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| | 全高 = 11.2m | | | 全高 = 11.2m |
| | 重量 = [[重量::21.6t]] | | | 重量 = [[重量::21.6t]] |
− | | 動力 = {{RB|魔力転換炉|エーテルリアクタ|hidden=1}} | + | | 動力 = 魔力転換炉 |
− | * {{RB|皇之心臓|ベヘモス・ハート|hidden=1}} | + | *皇之心臓 |
− | * {{RB|女皇之冠|クイーンズコロネット|hidden=1}} | + | *女皇之冠 |
− | | 推進機関 = {{RB|魔導噴流推進器|マギウスジェットスラスタ|hidden=1}} | + | | 推進機関 = 魔導噴流推進器 |
| |開発者 = [[開発者::エルネスティ・エチェバルリア]] | | |開発者 = [[開発者::エルネスティ・エチェバルリア]] |
| | 所属 = フレメヴィーラ王国 | | | 所属 = フレメヴィーラ王国 |
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| | | |
| ==概要== | | ==概要== |
− | [[エルネスティ・エチェバルリア]]が自身の専用機として開発した[[幻晶騎士|{{RB|幻晶騎士|シルエットナイト|hidden=1}}]]。銀鳳騎士団の旗機でもあり、エルがこれまでに入手した知識と、発明した技術が投入されている。日本人としての記憶を持つエルの意向から、鎧武者を象った外観をしており、頭部も怒りの形相を浮かべた仮面が取り付けられている。背中から伸びる四本の副腕「{{RB|執月之手|ラーフフィスト}}」を備えた姿とその仮面の形相から、敵からは「鬼神(鬼面の死神)」の異名で呼ばれている。 | + | [[エルネスティ・エチェバルリア]]が自身の専用機として開発した[[幻晶騎士]]。銀鳳騎士団の旗機でもあり、エルがこれまでに入手した知識と、発明した技術が投入されている。日本人としての記憶を持つエルの意向から、鎧武者を象った外観をしており、頭部も怒りの形相を浮かべた仮面が取り付けられている。背中から伸びる四本の副腕「執月之手(ラーフフィスト)」を備えた姿とその仮面の形相から、敵からは「鬼神(鬼面の死神)」の異名で呼ばれている。 |
| | | |
− | 魔力転換炉にはエルが撃破した大型魔獣「{{RB|陸皇亀|ベヘモス|hidden=1}}」と「{{RB|女皇殻獣|クイーンシェルケース|hidden=1}}」の素材を利用した「{{RB|皇之心臓|ベヘモス・ハート|hidden=1}}」と「{{RB|女皇之冠|クイーンズコロネット|hidden=1}}」が搭載されており、他の{{RB|幻晶騎士|シルエットナイト|hidden=1}}と比較にならない程の高い魔力出力を誇る。また、推進機関として可動式の「{{RB|魔導噴流推進器|マギウスジェットスラスタ|hidden=1}}」を装備。高出力とジェット推進の合せ技により、イカルガは{{RB|幻晶騎士|シルエットナイト|hidden=1}}単体での飛行が可能な初の機体となった。普段は莫大な出力の大半を、飛行可能な程の機動力に回しているため、これを攻撃に振ると桁外れの火力を出すことができる。
| + | 魔力転換炉にはエルが撃破した大型魔獣「陸皇亀(ベヘモス)」と「女皇殻獣(クイーンシェルケース)」の素材を利用した「皇之心臓(ベヘモス・ハート)」と「女皇之冠(クイーンズコロネット)」が搭載されており、他の幻晶騎士と比較にならない程の高い魔力出力を誇る。また、推進機関として可動式の「魔導噴流推進器(マギウスジェットスラスタ)」を装備。高出力とジェット推進の合せ技により、イカルガは幻晶騎士単体での飛行が可能な初の機体となった。普段は莫大な出力の大半を、飛行可能な程の機動力に回しているため、これを攻撃に振ると桁外れの火力を出すことができる。 |
| | | |
