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:可変速ということから、メガ粒子ビームを「弱から強の出力を調整する兵器」と勘違いされるケースがあるが、ビームライフルの出力可変機能自体は[[ガンダムMk-II]]の時代であるUC0087年には実現している。
 
:可変速ということから、メガ粒子ビームを「弱から強の出力を調整する兵器」と勘違いされるケースがあるが、ビームライフルの出力可変機能自体は[[ガンダムMk-II]]の時代であるUC0087年には実現している。
 
:本兵器の革新的なところは'''ビームの射出速度や収束率を変えてビームの性質を変化させる事'''にある。例えば高速・高収束で貫通力の高いビーム、低速・低収束で破壊力を重視したビームといった具合<ref>実体弾火器で言うところの「徹甲弾」や「榴弾」等の同一口径の弾種変更のイメージに近い。</ref>。最大出力時 (及び適切な調整が為された場合の威力) は[[戦艦]]の主砲すら凌駕する威力があり、貫徹重視モード発射時にはビーム兵器に対して高い防御力を誇るビームシールドさえ貫通してしまう程である。[[宇宙世紀]]0130年代においても最強クラスの[[ビーム兵器]]であった。だがラフレシア搭載の強力なIフィールド・バリアは貫通できなかった。
 
:本兵器の革新的なところは'''ビームの射出速度や収束率を変えてビームの性質を変化させる事'''にある。例えば高速・高収束で貫通力の高いビーム、低速・低収束で破壊力を重視したビームといった具合<ref>実体弾火器で言うところの「徹甲弾」や「榴弾」等の同一口径の弾種変更のイメージに近い。</ref>。最大出力時 (及び適切な調整が為された場合の威力) は[[戦艦]]の主砲すら凌駕する威力があり、貫徹重視モード発射時にはビーム兵器に対して高い防御力を誇るビームシールドさえ貫通してしまう程である。[[宇宙世紀]]0130年代においても最強クラスの[[ビーム兵器]]であった。だがラフレシア搭載の強力なIフィールド・バリアは貫通できなかった。
:本体に固定されているために射角が限定されてしまうという欠点もあるが、分離して使う事も可能。これは大容量メガコンデンサ<ref>メガ粒子を直接貯留する機構でE-CAPの上位機構と言える物。本機が搭載しているのはあくまで「サナリィ独自の大容量メガコンデンサ」で、メガコンデンサ自体は[[ΖΖガンダム]]や[[ゲーマルク]]、[[サザビー]]などといった第一次ネオジオン戦争期以降の機体で採用済みである。</ref><ref>F91の技術を盗用・模倣してアナハイム・エレクトロニクスが開発したシルエットガンダムに搭載されているV.S.B.R.は、この大容量メガコンデンサの解析が不可能だったため、本体から分離して使用が出来なくなっている。但し独自の改良によって最大出力の破壊力はオリジナルを上回り、ビームシールドは元より[[Iフィールド]]すら貫通する威力を有していたという。</ref>を内蔵した恩恵である。また、バイオコンピュータの高管制力のおかげでマニピュレーターでトリガーを引かずとも射撃可能で、劇中ではシーブックは背後の敵に対して装着状態で手を添えないで射撃している。ただし分離脱着可能な仕様は接続部が機体の振動を拾う事に因る照準ブレや動力系統の接続不良、不用意な装備の脱落喪失の可能性を生み出し、実際劇中で右側ヴェスバーはビギナ・ギナ戦で接続不良を起こし発砲不能となったり、左側のヴェスバーはラフレシア戦の際ビギナ・ギナの接触によって脱落喪失してしまっている。
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:本体に固定されているために射角が限定されてしまうという欠点もあるが、分離して使う事も可能。これは大容量メガコンデンサ<ref>メガ粒子を直接貯留する機構でE-CAPの上位機構と言える物。本機が搭載しているのはあくまで「サナリィ独自の大容量メガコンデンサ」で、メガコンデンサ自体は[[ΖΖガンダム]]や[[ゲーマルク]]、[[サザビー]]などといった第一次ネオジオン戦争期以降の機体で採用済みである。</ref><ref>F91の技術を盗用・模倣して[[アナハイム・エレクトロニクス]]が開発したシルエットガンダムに搭載されているV.S.B.R.は、この大容量メガコンデンサの解析が不可能だったため、本体から分離して使用が出来なくなっている。但し独自の改良によって最大出力の破壊力はオリジナルを上回り、ビームシールドは元より[[Iフィールド|Iフィールド・バリア]]すら貫通する威力を有していたという。</ref>を内蔵した恩恵である。また、バイオコンピュータの高管制力のおかげでマニピュレーターでトリガーを引かずとも射撃可能で、劇中ではシーブックは背後の敵に対して装着状態で手を添えないで射撃している。ただし分離脱着可能な仕様は接続部が機体の振動を拾う事に因る照準ブレや動力系統の接続不良、不用意な装備の脱落喪失の可能性を生み出し、実際劇中で右側ヴェスバーはビギナ・ギナ戦で接続不良を起こし発砲不能となったり、左側のヴェスバーはラフレシア戦の際ビギナ・ギナの接触によって脱落喪失してしまっている。
 
