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| ミュージカルスターを夢見て努力するジェミニだったが、後に合流した[[大河新次郎]]がめきめきとその頭角を現すのに対し、彼女を取り巻く状況は依然として変わらぬまま。田舎のテキサスとは正反対の紐育の生活に馴染めなかった事もあり、徐々に自信を亡くしていったジェミニはやがてホームシックに陥り、更に双子の姉である「ジェミニン」の存在を知り完全に自分を見失ってしまう。だが、大河やジェミニンとの対話を経て自分の全てを受け入れたジェミニは真の力に目覚め、仲間と共に紐育の危機を救う。紐育華撃団の一員として正式に認められ彼女は、同時にミュージカルスターとしての夢もついに叶えるのだった。 | | ミュージカルスターを夢見て努力するジェミニだったが、後に合流した[[大河新次郎]]がめきめきとその頭角を現すのに対し、彼女を取り巻く状況は依然として変わらぬまま。田舎のテキサスとは正反対の紐育の生活に馴染めなかった事もあり、徐々に自信を亡くしていったジェミニはやがてホームシックに陥り、更に双子の姉である「ジェミニン」の存在を知り完全に自分を見失ってしまう。だが、大河やジェミニンとの対話を経て自分の全てを受け入れたジェミニは真の力に目覚め、仲間と共に紐育の危機を救う。紐育華撃団の一員として正式に認められ彼女は、同時にミュージカルスターとしての夢もついに叶えるのだった。 |
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− | 師匠の影響から日本文化に憧れているが、その知識はどこか誤解をしている。また、何かにつけてダジャレを言ったりはたまた妄想にふけったりと砕けた印象を抱かせるが、根は至って真面目で疑うことを知らない純粋な心の持ち主。前述の通り、周囲の環境の違いやある事情から『V』本編とそれ以前を描いた『V-0』では性格が大きく異なる部分があり、前者では礼儀正しくどちらかというと控え目、後者ではかなり勝ち気な部分が目立っている。
| + | 師匠の影響から日本文化に憧れているが、その知識はどこか間違っている。また、何かにつけてダジャレを言ったりはたまた妄想にふけったりと砕けた印象を抱かせるが、根は至って真面目で疑うことを知らない純粋な心の持ち主。前述の通り、周囲の環境の違いやある事情から『V』本編とそれ以前を描いた『V-0』では性格が大きく異なる部分があり、前者では礼儀正しくどちらかというと控え目、後者ではかなり勝ち気な部分が目立っている。 |
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| ミフネから譲り受けた愛刀「レッド・サン」とミフネ流剣法、そして持ち前の霊力による豊富な技を得意とし、生身でも多数の人型蒸気をなぎ倒す実力を誇る。 | | ミフネから譲り受けた愛刀「レッド・サン」とミフネ流剣法、そして持ち前の霊力による豊富な技を得意とし、生身でも多数の人型蒸気をなぎ倒す実力を誇る。 |
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| ;蘭丸 | | ;蘭丸 |
| :ミフネの命を奪った因縁の敵。『PXZ2』でも戦う事になる。 | | :ミフネの命を奪った因縁の敵。『PXZ2』でも戦う事になる。 |
| + | ;髑髏坊 |
| + | :『PXZ2』では『サクラ』のメンバーの中で唯一以前から彼を知る者として戦う事になるが、実は『V』ではこの2人は面識がない(後述)。 |
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| ==名(迷)台詞== | | ==名(迷)台詞== |
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| ;「ボク……ラチェットさんや、サジータさんみたいになりたかっただけなのに……」<br/>「だから、貯金もして……街中でラリーに乗るのもやめて……なのに……なんでダメなの?」<br/>「えへへ……貯めてたお金、ムダになっちゃったや。」 | | ;「ボク……ラチェットさんや、サジータさんみたいになりたかっただけなのに……」<br/>「だから、貯金もして……街中でラリーに乗るのもやめて……なのに……なんでダメなの?」<br/>「えへへ……貯めてたお金、ムダになっちゃったや。」 |
