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*[[声優]]:千葉進歩
 
*[[声優]]:千葉進歩
 
*性別:男
 
*性別:男
*[[年齢]]:不明
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*[[年齢]]:不明(原作漫画版ではおおよそ70歳前後、肉体年齢は20歳前後)
 
*身長:180 cm
 
*身長:180 cm
 
*体重:59 kg
 
*体重:59 kg
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*所属:[[加藤機関]](⇒[[統一意志セントラル]])
 
*所属:[[加藤機関]](⇒[[統一意志セントラル]])
 
*役職・称号など:加藤機関一番隊隊長(→なし)
 
*役職・称号など:加藤機関一番隊隊長(→なし)
*主な搭乗機:[[グラン・ネイドル]][[ネイキッド]]
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*主な搭乗機:[[グラン・ネイドル]][[ネイキッド]]
 
*キャラクターデザイン:下口智裕(原作漫画版)、平井久司(アニメ版)  
 
*キャラクターデザイン:下口智裕(原作漫画版)、平井久司(アニメ版)  
    
[[加藤機関]]の一番隊を率いる青年。カウボーイファッションに身を包んでいる。総司令である[[加藤久嵩|久嵩]]の側近でもあり、彼の右腕と言える。
 
[[加藤機関]]の一番隊を率いる青年。カウボーイファッションに身を包んでいる。総司令である[[加藤久嵩|久嵩]]の側近でもあり、彼の右腕と言える。
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=== アニメ版 ===
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=== 原作漫画版 ===
久嵩の指示を受け、各地にスフィアを設置するなど詳細不明の作戦を遂行する。その詳細を機関内で唯一知る人物であり、謎が多い。久嵩の無茶を嗜めることもしばしばあり、浩一からは「御託野郎」と呼ばれ嫌われている。しかし、それらの顔は全て偽りであり、本来の素性は[[高蓋然性世界]]の[[マキナ人間]]。
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久嵩の懐刀であり、常に彼の隣に控えている。彼への心酔はかなり深く、久嵩を罵倒した浩一をその場で殺そうとするなど筋金入り。こちらの彼は浩一から「ロン毛野郎」と呼ばれ、やっぱり嫌われている。戦闘技術は加藤機関の中でもトップクラスの腕前を誇り、グラン・ネイドルで接近戦をやってのけるなどの神業も披露した。
   −
統一意志セントラルの尖兵にして久嵩の監視役であり、機関とセントラルの連絡役でもある。思考ネットワークに組み込まれたマキナ人間であるため、「菅原マサキ」という人物の個我はほとんど存在しないが、あくまでも統一を拒む浩一に対し、彼のいう「正義」を否定した際に珍しく感情的になるなど、完全に自我が消失しているわけではない。とはいえ、その行動はまずセントラルによる統一ありきのものであるため、JUDAや加藤機関とは絶対的に相容れず、敵対することになる。完全防御を誇る強化型グラン・ネイドル、ラインバレル以外で唯一「オーバーライド」を実装したネイキッドで立ち塞がり、最後には巨大マキナと融合してJUDA特務室と死闘を繰り広げたが、最後はエグゼキューターの直撃を受けて死亡した。
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非常に冷静な性格で、ともすれば人間としての感情がないかのような印象を与えるほど無機質な言動を取る。しかし、実際はかなり感情の起伏が激しく、予想外の事態に直面した場合など、外面に情動反応が出るコトもたまにある。
 
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=== 原作漫画版 ===
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外見・性格は変わらないが普通の人間であり、名実ともに久嵩の懐刀。彼への心酔はかなり深く、久嵩を罵倒した浩一をその場で殺そうとするなど筋金入り。こちらの彼は浩一から「ロン毛野郎」と呼ばれ、やっぱり嫌われている。戦闘技術は加藤機関の中でもトップクラスの腕前を誇り、グラン・ネイドルで接近戦をやってのけるなどの神業も披露した。
      
