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| == コーディネイター(Coordinator) == | | == コーディネイター(Coordinator) == |
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− | 『[[機動戦士ガンダムSEED]]』シリーズに登場する受精卵に遺伝子操作を加えられて誕生した人間で、コーディネイター同士の両親から生まれた人間も含む(この場合は第二世代とも言う)。 | + | 『[[機動戦士ガンダムSEED]]』シリーズに登場する受精卵に遺伝子操作を加えられて誕生した人間で、コーディネイター同士の両親から生まれた人間も含む(この場合は第二世代とも言う。例えば、[[アスラン・ザラ]]や[[ラクス・クライン]]等が第二世代コーディネイターにあたる)。 |
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− | 作中では通常の人間は[[ナチュラル]]と呼ばれるが、彼らよりも身体能力や頭脳が優れ、また病気に対する抵抗力も持ち合わせる。しかし先天性の盲目など治せないものもあり、万能というわけでもない。 | + | 作中では通常の人間は[[ナチュラル]]と呼ばれるが、彼らよりも身体能力や頭脳が優れ、また病気に対する抵抗力も持ち合わせる。しかし、先天性の盲目など治せないものもあり、万能というわけでもない。また、ナチュラルでありながら[[ザフト]]の[[エース|トップエース]]の地位にまで至れたほどの実力を持つ[[ラウ・ル・クルーゼ]]がいるように、コーディネイターをも凌駕する実力を持つナチュラルも存在している。 |
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| 最初のコーディネイターは科学者グループによって誕生させられた[[ジョージ・グレン]]なる人物で、[[C.E.]]15年に自らがコーディネイターであることを明かし、人類と新たに生まれるであろう新人類との架け橋という事を願い、調整者(=コーディネイター)という名称を作った(その後[[キャプテンG.G.]]として復活した彼の弁によれば、これは遺伝子の調整をされた者に限ったことではないと思い直している)。 | | 最初のコーディネイターは科学者グループによって誕生させられた[[ジョージ・グレン]]なる人物で、[[C.E.]]15年に自らがコーディネイターであることを明かし、人類と新たに生まれるであろう新人類との架け橋という事を願い、調整者(=コーディネイター)という名称を作った(その後[[キャプテンG.G.]]として復活した彼の弁によれば、これは遺伝子の調整をされた者に限ったことではないと思い直している)。 |
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| この告白後、コーディネイターとしての出生は違法とされながらも、密かに違法出生は増え続けることになり、コーディネイターは急増する事になるが、[[C.E.]]53年の[[ジョージ・グレン]]暗殺に代表されるように[[ブルーコスモス]]等の[[ナチュラル]]の反コーディネイターの機運は次第に高まり、結果的にコーディネイターは[[プラント]]とコーディネイターの居住を容認していた[[オーブ連合首長国]]のような一部のみに追いやられ、結果的には[[ヤキン・ドゥーエ戦役]]の一因となっていく。逆にコーディネイターの中にもナチュラルを見下す者が多くおり、特に[[パナマ攻防戦]]で行われた抵抗力を失ったナチュラルの投降を一切認めない一方的な虐殺の様子が、コーディネイターの傲慢さを如実に表している。 | | この告白後、コーディネイターとしての出生は違法とされながらも、密かに違法出生は増え続けることになり、コーディネイターは急増する事になるが、[[C.E.]]53年の[[ジョージ・グレン]]暗殺に代表されるように[[ブルーコスモス]]等の[[ナチュラル]]の反コーディネイターの機運は次第に高まり、結果的にコーディネイターは[[プラント]]とコーディネイターの居住を容認していた[[オーブ連合首長国]]のような一部のみに追いやられ、結果的には[[ヤキン・ドゥーエ戦役]]の一因となっていく。逆にコーディネイターの中にもナチュラルを見下す者が多くおり、特に[[パナマ攻防戦]]で行われた抵抗力を失ったナチュラルの投降を一切認めない一方的な虐殺の様子が、コーディネイターの傲慢さを如実に表している。 |
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− | また、第三世代以降のコーディネイターの出生率が遺伝子を改良した故の弊害によって急速に低下しているという問題があり、[[プラント]]においては相性の良いコーディネイター同士しか結婚できない婚姻統制が敷かれているという現実があり、[[ナチュラル]]と交配による回帰を唱える[[シーゲル・クライン]]と遺伝子技術の進展による解決を唱える[[パトリック・ザラ]]が対立することになる。
| + | だが、第三世代以降のコーディネイターの出生率が遺伝子を改良した故の弊害によって急速に低下しているという問題がある。そのため、[[プラント]]においては「相性の良いコーディネイター同士しか結婚できない」という婚姻統制が敷かれているという現実がある。このコーディネイターの出生率低下問題をめぐって、[[ナチュラル]]と交配による回帰を唱える[[シーゲル・クライン]]と遺伝子技術の進展による解決を唱える[[パトリック・ザラ]]が対立することになる。 |