| :『V』第4話2回目のフリー移動で五番街に近づくと強制発生するイベントにて。ケリーの店でずっと憧れていた服を買おうとするも、「当店の商品はお客様を選び、あなたはまだ相応しくない」と追い返された際の台詞。 | | :『V』第4話2回目のフリー移動で五番街に近づくと強制発生するイベントにて。ケリーの店でずっと憧れていた服を買おうとするも、「当店の商品はお客様を選び、あなたはまだ相応しくない」と追い返された際の台詞。 |
− | :ジェミニがホームシックに陥る1つの切っ掛けとなった。自信に満ち溢れた新しい自分になった事で無事に買う事が出来た他、最終話の最後の場面でもこの服を着ている等、ストーリー的にもかなり重要なイベント。 | + | :ジェミニがホームシックに陥る1つの切っ掛けとなり、後に自信に満ち溢れた新しい自分になった事で無事に買う事が出来た。また、最終話の最後の場面でもこの服を着ており、必須ではないがストーリー的にかなり重要なイベント。 |
| :因みに、大河に付き合ってもらった予行練習では'''「ちわっーす!買いに来ちゃいましたーっ!!」'''という挨拶を行っており、結局本番もこれで通している。 | | :因みに、大河に付き合ってもらった予行練習では'''「ちわっーす!買いに来ちゃいましたーっ!!」'''という挨拶を行っており、結局本番もこれで通している。 |
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| ;「ハッピーになること……それが最高の仇討ちだよ。ね……」 | | ;「ハッピーになること……それが最高の仇討ちだよ。ね……」 |
| :『V』にて、ミフネの仇打ちに固執していたジェミニンとの対話の際の台詞。 | | :『V』にて、ミフネの仇打ちに固執していたジェミニンとの対話の際の台詞。 |
− | :ハッピーとは、ミフネがアメリカに来て初めて覚えた言葉。生前の彼に「幸せがワシの仕事だ」と教えられていたジェミニは、自分の仕事はジェミニンと2人で「ハッピーになること」だと彼女を諭す。悲しい顔をしたミフネの姿しか知らなかったジェミニンは、この時初めて彼の笑顔を見て泣き崩れる。 | + | :「ハッピー」はミフネがアメリカに来て初めて覚えた言葉。生前の彼に「幸せがワシの仕事だ」と教えられていたジェミニは、自分の仕事はジェミニンと2人で「ハッピーになること」だと彼女を諭す。悲しい顔をしたミフネの姿しか知らなかったジェミニンは、この時初めて彼の笑顔を見て泣き崩れる。 |
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| ;「大事だっ!!みんながいるから、ボクは紐育にいるんだ!」<br/>「みんなが好きだ。みんなのことが好きな自分が好きだ!」<br/>「みんなといれば、ボクは自分を好きになれる!」<br/>「お姉ちゃんのことも……紐育のことも……すべてひっくるめてボクなんだ!!」<br/>「……お前はみんなを傷つけた。絶対に許さない……ボクたちの前に立つなーっ!!」 | | ;「大事だっ!!みんながいるから、ボクは紐育にいるんだ!」<br/>「みんなが好きだ。みんなのことが好きな自分が好きだ!」<br/>「みんなといれば、ボクは自分を好きになれる!」<br/>「お姉ちゃんのことも……紐育のことも……すべてひっくるめてボクなんだ!!」<br/>「……お前はみんなを傷つけた。絶対に許さない……ボクたちの前に立つなーっ!!」 |
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| ===外部出演=== | | ===外部出演=== |
| + | ;「あれが新次郎の叔父さん、大神一郎総司令?」 |
| + | :『PXZ』にて、大帝国劇場を襲う[[降魔]]と敵の軍勢の前に[[大神一郎]]と真宮寺さくらが現れた際の台詞。同作ではジェミニとエリカが一足先にプレイヤーのパーティに参加している。 |
| + | :ジェミニと大神は『君あるがため』の戦いで出会っており、『PXZ』における『サクラ』の時系列が『V』と『君あるがため』の間に位置付けられている事がこの発言から分かる。 |
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| + | ;「髑髏坊(どくろぼう)!?あの時、爆発したはずなのに!」 |
