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→第4次(S)
{{登場人物概要
{{登場人物概要
| タイトル = プロフィール
| タイトル = プロフィール
| 種族 = 地球人(日本人)
| 種族 = [[種族::地球人]](日本人)
| 性別 = 男
| 性別 = [[性別::男]]
| 年齢 = 45歳
| 年齢 = [[年齢::45]]歳
| 所属 = 国連地球防衛軍太平洋本部
| 所属 = [[国連]][[地球防衛軍]]太平洋本部
| 役職 = 司令長官
| 役職 = [[役職::司令長官]]
}}
}}
'''三輪防人'''は『[[闘将ダイモス]]』の登場人物。
'''三輪防人'''は『[[闘将ダイモス]]』の登場人物。
==概要==
==概要==
[[地球連邦軍|国連地球防衛軍]]の長官で、太平洋本部司令。
[[国連]][[地球防衛軍]]の長官で、太平洋本部司令。
極端なまでに先鋭的な軍人至上主義を掲げた危険思想の持ち主で、[[地球]]に侵略を仕掛けてきた[[バーム星人]]に対しても極端な敵意と偏見をむき出しにして、数々の混乱や軋轢を巻き起こしていくことになる。
極端なまでに先鋭的な軍人至上主義を掲げた危険思想の持ち主で、[[地球]]に侵略を仕掛けてきた[[バーム星人]]に対しても極端な敵意と偏見をむき出しにして、数々の混乱や軋轢を巻き起こしていくことになる。
一方、バーム軍の侵攻で多大な被害が出たことに伴う地球側の反バーム感情もあってか軍人としては評価されているらしく、「国連エール勲章」なるものを授与されている。その行動理念は地球をバーム星人の手から守ろうとするが故と言えなくもなく、彼の主張にも頷ける部分が多少は存在するが、用兵時は常に自分の保身を優先させている点からも、結局は自分だけが地球を救う英雄になろうとする野心で動いている感が強い。また、作中ではバーム星人の攻撃よりも三輪の勝手な行動のせいで地球側が窮地に陥ったケースが少なくなく、そのバーム側にすら「無能」呼ばわりされるなど、決して指揮官として優れた適性を持つわけではない。その無能ぶりの極致と言える暴挙の数々は、[[リヒテル]]を始めとするバーム星人に地球人への強い不信感を抱かせる大きな原因となり、また地球側にも数多くの犠牲者を出す要因となった。
一方、バーム軍の侵攻で多大な被害が出たことに伴う地球側の反バーム感情もあってか軍人としては評価されているらしく、「国連エール勲章」なるものを授与されている。その行動理念は地球をバーム星人の手から守ろうとするが故と言えなくもなく、彼の主張にも頷ける部分が多少は存在するが、用兵時は常に自分の保身を優先させている点からも、結局は自分だけが地球を救う英雄になろうとする野心で動いている感が強い。また、作中ではバーム星人の攻撃よりも三輪の勝手な行動のせいで地球側が窮地に陥ったケースが少なくなく、そのバーム側にすら「無能」呼ばわりされるなど、決して指揮官として優れた適性を持つわけではない。その無能ぶりの極致と言える暴挙の数々は、[[リヒテル]]を始めとするバーム星人に地球人への強い不信感を抱かせる大きな原因となり、また地球側にも数多くの犠牲者を出す要因となった。
かたくなに敵の殲滅にこだわり、一矢たちのように戦い以外での解決手段を見つけられないその姿勢を逆に哀れまれることもある。実際、『ダイモス』のロマンアルバムでは「'''戦うことしかできないあわれな人だった'''」と解説された。
かたくなに敵の殲滅にこだわり、一矢たちのように戦い以外での解決手段を見つけられないその姿勢を逆に哀れまれることもある。実際、『ダイモス』のロマンアルバムでは「'''戦うことしかできなかったあわれな人だった。'''」と解説された<ref>徳間書店『ロマンアルバム20 闘将ダイモス』57頁。</ref>。
===劇中の様相 ===
===劇中の様相 ===
第1話より登場。地球への侵略を開始したバーム軍によって防衛軍が壊滅的被害を受けたことで、火星から地球に向けて帰還する途中であった[[ガードダイモビック]]に救援を要請し、この頃は軍人としてまともな面を見せていた。しかし、第3話頃から徐々に過激な言動を見せるようになり、ガードダイモビックが保護した少女・[[エリカ]]の正体がバーム星人である事実が判明したのを機に対立の兆しが悪化。特に[[ダイモス]]のメインパイロットを務める[[竜崎一矢]]とは完全に相容れない関係となった。
第1話より登場。地球への侵略を開始したバーム軍によって防衛軍が壊滅的被害を受けたことで、火星から地球に向けて帰還する途中であった[[ガードダイモビック]]に救援を要請し、この頃は軍人としてまともな面を見せていた。しかし、第3話頃から徐々に過激な言動を見せるようになり<ref>第2話には未登場。</ref>、ガードダイモビックが保護した少女・[[エリカ (ダイモス)|エリカ]]の正体がバーム星人である事実が判明したのを機に対立の兆しが悪化。特に[[ダイモス]]のメインパイロットを務める[[竜崎一矢]]とは完全に相容れない関係となっていく。これについては一矢がエリカに夢中で問題行動もあったというのも一因であり三輪ばかりが悪いとは言えないが。
以降は自らの使命感……というよりは野心に従う形で、冷酷な殲滅主義に基づいた対バーム作戦を展開していくことになるが、常に自らの手柄と自己保身を最優先とし、時には自らが手柄を得るための機会を増やそうとして戦いを意図的に長引かせるよう仕向けることもあったため、一矢だけでなく[[和泉振一郎]]や[[夕月京四郎]]からも反感を抱かれ、特に京四郎からは殴られたことさえもあった。そして、地球との和平を望んでいた平和勢力の中心人物だったバランドークを「バーム星人であるから」というだけで射殺する非道<ref>一応「無条件降伏以外認めない」という条件を提示はしたが、バランドークが対等な話し合いを求めたため決裂し、そのまま銃撃した。なお、バランドークは「今の国連はバーム殲滅派が主流だから」という理由で国連と接触すらしていなかった。</ref>を働いたことで、ガードダイモビックの面々と決定的な敵対関係となる。
以降は自らの使命感……というよりは野心に従う形で、冷酷な殲滅主義に基づいた対バーム作戦を展開していくことになるが、常に自らの手柄と自己保身を最優先とし、時には自らが手柄を得るための機会を増やそうとして戦いを意図的に長引かせるよう仕向けることもあったため、一矢だけでなく[[和泉振一郎]]や[[夕月京四郎]]からも反感を抱かれ、特に京四郎からは殴られたことさえもあった。そして、地球との和平を望んでいた平和勢力の中心人物だったバランドークを「バーム星人であるから」というだけで射殺する非道<ref>一応「無条件降伏以外認めない」という条件を提示はしたが、バランドークが対等な話し合いを求めたため決裂し、そのまま銃撃した。なお、バランドークは「今の国連はバーム殲滅派が主流だから」という理由で国連と接触すらしていなかった。</ref>を働いたことで、ガードダイモビックの面々と決定的な敵対関係となる。
その強烈かつ無茶苦茶なキャラクターはもはやネタキャラの域に達しており、一部スパロボ攻略本では「名物ならぬ迷物キャラ」とコメントされた。
その強烈かつ無茶苦茶なキャラクターはもはやネタキャラの域に達しており、一部スパロボ攻略本では「名物ならぬ迷物キャラ」とコメントされた。
媒体の違いもあってか、原作で見せたコミカルなシーンは出演作品の大半であまり描写されず、結果的により悪役としての描写が強まっていると言える。
===[[旧シリーズ]]===
===[[旧シリーズ]]===
:また「軍規に厳しく頑固」という面にも一応筋が通っており、ブライトが連邦の指揮を離れ独自に行動すると決定した際にはそれを咎める発言をしながらも、ブライトの「ロンド・ベル隊の指揮官は自分であり、艦に搭乗している限りは自分の指示に従ってもらう」という理屈を飲み、その場では何もせずに艦を降りることを選んでいる。
:また「軍規に厳しく頑固」という面にも一応筋が通っており、ブライトが連邦の指揮を離れ独自に行動すると決定した際にはそれを咎める発言をしながらも、ブライトの「ロンド・ベル隊の指揮官は自分であり、艦に搭乗している限りは自分の指示に従ってもらう」という理屈を飲み、その場では何もせずに艦を降りることを選んでいる。
:その後、[[ダカール]]にて[[ダブデ]]に乗り、ティターンズの部隊を率いてロンド・ベルに挑むも撃墜されそのまま死亡した。
