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『[[機動戦士Vガンダム]]』の[[主人公]]。
 
『[[機動戦士Vガンダム]]』の[[主人公]]。
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ヨーロッパ地方の片田舎[[ポイント・カサレリア|カサレリア]]に不法居住する少年だったが、軍国主義的集団[[ザンスカール帝国]]の襲撃に遭ったのを機に、その運命は大きく動き出す事になる。
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ヨーロッパ地方の片田舎[[ポイント・カサレリア|カサレリア]]に不法居住する少年だったが、軍国主義的集団[[ザンスカール帝国]]の襲撃に遭い[[クロノクル・アシャー]]の操縦する[[シャッコー]]と鉢合わせしたのを機に、その運命は大きく動き出す事になる。
    
また、両親や幼馴染みかつ隣人である[[シャクティ・カリン]]等、自らの近親者の多くが特別な地位や出自を持つ人間となっている。
 
また、両親や幼馴染みかつ隣人である[[シャクティ・カリン]]等、自らの近親者の多くが特別な地位や出自を持つ人間となっている。
    
=== 人物 ===
 
=== 人物 ===
基本的に真面目で礼儀正しい性格の持ち主。幼い頃より両親の[[ハンゲルグ・エヴィン]]と[[ミューラ・ミゲル]]からサバイバル訓練を受けており、パラグライダーによる飛行をこなしたり、[[クロノクル・アシャー]]が「助からない」と確信して追うのを止めたほどの高さから生身で投げ出されても樹木を利用して衝撃を殺し、痛みに呻くもほぼ無傷(最も、ガンダム作品にはもっと高所から落下してもピンピンしていた[[ヒイロ・ユイ|主人公]]がいたが)だった事もある。
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基本的に真面目で礼儀正しい性格の持ち主。幼い頃より両親の[[ハンゲルグ・エヴィン]]と[[ミューラ・ミゲル]]からサバイバル訓練を受けており、パラグライダーによる飛行をこなしたり、クロノクルが「助からない」と確信して追うのを止めたほどの高さから生身で投げ出されても樹木を利用して衝撃を殺し、痛みに呻くもほぼ無傷(最も、ガンダム作品にはもっと高所から落下してもピンピンしていた[[ヒイロ・ユイ|主人公]]がいたが)だった事もある。[[リガ・ミリティア]]の活動に参加してからは両親探しがウッソの行動の機軸となっているが、同時に戦争をするのは自身や幼馴染のシャクティを守りたい一心からでもあった。
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旧式のパイロットシミュレータで[[モビルスーツ]]操縦を教え込まれ(序盤で[[シャッコー]]を直ぐに乗りこなしたのもその為)、自家製の電子百科事典で様々な知識を得ており、また7歳頃にはナイフの扱いや自力での応急処置を学び、8歳の頃には連立方程式を解ける(中学生レベルの学力)程の知性を備えていた。その豊富な知識力と高い順応性より高いパイロット適性と[[ニュータイプ]]の素養を持ち、リガ・ミリティアのメンバーやザンスカール帝国のパイロットからはスペシャル、あるいはニュータイプと呼ばれていた(母・ミューラによると、そういった素養を持つ人間になるよう育てたとの事)。MS操縦の基本的な技量もさる事ながら、戦闘時の戦い方も変形や分離をフルに活用するなど独創的なアイデアに富んでおり、機体の一部をミサイル替わりに飛ばしたり、3つの分離飛行形態のまま人型に戻らずに遠隔操作でハンガーからビームサーベルを取り出して斬りかかったりビームライフルによる射撃を行ったりとトリッキーな戦術を駆使して、必ずしも性能面でザンスカールの新鋭機に対し、特別優位とは言えない[[Vガンダム]]で敵のエースを退けていく。Vガンダム搭乗時は「[[コアファイター (V)|コアファイター]]だけでも帰還できればいい」というスタンスで機体の一部を破壊されてしまったり自ら破棄するシーンも多かったが、新鋭機である[[V2ガンダム]]に乗り換えてからは被弾することさえ稀な圧倒的な強さを見せ、名実ともにリガ・ミリティアのエースとなった。