− | 大出力・高火力を有する反面、あまりにもピーキーな機体へと至ってしまったため、機械的な操縦が追いついておらず、エルによる{{RB|直接制御|フルコントロール|hidden=1}}<ref>レバーとペダル以外に脳内の{{RB|魔術演算領域|マギウスサーキット|hidden=1}}を介して機体の制御を行う操縦方法。機体性能をフルに発揮出来るが、従来の機体では戦闘に耐えきれずに自壊してしまう。これに耐えうる機体を作る事もエルの目的であった。</ref>と、エルの前世を反映したキーボード状の操鍵盤による操作によって初めて運用が可能となる。その性質上、性能をフルに発揮出来るのはエルただ一人のみ<ref>原作小説ではエル以外にもアディも操縦しているが、エル程動かせている訳ではない。</ref>であり、「地上最高の戦闘力を持つ、史上最高の欠陥機」とも呼ばれる機体に仕上がった。
| + | 大出力・高火力を有する反面、あまりにもピーキーな機体へと至ってしまったため、機械的な操縦が追いついておらず、エルによる直接制御<ref>レバーとペダル以外に脳内の魔術演算領域を介して機体の制御を行う操縦方法。機体性能をフルに発揮出来るが、従来の機体では戦闘に耐えきれずに自壊してしまう。これに耐えうる機体を作る事もエルの目的であった。</ref>と、エルの前世を反映したキーボード状の操鍵盤による操作によって初めて運用が可能となる。その性質上、性能をフルに発揮出来るのはエルただ一人のみ<ref>原作小説ではエル以外にもアディも操縦しているが、エル程動かせている訳ではない。</ref>であり、「地上最高の戦闘力を持つ、史上最高の欠陥機」とも呼ばれる機体に仕上がった。 |
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| ==登場作品と操縦者== | | ==登場作品と操縦者== |
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| :方向指定型[[マップ兵器]]も持ち合わせており、高い移動力と飛行可能という良好な足回りを活かしての一網打尽も狙いやすい。また2種の専用能力の恩恵で、実質「EN回復(大)」を持っているのも長所。 | | :方向指定型[[マップ兵器]]も持ち合わせており、高い移動力と飛行可能という良好な足回りを活かしての一網打尽も狙いやすい。また2種の専用能力の恩恵で、実質「EN回復(大)」を持っているのも長所。 |
| :反面、武装性能に癖があり、パイロット技能でダメージを増やしやすいものの、全ての武装で膨大なEN消費を要求されるのに加え序盤はサイズ差補正無視を育成できず、また初期状態ではソ―デッドカノンしか格闘武装が無いため、敵が何であれ消費が最も激しいソーデッドカノン(最大出力)を使わされやすく、積極的に戦わせているとEN回復が間に合わなくなるという原作設定を反映したかのようなピーキーな仕様になっている。他の味方と足並みを揃えて運用する分にはEN改造とEセーブの取得でも十分であるが、単機で突出させる気なら強化パーツやフルカスタムボーナスでさらに補強したり、再攻撃を育成して軽消費で敵を倒せる状況を整える必要がある。 | | :反面、武装性能に癖があり、パイロット技能でダメージを増やしやすいものの、全ての武装で膨大なEN消費を要求されるのに加え序盤はサイズ差補正無視を育成できず、また初期状態ではソ―デッドカノンしか格闘武装が無いため、敵が何であれ消費が最も激しいソーデッドカノン(最大出力)を使わされやすく、積極的に戦わせているとEN回復が間に合わなくなるという原作設定を反映したかのようなピーキーな仕様になっている。他の味方と足並みを揃えて運用する分にはEN改造とEセーブの取得でも十分であるが、単機で突出させる気なら強化パーツやフルカスタムボーナスでさらに補強したり、再攻撃を育成して軽消費で敵を倒せる状況を整える必要がある。 |
− | :中盤の艦内ミッション「Speed&Strong」にて最強武装の追加を含めた強化<ref>HP+300、EN+20、運動性+10、MAP兵器攻撃力+200、他武装攻撃力+400。スルーした場合は終盤のキーミッション「Heaven&World」開始時に自動追加。</ref>が施される。ここで追加される最強武装が移動後使用可能な格闘武装なので今までの問題を払拭できるが、やはり燃費が著しく悪い上に武装属性が変わるため能力育成をする際には注意が必要。同ミッションでは、原作では未搭載かつアニメ未登場の{{RB|開放型源素浮揚器|エーテルリングジェネレータ}}<ref>大気中に存在する薄いエーテルを{{RB|魔力転換炉|エーテルリアクタ|hidden=1}}に集め、高濃度に再変換して使用する浮遊機能。</ref>を搭載していることが判明している。 | + | :中盤の艦内ミッション「Speed&Strong」にて最強武装の追加を含めた強化<ref>HP+300、EN+20、運動性+10、MAP兵器攻撃力+200、他武装攻撃力+400。スルーした場合は終盤のキーミッション「Heaven&World」開始時に自動追加。</ref>が施される。ここで追加される最強武装が移動後使用可能な格闘武装なので今までの問題を払拭できるが、やはり燃費が著しく悪い上に武装属性が変わるため能力育成をする際には注意が必要。同ミッションでは、原作では未搭載かつアニメ未登場の開放型源素浮揚器(エーテルリングジェネレータ)<ref>大気中に存在する薄いエーテルを魔力転換炉に集め、高濃度に再変換して使用する浮遊機能。</ref>を搭載していることが判明している。 |
| :性能がピーキーな分、エルの技量を養成して高位演算能力を常に発動できるようにしてさえやればそこらのスーパー系も真っ青な大火力を出してくれる。 | | :性能がピーキーな分、エルの技量を養成して高位演算能力を常に発動できるようにしてさえやればそこらのスーパー系も真っ青な大火力を出してくれる。 |
| :余談だが、機体のカラーリングや造形が似ているためか、'''本機と[[ブルーワン]]を見間違える'''ユーザーが続出した。 | | :余談だが、機体のカラーリングや造形が似ているためか、'''本機と[[ブルーワン]]を見間違える'''ユーザーが続出した。 |
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| ===武装・[[必殺武器]]=== | | ===武装・[[必殺武器]]=== |
| ====武装==== | | ====武装==== |
− | ;{{RB|銃装剣|ソーデッドカノン}} | + | ;銃装剣(ソーデッドカノン) |
− | :剣と{{RB|魔導兵装|シルエットアームズ|hidden=1}}として使用可能な複合武器。剣内部に{{RB|紋章術式|エンブレムグラフ|hidden=1}}を刻んだ銀板を内蔵しており、レバーを切り替える事で法撃と格闘戦双方で用いることが出来る。ただし、構造的に脆い{{RB|魔導兵装|シルエットアームズ|hidden=1}}を剣として使うために構造を補強する強化魔法が施されており、格闘戦・法撃双方で多大な{{RB|魔力|マナ|hidden=1}}が必要となる。{{RB|魔力|マナ|hidden=1}}量に余裕がある場合、最大で4挺装備しての運用も可能だが、アニメでは最大でも2挺<ref>公式サイトのビジュアルでは4挺。</ref>までしか装備していない。 | + | :剣と魔導兵装として使用可能な複合武器。剣内部に紋章術式を刻んだ銀板を内蔵しており、レバーを切り替える事で法撃と格闘戦双方で用いることが出来る。ただし、構造的に脆い魔導兵装を剣として使うために構造を補強する強化魔法が施されており、格闘戦・法撃双方で多大な魔力が必要となる。魔力量に余裕がある場合、最大で4挺装備しての運用も可能だが、アニメでは最大でも2挺<ref>公式サイトのビジュアルでは4挺。</ref>までしか装備していない。 |
| :『30』ではカタカナ表記で、初期状態における唯一のP属性武器。斬撃で切り抜ける。最弱武器だが下記の射撃共々'''EN30消費'''である。 | | :『30』ではカタカナ表記で、初期状態における唯一のP属性武器。斬撃で切り抜ける。最弱武器だが下記の射撃共々'''EN30消費'''である。 |
| :;ソーデッドカノン(射撃) | | :;ソーデッドカノン(射撃) |
− | ::{{RB|銃装剣|ソーデッドカノン|hidden=1}}で射撃を行う。移動後に使えないが射程は6とやや長め。 | + | ::銃装剣で射撃を行う。移動後に使えないが射程は6とやや長め。 |
− | ::漫画版では{{RB|魔導兵装|シルエットアームズ|hidden=1}}形態の{{RB|銃装剣|ソーデッドカノン|hidden=1}}が'''{{RB|轟炎の槍|ファルコネット}}'''と呼ばれている。原作小説では{{RB|銃装剣|ソーデッドカノン|hidden=1}}からの法撃が'''{{RB|轟炎|ごうえん}}の{{RB|槍|やり}}'''と例えられることはあるが、{{RB|轟炎の槍|ファルコネット}}は{{RB|銃装剣|ソーデッドカノン|hidden=1}}のベースになった{{RB|魔導兵装|シルエットアームズ|hidden=1}}のことであり、異なる武器と扱われている。 | + | ::漫画版では魔導兵装形態の銃装剣が'''轟炎の槍(ファルコネット)'''と呼ばれている。原作小説では銃装剣からの法撃が轟炎の槍(ごうえんのやり)と例えられることはあるが、轟炎の槍(ファルコネット)は銃装剣のベースになった魔導兵装のことであり、異なる武器と扱われている。 |