:その後、[[ダカール]]にて[[ダブデ]]に乗り、ティターンズの部隊を率いてロンド・ベルに挑むも撃墜されそのまま死亡した。
:経験値は名有りパイロットとしては最低で、能力値も低い。精神コマンドは[[根性]]・[[ド根性]]・[[威圧]]・[[激怒]]・[[自爆]]といかにも三輪らしいが、性格は弱気。なおパイロットとしての名前は「三輪」ではなく「三輪長官」となっている。前述のとおりダブデに乗って出てくるためパイロットとしては乗換系統がMS系に設定されている。
:[[経験値]]は名有りパイロットとしては最低で、能力値も低い。精神コマンドは[[根性]]・[[ド根性]]・[[威圧]]・[[激怒]]・[[自爆]]といかにも三輪らしいが、性格は弱気。なおパイロットとしての名前は「三輪」ではなく「三輪長官」となっている。前述のとおりダブデに乗って出てくるためパイロットとしては乗換系統がMS系に設定されている。
:;{{参戦作品 (人物)|第4次スーパーロボット大戦S}}
:;{{参戦作品 (人物)|第4次スーパーロボット大戦S}}
::「ダカールの日」で一矢・[[夕月京四郎|京四郎]]・[[和泉ナナ|ナナ]]と戦闘させると、それぞれ[[戦闘前会話]]が表示されるようになった。
::「ダカールの日」で一矢・[[夕月京四郎|京四郎]]・[[和泉ナナ|ナナ]]と戦闘させると、それぞれ[[戦闘前会話]]が表示されるようになった。
:[[ミケーネ帝国]]または[[ゾンダー]]との最終決戦で[[エリカ (ダイモス)|エリカ]]と[[リリーナ・ドーリアン|リリーナ]]を殺そうとするが、[[ヒイロ・ユイ|ヒイロ]]と[[竜崎一矢|一矢]]が駆けつけてきてまたしてもボコボコにされる。最後は結局逮捕される(逮捕状を持ってきたのは岡長官)という、原作同様の自業自得の結末を迎えるが……。
:[[ミケーネ帝国]]または[[ゾンダー]]との最終決戦で[[エリカ (ダイモス)|エリカ]]と[[リリーナ・ドーリアン|リリーナ]]を殺そうとするが、[[ヒイロ・ユイ|ヒイロ]]と[[竜崎一矢|一矢]]が駆けつけてきてまたしてもボコボコにされる。最後は結局逮捕される(逮捕状を持ってきたのは岡長官)という、原作同様の自業自得の結末を迎えるが……。
;{{参戦作品 (人物)|第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ}}
;{{参戦作品 (人物)|第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ}}
:『第2次α』で失脚していたところを[[ムルタ・アズラエル|アズラエル]]に拾われて復権し、[[ブルーコスモス]]の一員としてαナンバーズの前に立ちはだかる。前作の恨みでアラスカ基地にて[[竜崎一矢|一矢]]を一方的に殴打するなど、今回も相変わらず自軍メンバーの怒りを誘う言動を繰り返すが、一方でアズラエルの暴挙の数々にドン引きするなど、常識的な一面も垣間見られた。
:『第2次α』で失脚していたところを[[ムルタ・アズラエル|アズラエル]]に拾われて復権し、[[ブルーコスモス]]の一員としてαナンバーズの前に立ちはだかる。『SEED』原作におけるウィリアム・サザーランドの立ち位置も一部担う形となっている。前作の恨みでアラスカ基地にて[[竜崎一矢|一矢]]を一方的に殴打するなど、今回も相変わらず自軍メンバーの怒りを買う言動を繰り返すが、一方でアズラエルの暴挙の数々にドン引きするなど、常識的な一面も垣間見られた。
:最期は[[ヤキン・ドゥーエ]]攻防戦にて多数の[[クラップ級]]を引き連れアズラエルの救援に参上するも、[[ザフト]]による[[ジェネシス]]の第1射を受け'''艦ごと消滅'''した。
:最期は[[ヤキン・ドゥーエ]]攻防戦にて多数の[[クラップ級]]を引き連れアズラエルの救援に参上するも、[[ザフト]]による[[ジェネシス]]の第1射を受け'''艦ごと消滅'''した。
===携帯機シリーズ===
===携帯機シリーズ===
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦A}}({{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦A PORTABLE|A PORTABLE}})
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦A}}({{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦A PORTABLE|A PORTABLE}})
:唯一、'''死亡しない'''作品。[[ロンド・ベル]]に指令を与える人物としてゲーム序盤から登場する。似たような危険人物として[[バスク・オム]]が引き合いに出されるほどだが、戦時下ではそれが頼りになるらしく連邦軍内部には彼のシンパが結構な数いるらしい。
:[[ロンド・ベル]]に指令を与える人物としてゲーム序盤から登場する。似たような危険人物として[[バスク・オム]]が引き合いに出されるほどだが、戦時下ではそれが頼りになるらしく連邦軍内部には彼のシンパが結構な数いるらしい。
:[[ナデシコ]]や[[ザンボット3]]を強引に接収させようとしたり、[[異星人]]には[[南極条約]]など関係ないとしてロンド・ベルに[[核ミサイル|核]]装備の[[ガンダム試作2号機]]を配備したり、独自に行動するナデシコの撃墜を主張したり、[[竜崎一矢|一矢]]や[[シロー・アマダ|シロー]]をスパイ扱いし、2人の仲間から反論されると「教育がなっとらん」と上司のブライトを殴打するなどの暴挙でロンド・ベルの面々から反発されるが、その反面、ブライトや主人公に言いくるめられるなど、良く言えばどこかコミカル、悪く言えば間抜けな場面もちらほら。
:[[ナデシコ]]や[[ザンボット3]]を強引に接収させようとしたり、[[異星人]]には[[南極条約]]など関係ないとしてロンド・ベルに[[核ミサイル|核]]装備の[[ガンダム試作2号機]]を配備したり<ref>この結果、原作同様機体は[[アナベル・ガトー|ガトー]]に奪われ、核攻撃に使われてしまったため、結果論ではあるがこれら一連の問題の大元の原因は彼のせいであると言えなくもない(一応、異星人からすれば地球人同士の条約なんて知ったこっちゃないので、2号機開発自体は間違ってはいないが)。</ref>、独自に行動するナデシコの撃沈を主張したり<ref>しかも試作2号機の核の試射の標的にしようとまで考えていた。</ref>、[[竜崎一矢|一矢]]や[[シロー・アマダ|シロー]]をスパイ扱いし、2人の仲間から反論されると「教育がなっとらん」と上司のブライトを殴打するなどの暴挙でロンド・ベルの面々から反発される。
:後半、平和開放軍のメンバーを処刑しようとし、理由を「軍上層部の決定」と偽った挙句、それが独断であったことが判明した途端に開き直るという小物ぶりを発揮したがため、激怒した一矢にボコボコにされた挙句、これまでの越権行為を理由に逮捕されてしまう。『殴打されただけで死んではいない』と書くと手ぬるいように感じるが、実際はそんなことはなく、あの[[ドモン・カッシュ|ドモン]]をして「正拳を受ければ負ける」とまで言わしめた空手の達人である一矢に何度も殴打され(会話シーン内で、殴打する音が確認できるだけで'''6回も'''響く)、かつその一撃一撃が急所を的確に狙ったものであった。見ていたヒイロですら気圧され怯ませるほどの殺気の籠った一撃なので、死亡こそしていないものの、おそらく無事で済んではいないことが伺える(後に一矢も「やりすぎた」と反省している)。
:その反面、ブライトや主人公に言いくるめられ気を良くするなど、参戦作では珍しくコミカルに描かれる場面もちらほら。また、一矢の果敢に立ち上がる姿に感動したり、[[ギガノス帝国]]の[[マスドライバー]]攻撃を危険視して檄を飛ばすなど、若干だが真っ当な面も見受けられる。
:後半、平和開放軍のメンバーを処刑しようとし、理由を「軍上層部の決定」と偽った挙句、それが独断であったことが判明した途端に開き直るという小物ぶりを発揮したがため、激怒した一矢にボコボコにされ、その後逮捕されるという原作に近い末路を迎える。そのためか唯一、三輪が'''死亡しない'''作品。
:没シナリオでは[[コロニーレーザー]]を使って[[ネオ・ジオン]]を攻撃するという役割が与えられていた。