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旧式のパイロットシミュレータで[[モビルスーツ]]操縦を教え込まれ(序盤で強奪したシャッコーを直ぐに乗りこなしたのもその為)、自家製の電子百科事典で様々な知識を得ており、また7歳頃にはナイフの扱いや自力での応急処置を学び、8歳の頃には連立方程式を解ける(中学生レベルの学力)程の知性を備えていた。その豊富な知識力と高い順応性より高いパイロット適性と[[ニュータイプ]]の素養を持ち、リガ・ミリティアのメンバーやザンスカール帝国のパイロットからはスペシャル、あるいはニュータイプと呼ばれていた(母・ミューラによると、そういった素養を持つ人間になるよう育てたとの事)。MS操縦の基本的な技量もさる事ながら、戦闘時の戦い方も変形や分離をフルに活用するなど独創的アイディアに富んでおり、機体の一部をミサイル替わりに飛ばしたり、3つの分離飛行形態のまま人型に戻らずに遠隔操作でハンガーからビームサーベルを取り出して斬りかかったりビームライフルによる射撃を行ったりとトリッキーな戦術を駆使し、必ずしも性能面においてザンスカールの新鋭機に対し特別優位とは言えない[[Vガンダム]]で、敵のエースを退けていく。Vガンダム搭乗時は、パイロットの搭乗する「[[コアファイター (V)|コアファイター]]だけでも帰還できればいい」というスタンスで機体の一部を破壊されてしまったり自ら破棄するシーンも多かったが、新鋭機である[[V2ガンダム]]に乗り換えてからは被弾する事さえ稀な圧倒的な強さを見せ、名実ともにリガ・ミリティアのエースとなった。
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とは言っても、本質的には明るく素直な性質の持ち主で、嬉しい時には笑顔を見せ、哀しい時には涙を流す等、まだまだ子供っぽさが残っており、リガ・ミリティアの活動に参加してからは両親探しがウッソの行動の機軸で、戦争をするのは自身や幼馴染のシャクティを守りたい一心からでもあった。その為か、慕っているお姉さんの一人である[[マーベット・フィンガーハット]]が[[オリファー・イノエ]]の結婚式が行われようとした際は、ヤキモチを焼いて拗ねてしまう一面も見せており(オリファー曰く、「頭でっかちの癖に、単純で嫉妬深い」)、母・ミューラと再会した際は、彼女の膝元で甘え眠ってしまっている。こういった部分もあってか、年上のお姉さん達には保護欲を抱かれて弟の様に可愛がられてしまう事も多く、シャクティからの嫉妬を招いてしまう程。一方で、[[カテジナ・ルース]]や[[ルペ・シノ]]、[[ファラ・グリフォン]]の様に、敵でありそれぞれ方向性は異なりながらも、エキセントリックな形で執着を抱かれる半端ではない「女難の相」っぷりも見せている。
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とは言っても、本質的には明るく素直な性質の持ち主で、嬉しい時には笑顔を見せ、哀しい時には涙を流す等、まだまだ子供っぽさが残っている。その為か、慕っているお姉さんの一人である[[マーベット・フィンガーハット]]が[[オリファー・イノエ]]の結婚式が行われようとした際は、ヤキモチを焼いて拗ねてしまう一面も見せており(オリファー曰く、「頭でっかちの癖に、単純で嫉妬深い」)、母・ミューラと再会した際は彼女の膝元で甘えて眠ってしまっている。こういった部分もあってか、年上のお姉さん達で構成されている[[シュラク隊]]の面々には、保護欲をくすぐられて弟の様に可愛がられたりからかわれてしまう事が多く、シャクティからの嫉妬を招いてしまう程。一方で、[[カテジナ・ルース]]や[[ルペ・シノ]]、[[ファラ・グリフォン]]の様に、敵でありそれぞれ方向性は異なりながらも、エキセントリックな形で執着を抱かれる半端ではない「女難の相」っぷりも見せている。
    