こちらの彼は何らかの事情でわけもわからぬままファクターになったらしく、ネイキッドのコクピットでパニックに陥っている所を当時加藤機関にいた石神に保護された経緯がある。そのため彼がジュダのファクターになった際は我が事のように喜んでいたが、後に石神が機関を去った際にそれが憎しみに反転し、怒りを抱いている。ちなみに、当時はスーツを着ており、石神の離脱後にJUDA特務室の制服として使われている。ちなみにこちらでの一人称は素だと「僕」。
 
こちらの彼は何らかの事情でわけもわからぬままファクターになったらしく、ネイキッドのコクピットでパニックに陥っている所を当時加藤機関にいた石神に保護された経緯がある。そのため彼がジュダのファクターになった際は我が事のように喜んでいたが、後に石神が機関を去った際にそれが憎しみに反転し、怒りを抱いている。ちなみに、当時はスーツを着ており、石神の離脱後にJUDA特務室の制服として使われている。ちなみにこちらでの一人称は素だと「僕」。
    
その後、ヒトマキナとの戦いに際し、真実を知らされ石神とは和解。しかし、その戦いで石神が戦死してしまったため、結局かつてのように過ごすことは二度となかった。
 
その後、ヒトマキナとの戦いに際し、真実を知らされ石神とは和解。しかし、その戦いで石神が戦死してしまったため、結局かつてのように過ごすことは二度となかった。
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なお、石神に保護されたのが「やり直された」世界における新西暦1959年なのだが、この時の年齢が大体10歳前後(ファクターの肉体成長は17歳~20歳の辺りまでは普通に進行する)。なので、本編での実年齢は70歳前後であり、実は'''[[中島宗美|宗美]]と同世代の爺さん'''である。
    
キャラクターデザインはラインバレル以前に連載されていた「無敵番長バクライガ」のキャラを輸入している(最終回で敵組織「十番勝負」にそっくりのキャラが出ている)。
 
キャラクターデザインはラインバレル以前に連載されていた「無敵番長バクライガ」のキャラを輸入している(最終回で敵組織「十番勝負」にそっくりのキャラが出ている)。
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=== アニメ版 ===
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久嵩の指示を受け、各地にスフィアを設置するなど詳細不明の作戦を遂行する。その詳細を機関内で唯一知る人物であり、謎が多い。久嵩の無茶を嗜めることもしばしばあり、浩一からは「御託野郎」と呼ばれ嫌われている。しかし、それらの顔は全て偽りであり、本来の素性は[[高蓋然性世界]]の[[マキナ人間]]。
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統一意志セントラルの尖兵にして久嵩の監視役であり、機関とセントラルの連絡役でもある。思考ネットワークに組み込まれたマキナ人間であるため、「菅原マサキ」という人物の個我はほとんど存在しないが、あくまでも統一を拒む浩一に対し、彼のいう「正義」を否定した際に珍しく感情的になるなど、完全に自我が消失しているわけではない。とはいえ、その行動はまずセントラルによる統一ありきのものであるため、JUDAや加藤機関とは絶対的に相容れず、敵対することになる。完全防御を誇る強化型グラン・ネイドル、ラインバレル以外で唯一「オーバーライド」を実装したネイキッドで立ち塞がり、最後には巨大マキナと融合してJUDA特務室と死闘を繰り広げたが、最後はエグゼキューターの直撃を受けて死亡した。
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こちらのマサキは、原作漫画版初期の冷徹なキャライメージをもとに設定されている。
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==登場作品と役柄==
 
==登場作品と役柄==
 
;[[スーパーロボット大戦L]]
 
;[[スーパーロボット大戦L]]
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:L。マキナ人間と底力の同時作用でどんどん堅く、速くなる。迂闊に援護隊形を組むとエリミネーターのアタックコンボやMAP兵器で一網打尽にされてしまう。
 