:没シナリオでは[[コロニーレーザー]]を使って[[ネオ・ジオン]]を攻撃するという役割が与えられていた。
:また『PORTABLE』では何故かグラフィックが新規に描き下ろされている。
===単独作品===
===単独作品===
===地球===
===地球===
;[[竜崎一矢]]
;[[竜崎一矢]]
:旧知の間柄である[[竜崎勇]]博士の息子だが、三輪は一矢をバーム星人打倒のための道具としか考えていない。数々の暴挙を否定されたため完全に対立し、ダイモスのパイロットから降ろすべく国連の決議にかけるが失敗。最終的には負傷して無抵抗であったバーム星人を射殺したことが一矢の逆鱗に触れ、激しく殴打される。
:旧知の間柄である[[竜崎勇]]博士の息子だが、三輪は一矢をバーム星人打倒のための道具としか考えていない。数々の暴挙を否定されたため完全に対立し、ダイモスのパイロットから降ろすべく国連の決議にかけるが失敗。最終的には負傷して無抵抗であったバーム星人を射殺したことが一矢の逆鱗に触れ、激しく殴打される。最後まで分かりあうことは出来なかったものの、『MX』では「地球を守る」という信念においてのみ一定の理解を示され、戦死後も哀しげな表情を浮かべていた。
;[[夕月京四郎]]
;[[夕月京四郎]]
:一矢と同様に対立し、彼からも何度か殴打されている。
:一矢と同様に対立し、彼からも何度か殴打されている。
;五大国代表
;五大国代表
:SRWには未登場で、国連の主導権を握る大国の代表達。反バームの方針が一致しており、三輪は彼らと結託して軍の立場を強めた。
:SRWには未登場で、国連の主導権を握る大国の代表達。反バームの方針が一致しており、三輪は彼らと結託して軍の立場を強めた。
;鬼頭
:後輩であるダイモビック防衛隊の隊長。妻子をバーム星人との戦いで失ったため三輪に協力的な一面を見せるが、ダイモビックへの攻撃も厭わない三輪の過激なやり方には懐疑的であり次第にバーム星人との共存も考えるようになるなど、三輪と異なり最後の一線は超えなかったと言える。SRW未登場。
===バーム星===
===バーム星===
SRWシリーズにおいても最終的に敵対するため、他作品のキャラ(主に[[地球]]側の政府関係者や軍の敵側キャラ)との絡みも割と多い。
SRWシリーズにおいても最終的に敵対するため、他作品のキャラ(主に[[地球]]側の政府関係者や軍の敵側キャラ)との絡みも割と多い。
敵対組織からの投降者はもちろん地球人ではないパイロット達にも躊躇なく差別意識を向けるため、主人公格を始めとした味方サイドに骨の髄まで嫌われている。
===長浜作品系===
===長浜作品系===
:何度か三輪に対して諫言しているが、[[ボアザン星人]]である彼を全く信頼せず、諫言もことごとく無視している。
:何度か三輪に対して諫言しているが、[[ボアザン星人]]である彼を全く信頼せず、諫言もことごとく無視している。
;[[剛健一]]、[[剛日吉]]
;[[剛健一]]、[[剛日吉]]
:[[異星人]]とのハーフというだけで「貴様ら親子は敵対分子」と三輪から暴言を吐かれ、悲しみと憤りを抑えきれなかった。実際、健一は三輪に不快感を露わにしている。
:[[異星人]]とのハーフというだけで「貴様ら親子は敵対分子」と三輪から暴言を吐かれ、悲しみと憤りを抑えきれなかった。実際、健一は三輪に不快感を露わにし、『第2次α』で一矢が三輪を殴打してそれを制止した際には「こんな男、殴る価値もない」とまで吐き捨てている。
;[[岡防衛長官]]
;[[岡防衛長官]]
:『第2次α』『[[第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ|第3次α]]』で競演。共に長浜作品の長官ポジションであるが、原作・SRW含めて周囲の評価や方針が対照的な人物。それ故に仲が悪く、双方の口振りからして『[[αシリーズ]]』では初共演する『第2次α』以前から激しい対立をしていたと思われる。『第2次α』の終盤では一度彼に逮捕された。
:『第2次α』『[[第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ|第3次α]]』で競演。共に長浜作品の長官ポジションであるが、原作・SRW含めて周囲の評価や方針が対照的な人物。それ故に仲が悪く、双方の口振りからして『[[αシリーズ]]』では初共演する『第2次α』以前から激しい対立をしていたと思われる。『第2次α』の終盤では一度彼に逮捕された。
:『αシリーズ』で競演。大河長官や獅子王博士と同じく、三輪のやり方を快く思っていない。
:『αシリーズ』で競演。大河長官や獅子王博士と同じく、三輪のやり方を快く思っていない。
;[[スーグニ・カットナル]]
;[[スーグニ・カットナル]]
:『第3次α』では[[地球安全評議会]]の一員となり、αナンバーズを擁護した彼を元[[ドクーガ]]の一員であることを理由に激しく批難。対するカットナルも三輪を「戦犯でありながら、[[ブルーコスモス|だれぞ]]のコネで出所した」と批難する。
:『第3次α』では[[地球安全評議会]]の一員となり、αナンバーズを擁護した彼を元[[ドクーガ]]の一員であることを理由に激しく批難。対するカットナルも三輪を「戦犯でありながら、[[ブルーコスモス|誰ぞ]]のコネで出所した」と反論する。
;[[塞臥]]
;[[塞臥]]
:『MX』で共にゼーレに拾われ、その尖兵と化す。彼にはタメ口かつ呼び捨てで呼ばれていた。
:『MX』で共にゼーレに拾われ、その尖兵と化す。彼にはタメ口かつ呼び捨てで呼ばれていた。
:『A』にて[[ザンボット3]]を接収しようとする三輪を迷惑がっていた。
:『A』にて[[ザンボット3]]を接収しようとする三輪を迷惑がっていた。
;[[ソロシップ]]クルー
;[[ソロシップ]]クルー
:直接絡む描写は無いが、『第3次α』では地球外に移住していた[[ユウキ・コスモ|コスモ]]たちを疎ましく思っていたらしく、中盤で地球に帰還した彼らを「厄介者」呼ばわりしていた。
:直接絡む描写は無いが、『第3次α』では地球外に移住していた[[ユウキ・コスモ|コスモ]]たちを疎ましく思っていたらしく、中盤で地球に帰還した彼らを「([[バッフ・クラン|侵略者]]を連れてきた)厄介者」呼ばわりしていた。
===[[ガンダムシリーズ]]===
===[[ガンダムシリーズ]]===
:『A』で競演。当然の如く[[アイナ・サハリン|アイナ]]との件でスパイ扱いし、[[ガンダム試作2号機]]が奪われた際も「情報を漏らした」と疑って厳しく追及した。
:『A』で競演。当然の如く[[アイナ・サハリン|アイナ]]との件でスパイ扱いし、[[ガンダム試作2号機]]が奪われた際も「情報を漏らした」と疑って厳しく追及した。
;[[エイパー・シナプス]]
;[[エイパー・シナプス]]
:『第2次α』ではブライトや大文字博士同様に振り回しており、彼からは「放っておけば、ティターンズの再編をしかねない男」と評されている。事実、後の『第3次α』でティターンズ残党と共に[[ブルーコスモス]]の傘下に加わった。
:『第2次α』ではブライトや大文字博士同様に振り回しており、彼からは「放っておけば、ティターンズの再編をしかねない男」と評されている。事実、後の『第3次α』でティターンズ残党と共に[[ブルーコスモス]]の傘下に入った。
;[[カミーユ・ビダン]]
;[[カミーユ・ビダン]]
:『第4次』でカツが[[サラ・ザビアロフ|サラ]]を逃がした際、カツに[[修正]]を加えながらも、銃殺刑を主張する三輪に対しては言いすぎだと反論した。
:『第4次』でカツが[[サラ・ザビアロフ|サラ]]を逃がした際、カツに[[修正]]を加えながらも、銃殺刑を主張する三輪に対しては言いすぎだと反論した。
:『第2次α』では怒ってリリーナに銃を向けようとした際に彼に阻止されてしまう。
:『第2次α』では怒ってリリーナに銃を向けようとした際に彼に阻止されてしまう。
;[[デュオ・マックスウェル]]、[[カトル・ラバーバ・ウィナー]]、[[トロワ・バートン]]
;[[デュオ・マックスウェル]]、[[カトル・ラバーバ・ウィナー]]、[[トロワ・バートン]]
:『A』では彼らに不正を暴かれてしまう。
:『A』では彼らに不正を暴かれ、カトルからは「疑わしきは罰する」自身の考えを糾弾されてしまう。
;[[張五飛]]
;[[張五飛]]
:『A』で身勝手な「正義」を振りかざして自身を正当化したため、「'''お前が正義を口にするな'''」と怒りを買う。
