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→登場作品と役柄
== 登場作品と役柄 ==
== 登場作品と役柄 ==
初期のシリーズでは[[兜甲児|甲児]]と比べはるかに目立たない存在で、シナリオ・[[能力]]双方の扱いも悪かったが、[[α外伝]]では主役格の一人となり、以後のシリーズではそのニヒルさ故に他作品のキャラと衝突する事がありながらも、ここぞというときに頼れる実力者へと成長した。また、近年の作品では序盤登場するが「怪我」によって本格参戦が遅れるというパターンが多い(初期シリーズも参戦が遅い傾向があったが)。
初期のシリーズでは[[兜甲児|甲児]]と比べはるかに目立たない存在で、シナリオ・[[能力]]双方の扱いも悪かったが、[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]]では主役格の一人となり、以後のシリーズではそのニヒルさ故に他作品のキャラと衝突する事がありながらも、ここぞというときに頼れる実力者へと成長した。また、近年の作品では序盤登場するが「怪我」によって本格参戦が遅れるというパターンが多い(初期シリーズも参戦が遅い傾向があったが)。
原作ではギャグを飛ばしたり、漫画を読んで夜更かしして寝坊するなど年相応にコミカルな一面も普通に持っているが、スパロボでは他作品の主人公達との差別化の為か殆ど再現されず、『戦闘のプロ』といったシビアさやニヒルさばかりが目立つ傾向にある。
原作ではギャグを飛ばしたり、漫画を読んで夜更かしして寝坊するなど年相応にコミカルな一面も普通に持っているが、スパロボでは他作品の主人公達との差別化の為か殆ど再現されず、『戦闘のプロ』といったシビアさやニヒルさばかりが目立つ傾向にある。
スパロボでは甲児が「鉄也さん」と呼んでいるが、本来原作では「鉄也くん」と呼ばれる(COMPACT・COMPACT2・GBA版[[A]]のみ君付けで呼ぶ)。それどころか永井豪や石川賢の漫画版、「INFINITY」では'''「鉄也」と呼び捨て'''にされている(鉄也も甲児を呼び捨て)<ref>「INFINITY」では以前は互いに「くん」付けで呼んでいたが、共闘するうちに'''まどろっこしくなったので呼び捨てになった'''、という理由付けもされている。</ref>。「鉄也さん」は旧シリーズにおいてなされた呼び方がそのまま定着してしまったもので、おそらく鉄也の年齢を初期設定の22歳と想定した、或いは甲児の年齢を「マジンガーZ」スタート時の16歳と想定した為と思われる。
スパロボでは甲児が「鉄也さん」と呼んでいるが、本来原作では「鉄也くん」と呼ばれる(COMPACT・COMPACT2・GBA版[[スーパーロボット大戦A|A]]のみ君付けで呼ぶ)。それどころか永井豪や石川賢の漫画版、「INFINITY」では'''「鉄也」と呼び捨て'''にされている(鉄也も甲児を呼び捨て)<ref>「INFINITY」では以前は互いに「くん」付けで呼んでいたが、共闘するうちに'''まどろっこしくなったので呼び捨てになった'''、という理由付けもされている。</ref>。「鉄也さん」は旧シリーズにおいてなされた呼び方がそのまま定着してしまったもので、おそらく鉄也の年齢を初期設定の22歳と想定した、或いは甲児の年齢を「マジンガーZ」スタート時の16歳と想定した為と思われる。
ただし、ダイナミックサイドも団龍彦氏の小説作品『スーパーロボット大戦』にて「'''甲児は年上に敬語くらい使える'''」とこの設定を認めており、同作では甲児は鉄也を「さん」付けし、OVA版でも甲児は鉄也を「さん」付けで呼ぶ。更に遡れば、前述の[[グレートマジンガー (桜多吾作版)|桜多吾作版]]でも「さん」付けの呼称が見られる。
ただし、ダイナミックサイドも団龍彦氏の小説作品『スーパーロボット大戦』にて「'''甲児は年上に敬語くらい使える'''」とこの設定を認めており、同作では甲児は鉄也を「さん」付けし、OVA版でも甲児は鉄也を「さん」付けで呼ぶ。更に遡れば、前述の[[グレートマジンガー (桜多吾作版)|桜多吾作版]]でも「さん」付けの呼称が見られる。
かつてはスパロボシリーズの常連と言ってもいいくらいほぼ登場していたのだが、真マジンガーや[[マジンカイザーSKL]]などの鉄也が登場しないマジンガー系の参戦が増加すると共に出番が遠のき、『[[L]]』から『[[X-Ω]]』で再登場するまで5年近い時間がかかった。