| + | :『PXZ2』にて、リトルリップ・シアターを襲う蘭丸の増援として髑髏坊が現れた際の台詞。何気ないが、原作の内容と大きく乖離した発言。 |
| + | :『V』で髑髏坊が紐育の街を襲撃し大河たちに撃退された当時、ジェミニは正式な隊員とは認められていなかった為その戦闘には参加しておらず、前述の通り『V』では互いに面識がない。 |
| + | :「髑髏坊について大河から話を聞いていたかその時の戦闘の記録を見た」という可能性もなくはないが、「あの時」という言葉から考えても「『PXZ』シリーズの設定では髑髏坊との戦いにジェミニも参加していた」と解釈するのが妥当だと思われる。 |
| + | :『PXZ2』のディレクターの森住惣一郎氏は「髑髏坊は『サクラ大戦V』をプレイしていて、絶対に出さなきゃダメだと思った」と発言している<ref>[https://www.famitsu.com/news/201511/10092665.html 『PROJECT X ZONE 2:BRAVE NEW WORLD』メーカーの垣根を越えた開発者クロストークインタビューを公開【第五回】(1/2)]、ファミ通.com(2015年11月10日)、2021年10月26日閲覧。</ref>。ただし、髑髏坊と面識がある大河は同作には登場せず、『V』の設定に忠実に沿うと『サクラ』の登場メンバーが誰も髑髏坊を知らないという事になり、ストーリーをスムーズに進行させる為のやむを得ない改変だったと考えられる。 |
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| ;「そうそう この2人以外にも たくさんの女の子に モテるから」<br/>「ロウニャクナンニョ?のスケコマシ?って言われてた気がする!」 | | ;「そうそう この2人以外にも たくさんの女の子に モテるから」<br/>「ロウニャクナンニョ?のスケコマシ?って言われてた気がする!」 |
− | :スマホアプリ『ぷよぷよ!!クエスト』でのサクラ大戦コラボイベントより。[[大神一郎]]について本人の前でこう説明する。「この2人」とはさくらとエリカのこと。大神からはそれは言い過ぎだと言われたが、ジェミニ本人は言葉の意味がよく分かっていないようなので、誰かが大神をそう評するのをジェミニが聞いたということになる。 | + | :スマホアプリ『ぷよぷよ!!クエスト』でのサクラ大戦コラボイベントより。大神について本人の前でこう説明する。「この2人」とはさくらとエリカのこと。大神からはそれは言い過ぎだと言われたが、ジェミニ本人は言葉の意味がよく分かっていないようなので、誰かが大神をそう評するのをジェミニが聞いたということになる。 |
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| == 搭乗機体 == | | == 搭乗機体 == |
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| == 余談 == | | == 余談 == |
| *概要の通り、ジェミニは紐育華撃団・星組に一番最後に入隊した隊員であり、'''『V』のメインヒロインでありながら全8話中6話までバトルパートにおける出番が存在しない。'''アドベンチャーパートでは最初から最後までちゃんと出番があるものの、「さくらと異なり田舎から都会へやってきたヒロインがハッキリとした挫折を味わう」という点を含め、その大胆な構成はファンの間で当時かなり話題になった。 | | *概要の通り、ジェミニは紐育華撃団・星組に一番最後に入隊した隊員であり、'''『V』のメインヒロインでありながら全8話中6話までバトルパートにおける出番が存在しない。'''アドベンチャーパートでは最初から最後までちゃんと出番があるものの、「さくらと異なり田舎から都会へやってきたヒロインがハッキリとした挫折を味わう」という点を含め、その大胆な構成はファンの間で当時かなり話題になった。 |
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| + | == 脚注 == |
| + | <references /> |
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