:『A』で身勝手な「正義」を振りかざして自身を正当化したため、「'''お前が正義を口にするな'''」と怒りを買う。
====ガンダムSEEDシリーズ====
====ガンダムSEEDシリーズ====
;[[ナタル・バジルール]]
;[[ナタル・バジルール]]
:『第3次α』で競演。アズラエルに絡む人間同士として後半は同じ陣営に属する。
:『第3次α』で競演。
:本人同士に強い接点はないが、αナンバーズの一部からは軍事優先の物言いを悪く取られ、同類扱いされている。もっとも、彼女自身は三輪のように私利私欲で動くような人物ではないが。
:アズラエルに絡む人間同士として後半は同じ陣営に属する。
:本人同士に強い接点はないが、αナンバーズの一部のメンバーからは軍事優先の物言いを悪く取られ、同類扱いされてしまった。
:もっとも、彼女自身は三輪のように私利私欲で動くような悪人や外道ではないのたが。
;[[フレイ・アルスター]]
;[[フレイ・アルスター]]
:直接絡む描写はないが、『第3次α』でザフトに父親を殺された彼女を軍のプロパガンダに利用しようと考えていた。要は『SEED』におけるウィリアム・サザーランドのポジションを兼任しているというわけである。
:直接絡む描写はないが、『第3次α』でザフトに父親を殺された彼女を軍のプロパガンダに利用しようと考えていた。
:要は『SEED』におけるウィリアム・サザーランドのポジションを兼任しているというわけである。
;[[ムルタ・アズラエル]]
;[[ムルタ・アズラエル]]
:『第3次α』で競演。失脚・投獄されていたところを救われ表舞台に返り咲いたが、この一件で完全に首根っこを抑えられ、手駒に成り下がる。行動を共にするが、無能扱いされて内心キレたり、逆にアズラエルの無茶苦茶ぶりにドン引きする場面も見られる。
:『第3次α』で競演。
:失脚・投獄されていたところを救われ表舞台に返り咲いたが、この一件で完全に首根っこを抑えられ、手駒に成り下がる。
:行動を共にするが、無能扱いされて内心キレたり、逆にアズラエルの無茶苦茶ぶりにドン引きする場面も見られる。
;[[パトリック・ザラ]]
;[[パトリック・ザラ]]
:『第3次α』にて、彼の発射したジェネシスに焼かれて消えた。
:『第3次α』にて、彼の発射したジェネシスに焼かれて消えた。
:彼も「[[ナチュラル]]を殲滅できるなら同胞たる[[コーディネイター]]が巻き添えになろうが構わない」という危険思想の持ち主という点では、三輪と五十歩百歩であった。
===リアル系===
===リアル系===
:『第4次』では異星人ということで彼らにもスパイ嫌疑をかけた。
:『第4次』では異星人ということで彼らにもスパイ嫌疑をかけた。
;[[ミスマル・ユリカ]]ほか[[ナデシコ]]クルー
;[[ミスマル・ユリカ]]ほか[[ナデシコ]]クルー
:『A』では当初、彼女たちを[[核ミサイル|核]]でナデシコもろとも吹っ飛ばそうとしていた。
:『A』では当初、彼女たちを'''[[ガンダム試作2号機]]のアトミック・バズーカの試射の標的'''としてナデシコもろとも吹っ飛ばそうとしていた。
;[[テンカワ・アキト]]
::『A』では彼にクビを宣告している。コックとしての残留すら許さない不自然かつ一方的な宣告であり、周囲の反感を買った上に、クビ宣告の裏で[[ネルガル重工]]が糸を引いていることまで自軍にあっさりと感づかれてしまっていた。
:『A』では彼にクビを宣告している。コックとしての残留すら許さない不自然かつ一方的な宣告であり<ref>その直前に軍を抜けると言い出した[[ケーン・ワカバ|ドラ]][[タップ・オセアノ|グナー]][[ライト・ニューマン|チーム]]に対して「軟弱者!」などと罵声を浴びせていたため、余計に不自然さが際立ってしまっている。</ref>、周囲の反感を買った上に、クビ宣告の裏で[[ネルガル重工]]が糸を引いていることまで自軍にあっさりと感づかれてしまっていた。
;[[ミスマル・コウイチロウ]]
;[[ミスマル・コウイチロウ]]
:『A』と『MX』のいずれも直接会う場面はないのだが、コウイチロウは『A』では彼を良く思っていないらしく、『MX』でも問題視していたようである。
:『A』と『MX』のいずれも直接会う場面はないのだが、コウイチロウは『A』では彼を良く思っていないらしく、『MX』でも問題視していたようである。
:彼の代表的な台詞。作中では自身の意に沿わない行動をした部下などを罵倒するのにしばし使われるが、かなり過激な台詞である。そもそも「非国民」とは「国民らしからぬ者」に対して使う用語であり、地球対バームという構図の『ダイモス』作中では時代錯誤も甚だしい。
:彼の代表的な台詞。作中では自身の意に沿わない行動をした部下などを罵倒するのにしばし使われるが、かなり過激な台詞である。そもそも「非国民」とは「国民らしからぬ者」に対して使う用語であり、地球対バームという構図の『ダイモス』作中では時代錯誤も甚だしい。
:ちなみに「非国民」は現在、差別用語だとして放送禁止用語に指定されているが、彼は事あるごとにこのような危険な台詞を口にしており、作品の映像ソフト化がなかなか実現しなかったのが彼のせいだという説も妙に頷けるというものである。無論、SRWでも差別用語としてこの台詞は使われない<ref>まぁそもそも日本人どころか地球人、というか人間ですらない人物も多い中でこの台詞を使われても……という部分もあるが。</ref>。
:ちなみに「非国民」は現在、差別用語だとして放送禁止用語に指定されているが、彼は事あるごとにこのような危険な台詞を口にしており、作品の映像ソフト化がなかなか実現しなかったのが彼のせいだという説も妙に頷けるというものである。無論、SRWでも差別用語としてこの台詞は使われない<ref>まぁそもそも日本人どころか地球人、というか人間ですらない人物も多い中でこの台詞を使われても……という部分もあるが。</ref>。
:『第4次(S)』の[[キャラクター事典|キャラクター大辞典]]では「○国民」と伏字で紹介されている。
;「頼む!一刻も早く地球に戻ってくれ…!」
;「頼む!一刻も早く地球に戻ってくれ…!」
:第1話でバーム軍の攻撃により地球防衛軍が壊滅状態になり、まだ地球に帰還していない[[ガードダイモビック]]に頼らざるを得ない状況での台詞。第1話に限ればまだまともな人物に見えるのだが……。
:第1話でバーム軍の攻撃により地球防衛軍が壊滅状態になり、まだ地球に帰還していない[[ガードダイモビック]]に頼らざるを得ない状況での台詞。第1話に限ればまだまともな人物に見えるのだが……。
;「だがこの非常時に戦いの他に関心を持ってもらっては困る。ダイモスを操縦する君の双肩には四十一億地球人の命が懸かっているのだ!」
;「だがこの非常時に戦いの他に関心を持ってもらっては困る。ダイモスを操縦する君の双肩には四十一億地球人の命が懸かっているのだ!」
:第3話で記憶喪失の[[エリカ (ダイモス)|エリカ]]をダイモビックで引き取ることに反対した際の台詞。三輪の軍国主義的な思想が現れ始めた一場面。
:第3話で記憶喪失の[[エリカ (ダイモス)|エリカ]]をダイモビックで引き取ることに反対した際の台詞。一矢の責任の重さを指摘している。
;「戦いの勝利は多数の犠牲の上にのみ成り立つ。個人の甘い感傷なぞ、弾丸の一発ほどの役にも立たん!」
;「戦いの勝利は多数の犠牲の上にのみ成り立つ。個人の甘い感傷なぞ、弾丸の一発ほどの役にも立たん!」
:第3話にて作戦会議に遅れた[[竜崎一矢|一矢]]に対しての台詞。発言内容は、後半は正しいのだが、前半はできる限り犠牲を抑えるべき軍司令官としては問題がある。
:第3話にて作戦会議に遅れた[[竜崎一矢|一矢]]に対しての台詞。三輪の軍国主義的な思想が見える台詞。
;「しかし、なんだな…エリカさんはもう少しで敵の手に落ちるところだったというではないか。捕らえられたら一大事。死んだ方がマシかもしれん」
;「しかし、なんだな…エリカさんはもう少しで敵の手に落ちるところだったというではないか。捕らえられたら一大事。死んだ方がマシかもしれん」
:第6話でエリカが崖から落ち、ガードダイモビックの面々が悲嘆に暮れる中で言い放ったあまりにも空気が読めていない台詞。特に目の前で崖から落ちるのを見てしまった[[夕月京四郎|京四郎]]が激怒して三輪に殴りかかる。
:第6話でエリカが崖から落ち、ガードダイモビックの面々が悲嘆に暮れる中で言い放ったあまりにも空気が読めていない台詞。特に目の前で崖から落ちるのを見てしまった[[夕月京四郎|京四郎]]が激怒して三輪に殴りかかる。