− | ;{{RB|斧槍|ハルバード}} | + | ;斧槍(ハルバード) |
| :長柄武器。原作小説では装備しているが、アニメでは未使用。 | | :長柄武器。原作小説では装備しているが、アニメでは未使用。 |
− | ;{{RB|執月之手|ラーフフィスト}} | + | ;執月之手(ラーフフィスト) |
| :背部に装備した四本腕、あるいは四本腕に装備された遠隔誘導兵器。腕と掌はワイヤーで接続されており、射出が可能。原作小説では爆炎の魔法を内蔵しており、突き刺してから起爆させることが出来る(つまり[[ロケットパンチ|ロケットパンチ]]よりも[[オールレンジ攻撃|有線式攻撃端末]]に近い)。腕としてのパワーも主腕部に引けを取らず、原作小説では更に武器の把持と使用も出来るが、アニメでは爆炎や武器は未使用で、離れた相手にしがみつく程度の出番。 | | :背部に装備した四本腕、あるいは四本腕に装備された遠隔誘導兵器。腕と掌はワイヤーで接続されており、射出が可能。原作小説では爆炎の魔法を内蔵しており、突き刺してから起爆させることが出来る(つまり[[ロケットパンチ|ロケットパンチ]]よりも[[オールレンジ攻撃|有線式攻撃端末]]に近い)。腕としてのパワーも主腕部に引けを取らず、原作小説では更に武器の把持と使用も出来るが、アニメでは爆炎や武器は未使用で、離れた相手にしがみつく程度の出番。 |
| :SRWでは下記の高機動攻撃の演出内でサブアームとして使用するに留まる。 | | :SRWでは下記の高機動攻撃の演出内でサブアームとして使用するに留まる。 |
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| ====必殺技==== | | ====必殺技==== |
| ;ソーデッドカノン(最大出力) | | ;ソーデッドカノン(最大出力) |
− | :{{RB|銃装剣|ソーデッドカノン|hidden=1}}を両手で構え、最大出力の法撃を行う。 | + | :ソーデッドカノンを両手で構え、最大出力の法撃を行う。 |
| :地上で放つ場合は双皇機関の飛行に回している分のエネルギーも法撃に回すことで更に威力を高めることができる。 | | :地上で放つ場合は双皇機関の飛行に回している分のエネルギーも法撃に回すことで更に威力を高めることができる。 |
| :『30』では初期の最強武装。アクションはアニメ9話をベースにした物で、どこで使っても地面に立って撃つ。[[MAP兵器]]版もある。 | | :『30』では初期の最強武装。アクションはアニメ9話をベースにした物で、どこで使っても地面に立って撃つ。[[MAP兵器]]版もある。 |
| :通常版・MAP版共に[[サイズ差補正無視]]付き。EN消費が通常版80・MAP兵器版100とかなり重たいものの、通常のソーデッドカノンにサイズ差補正無視が無いため初期は雑魚戦でもこれに頼る機会が多くなりがち。 | | :通常版・MAP版共に[[サイズ差補正無視]]付き。EN消費が通常版80・MAP兵器版100とかなり重たいものの、通常のソーデッドカノンにサイズ差補正無視が無いため初期は雑魚戦でもこれに頼る機会が多くなりがち。 |
| ;高機動攻撃 | | ;高機動攻撃 |
− | :{{RB|執月之手|ラーフフィスト|hidden=1}}を展開してソーデッドカノン六刀流で敵を切り刻み、最後に両手の二本を前に揃えて構え、突き抜ける。 | + | :執月之手を展開してソーデッドカノン六刀流で敵を切り刻み、最後に両手の二本を前に揃えて構え、突き抜ける。 |
− | :プラモデルでもソーデッドカノンが付属するのは4挺までで、六刀流の部分はSRWオリジナル描写。最初のカットインは第12話の、突撃シーンは最終話で[[飛竜戦艦|{{RB|飛竜戦艦|ヴィーヴィル|hidden=1}}]]の「{{RB|最大化戦闘形態|マキシマイズ|hidden=1}}」に対抗するため一点突破を試みるシーンの再現。 | + | :プラモデルでもソーデッドカノンが付属するのは4挺までで、六刀流の部分はSRWオリジナル描写。最初のカットインは第12話の、突撃シーンは最終話で[[飛竜戦艦]]の「最大化戦闘形態(マキシマイズ)」に対抗するため一点突破を試みるシーンの再現。 |
