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33 バイト追加 、 2013年7月1日 (月) 23:27
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;「お…音楽の一種だ…」<br/>「メロディーが、少しずつ生まれ変わる…そういう音楽だと母さんが…」<br/>「お前一体…私に何をさせたいんだ!!」
 
;「お…音楽の一種だ…」<br/>「メロディーが、少しずつ生まれ変わる…そういう音楽だと母さんが…」<br/>「お前一体…私に何をさせたいんだ!!」
 
:それでもなおカノンを信じ、爆発から3分まで説得させることを決めた一騎から「カノン」の名前の由来を問われて。一騎の意図が分からない彼女は感情を剥き出しにして怒鳴り返す。しかしその両目には涙が浮かんでいた…。
 
:それでもなおカノンを信じ、爆発から3分まで説得させることを決めた一騎から「カノン」の名前の由来を問われて。一騎の意図が分からない彼女は感情を剥き出しにして怒鳴り返す。しかしその両目には涙が浮かんでいた…。
:刻、一刻と爆発が近づく中、一騎の「お前はそこにいるだろ!?」の叫びに心を揺さ振られたカノンは…。
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:刻、一刻と爆発が近づく中、一騎は叫んだ。「お前はそこにいるだろ!?」と。その叫びに心を揺さ振られたカノンは…。
 
;「何故…、私が切った…フェンリルのコントロールを…何故…」<br/>「お前! 私を消すと言ったくせに、何故やらなかった!」
 
;「何故…、私が切った…フェンリルのコントロールを…何故…」<br/>「お前! 私を消すと言ったくせに、何故やらなかった!」
 
:――彼女の目に映ったモニター表示。「OFF-MODE-LIMITED」――即ち、フェンリルを自身の手で解除した事にカノンは唖然とした。そして、一騎に問い詰める、何故自分を消さなかった、と。
 
:――彼女の目に映ったモニター表示。「OFF-MODE-LIMITED」――即ち、フェンリルを自身の手で解除した事にカノンは唖然とした。そして、一騎に問い詰める、何故自分を消さなかった、と。
:もしカノンが最後まで決められなかったら一騎は彼女を消していた。しかし彼女を殺さなかったのは、カノンが「ここにいる」事を選んだから。
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:もしカノンが最後まで決められなかったら一騎は彼女を消していた。そうしなかったのは、カノンが自分の意思で「ここにいる」事を選んだからだった。
 
;「待て…話を聞け…。 私の…話を…う…うう…」
 
;「待て…話を聞け…。 私の…話を…う…うう…」
 
:一騎が立ち去った後も、カノンは自分の中の感情に戸惑いながら、暫く泣き続けるしかなかった。
 
:一騎が立ち去った後も、カノンは自分の中の感情に戸惑いながら、暫く泣き続けるしかなかった。
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