13行目: |
13行目: |
| | | |
| === [[機動戦艦ナデシコ]] === | | === [[機動戦艦ナデシコ]] === |
− |
| |
| 『[[機動戦艦ナデシコ]]』の[[主人公]]。名前の漢字表記は「'''天河明人'''」。 | | 『[[機動戦艦ナデシコ]]』の[[主人公]]。名前の漢字表記は「'''天河明人'''」。 |
| | | |
23行目: |
22行目: |
| | | |
| === その後 === | | === その後 === |
− | 戦後はコックに戻り、[[ナデシコ]]のクルーであった少女[[ホシノ・ルリ]]を引き取り、ユリカと共に屋台のラーメン屋を開く。そしてユリカの父・[[ミスマル・コウイチロウ]]とのラーメン勝負に打ち勝ち、晴れてユリカと結婚。そして新婚旅行に宇宙へ向うシャトルへ乗り込んだが、事故で爆発。束の間の新婚生活になってしまった。小説「ルリAからBへの物語」で語られる。 | + | 戦後はコックに戻り、[[ナデシコ]]のクルーであった少女[[ホシノ・ルリ]]を引き取り、ユリカと共に屋台のラーメン屋を開く。そしてユリカの父・[[ミスマル・コウイチロウ]]とのラーメン勝負に打ち勝ち、晴れてユリカと結婚。そして新婚旅行に宇宙へ向うシャトルへ乗り込んだが、事故で爆発。束の間の新婚生活になってしまった。小説『ルリAからBへの物語』で語られる。 |
| | | |
| === [[劇場版 機動戦艦ナデシコ -The prince of darkness-]] === | | === [[劇場版 機動戦艦ナデシコ -The prince of darkness-]] === |
35行目: |
34行目: |
| | | |
| === スパロボシリーズにおいて === | | === スパロボシリーズにおいて === |
− |
| |
| TV版と劇場版の2パターンが存在するが、扱いはやはり大きく対照的である。 | | TV版と劇場版の2パターンが存在するが、扱いはやはり大きく対照的である。 |
| | | |
− | 基本的にTV版で登場すると序盤から仲間になる。劇場版で登場すると原作通り1度どこかへ去って行って、最終話近くで彼に縁が深い人間がピンチに陥ったところを助けに来るというのが、今のところ復帰のお約束となっている(余談だが、そのときに相手にする敵は不死身を自称する者達である)。
| + | 基本的にTV版で登場すると序盤から仲間になる。劇場版で登場すると原作通り1度どこかへ去って行って、最終話近くで彼に縁が深い人間がピンチに陥ったところを助けに来るというのが、今のところ復帰のお約束となっている(余談だが、その時に相手にする敵は不死身を自称する者達である)。 |
| | | |
| 今までバッドエンディングを迎えたことがなく、最後は必ずユリカと一緒にいるほか、手術による五感回復やリハビリメニューなど彼を救う展開が用意されている。そういう面では劇場版の彼もスパロボで救われたキャラなのかもしれない。 | | 今までバッドエンディングを迎えたことがなく、最後は必ずユリカと一緒にいるほか、手術による五感回復やリハビリメニューなど彼を救う展開が用意されている。そういう面では劇場版の彼もスパロボで救われたキャラなのかもしれない。 |
47行目: |
45行目: |
| | | |
| == 登場作品と役柄 == | | == 登場作品と役柄 == |
| + | === COMPACTシリーズ === |
| + | ;[[スーパーロボット大戦IMPACT]] |
| + | :TV版設定で、アキトを担当したうえだゆうじ氏はこの作品でスパロボ初参加となった。第一部序盤から何度かスポット参戦するが、仲間になるのは第二部後半。ガイとの[[合体攻撃]]が強力なのだが、ガイなしでもそこそこである。戦闘台詞の「射撃は苦手」発言は本作からだが、能力面では別に低くない(そもそも原作ではそんな設定は特にない)。ユリカもそうだが上書き不可の[[ナノマシン処理]]と[[A級ジャンパー]]所持のため、スキルコーディネイトによる補強がしづらい。[[援護防御]]を上書きして[[集中力]]をつけるのが無難。TV版で声が付いているのは本作(と流用したAP)だけ。 |
