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| 『'''マブラヴ オルタネイティヴ'''』はアージュ開発の[[コンピュータゲーム|ゲーム作品]]。 | | 『'''マブラヴ オルタネイティヴ'''』はアージュ開発の[[コンピュータゲーム|ゲーム作品]]。 |
| == 概要 == | | == 概要 == |
− | アージュが制作したマブラヴシリーズ第1作『マブラヴ』の「UNLIMITED編」から繋がる続編にして本編にあたる作品で、宇宙生命体により侵略される地球を護るために戦う人々を描いたハードSF作品である。公称ジャンルは「あいとゆうきのおとぎばなし」。
| + | アージュが制作したマブラヴシリーズ第1作『マブラヴ』の「UNLIMITED編」から繋がる続編にして本編にあたる作品で、宇宙生命体により侵略される地球を護るために戦う人々を描いたハードSF作品である。公称ジャンルは「あいとゆうきのおとぎばなし」(ゲームとしてはいわゆるノベルゲームである)。 |
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| + | 『マブラヴ』共々本来は18禁PCゲームであるが、18禁版の発売から約半年後に全年齢版も発売するという形態をとっていた。コンシューマー版は2011年以降と遅れての移植となっている。 |
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| また、『トータル・イクリプス』や『シュヴァルツェスマーケン』、『ユーロフロント』といった多数の派生作品や外伝が存在する。 | | また、『トータル・イクリプス』や『シュヴァルツェスマーケン』、『ユーロフロント』といった多数の派生作品や外伝が存在する。 |
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| == 余談 == | | == 余談 == |
− | *前作にあたる『マブラヴ』は、普通の高校生の元に大金持ちのお嬢様が現れ、幼馴染や友人たちとの関係が変化していくという、よくある恋愛ADVであった。 | + | *前作にあたる『マブラヴ』は、普通の高校生の元に大金持ちのお嬢様が現れ、幼馴染や友人たちとの関係が変化していくという'''当時のよくある恋愛ADV'''であり、'''公称ジャンル名は「超王道学園アドベンチャーゲーム」'''である。 |
− | **が、これは序章(EXTRA編)に過ぎず、本編クリア後に解禁される「UNLIMITED編」から繋がる本作こそが本編となっている。そのため、当初は前作に含められる予定であった。 | + | **が、これは序章(EXTRA編)に過ぎず、クリア後に解禁される「UNLIMITED編」が本項で説明している通りの内容となる……という仕掛けが'''事前予告なしに組み込まれていた。''' |
− | **この関係から前作をプレイしておかないとストーリーに入り込みづらい作品となっている(とはいえ、延期が重なったためいきなりこの作品から入るユーザーはほぼ皆無であった)。 | + | **本作はUNLIMITED編から地続きの内容となっているため、前作をプレイしておかないとストーリーに入り込みづらい作品となっている<ref>なお、全年齢版は本作と前作を同時に発売したため、18歳未満のプレイヤーでも問題なくシリーズを追える体制は整えられていた。</ref>(一方でUNLIMITED編も続編を前提とした内容で、本作がすぐに発売される予定だったのだが発売延期で丸々3年かかっている)。 |
| *現在のアドベンチャーゲームでは基本中の基本とも言える「会話の内容に応じてキャラの立ち絵が表情差分などを細かく変えて動く」システムだが、本作を皮切りに一気に普及したものである。 | | *現在のアドベンチャーゲームでは基本中の基本とも言える「会話の内容に応じてキャラの立ち絵が表情差分などを細かく変えて動く」システムだが、本作を皮切りに一気に普及したものである。 |
− | *元々アダルトゲームという仕様上、美少女キャラが非常に多いが、[[トラウマイベント|彼女たちが無残な最期を遂げるなどの非常にショッキングなシーン]]も多数存在し、発売当時に大きな物議を醸した。これを受けてシーンの残虐性を抑えるためのパッチが配布された。 | + | *恋愛ADVから地続きになっている内容のため美少女キャラが非常に多いが、[[トラウマイベント|彼女たちが無残な最期を遂げるなどの非常にショッキングなシーン]]も多数存在し、発売当時に大きな物議を醸した。これを受けてシーンの残虐性を抑えるためのパッチが配布された。 |
| *世界観設定などに[[プレイステーション]]用ゲーム『高機動幻想ガンパレード・マーチ(SRW未参戦)』との類似点が多く存在している。 | | *世界観設定などに[[プレイステーション]]用ゲーム『高機動幻想ガンパレード・マーチ(SRW未参戦)』との類似点が多く存在している。 |
| *[[漫画]]『進撃の巨人』の作者である諫山創氏は本作に大きく影響を受けており、冗談交じりで「(『進撃の巨人』は)マブラヴをパクった」と公言している。 | | *[[漫画]]『進撃の巨人』の作者である諫山創氏は本作に大きく影響を受けており、冗談交じりで「(『進撃の巨人』は)マブラヴをパクった」と公言している。 |
| **それを踏まえてか、DMMから配信されていた『マブラヴ オルタネイティヴ ストライク・フロンティア』(現在はサービス終了)では『進撃の巨人』とのコラボイベントが開催された。 | | **それを踏まえてか、DMMから配信されていた『マブラヴ オルタネイティヴ ストライク・フロンティア』(現在はサービス終了)では『進撃の巨人』とのコラボイベントが開催された。 |
− | *続編の『オルタネイティヴ2』の構想は企画段階で頓挫したされていたが、2019年に続編『マブラヴ インテグレート』(仮タイトル)の制作が発表された。 | + | *続編の『オルタネイティヴ2』の構想は企画段階で頓挫したとされていたが、2019年に続編『マブラヴ インテグレート』(仮タイトル)の制作が発表された。 |
| *『マブラヴ』EXTRA編とアージュの旧作品『君がいた季節』『君が望む永遠』は時系列こそ異なるが同一世界を舞台としており、それらのキャラクターも『オルタネイティヴ』に出演している。 | | *『マブラヴ』EXTRA編とアージュの旧作品『君がいた季節』『君が望む永遠』は時系列こそ異なるが同一世界を舞台としており、それらのキャラクターも『オルタネイティヴ』に出演している。 |
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