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→名台詞
:アンナは「恋敵」を優先してザビーネと対峙したわけであるが、微妙な部分(貴族主義などのモラル)では食い違いがある。『クロスボーン・ガンダム』での彼の末路を考えると、実に皮肉な台詞とも取れる。
:アンナは「恋敵」を優先してザビーネと対峙したわけであるが、微妙な部分(貴族主義などのモラル)では食い違いがある。『クロスボーン・ガンダム』での彼の末路を考えると、実に皮肉な台詞とも取れる。
;「老人がベラ・ロナなどにこだわるから、これだ…!」
;「老人がベラ・ロナなどにこだわるから、これだ…!」
:相当腹立たしかったのだろうが、そういう自分も後にはベラに拘るようになってしまう。
:相当腹立たしかったのだろうが、そういう自分も後にはベラに拘るようになってしまう。もっともコスモ・バビロニアの貴族主義の信奉者はロナ家の女である事を理由にベラを推していたのに対し、ザビーネはベラの姿勢こそが貴族主義の指導者に相応しいという理由で拘るようになった<ref>後述の通りベラの本心は兎も角、その論拠は正しく分析出来ていた。</ref>という違いはある。
;「しかし、鉄仮面の直属でなければ思うように働けないというのでは話が違う!」<br />「ラフレシアの件…私も知らなければマイッツァーも知らないことだった…!」
;「しかし、鉄仮面の直属でなければ思うように働けないというのでは話が違う!」<br />「ラフレシアの件…私も知らなければマイッツァーも知らないことだった…!」
:ザムス・ガルのブリッジの外へと呼び出したジレを射殺して。
:ザムス・ガルのブリッジの外へと呼び出したジレを射殺して。
:第8話より、イオでの決戦中における心中の台詞。この時点でザビーネにとっては木星帝国打倒は貴族主義を復活させるための踏み石に過ぎず、木星帝国に寝返る素振りは一切見せていない。
:第8話より、イオでの決戦中における心中の台詞。この時点でザビーネにとっては木星帝国打倒は貴族主義を復活させるための踏み石に過ぎず、木星帝国に寝返る素振りは一切見せていない。
;「それにね…フフフ 見たでしょう? 木星兵は目的のためには命をなげ出す 上からの命令には絶対に逆らわない! きびしい上下関係 彼らの社会の方がはるかに貴族主義の目指したそれに近いのです」<br />「小さな違いは…フフフ 入り込んでから少しずつ 内側から変えていってやればよいのですよ!」<br />「今まで彼らの目の上のタンコブだった戦力がそっくり味方になり しかも行方不明だった総統の娘まで帰ってくるのだ! ことわる理由は何もないでしょう!?」
;「それにね…フフフ 見たでしょう? 木星兵は目的のためには命をなげ出す 上からの命令には絶対に逆らわない! きびしい上下関係 彼らの社会の方がはるかに貴族主義の目指したそれに近いのです」<br />「小さな違いは…フフフ 入り込んでから少しずつ 内側から変えていってやればよいのですよ!」<br />「今まで彼らの目の上のタンコブだった戦力がそっくり味方になり しかも行方不明だった総統の娘まで帰ってくるのだ! ことわる理由は何もないでしょう!?」
:第10話より、叛乱を起こした際の台詞。ベラも指摘しているのだが<ref>ベラはこの発言を受けた際に'''「そんな…あなたの都合のいいようにばかり…」'''と呆れ気味の反応をしていた。</ref>「内側から変えて行ってやればいい」だの「断る理由は何もない」だの、明らかに自分の都合のいいように考えすぎである(今まで敵だった戦力がそっくり味方になるなど、普通は怪しくて仕方ないと思うが…)。上記のイオ戦での台詞といい、どうもザビーネは皮算用が過ぎる一面があるようである。そして木星帝国への投降後にはギリに真っ当な嫌味を言われてしまう事に。
:第10話より、叛乱を起こした際の台詞。厳しい関係はまだしも中盤以降はベラも指摘しているように<ref>ベラはこの発言を受けた際に'''「そんな…あなたの都合のいいようにばかり…」'''と呆れ気味の反応をしていた。</ref>「内側から変えて行ってやればいい」だの「断る理由は何もない」だの、明らかに自分の都合のいいように考えすぎである(今まで敵だった戦力がそっくり味方になるなど、普通は怪しくて仕方ないと思うが…)。上記のイオ戦での台詞といい、どうもザビーネは皮算用が過ぎる一面があるようである。そして木星帝国への投降後にはギリに真っ当な嫌味を言われてしまう事に。
:なお、この後の精神が破綻した姿のインパクトが凄いが、上記の心中を語るモノローグやこの木星帝国と貴族主義の類似性を述べる場面でも'''それまでは見られなかったような歪んだ笑みを浮かべている'''。狂気へと至る兆候は既にあったのかもしれない。
:なお、この後の精神が破綻した姿のインパクトが凄いが、上記の心中を語るモノローグやこの木星帝国と貴族主義の類似性を述べる場面でも'''それまでは見られなかったような歪んだ笑みを浮かべている'''。狂気へと至る兆候は既にあったのかもしれない。
;「あなたは御自分で気づいておられないようだが 多くの人々の為に自分の身を盾にして戦うその行為こそまさに貴族的なのですよ!」
;「あなたは御自分で気づいておられないようだが 多くの人々の為に自分の身を盾にして戦うその行為こそまさに貴族的なのですよ!」