24行目: |
24行目: |
| 旅の中で[[アーバイン]]や[[ムンベイ]]たち仲間と出会い、ヘリック共和国とガイロス帝国の戦争に巻き込まれながら、やがて[[ギュンター・プロイツェン]]の野望を阻止する為の戦いに身を投じていった。 | | 旅の中で[[アーバイン]]や[[ムンベイ]]たち仲間と出会い、ヘリック共和国とガイロス帝国の戦争に巻き込まれながら、やがて[[ギュンター・プロイツェン]]の野望を阻止する為の戦いに身を投じていった。 |
| | | |
− | 第2部・ガーディアンフォース編では[[デスザウラー]]を倒した英雄として名を知られており、クルーガー大佐の元で訓練する為に共和国軍に入隊。数々の死闘を潜り抜けた経験からか冷静で落ち着いた性格になり、生身での格闘術や潜入術を身に着けた。反面、[[ドクター・ディ]]など彼をよく知る人からは「昔の方が楽しんでゾイドに乗っていた」と評されることもあった。 | + | 第2部・ガーディアンフォース編では[[デスザウラー]]を倒した英雄として名を知られており、クルーガー大佐の元で訓練する為に共和国軍に入隊。その後、[[ヒルツ]]の暗躍もあり相次ぐテロや野党の襲撃に伴いガーディアンフォースが設立され、クルーガーの薦めもあり隊員となる。数々の死闘を潜り抜けた経験からか冷静で落ち着いた性格になり、生身での格闘術や潜入術を身に着けた。反面、[[ドクター・ディ]]など彼をよく知る人からは「昔の方が楽しんでゾイドに乗っていた」と評されることもあった。 |
| | | |
| 当初こそ、文字通りゾイドを「動かす」ことしかできず、戦闘になると操縦はジーク任せの事が多かったが、数々の死闘を経て操縦技術を向上させており、軍入隊後は[[ブレードライガー]]を愛機とするゾイド乗りとして大きく成長。最終的には古代ゾイド人である[[ヒルツ]]の駆る[[デススティンガー]]を相手に、ジークの合体も無しの状態で彼を戦慄させる程追い詰めるまでに至っている<ref>逆にヒルツの方は、半ば悲鳴を挙げる様に[[アンビエント]]の名を叫び助けを求める等、情けない醜態を晒している。</ref>。 | | 当初こそ、文字通りゾイドを「動かす」ことしかできず、戦闘になると操縦はジーク任せの事が多かったが、数々の死闘を経て操縦技術を向上させており、軍入隊後は[[ブレードライガー]]を愛機とするゾイド乗りとして大きく成長。最終的には古代ゾイド人である[[ヒルツ]]の駆る[[デススティンガー]]を相手に、ジークの合体も無しの状態で彼を戦慄させる程追い詰めるまでに至っている<ref>逆にヒルツの方は、半ば悲鳴を挙げる様に[[アンビエント]]の名を叫び助けを求める等、情けない醜態を晒している。</ref>。 |
94行目: |
94行目: |
| :次回予告の〆の台詞。バン以外にもフィーネ、アーバイン、ムンベイがこの台詞で〆る回がある(動きまくるぜ!の部分がその人物らしくアレンジされる) | | :次回予告の〆の台詞。バン以外にもフィーネ、アーバイン、ムンベイがこの台詞で〆る回がある(動きまくるぜ!の部分がその人物らしくアレンジされる) |
| :『[[ゾイド -ZOIDS-]]』はセルシェーダーの3DCGがアニメに導入され始めた最初期の作品の1つであり、CGによってゾイドというメカが動きまくることそれ自体が大きなアピールポイントになっていたための台詞である。 | | :『[[ゾイド -ZOIDS-]]』はセルシェーダーの3DCGがアニメに導入され始めた最初期の作品の1つであり、CGによってゾイドというメカが動きまくることそれ自体が大きなアピールポイントになっていたための台詞である。 |
| + | === 第1部 === |