かつてはスパロボシリーズの常連と言ってもいいくらいほぼ登場していたのだが、真マジンガーや[[マジンカイザーSKL]]などの鉄也が登場しないマジンガー系の参戦が増加すると共に出番が遠のき、『[[スーパーロボット大戦L|L]]』から『[[スーパーロボット大戦X-Ω|X-Ω]]』で再登場するまで5年近い時間がかかった。
=== [[旧シリーズ]] ===
=== [[旧シリーズ]] ===
;{{参戦作品 (人物)|第2次スーパーロボット大戦G}}
;{{参戦作品 (人物)|第2次スーパーロボット大戦G}}
:『[[第2次]]』には不在だったが、リメイクにあたり追加された。これに伴い[[グレートマジンガー]]も甲児の乗り換えではなく鉄也が乗ってくることに。この展開は『[[第3次]]』と矛盾しており、本人も「本当は出るつもりはなかったが…」というメタ発言らしき台詞をこぼしている。[[気合]]を持つため甲児より火力が高いが、[[ひらめき]]を持たないのでラスボス戦で使うには少々心許ない。グラフィックが第3次や第4次の流用の多い今作だが、顔グラが新規のものとなっておりかなり若々しくイケメン。
:『[[第2次スーパーロボット大戦|第2次]]』には不在だったが、リメイクにあたり追加された。これに伴い[[グレートマジンガー]]も甲児の乗り換えではなく鉄也が乗ってくることに。この展開は『[[第3次スーパーロボット大戦|第3次]]』と矛盾しており、本人も「本当は出るつもりはなかったが…」というメタ発言らしき台詞をこぼしている。[[気合]]を持つため甲児より火力が高いが、[[ひらめき]]を持たないのでラスボス戦で使うには少々心許ない。グラフィックが第3次や第4次の流用の多い今作だが、顔グラが新規のものとなっておりかなり若々しくイケメン。
;{{参戦作品 (人物)|第3次スーパーロボット大戦}}
;{{参戦作品 (人物)|第3次スーパーロボット大戦}}
:初登場作品。後半にジャブローにてジュンとともに仲間に加わる。この際、第2次でグレートのみが登場し、鉄也が出なかった事が作中でネタになっている。グレートマジンガーの性能と併せて即戦力となる実力を持つが、宇宙での適正が低い為、終盤の宇宙戦では[[精神コマンド]]が優秀で宇宙での適正が高い[[グレース・マリア・フリード|マリア]]にグレートマジンガーのパイロットの座を奪われる可能性がある。ちなみに顔グラから察するに22歳版らしく、物凄い老け顔となっている。
:初登場作品。後半にジャブローにてジュンとともに仲間に加わる。この際、第2次でグレートのみが登場し、鉄也が出なかった事が作中でネタになっている。グレートマジンガーの性能と併せて即戦力となる実力を持つが、宇宙での適正が低い為、終盤の宇宙戦では[[精神コマンド]]が優秀で宇宙での適正が高い[[グレース・マリア・フリード|マリア]]にグレートマジンガーのパイロットの座を奪われる可能性がある。ちなみに顔グラから察するに22歳版らしく、物凄い老け顔となっている。
:グレートが[[ブロッケン伯爵]]に奪われたため、ジュンの[[ビューナスA]]に同乗しての登場。シナリオ中で奪還するため、今回は乗り換えさせる必要は無い。スーパー系で始めると、甲児の口からEXの後に行方不明になっていた事が語られる。能力は高いが、第3次と同様にやはり宇宙適正がネックとなるので、場合によっては終盤は[[加速]]や[[鉄壁]]を生かしたスペイザー要員として運用するのも手である。また顔グラが新規になり恐らく18歳版になったが、老け顔は変わらず。
:グレートが[[ブロッケン伯爵]]に奪われたため、ジュンの[[ビューナスA]]に同乗しての登場。シナリオ中で奪還するため、今回は乗り換えさせる必要は無い。スーパー系で始めると、甲児の口からEXの後に行方不明になっていた事が語られる。能力は高いが、第3次と同様にやはり宇宙適正がネックとなるので、場合によっては終盤は[[加速]]や[[鉄壁]]を生かしたスペイザー要員として運用するのも手である。また顔グラが新規になり恐らく18歳版になったが、老け顔は変わらず。
:;{{参戦作品 (人物)|第4次スーパーロボット大戦S}}
:;{{参戦作品 (人物)|第4次スーパーロボット大戦S}}
::初めて声が入る。戦闘BGM「おれはグレートマジンガー」が初採用。
::TV版の野田氏の音声を初収録。戦闘BGM「おれはグレートマジンガー」が初採用。
