンを許し、彼らを救うために尽力するというジェリドとは正反対の顛末を迎えている。 |
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