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| なお、劇中では'''ハーフコーディネイター'''というナチュラルとコーディネイターの間に産まれた者も少なからず存在する。ちなみにコーディネイターと付いているが【遺伝子操作をしていない】ということで種族としてはナチュラルになる。今のところはエリカ・シモンズの息子であるリュウタ・シモンズがハーフコーディネイターだと判明している。 | | なお、劇中では'''ハーフコーディネイター'''というナチュラルとコーディネイターの間に産まれた者も少なからず存在する。ちなみにコーディネイターと付いているが【遺伝子操作をしていない】ということで種族としてはナチュラルになる。今のところはエリカ・シモンズの息子であるリュウタ・シモンズがハーフコーディネイターだと判明している。 |
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| 『αシリーズ』では、世間での混乱を防ぐ為に、コーディネイターの存在は隠蔽されたものとなっており、[[地球連邦政府]]や[[ティターンズ]]の上層部、一部の[[スペースノイド]]、そして[[ブルーコスモス]]の支持者しかその存在は知らなかった。しかし、『第3次α』に発生した[[血のバレンタイン]]後の[[プラント]]が行った宣戦布告にて、初めて一般世間でもコーディネイターの存在が公になっている。なお、居住に関しては、L5宙域で存在を隠匿されているプラント、あるいは地球の中立国家であるオーブのみで認められている。 | | 『αシリーズ』では、世間での混乱を防ぐ為に、コーディネイターの存在は隠蔽されたものとなっており、[[地球連邦政府]]や[[ティターンズ]]の上層部、一部の[[スペースノイド]]、そして[[ブルーコスモス]]の支持者しかその存在は知らなかった。しかし、『第3次α』に発生した[[血のバレンタイン]]後の[[プラント]]が行った宣戦布告にて、初めて一般世間でもコーディネイターの存在が公になっている。なお、居住に関しては、L5宙域で存在を隠匿されているプラント、あるいは地球の中立国家であるオーブのみで認められている。 |
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− | やはり原作と同様に、ナチュラルを見下したり憎んでいるコーディネイターが多いが、スパロボの世界観では、「'''ナチュラル=地球に在住するコーデイネイターでは無い人間'''」という定義になっている節があり、スペースノイドや月、火星、木星居住者等は、ナチュラルと扱われていない事が多い。<br />たとえば、『[[スーパーロボット大戦L|L]]』のストーリーで、[[血のバレンタイン]]でナチュラルを憎んでいるザフト脱走兵の[[サトー]]は、[[ホワイトファング]]を結成したスペースノイドである[[カーンズ]]と地球排除を掲げた同志という間柄になっている。また、『[[スーパーロボット大戦W|W]]』のストーリーで、プラント最高評議会議員(後に議長)である[[パトリック・ザラ]]は、木星居住者の[[木連]]や、木連残党で結成された[[火星の後継者]]に、援助を行っている(その結果、地球にプラントを攻撃する理由を自分達で作る結果になったが…)。
| + | やはり原作と同様に、ナチュラルを見下したり憎んでいるコーディネイターが多いが、スパロボの世界観では、'''「ナチュラル=地球に在住するコーデイネイターでは無い人間」'''という定義になっている節があり、スペースノイドや[[月]]、[[火星]]、[[木星]]居住者等は、ナチュラルと扱われていない事が多い。<br />たとえば、『[[スーパーロボット大戦L|L]]』のストーリーで、[[血のバレンタイン]]でナチュラルを憎んでいるザフト脱走兵の[[サトー]]は、[[ホワイトファング]]を結成したスペースノイドである[[カーンズ]]と地球排除を掲げた同志という間柄になっている。また、『[[スーパーロボット大戦W|W]]』のストーリーで、プラント最高評議会議員(後に議長)である[[パトリック・ザラ]]は、木星居住者の[[木連]]や、木連残党で結成された[[火星の後継者]]に、援助を行っている(その結果、地球にプラントを攻撃する理由を自分達で作る結果になったが…)。 |
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| == 特殊技能での実装 == | | == 特殊技能での実装 == |
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| == 関連用語 == | | == 関連用語 == |
| ;[[スーパーコーディネイター]] | | ;[[スーパーコーディネイター]] |
− | : | + | :人工子宮によってデザイン通りに生まれてきた完全なるコーディネイター。成功例は[[キラ・ヤマト]]一人のみ。 |
| ;[[ナチュラル]] | | ;[[ナチュラル]] |
− | : | + | :[[コズミック・イラ]]の世界観において、出生前に遺伝子操作を受けていない通常の人間のことを指す。 |
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| {{ガンダムシリーズ}} | | {{ガンダムシリーズ}} |