| ;「やめろ、ジーク! 俺の相棒になんてなんなくていいから! 俺の父ちゃんの時みてぇなことは……あんなのは、もう見たくねぇんだ!」 | | ;「やめろ、ジーク! 俺の相棒になんてなんなくていいから! 俺の父ちゃんの時みてぇなことは……あんなのは、もう見たくねぇんだ!」 |
| :第1話より。盗賊が操るゾイドに襲われるバンのことを、ズタボロになりながら庇う小型ゾイド・ジークに対して放った心からの叫び。 | | :第1話より。盗賊が操るゾイドに襲われるバンのことを、ズタボロになりながら庇う小型ゾイド・ジークに対して放った心からの叫び。 |
118行目: |
119行目: |
| ;「最高だぜ! そんな強い相手と戦えるなんて、最高だぜ!」 | | ;「最高だぜ! そんな強い相手と戦えるなんて、最高だぜ!」 |
| :第31話、プロイツェンの勅命を受けバンたちの前に立ちはだかった皇室銃士隊の三銃士と戦うことになるも、臆する事もなく戦いを待ち侘びる。 | | :第31話、プロイツェンの勅命を受けバンたちの前に立ちはだかった皇室銃士隊の三銃士と戦うことになるも、臆する事もなく戦いを待ち侘びる。 |
− | ;「今度はメチャクチャ、メチャクチャ、動きまくるぜ!!」 | + | ;「よっ! 俺、バン! レイヴン、どうしてもお前とは決着をつけなきゃならないのか…。圧倒的な強さを誇るジェノザウラー、あの機体には全く隙がない。だけど俺たちだって負けるわけにはいかない! アーバインやルドルフたちが待っているんだ! さぁ行くぜ、ジーク! 次回、ゾイド第33話、『宿命の対決』。今度は、メチャクチャメチャクチャ、動きまくるぜ!!」 |
− | :第32話予告。33話で第1部におけるレイヴンとの決着が付く事もあり、特に気合の入った叫びとなっている。 | + | :第32話次回予告。33話で第1部におけるレイヴンとの決着が付く事もあり、特に気合の入った叫びとなっている。 |
| + | ;「このブレードは荷電粒子砲をモロに受けたはずなのにまだ残ってる…」 |
| + | :第33話、レイヴンとの一騎打ちでライガーが半壊しジークとフィーネが放り出されるなど劣勢へ追い込まれるものの、ブレードの特性に気付く。これがジェノザウラー、そして[[デスザウラー]]との決着の決め手となった。 |
| + | ;「よっ! 俺、バン! ルドルフがプロイツェンの戴冠式に乗り込んで行った。な、なにぃ!? [[デスザウラー]]で帝都ガイガロスを攻撃するのか!? だったら俺たちだって! フィーネ! ジーク! アーバイン! ムンベイ! ルドルフ! シュバルツ! ハーマン! オコーネル! みんなでデスザウラーを倒そうぜ! 次回、ゾイド第34話、『帝都炎上』。今度は、''メチャクチャメチャクチャ、メチャクチャ動きまくるぜ!!''」 |
| + | :第33話次回予告。第1部最終話の予告という事もあり、さらに気合いの入った叫びとなっている。 |
| + | ;「行けええぇぇええええ!!!!」<br />「うおおおおおおおおおおおお!!!!」 |
| + | :第34話。デスザウラーとの決戦の際に、弱点を突かれ動きが鈍った隙を突き、ブレードの出力を最大にして突撃。荷電粒子を切り裂きデスザウラーの胴を貫いた。 |
| + | ;フィーネ「本当にいいのバン?」<br />「ああ…俺には勲章なんか、柄じゃないさ。なぁジーク?」 |
| + | :同話ラスト。ルドルフの戴冠式には参列せず、再びフィーネとジークと共にゾイドイブを探す旅に出た。この場面が第1部の最後を飾る。 |
| + | |
| + | === 第2部 === |
| + | ;「さぁ、一緒に冒険だな!フィーネ!ジーク!」 |
| + | :第35話ラスト。ガーディアンフォースの隊員となり、二人と共に新たな旅を始める。 |
