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機械工学科の学生で元々作業用MSの免許を持っており、クロスボーン・バンガードに入る前、[[クロスボーン・ガンダムX1|X1]]を相手にした初出撃時には「砲台代わりにはなる」といって出撃したが、X1のザンバスターの斬撃に諸共に斬られたとはいえ咄嗟に[[ビームサーベル]]を防御用に構えたりと、砲台どころかMSに対しての適性は高い。本来[[エース]]パイロット用と考えられていた[[クロスボーン・ガンダムX3|X3]]を短期間で使いこなしていることや、地上に降下したあと、互いに不慣れな地上での戦いとはいえ数の上で不利な[[死の旋風隊]]を相手取った3対1の戦闘で互角に持ち込み、キンケドゥが到着するまで持ち堪える等、ともかく適応力が抜群に高く「戦う度に強くなる」を地でいく[[主人公]]であった。また、『[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]』の[[キャラクター事典]]における「追い詰められてからが強い」という解説はかなり的確である。ただし、本編最終話にてディビニダドに乗った[[クラックス・ドゥガチ|ドゥガチ]]が戦闘は素人であることから「おれでも……勝てるかもしれない!」と発言するなど、本人は自分の操縦技術はそこまで高くないと考えていたようである。戦闘では、師匠にあたるキンケドゥ譲りの、正攻法に拘らないその場の状況を上手く利用した戦法を好んで使う(これは木星戦役時代には、自分の操縦技術に自信を持っていなかったという点もある。実際、肝心な時に遠距離狙撃を尽く失敗しており、純粋な操縦技術のみで当時勝利した相手も[[カラス]]とその兵達くらいしかいない)。
 
機械工学科の学生で元々作業用MSの免許を持っており、クロスボーン・バンガードに入る前、[[クロスボーン・ガンダムX1|X1]]を相手にした初出撃時には「砲台代わりにはなる」といって出撃したが、X1のザンバスターの斬撃に諸共に斬られたとはいえ咄嗟に[[ビームサーベル]]を防御用に構えたりと、砲台どころかMSに対しての適性は高い。本来[[エース]]パイロット用と考えられていた[[クロスボーン・ガンダムX3|X3]]を短期間で使いこなしていることや、地上に降下したあと、互いに不慣れな地上での戦いとはいえ数の上で不利な[[死の旋風隊]]を相手取った3対1の戦闘で互角に持ち込み、キンケドゥが到着するまで持ち堪える等、ともかく適応力が抜群に高く「戦う度に強くなる」を地でいく[[主人公]]であった。また、『[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]』の[[キャラクター事典]]における「追い詰められてからが強い」という解説はかなり的確である。ただし、本編最終話にてディビニダドに乗った[[クラックス・ドゥガチ|ドゥガチ]]が戦闘は素人であることから「おれでも……勝てるかもしれない!」と発言するなど、本人は自分の操縦技術はそこまで高くないと考えていたようである。戦闘では、師匠にあたるキンケドゥ譲りの、正攻法に拘らないその場の状況を上手く利用した戦法を好んで使う(これは木星戦役時代には、自分の操縦技術に自信を持っていなかったという点もある。実際、肝心な時に遠距離狙撃を尽く失敗しており、純粋な操縦技術のみで当時勝利した相手も[[カラス]]とその兵達くらいしかいない)。
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また、工学科での経験の範疇なのか否か、木星戦役当時から[[スパイ|工作兵]]まがいの技術も身につけており、とある動機から、本人曰く「ハンドコンピュータ(ノート・パソコンサイズの端末)でも全艦のバーニアを暴走させるぐらい」の多数の仕掛けを[[マザー・バンガード]]艦内に独力で細工した事もある。(実際には、トビアの目論見と全く異なるキンケドゥのアイデアに転用されたが。)
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また、工学科での経験の範疇なのか否か、木星戦役当時から[[スパイ|工作兵]]まがいの技術も身につけており、とある動機から、本人曰く「ハンドコンピュータ(ノート・パソコンサイズの端末)でも全艦のバーニアを暴走させるぐらい」の多数の仕掛けを[[マザー・バンガード]]艦内に独力で細工した事もある(実際にはトビアの目論見と全く異なるキンケドゥのアイデアに転用されたが)。考えようによっては後年の片鱗を窺わせる発想と手練であり、木星の腕利き工作員たるカラスのお眼鏡にかなうにふさわしい資質が既に芽生えていたと言えるだろう。
考えようによっては後年の片鱗を窺わせる発想と手練であり、木星の腕利き工作員たるカラスのお眼鏡にかなうにふさわしい資質が既に芽生えていたと言えるだろう。
      
『クロスボーン・ガンダム』時代はニュータイプか否かは最後まで明確にされなかったが、『スカルハート』以降は随所で優れたニュータイプ能力を発揮し、『[[機動戦士クロスボーン・ガンダム 鋼鉄の7人|鋼鉄の7人]]』クライマックスでは乗機の[[クロスボーン・ガンダムX1フルクロス|X1フルクロス]]側が限界をきたす域に至っている。もっとも本人は自身のニュータイプ能力に対しナイーブな思い悩みはせず、ニュータイプを集めようとする[[シェリンドン・ロナ]]に対しては強く批判するなど、ニュータイプを至上とする主義には嫌悪を見せており、最終的には地球での体験から「ニュータイプは宇宙という環境に適応しただけのただの人間」「ニュータイプにならなければ人類が分かり合えないとは思わない」という結論に至った。『ゴースト』においては、自ら観察して「いわゆるニュータイプではない」と断定したフォント・ボーを、むしろ本来の速度で起こるべき人類の進化の形の1つではないかと語っている。
 
『クロスボーン・ガンダム』時代はニュータイプか否かは最後まで明確にされなかったが、『スカルハート』以降は随所で優れたニュータイプ能力を発揮し、『[[機動戦士クロスボーン・ガンダム 鋼鉄の7人|鋼鉄の7人]]』クライマックスでは乗機の[[クロスボーン・ガンダムX1フルクロス|X1フルクロス]]側が限界をきたす域に至っている。もっとも本人は自身のニュータイプ能力に対しナイーブな思い悩みはせず、ニュータイプを集めようとする[[シェリンドン・ロナ]]に対しては強く批判するなど、ニュータイプを至上とする主義には嫌悪を見せており、最終的には地球での体験から「ニュータイプは宇宙という環境に適応しただけのただの人間」「ニュータイプにならなければ人類が分かり合えないとは思わない」という結論に至った。『ゴースト』においては、自ら観察して「いわゆるニュータイプではない」と断定したフォント・ボーを、むしろ本来の速度で起こるべき人類の進化の形の1つではないかと語っている。
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