差分

ナビゲーションに移動 検索に移動
編集の要約なし
4行目: 4行目:  
[[オーラバトラー]]などの[[オーラマシン]]が展開する[[バリア]]フィールド。地上浮上の際に[[オーラ力]]のリミッターが外されて、初めて発現した能力。
 
[[オーラバトラー]]などの[[オーラマシン]]が展開する[[バリア]]フィールド。地上浮上の際に[[オーラ力]]のリミッターが外されて、初めて発現した能力。
   −
[[核ミサイル|核攻撃]]にも耐えうる<ref>放射能も防ぐ事ができ、この際干渉しあって激しい光を発している。</ref><ref>38話「時限爆弾」では至近距離からの核爆発でドラムロ数機が消滅している。オーラ力が弱いと防ぎきる事ができないようだ。</ref>ほど強固なバリア。弱点として「人の意思」により貫通できる点が挙げられる。射撃兵器は無力化できるが、パイロットが搭乗する機体そのものの攻撃(同じオーラバトラーによる[[格闘]][[白兵戦]]や戦闘機などによる[[特攻]]など)は防げない<ref>本格的に判明する前の話で地上に出てミサイルが効かなかった[[バストール]]も、事故とはいえヘリのローターと接触した際には足がズタズタに壊れるという伏線がある。</ref>。この点を利用して、パイロットが搭乗する戦闘機に爆薬を満載してバリア突破を図って、オーラシップへ突撃するという作戦が取られた(バリア貫通時に脱出してのリモコン操作)。というよりは、オーラマシンを持たない地上人ではこれしか対応策がなかったのである。
+
[[核ミサイル|核攻撃]]にも耐えうるほど強固なバリア<ref>放射能も防ぐことができる。その際には干渉し合って激しい光を発していた。ただし『ダンバイン』第38話「時限爆弾」では至近距離の核爆発で、[[ドラムロ]]数機が消滅している。オーラ力次第で防ぎきれない場合もある模様。</ref>。弱点としては'''人の意思'''により貫通できる点が挙げられる。射撃兵器は無力化できるが、[[白兵戦]]やオーラバトラーによる格闘、戦闘機による[[特攻]]などは防げない<ref>本格的に判明する前の話で、地上に出てミサイルが効かなかった[[バストール]]も、ヘリコプターのローターと接触した際には脚がズタズタに壊れるという伏線がある。</ref>。地上側ではこの点を利用し、パイロットが搭乗する戦闘機に爆薬を搭載し、[[オーラシップ]]へ突撃するという作戦が取られた<ref>パイロットはバリア貫通後に脱出し、後はリモコン操作。</ref>。というよりは、オーラマシンを持たない地上人ではこれしか対応策がなかったのである。
   −
また効果が有効だったり無効だったりとあいまいなのだが、誘導兵器を大きく反らす効果も確認されており、地上で戦闘機が放ったミサイルがオーラバリアにそって自分から外れていく描写もある。<ref>第17話『地上人たち』のバストール、32話『浮上』のズワァースなど</ref>
+
また効果が発揮されたりされなかったりと曖昧なのだが、戦闘機が放ったミサイルがオーラバリアにそって自分から外れていく描写<ref>『ダンバイン』第17話「地上人たち」のバストール、第32話「浮上」の[[ズワァース]]など。</ref>もあり、誘導兵器を逸らす効果もあると思われる。
   −
バリアのおかげでコクピット内の気圧が変化しないため、パイロットは超上空や海中でも問題なく戦えるのだが、40話「パリ炎上」では自然現象である吹雪を防ぐことができず厚着をしなければならなくなり、43話「ハイパー・ショウ」では深海水に含まれる微生物でオーラバリアが発生せず[[ボチューン]]や[[ボゾン]]が水圧で圧壊してしまう。
+
バリアのおかげでコクピット内の気圧が変化しないため、パイロットは高高度や海中でも問題なく戦えるのだが、自然現象である吹雪までは防ぐことができなかったり<ref>『ダンバイン』第40話「パリ炎上」</ref>、深海ではそこに含まれる微生物の影響でバリアが発生せず、オーラバトラーが水圧で破壊<ref>『ダンバイン』第43話「ハイパー・ショウ」</ref>されたりといった現象も起きた。
   −
なお、[[ハイパー化]]はこのオーラバリアが拡大し機体の形をトレースしたものと解釈されている。
+
[[ハイパー化]]はこのオーラバリアが拡大し、機体の形をトレースしたものと解釈されている。
    
== スーパーロボット大戦 ==
 
== スーパーロボット大戦 ==
基本的に[[バリア]]系の[[特殊能力]]として実装されているが、さすがに核兵器クラスの攻撃を防げるような代物にはなっていない。シリーズによっては[[聖戦士]]([[オーラ力]])技能によって無効化できる上限ないし軽減量が増加する。劇中見られた誘導兵器を無効化する能力はSRWでは再現されていない。
+
基本的に[[バリア]]系の[[特殊能力]]として実装されているが、さすがに核兵器クラスの攻撃を防げるような代物にはなっていない。シリーズによっては[[聖戦士]]([[オーラ力]])技能によって無効化できる上限ないし軽減量が増加する。劇中見られた誘導兵器を無効化する能力は、SRWでは再現されていない。
   −
上記の通り、本来[[バイストン・ウェル]]では発現しないはずなのだが、SRWでは問題なく使用できる。一応、地上の方が効果が高いというセリフはある(『[[第4次スーパーロボット大戦|第4次]]』にてマーベルが「オーラバリアが強くなった」と発言している。『[[スーパーロボット大戦EX|EX]]』より弱体化している事を考えるとある意味皮肉である)。
+
前述の通り、本来[[バイストン・ウェル]]では発現しないはずなのだが、SRWでは問題なく使用できる。一応、地上の方が効果が高いというセリフはある<ref>『第4次』では地上に出た[[マーベル・フローズン|マーベル]]が「オーラバリアが強くなった」と発言している。『EX』より弱体化していることを考えると、ある意味皮肉。</ref>。また、SRWでオーラマシンが簡単な改造で宇宙進出が可能なのも、オーラバリアが空気を閉じ込める性質を持つためと語られている。
 