| + | ;トーマ「[[デスザウラー]]…!?」<br />「なんなんだ…この周りのヤツは…」 |
| + | :第39話ラスト。盗賊団を退けた後、アジト跡を調査する中で古代の壁画を見る。そこに描かれていたのはデスザウラーと[[デススティンガー|サソリのようなゾイド]]の姿だった。 |
| + | ;「かつてお前は、ゾイドの操縦にかけては天才的な才能を持っていた。かつてお前は、帝国軍の中でも特別な存在だった。かつてお前は、幾度となく俺と戦い、圧倒的な力の差を見せつけていた。かつてお前は、シャドーと共にジェノザウラーの爆発の中に消えていった。次回、ゾイド第42話『レイヴン』」 |
| + | :第41話次回予告。この回の次回予告は一切BGMが流れず、バンによるナレーションがひたすら語られ〆のセリフも無い非常にシリアスかつ異色の内容となっている。 |
| + | ;「よせー! そのダークホーンに構うな! 逃げろー!!」 |
| + | :第42話、帝国基地を襲撃しダークホーンに搭乗したレイヴンを迎撃する2体のアイアンコングに向けての忠告。事実、この直後にレイヴンはダークホーンよりも格上であるアイアンコングを瞬く間に2体とも沈黙させている。 |
| + | ;「ゾイドは戦争の道具なんて、ちっぽけな存在じゃない。いろんな可能性が詰まった最高の相棒さ!」 |
| + | :第51話。レイヴンに敗れた後、村の少年ニコルに介抱され、村の人々が戦争の影響でゾイドを恐れていた事を聞かされるも「ゾイドは最高さ」と上記の言葉で励ます。 |
| + | ;「だからってあの人たちを見殺しにしていいはずがない。それに…ゾイドは人が憎しみ合う戦争の道具なんかじゃない。人と人とが解りあうために存在するんだ」 |
| + | :同話、軍人くずれのシーパースに居所を知られ、村人から身柄を差し出されるのではとニコルは心配するが、バンはこの状況を見過ごせず、レブラプターに乗り込み応戦する。 |
| + | :上記の台詞と合わせて、兵器である事を肯定しつつもそれに収まるだけの存在じゃない事を表しており、実際に[[ZOIDS新世紀/ZERO|遠い未来]]において実現する事となる。 |
| + | ;「ハハハハ…最高だぜジーク! ライガーが、イメージ通りに反応してくれる! まるで体の一部みたいだ!」 |
| + | :第52話。技量の向上によりブレードライガーの限界を超えた事でジークは合体し更なる進化を果たす。この事でフィーネは逆にバンが耐えきれなくなるのではと心配するが杞憂に終わり、難なく操縦して見せた。 |
| + | ;「ああ、それもある。あいつらの戦い方は俺たちが今まで経験してきたものとは違う。常に新しい戦術で、俺たちに挑んできている…。ゾイドにはこんな力もあるんだって言われている気がする。今までの戦いじゃダメなんだ…でも、最後はゾイドに乗る者の信念と気力だと思う。俺は…そう思いたいんだ」 |
| + | :第54話。これまでの戦いを回想しての〆の言葉。 |
| ;「ああ…勝てるさ! ゾイドを…ゾイドの本当の価値を認めていない貴様なんかに! 俺は負けない! 負けないんだああ!!」 | | ;「ああ…勝てるさ! ゾイドを…ゾイドの本当の価値を認めていない貴様なんかに! 俺は負けない! 負けないんだああ!!」 |
| :第65話・第66話より。[[デススティンガー]]との戦いにおいて、ゾイドを道具としか見ていない[[ヒルツ]]に対しての怒りの叫び。 | | :第65話・第66話より。[[デススティンガー]]との戦いにおいて、ゾイドを道具としか見ていない[[ヒルツ]]に対しての怒りの叫び。 |
138行目: |
166行目: |