:L。マキナ人間と底力の同時作用でどんどん堅く、速くなる。迂闊に援護隊形を組むとエリミネーターのアタックコンボやMAP兵器で一網打尽にされてしまう。
 
;[[ファクター]] [[底力]]L5 [[援護攻撃]]L2 [[援護防御]]L2 [[全体攻撃]]L1
 
;[[ファクター]] [[底力]]L5 [[援護攻撃]]L2 [[援護防御]]L2 [[全体攻撃]]L1
:UX。
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:UX。ファクターの仕様変更によりさらに打たれ強くなった。敵の時はグラン・ネイドルの燃費の悪さとネイキッドの脆さでそこまで強い敵ではない。味方になった後は防御面を補強するためにガードか見切り、燃費を改善するためにEセーブ、鈍足を補うためにダッシュが欲しい。後はグラン・ネイドルとネイキッド、どちらをメインにするかで育成方針が変わるが、とりあえず双方の武器を強化できるインファイトが有用。
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:宿敵。彼の『正義』とマサキの『統一』は決定的に相容れない。
 
:宿敵。彼の『正義』とマサキの『統一』は決定的に相容れない。
 
;[[中島宗美]]、[[桐山英治]]
 
;[[中島宗美]]、[[桐山英治]]
:マキナ人間化した。
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:浩一に敗れた彼らをマキナ人間化した。
 
;[[九条美海]]
 
;[[九条美海]]
 
:敵対組織であるJUDA所属のファクター。「脆弱なファクター」と散々な評価を下している。
 
:敵対組織であるJUDA所属のファクター。「脆弱なファクター」と散々な評価を下している。
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:元上官。育ての親的存在だったが、ヒトマキナとの戦いのために袂を分かたれることになる。
 
:元上官。育ての親的存在だったが、ヒトマキナとの戦いのために袂を分かたれることになる。
 
;[[早瀬浩一]]
 
;[[早瀬浩一]]
:JUDA所属のファクター。何度か相対するが徹底的に相性が悪い。
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:JUDA所属のファクター。何度か相対するが思想的にも性格的にも戦闘スタイル的にも、とにかく相性が悪い。
 
;[[九条美海]]
 
;[[九条美海]]
 
:島根で遭遇。ペインキラーに搭乗し、圧倒的な戦いぶりを見せる彼女に、さすがのマサキも戦慄せざるを得なかった。
 
:島根で遭遇。ペインキラーに搭乗し、圧倒的な戦いぶりを見せる彼女に、さすがのマサキも戦慄せざるを得なかった。
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;[[真田八十介]]
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:二番隊隊長。彼には一目置いている。
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;[[中島宗美]]
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:JUDA所属のファクター。アニメ版ほどの関わりはないが、何気に彼と同年代だったりする。
    
==他作品との人間関係==
 
==他作品との人間関係==
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:高蓋然性世界において、人類とマキナ人間の戦争の停戦を纏め上げた「英雄」。しかしながらその実体は、複数の不利な条件を飲み込んでの「停戦して貰った」状態に等しく、様々な可能性を見つけてはセントラルに献上するという、セントラル上位の関係が続いていた。
 
:高蓋然性世界において、人類とマキナ人間の戦争の停戦を纏め上げた「英雄」。しかしながらその実体は、複数の不利な条件を飲み込んでの「停戦して貰った」状態に等しく、様々な可能性を見つけてはセントラルに献上するという、セントラル上位の関係が続いていた。
 
:こちらの世界でもそれは変わらず取引があったようで、こちらの世界のセントラルの軍勢のトップであるマサキと取引をしていたと思われ(作中ではグロリアとマサキが直接会話をしていたりするシーンは無かったが)、セントラルの軍勢には[[ストライクヴァレイ]]や[[キャノンヴァレイ]]など、GreATが用いていた機動兵器が多数見受けられた。
 
:こちらの世界でもそれは変わらず取引があったようで、こちらの世界のセントラルの軍勢のトップであるマサキと取引をしていたと思われ(作中ではグロリアとマサキが直接会話をしていたりするシーンは無かったが)、セントラルの軍勢には[[ストライクヴァレイ]]や[[キャノンヴァレイ]]など、GreATが用いていた機動兵器が多数見受けられた。
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;[[呂布トールギス]]
 +
:UXでは一時客将であった彼らと関わっている。
 +
;[[孫権ガンダム]]
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:UX16話で対峙。マキナのコクピットから見て「やはりマシンにしか見えない」と少々驚いていた様子。<br/>同じステージでは彼と浩一の連携で絶対防御フィールドを破られるコトに。
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;[[シンジロウ・サコミズ]]らホウジョウ軍
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:UX中盤で一時加藤機関と結託。ラインバレルを奪取すべくともにJUDAを襲撃したが失敗に終わった。
    