| :『30』では艦内ミッション「Speed&Strong」で追加される。このミッションを経由しない場合、最終盤のキーミッション「Heaven&World」で自動追加される。 | | :『30』では艦内ミッション「Speed&Strong」で追加される。このミッションを経由しない場合、最終盤のキーミッション「Heaven&World」で自動追加される。 |
| :突撃シーンのシチュエーションを加味してか[[サイズ差補正無視]]と[[バリア貫通]]があり、さらに空適応Sと非常に強力だが射程2~4と穴がある上、'''消費EN120'''と本作でもかなりの悪燃費の範疇である事に注意。 | | :突撃シーンのシチュエーションを加味してか[[サイズ差補正無視]]と[[バリア貫通]]があり、さらに空適応Sと非常に強力だが射程2~4と穴がある上、'''消費EN120'''と本作でもかなりの悪燃費の範疇である事に注意。 |
− | ;{{RB|轟炎の槍|ファルコネット}}{{RB|多連装法撃|マルチプルショット}} | + | ;轟炎の槍(ファルコネット)多連装法撃(マルチプルショット) |
− | :{{RB|銃装剣|ソーデッドカノン|hidden=1}}を4挺構え、その全てから最大出力の法撃を行う。飛行に回している分のエネルギーも法撃に回す必要があるので地上でないと使えない。名称は漫画版より。アニメでは上述のソーデッドカノン(最大出力)に置き換えられ未使用。 | + | :ソーデッドカノンを4挺構え、その全てから最大出力の法撃を行う。飛行に回している分のエネルギーも法撃に回す必要があるので地上でないと使えない。名称は漫画版より。アニメでは上述のソーデッドカノン(最大出力)に置き換えられ未使用。 |
| <!-- ===[[合体攻撃]]=== --> | | <!-- ===[[合体攻撃]]=== --> |
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| ;双皇機関 | | ;双皇機関 |
| :最大EN+100。自軍ターン開始時に最大ENの20%を回復する。 | | :最大EN+100。自軍ターン開始時に最大ENの20%を回復する。 |
− | :大型魔獣2体の素材を贅沢に使った、桁外れの性能を持った{{RB|魔力転換炉|エーテルリアクタ|hidden=1}}の再現。{{RB|幻晶騎士|シルエットナイト|hidden=1}}の共通効果と合わせて30%のEN自動回復となり、かなりの回復量となる…が、それでも息切れするのがイカルガである。 | + | :大型魔獣2体の素材を贅沢に使った、桁外れの性能を持った魔力転換炉の再現。幻晶騎士の共通効果と合わせて30%のEN自動回復となり、かなりの回復量となる…が、それでも息切れするのがイカルガである。 |
− | ;[[幻晶騎士#幻晶騎士(特殊能力)|{{RB|幻晶騎士|シルエットナイト|hidden=1}}]] | + | ;[[幻晶騎士#幻晶騎士(特殊能力)|幻晶騎士]] |
| :自軍ターン開始時に最大ENの10%を回復、更にENが50%以上ある時射撃による被ダメージを70%にする('''ダイレクトアタックで貫通不可''')。 | | :自軍ターン開始時に最大ENの10%を回復、更にENが50%以上ある時射撃による被ダメージを70%にする('''ダイレクトアタックで貫通不可''')。 |
| :イカルガはそもそも回避力が恐ろしく高い上、燃費が悪くENが残りづらい為、射撃ダメージ軽減は発動しない事の方が多い。 | | :イカルガはそもそも回避力が恐ろしく高い上、燃費が悪くENが残りづらい為、射撃ダメージ軽減は発動しない事の方が多い。 |
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| ===移動タイプ=== | | ===移動タイプ=== |
| ;[[空]]・[[陸]] | | ;[[空]]・[[陸]] |
− | :飛行可能で、空に居ても最大出力は使用可能。また、『30』では唯一[[宇宙]]Aで運用できる{{RB|幻晶騎士|シルエットナイト|hidden=1}}。 | + | :飛行可能で、空に居ても最大出力は使用可能。また、『30』では唯一[[宇宙]]Aで運用できる幻晶騎士。 |