:第10話で一矢が[[マルガレーテ]]と会っていたことを知り、彼をスパイ扱いして言い放った台詞。同話では一矢に銃を突きつけ、さらに自身に反論した[[和泉振一郎|和泉博士]]の解任を求めてガードダイモビックを自身率いる大部隊で包囲し、攻撃も辞さない態度を示すなどの暴挙をやらかしている。
:第10話で一矢が[[マルガレーテ]]と会っていたことを知り、彼をスパイ扱いして言い放った台詞。同話では一矢に銃を突きつけ、さらに自身に反論した[[和泉振一郎|和泉博士]]の解任を求めてガードダイモビックを自身率いる大部隊で包囲し、攻撃も辞さない態度を示すなどの暴挙をやらかしている。
;「その甘さがあいつの命取りとなる。戦いとは殺すか殺されるかだ。殺し損ねた奴にはいずれ自分が殺される!」
;「その甘さがあいつの命取りとなる。戦いとは殺すか殺されるかだ。殺し損ねた奴にはいずれ自分が殺される!」
:第12話より。前回の苦戦したシーンを見て一矢を「訓練が足りない」と批判し、さらに第8話でバーム星人ハレックにとどめを刺さなかったのを引き合いに出して和泉博士に告げる。この主張に理がないわけではないが、三輪は後に'''戦いに関わっていない人・戦いを止めようとしている人をも殺している'''ため単なる詭弁でしかない。
:第12話より。前回の苦戦したシーンを見て一矢を「訓練が足りない」と批判し、さらに第9話でバーム星人[[ガーニィ・ハレック|ハレック]]にとどめを刺さなかったのを引き合いに出して和泉博士に告げる。この主張に理がないわけではないが、三輪は後に'''戦いに関わっていない人・戦いを止めようとしている人をも殺している'''ため単なる詭弁でしかない。
;「いいか竜崎、考えてみろ!お前が救ったのは戦いには何の役にも立たん非戦闘員、つまり足手まといだぞ!連中にできることといったらせいぜいベッドを塞いで無駄飯を食うことだけだ!」
;「いいか竜崎、考えてみろ!お前が救ったのは戦いには何の役にも立たん非戦闘員、つまり足手まといだぞ!連中にできることといったらせいぜいベッドを塞いで無駄飯を食うことだけだ!」
:第12話で民間人を庇ったがために[[戦闘ロボ]]を取り逃がした一矢を詰問した際の暴言。民間人を守ろうとせず、それどころか侮蔑する三輪の言動は軍人としては明らかに問題で、三輪の身勝手で歪んだ軍人至上主義と勝利至上主義が強く表れた台詞といえる。
:第12話で民間人を庇ったがために[[戦闘ロボ]]を取り逃がした一矢を詰問した際の暴言。民間人を守ろうとせず、それどころか侮蔑する三輪の言動は軍人としては明らかに問題で、三輪の身勝手で歪んだ軍人至上主義と勝利至上主義が強く表れた台詞といえる。
:台詞だけ見れば「苦渋の選択」とも取れるが、ダイモス嫌いの三輪の自分勝手な対抗心と功名心のために殺される民間人はたまったものではないだろう。
:台詞だけ見れば「苦渋の選択」とも取れるが、ダイモス嫌いの三輪の自分勝手な対抗心と功名心のために殺される民間人はたまったものではないだろう。
;「あああ…く、勲章が…!」
;「あああ…く、勲章が…!」
:間一髪で水爆の発射を阻止した京四郎によって、さらに自分の髭と同話冒頭で授与された国連エール勲章を斬られた時に発した情けない台詞。水爆使用の是非を巡るシーンを含め、地球の防衛よりも自分の功名を大事とする三輪の本性がよく分かる。
:同話、間一髪で水爆の発射を阻止した京四郎によって、さらに自分の髭と同話冒頭で授与された国連エール勲章を斬られた時に発した情けない台詞。水爆使用の是非を巡るシーンを含め、地球の防衛よりも自分の功名を大事とする三輪の本性がよく分かる。
;「勝手に地球を侵略しておきながら平和共存とは笑わせる。貴様らバーム星人は地球の敵だ!一片たりとも地球の土地をやることはならん!!」
;「勝手に地球を侵略しておきながら平和共存とは笑わせる。貴様らバーム星人は地球の敵だ! 一片たりとも地球の土地をやることはならん!!」
:地球人とバーム星人との平和共存勢力を攻撃した際、リーダーであるバランドークが攻撃中止を求めるため三輪の下へ出向く。ところが、三輪は地球人とバーム星人が共存する事実を認めず、全く聞く耳を持たない。そして、この台詞を言い放ち、部下にバランドークを撃たせて致命傷を負わす。彼は結局、同話で死亡してしまった。
:第31話、地球人とバーム星人との平和共存勢力を攻撃した際、リーダーであるバランドークが攻撃中止を求めるため三輪の下へ出向く。ところが、三輪は地球人とバーム星人が共存する事実を認めず、全く聞く耳を持たない。そして、この台詞を言い放ち、部下にバランドークを撃たせて致命傷を負わす。彼は結局、同話で死亡してしまった。
:三輪がしでかした数多くの悪行の中でも最悪の部類に入り、三輪の狭量さが強く出ている。
;「平和勢力と名乗りおったが、どうせ噓に決まっておる! 軍師らしい男を一人血祭りにあげてやった!」
:同話、駆け付けた一矢たちに向けて嬉々としてこの報告をする。言うまでもなく一矢は「なんて事を」と憤った。
:このように三輪がしでかした数多くの悪行の中でも最悪の部類に入り、三輪の狭量さが強く出ている(しかも三輪はバーム星人の本拠地だと勘違いまでしていた)。
;「人の命だと?戦う気のない人間などに生きる資格もない。そんな奴ら何千何万くたばろうと構わん!ふやけた人間など、犬にも劣る存在!抹殺されてしかるべきだ!」
;「人の命だと?戦う気のない人間などに生きる資格もない。そんな奴ら何千何万くたばろうと構わん!ふやけた人間など、犬にも劣る存在!抹殺されてしかるべきだ!」
:第38話で主要拠点を守るために近くの街を攻撃するバーム軍を敢えて放っておき、疲弊したところを攻撃するという作戦を立てた三輪を京四郎が批判した際に言い放った台詞。三輪の非戦闘員軽視、ここに極まれり。
:第38話で主要拠点を守るために近くの街を攻撃するバーム軍を敢えて放っておき、疲弊したところを攻撃するという作戦を立てた三輪を京四郎が批判した際に言い放った台詞。三輪の非戦闘員軽視、ここに極まれり。
;「やった…ついにやったぞ! ダイモスはわしのものだ!」
:第39話、諮問委員会から自身の横暴ぶりを指摘された挙句、地球人とバーム星人が遺恨を乗り越えて共存し合う姿を見て錯乱。皆殺しにしようと戦車に乗り出撃した挙句、ダイモスを直接奪おうと一矢に発砲までして傷を負わせる。もはや目の前の現実が見れていない世迷言でしかない。
;「たとえ一兵になろうとも戦うのだ!退くな!一歩も退くな!」
;「たとえ一兵になろうとも戦うのだ!退くな!一歩も退くな!」
:第40話で海底城を攻撃した際、海底城の武装に全く歯が立たずに部隊が次々と壊滅していく中、前線の状況を理解しようともせずに安全な後方で言い放った台詞。
:第40話で海底城を攻撃した際、海底城の武装に全く歯が立たずに部隊が次々と壊滅していく中、前線の状況を理解しようともせずに安全な後方で言い放った台詞。
===[[旧シリーズ]]===
===[[旧シリーズ]]===
====第4次(S)====
====第4次(S)====
;「お待ちください、閣下!今は非常時ですぞ!もしロンド=ベルなかりせば、DCや異星人どもとの戦いが苦しくなるのは必定!どうかご再考を!」
;「お待ちください、閣下! 今は非常時ですぞ! もしロンド=ベルなかりせば、DCや異星人どもとの戦いが苦しくなるのは必定! どうかご再考を!」
:「ターニングポイント」より。[[ロンド・ベル]]を政治的な理由で[[ダカール]]に呼びつけようとした[[ジャミトフ・ハイマン|ジャミトフ]]への諌言で、後のSRWにおける三輪と比べると数少ないまともな意見。ここに並べられた数々の台詞の中で、これだけは「名台詞」と言ってもいいだろう。
:「ターニングポイント」より。[[ロンド・ベル]]を政治的な理由で[[ダカール]]に呼びつけようとした[[ジャミトフ・ハイマン|ジャミトフ]]への諌言で、後のSRWにおける三輪と比べると数少ないまともな意見。ここに並べられた数々の台詞の中で、これだけは「名台詞」と言ってもいいだろう。
:しかしこの主張は通らず、結局は上官であるジャミトフの命に従うべきと主張し、ロンド・ベルと敵対する事になってしまう。
:しかしこの主張は通らず、結局は上官であるジャミトフの命に従うべきと主張し、ロンド・ベルと敵対する事になってしまう。
;「だまされるな!!あいつらは反逆者だ!」<br />「ジャミトフ閣下が、そのような事をされるはずがない!!すべてやつらのでっち上げだ!ロンド=ベルこそ異星人と手を組んでおるのだ!!」<br />「異星人と密通しておる男や、異星人のスパイがうようよいるロンド=ベルなど、たたきつぶしてしまえ!!」