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;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦F完結編}}
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦F完結編}}
:スーパー系シナリオ「絆」にてピンチに陥った甲児を救う為に登場。能力自体は甲児とほぼ同値だが[[覚醒]]が無く[[SP]]に劣るので、実際の所劣化していると言わざるを得ない。相変わらず宇宙Bに加えひらめきも持たず、2回行動の習得レベルが非現実的なのもネックとなる。愛機のグレートは[[マジンカイザー]]に比べ取り立てて優れる点が無く、宇宙でも活躍させたいのなら甲児からカイザーを借りるのもやむ無しと言う所。労に見合う手段ではないが、[[ボスボロット]]や[[ビューナスA]]等の[[修理]]・[[補給装置]]を用いたレベリングで無理やり2回行動を習得させるのも一手。顔グラが一新され、かなり若々しい印象を与える。
:スーパー系シナリオ「絆」にてピンチに陥った甲児を救う為に登場。能力自体は甲児とほぼ同値だが[[覚醒]]が無く[[精神ポイント|SP]]に劣るので、実際の所劣化していると言わざるを得ない。相変わらず宇宙Bに加えひらめきも持たず、2回行動の習得レベルが非現実的なのもネックとなる。愛機のグレートは[[マジンカイザー]]に比べ取り立てて優れる点が無く、宇宙でも活躍させたいのなら甲児からカイザーを借りるのもやむ無しと言う所。労に見合う手段ではないが、[[ボスボロット]]や[[ビューナスA]]等の[[修理装置|修理]]・[[補給装置]]を用いたレベリングで無理やり2回行動を習得させるのも一手。顔グラが一新され、かなり若々しい印象を与える。
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦コンプリートボックス}}
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦コンプリートボックス}}
:『第3次』『EX』に登場。残念ながらリメイクに当たっても不遇なポジションは余り変化がなく、宇宙適応の低さやひらめきの不足といった欠点が目立ってしまう。一応『EX』では鉄壁を追加習得できるようになり、反撃戦法は行いやすくなった。
:『第3次』『EX』に登場。残念ながらリメイクに当たっても不遇なポジションは余り変化がなく、宇宙適応の低さやひらめきの不足といった欠点が目立ってしまう。一応『EX』では鉄壁を追加習得できるようになり、反撃戦法は行いやすくなった。
;{{参戦作品 (人物)|第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ}}
;{{参戦作品 (人物)|第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ}}
:[[主人公]]の一人、[[トウマ・カノウ]]の指南役として、鬼コーチぶりを発揮している。
:[[主人公]]の一人、[[トウマ・カノウ]]の指南役として、鬼コーチぶりを発揮している。
:カイザーノヴァなど一部音声が新規収録された。
=== [[Zシリーズ]] ===
=== [[Zシリーズ]] ===
=== VXT三部作 ===
=== VXT三部作 ===
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦T}}
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦T}}
:『INFINITY』設定で音声初収録。第1話から参戦。世界観に合わせて、[[地球連邦軍]]に所属している。原作同様連邦軍では前線から宣伝役まで幅広く活躍しており、[[炎ジュン|ある事情]]からVTXユニオンに出向する。『INFINITY』版設定である事を反映して従来以上に「頼れる年長者パイロット」としての面が強く描写されており、もうすぐ父親になるという事もあり「親」としての自覚を垣間見せる言動も多く見せる。
:『INFINITY』設定で初登場、関氏の音声を初収録。第1話から参戦。世界観に合わせて、[[地球連邦軍]]に所属している。原作同様連邦軍では前線から宣伝役まで幅広く活躍しており、[[炎ジュン|ある事情]]からVTXユニオンに出向する。『INFINITY』版設定である事を反映して従来以上に「頼れる年長者パイロット」としての面が強く描写されており、もうすぐ父親になるという事もあり「親」としての自覚を垣間見せる言動も多く見せる。
