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| :第1話。デスマーチ真っ只中の職場にて発した口癖。これと顎に人差し指を当てる癖はエルに転生した後も受け継がれている。 | | :第1話。デスマーチ真っ只中の職場にて発した口癖。これと顎に人差し指を当てる癖はエルに転生した後も受け継がれている。 |
| ;「こっ、これは! ニュートラルグレードのメフィストMkII! もう出てるとは不覚!」<br />「なんと! これはハイ・ディヴァインではありませんか! こんなところに~!」 | | ;「こっ、これは! ニュートラルグレードのメフィストMkII! もう出てるとは不覚!」<br />「なんと! これはハイ・ディヴァインではありませんか! こんなところに~!」 |
− | :同話より。仕事帰りにプラモデル売り場を訪れ、発売済の商品を見て歓喜する。なおWeb版では一部伏せ字にされているが、買っていったのは[[機動戦士ガンダム00|OOシリーズ]]の[[ガンプラ]]だった模様。 | + | :同話より。仕事帰りにプラモデル売り場を訪れ、発売済の商品を見て歓喜する。なおWeb版では一部伏せ字にされているが、買っていったのは[[機動戦士ガンダム00|00シリーズ]]の[[ガンプラ]]だった模様。 |
| ;「ああ…今日買ったプラモも、家に積んであるプラモも、今後発売予定のプラモも、もう作れないのか。…なんという無念!」 | | ;「ああ…今日買ったプラモも、家に積んであるプラモも、今後発売予定のプラモも、もう作れないのか。…なんという無念!」 |
| :同話より。その直後、事故に遭い死んでしまうが、最後まで考えていたのはプラモの事であった。 | | :同話より。その直後、事故に遭い死んでしまうが、最後まで考えていたのはプラモの事であった。 |
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| :漫画版第56話。イカルガ起動実験成功直後の締めの一言。彼にとっては夢が叶った悲願の一瞬であるが、魔獣を相手に戦う事を遊びというのはやや不穏でもある。 | | :漫画版第56話。イカルガ起動実験成功直後の締めの一言。彼にとっては夢が叶った悲願の一瞬であるが、魔獣を相手に戦う事を遊びというのはやや不穏でもある。 |
| ;「自機と最後を共にするとは良い覚悟です、実に『よい戦場』でしたよ。ささやかですがあなたにも『よき来世』がありますようお祈りしていますね」 | | ;「自機と最後を共にするとは良い覚悟です、実に『よい戦場』でしたよ。ささやかですがあなたにも『よき来世』がありますようお祈りしていますね」 |
− | :漫画版第80話。クリストバル死亡時の台詞。文庫版小説第37話もほぼ同じ内容。エル自身、一度死んで転生した身である為、彼の生死感を端的に表している。 | + | :漫画版第80話。クリストバル死亡時の台詞。文庫版小説第37話もほぼ同じ内容。エル自身、一度死んで転生した身である為、彼の死生観を端的に表している。 |
| ;「勝敗もそうですが僕はアレの存在が許容できないのです」<br />「あれだけの巨体です強化魔法で支えるだけで莫大な魔力が必要になる。それだけの魔力を補う方法は僕の知る限りそう多くはありません」<br />「おそらく大量の魔力転換炉を積んでの集中運用。事実 それによって飛竜は強大な兵器となりましたが……、まさにそこが問題なのです。幻晶騎士として炉を一個ずつ運用するよりも巨大な兵器にした方が強力だとなってしまえば…、いずれ幻晶騎士は減り巨大兵器ばかりの未来が来るかもしれない」<br />「そんな未来がわずかでも有り得るならば――、僕にとっては許し難い所業です。幻晶騎士こそがこの世界の中心であり続けられるように、飛竜戦艦(アレ)はここで討ち滅ぼします」<br />「あんなもの僕の生きる時代には不要ですよね」<br />ダーヴィド「…お おう」 | | ;「勝敗もそうですが僕はアレの存在が許容できないのです」<br />「あれだけの巨体です強化魔法で支えるだけで莫大な魔力が必要になる。それだけの魔力を補う方法は僕の知る限りそう多くはありません」<br />「おそらく大量の魔力転換炉を積んでの集中運用。事実 それによって飛竜は強大な兵器となりましたが……、まさにそこが問題なのです。幻晶騎士として炉を一個ずつ運用するよりも巨大な兵器にした方が強力だとなってしまえば…、いずれ幻晶騎士は減り巨大兵器ばかりの未来が来るかもしれない」<br />「そんな未来がわずかでも有り得るならば――、僕にとっては許し難い所業です。幻晶騎士こそがこの世界の中心であり続けられるように、飛竜戦艦(アレ)はここで討ち滅ぼします」<br />「あんなもの僕の生きる時代には不要ですよね」<br />ダーヴィド「…お おう」 |