;「だまされるな!! あいつらは反逆者だ!」<br />「ジャミトフ閣下が、そのような事をされるはずがない!!すべてやつらのでっち上げだ! ロンド=ベルこそ異星人と手を組んでおるのだ!!」<br />「異星人と密通しておる男や、異星人のスパイがうようよいるロンド=ベルなど、たたきつぶしてしまえ!!」
:「ダカールの日」より。ダカールで[[エゥーゴ]]が[[ティターンズ]]を糾弾する演説を行ったところ、ティターンズの援軍として現れロンド・ベルに戦いを挑んでくる。「異星人と密通しておる男」=[[竜崎一矢|一矢]]、「異星人のスパイ」=[[ダバ・マイロード|ダバ]]や[[ガウ・ハ・レッシィ|レッシィ]]を指しているのであろうが、三輪の視野の狭さを如実に感じさせる台詞である。なお本作では'''ティターンズも[[ドレイク・ルフト|異世界人]]と手を組んでいる'''ため、豪快なブーメラン発言でもある。
:「ダカールの日」より。ダカールで[[エゥーゴ]]が[[ティターンズ]]を糾弾する演説を行ったところ、ティターンズの援軍として現れロンド・ベルに戦いを挑んでくる。「異星人と密通しておる男」=[[竜崎一矢|一矢]]、「異星人のスパイ」=[[ダバ・マイロード|ダバ]]や[[ガウ・ハ・レッシィ|レッシィ]]を指しているのであろうが、三輪の視野の狭さを如実に感じさせる台詞である。なお本作では'''ティターンズも[[ドレイク・ルフト|異世界人]]と手を組んでいる'''ため、豪快なブーメラン発言でもある。
:ロンド・ベルと同行していた頃の三輪は一つ上の台詞にも見られるように(原作に比べればまだ多少は)まともな軍人であったため、その変貌ぶり(というか原作回帰?)を見たプレイヤーからは「ティターンズ入りした際に洗脳でもされたのでは?」と言われることも。
:ロンド・ベルと同行していた頃の三輪は一つ上の台詞にも見られるように(原作に比べればまだ多少は)まともな軍人であったため、その変貌ぶり(というか原作回帰?)を見たプレイヤーからは「ティターンズ入りした際に洗脳でもされたのでは?」と言われることも。
;「バ…バカなっ!この私が…正義が敗れるとは…バカなァァァッ!」
;「バ…バカなっ! この私が…正義が敗れるとは…バカなァァァッ!」
:上記の戦闘で撃墜されると、この台詞を残して死亡する。原作で生き残ったキャラが死亡するというSRWでも珍しいケースで、以後の作品でも採用されることとなる。
:上記の戦闘で撃墜されると、この台詞を残して死亡する。原作で生き残ったキャラが死亡するというSRWでも珍しいケースで、以後の作品でも採用されることとなる。
:なお、同マップでは三輪の登場以前に敵を全滅させてもクリアにはならないため、三輪は嫌でも殺さなくてはならない。
:なお、同マップでは三輪の登場以前に敵を全滅させてもクリアにはならないため、三輪は嫌でも殺さなくてはならない。また彼が死んだことに対し、ロンド・ベルもティターンズも誰一人触れようとしない。
;「わはははは、見たか!正義は必ず勝つのだ!わーっはっはっはっ!」
;「わはははは、見たか! 正義は必ず勝つのだ! わーっはっはっはっ!」
:同上。三輪登場後に議事堂に敵が侵入して、[[敗北条件]]を満たしてしまいゲームオーバーになった際の台詞。心底嬉しそうである。とはいえ彼の乗るダブデは[[移動力]]が低く、議事堂に侵入するには5ターンもかかるため、あえて狙わないと見ることのできない台詞である。
:同上。三輪登場後に議事堂に敵が侵入して、[[敗北条件]]を満たしてしまいゲームオーバーになった際の台詞。心底嬉しそうである。とはいえ彼の乗るダブデは[[移動力]]が低く、議事堂に侵入するには5ターンもかかるため、あえて狙わないと見ることのできない台詞である。
:[[ゼンガー・ゾンボルト|ゼンガー]]編第5話「我が手に太陽の輝きを(前編)」より。火山活動により街にマグマが迫っているにも関わらず、救援に向かわず極東支部の防衛を優先させた時の台詞。勝利のためなら平然と一般人を見捨てる三輪の非道な性格を象徴している。
:[[ゼンガー・ゾンボルト|ゼンガー]]編第5話「我が手に太陽の輝きを(前編)」より。火山活動により街にマグマが迫っているにも関わらず、救援に向かわず極東支部の防衛を優先させた時の台詞。勝利のためなら平然と一般人を見捨てる三輪の非道な性格を象徴している。
;「大文字博士、君は地球人かね!?」<br />「地球人か?それとも宇宙人かと聞いておるのだよ!」<br />「いいかね、博士。地球人類の基盤は地球にあるのだよ。スペースノイドなど、それに寄生するダニのようなものだ」<br />「当然だ。コロニーは破壊されれば作り直すことが可能だが…地球はそういうわけにはいかんのだ!それに、これまで宇宙人共は地球の恩恵にすがって生きてきたのだ。この有事に連中を構っている余裕はないわ!」
;「大文字博士、君は地球人かね!?」<br />「地球人か?それとも宇宙人かと聞いておるのだよ!」<br />「いいかね、博士。地球人類の基盤は地球にあるのだよ。スペースノイドなど、それに寄生するダニのようなものだ」<br />「当然だ。コロニーは破壊されれば作り直すことが可能だが…地球はそういうわけにはいかんのだ!それに、これまで宇宙人共は地球の恩恵にすがって生きてきたのだ。この有事に連中を構っている余裕はないわ!」
:[[アラド・バランガ|アラド]]編第15話「リバイバル」シナリオエンドデモより。地球外に住む人間を切り捨てることを前提とした活動方針に苦言を呈した大文字博士とシナプスに対する反論。「ティターンズの再編をしかねない男」と評されるのも頷ける過激ぶりと言える。ティターンズ再編は没データに[[ガンダムセンチネル]]が存在することを考えると同作の参戦が叶えばニューディサイズとして結実していたのかもしれない。スペースノイドを『宇宙人』と呼ぶのも同作の影響が見て取れる。
:[[アラド・バランガ|アラド]]編第15話「リバイバル」シナリオエンドデモより。地球外に住む人間を切り捨てることを前提とした活動方針に苦言を呈した大文字博士とシナプスに対する反論。「ティターンズの再編をしかねない男」と評されるのも頷ける過激ぶりと言える。ティターンズ再編は没データに『[[ガンダム・センチネル]]』が存在することを考えると同作の参戦が叶えばニューディサイズとして結実していたのかもしれない。スペースノイドを『宇宙人』と呼ぶのも同作の影響が見て取れる。
;「フン…これだから、民間人は話にならん。戦場で兵士が死ぬのは日常茶飯事なのだぞ」
;「フン…これだから、民間人は話にならん。戦場で兵士が死ぬのは日常茶飯事なのだぞ」
:第24話「帝王ゴール決死の猛反撃」or「恐竜帝国の逆襲-後編-」より。[[巴武蔵|武蔵]]の戦死の際、彼に哀悼の意を示さず、戦力の補強の話をしてしまい、[[αナンバーズ]]に激怒される。めったに味方が死ぬことがない(死ぬ描写のない)αナンバーズと、何度も部隊の壊滅などに立ち会ってきた三輪の感覚の違いというか、間違ってはいない。だが、大切な仲間を失い悲観に暮れた状況の中でのこの発言はあまりにも空気を読めていないことに変わりはなく、だからこそαナンバーズの逆鱗に触れたのも事実である。
:第24話「帝王ゴール決死の猛反撃」or「恐竜帝国の逆襲-後編-」より。[[巴武蔵|武蔵]]の戦死の際、彼に哀悼の意を示さず、戦力の補強の話をしてしまい、[[αナンバーズ]]に激怒される。めったに味方が死ぬことがない(死ぬ描写のない)αナンバーズと、何度も部隊の壊滅などに立ち会ってきた三輪の感覚の違いというか、間違ってはいない。だが、大切な仲間を失い悲観に暮れた状況の中でのこの発言はあまりにも空気を読めていないことに変わりはなく、だからこそαナンバーズの逆鱗に触れたのも事実である。
====第3次α====
====第3次α====
;「αナンバーズめ、また妙な連中を加えおって…!」
:第29話「押された烙印」より。αナンバーズを逮捕する為に姿を現した三輪だったが、その際にハッターとフェイの漫才のようなやり取りを見て呆れる。
;「貴様のその反抗的な態度には何度も手を焼かされてきたが、それも本当に今日で終わりだ!正義は我らにある!その腐った性根をワシの手で叩き直し、地球を守る戦士に矯正してくれるわ!」
:アラスカルート第31話「青き清浄なる世界のために」より。拘束した一矢をこれまでの恨みとばかりに暴行を加える。
;(武器商人の青二才めが…!言わせておけば…!)