| | | |
| === 携帯機シリーズ === | | === 携帯機シリーズ === |
59行目: |
60行目: |
| ;[[スーパーロボット大戦W]] | | ;[[スーパーロボット大戦W]] |
| :TV版・劇場版両方の設定。何度かスポット参戦した後、第一部前半で仲間に。第一部後半までガイがいないので苦戦を強いられるが、必ず帰ってくるので安心。能力値はエースクラスで、[[技量]]も高い。第二部では劇場版となりNPCに。Rと違い、ちゃんとTV版の時より能力値が上がっている。第一部で自軍に参加してたこともあり、MXと違い普通に他作品キャラとも絡む。台詞自体も大幅に増えている。[[火星の後継者]]との決着で[[スポット参戦]]し、本作ではここでイネスの正体を知らされる。その後も1回スポット参戦し、最終話2話前に[[獅子王凱]]を拾ってユリカの危機を救い加入する。[[ブラックサレナ]]は強力で、アキト用エステカスタムまで分離すると幻の劇場版ガイとの合体攻撃であるファン感涙もののダブルゲキガンフレアまで使える。EDでは五感を取り戻すためのリハビリとして、ユリカと2人で雪谷食堂でバイトをしている。なぜか容姿は黒アキトのまま。なお、本作では彼の料理の腕前の上達ぷりもきちんと描写されている。また、MXと比べると人体改造から再会までにそれほど時間がたっていないため、かつてのアキトらしい熱血漢な一面を見せるときがある。特に終盤で自軍と合流してからは顕著。 | | :TV版・劇場版両方の設定。何度かスポット参戦した後、第一部前半で仲間に。第一部後半までガイがいないので苦戦を強いられるが、必ず帰ってくるので安心。能力値はエースクラスで、[[技量]]も高い。第二部では劇場版となりNPCに。Rと違い、ちゃんとTV版の時より能力値が上がっている。第一部で自軍に参加してたこともあり、MXと違い普通に他作品キャラとも絡む。台詞自体も大幅に増えている。[[火星の後継者]]との決着で[[スポット参戦]]し、本作ではここでイネスの正体を知らされる。その後も1回スポット参戦し、最終話2話前に[[獅子王凱]]を拾ってユリカの危機を救い加入する。[[ブラックサレナ]]は強力で、アキト用エステカスタムまで分離すると幻の劇場版ガイとの合体攻撃であるファン感涙もののダブルゲキガンフレアまで使える。EDでは五感を取り戻すためのリハビリとして、ユリカと2人で雪谷食堂でバイトをしている。なぜか容姿は黒アキトのまま。なお、本作では彼の料理の腕前の上達ぷりもきちんと描写されている。また、MXと比べると人体改造から再会までにそれほど時間がたっていないため、かつてのアキトらしい熱血漢な一面を見せるときがある。特に終盤で自軍と合流してからは顕著。 |
− |
| |
− | === COMPACTシリーズ ===
| |
− | ;[[スーパーロボット大戦IMPACT]]
| |
− | :TV版設定で、アキトを担当したうえだゆうじ氏はこの作品でスパロボ初参加となった。第一部序盤から何度かスポット参戦するが、仲間になるのは第二部後半。ガイとの[[合体攻撃]]が強力なのだが、ガイなしでもそこそこである。戦闘台詞の「射撃は苦手」発言は本作からだが、能力面では別に低くない(そもそも原作ではそんな設定は特にない)。ユリカもそうだが上書き不可の[[ナノマシン処理]]と[[A級ジャンパー]]所持のため、スキルコーディネイトによる補強がしづらい。[[援護防御]]を上書きして[[集中力]]をつけるのが無難。TV版で声が付いているのは本作(と流用したAP)だけ。
| |
| | | |
| === 単独作品 === | | === 単独作品 === |
69行目: |
66行目: |
| | | |
| == パイロットステータス設定の傾向 == | | == パイロットステータス設定の傾向 == |
− |
| |
| === [[能力|能力値]] === | | === [[能力|能力値]] === |
