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:ときおりカルヴィナが見せた激しい怒りや攻撃性の背景には、同僚を皆殺しにされた苛烈な経験だけではなく、アル=ヴァンへの愛が裏切られたという感情が存在しているのは間違いない。また、「愛しているから殺す」という例の発言に注目するなら、広義のヤンデレに該当するといえるかもしれない。
 
:ときおりカルヴィナが見せた激しい怒りや攻撃性の背景には、同僚を皆殺しにされた苛烈な経験だけではなく、アル=ヴァンへの愛が裏切られたという感情が存在しているのは間違いない。また、「愛しているから殺す」という例の発言に注目するなら、広義のヤンデレに該当するといえるかもしれない。
 
:第28話の[[ネリー・キム]]との会話を見る限り、彼女の心情の核心は、許せない相手であるアル=ヴァンを心の奥底ではまだ愛してしまっていて、その矛盾の重さに彼女自身が耐えられないという点にあり、この二つの感情の相克がカルヴィナ編の主題と言える。だが実際のところ、シナリオの中ではこの点が丁寧に描かれたとはいえず、同僚を殺された無念や怒りと、最後にアル=ヴァンを許し彼への愛を語るその姿との間にいまいち整合性を提供できていないため、とりあえずヤンデレとして理解するのが手っ取り早いと思われたのであろうと推測できる。
 
:第28話の[[ネリー・キム]]との会話を見る限り、彼女の心情の核心は、許せない相手であるアル=ヴァンを心の奥底ではまだ愛してしまっていて、その矛盾の重さに彼女自身が耐えられないという点にあり、この二つの感情の相克がカルヴィナ編の主題と言える。だが実際のところ、シナリオの中ではこの点が丁寧に描かれたとはいえず、同僚を殺された無念や怒りと、最後にアル=ヴァンを許し彼への愛を語るその姿との間にいまいち整合性を提供できていないため、とりあえずヤンデレとして理解するのが手っ取り早いと思われたのであろうと推測できる。
:『OGMD』においては、アル=ヴァンとの関係が「誤解」に変わるなど大きく設定が変わった結果、描写不足の問題は無くなり、ヤンデレっぷりもほとんど無くなった。その一方、上記した『感情の相克』などの、独特のテーマも無くなってしまった感がある。
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:『OGMD』においては、アル=ヴァンとの関係が「誤解」に変わるなど大きく設定が変わった結果、描写不足の問題は無くなり、ヤンデレっぷりもほとんど無くなった。ただ、それは「説明しにくい所をバッサリと改変した」と言う事なので、上記した『感情の相克』などの、独特のテーマも無くなってしまったと言える。
 
*K-×6氏による[[アンソロジーコミック|4コマ]]において、彼女の機体の武器名を変更し、セクハラ発言(例「恋人大募集」「巨乳でドカーン」)を言わせる、というネタがあった<ref>一迅社『スーパーロボット大戦J 4コマKINGS』8頁。</ref>。
 
*K-×6氏による[[アンソロジーコミック|4コマ]]において、彼女の機体の武器名を変更し、セクハラ発言(例「恋人大募集」「巨乳でドカーン」)を言わせる、というネタがあった<ref>一迅社『スーパーロボット大戦J 4コマKINGS』8頁。</ref>。
 
*『J』のイメージソングとして『CASTAWAY』(歌・玉置成実)が制作されCMで流されたが、その歌詞の内容は直接的ではないものの、カルヴィナを想起させうるものとなっている(castawayという言葉は'''「捨てられた」「見捨てられた人」'''といった意味)。
 
*『J』のイメージソングとして『CASTAWAY』(歌・玉置成実)が制作されCMで流されたが、その歌詞の内容は直接的ではないものの、カルヴィナを想起させうるものとなっている(castawayという言葉は'''「捨てられた」「見捨てられた人」'''といった意味)。

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