;(武器商人の青二才めが…!言わせておけば…!)
:第37話「果て無き旅路の始まり」で[[ムルタ・アズラエル|アズラエル]]に無能扱いされた際の愚痴。さすがの三輪も内心では腹立たしく思っていた。
:第37話「果て無き旅路の始まり」で[[ムルタ・アズラエル|アズラエル]]に無能扱いされた際の愚痴。さすがの三輪も内心では腹立たしく思っていた。
:第51話「終わらない明日へ」より。月から総司令部の直轄艦隊を率いてアズラエルの援軍に駆けつけ、コーディネイターの殲滅を声高に叫ぶが……。
:第51話「終わらない明日へ」より。月から総司令部の直轄艦隊を率いてアズラエルの援軍に駆けつけ、コーディネイターの殲滅を声高に叫ぶが……。
;「う、うおおおっ!?うわあああああっ!!」
;「う、うおおおっ!?うわあああああっ!!」
:『[[αシリーズ]]』での断末魔。ジェネシスの光に焼かれ、三輪は物語の舞台から'''文字通り姿を消す'''。その呆気ない最期に、一矢も呆然とするしかなかった。
:『[[αシリーズ]]』での断末魔。ジェネシスの光に焼かれ、三輪は物語の舞台から'''文字通り木っ端微塵となって姿を消す'''。その呆気ない最期に、一矢も呆然とするしかなかった。
===携帯機シリーズ===
===携帯機シリーズ===
;「もともとは対異星人用に開発されたものだ。南極条約は地球人にのみ適用される!異星人には何発撃ち込もうと、関係ない!」
;「もともとは対異星人用に開発されたものだ。南極条約は地球人にのみ適用される!異星人には何発撃ち込もうと、関係ない!」
:同じく6話、[[ガンダム試作2号機]]について。三輪の言う通り、南極条約は連邦とジオンの戦闘にしか意味を持たないものなのでこの時点では正しいのだが、この後テストとして地球人が乗る[[ナデシコ]]に[[核ミサイル|核]]を使えと言い出すあたり、そもそも南極条約を守るつもりがあるのかどうかすら疑問に思えてくる。
:同じく6話、[[ガンダム試作2号機]]について。三輪の言う通り、南極条約は連邦とジオンの戦闘にしか意味を持たないものなのでこの時点では正しいのだが、この後テストとして地球人が乗る[[ナデシコ]]に[[核ミサイル|核]]を使えと言い出すあたり、そもそも南極条約を守るつもりがあるのかどうかすら疑問に思えてくる。
;「正義に目覚めて!? 本当かね、ブライト艦長」<br />「おお、そうか、それは頼もしい。期待しているぞ! わしは別にやることがあるのでキリマンジャロまで一緒にはいられん。あとは任せたぞ」
:第7話「熱砂の攻防戦」or「デザート・ストーム」より。ジオン兵である[[アイナ・サハリン]]らが自軍に合流したのを三輪に気づかれた際、主人公の機転で「人手不足故に拉致から強制労働させられていた」という話をでっち上げられ、その仕上げで共に合流していた[[カミーユ・ビダン]]の存在を使いさらに作り話を進めた際、「療養中だったが連邦の'''正義'''に目覚めた」という言葉が決定打となり途端に食いつく。
:その後、ブライトが主人公に促され作り話に同調したことで、2行目の台詞で上機嫌のままその場を去る。ちなみに、主人公が[[アクセル・アルマー]]でも[[ラミア・ラヴレス]]でも展開に変化はない。
;「貴様ら、いったい何をしておる![[マスドライバー]]の直撃により、カリフォルニア基地とベルファスト基地が壊滅的な被害を受けたのだぞ!」<br />「いいか、もはや一刻の猶予もない。ロンド・ベルは直ちにマスドライバーの破壊に向かえ!ついでにギガノス帝国も滅ぼしてしまえ!通信終わり!」
;「貴様ら、いったい何をしておる![[マスドライバー]]の直撃により、カリフォルニア基地とベルファスト基地が壊滅的な被害を受けたのだぞ!」<br />「いいか、もはや一刻の猶予もない。ロンド・ベルは直ちにマスドライバーの破壊に向かえ!ついでにギガノス帝国も滅ぼしてしまえ!通信終わり!」
:第23話「「僕たちの戦争」が始まる」or「正義と、愛と」エンドデモより。二箇所の重要拠点が[[ギガノス帝国|ギガノス軍]]のマスドライバーの直撃によって壊滅したことを受け、ブライトに向けて檄を飛ばす。「ついで」で滅ぼされるギガノスにとってはたまったものではないだろう。
:第23話「「僕たちの戦争」が始まる」or「正義と、愛と」エンドデモより。二箇所の重要拠点が[[ギガノス帝国|ギガノス軍]]のマスドライバーの直撃によって壊滅したことを受け、ブライトに向けて檄を飛ばす。「ついで」で滅ぼされるギガノスにとってはたまったものではないだろう。
:ちなみに「ワシ自ら」と言ってはいるが、実際にギルガザムネを操縦するのは同乗している[[ギガノス兵]]で、撃墜すると彼は三輪より先に戦死してしまう。
:ちなみに「ワシ自ら」と言ってはいるが、実際にギルガザムネを操縦するのは同乗している[[ギガノス兵]]で、撃墜すると彼は三輪より先に戦死してしまう。
;「ええい、黙れ!貴様らのような連中がいるからこそ、地球は数々の脅威にさらされるのだ!何よりもこの状況がそれを証明しておるではないか!!」<br />「無論だ!ここで貴様らを倒し、今度こそ地球圏に巣食う異星人共を皆殺しにしてくれる!!」<br />「貴様ら全てがワシの敵だ!地球人類の敵なのだ!!」
;「ええい、黙れ!貴様らのような連中がいるからこそ、地球は数々の脅威にさらされるのだ!何よりもこの状況がそれを証明しておるではないか!!」<br />「無論だ!ここで貴様らを倒し、今度こそ地球圏に巣食う異星人共を皆殺しにしてくれる!!」<br />「貴様ら全てがワシの敵だ!地球人類の敵なのだ!!」
:上記の台詞の後の台詞。世界が終局に向かおうとしている状況の中、この期に及んで私怨剥き出し、かついつも通りの空気読めなさすぎな異星人蔑視ぶりで、まさに三輪防人の面目躍如である。
:上記の台詞の後の台詞。世界が終局に向かおうとしている状況の中、この期に及んで私怨剥き出し、かついつも通りの空気読めなさすぎな異星人蔑視ぶりで、まさに三輪防人の面目躍如である。これには甲児も怒りを露にし、そして心のどこかで地球を守る信念があると信じていた一矢も三輪という男に完全に失望してしまった。
:もっとも、この時点での残りの名有りの敵は[[如月久遠|久遠]]を除けば、[[天のゼオライマー|ゼオライマー]]を倒して自分が冥王になるなどとのたまう塞臥と私怨(それも'''逆恨み''')で[[神名綾人|綾人]]を討とうとする[[鳥飼守|鳥飼]]、無茶苦茶な理由([[ルー・ルカ|ルー]]曰く「ワガママ」)で世界を滅ぼそうとする[[エルデ・ミッテ|エルデ]]と、全員私怨や私情にまみれた連中ばかりなのだが。
:もっとも、この時点での残りの名有りの敵は[[如月久遠|久遠]]を除けば、[[天のゼオライマー|ゼオライマー]]を倒して自分が冥王になるなどとのたまう塞臥と私怨(それも'''逆恨み''')で[[神名綾人|綾人]]を討とうとする[[鳥飼守|鳥飼]]、無茶苦茶な理由([[ルー・ルカ|ルー]]曰く「ワガママ」)で世界を滅ぼそうとする[[エルデ・ミッテ|エルデ]]と、全員私怨や私情にまみれた連中ばかりなのだが。
;「もはや問答無用!パイロットよ、攻撃を開始しろ!奴らを倒せば、お前を自由の身にしてやる!」
;「もはや問答無用!パイロットよ、攻撃を開始しろ!奴らを倒せば、お前を自由の身にしてやる!」
;「ば、馬鹿な…!ワシが死ぬというのか!?司令であるこのワシが!?ワシがいなければ、地球は異星人共の手に渡ってしまうのだぞ!!そうだ!ワ、ワシが死ねば、この地球は…この地球はァァァァッ!!」
;「ば、馬鹿な…!ワシが死ぬというのか!?司令であるこのワシが!?ワシがいなければ、地球は異星人共の手に渡ってしまうのだぞ!!そうだ!ワ、ワシが死ねば、この地球は…この地球はァァァァッ!!」
