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**当のアルシオーネは'''彼の行いが悪であると理解してる一方で、伝説の真相やザガートの真意を何も知らないくせに率先して彼に付いている'''のである<ref>光から「姫が居ないとセフィーロがが崩壊するのに何故」と問われ「(崩壊する事も)知ってる。あの方を愛しているから」と返答している)</ref>。ザガートが「悪」の道に進む理由を知らず、アスコットたちのような(恩義や金銭的見返りなどの)明確な動機が無い癖に、その押しつけがましい忠誠心を示す彼女をザガートはひと際嫌悪していた。
**当のアルシオーネは'''彼の行いが悪であると理解してる一方で、伝説の真相やザガートの真意を何も知らないくせに率先して彼に付いている'''のである<ref>光から「姫が居ないとセフィーロがが崩壊するのに何故」と問われ「(崩壊する事も)知ってる。あの方を愛しているから」と返答している)</ref>。ザガートが「悪」の道に進む理由を知らず、アスコットたちのような(恩義や金銭的見返りなどの)明確な動機が無い癖に、その押しつけがましい忠誠心を示す彼女をザガートはひと際嫌悪していた。
**また、アルシオーネは本来エメロード姫付きの魔操士であり、ザガートやクレフ、ラファーガと共に姫直属の配下なのである。今回のザガートの事実上の叛乱に対し、クレフは魔法騎士補佐の為に出奔し、ラファーガは部下の親衛隊を率いて玉砕と、各々の果たすべき役割に基づいて動いている。<br>一方のアルシオーネは騙されたわけでも洗脳されたわけでもなく自分の意思で、更に自分の立場を踏まえた上での信念や葛藤を見せることもないままあっさり寝返っている。この事からザガートは(忠誠心も恋愛感情も含めて)アルシオーネの言葉を口先だけの軽いものと受け取っていたともとれる。そう解釈すれば、ザガートが「私の為ではなく、自分自身の為」「戯言を言うのはこの口か!?」と激怒した理由が納得できるだろう。(実際、アルシオーネの裏切りの経緯やザガートへの妄信具合は、クレフばかりか他のザガート家臣達も不快感を示している)。<br>アルシオーネの立場からすれば理不尽とも言える仕打ちではあるが、愛する者を守るという確固たる信念に基づき世界を敵に回す覚悟で立ちまわっていたザガートと違い彼女の行動に悉く主体性が欠けていたこと、そして恋心を募らせる余りに盲目的になっていたことが彼の嫌悪を煽る原因となっていたのは間違いなく、「自分自身の為」と突きつけられたのもある意味道理であると言える。
**また、アルシオーネは本来エメロード姫付きの魔操士であり、ザガートやクレフ、ラファーガと共に姫直属の配下なのである。今回のザガートの事実上の叛乱に対し、クレフは魔法騎士補佐の為に出奔し、ラファーガは部下の親衛隊を率いて玉砕と、各々の果たすべき役割に基づいて動いている。<br>一方のアルシオーネは騙されたわけでも洗脳されたわけでもなく自分の意思で、更に自分の立場を踏まえた上での信念や葛藤を見せることもないままあっさり寝返っている。この事からザガートは(忠誠心も恋愛感情も含めて)アルシオーネの言葉を口先だけの軽いものと受け取っていたともとれる。そう解釈すれば、ザガートが「私の為ではなく、自分自身の為」「戯言を言うのはこの口か!?」と激怒した理由が納得できるだろう。(実際、アルシオーネの裏切りの経緯やザガートへの妄信具合は、クレフばかりか他のザガート家臣達も不快感を示している)。<br>アルシオーネの立場からすれば理不尽とも言える仕打ちではあるが、愛する者を守るという確固たる信念に基づき世界を敵に回す覚悟で立ちまわっていたザガートと違い彼女の行動に悉く主体性が欠けていたこと、そして恋心を募らせる余りに盲目的になっていたことが彼の嫌悪を煽る原因となっていたのは間違いなく、「自分自身の為」と突きつけられたのもある意味道理であると言える。
***結局のところ、ザガートにとっての彼女への評価を端的に言い表せば「'''筋がないのに猛烈にアピールしてくるうざい女'''」というところだろう。そんな彼女に何も知らせぬままあえて部下として置いていたのは手駒として利用しようとしていたからと思われても仕方ないが、好意的に解釈すれば「人間性やその恋愛感情は認めずとも魔操士としての実力だけは買っていたから傍に置いていた」、とも言えるだろうか。
***結局のところ、ザガートにとっての彼女への評価を端的に言い表せば「'''筋がないのに猛烈にアピールしてくるうざい女'''」というところだろう。そんな彼女に何も知らせぬままあえて部下として置いていたのは手駒として利用しようとしていたからと思われても仕方ないが、前向きに解釈すれば「魔操士としての実力だけは買っていたからうざいのを承知であえて傍に置いてやっていた」、とも言えるだろうか。
*原作では二度目の失敗の後、満身創痍になりながらザガートの元へ帰還する。そこで次回こそ魔法騎士たちを打倒することを彼に誓うが、用済みと判断され消滅させられる。最期まで自身の愛するザガートがエメロード姫と恋仲であることは知らないままだった。
*原作では二度目の失敗の後、満身創痍になりながらザガートの元へ帰還する。そこで次回こそ魔法騎士たちを打倒することを彼に誓うが、用済みと判断され消滅させられる。最期まで自身の愛するザガートがエメロード姫と恋仲であることは知らないままだった。
**ファンの間で粛清されたのは、'''吐息を発て艶めかしい雌豹ポーズで許しを請い'''、ザガートに縋るように抱き着き「愛しいザガート様」と押しつけがましい忠誠心を示すなど、'''どう見ても謝ってる様には見えない'''態度(アルシオーネ本人は糞真面目)に、ザガートがブチ切れたからと言われている。
**ファンの間で粛清されたのは、'''吐息を発て艶めかしい雌豹ポーズで許しを請い'''、ザガートに縋るように抱き着き「愛しいザガート様」と押しつけがましい忠誠心を示すなど、'''どう見ても謝ってる様には見えない'''態度(アルシオーネ本人は糞真面目)に、ザガートがブチ切れたからと言われている。