| :第51話にて搭乗。ノーデンスの遺跡のある村に住む、ゾイドが大好きな少年・ニコルが「チロル」と名付けた機体に登場。一緒に乗って操縦テクニックを披露する。 | | :第51話にて搭乗。ノーデンスの遺跡のある村に住む、ゾイドが大好きな少年・ニコルが「チロル」と名付けた機体に登場。一緒に乗って操縦テクニックを披露する。 |
| ;レブラプター(SRW未登場) | | ;レブラプター(SRW未登場) |
− | :第51話にて搭乗。リーゼに唆されたシーパーズ大尉率いる部隊が、ノーデンスの遺跡のある村を襲撃した際に、警備兵を殴り倒して強奪した。 | + | :第51話にて搭乗。 |
| + | ;[[レドラー]] |
| + | :第53話にて搭乗。[[トーマ・リヒャルト・シュバルツ|トーマ]]と共に、皇帝[[ルドルフ・ゲアハルト・ツェッペリンIII世|ルドルフ]]の[[暗殺]]を狙う殺し屋のファントムから、国営シンカーレース「ガイロスグランプリ」に出席しているルドルフの警護のために搭乗した。リーゼに唆されたシーパーズ大尉率いる部隊が、ノーデンスの遺跡のある村を襲撃した際に、警備兵を殴り倒して強奪した。 |
| ;シルバープテラス(SRW未登場) | | ;シルバープテラス(SRW未登場) |
| :第62話にて搭乗。グラヴィティカノンのテスト射撃を行うウルトラザウルスの護衛するために搭乗する。 | | :第62話にて搭乗。グラヴィティカノンのテスト射撃を行うウルトラザウルスの護衛するために搭乗する。 |
− | ;[[レドラー]]
| |
− | :第53話にて搭乗。[[トーマ・リヒャルト・シュバルツ|トーマ]]と共に、皇帝[[ルドルフ・ゲアハルト・ツェッペリンIII世|ルドルフ]]の[[暗殺]]を狙う殺し屋のファントムから、国営シンカーレース「ガイロスグランプリ」に出席しているルドルフの警護のために搭乗した。
| |
| | | |
| == 余談 == | | == 余談 == |
| *『[[ゾイド -ZOIDS-]]』のキャラクターや世界観の原案にかかわり、漫画版『機獣新世紀ゾイド』の連載を担当した上山道郎は、個人サイトで『機獣超世紀伝説ゾイドXGクロスオーバー・ジェネレーションズ』という漫画を公開している。作品ではゾイドジェネシスの主人公であるルージが過去に[[タイムスリップ]]し、バンとの邂逅を果たしている。 | | *『[[ゾイド -ZOIDS-]]』のキャラクターや世界観の原案にかかわり、漫画版『機獣新世紀ゾイド』の連載を担当した上山道郎は、個人サイトで『機獣超世紀伝説ゾイドXGクロスオーバー・ジェネレーションズ』という漫画を公開している。作品ではゾイドジェネシスの主人公であるルージが過去に[[タイムスリップ]]し、バンとの邂逅を果たしている。 |
| **ただし漫画版の外伝であり、尚且つ関係者が公開した作品とはいえあくまで非公式のエピソードである。 | | **ただし漫画版の外伝であり、尚且つ関係者が公開した作品とはいえあくまで非公式のエピソードである。 |
| + | *『[[ZOIDS新世紀/ZERO]]』では最終話において直接の明言では無いものの、バンと思しき「冒険を愛した人物」について語られている。 |
| *原作アニメ版と『OE』出演時には岸尾だいすけ氏の演技が幾分か変わっているが、これは氏の声質の変化により当時の演技が再現できなくなってしまった事に起因しているらしい。<!-- ニコニコ生放送での言及らしいけど、もうちょっと詳しいソース知ってたら加筆お願いします。--> | | *原作アニメ版と『OE』出演時には岸尾だいすけ氏の演技が幾分か変わっているが、これは氏の声質の変化により当時の演技が再現できなくなってしまった事に起因しているらしい。<!-- ニコニコ生放送での言及らしいけど、もうちょっと詳しいソース知ってたら加筆お願いします。--> |
| | | |