:『MX』(『PORTABLE』)での断末魔。パイロットのギガノス兵がギルガザムネの思考コントロールシステムの負荷に耐え切れなかったのか先に死亡してしまい、脱出できずにそのまま機体と運命を共にすることとなった。
:『MX』(『PORTABLE』)での断末魔。パイロットのギガノス兵がギルガザムネの思考コントロールシステムの負荷に耐え切れなかったのか先に死亡してしまい、脱出できずにそのまま機体と運命を共にすることとなった。
:最後の最後まで自分こそが地球を救う救世主だと妄信していたが、むしろ三輪がいない方が、バーム星人を初めとする異星人との友好が円滑になることは間違いないだろう。[[夕月京四郎|京四郎]]には「奴は'''ああなって当然'''の男だ」だ吐き捨てられていた。
:最後の最後まで自分こそが地球を救う救世主だと妄信していたが、むしろ三輪がいない方が、バーム星人を初めとする異星人との友好が円滑になることは間違いないだろう。[[夕月京四郎|京四郎]]には「奴は'''ああなって当然'''の男だ」と吐き捨てられた(なお、三輪の最期に複雑な反応をしていた一矢に言い聞かせていた)。
==SRWでの搭乗機体==
==SRWでの搭乗機体==
;[[ダブデ]]
;[[ダブデ]]
:『[[第4次スーパーロボット大戦|第4次]]』で搭乗。現在唯一の「パイロットとしての三輪長官」が乗り込んだユニット。
:『[[第4次スーパーロボット大戦|第4次]]』で搭乗。現在唯一の「パイロットとしての三輪長官」が乗り込んだユニット。
:恐らく原作で[[核ミサイル|核攻撃]]を行おうとした繋がりからの採用だろう。
:恐らく原作で[[核ミサイル|水爆]]を[[マ・クベ|使おうとした]]繋がりからの採用だろう。
;[[ギルガザムネ]]([[ドルチェノフ]]機)
;[[ギルガザムネ]]([[ドルチェノフ]]機)
:『[[スーパーロボット大戦MX|MX]]』で搭乗。というか正確には'''同乗'''。
:『[[スーパーロボット大戦MX|MX]]』で搭乗。というか正確には'''同乗'''。
:操縦しているのは名もなき[[ギガノス兵]]で、三輪はただ乗ってるだけ。撃墜すると脱出できずにそのまま死亡するという、本来の搭乗者のドルチェノフと同じ末路を辿ることに。
:操縦しているのは名もなき[[ギガノス兵]]で、三輪はただ乗ってるだけ。撃墜すると脱出できずにそのまま死亡するという、本来の搭乗者のドルチェノフと同じ末路を辿ることに。
;[[クラップ級]]
;[[クラップ級]]
:『[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]』で搭乗。
:『[[第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ|第3次α]]』で搭乗。
:何気に初めて「原作で味方側だったユニット」に乗っている。
:何気に初めて「原作で味方側だったユニット」に乗っている。
*『ダイモス』『[[超電磁ロボ コン・バトラーV|コン・バトラーV]]』『[[超電磁マシーン ボルテスV|ボルテスV]]』『[[勇者ライディーン|ライディーン]]』それぞれの後日譚にあたる漫画作品『超電磁大戦ビクトリーファイブ』の時代では、バーム戦争終結後も過激な異星人排斥行動を続けていたため逮捕され、社会的に抹殺されたので登場することはなかった……にもかかわらず、一矢たちにいろいろとちょっかいをかけてきたらしく<ref>『ゴッドバード』第19話で小介が「(『ビクトリーファイブ』の時代には)テレビアニメに換算すると3年分くらいのエピソードがあった」と語る場面で、その「サブタイトル一覧」の中に「エリカが三輪にまた殺される!」という文言がある(単行本4巻20ページ)。</ref>、さらなる続編『ゴッドバード』で自身を信奉する軍人のカーク・スクエアや[[バラオ]]の上位存在・ワーバラオの暗躍により脱獄。'''最強(狂、凶)・最大・最悪の敵'''として一矢らの前に再び現れる。そして最終的には、人間であることを捨て、ワーバラオの一部になり果ててしまった。
*『ダイモス』『[[超電磁ロボ コン・バトラーV|コン・バトラーV]]』『[[超電磁マシーン ボルテスV|ボルテスV]]』『[[勇者ライディーン|ライディーン]]』それぞれの後日譚にあたる漫画作品『超電磁大戦ビクトリーファイブ』の時代では、バーム戦争終結後も過激な異星人排斥行動を続けていたため逮捕され、社会的に抹殺されたので登場することはなかった……にもかかわらず、一矢たちにいろいろとちょっかいをかけてきたらしく<ref>『ゴッドバード』第19話で小介が「(『ビクトリーファイブ』の時代には)テレビアニメに換算すると3年分くらいのエピソードがあった」と語る場面で、その「サブタイトル一覧」の中に「エリカが三輪にまた殺される!」という文言がある(単行本4巻20ページ)。</ref>、さらなる続編『ゴッドバード』で自身を信奉する軍人のカーク・スクエアや[[バラオ]]の上位存在・ワーバラオの暗躍により脱獄。'''最強(狂、凶)・最大・最悪の敵'''として一矢らの前に再び現れる。そして最終的には、人間であることを捨て、ワーバラオの一部になり果ててしまった。
*上記の通りあまりにも強烈すぎるキャラクターから、歴代スパロボでも特に印象の残るキャラとしてプレイヤー間でも評判となっており、'''そのせいか参戦するしないに関わらずユーザー間で彼の存在が比較材料になり、時には風評被害を与えることが作品内外で起こっている。'''『第3次α』で共演した[[ナタル・バジルール]]との比較である意味公式になってしまった感はある。
*上記の通りあまりにも強烈すぎるキャラクターから、歴代スパロボでも特に印象の残るキャラとしてプレイヤー間でも評判となっており、'''そのせいか参戦するしないに関わらずユーザー間で彼の存在が比較材料になり、時には風評被害を与えることが作品内外で起こっている。'''『第3次α』で共演した[[ナタル・バジルール]]との比較である意味公式になってしまった感はある。
**『ダイモス』の参戦していない作品で例を挙げるならば、『[[スーパーロボット大戦UX|UX]]』における[[ハザード・パシャ]]が「'''むしろ三輪長官がキレて自軍に味方するレベル'''」と形容されていたり、『[[スーパーロボット大戦BX|BX]]』初報時に原作では一線を超えることはなかった[[フリット・アスノ]]が三輪と同類扱いをされないか心配されていたりする。
**『ダイモス』の参戦していない作品で例を挙げるならば、『[[スーパーロボット大戦UX|UX]]』における[[ハザード・パシャ]]が「'''むしろ三輪長官がキレて自軍に味方するレベル'''」と形容されていたり、『[[スーパーロボット大戦BX|BX]]』初報時に原作では一線を超えることはなかった[[フリット・アスノ]]が(実際は杞憂だったものの)三輪と同類扱いをされないか心配されていたりする。
**その過激思想をスパロボ内の様々な参戦作品のキャラクターや組織に向けるため、一種のクロスオーバーの接着剤としても機能しているキャラクターともいえ、「三輪長官ってどの作品のキャラだっけ?」という質問に「[[獣戦機隊]]と仲が悪いから『[[超獣機神ダンクーガ|ダンクーガ]]』のキャラだろ」「[[アースノイド]]至上主義者だから『[[機動戦士Ζガンダム|Ζガンダム]]』の[[ティターンズ]]の一員」等、『ダイモス』以外の作品のキャラと答えるジョークもネット上で定着している。中でも「ダンクーガのキャラ」というジョークは'''Google検索で「三輪長官」と入力すると「三輪長官 ダンクーガ」とサジェスト表示される'''ほどに浸透している。
==脚注==
==脚注==