:旧シリーズではカタカナ表記で登場する。気力が上がった後のメインウェポンであり、旧シリーズにおける最強武器である。古い攻略本では稀に「ヴェス'''パ'''ー」という表記をされていたが、当時のブラウン管TVではどうしても濁点と半濁点の区別が付きにくい問題があったため、担当者が取り違えた可能性が高い。
 
:旧シリーズではカタカナ表記で登場する。気力が上がった後のメインウェポンであり、旧シリーズにおける最強武器である。古い攻略本では稀に「ヴェス'''パ'''ー」という表記をされていたが、当時のブラウン管TVではどうしても濁点と半濁点の区別が付きにくい問題があったため、担当者が取り違えた可能性が高い。
:旧シリーズではビームシールドを貫いた性能を再現するため、設定上ビーム兵装でありながらビーム属性を持っていなかった。α以降はB属性が付いている。貫通力の高さの表現か、『第2次α』では[[全体攻撃]]。ただ「バリア貫通」属性を持っていた事は一度もない。やはりラフレシアに止められたからか。
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:『第4次S』以前の旧シリーズではビームシールドを貫いた性能を再現するため、設定上ビーム兵装でありながらビーム属性を持っていなかった。『F完結編』以降はB属性が付いている。『CB』では再び非ビーム属性に戻った。貫通力の高さの表現か、『第2次α』では[[全体攻撃]]。ただ「バリア貫通」属性を持っていた事は一度もない。やはりラフレシアに止められたからか。
 
:SRWでは2門を同時に発射する作品もあるが、原作では量産型共々1門だけを発射する場面が多い。また、長距離射程武器として取り扱われることも多いが、原作ではファンネルやメガランチャーほどの射程での使用はされていない。
 
:SRWでは2門を同時に発射する作品もあるが、原作では量産型共々1門だけを発射する場面が多い。また、長距離射程武器として取り扱われることも多いが、原作ではファンネルやメガランチャーほどの射程での使用はされていない。
 
:ファンネルやハイメガキャノン同様、ヴェスバー使用時にその名を叫ぶキャラクターもいるが、原典でのパイロットであるシーブックの戦闘台詞は「発音がし辛い」として没になり<ref>ケイブンシャ『第4次スーパーロボット大戦Sを一生楽しむ本』129頁。</ref>、『X』まで武器名を叫ぶ台詞の実装がされなかった。なお、『[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]』で[[エルピー・プル]]にこの武器を使わせると、「言いにくい」と愚痴をこぼす。
 
:ファンネルやハイメガキャノン同様、ヴェスバー使用時にその名を叫ぶキャラクターもいるが、原典でのパイロットであるシーブックの戦闘台詞は「発音がし辛い」として没になり<ref>ケイブンシャ『第4次スーパーロボット大戦Sを一生楽しむ本』129頁。</ref>、『X』まで武器名を叫ぶ台詞の実装がされなかった。なお、『[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]』で[[エルピー・プル]]にこの武器を使わせると、「言いにくい」と愚痴をこぼす。
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