=== 劇中の様相 ===
 
=== 劇中の様相 ===
宇宙世紀0140年に地球のカサレリアで生を受けたウッソは、幼少期よりハンゲルグ、ミューラの両親からサバイバル技術やモビルスーツの操縦方法といった特殊な訓練を叩き込まれ、生まれながら正式な居住権は持たず、両親が突如去った後も、それらに不貞腐れる事無く真っ直ぐな少年として育ち、幼馴染であるシャクティや[[フランダース]]と共に平穏な日々を過ごしていた。しかし、パラグライダーによる飛行を行っていた際、偶然にも[[クロノクル・アシャー]]の駆る[[モビルスーツ]]であるシャッコーに追われているコアファイターに遭遇。シャッコーを強奪したのを切っ掛けにVガンダムに搭乗する事になり、[[リガ・ミリティア]]所属のパイロットとして活躍する事になる。
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宇宙世紀0140年に地球のカサレリアで生を受けたウッソは、幼少期よりハンゲルグ、ミューラの両親からサバイバル技術やモビルスーツの操縦方法といった特殊な訓練を叩き込まれ、生まれながら正式な居住権を持たず両親が突如宇宙へ旅立ってしまった後も、それらに不貞腐れる事無く真っ直ぐな少年として育ち、幼馴染であるシャクティや[[フランダース]]と共に平穏な日々を過ごしていた。しかし、パラグライダーによる飛行を行っていた際、偶然にもクロノクルの駆るモビルスーツであるシャッコーに追われているコアファイターに遭遇。シャッコーを強奪したのを切っ掛けにVガンダムに搭乗する事になり、[[リガ・ミリティア]]所属のパイロットとして活躍する事になる。
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そんな中、リガ・ミリティアの大人達に反感を抱いていた憧れの女性であるカテジナが、[[オイ・ニュング]]伯爵と共にクロノクルに連れ去られてしまい、その後に伯爵がギロチンによって公開処刑されるのを目の当たりにした結果、ザンスカールの非道さを痛感。合流した[[シュラク隊]]のメンバーである[[ヘレン・ジャクソン]]、[[マヘリア・メリル]]、[[ケイト・ブッシュ]]の三人の戦死を経験しつつ、ザンスカールに連れ去られたカテジナと再会するが、彼女はザンスカールの思想に共感してしまい、クロノクルと共に宇宙へと旅立ってしまう。
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そんな中、リガ・ミリティアの大人達に反感を抱いていた憧れの女性であるカテジナが、[[オイ・ニュング]]伯爵と共にクロノクルに連れ去られてしまい、その後に伯爵がギロチンによって公開処刑されるのを目の当たりにした結果、ザンスカールの非道さを痛感。合流したシュラク隊のメンバーである[[ヘレン・ジャクソン]]、[[マヘリア・メリル]]、[[ケイト・ブッシュ]]の三人の戦死を経験しつつ、ザンスカールに連れ去られたカテジナと再会するが、彼女はザンスカールの思想に共感してしまい、クロノクルと共に宇宙へと旅立ってしまう。
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その後、両親の捜索も兼ねて、自身もマーベットや[[オデロ・ヘンリーク]]、[[ウォレン・トレイス]]等と共に宇宙へと上がり、太陽電池衛星で暮らす[[トマーシュ・マサリク]]、[[カレル・マサリク]]、[[エリシャ・クランスキー]]、[[マルチナ・クランスキー]]といった[[スペースノイド]]の少年少女達と行動を共にする事になる。しかし、シャクティもまた自身を追う形で[[スージィ・リレーン]]や[[カルルマン・ドゥカートゥス]]、フランダースと共に宇宙へと上がってしまい、彼女達は戦闘に巻き込まれて宇宙を漂流した末に、ザンスカールに捕らわれの身となってしまった。必死にシャクティの捜索をする中、ザンスカールの本国で再会を果たし、[[カイラスギリー]]の攻防戦も戦い抜くが、ザンスカールに二度目の潜入した際に[[ペギー・リー]]がクロノクルの駆る[[コンティオ]]に撃墜されて戦死。その後の戦いで[[ジュンコ・ジェンコ]]も死に急ぐ形で犠牲になってしまう。
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その後、両親の捜索も兼ねて、自身もマーベットや[[オデロ・ヘンリーク]]、[[ウォレン・トレイス]]等と共に宇宙へと上がり、太陽電池衛星で暮らす[[トマーシュ・マサリク]]、[[カレル・マサリク]]、[[エリシャ・クランスキー]]、[[マルチナ・クランスキー]]といった[[スペースノイド]]の少年少女達と行動を共にする事になる。しかし、シャクティもまた自身を追う形で[[スージィ・リレーン]]や[[カルルマン・ドゥカートゥス]]、フランダースと共に宇宙へと上がってしまい、彼女達は戦闘に巻き込まれて宇宙を漂流した末に、ザンスカールに捕らわれの身となってしまった。必死にシャクティの捜索をする中、ザンスカール本国で彼女との再会を果たすが、彼女の母がザンスカールの女王である[[マリア・ピァ・アーモニア]]であった事実が判明した事から一度別れる事になり、その後の[[カイラスギリー]]の攻略戦も戦い抜くが、ザンスカールに二度目の潜入した際に[[ペギー・リー]]がクロノクルの駆る[[コンティオ]]に撃墜されて戦死。その後の二度目のカイラスギリーを巡る戦いで、度重なる仲間の喪失から半ば死に急いでいた[[ジュンコ・ジェンコ]]も犠牲になってしまう。