| :漫画版第95話。ダーヴィドから飛竜戦艦に負けたのが許せないのかと聞かれての返答。文庫版小説第42話もほぼ同じ内容。漫画版では一連の発言中はエルの後ろ姿を映しており、最後の台詞で冷たい笑顔を浮かべたエルの大ゴマが映される。アニメ版と同じくあまりにも趣味に拠りすぎた理由のために、飛竜戦艦を不倶戴天の仇と認定し、完全粉砕を誓うが、発言だけでなく表情まで主人公がしてはいけないようなもの。文庫版ではダーヴィドもちょっと引いたと説明されているが、漫画版ではちょっとどころではないように思われる。 | | :漫画版第95話。ダーヴィドから飛竜戦艦に負けたのが許せないのかと聞かれての返答。文庫版小説第42話もほぼ同じ内容。漫画版では一連の発言中はエルの後ろ姿を映しており、最後の台詞で冷たい笑顔を浮かべたエルの大ゴマが映される。アニメ版と同じくあまりにも趣味に拠りすぎた理由のために、飛竜戦艦を不倶戴天の仇と認定し、完全粉砕を誓うが、発言だけでなく表情まで主人公がしてはいけないようなもの。文庫版ではダーヴィドもちょっと引いたと説明されているが、漫画版ではちょっとどころではないように思われる。 |
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| :対[[ゾルタン・アッカネン]]。前者は真っ当だが、後者はゾルタンの[[IIネオ・ジオング]]搭乗時限定パターンで、機体の美しさに興奮を覚える。人型ロボットが大型機体の一部であること自体は否定しておらず、原作で飛竜戦艦を否定したのは人型ロボットが完全にパーツ扱いという解釈によるものだと推測できる。 | | :対[[ゾルタン・アッカネン]]。前者は真っ当だが、後者はゾルタンの[[IIネオ・ジオング]]搭乗時限定パターンで、機体の美しさに興奮を覚える。人型ロボットが大型機体の一部であること自体は否定しておらず、原作で飛竜戦艦を否定したのは人型ロボットが完全にパーツ扱いという解釈によるものだと推測できる。 |
| ;「バイク戦艦…!アイディアは良くても品格に欠けます!」<br />「道を外した考えが、こんな狂気を生み出すのです!」 | | ;「バイク戦艦…!アイディアは良くても品格に欠けます!」<br />「道を外した考えが、こんな狂気を生み出すのです!」 |
− | :対[[アドラステア級汎用戦艦|]アドラステア級]]。イカルガもアドラステアも制作者及び考案者の趣味が高じて生み出されたという共通点があるが、メカへの底なしの愛情に人並み以上の倫理観を持ち合わせるエルからすれば、それを虐殺に用いるアドラステアは唾棄すべき存在に映ったようで、かなり手厳しい評価を下している。 | + | :対[[アドラステア級汎用戦艦|アドラステア級]]。イカルガもアドラステア級も制作者及び[[ドゥカー・イク|考案者]]の趣味が高じて生み出されたという共通点があるが、メカへの底なしの愛情に人並み以上の倫理観を持ち合わせるエルからすれば、それを虐殺に用いるアドラステア級は唾棄すべき存在に映ったようで、かなり手厳しい評価を下している。 |
| ;「僕の幸せは僕のロボットを作ること!邪魔しないでください!」 | | ;「僕の幸せは僕のロボットを作ること!邪魔しないでください!」 |
| :対[[カギ爪の男]]。彼のロボットへの愛はカギ爪の妄言を全く意に介していない。 | | :対[[カギ爪の男]]。彼のロボットへの愛はカギ爪の妄言を全く意に介していない。 |
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| **Web版・書籍版では「転生」の文字通り、赤ん坊時代から物語がスタートした<ref>作中の言語は日本語とは異なる独自のもので、Web版では赤子の頃から自然にその言語を学習したため、内面の思考は関西弁のまま、外面の台詞は転生先の異世界の言葉(描写される台詞としては標準語)で喋っているという表現がされていた。</ref>が、漫画版・アニメ版では幼少期(3歳)に幻晶騎士を目撃し、熱意に目を輝かせる所から始まる。 | | **Web版・書籍版では「転生」の文字通り、赤ん坊時代から物語がスタートした<ref>作中の言語は日本語とは異なる独自のもので、Web版では赤子の頃から自然にその言語を学習したため、内面の思考は関西弁のまま、外面の台詞は転生先の異世界の言葉(描写される台詞としては標準語)で喋っているという表現がされていた。</ref>が、漫画版・アニメ版では幼少期(3歳)に幻晶騎士を目撃し、熱意に目を輝かせる所から始まる。 |