  −
また、SRWでオーラマシンが簡単な改造で宇宙へ出る事が出来るのも、オーラバリアが空気を閉じ込める性質を持つためである事が語られている。
      
==== 各シリーズにおける扱い ====
 
==== 各シリーズにおける扱い ====
 
;[[スーパーロボット大戦EX]]
 
;[[スーパーロボット大戦EX]]
:『ダンバイン』自体と同時に初登場。オーラマシン全機が装備しており、[[Iフィールド]]同様[[ビーム兵器]]を完全に無効化する。
+
:『[[聖戦士ダンバイン]]』初登場に合わせて初実装。オーラマシン全機が装備し、[[Iフィールド]]と同じく、[[ビーム兵器]]を完全に無効化する。
:また、[[装甲]]が高いのもオーラバリアによるものだと説明された。つまり、防御力を高くすることで後のシリーズにおける「全属性軽減バリア」を擬似的に再現しているわけである。
+
:また、[[装甲]]が高いのもオーラバリアによるものと説明された。つまり防御力を高くすることで、後のシリーズにおける全属性軽減バリアを擬似的に再現しているわけである。
:PS版ではダメージ2000以下のビームを無効化に変更。ただしSFC版より味方の全体的な攻撃力が抑えられているため、余程強化したビームでないと突破は困難。一方で[[ブンドル艦]]などビーム主体のボス相手には、こちらのオーラバリアは貫通されることがあるため要注意。
+
:PS版ではダメージ2000以下のビームを無効化に変更。ただしSFC版より味方の全体的な攻撃力が抑えられているため、よほど強化したビームでないと突破は困難。一方で[[ブンドル艦]]などビーム主体のボス相手には、こちらのオーラバリアは貫通されることがあるため要注意。
 
;[[第4次スーパーロボット大戦]]([[第4次スーパーロボット大戦S|S]])
 
;[[第4次スーパーロボット大戦]]([[第4次スーパーロボット大戦S|S]])
:ダメージ3000以内のビームしか無効化できなくなった。それでもビームバリアとしては最上位であるし、オーラバトラーの装甲もスーパー系レベルなのでビームライフルどころか、無改造では[[Ζガンダム|ハイパーメガランチャー]]すら弾かれる。
+
:ダメージ3000以下のビームしか無効化できなくなったが、それでもビームバリアとしては最上位。オーラバトラーの装甲もスーパー系レベルなのでビームライフルどころか、無改造では[[Ζガンダム]]のハイパーメガランチャーすら弾かれる。
 
;[[スーパーロボット大戦F]]([[スーパーロボット大戦F完結編|完結編]])
 
;[[スーパーロボット大戦F]]([[スーパーロボット大戦F完結編|完結編]])
:やはりダメージ3000以内のビームしか無効化できない。[[ビームコート]]の効果が変更された事や[[A.T.フィールド]]の登場により、最上位のバリアとは言い切れなくなった。
+
:やはりダメージ3000以下のビームしか無効化できない。[[ビームコート]]の効果の変更や[[A.T.フィールド]]の登場により、最上位のバリアとは言い切れなくなった。
:オーラバトラーの装甲も薄くなったので相対的に弱体化したと言える。このせいで上記の「擬似的な全属性バリア」設定が機能しておらず、A.T.フィールドが本物の全属性バリアとして登場したこともあり、原作のオーラバリアと完全に別物と化した。
+
:オーラバトラーの装甲も薄くなったので相対的に弱体化したと言える。このせいで元来の「擬似的な全属性バリア」設定が機能しておらず、またA.T.フィールドが本物の全属性バリアとして登場したこともあり、原作のオーラバリアとは完全に別物と化した。
 
;[[スーパーロボット大戦α]]
 
;[[スーパーロボット大戦α]]
:気力制限が設けられた。ただ今回は105と緩く、敵一般兵も強気なので、開幕少しの間しかその隙は狙えない。
+
:気力制限が設けられたが、必要気力は105と制限は緩い。[[バイストン・ウェル兵|B・W兵]]でも[[性格]]が強気なので発動する。
 +
:原作ではビームバリアという設定はないが、本作では会話中でも「ビームを弾いている」と明言されている<ref>第22話「エレの霊力」開始前の[[イングラム・プリスケン|イングラム]]の発言。</ref>。
 
;[[スーパーロボット大戦COMPACT]]、[[スーパーロボット大戦COMPACT2]]
 
;[[スーパーロボット大戦COMPACT]]、[[スーパーロボット大戦COMPACT2]]
 
:ビーム兵器のダメージを3000まで無効化、EN消費なし。この作品から時折、聖戦士のレベルに応じて耐久力が増加するようになった。
 
:ビーム兵器のダメージを3000まで無効化、EN消費なし。この作品から時折、聖戦士のレベルに応じて耐久力が増加するようになった。
1,205

回編集

案内メニュー