:なお、上記ノベライズ版の大佐設定は宇宙世紀ガンダムシリーズとの兼ね合いからか変更されており、本作では大尉となっている。<ref>地球連邦軍では士官学校を卒業していないと少佐以上の階級に昇進できないため。原作の[[アムロ・レイ|アムロ]]も同様の理由で生前の最高階級は大尉止まりだった。</ref>
:なお、上記ノベライズ版の大佐設定は宇宙世紀ガンダムシリーズとの兼ね合いからか変更されており、本作では大尉となっている。<ref>地球連邦軍では士官学校を卒業していないと少佐以上の階級に昇進できないため。原作の[[アムロ・レイ|アムロ]]も同様の理由で生前の最高階級は大尉止まりだった。</ref>
:『グレートマジンガー』の主人公であったためか、他の主人公格のキャラクターに用意されている各作品のボス格との戦闘前会話イベントも同様に用意されている。
:『グレートマジンガー』の主人公であったためか、他の主人公格のキャラクターに用意されている各作品のボス格との戦闘前会話イベントも同様に用意されている。
=== 単独作品 ===
=== 単独作品 ===
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦64}}
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦64}}
:性格が原作に近くなり、甲児とは初対面時から何かにつけ突っかかる場面が多い。ルートによっては[[リリーナ・ドーリアン|リリーナ]]の完全平和主義に賛同しかねて一時離脱したりする。[[グレートマジンガー|グレート]]の性能は高いがやはり宇宙Bは痛い。[[マジンガーZ]]、[[グレンダイザー]]、[[真・ゲッター1]]と[[合体攻撃]]が追加されたため、地上でなら活躍してくれる(尤も地上マップが一番多いのは離脱する完全平和ルートなのだが)。宇宙では極力被弾しないようにして、[[合体攻撃]]で攻撃力不足補いながら戦うことも可能。
:性格が原作に近くなり、甲児とは初対面時から何かにつけ突っかかる場面が多い。ルートによっては[[リリーナ・ドーリアン|リリーナ]]の完全平和主義に賛同しかねて一時離脱したりする。[[グレートマジンガー|グレート]]の性能は高いがやはり宇宙Bは痛い。[[マジンガーZ]]、[[グレンダイザー]]、[[真ゲッター1|真・ゲッター1]]と[[合体攻撃]]が追加されたため、地上でなら活躍してくれる(尤も地上マップが一番多いのは離脱する完全平和ルートなのだが)。宇宙では極力被弾しないようにして、[[合体攻撃]]で攻撃力不足補いながら戦うことも可能。
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦MX}}
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦MX}}
:『[[UFOロボ グレンダイザー]]』の第1話から物語は始まるため、リハビリ中の鉄也はちょっと遅れての参戦。今回のマジンガー勢はグレンダイザーを除き、原作再現は劇場版がメイン。[[ギルギルガン]]との戦いにおける[[流竜馬|竜馬]]との確執と和解、[[光波獣ピクドロン]]との戦いにおけるグレートブースター追加、[[ドラゴノザウルス|決戦!大海獣]]のイベントが再現されている。
:『[[UFOロボ グレンダイザー]]』の第1話から物語は始まるため、リハビリ中の鉄也はちょっと遅れての参戦。今回のマジンガー勢はグレンダイザーを除き、原作再現は劇場版がメイン。[[ギルギルガン]]との戦いにおける[[流竜馬|竜馬]]との確執と和解、[[ピクドロン|光波獣ピクドロン]]との戦いにおけるグレートブースター追加、[[ドラゴノザウルス|決戦!大海獣]]のイベントが再現されている。
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦NEO}}
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦NEO}}
:甲児と同じく、家庭用コンシューマ作品で旧TV版の設定での登場は現状、本作が最後となっている。
:甲児と同じく、家庭用コンシューマ作品で旧TV版の設定での登場は現状、本作が最後となっている。