| ===[[サイズ]]=== | | ===[[サイズ]]=== |
| ;1S | | ;1S |
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| :テレスターレを基にしているが、エルが思いつくままに様々な機能を追加していった結果、別物と見なされる程の機体となった。SRW未登場。 | | :テレスターレを基にしているが、エルが思いつくままに様々な機能を追加していった結果、別物と見なされる程の機体となった。SRW未登場。 |
| ;カササギ | | ;カササギ |
− | :ボキュース大森海で大破したイカルガを現地の資材で改修した急造機。下半身の無い特異なシルエットを有し、{{RB|開放型源素浮揚器|エーテルリングジェネレータ}}で浮遊して移動する。SRW未登場だが、『30』では{{RB|開放型源素浮揚器|エーテルリングジェネレータ|hidden=1}}がイカルガに搭載されていることが言及されている。 | + | :ボキュース大森海で大破したイカルガを現地の資材で改修した急造機。下半身の無い特異なシルエットを有し、開放型源素浮揚器(エーテルリングジェネレータ)で浮遊して移動する。SRW未登場だが、『30』では開放型源素浮揚器がイカルガに搭載されていることが言及されている。 |
| ;イカルガ(アディ搭乗) | | ;イカルガ(アディ搭乗) |
− | :銀鳳騎士団が持ち込んだ予備パーツを組み立てて再建されたイカルガ。当時の状況からエルが引き続きカササギの使用を選択したため、大破したアディの{{RB|幻晶騎士|シルエットナイト|hidden=1}}の{{RB|魔力転換炉|エーテルリアクタ|hidden=1}}を搭載している。飛行能力をはじめ性能は相応に劣るものの、アディの操縦技術もあってそれなりに戦えた。SRW未登場。 | + | :銀鳳騎士団が持ち込んだ予備パーツを組み立てて再建されたイカルガ。当時の状況からエルが引き続きカササギの使用を選択したため、大破したアディの幻晶騎士の魔力転換炉を搭載している。飛行能力をはじめ性能は相応に劣るものの、アディの操縦技術もあってそれなりに戦えた。SRW未登場。 |
| ;マガツイカルガ | | ;マガツイカルガ |
| :再建されたイカルガとカササギが[[合体]]した機体。どちらも急造機なので合体機構を正式に搭載しているわけではなく、墜落しそうになったイカルガを支えるために即興でカササギと動力部をつないだだけである。そのつなぎ方もカササギ側からイカルガの制御を奪ったようなものだった。その後は元のイカルガに戻された。SRW未登場だが、『30』では合体がアディの出したアイデアの一つとして言及されている。 | | :再建されたイカルガとカササギが[[合体]]した機体。どちらも急造機なので合体機構を正式に搭載しているわけではなく、墜落しそうになったイカルガを支えるために即興でカササギと動力部をつないだだけである。そのつなぎ方もカササギ側からイカルガの制御を奪ったようなものだった。その後は元のイカルガに戻された。SRW未登場だが、『30』では合体がアディの出したアイデアの一つとして言及されている。 |
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| ==余談== | | ==余談== |
− | *Web版とそれ以降で開発順が異なり、後者では[[ゴルドリーオ]]並びにジルバティーガの後に製作され、イカルガ完成自体が{{RB|大西域戦争|ウェスタン・グランドストーム|hidden=1}}前の話の区切りとなっている。エル自身の念願であった自身の専用機イカルガの完成そのものが『ナイツマ』という作品の一つの到達点であるための変更と思われる。 | + | *Web版とそれ以降で開発順が異なり、後者では[[ゴルドリーオ]]並びにジルバティーガの後に製作され、イカルガ完成自体が大西域戦争前の話の区切りとなっている。エル自身の念願であった自身の専用機イカルガの完成そのものが『ナイツマ』という作品の一つの到達点であるための変更と思われる。 |
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| ==脚注== | | ==脚注== |