| TV版では、[[射撃]]・[[格闘]]ともに及第点で、どちらもそつなくこなせる。参戦当初は[[命中]]・[[回避]]は平均レベルで、素人だからか[[技量]]は低い。R以降からは[[エステバリス]]自体の能力が回避重視へ大きく方向転換したのと同時に、命中・回避も高めに設定された。<br />劇場版では、全ての能力値が高くなりエースとして申し分ない能力を持つ。 | | TV版では、[[射撃]]・[[格闘]]ともに及第点で、どちらもそつなくこなせる。参戦当初は[[命中]]・[[回避]]は平均レベルで、素人だからか[[技量]]は低い。R以降からは[[エステバリス]]自体の能力が回避重視へ大きく方向転換したのと同時に、命中・回避も高めに設定された。<br />劇場版では、全ての能力値が高くなりエースとして申し分ない能力を持つ。 |
110行目: |
106行目: |
| == 人間関係 == | | == 人間関係 == |
| ;[[ミスマル・ユリカ]] | | ;[[ミスマル・ユリカ]] |
− | :幼馴染み。後に結婚するが悲劇に見舞われ、束の間の幸せであった。 | + | :幼馴染み。後に結婚するが悲劇に見舞われ、束の間の幸せになってしまった。 |
| ;[[ダイゴウジ・ガイ]] | | ;[[ダイゴウジ・ガイ]] |
− | :『ゲキ・ガンガー3』というアニメの趣味で意気投合するが…。スパロボではほとんどの場合ガイは生き残ってくれるので、終始相棒として一緒に行動する。 | + | :『ゲキ・ガンガー3』というアニメの趣味で意気投合するが…… スパロボでは殆どの場合ガイは生き残ってくれるので、終始相棒として一緒に行動する。 |
| ;[[ハルカ・ミナト]] | | ;[[ハルカ・ミナト]] |
| :アニメ版とは違い、漫画版では一時的に彼女と男女の仲になる。 | | :アニメ版とは違い、漫画版では一時的に彼女と男女の仲になる。 |
120行目: |
116行目: |
| :異性として好意を寄せられていた。 | | :異性として好意を寄せられていた。 |
| ;[[アイちゃん]] | | ;[[アイちゃん]] |
− | :アキトと友達になった少女。[[火星]]で[[木星蜥蜴]]の襲撃で死亡したと思われたが… | + | :アキトと友達になった少女。[[火星]]で[[木星蜥蜴]]の襲撃で死亡したと思われたが…… |
| ;[[アカツキ・ナガレ]] | | ;[[アカツキ・ナガレ]] |
| :[[ネルガル重工]]の会長。お互いの「正義」という価値観が違うことを思い知らされる。その後アキトの協力者となる。 | | :[[ネルガル重工]]の会長。お互いの「正義」という価値観が違うことを思い知らされる。その後アキトの協力者となる。 |
127行目: |
123行目: |
| ;[[ラピス・ラズリ]] | | ;[[ラピス・ラズリ]] |
| :五感の多くを失ったアキトのサポートをする少女。あまり詳しいことは語られていない。 | | :五感の多くを失ったアキトのサポートをする少女。あまり詳しいことは語られていない。 |
| + | ;[[北辰]] |
| + | : |
| | | |
| == 他作品との人間関係 == | | == 他作品との人間関係 == |
− |
| |
| === [[ガンダムシリーズ]] === | | === [[ガンダムシリーズ]] === |
| ;[[エルピー・プル]] / [[プルツー]] | | ;[[エルピー・プル]] / [[プルツー]] |
171行目: |
168行目: |
| | | |
| == 名台詞 == | | == 名台詞 == |
− |
| |
| === TV版 === | | === TV版 === |
| ;「俺はコックになるんだ、戦争で死ぬなんてごめんだ!」 | | ;「俺はコックになるんだ、戦争で死ぬなんてごめんだ!」 |
187行目: |
183行目: |
| | | |
| == スパロボシリーズの名台詞 == | | == スパロボシリーズの名台詞 == |
− |
| |
| === TV版 === | | === TV版 === |