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ザンスカールの勢力下に遭ったコロニー・マケドニアに立ち寄った際、オリファーとマーベットの結婚式が執り行われるが、そこを襲撃してきたルペ・シノ率いるモビルスーツ隊に囚われてしまい、敵の中にカテジナがいた事実に驚愕する。ザンスカールに捕らわれた後、ルペ・シノによって「恐ろしい拷問」を受ける事になるが、'''全裸姿'''で何とか脱出を果たし、[[ホワイトアーク]]に合流。新型機であるV2ガンダムを受領する。その後、月にてザンスカールの秘密警察に追われていた母・ミューラと再会を果たし、一時の親子の時間を過ごすのだが、シャクティを助ける為にミューラはザンスカールに捕縛されてしまい、地球でのザンスカールの「地球クリーン作戦」にて[[アルベオ・ピピニーデン]]の謀略で盾にされた結果、落命する事になってしまった。
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ザンスカールの勢力下に遭ったコロニー・マケドニアに立ち寄った際、オリファーとマーベットの結婚式が執り行われるが、そこを襲撃してきたルペ・シノ率いるモビルスーツ隊に囚われてしまい、敵の中にカテジナがいた事実に驚愕する。ザンスカールに捕らわれた後、ルペ・シノによって「恐ろしい拷問」を受ける事になるが、'''全裸姿'''で何とか脱出を果たし、[[ホワイトアーク]]に合流。新型機であるV2ガンダムを受領する。その後、月にてザンスカールの秘密警察に追われていた母・ミューラと再会を果たし、一時の親子の時間を過ごすのだが、シャクティを助ける為にミューラはザンスカールに捕縛されてしまい、更には「[[モトラッド艦隊]]」の旗艦であるバイク戦艦[[アドラステア]]の地球への侵攻を止める為に、オリファーも[[コアファイター (V2)|V2のコアファイター]]で車輪に特攻し、帰らぬ人となってしまう。そして、ザンスカールの地ならしである「地球クリーン作戦」にて、捕らわれの身であったミューラは[[アルベオ・ピピニーデン]]の謀略で盾にされた結果、バイク戦艦同士の衝突に巻き込まれ、落命する事になってしまった。後に母の僅かに残った亡骸はカサレリアに埋葬し、オリファーや戦死したシュラク隊の面々の墓も作られた。
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再び宇宙に上がった後は、真の[[ジン・ジャハナム]]であった父と再会。不器用ながらも親子の会話を果たすが、立場の違い故に逆に溝が深まってしまった。その後の戦いで[[ザンネック]]に搭乗するかつて地球で因縁のあった[[ファラ・グリフォン]]と対峙。後に[[ゲンガオゾ]]に乗り換えた再戦時にて、新たな命を宿したマーベット共に撃墜する。その後、[[エンジェル・ハイロゥ]]攻防戦に参戦し、クロノクルの[[リグ・コンティオ]]やカテジナの[[ゴトラタン]]と激突。しかし、狂気に等しい憎悪を向けるカテジナは、水着姿の[[ネネカ隊]]による白兵戦だけでなく、鹵獲した[[ガンイージ]]までも使った騙し討ちまで仕掛け、それらによってウッソも本機で彼女に激怒する形でガンイージを撃墜するが、倒すまでには至らなかった。そして、[[フランチェスカ・オハラ]]、[[ユカ・マイラス]]、[[コニー・フランシス]]といった残るシュラク隊の面々がカテジナのゴトラタンによって殺害され、兄貴分であったオデロの[[ガンブラスター]]までもが撃墜されてしまう等、残酷な展開を経験するが、最後は支離滅裂な言動と共に狂気と殺意を剥き出しにするカテジナのゴトラタンによるメガ・ビームキャノンの攻撃をV2の光の翼で反射する形で撃退。エンジェル・ハイロゥのキールームに眠るシャクティを救出した。
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再び宇宙に上がった後は、真の[[ジン・ジャハナム]]であった父と再会。不器用ながらも親子の会話を果たすが、立場の違い故に逆に溝が深まってしまった。その後の戦いで[[ザンネック]]に搭乗するかつて地球で因縁のあった[[ファラ・グリフォン]]と対峙。後に[[ゲンガオゾ]]に乗り換えた再戦時にて、新たな命を宿していたマーベット共に撃墜する。その後、[[エンジェル・ハイロゥ]]攻防戦にも参戦し、クロノクルの[[リグ・コンティオ]]やカテジナの[[ゴトラタン]]と激突。しかし、狂気に等しい憎悪を向けるカテジナは、水着姿の[[ネネカ隊]]による白兵戦だけでなく、鹵獲した[[ガンイージ]]までも使った騙し討ちまで仕掛け、それらによってウッソも本機で彼女に激怒する形でガンイージを撃墜するが、倒すまでには至らなかった。そして、[[フランチェスカ・オハラ]]、[[ユカ・マイラス]]、[[コニー・フランシス]]といった残るシュラク隊の面々がカテジナのゴトラタンによって殺害され、兄貴分であったオデロの[[ガンブラスター]]までもが撃墜されてしまい、自身もカテジナのサイドの騙し討ちによって刃物で刺される等、残酷な展開を経験する。しかし、最後は支離滅裂な言動と共に狂気と殺意を剥き出しにするカテジナのゴトラタンによるメガ・ビームキャノンの攻撃をV2の光の翼で反射する形で撃退。エンジェル・ハイロゥのキールームに眠るシャクティを救出した。
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全てが終わった後、ウッソはシャクティや順調にお腹の子が育っているマーベット、ウォレンやスージィ、トマーシュといった共に戦って生き延びた子供達と共に、カサレリアでの暮らしに戻るのだった。
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全てが終わった後、ウッソはシャクティや順調にお腹の子が育っているマーベット、ウォレンやスージィ、トマーシュを始めとするスペースノイドの子供達といった共に戦って生き延びた仲間達と共に、カサレリアでの暮らしに戻るのだった。
    
