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| 以後は本人の希望と艦長[[ナタル・バジルール]]の口利きでドミニオンのオペレーターとして配属される<ref>小説版では、戦場の宙域に放り出された事でその恐怖を味わい、今までそれを知らずにキラ達を自分勝手な考えで振りまわしてしまった事を恥じ、結果的に自分が戦争を悪化させた事に深い衝撃を受けた模様で、'''「自らの死を覚悟の上で贖罪の為に、再びキラに会う為にドミニオンに残る決意をした」'''事が描写される。</ref>。最期はアズラエルが暴走した際にナタルから「アークエンジェルに行くよう」に言われて他のクルーと共にドミニオンから脱出したが、脱出艇がクルーゼの搭乗する[[プロヴィデンスガンダム|プロヴィデンス]]の攻撃を受け、キラとの一瞬の再会の後、父親と同じように彼の眼前で死亡する。 | | 以後は本人の希望と艦長[[ナタル・バジルール]]の口利きでドミニオンのオペレーターとして配属される<ref>小説版では、戦場の宙域に放り出された事でその恐怖を味わい、今までそれを知らずにキラ達を自分勝手な考えで振りまわしてしまった事を恥じ、結果的に自分が戦争を悪化させた事に深い衝撃を受けた模様で、'''「自らの死を覚悟の上で贖罪の為に、再びキラに会う為にドミニオンに残る決意をした」'''事が描写される。</ref>。最期はアズラエルが暴走した際にナタルから「アークエンジェルに行くよう」に言われて他のクルーと共にドミニオンから脱出したが、脱出艇がクルーゼの搭乗する[[プロヴィデンスガンダム|プロヴィデンス]]の攻撃を受け、キラとの一瞬の再会の後、父親と同じように彼の眼前で死亡する。 |
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− | 死後は霊体となって、「自分の本当の想い」でキラを守る。クルーゼとの死闘後、[[ジェネシス]]の直撃を受けて[[フリーダムガンダム|フリーダム]]は大破したが、それでもキラが生きていたのはフレイのお陰だったのかもしれない。 | + | 死後は霊体となって、「自分の本当の想い」でキラを守る。クルーゼとの死闘後、[[ジェネシス]]の直撃を受けて[[フリーダムガンダム|フリーダム]]は大破したが、それでもキラが生きていたのはフレイのお陰だったのかもしれない。しかし、その本当の想いをキラに伝えることだけは叶わず、フレイの死はキラの心に多大なる傷を残すことになる。 |
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| === キャラクターの総評 === | | === キャラクターの総評 === |
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| :同じ工業カレッジに通う、一期先輩でミリアリアの友人。想いを寄せられていたが、父を助ける事が出来なかったキラを恨み、自身の肉体を使ってまでキラを死ぬまで自分の為に戦わせようとしていた。本編中では一瞬とはいえ彼との性行為を示唆する描写すらあった。 | | :同じ工業カレッジに通う、一期先輩でミリアリアの友人。想いを寄せられていたが、父を助ける事が出来なかったキラを恨み、自身の肉体を使ってまでキラを死ぬまで自分の為に戦わせようとしていた。本編中では一瞬とはいえ彼との性行為を示唆する描写すらあった。 |
| :だが、図らずもそれにより自分が最も彼の心に触れる存在となり、いつしか本気で好意を抱くようになる。そして彼が一時行方不明になった際に自覚することになったが、この後キラとフレイが直接対面することは二度と無かった。 | | :だが、図らずもそれにより自分が最も彼の心に触れる存在となり、いつしか本気で好意を抱くようになる。そして彼が一時行方不明になった際に自覚することになったが、この後キラとフレイが直接対面することは二度と無かった。 |
− | :キラを利用したことを何度も謝ろうと思っていたフレイだったがそれが叶ったのは皮肉にも自身が死亡した後だった。死後、霊体となったフレイはキラの力となるべく、彼を「自分の本当の想い」で守った。 | + | :キラを利用したことを何度も謝ろうと思っていたフレイだったがそれが叶ったのは皮肉にも自身が死亡した後であり、キラに言葉を伝えること自体は叶わなかった。死後、霊体となったフレイはキラの力となるべく、彼を「自分の本当の想い」で守ったが、彼の方はフレイの死を[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY|後の時代]]まで引きずるトラウマになってしまった。 |
− | :一方、『[[スーパーロボット大戦W|W]]』では生き残り、キラと和解。おそらく良き友人関係に収まったと思われる。 | + | :『[[スーパーロボット大戦W|W]]』および『[[スーパーロボット大戦DD|DD]]』では無事に生存し和解している。 |
| ;[[サイ・アーガイル]] | | ;[[サイ・アーガイル]] |
| :親同士で決めた婚約者で恋人だったが、キラを利用するために解消。その後キラが行方不明になった事でよりを戻そうとするが、それまでにした彼の仕打ちから当然拒絶されてしまい、結果的に破局する。しかし、フレイが乗っていた脱出艇が撃墜され死亡した際には唖然とフレイの名を呟いていたことからサイ自身は心の奥底ではフレイの死に思うところがあったと思われる。 | | :親同士で決めた婚約者で恋人だったが、キラを利用するために解消。その後キラが行方不明になった事でよりを戻そうとするが、それまでにした彼の仕打ちから当然拒絶されてしまい、結果的に破局する。しかし、フレイが乗っていた脱出艇が撃墜され死亡した際には唖然とフレイの名を呟いていたことからサイ自身は心の奥底ではフレイの死に思うところがあったと思われる。 |