| ;「それで悲しい思いをする人が少しでも減るなら……俺はかまわない!」 | | ;「それで悲しい思いをする人が少しでも減るなら……俺はかまわない!」 |
216行目: |
211行目: |
| :Wの第二部ダブルゲキガンフレア用の台詞。ファンにとっては夢にまで見た二人である。 | | :Wの第二部ダブルゲキガンフレア用の台詞。ファンにとっては夢にまで見た二人である。 |
| ;「やるのか…ガイ!」 | | ;「やるのか…ガイ!」 |
− | :同じくWの第二部ダブルゲキガンフレア用の台詞。親友同然だったガイは原作ではTV版序盤で死に、アキトも劇場版では復讐鬼になってしまうものの、Wでは劇場版仕様のガイが登場。180度変わってしまったアキトとはいえ、ガイとの合体攻撃に関しては名前を呼び合って攻撃するなど熱い(さすがにアキトが「ダブルゲキガンフレアァァァァ!!」と叫ぶことはなくなってしまったが)。それになんだか嬉しそう。 | + | :同じくWの第二部ダブルゲキガンフレア用の台詞。親友同然だったガイは原作ではTV版序盤で死に、アキトも劇場版では復讐鬼になってしまうものの、Wでは劇場版仕様のガイが登場。180度変わってしまったアキトとはいえ、ガイとの合体攻撃に関しては名前を呼び合って攻撃するなど熱い(流石にアキトが「ダブルゲキガンフレアァァァァ!!」と叫ぶことは無くなってしまったが)。それに何だか嬉しそう。 |
| ;「……」<br />「……」 | | ;「……」<br />「……」 |
| :同じくWの第二部ダブルゲキガンフレア用の台詞。上二つとは違い、'''完全にガイをシカト'''。ガイの空回りっぷりが強調されたパターンである(一方で、無理に熱血を求めないガイの気遣いが見られるパターンでもあるが)。 | | :同じくWの第二部ダブルゲキガンフレア用の台詞。上二つとは違い、'''完全にガイをシカト'''。ガイの空回りっぷりが強調されたパターンである(一方で、無理に熱血を求めないガイの気遣いが見られるパターンでもあるが)。 |
| | | |
| == 余談 == | | == 余談 == |
− | *[[ダイゴウジ・ガイ|ガイ]]ほどではないにせよ、ゲキ・ガンガーにハマるなど熱血オタクっぽいところのあるTVアニメ版のアキトだが、彼を演じているうえだゆうじ氏はオタク嫌いで有名である。また、[[ミスマル・ユリカ|ユリカ]]役の桑島法子氏も同様にオタク嫌いであると言われている。 | + | *テンカワ・アキトを演じていたうえだゆうじ氏は後に『機動戦艦ナデシコ』の絵コンテを担当した加戸誉夫氏が監督(絵コンテと演出も担当していた)を務めた『[[ゾイド -ZOIDS-]]』では兄の[[カール・リヒテン・シュバルツ]]の役を演じており、恋敵の[[アオイ・ジュン]]を演じていた伊藤健太郎氏も同作で弟の[[トーマ・リヒャルト・シュバルツ]]の役として共演していた。 |
− | *テンカワ・アキトを演じていたうえだゆうじ氏は後に「機動戦艦ナデシコ」の絵コンテを担当した加戸誉夫氏が監督(絵コンテと演出も担当していた)を務めた「[[ゾイド -ZOIDS-]]」では兄の[[カール・リヒテン・シュバルツ]]の役を演じており、恋敵の[[アオイ・ジュン]]を演じていた伊藤健太郎氏も同作で弟の[[トーマ・リヒャルト・シュバルツ]]の役として共演していた。
| |
− | | |
| <!-- == 商品情報 == --> | | <!-- == 商品情報 == --> |
| <!-- *<amazon>B000BUNV78</amazon> --> | | <!-- *<amazon>B000BUNV78</amazon> --> |
− | <!-- == 話題まとめ == -->
| |
− | <!-- == 資料リンク == -->
| |
| {{DEFAULTSORT:てんかわ あきと}} | | {{DEFAULTSORT:てんかわ あきと}} |
| [[Category:登場人物た行]] | | [[Category:登場人物た行]] |
| [[Category:機動戦艦ナデシコ]] | | [[Category:機動戦艦ナデシコ]] |