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
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;[[シャクティ・カリン]]
 
;[[シャクティ・カリン]]
 
:幼馴染。当初はカサレリアに残っていたが、後に同行する。ウッソが戦うのは基本的に彼女と両親のためである。
 
:幼馴染。当初はカサレリアに残っていたが、後に同行する。ウッソが戦うのは基本的に彼女と両親のためである。
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;後に彼女がザンスカールの女王・マリアの娘であった事から様々な運命に翻弄されるが、最終的には救い出す事に成功し、共にカサレリアへと帰った。
 
;[[マーベット・フィンガーハット]]
 
;[[マーベット・フィンガーハット]]
:[[リガ・ミリティア]]のパイロット。彼女が負傷した事で、ウッソが[[Vガンダム]]に乗ることになった。大人の女性として強く慕っており、マーベットの結婚の際には嫉妬を見せた程。最後まで生き残った後は、ウッソと共にカサレリアで暮らす。
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:[[リガ・ミリティア]]のパイロット。彼女が負傷した事で、ウッソが[[Vガンダム]]に乗ることになった。大人の女性として強く慕っており、マーベットの結婚の際には嫉妬を見せた程。最後まで生き残った後は、お腹に宿ったオリファーとの子供を抱えながら、ウッソ達と共にカサレリアで暮らす。
 
;[[オデロ・ヘンリーク]]
 
;[[オデロ・ヘンリーク]]
 
:自宅に食糧泥棒に入る形で出会う事になった親友で兄貴分。後にウッソを助ける形でパイロットになるが、エンジェル・ハイロゥ攻防戦にて死別してしまう事になる。
 
:自宅に食糧泥棒に入る形で出会う事になった親友で兄貴分。後にウッソを助ける形でパイロットになるが、エンジェル・ハイロゥ攻防戦にて死別してしまう事になる。
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:自宅に食糧泥棒に入る形で出会う事になった仲間。バックアップとしてウッソを助ける。最後まで生き残った後は、ウッソと共にカサレリアで暮らす。
 
:自宅に食糧泥棒に入る形で出会う事になった仲間。バックアップとしてウッソを助ける。最後まで生き残った後は、ウッソと共にカサレリアで暮らす。
 
;[[ハロ]]
 
