差分
ナビゲーションに移動
検索に移動
2行目:
2行目:
− +
− +
19行目:
19行目:
− 尤も代わりに低い整備性や機構の動作確実性の低さ、高い開発・運用コストの機体も多く試験機・実験機の類はまだしも量産機原型の機体は連邦軍のニーズの「廉価で性能は標準的かつ高い整備性や機構の動作確実性による高い信頼性、大量配備に向いた機体」という内容からは外れた部分が多く最終的にAEに量産機シェアは奪われる事になった。+
+
62行目:
63行目:
− +
71行目:
72行目:
− +
編集の要約なし
== 概要 ==
== 概要 ==
[[地球連邦軍]]の海軍戦略研究所。「S.N.R.I.」は「'''S'''trategic '''N'''aval '''R'''esearch '''I'''nstitute」の略。
[[地球連邦軍]]の海軍戦略研究所。「S.N.R.I.」は「'''S'''trategic '''N'''aval '''R'''esearch '''I'''nstitute」の略。(一部の資料内では「サナリー」との表記ブレもある。)
「フォーミュラ計画」による「Fシリーズ」と呼ばれる[[モビルスーツ]]を開発した実績がある。当初はモビルスーツ開発技術など持ち合わせてなかったのだが、関連技術そのものは手に入れており、[[宇宙世紀]]0090年頃において開発活動を開始した。そして軍のコストダウンを目標に、「モビルスーツの小型化」を提案。軍はその提案を聞き入れこそすれ、実際の開発は[[アナハイム・エレクトロニクス]]社に依頼した。しかしアナハイムの提示したモビルスーツ「[[ヘビーガン]]」の性能は思わしいもの<ref>尤もサナリィの提示した内容は「戦時機体」レベルの内容だった可能性が高く大規模な敵対組織の居ない当時の世情に於いては過剰な軍拡タカ派的傾向を示す物ではある。</ref>でなく、業を煮やしたサナリィは独自開発を決断するに至った。
「フォーミュラ計画」による「Fシリーズ」と呼ばれる[[モビルスーツ]]を開発した実績がある。当初はモビルスーツ開発技術など持ち合わせてなかったのだが、関連技術そのものは手に入れており、[[宇宙世紀]]0090年頃において開発活動を開始した。そして軍のコストダウンを目標に、「モビルスーツの小型化」を提案。軍はその提案を聞き入れこそすれ、実際の開発は[[アナハイム・エレクトロニクス]]社に依頼した。しかしアナハイムの提示したモビルスーツ「[[ヘビーガン]]」の性能は思わしいもの<ref>尤もサナリィの提示した内容は「戦時機体」レベルの内容だった可能性が高く、大規模な敵対組織の居ない当時の世情に於いては過剰な軍拡タカ派的傾向を示す物ではある。</ref>でなく、業を煮やしたサナリィは独自開発を決断するに至った。
「フォーミュラ計画」で開発したモビルスーツの中でも「F9シリーズ」を採用。完成したのが「[[ガンダムF90|F90]]」である。軍との競合テストにおいて、アナハイムのテスト機を打ち破って軍の次期主力モビルスーツ原型として採用され、軍における次期主力モビルスーツのトップの座にF91を君臨させた<ref>尤も120年代から150年代までの後発高性能機体はいずれも存在秘匿を要する機密機体ばかりだったのでそれ等が表に現れない分の「暫定的な地位」である。</ref>。なお、ザンスカール帝国によってサイド2支社が接収されてMSの開発を行っていたり、[[月]]や[[地球]]の支社が逆にリガ・ミリティアに協力していたようである。
「フォーミュラ計画」で開発したモビルスーツの中でも「F9シリーズ」を採用。完成したのが「[[ガンダムF90|F90]]」である。軍との競合テストにおいて、アナハイムのテスト機を打ち破って軍の次期主力モビルスーツ原型として採用され、軍における次期主力モビルスーツのトップの座にF91を君臨させた<ref>尤も120年代から150年代までの後発高性能機体はいずれも存在秘匿を要する機密機体ばかりだったのでそれ等が表に現れない分の「暫定的な地位」である。</ref>。なお、ザンスカール帝国によってサイド2支社が接収されてMSの開発を行っていたり、[[月]]や[[地球]]の支社が逆にリガ・ミリティアに協力していたようである。
#「熱処理の問題」
#「熱処理の問題」
が挙げられる。
が挙げられる。
尤も、代わりに整備性の低さや機構の動作確実性の低さ、開発・運用コストが高騰した機体も多かった。
試験機・実験機の類はまだしも量産機原型の機体は連邦軍のニーズの「廉価で性能は標準的かつ高い整備性や機構の動作確実性による高い信頼性、大量配備に向いた機体」という内容からは外れた部分が多く最終的にAEに量産機シェアは奪われる事になった。
なお開発したMSには「F〇×」という形式番号が与えられるが、「〇」がシリーズ名で、「×」がシリーズ内の開発順なので、F90よりもF71(F90Sの正式採用機)の方が新型と言う例も存在する。
なお開発したMSには「F〇×」という形式番号が与えられるが、「〇」がシリーズ名で、「×」がシリーズ内の開発順なので、F90よりもF71(F90Sの正式採用機)の方が新型と言う例も存在する。
:F99では幻となった「[[ミノフスキードライブ]]」を搭載した[[Vガンダム]]の後継機。
:F99では幻となった「[[ミノフスキードライブ]]」を搭載した[[Vガンダム]]の後継機。
;[[NT-1アレックス|ガンダムNT-1]]
;[[NT-1アレックス|ガンダムNT-1]]
:「機動戦士ガンダムTwilightAXIS」(SRW未参戦)ではオーガスタ研究所で改修されたNT-1をグリプス戦役後に回収していたことが明らかとなっており、パイロットの脱走によって機体そのものは[[クロスボーン・バンガード|ブッホ・ジャンク社]]の手に渡っているが、機体の管轄はサナリィに置かれたままとなっている。
:「機動戦士ガンダムTwilightAXIS」(SRW未参戦)ではオーガスタ研究所で改修されたNT-1を[[グリプス戦役]]後に回収していたことが明らかとなっており、パイロットの脱走によって機体そのものは[[クロスボーン・バンガード|ブッホ・ジャンク社]]の手に渡っているが、機体の管轄はサナリィに置かれたままとなっている。
== 原作での扱い ==
== 原作での扱い ==
;[[機動戦士クロスボーン・ガンダム]]
;[[機動戦士クロスボーン・ガンダム]]
:新生[[クロスボーン・バンガード]]の支援組織となっている。
:新生[[クロスボーン・バンガード]]の支援組織となっている。
:主役機の[[クロスボーン・ガンダム]]」シリーズや[[量産型ガンダムF91]]が登場。
:主役機の「[[クロスボーン・ガンダム]]」シリーズや[[量産型ガンダムF91]]が登場。
;[[機動戦士クロスボーン・ガンダム 鋼鉄の7人]]
;[[機動戦士クロスボーン・ガンダム 鋼鉄の7人]]
:ミノフスキー・ドライブの実験機であるレコードブレイカーが登場。
:ミノフスキー・ドライブの実験機であるレコードブレイカーが登場。