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| :前者は第19話のラスト、後者は第20話でキラに吐露した台詞。サイに対しての思いが垣間見える。 | | :前者は第19話のラスト、後者は第20話でキラに吐露した台詞。サイに対しての思いが垣間見える。 |
| ;「キラも家族来てるんでしょ? 何で会いに行かないの?」<br />「嘘、嘘よ! 何よ! 同情してんの!? あんたが…私に…?」<br />「私には誰も会いに来ないから…だから、かわいそうって…そういうこと!?」<br />「冗談じゃないわ! やめてよね、そんなの…! 何で私があんたなんかに同情されなきゃなんないのよ!?」<br />「つらいのはあんたの方でしょ! かわいそうなのはあんたの方でしょ! かわいそうなキラ…独りぼっちのキラ…戦ってつらくて…守れなくてつらくて…すぐ泣いて…だから! なのに…なのに、何で私があんたに同情されなきゃなんないのよ…!?」 | | ;「キラも家族来てるんでしょ? 何で会いに行かないの?」<br />「嘘、嘘よ! 何よ! 同情してんの!? あんたが…私に…?」<br />「私には誰も会いに来ないから…だから、かわいそうって…そういうこと!?」<br />「冗談じゃないわ! やめてよね、そんなの…! 何で私があんたなんかに同情されなきゃなんないのよ!?」<br />「つらいのはあんたの方でしょ! かわいそうなのはあんたの方でしょ! かわいそうなキラ…独りぼっちのキラ…戦ってつらくて…守れなくてつらくて…すぐ泣いて…だから! なのに…なのに、何で私があんたに同情されなきゃなんないのよ…!?」 |
− | :第28話。同級生たちが両親と再会する中、キラだけが親に会わずにM1アストレイの技術協力を行っていた。その姿を見たフレイは同情されたのだと思い癇癪を起こし、結果的に二人は破局を迎えた。さりげなくキラに対する理解が表れているのもポイント。 | + | :第28話。同級生たちが両親と再会する中、キラだけが親に会わずにM1アストレイの技術協力を行っていた。その姿を見たフレイは同情されたのだと思い癇癪を起こし、結果的に二人は破局を迎えた。台詞自体をよく見てみると、最後の台詞は完全にキラへの理解が表れているが、この時は抱えていた内心を素直に出せずの破局だったのが悲しい。 |
| ;「あなた、わかってたじゃない! 本当はキラの事なんか…」 | | ;「あなた、わかってたじゃない! 本当はキラの事なんか…」 |
| :キラのMIA報告を聞いた後、サイとよりを戻そうとし、キラはただ利用していただけと語るが、自分でも気が付かないままキラの事を好きになっていたことを見透かされ、直後に冷たく拒絶される。それでもフレイは「違う」と必死で言い続ける始末。 | | :キラのMIA報告を聞いた後、サイとよりを戻そうとし、キラはただ利用していただけと語るが、自分でも気が付かないままキラの事を好きになっていたことを見透かされ、直後に冷たく拒絶される。それでもフレイは「違う」と必死で言い続ける始末。 |
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| :死亡直後にキラに答え彼の力となるべく霊体となった際の台詞。第13話での台詞の対比となっている。 | | :死亡直後にキラに答え彼の力となるべく霊体となった際の台詞。第13話での台詞の対比となっている。 |
| :『[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]』でも、桑島氏と保志氏の[[DVE]]で収録されている。 | | :『[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]』でも、桑島氏と保志氏の[[DVE]]で収録されている。 |
− | :[[アムロ・レイ|アムロ]]と[[ララァ・スン|ララァ]]を彷彿とさせるシーンだが、'''キラは[[ニュータイプ]]でも霊能者でもないので、実際にはこの時のフレイとは会話していない'''。微妙に通じていない会話の内容が、それを物語っている。 | + | :[[アムロ・レイ|アムロ]]と[[ララァ・スン|ララァ]]を彷彿とさせるシーンだが、'''キラは[[ニュータイプ]]でも霊能者でもないので、実際にはこの時のフレイとは会話していない'''。微妙に通じていない会話の内容がそれを物語っており、後の時代のキラは涙すら枯れ果てたように感情を出せなくなってしまっている…。 |
| :なお、監督の福田己津央氏は'''「霊体となった際のフレイのモデルはララァではなく、[[カイ・シデン|カイ]]に語り掛ける[[ミハル・ラトキエ|ミハル]]がモデル」'''だと語っている。 | | :なお、監督の福田己津央氏は'''「霊体となった際のフレイのモデルはララァではなく、[[カイ・シデン|カイ]]に語り掛ける[[ミハル・ラトキエ|ミハル]]がモデル」'''だと語っている。 |
− | :『[[スーパーロボット大戦DD|DD]]』では無事に生還しキラと再会した際に、4行目~8行目の台詞を直接交わしている。 | + | :『[[スーパーロボット大戦DD|DD]]』では無事に生還しキラと再会した際に、4行目~8行目の台詞を直接交わしている。フレイが本当に自分の想いをキラに伝えられた瞬間となり、キラへの精神的なトドメと成り果てた原作とは逆に、二人にとっての最大の救いとなった。 |
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| == スパロボシリーズでの名台詞 == | | == スパロボシリーズでの名台詞 == |