;[[ハロ]]
:父ハンゲルグが作った物で、良き相棒のような存在。ウッソを助けるシーンも多く、他作品のハロ以上に出番も活躍も多い。
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:父ハンゲルグが作った物で、良き相棒のような存在。ウッソを助けるシーンも多く、他作品のハロ以上に出番も活躍も多い。一度故障してしまった事もあるが、[[カミオン隊]]のレオニードによって修理してもらい、すぐに復帰している。
:これらを反映してかスパロボでは大抵ウッソのサブパイロットとなることが多いが、[[妖精]]などと違ってウッソがどんな[[MS]](または[[MA]])に乗り換えても守護霊のごとくついてくるため、アンソロジーなどでは常にウッソがハロを抱えていたり、'''ハロを背中に背負っていたり'''というネタが散見される。
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:これらを反映してかスパロボでは大抵ウッソのサブパイロットとなることが多いが、[[妖精]]などと違ってウッソがどんな[[MS]](または[[MA]])に乗り換えても守護霊のごとくついてくる為、アンソロジーなどでは常にウッソがハロを抱えていたり、'''ハロを背中に背負っていたり'''というネタが散見される。
 
;[[シュラク隊]]
 
;[[シュラク隊]]
 
:彼女たちからはマスコット的な扱いを受けると共に「守るべき存在」と見做されるが、最終的に全員と死別してしまった。
 
:彼女たちからはマスコット的な扱いを受けると共に「守るべき存在」と見做されるが、最終的に全員と死別してしまった。
 
;[[トマーシュ・マサリク]]
 
;[[トマーシュ・マサリク]]
:ウッソ、オデロと組む兄貴分。モビルスールのパイロットの中では最後までウッソと共に生き残り、戦後はウッソと共にカサレリアで暮らす。
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:ウッソ、オデロと組む兄貴分。モビルスーツのパイロットの中では最後までウッソと共に生き残り、戦後はウッソと共にカサレリアで暮らす。
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;[[カレル・マサリク]]、[[エリシャ・クランスキー]]、[[マルチナ・クランスキー]]
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:初めて宇宙に上がった際に、シノーペ級で出会ったスペースノイドの子供達。以降、彼(彼女)達もリガ・ミリティアの仲間として共に行動する事になった。
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:なお、エリシャとマルチナの姉妹には、ザンスカールから脱出した際に'''全裸姿を見られてしまう'''事になり(トマーシュも目撃して驚いている)、戦闘後にはその事をシャクティにもばらされてしまうやり取りがあった。
 
;[[ハンゲルグ・エヴィン]]
 
;[[ハンゲルグ・エヴィン]]
 
:父親。ウッソに戦闘教育を施した張本人。格闘技の他、自宅地下のシェルターにMSシミュレーターや各種マニュアルまで用意していた。
 
:父親。ウッソに戦闘教育を施した張本人。格闘技の他、自宅地下のシェルターにMSシミュレーターや各種マニュアルまで用意していた。
168行目: 172行目:  
;[[カテジナ・ルース]]
 
;[[カテジナ・ルース]]
 
:地方都市[[ウーイッグ]]在住の少女で、憧れの人(ちょっとストーカー気味に追いかけていた)……だったのだが、向こうからは少し疎ましく思われていた。
 
:地方都市[[ウーイッグ]]在住の少女で、憧れの人(ちょっとストーカー気味に追いかけていた)……だったのだが、向こうからは少し疎ましく思われていた。
:後にザンスカール帝国のパイロットに転向したため、敵として死闘を繰り広げる事になるのだが、必死に止めようとするウッソに対し、カテジナは逆に強烈なまでの殺意を抱く事になり、悪意のある策略をぶつけられるウッソにとって、トラウマに近い存在となっていく。
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:後にザンスカール帝国のパイロットに転向したため、敵として死闘を繰り広げる事になるのだが、必死に止めようとするウッソに対し、カテジナは逆に強烈なまでの殺意を抱く事になり、悪意のある策略をぶつけられるウッソにとってトラウマに近い存在となっていき、最終的に拒絶する。
 
;[[クロノクル・アシャー]]
 
;[[クロノクル・アシャー]]
 
:当初は[[シャア・アズナブル]]のような仮面の[[ライバル]]だったが、そちらよりもあまり活躍せずに死亡。結果的には、[[ジェリド・メサ]]に近い立ち位置のキャラになったと言える。
 
:当初は[[シャア・アズナブル]]のような仮面の[[ライバル]]だったが、そちらよりもあまり活躍せずに死亡。結果的には、[[ジェリド・メサ]]に近い立ち位置のキャラになったと言える。

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