| *異世界転生を扱うWeb小説作品にはいくつかテンプレートがあるが、エルの場合は「転生後の世界を逸脱した特別な能力を転生時に得る(俗に転生特典と呼ばれる)展開」ではなく「元から所持していた特技が転生後の世界で大いに役立つ」という別のパターンに該当している。 | | *異世界転生を扱うWeb小説作品にはいくつかテンプレートがあるが、エルの場合は「転生後の世界を逸脱した特別な能力を転生時に得る(俗に転生特典と呼ばれる)展開」ではなく「元から所持していた特技が転生後の世界で大いに役立つ」という別のパターンに該当している。 |
− | **また、異世界転生作品は主人公が様々な女性に好感を持たれることが多いが、エルの場合はアディに溺愛される程度であるのも異質。まあ、'''愛しのロボットに囲まれている世界は彼にとってハーレムのようなもの'''だろうが。 | + | **また、異世界転生作品は主人公が様々な女性に好感を持たれることが多いが、エルの場合はアディに溺愛される程度であるのも異質とされる。 |
| *異世界の技術・知識を持ち出し、転移先の世界で兵器技術に革新をもたらしたキャラクターという点では、『[[聖戦士ダンバイン]]』の[[ショット・ウェポン]]と比較して語られる事が多い。 | | *異世界の技術・知識を持ち出し、転移先の世界で兵器技術に革新をもたらしたキャラクターという点では、『[[聖戦士ダンバイン]]』の[[ショット・ウェポン]]と比較して語られる事が多い。 |
− | **携わった兵器の劇中での扱いも、ショットが開発に携わった[[オーラマシン]]は「元は存在しなかった戦乱を拡大させる元凶」で、エルが開発に携わった[[幻晶騎士]]は「元々存在した大量破壊兵器や自然災害に対する抑止力」と何かと対照的に描かれている<ref>ショットなら[[ダンバイン]]、エルならテレスターレと、敵国に自身が開発したロボットが強奪された結果、相手国のロボット開発の参考にされてしまうという共通点も持つが、[[ショウ・ザマ|主人公が奪った側]]か、奪われた側かという点では対照的。</ref>。 | + | <!--**携わった兵器の劇中での扱いも、ショットが開発に携わった[[オーラマシン]]は「元は存在しなかった戦乱を拡大させる元凶」で、エルが開発に携わった[[幻晶騎士]]は「元々存在した大量破壊兵器や自然災害に対する抑止力」と何かと対照的に描かれている<ref>ショットなら[[ダンバイン]]、エルならテレスターレと、敵国に自身が開発したロボットが強奪された結果、相手国のロボット開発の参考にされてしまうという共通点も持つが、[[ショウ・ザマ|主人公が奪った側]]か、奪われた側かという点では対照的。</ref>。 |
− | **ちなみにエルは、ファンから'''「[[俗語・俗称|きれいなショット・ウェポン]]」'''と評される事がある。 | + | **ちなみにエルは、ファンから'''「[[俗語・俗称|きれいなショット・ウェポン]]」'''と評される事がある。--> |
| *作中でも[[オラシオ・コジャーソ]]が言うように、フルネームでは言いづらい名前をしているが、国の公職に就いた関係上か作中フルネームで呼ばれる場面も割と目立っている。 | | *作中でも[[オラシオ・コジャーソ]]が言うように、フルネームでは言いづらい名前をしているが、国の公職に就いた関係上か作中フルネームで呼ばれる場面も割と目立っている。 |
| *担当声優の高橋李依氏は所謂少年キャラ(ショタ)好きで知られるため、エル役に決まった時はとても嬉しかったと語っている。また、高橋氏は自身のツイッター上においても度々エルに対する熱い思いを呟いている。 | | *担当声優の高橋李依氏は所謂少年キャラ(ショタ)好きで知られるため、エル役に決まった時はとても嬉しかったと語っている。また、高橋氏は自身のツイッター上においても度々エルに対する熱い思いを呟いている。 |