==名台詞==
 
==名台詞==
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=== 原作漫画版 ===
 
=== 原作漫画版 ===
 
;「覚悟しろ わざわざ落とされてやったんだ」<br/>「一瞬の油断もするな 一瞬の隙も見逃すな 一瞬の躊躇も許すな 持てる全ての戦力を投入しろ」<br/>「でなければ――――死ぬぞ」
 
;「覚悟しろ わざわざ落とされてやったんだ」<br/>「一瞬の油断もするな 一瞬の隙も見逃すな 一瞬の躊躇も許すな 持てる全ての戦力を投入しろ」<br/>「でなければ――――死ぬぞ」
:「戯れの鬼たち」より。[[ハインド・カインド]]の砲撃によって墜落したグラン・ネイドルだが……。
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:「戯れの鬼たち」より。[[ハインド・カインド]]の砲撃によって墜落したグラン・ネイドルだが、機体各部を展開してコンバッティブモードに移行。一番隊隊長の実力をこれでもかと見せつける逆襲が始まる。
 
:UXでは絶対防御フィールドのイベントでこの台詞が出る他、最初の台詞は「キエルイタミ」での撃墜時に採用されている。
 
:UXでは絶対防御フィールドのイベントでこの台詞が出る他、最初の台詞は「キエルイタミ」での撃墜時に採用されている。
 
;「石神さん……僕を捨てた報いは受けてもらう」
 
;「石神さん……僕を捨てた報いは受けてもらう」
 
:JUDA本社襲撃作戦の際に。石神への複雑な感情が見て取れる。グラン・ネイドルに乗っているとはいえファクターアイまで発現させているあたり、相当腹に据えかねていたのだろう。
 
:JUDA本社襲撃作戦の際に。石神への複雑な感情が見て取れる。グラン・ネイドルに乗っているとはいえファクターアイまで発現させているあたり、相当腹に据えかねていたのだろう。
;森次「しかし残念だ」<br/>マサキ「?」<br/>森次「貴方は大きな戦力になると思っていたんだがーー」<br/>マサキ「どういう意味だ?」<br/>森次「感情を持ってしまったならば貴方はもう これまでの様な戦い方は出来なくなるからな」<br/>マサキ「情があるからこその戦い方もあればより強くなれるコトもあるーー」<br/>「ーーそれも早瀬浩一で確認済みだろ?」
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;森次「しかし残念だ」<br/>マサキ「?」<br/>森次「貴方は大きな戦力になると思っていたんだが――」<br/>マサキ「どういう意味だ?」<br/>森次「感情を持ってしまったならば貴方はもう これまでの様な戦い方は出来なくなるからな」<br/>マサキ「情があるからこその戦い方もあればより強くなれるコトもある――」<br/>「――それも早瀬浩一で確認済みだろ?」
 
:シャングリラでの森次との会話。何気に[[マキナ人間|別の世界の自分たち]]を皮肉った発言にも聞こえる。そしてその時浩一は[[ジャック・スミス|…]]。UXでは森次の発言をティエリアが担い、浩一の部分が自軍全体を指す言い回しにアレンジされて再現されている。ティエリア自身、初期は感情を排し任務に徹底しつつも仲間との交流で人の感情を理解するようになったという、マサキに似た経緯を辿っている点からの抜擢だろう。
 
:シャングリラでの森次との会話。何気に[[マキナ人間|別の世界の自分たち]]を皮肉った発言にも聞こえる。そしてその時浩一は[[ジャック・スミス|…]]。UXでは森次の発言をティエリアが担い、浩一の部分が自軍全体を指す言い回しにアレンジされて再現されている。ティエリア自身、初期は感情を排し任務に徹底しつつも仲間との交流で人の感情を理解するようになったという、マサキに似た経緯を辿っている点からの抜擢だろう。
  
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